JP3809098B2 - 頁めくり装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ATM(自動預け払い機)、記帳機などのデータ処理装置において通帳に対して取引データを記録する際に頁めくりを行うための頁めくり装置、中でも、搬送ローラの軸上にめくりローラを設けた構成の頁めくり装置、すなわち、搬送ローラと共通の軸上に設けためくりローラを回転させて、そのめくりローラに接触している頁を膨らませ、かつ、めくりローラの上側に跳ね上げさせた後、搬送ローラにより通帳をその綴じ目がめくりローラの下側を通過する方向に搬送することにより、頁めくりが完了するようにした頁めくり装置に関する。
本明細書においては、通帳の用語は綴じ目を有する通帳を意味するが、通帳以外の媒体(冊子)をも含めて用いる。
【0002】
【従来の技術】
図12は、特開2000-127653 号公報に開示された、搬送ローラの軸上にめくりローラを設けた構成の頁めくり装置の正めくり動作の過程を示す説明図である。図13は送りローラとめくりローラ、搬送ローラ駆動系統とめくりローラ駆動系統、押えローラ昇降機構とめくりローラ押え機構の配置関係を示す概念図、図14は図12のY−Y線に沿った一部省略断面図である。
【0003】
図12,13において、fr1,fr2,fr3とpr1,pr2,pr3は、通帳Nを搬送するための搬送ローラCR1,CR2,CR3を構成する送りローラと押えローラである。送りローラfr1,fr2,fr3は、搬送面の上側に配置されて、搬送モータM1からベルト等の伝動部材101及びテンションプーリ102を介して回転力を与えられるように、搬送ローラ駆動系統が構成されている。また、押えローラpr1,pr2,pr3は、搬送面の下側に各送りローラに対向して配置され、支点103に揺動自在に取付けられたアーム104の先端に支軸105が支持され、そのアームの他端部に備えられたバネ106により常時送りローラ方向に付勢されている。
【0004】
一つの送りローラfr2を固着した回転軸107上に回転自在に嵌装されたスリーブ108にめくりローラtrが固着され、そのスリーブ108の外周に固着された第1プーリ109ともう一つの回転軸110上に固着した第2プーリ111との間に第1伝動ベルト112を巻回し、回転軸110上に固着した第3プーリ113とめくりモータM2の回転軸に固着された第4プーリ114との間に第2伝動ベルト115を巻回して、めくりモータM2の回転力をめくりローラtrに与えるように、めくりローラ駆動系統が構成されている。
【0005】
さらに、めくりローラtrが設けられた送りローラfr2に対応する押えローラpr2は、アーム104にソレノイド116のプランジャを枢着することにより、押えローラ昇降機構が構成され、加えて、めくりローラtrの下方の搬送面よりも下側にめくり動作が行われる間、通帳をめくりローラtrの方向に押付ける押付け部材117が備えられ、その押付け部材をカムと揺動レバーの組み合わせ、その他の押付け部材昇降機構が設けられている。
【0006】
上記のような頁めくり装置は、送りローラfr2が固着された1本の回転軸にめくりモータM2により送りローラfr2から独立して回転されるめくりローラtrを設け、その同じめくりローラを正転又は逆転することにより、正めくり(頁数が増える方向のめくり)も逆めくり(頁数が減る方向のめくり)もできるため、一つの送りローラに関して通帳吸引方向と通帳排出方向に隣接する2組の送りローラの間に、それぞれ正めくりローラと逆めくりローラを配置する旧来の頁めくり装置に比し、通帳処理装置の頁めくりのための通帳搬送路の延長量を最小限に抑えることができるとともに、めくりモータM2からめくりローラtrまでの動力伝達機構の構成が単純化される利点があること評価されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、搬送ローラの軸上にめくりローラを設けた頁めくり装置においては、頁めくり動作を行う時は、送りローラfr2の回転を止めるとともに、押えローラpr2はめくりローラtrによる通帳の最上位頁の移動を妨げないように送りローラから離間させ、かつ、めくりローラから最上位頁にめくり力が確実に加わるようにするため、通帳を搬送面の下側からめくりローラ方向に押付ける押付けローラその他の押付け部材117が設けられ、また、最上位頁を跳ね上げさせた後、その通帳を搬送する時は、押付け部材117を通帳の搬送を妨げないように下方に移動させるとともに、押えローラpr2を送りローラfr2方向に近接させる必要がある。
【0008】
換言すると、通帳搬送機構のほかに、押えローラpr2を送りローラfr2に対して昇降させる機構と、押付け部材117をめくりローラtrに対して昇降させる機構とを備え、しかも、押えローラ昇降機構と押付け部材昇降機構は互いに反対方向の動作、すなわち、一方が上昇動作をする時は他方が下降動作を、一方が下降動作をする時は他方が上昇動作をさせる必要があった。従って、構成が複雑で部品組み立てが容易でなく、また、各機構の制御ソフトウェアの設計も複雑困難であった。
【0009】
さらに、搬送ローラと共通の軸上にめくりローラを設けた構造の頁めくり装置においては、めくりローラと同軸上に設けられている送りローラと隣接する送りローラとの間の間隙を、めくりローラがめくり動作をする時はめくりローラに接触する最上位頁の膨らみ・跳ね上げを可能にするため開放し、めくりローラがめくり動作をしない時は通帳の搬送を円滑にするため遮蔽するガイド118が設けられる。このガイドは、めくり動作をする時は間隙開放位置に、めくり動作をしない時は間隙遮蔽位置に移動される必要があるが、従来は、例えばカムとレバーとリンク等の組み合わせからなる連動機構によりめくりローラ押付け部材117と連動するように取付けられていたので、その構成が複雑であるため、取付けが容易でなく、保守点検にも手間が掛かるという問題があった。
【0010】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、頁めくり装置の構成及び制御を簡素化することを第一の課題としている。
本発明の第二の課題は、頁めくり装置のガイド及びガイド開閉機構の構成を簡素化することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第一の課題を解決するため、請求項1の発明に係る頁めくり装置は、めくりモータにより回転されるめくりローラの回転軸上に従動ローラを設けるとともに、支軸に揺動自在に支持されたアームの自由端に前記従動ローラに対向する送りローラを設け、前記アームと前記支軸の間に前記送りローラを前記従動ローラに接近させる方向に前記アームを付勢する付勢手段を備え、前記アームに前記めくりローラに対向する通帳押付け部材を設け、前記支軸を所定方向に回転させる押上モータを備えてなり、通帳搬送時は、前記押上モータが第一の所定回転角度まで回転されて、前記支軸、付勢手段及びアームを介して前記送りローラが前記従動ローラとの間の通帳に搬送力を与える強さで前記従動ローラに押圧され、頁めくり動作時は、前記押上モータが第二の所定回転角度まで回転されて、前記支軸、付勢手段及びアームを介して前記送りローラが前記従動ローラから離間され、又は前記送りローラの前記従動ローラに対する押圧力が弱められ、かつ、前記通帳押付け部材が前記通帳を回転される前記めくりローラのめくり部材に押付けることを特徴としている。
上記構成により、めくりモータによりめくりローラがホームポジションに保持されている状態では、めくり部材は搬送面から離れた位置にある。また、ホームポジションにある支軸が押し上げモータにより所定角度まで回転されると、第一の付勢手段及びアームを介して送りローラが従動ローラ方向に付勢される。押し上げモータの回転量制御により、すなわち支軸の回転量の設定により、送りローラの従動ローラに対する押圧力及び押付け部材の通帳に対する押圧力が調節可能である。
従って、めくり動作を行う時と通帳搬送動作を行う時とで、押し上げモータの異なった回転量制御が行われる。また、アームを第一の付勢手段により付勢してあるので、めくり動作時又は通帳搬送時のいずれにおいても、頁数や腰の強さなどが異なる各種の通帳に対応することができる。しかも、送りローラ及び押付け部材の押圧力は、通帳の違いに対して部材による対応ではなく、ソフトウェアの設定値のみで対応が可能である。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、搬送モータの回転力を送りローラに与える伝動手段を、搬送モータの回転力を与えられる第一の歯車と、前記アームの支軸上に回転自在に備えられ、前記第一の歯車に噛合されている第二の歯車と、前記アームの送りローラが固着されている回転軸上に固着され、前記第二の歯車に噛合されている第三の歯車とで構成したことを特徴としている。
上記構成により、回動されるアームに送りローラを取付けることにより、送りローラが搬送される通帳の厚さや腰の強さに応じて柔軟に移動する際にアームが揺動しても、搬送モータからの動力伝達を確実に確実に行うことができる。
【0013】
上記第二の課題を解決するため、請求項3の発明は、請求項1又は2の頁めくり装置において、前記めくりローラから遠い側に設けられた第一の支点を中心に回動自在に支持され、かつ、一方向に回動された時は前記めくりローラに隣接する搬送ローラとの間の搬送面を上方に開放し、他方向に回動された時は前記搬送面を遮蔽するガイドを設けるとともに、前記ガイドの長手方向端部に形成された水平部分と傾斜部分とからなるほぼヘ字形のカム溝と、第二の支点を中心に回動自在に支持され、前記カム溝に摺動自在に嵌合されたコロを有するリンクと、前記押し上げモータにより回転されるカムと、前記リンクに前記第二の支点から離れた位置に設けられ、前記カムに当接されているカムフォロワとからなるガイド開閉機構を有し、頁めくり動作時に前記押し上げモータが第1の所定角度まで回転される際は、前記アームの回動と連動して前記カム及びカムフォロワを介して前記リンクが回動されるに連れて前記コロが前記カム溝の水平部分に沿って摺動して前記ガイドが開放位置まで回動されるとともに、前記コロは前記カム溝の傾斜部分に臨み、めくり動作終了時に前記押し上げモータが第2の所定角度まで回転される際は前記アームの回動と連動して前記リンクが初期位置に復帰されるとともに、前記コロが前記カム溝の水平部分の終端に向けて移動して開放位置にある前記ガイドが遮蔽位置に回動復帰されることを特徴としている。
上記構成により、押し上げモータが第2の所定角度まで回転された時は、支軸及び第一の付勢手段によりアームが回動され、上昇位置に保持されて送りローラは最も大きい押圧力で従動ローラを弾力的に押圧する。また、カム及びカムフォロワを介してリンクが回動され、コロはカム溝の水平部分に嵌合されているため、ガイドは搬送面を遮蔽する位置に保持される。従って、通帳は円滑に搬送されることができる。
押し上げモータが第1の所定角度まで回転されると、支軸と第一の付勢手段を介してアームが回動され、送りローラは従動ローラから離間されるか、又は従動ローラに対する押圧力が弱められる。また、カム及びカムフォロワを介してリンクが回動してコロはカム溝の水平部分から傾斜部分に臨む位置まで移動するので、その間にガイドは搬送面を上方に開放し、かつ、通帳のめくられる頁を押えつつ、その頁から力を受けると、さらに上方に開く。従って、膨らんだ頁はめくり部材から離脱することなく、確実にめくりローラの上方に跳ね上がる。押し上げモータが第2の所定角度まで転されると、カム及びカムフォロワを介してリンクは当初の位置に回動され、ガイドは再び遮蔽位置に復帰される。
【0014】
請求項4の発明は、請求項3の頁めくり装置において、前記ガイドはめくりローラの前後に一対設けられ、水平部分と傾斜部分からなるほぼへ字形のカム溝は各ガイドの長手方向端部に設けられ、ガイドのカム溝に摺動自在に嵌合されたコロを一端部に有し、かつ支点から離れた位置にカムフォロワを有するリンクは、各ガイドに対応して備えられるとともに、互いに連動して回動するように連結部材により連結され、前記少なくとも一方のリンクを前記各カムフォロワが前記カムの周面に常に接触される方向に付勢する第二の付勢手段が設けられており、めくり動作時に前記押し上げモータが第1の所定角度まで回転される際は、前記アームの回動と連動して前記カム及びカムフォロワを介して前記一対のリンクが第二の付勢手段に抗して回動されるに連れて、前記コロの前記カム溝内の摺動により前記一対のガイドが所要角度まで同時に開放され、めくり動作終了時に前記押し上げモータが第2の所定角度まで回転された時は、前記アームの回動と連動して前記両リンクが第二の付勢手段により当初位置まで逆方向に回動されて、前記ガイドが同時に遮蔽位置に復帰されることを特徴としている。
上記構成により、通帳搬送時は、押し上げモータは第2の所定角度まで回転されて保持されており、アームは上昇位置に保持されて送りローラが従動ローラを第一の付勢手段により弾力的に押圧している。また、カム及びカムフォロワを介して一対のリンクは第二の付勢手段により一方向に付勢されて保持されるため、各リンクのコロはカム溝の水平部分に嵌合されて、両ガイドは遮蔽位置に保持される。
めくり動作時は押し上げモータが第1の所定角度まで回転され、アームが下降位置まで回動されて、送りローラは従動ローラから離間され、又は送りローラの従動ローラに対する押圧力が弱められ、かつ、押付け部材は所定位置に保持される。また、カム及びカムフォロワを介して一対のリンクが回動され、各コロはカム溝の水平部分から傾斜部分に臨む位置まで移動し、その間に両ガイドは開放位置に回動される。従って、めくり領域に対応する一方のカイドは通帳のめくられる頁を押えつつ、その頁から力を受けると、さらに上方に開く。従って、膨らんだ頁はめくり部材から離脱することなく確実にめくりローラの上方に跳ね上がる。押し上げモータが第2の所定角度まで回転されると、一対のリンクは第二の付勢手段により当初の位置に復帰されるので、両ガイドは同時に遮蔽位置に復帰する。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図1ないし図11の図面に基づいて説明する。
図1は請求項1の発明の一実施形態の要部を抽出して示す側面図であり、図2は同じく平面図、図3は図1の要部を図1の左側から見た一部破断背面図、図4は図3の底面図、図5はアームの昇降機構の作用説明図である。
図6ないし図8はガイド開閉機構の一例を示す側面図であって、図6はガイドが遮蔽位置に存在する時の状態を示し、図7は同じくガイドが開放位置に移動された時の状態を示し、図8はガイドの最大開放状態を示す。
図9は頁めくり動作とガイドの開閉動作の関係を示す説明図、図10は本発明の実施の形態による正めくり動作を行う場合の動作フロー図、図11は同じく正めくり動作時のタイムチャートである。
【0016】
本発明による頁めくり装置においては、頁めくり動作に関わる搬送ローラCR2以外の搬送ローラCR1,CR3は、従来と同様に、すなわち、図13の左右両側の搬送ローラと同様に、送りローラfr1,fr3が定位置に設けられた回転軸に固着され、各送りローラに対設される押えローラpr1,pr3は、それぞれ揺動自在のアーム1に回転自在に支持され、バネ2などを介して送りローラfr1,fr3方向に常に付勢されている。
なお、図2には、押えローラpr1を送りローラfr1に付勢する付勢手段として、支持部材103´により支持されたトーションバー106´により押えローラpr1の支軸105を押下するように構成した例が示されている。
【0017】
これに対して、頁めくり動作に関わる搬送ローラCR2は、従動ローラdrと送りローラfrで構成されていて、一方の従動ローラdrはフレーム3a,3bの定位置に設けられた回転軸4上にEリング等の位置決め部材5を介して回転自在に支持されている。そして、回転軸4には、単数又は複数のめくりローラtrが固着されている。めくりローラtrは従動ローラdrよりも径が僅かに小さなローラの外周に摩擦係数の大きい材料で作られた、従動ローラdrよりも高く突出するめくり部材6を設けてなるものである。めくりローラtrの回転軸4には、プーリ7、ベルト8、プーリ9などの伝動手段を介してめくりモータM2から回転力が与えられるようになっている。
【0018】
めくりローラtrの回転角度を制御するため、一例として、回転軸4にスリット板10が固着され、フレーム3bにそのスリット板のスリットを検出するためのセンサ11が取付けられている。センサ11の出力信号は制御部にめくりモータM2の回転角度制御のために与えられる。回転角度の検出手段及びめくりモータM2の制御方法には、周知の方法が用いられているので、詳細な説明は省略する。
【0019】
他方、送りローラfrは、フレーム3a,3bの定位置に支軸12を介して回転自在に支持されたアーム13の端部においてそのアームを横方向に貫通する回転軸14に、各従動ローラdrに対応する位置において固着されている。回転軸14の一端部にはアームの外側において第1歯車g1が固着され、その第1歯車g1は一方のフレーム3a(又は3b)の外側において支軸12の端部に回転自在に支持された第2歯車g2と噛合されている。第2歯車g2にはフレーム3a,3bに支持された支軸15に固着された第3歯車g3が噛合されている。支軸15に固着されたプーリ16と搬送モータM1の回転軸に固着されたプーリ17との間に伝動ベルト18が巻回されている。こうして、上記相互に噛合する歯車g3,g2,g1により搬送モータM1の回転力を送りローラfrに伝達する伝動手段の一部が構成されている。
【0020】
搬送ータM1の回転力を送りローラfrに伝達する伝動手段を上記のように常に噛合する歯車g3,g2,g1で構成した場合は、アーム13が支軸12回りに回動されてどのような角度状態にあっても、送りローラfrには搬送モータM1から搬送力が確実に与えられる利点がある。
【0021】
支軸12にはブラケット19が固着されており、そのブラケットの先端とアーム13の送りローラfrから遠い側の端部との間に第一の付勢手段であるコイルバネ20を張設することにより、アーム13は図1において支軸12を中心として時計方向に、すなわち、送りローラfrを従動ローラdrに接近させる方向にに常に付勢されている。
【0022】
アーム13にはまた、各めくりローラtrに対応する位置に、送りローラfrの径よりもわずかに小さい径の円弧に沿って延びる押付け部材13aが設けられている。押付け部材13aは、後述されるように、めくり動作時にめくりローラtrが回転される際にめくり部材6が搬送面に接近した時、通帳をそのめくり部材に押し付けるためのものである。図示の例では、押付け部材13aは、アーム13と一体に成形されているが、これに代えて、別体に形成したものをアームに一体的に結合しても良い。
【0023】
通帳を搬送する時は、アーム13を所定方向、図1においては時計方向に所定角度回動し、送りローラfrを従動ローラdrに適度の圧力で押圧させる必要があり、また、所定のめくり位置まで搬送され停止された通帳に対してめくりモータM2によりめくりローラtrを回転させて頁めくり動作をする間は、めくりローラによる通帳の最上位頁の移動を容易にするため送りローラfrを従動ローラdrから離間させ(又は送りローラと従動ローラによる通帳挟持力を弱め)、かつ、めくりローラtrの回転によりめくり部材6が搬送面に接近した時に通帳を押付け部材13aに向けて適度の圧力で押し上げて通帳の最上位頁に十分なめくり力が加わることができる位置まで、アーム13を所定方向、図1においては時計方向に所定角度回動させることが望ましい。そこで、本発明の実施の形態では、アーム13を所定角度回動させる機構、すなわち、アーム昇降機構が設けられている。
【0024】
アーム昇降機構は、次のように構成されている。ブラケット19の端部に一方のフレーム3bに向かって水平方向に伸びる被検知部材21が設けられ、アーム13が初期位置(ホームポジション)に存在する時に被検知部材21を検知するセンサ22がフレーム3bに取付けられている。すなわち、被検知部材21とセンサ22によりアームのホームポジションを検出する手段が構成されている。図示の例では、送りローラfrが図1に示すように従動ローラdrから離間されている時のアーム13の位置がホームポジションとされている。
【0025】
上記アーム昇降機構は、また、押し上げモータM3から支軸12に回転力が与えられるように構成されている。さらに詳述すると、支軸12に一例としてフレーム3bの外側において歯車g4が固着され、この歯車g4と、この歯車に順次噛合する複数の歯車g5,g6とからなる減速部が構成され、減速部の終端の歯車g6にフレーム3bに取付けられた押し上げモータM3の回転軸23からプーリ24a、ベルト24b、プーリ24c等の伝動手段24を介して回転力を与えられる回転軸25上に固着された歯車g7が噛合されて、押し上げモータM3から支軸12に回転力が与えられるようになっている。
【0026】
そして、押し上げモータM3が図示を省略した制御部から所定数の駆動パルスが与えられて回転すると、減速部g4〜g7を介して支軸12が所定角度回動される。
【0027】
上記アーム昇降機構の作用を図5を用いて説明する。
アーム回動モータM3がホームポジションにある場合は、支軸12及びブラケット19は、同図(a)に示す角度に保持されて、コイルバネ20に支持されている。アーム13は図5(a)に示すようにほぼ水平状態にあり、送りローラfrは従動ローラdrから離間されている。
【0028】
図1及び図5(a)において支軸12に時計方向に回転力を与えられると、図5(b)及び(c)に示すように、ブラケット19及びコイルバネ20を介してアーム13が回動されて、送りローラfrが従動ローラdrに接近され、押圧される。この場合のアームの回動角度及び送りローラfrの従動ローラdrに対する押圧力は、支軸12の回転角度によって決定される。
【0029】
通帳搬送時は前記押圧力が最も大きく、めくり動作時は前記押圧力は小さいことが必要である。そこで、支軸12を回転させる押し上げモータM3の回転角度は、通帳搬送時は、ホームポジションからの回転角度が大きい第1の所定角度に設定され、めくり動作時はホームポジションからの回転角度が搬送時よりも小さい第2の所定角度に設定されている。
【0030】
図5(a)の状態において支軸12が時計方向に第2の所定角度まで回転された時は、コイルバネ20で付勢されているアーム13が追従して回転する。同図(b)は送りローラfrが丁度従動ローラdrに接触した状態を示している。コイルバネ20によりローラtr,fr間には多少のニップ力が働くが、ここに通帳が搬送されてくると、送りローラfrを介してアーム13が反時計方向に逃げる。
【0031】
支軸12が図5(b)の状態からさらに所定角度まで回転されると、同図(c)に示すようにアーム13はそのままの位置に保持されるが、ブラケット19が回転してコイルバネ20が延びる結果、ローラfr,tr間のニップ力が大きくなる。
【0032】
このように、上記アーム昇降機構は、押し上げモータM3の回転角度の量により、めくり時の通帳押し上げ力及び搬送時のニップ力を任意に設定することができる。そして、通帳の紙質や頁数等の違いに対して部材により対応するのではなく、押し上げモータM3を制御するソフトウェアの設定のみによって対応することができる。
【0033】
図4及び図5に示すように、回転軸25にはカム26が固着されている。フレーム3bに関してカム26と同一側において、図5に示すように、送りローラfrとその前後の送りローラfr1,fr3の中間に設けられた支点27a,27bにより一対のリンク28a,28bが揺動自在に支持されている。各リンクは上方端部に回転自在のコロ29a,29bを有し、また、互いに対向する突出部30a,30bの一方に設けられた軸31を他方に形成された長孔32に挿通させて、一方のリンク28aが揺動されると他方のリンク28bがこれに連動して揺動されるように連携されている。
【0034】
一方のリンク28aには、支点7aから離れた位置にカムフォロワ33が設けてあり、そのカムフォロワはフレーム3a又は3bと一対のリンクのいずれか一方28bの間に張設された第二の付勢手段であるコイルバネ34により常にカム26の周面に接触するように付勢されている。
【0035】
また、図6に示すように、めくりローラtrの前後には、めくりローラから遠い側において搬送面の上方に設けられた支軸35a,35bにより既知のガイド36a,36bが回動自在に支持されている。このガイドは、図6に示すように搬送面上方を遮蔽する位置に水平状態で維持された時は、めくりローラtrとその前後の押えローラpr1,pr3との間の搬送面の上側において、搬送される通帳を円滑に案内し、図7に示すように上方に回動されてめくりローラtrの前後付近の搬送面を上方に開放する時は、通帳のめくりローラtrからめくり力を与えられる再上位頁の膨らみ及び跳ね上がりを許容するものである。
【0036】
各ガイド36a,36bの幅方向の少なくとも一端部にカム溝37a,37bが形成されていて、そのカム溝に前記コロ29a,29bが摺動自在に嵌合されている。カム溝37a,37bはいずれも水平部分と傾斜部分とを有してほぼヘ字形に形成されていて、左右のガイドとカム溝は左右対称形を成している。
このため、押し上げモータM3が図6において反時計方向に回転される時は、カム26及びカムフォロワ33によりリンク28aは反時計方向に、リンク28bは時計方向にそれぞれ回動するため、図7に示すようにコロ29a,29bがカム溝37a,37bの水平部分の端部からそれぞれカム溝の中間部方向に移動し、これに伴い各ガイド36a,36bは支点35a,35bを中心に回動されて、図7に示すようにガイド36a,36bは同時に開放される。この時、図7に示すようにコロ29a,29bはカム溝37a,37bの今は支点35a,35bを中心とする円弧上に存在する傾斜部分の上端部に位置される。従って、ガイド36a,36bは自由になり、後述されるようにめくりローラtrによるめくり動作の際にめくり部材6により膨らまされる頁に対して適度の荷重を加えて、その頁の先端がめくり部材6からの早すぎる離脱を防止できるようになっている。また、その頁がめくり部材から引続き与えられるめくり力により膨らむに連れて、ガイド36a,36bはめくられる頁の腰の強さに応じて図8に示す最大角度まで開放することができる。
【0037】
めくり動作の完了に伴い、カム26が図8に示された回転角度の状態において押し上げモータM3が時計方向に所定角度まで回転された時は、カムフォロワ33はカム26の谷部に対応するため、コイルバネ34の引っ張り力により一対のリンク28a,28b及びガイド36a,36bは図7の状態を経て図6に示す状態に戻る。そして、コロ29a,29bはカム溝37a,37bの水平部分の端部に嵌合した状態に保持される。従って、搬送される通帳からガイド36a,36bに上向きの力が加わることがあっても、ガイド36a,36bは遮蔽位置に保持されるので、通帳は安定して搬送されることができる。
【0038】
上記カム26、カムフォロワ33、一対のリンク28a,28b、各コロ29a,29b、第二の付勢手段34、及びカム溝37a,37bは、めくり動作時には上記ガイドを所定角度まで開放させ、めくり動作終了時には同ガイドを初期の位置まで遮蔽させるガイド開閉機構の一例を構成している。
【0039】
上記搬送ローラCR1,CR2,CR3による通帳Nの搬送動作、アーム昇降機構による送りローラfr及び押付け部材13a並びにガイド36a,36bの昇降動作、及びめくりローラtrによる頁めくり動作の各過程は、図9に示す通りとなる。同図において(a)は通帳吸入動作、(b)はめくり動作(膨らませ及び跳ね上げ)、(c)はめくり完了動作(搬送・反転)である。
【0040】
この頁めくり装置は、通帳の搬送方向及び停止位置、並びにめくりローラの回転方向の制御により、通帳の中紙の正めくりと逆めくりの両方を行うことができる。正めくり動作の場合の動作フローとタイムチャートの一例を図10及び図11に示して、詳細な説明を割愛する。図11の▲1▼〜▲9▼のタイミングは図10の▲1▼〜▲9▼のそれぞれに対応する。また、逆めくり動作態様は、正めくり動作とほぼ対称的であり、図10及び図11から類推可能であるので、図示及び説明を省略する。
【0041】
上述した実施の形態におけるガイド開閉機構は、連動するリンクを介して両ガイドを同時に開閉させるように構成されているので、その構造及び制御が非常に簡素化される利点がある。
しかし、本発明は、上記ガイドの同時開閉に限らず、めくりローラtrによる正めくり動作と逆めくり動作に対応して、二つのガイド36a,36bをそれぞれ片側ずつ開閉されるように構成することもできる。その場合は、軸25に二つのカム26を備えるとともに、独立のリンク28a,28bに備えたカムフォロワ33をそれぞれのカム26に当接させれば良い。
【0042】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明によれば、頁めくり装置を、めくりローラと、そのめくりローラの回転軸上に回転自在に備えられた従動ローラと、前記回転軸をめくり動作の際に所定方向に所定角度回転させるためのめくりモータと、通帳搬送面に関してめくりローラ及び従動ローラと反対側に支軸を中心として回動自在に備えられたアームと、そのアームに前記従動ローラに対向する位置に設けられ、搬送モータの回転力を与えられる送りローラと、前記アームに前記めくりローラに対向する位置において設けられ、前記搬送面上の通帳を前記めくりローラに押付けるための押付け部材と、前記アームを前記支軸に対して前記送りローラを前記従動ローラに接近させる方向に常に付勢する第一の付勢手段と、前記アームの支軸に所定角度の回転力を加えて回動させる押し上げモータとを有する構成としたので、頁めくり装置の構成及び制御を簡素化することができる。
【0043】
請求項2の発明によれば、請求項1における搬送力伝動手段を、搬送モータの回転力を与えられる第一の歯車と、前記アームの支軸上に回転自在に備えられ、第一の歯車に噛合されている第二の歯車と、前記アームの送りローラが固着されている回転軸上に固着され、第二の歯車に噛合されている第三の歯車とで構成したので、送りローラが搬送される通帳の厚さや腰の強さに応じて柔軟に移動する際にアームが揺動しても、搬送モータからの動力伝達を確実に確実に行うことができる。
【0044】
請求項3の発明によれば、頁めくり装置のガイド開閉機構の構成及び制御が著しく簡素化される。
【0045】
請求項4の発明によれば、ガイド開閉機構の制御がさらに簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施形態の要部を抽出して示す側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】図1の要部を図1の左側から見た一部破断背面図
【図4】図3の底面図。
【図5】アーム昇降機構の動作説明図。
【図6】ガイド開閉機構の構成及びガイドが遮蔽位置にある時の状態を示す側面図。
【図7】同じくガイドが開放位置に移動された時の状態を示す側面図。
【図8】ガイドの最大開放状態を示す側面図。
【図9】頁めくり動作とガイドの開閉動作の関係を示す説明図。
【図10】本発明の実施の形態による正めくり動作を行う場合の動作フロー図。
【図11】同動作時のタイムチャート。
【図12】従来のめくり装置の構成及びめくり動作の過程を示す説明図。
【図13】同じく従来装置の送りローラとめくりローラ、搬送ローラ駆動系統とめくりローラ駆動系統、押えローラ昇降機構とめくりローラ押え機構の配置関係を示す概念図。
【図14】図12のY−Y線に沿った一部省略断面図である。
【符号の説明】
M1 搬送モータ
M2 めくりモータ
M3 押し上げモータ
4 回転軸
12 支軸
13 アーム
14 回転軸
fr 送りローラ
dr 従動ローラ
tr めくりローラ
6 めくり部材
20 コイルバネ(第一の付勢手段)
26 カム
28a,28b リンク
29a,29b コロ
33 カムフォロワ
34 コイルバネ(第二の付勢手段)
37a,37b カム溝

Claims (4)

  1. めくりモータにより回転されるめくりローラの回転軸上に従動ローラを設けるとともに、支軸に揺動自在に支持されたアームの自由端に前記従動ローラに対向する送りローラを設け、前記アームと前記支軸の間に前記送りローラを前記従動ローラに接近させる方向に前記アームを付勢する付勢手段を備え、前記アームに前記めくりローラに対向する通帳押付け部材を設け、前記支軸を所定方向に回転させる押し上げモータを備えてなり、通帳搬送時は、前記押し上げモータが第一の所定回転角度まで回転されて、前記支軸、付勢手段及びアームを介して前記送りローラが前記従動ローラとの間の通帳に搬送力を与える強さで前記従動ローラに押圧され、頁めくり動作時は、前記押し上げモータが第二の所定回転角度まで回転されて、前記支軸、付勢手段及びアームを介して前記送りローラが前記従動ローラから離間され、又は前記送りローラの前記従動ローラに対する押圧力が弱められ、かつ、前記通帳押付け部材が前記通帳を回転される前記めくりローラのめくり部材に押付けることを特徴とする頁めくり装置。
  2. 請求項1の頁めくり装置において、搬送モータの回転力を送りローラに与える伝動手段は、搬送モータの回転力を与えられる第一の歯車と、前記アームの支軸上に回転自在に備えられ、前記第一の歯車に噛合されている第二の歯車と、前記アームの送りローラが固着されている回転軸上に固着され、前記第二の歯車に噛合されている第三の歯車からなることを特徴とする頁めくり装置。
  3. 請求項1又は請求項2の頁めくり装置において、前記めくりローラから遠い側に設けられた第一の支点を中心に回動自在に支持され、かつ、一方向に回動された時は前記めくりローラに隣接する搬送ローラとの間の搬送面を上方に開放し、他方向に回動された時は前記搬送面を遮蔽するガイドを設けるとともに、前記ガイドの長手方向端部に形成された水平部分と傾斜部分とからなるほぼヘ字形のカム溝と、第二の支点を中心に回動自在に支持され、前記カム溝に摺動自在に嵌合されたコロを有するリンクと、前記押し上げモータにより回転されるカムと、前記リンクに前記第二の支点から離れた位置に設けられ、前記カムに当接されているカムフォロワとからなるガイド開閉機構を有し、頁めくり動作時に前記押し上げモータが第1の所定角度まで回転される際は、前記アームの回動と連動して前記カム及びカムフォロワを介して前記リンクが回動されるに連れて前記コロが前記カム溝の水平部分に沿って摺動して前記ガイドが所要角度の開放位置まで回動されるとともに、前記コロは前記カム溝の傾斜部分に臨み、めくり動作終了時に前記押し上げモータが第2の所定角度まで回転される際は前記アームの回動と連動して前記リンクが初期位置に復帰されるとともに、前記コロが前記カム溝の水平部分の終端に向けて移動して開放位置にある前記ガイドが遮蔽位置に回動復帰されることを特徴とする頁めくり装置。
  4. 請求項3の頁めくり装置において、前記ガイドはめくりローラの前後に一対設けられ、水平部分と傾斜部分からなるほぼへ字形のカム溝は各ガイドの長手方向端部に設けられ、ガイドのカム溝に摺動自在に嵌合されたコロを一端部に有し、かつ支点から離れた位置にカムフォロワを有するリンクは、各ガイドに対応して備えられるとともに、互いに連動して回動するように連結部材により連結され、前記少なくとも一方のリンクを前記各カムフォロワが前記カムの周面に常に接触される方向に付勢する第二の付勢手段が設けられており、めくり動作時に前記押し上げモータが第1の所定角度まで回転される際は、前記アームの回動と連動して前記カム及びカムフォロワを介して前記一対のリンクが第二の付勢手段に抗して回動されるに連れて、前記コロの前記カム溝内の摺動により前記一対のガイドが所要角度まで同時に開放され、めくり動作終了時に前記押し上げモータが第2の所定角度まで回転された時は、前記アームの回動と連動して前記両リンクが第二の付勢手段により当初位置まで逆方向に回動されて、前記ガイドが同時に遮蔽位置に復帰されることを特徴とする頁めくり装置。
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