JPH06155856A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH06155856A
JPH06155856A JP4330112A JP33011292A JPH06155856A JP H06155856 A JPH06155856 A JP H06155856A JP 4330112 A JP4330112 A JP 4330112A JP 33011292 A JP33011292 A JP 33011292A JP H06155856 A JPH06155856 A JP H06155856A
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JP
Japan
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cover member
platen roller
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paper
housing
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Application number
JP4330112A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Okamoto
直之 岡本
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4330112A priority Critical patent/JPH06155856A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置エリアを狭く設定する事の出来る画像形
成装置を提供する事である。 【構成】 移動可能な記録紙保持手段で保持した記録紙
を、前記記録紙保持手段の移動によりプラテンローラと
このプラテンローラに近接配置された記録ヘッドとの間
を走査移動させて、画像形成動作を行う画像形成装置に
おいて、前記記録ヘッドは、ハウジングに開閉自在に取
り付けられたカバー部材に連動連結されている事を特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送される記録紙の
表面に、印字乃至描画を行い、排紙する様に構成された
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置における記録(画像形成)方式の
一つとして、記録紙の幅方向に移動可能な記録ヘッド、
または、記録紙の幅方向全域に渡り記録素子が配列され
た記録ヘッドを備え、記録紙をこの記録ヘッドの移動方
向、または、記録素子の配列方向と直交する方向に沿っ
て移動させる事により、記録紙の全域に渡り画像形成さ
せるものがある。即ち、記録ヘッドにより主走査を実行
し、記録紙の移動で副走査を行う様になされている。
【0003】このような記録紙の移動により副走査を行
う従来の画像形成装置における記録紙の移動搬送構造と
して、記録紙の先端を挟持可能な保持手段(クランパ)
を、記録紙の走査方向に沿って移動可能にも受け、この
クランパで記録紙の先端を保持しつつ移動する事によ
り、記録紙を移動駆動(搬送)する様に構成したものが
ある。この構成によれば、記録紙の移動管理を正確に行
うことが出来る事になる。この為、特に、同一記録紙上
に複数回の画像形成を行う必要のあるカラープリンタ等
のカラー画像形成装置に好適するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、以上の様に構
成された従来のカラー画像形成装置においては、固体溶
融インクや昇華色素インクをベースフィルム上に塗布し
たインクリボンで供給する感熱記録方式と呼ばれるもの
がある。この様に色材をインクリボンで供給するもので
は、プラテンローラとこのプラテンローラに近接配置さ
れた記録ヘッドとの間を、走査移動される記録紙とイン
クリボンとが重なった状態で移動し、記録ヘッドにより
インクリボンの色材を記録紙に転写して画像形成を行う
様に構成されている。この様なインクリボンは、その被
転写部を露出した状態でリボンカセット内に収納されて
おり、このリボンカセットを装置本体内に着脱自在に装
填した状態で、画像形成に供されている。ここで、この
リボンカセットは、上述した様にプラテンローラと記録
ヘッドとの間に介設させなければならず、この為、従来
においては、装置本体の側方から、記録紙の幅方向に沿
って出し入れし、プラテンローラと記録ヘッドとに干渉
しない様になされていた。
【0005】しかしながら、この様にリボンカセットを
装置本体の側方から、記録紙の幅方向に沿って出し入れ
する従来方式は、このリボンカセットの出し入れの為の
スペースを確保しておかなければならず、このカラー画
像形成装置の設置エリアを大きく取らなければならず、
改善が要望されていた。また、記録紙が紙詰まりを起こ
した場合には、例え、このリボンカセットを取り除いた
としても、内部が広く開放されないので、この紙詰まり
した記録紙を取り除く作業が困難となる問題点も指摘さ
れており、改善が要望されていた。更に、このリボンカ
セットを記録紙の幅方向に沿って出し入れすると、イン
クリボンを傷つける虞があり、慎重な動作を要求され、
この観点からも改善が要望されていた。
【0006】この発明は、上述した事情に鑑みなされた
もので、この発明の目的は、設置エリアを狭く設定する
事の出来る画像形成装置を提供する事である。また、こ
の発明の別の目的は、紙詰まりした記録紙を容易に取り
除く事の出来る画像形成装置を提供する事である。ま
た、この発明の他の目的は、リボンカセットの着脱を容
易にする事の出来る画像形成装置を提供する事である。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上述した課題を解決し、目
的を達成する為、この発明に係わる画像形成装置は、請
求項1の記載に従えば、移動可能な記録紙保持手段で保
持した記録紙を、前記記録紙保持手段の移動によりプラ
テンローラとこのプラテンローラに近接配置された記録
ヘッドとの間を走査移動させて、画像形成動作を行う画
像形成装置において、前記記録ヘッドは、ハウジングに
開閉自在に取り付けられたカバー部材に連動連結されて
いる事を特徴としている。
【0008】また、この発明に係わる画像形成装置は、
請求項2の記載に従えば、ハウジングと、記録紙を保持
した状態で移動可能に設けられた記録紙保持手段と、プ
ラテンローラと、このプラテンローラに対して接離自在
に設けられた記録ヘッドと、前記ハウジングに開閉自在
に取り付けられたカバー部材とを具備し、前記記録ヘッ
ドは、このカバー部材に連動連結され、このカバー部材
の開放動作に応じて、前記プラテンローラから大きく離
間される事を特徴としている。
【0009】また、この発明に係わる画像形成装置は、
請求項3の記載に従えば、ハウジングと、記録紙を保持
した状態で移動可能に設けられた記録紙保持手段と、プ
ラテンローラと、このプラテンローラに対して接離自在
に設けられた記録ヘッドと、前記プラテンローラと記録
ヘッドとの間に着脱自在に介設された転写材と、前記ハ
ウジングに開閉自在に取り付けられたカバー部材とを具
備し、前記記録ヘッドは、このカバー部材に連動連結さ
れ、このカバー部材の開放動作に応じて、前記プラテン
ローラから大きく離間され、前記転写材の前記プラテン
ローラからの離れる方向に沿う移動を許容する事を特徴
としている。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係わる画像形成装置の一実
施例の構成を、カラープリンタに適用した場合につき、
添付図面を参照して詳細に説明する。図1に示す様に、
このカラープリンタ10は、所謂フルカラーの画像形成
装置であって、赤・青・緑の三色に色分解された画像情
報に基いて同一記録紙P上に複数回(マゼンタ,シア
ン,イエロー,ブラックの四回)の画像形成を順次行な
うことによって、記録紙P上にカラー画像を形成する様
に構成されている。
【0011】このカラープリンタ10は、その外面を規
定するハウジング12を備え、このハウジング12は、
制御基板等を備えた制御ユニット(図示せず)が収納さ
れる下ハウジング部14と、この下ハウジング部14の
直上側に連接された状態で配設され、プリンタ機構部が
収納される上ハウジング部16とを備えて構成されてい
る。下ハウジング部14の正面(図中、左側面)には、
図示していないが、制御基板等を出し入れする為のスロ
ット及び、このスロットを開放可能に閉塞する下カバー
が取り付けられている。
【0012】一方、上ハウジング部16は、プリンタ機
構部の周囲を取り囲む様に配設され、上下両面が開放さ
れ、下ハウジング部14に連通するハウジング本体16
aを備えている。このハウジング本体16aの正面(図
中、左側面)の下側には、多数枚の記録紙Pを収容する
記録紙カセット18が挿通されるカセット挿通口16b
が形成され、また、このカセット挿通口16bの直上側
には、フェイスアップ状態(即ち、プリント面が上方を
向く状態)でプリント済の記録紙Pを排紙する為の第1
の排紙口16cが形成されている。
【0013】ここで、このハウジング本体16aの正面
には、このカセット挿通口16bを開放可能に閉塞する
カセットカバーが図示していないが取り付けられてい
る。即ち、この一実施例においては、記録紙カセット1
8は、このカラープリンタ10への装着状態において、
ハウジング12内に完全に挿入され、図示しないカセッ
トカバーを閉じる事により、ハウジング12内に完全に
隠された状態で収納される事になる。また、この排紙口
16bを開放可能に閉塞する排紙口カバー16dが取り
付けられている。尚、この排紙口カバー16dは、その
下部を回動支点として、ハウジング本体16aの正面に
回動自在に支持されており、その構成及び動作について
は、後に詳細に説明する。
【0014】一方、このハウジング本体16aの上面に
は、ここを略全面的に開放する開口16eが形成されて
おり、この開口16eを開放可能に閉塞する状態で、上
カバー部材16fが、その後端(図中、右端)で支軸2
0を介して揺動自在にハウジング本体16aに軸支され
ている。即ち、この一実施例においては、このハウジン
グ12はその上面を開放される状態で所謂クラムシェル
タイプに構成されている。
【0015】ここで、この上カバー部材16fの上面に
は、前方に向かうにつれて(即ち、図中左方に向かうに
つれて)、上面からの深さを徐々に深くする様に傾斜さ
れた排紙受け用凹所16gが形成されている。即ち、こ
の上カバー部材16fの凹所16gが形成された部分か
ら、排紙トレイが規定されている。尚、この凹所16g
の前側起立面には、フェイスダウン状態(即ち、プリン
ト面が下方を向く状態)でプリント済の記録紙Pを排紙
する為の第2の排紙口16hが形成されている。
【0016】また、この上カバー部材16fの後端部
(図中、右端部)の下面には、後述する熱転写ヘッド2
2が取り付けられる取り付けステイ24が立ち下がった
状態で一体的に取り付けられている。換言すれば、この
一実施例においては、詳細は後述するが、上カバー部材
16fの上方への引き上げ動作(図中、時計方向に沿う
支軸20回りの回動動作)に伴い、プリンタ機構部は略
全面に渡り開放されると共に、特に、熱転写ヘッド22
のみが他のプリンタ機構部の構成部分から引き離された
状態で上方に持ち上げられ、後述するリボンカセット2
6の上方に、これの上下方向に沿っての出し入れを許容
するスペースを確保する事が出来る様に構成されてい
る。
【0017】上述した上ハウジング部16内の前方端
(図中、左方端)の下部には、上述したカセット挿通口
16bを介して挿入されて来た記録紙カセット18が着
脱可能に取り付けされる給紙部28が設けられている。
また、上ハウジング16内には、記録紙カセット18に
収容された記録紙Pを給紙部28から1枚づつ導入し、
導入した記録紙Pを上側に反転した後、熱転写ヘッド2
2を介して後述するカラー画像形成が実施された記録紙
Pを、ハウジング12から外部に排出する為の用紙搬送
機構30が配設されている。
【0018】この用紙搬送機構30は、給紙部28に装
着された記録紙カセット18に収納された記録紙Pの上
側の1枚の前端部に転接し、回転に伴い最上位の記録紙
Pを図中右方に向けてピックアップする為のピックアッ
プローラ32を備えている。また、この用紙搬送機構3
0は、ピックアップローラ32によりピックアップされ
た記録紙Pを熱転写ヘッド22まで上側に反転させる導
入搬送路34と、この導入搬送路34に連続して配設さ
れ、後述するクランパ36を介して記録紙Pを搬送させ
るクランパ搬送路38と、このクランパ搬送路38に連
続して配設され、カラー画像形成済の記録紙Pをハウジ
ング12外に排出する排紙搬送路40とを備えている。
【0019】ここで、上述した導入搬送路34の基端部
には、記録紙カセット18からピックアップされた記録
紙Pを挟持してこれを熱転写ヘッド22に向けて導入搬
送路34を搬送させる為の導入ローラ対42が設けられ
ている。この導入ローラ対42の記録紙Pの搬送方向に
沿って下流側には、ここに至った記録紙Pを挟持してこ
れを熱転写ヘッド22に向けて導入搬送路34を搬送さ
せる為の搬送ローラ対44が設けられている。尚、導入
搬送路34の基端部から、この搬送ローラ対44が設け
られた部位までの前半部分は、略水平に設定されて、こ
れを上下に挟む様に配設された一対の固定ガイド部材4
6a,46bから規定されている。
【0020】一方、導入搬送路34の終端部には、ここ
に至った記録紙Pが部分的に巻つけられるプラテンロー
ラ48と、このプラテンローラ48の側部に転接して、
記録紙Pを圧接させる為のピンチローラ50とが配設さ
れている。このプラテンローラ48は上述したピックア
ップローラ32の配設位置よりも上方に配設されてお
り、この為、搬送ローラ対46a,46bからプラテン
ローラ48まで至る導入搬送路34の後半部分は、記録
紙Pを上側に反転させる様に、概略半円状の円弧を呈す
る様に形成されている。この導入搬送路34の後半部分
は、これを挟む様に配設された固定ガイド部材52a
と、可動ガイド部材52bとから規定されている。ここ
で、この可動ガイド部材52bは、支軸54回りに揺動
自在に軸支されており、この可動ガイド部材52bの上
端に、上述したピンチローラ50が回動自在に軸支され
ている。
【0021】尚、上述した熱転写ヘッド22はプラテン
ローラ48に、その上側で接触可能になされており、両
者の間で、転写部が規定されている。即ち、両者の間に
リボンカセット26に収納されたインクリボンRと記録
紙Pとを互いに重ね合わせた状態で熱転写ヘッド22を
介してインクリボンRを加熱する事により、インクリボ
ンRの昇華染料が記録紙Pに転写される様になされてい
る。
【0022】ここで、上述した導入搬送路34の後半部
分の中途部には、後退搬送路56が下方から接続されて
いる。この後退搬送路56は、導入搬送路34の後半部
分の中途部に滑らかに接続され(即ち、上述した円弧に
対して接線となる方向に接続され)、斜め下方に延出す
ると共に、上述した下ハウジング部14により規定され
る空間内の上部で終端する前半部分56aと、この前半
部分56aの終端からハウジング12の前面に向けて
(図中、左方に)略水平に延出する後半部分56bとか
ら構成されている。
【0023】このように、後退搬送路56を設ける事に
より、記録紙カセット18からピックアップされた記録
紙Pは、導入搬送路34を介して、その後端が上述した
転写部に至るまで搬送され、一方、後述する戻し動作に
伴い導入搬送路34を後退する記録紙Pは、自身の腰の
強さに基づき、その後端部が後退搬送路56の前半部分
に自然と導入され、この結果、記録紙P全体は、給紙部
28に戻ることなく、後退搬送路56を後退させられる
事になる。
【0024】尚、この一実施例においては、上述した様
に、後退搬送路56を導入搬送路34に下方から接続さ
れる様に、即ち、導入搬送路34の下側に配設し、且
つ、下ハウジング部14内に延出する様になされてい
る。この結果、このような後退搬送路56を配設する事
による上ハウジング部16の配設高さを低く押えること
が出来、カラープリンタ10全体のサイズを低く押える
ことが出来る事になる。
【0025】一方、上述したクランパ搬送路38は、給
紙部28に収容された記録紙カセット18の上方を、略
水平方向に沿って、上ハウジング部16の前方に向けて
延出する様に配設されている。具体的には、このクラン
パ搬送路38は、水平面内で互いに平行に配設された一
対のガイドシャフト58により移動可能に案内支持され
たクランパ36が、記録紙Pをクランプする状態で、図
1に示す様に、プラテンローラ48に対向する印字開始
位置と、図2に示す様に、排紙搬送路40の基端部に対
向する印字終了位置との間で移動する事により搬送/返
送される記録紙Pの搬送経路により規定されている。
尚、クランパ36の構成は、後に説明する。
【0026】また、上述した排紙搬送路40は、クラン
パ搬送路38から一直線状にストレートに形成され、プ
リント済の記録紙Pをそのままの姿勢で(即ち、フェイ
スアップの状態で)、ハウジング12外に排出する為の
第1の排紙搬送路部40Aと、クランパ搬送路38から
上方に円弧を描く様に形成され、プリント済の記録紙P
を反転させた姿勢で(即ち、フェイスダウンの状態
で)、ハウジング12外に配設するための第2の搬送路
部40Bとを備えて構成されている。ここで、この排紙
搬送路40の基端部には、クランパ搬送路38から送ら
れて来たプリント済の記録紙Pを第1の排紙搬送路部4
0Aに送るか、または、第2の排紙搬送路部40Bに送
るかを選択する為のゲート部材60が配設されている。
【0027】このゲート部材60は、上述した排紙口カ
バー16dの開/閉動作に応じて、クランパ搬送路38
からのプリント済の記録紙Pを第1の排紙搬送路部40
Aに導く為の第1の位置と、第2の排紙搬送路部40B
に導く為の第2の位置との間で、支軸60a回りに揺動
自在に軸支されている。ここで、上述した第1の排紙搬
送路部40Aの終端は、上述した第1の排紙口16cに
対向しており、第2の搬送路部40Bの終端は、上述し
た第2の排紙口16hに対向している。
【0028】従って、詳細は後述するが、図3に示す様
に、排紙口カバー16dが開けられて、第1の排紙口1
6cが開放される事により、ゲート部材60は第1の位
置にもたらされ、この結果、クランパ搬送路38からの
プリント済の記録紙Pは、そのままストレート状に搬送
され、第1の排紙口16cからハウジング12外に排出
される事になる。一方、図1に示す様に、排紙口カバー
16dが閉じられて、第1の排紙口16cが閉塞される
事により、ゲート部材60は第2の位置にもたらされ、
この結果、クランパ搬送路38からのプリント済の記録
紙Pは、第2の位置にあるゲート部材60により第2の
排紙搬送路部40Bを通る様に強制され、この第2の排
紙搬送路部40Bから第2の排紙口16hからハウジン
グ12外に排出される事になる。
【0029】具体的には、第2の排紙搬送路40Bは、
これの内周面を規定する内周ガイド部材62aと、これ
の外周面を規定する外周ガイド部材62b及び第2の位
置にあるゲート部材60の上面との間で規定されてい
る。一方、第1の排紙搬送路部40Aは、上述した外周
ガイド部材62bの下端に形成されたテーパ状の下面
と、第1の位置にあるゲート部材60との上面との間で
規定されている。
【0030】一方、第1の排紙搬送路部40Aには、ゲ
ート部材60と第1の排紙口16cとの間に位置した状
態で、第1の排紙搬送路40Aを間に挟んでた外に転接
した状態で、第1の排紙ローラ対64が介設されてい
る。また、第2の排紙搬送路40Bには、内周ガイド部
材62a及び外周ガイド部材62bの夫々の終端部と第
2の排紙口16hとの間に位置した状態で、第2の排紙
ローラ対66が、第2の排紙搬送路40Bを間に挟んで
互いに転接した状態で介設されている。
【0031】このように、排紙搬送路40を構成する事
により、このカラープリンタ10の使用者は、複数頁に
渡る画像を記録紙Pにプリントさせる場合に、排紙状態
で、プリント面が上方を向き、何がプリントされている
かを即座に確認したい場合、または、プリント済の記録
紙Pに曲がり癖が付く事を抑制したい場合には、図3に
示す様に、排紙口カバー16dを開いて、第1の排紙口
16cを開放するだけで、プリント済の記録紙Pは、第
1の排紙搬送路部40Aを介して第1の排紙口16cか
らフェイスアップ状態で、排紙口カバー16d上に順次
排出される事になる。
【0032】一方、使用者が、複数頁に渡る画像を記録
紙Pにプリントさせる場合において、排紙状態で、プリ
ント面が下方を向いたとしても、そのプリント順に記録
紙Pを積み重ね合わせたい場合には、図1に示す様に、
排紙口カバー16dを閉じて、第2の排紙口16cを閉
塞するだけで、プリント済の記録紙Pは、第2の排紙搬
送路部40Bを介して第2の排紙口16hからフェイス
ダウン状態で、排紙トレイとして機能する上カバー部材
16fの凹所16g内に、順次排出される事になる。
【0033】このようにして、この一実施例において
は、使用者の意図に応じて、単に、ハウジング12の前
面に設けられた排紙口カバー16dを開けるか、また
は、閉じるかにより、プリント済の記録紙Pをストレー
ト状にフェイスアップ状態で排紙するか、または、上方
に反転した状態でフェイスダウン状態で排紙するかを、
選択することが出来る事になり、非常に操作性が向上す
る事になる。
【0034】次に、図4及び図5を参照して、排紙口カ
バー16dとゲート部材60とを連結する連結機構68
の構成及び動作を説明する。
【0035】図4に示す様に、排紙口カバー16dは、
これを回動自在に軸支する支軸70をハウジング本体1
6a内に備えている。ここで、この連結機構68は、排
紙口カバー16dの内側面に一体的に取り付けられた係
止片72を備えている。この係止片72は、排紙口カバ
ー16dの内側面に略起立した状態で植設されている。
この係止片72の先端には、第1の係止ローラ74が取
り付けられている。一端(図中、左端)がこの第1の係
止ローラ74に上方から係合した状態で、揺動レバー7
6が第1の排紙搬送路部40Aにおける記録紙Pの排紙
方向に直交する水平軸線に沿って延出する支軸78回り
に、揺動自在に軸支されている。ここで、この支軸78
は、揺動レバー76の略長手方向中央部に固定されてい
る。
【0036】また、この揺動レバー76の他端(図中、
右端)には、第2の係止ローラ80が取り付けられてい
る。一方、上述したゲート部材60には、これに一体的
に取り付けられ、略前方に向けて延出した状態で、係合
片82が設けられている。ここで、このゲート部材60
は、この係合片82の先端が下方から第2の係止ローラ
80に当接した状態で、その角度位置を規定されてい
る。そして、この係合片82が常時第2の係止ローラ8
0に下方から当接する状態を維持する為に、この係合片
82には、これを支軸60a回りに回動付勢するコイル
スプリング84が下端で接続されている。尚、このコイ
ルスプリング84の上端は、係止ピン86を介して、ハ
ウジング本体16aの側面に接続されている。
【0037】以上の様に連結機構68は構成されている
ので、図4に示す様に、排紙口カバー16dが第1の排
紙口16bを閉塞している状態において、係止片72は
略水平方向に沿って後方に向けて延出する状態となる。
この延出状態で、係合片82はコイルスプリング84の
付勢力により支軸60a回りに時計方向に沿って回動付
勢され、この結果、これの先端が係合する揺動レバー7
6は支軸78回りに反時計方向に沿って回動させられる
事になる。そして、このように反時計方向に沿って回動
付勢された揺動レバー76は、その一端が第1の係止ロ
ーラ74に上方から当接した状態で、その回動位置を規
定される事になる。
【0038】尚、既に説明した様に、このように排紙口
カバー16dが第1の排紙口16bを閉塞している状態
において、連結機構68を介して排紙口カバー16dに
連結されたゲート部材60は、第2の位置を取る様に規
定されている。
【0039】この図4に示す状態から、排紙口カバー1
6dが第1の排紙口16cを開放する様に回動される
と、換言すれば、支軸70回りに反時計方向に沿って回
動させられ、略水平状態になされると、図5に示す様
に、係止片72は略水平状態から略垂直状態に回動する
事となる。この回動動作に基づき、この係止片72に一
端が係合する揺動レバー76は、支軸78回りに時計方
向に沿って揺動駆動される。この揺動駆動に応じて、こ
の揺動レバー76の他端に設けられた第2の係止ローラ
80が係合する係合片82は、コイルスプリング84の
付勢力に抗して、下方に強制的に押し下げられる事にな
る。この結果、この係合片82が一体的に取り付けられ
たゲート部材60は支軸60a回りに反時計方向に沿っ
て回動駆動され、このようにして、上述した第1の位置
に回動される事になる。
【0040】一方、図5に示す状態から排紙口カバー1
6dが第1の排紙口16cを閉塞する様に回動される
と、換言すれば、支軸70回りに時計方向に沿って回動
させられると、図4に再び示す様に、係止片72は略垂
直状態から略水平状態に回動する事となる。この回動動
作に基づき、この係止片72に一端が係合する揺動レバ
ー76は、コイルスプリング84の付勢力により、支軸
78回りに反時計方向に沿って揺動駆動される。この揺
動駆動に応じて、係合片82は、コイルスプリング84
の付勢力に抗して、下方に強制的に押し下げられる事に
なる。この結果、この係合片82が一体的に取り付けら
れたゲート部材60は支軸60a回りに反時計方向に沿
って回動駆動され、このようにして、上述した第1の位
置に復帰回動される事になる。
【0041】再び図1に示す様に、可動ガイド部材52
bの図1中右側には、これから所定距離だけ離間した状
態で、操作アーム88が配設されている。この操作アー
ム88は、可動ガイド部材52bを軸支する支軸54と
平行に設定された(即ち、カラープリンタ10の幅方向
に沿って延出する)支軸90回りに回動自在に軸支され
ている。また、この操作アーム88は、このカラープリ
ンタ10の幅方向に沿って所定の幅を有し、その幅方向
両側端部の上端に、夫々ローラ状のカムフォロア88A
が回転自在に設けられている。また、この操作アーム8
8の略上側には、カラープリンタ10の幅方向に沿って
延出するカム軸92が配設されている。そして、このカ
ム軸92の、カムフォロア88Aと対応する位置には、
ローラ圧接カム94が夫々固定されている。尚、カム軸
92には、後述するヘッド操作カム96も設けられてい
る。
【0042】一方、可動ガイド部材52bの下端と、操
作アーム88の下端とは、スプリング98で互いに連結
されている。このスプリング98の弾性復帰力によっ
て、可動ガイド部材52bは図1中反時計回りに、操作
アーム88は時計回りに、夫々揺動付勢されている。ま
た、詳細は後述するが、ローラ圧接カム94とカムフォ
ロア88Aとの転接位置に応じて、操作アーム88が支
軸90回りに揺動する事となり、この揺動に応じて、ス
プリング98の可動ガイド部材52bに対する揺動付勢
力が変化する事になる。即ち、カム軸92の回動に応じ
て、可動ガイド部材52bの上端に軸支されたピンチロ
ーラ50のプラテンローラ48への圧接力が変化させら
れる事になる。
【0043】即ち、この操作アーム88の揺動は、その
カムフォロア88Aがローラ圧接カム94の外周カム面
に当接することで規制されている。一方、可動ガイド部
材52bの揺動は、その上端のピンチローラ22がプラ
テンローラ34の水平方向側方に当接することで規制さ
れている。そして、カム軸92の回転(ローラ圧接カム
94の回転)によるカムフォロア88Aの当接する外周
カム面の変位に伴って、操作アーム88が揺動し、この
揺動によってスプリング98の変形量が変化し、これに
よってピンチローラ22のプラテンローラ34への圧接
力が変化する事になる。
【0044】プラテンローラ34の上側には、記録紙P
の幅方向に亙るサーマルヘッドアレイ100をヘッドフ
レーム102で揺動可能に支持して構成される熱転写ヘ
ッド22が設けられている。この熱転写ヘッド22は、
ヘッドフレーム102の図1中左右方向の略中央で枢支
軸104により、上述した取り付けステイ24に揺動可
能に枢支されている。ここで、サーマルヘッドアレイ1
00は、この枢支軸104回りに揺動可能に支持されて
いる。
【0045】尚、既に上述してあるが、この取り付けス
テイ24は、ハウジング本体16aから支軸20回りに
揺動可能に軸支された上カバー部材16fに一体的に取
り付けられているものである。また、この枢支軸104
には、図示していないが、2本のつる巻きばねが巻回装
着され、第1のつる巻きばねは枢支軸104とヘッドフ
レーム102との間に介設され、これの付勢力で、ヘッ
ドフレーム102を図1中、時計回りに揺動付勢してい
る。また、第2のつる巻きばねは枢支軸104とサーマ
ルヘッドアレイ100との間に介設され、これの付勢力
で、サーマルヘッドアレイ100を図1中、反時計回り
に揺動付勢している。換言すれば、この第2のつる巻き
ばねの付勢力により、サーマルヘッドアレイ100とヘ
ッドフレーム102とは、互いに離間する方向に回動付
勢される事になる。
【0046】このヘッドフレーム102の、枢支軸10
4を挟んでサーマルヘッドアレイ100と反対側の端部
(即ち、カム軸92に対向する端部)には、幅方向両端
に夫々位置した状態で、且つ、ヘッド操作カム96に夫
々対応した状態で、カムフォロア102aが装着されて
いる。この熱転写ヘッド22の揺動は、カムフォロア1
02aが、前述のカム軸92の対応する位置に固定され
たヘッド操作カム96の外周カム面に当接することで規
制されている。これにより、熱転写ヘッド22は、ヘッ
ド操作カム96の回転(即ち、カム軸92の回転)によ
るその外周カム面の回動中心からの変位に追従して、揺
動操作されるようになっている。
【0047】このヘッド操作カム96は、その外周カム
面が所定の角度範囲で半径が異なる三段階に形成されて
おり、カムフォロア102aが夫々の外径のカム面に当
接することで、熱転写ヘッド22は三段階の異なる揺動
角度となる。
【0048】即ち、カムフォロア102aが最も大径の
カム面に当接した状態では、サーマルヘッドアレイ10
0がプラテンローラ34の上側に対向して所定の押圧力
で圧接される転写作用位置となる。カムフォロア102
aが二段目の中径のカム面に当接した状態では、サーマ
ルヘッドアレイ100がプラテンローラ34の僅かに上
方に位置してプラテンローラ34の外周とサーマルヘッ
ドアレイ100との間に間隔を有する給紙位置となる。
カムフォロア102aが最も小径のカム面に対応した状
態では、カムフォロア102aがヘッド操作カム96か
ら離間する事となる。この結果、熱転写ヘッド22を位
置規制しておく拘束力がなくなり、従って、この熱転写
ヘッド22は図示しない第1のつる巻きばねの付勢力に
より、図1において時計方向に揺動し、ヘッドフレーム
102の上面が上カバー部材16fの一部に当接する事
により、サーマルヘッドアレイ100がプラテンローラ
34から大きく離間する退避位置となる。
【0049】一方、上述したリボンカセット26は、熱
転写ヘッド22とプラテンローラ48との間に位置する
様に、ハウジング本体16a内に、着脱自在に装填され
ている。詳細は後述するが、このリボンカセット26
は、上カバー部材16fが上方に回動された状態(即
ち、支軸20回りに時計方向に沿って回動された状態)
において、開放されたハウジング本体16aの上部開口
16eを介して、略上下方向に沿って出し入れされる様
に設定されている。
【0050】このリボンカセット26は、未転写のイン
クリボンRが巻回収納された送出側インクリボンリール
106と、転写済のインクリボンRを巻き取り収納する
巻取側インクリボンリール108と、両者を互いに連結
する連結板110とを備えて概略構成されている。一
方、ハウジング本体16a内には、熱転写ヘッド22の
下側に位置した状態で、送出側インクリボンリール10
6を受ける為の凹所を有した第1の受け部材112が配
置され、プラテンローラ34を挟んで第1の受け部材1
12と略対称位置に、巻取側インクリボンリール108
を受ける為の凹所を有した第2の受け部材114が配置
されている。
【0051】これら送出側インクリボンリール106と
巻取側インクリボンリール108と連結板110とは、
インクリボンカセットとして一体に形成されている。ま
た、送出側インクリボンリール106に巻回収納された
インクリボンRは、転写を行なう各色のリボンが記録紙
一頁(一枚)分づつ順番に繋がれた状態で構成されてい
る。
【0052】この熱転写ヘッド22が転写作用位置にあ
る画像形成時に於ては、インクリボンRは記録紙Pと重
なった状態で、プラテンローラ48とサーマルヘッドア
レイ100との間に挟まれ(記録紙Pがプラテンローラ
48側となり、また、インクリボンRがサーマルヘッド
アレイ100側となった状態で挟まれ)、記録紙Pの移
動と同期して、送出側インクリボンリール106から巻
取側インクリボンリール108に巻き取られる事にな
る。
【0053】プラテンローラ48及び熱転写ヘッド22
の図1における左側には、上述したガイドシャフト58
が、ハウジング本体16aに支持されて、前後方向(図
1中左右方向)に水平に配設されている。このガイドシ
ャフト58は、このカラープリンタ10の幅方向左右に
夫々設けられている。上述した様に、これらガイドシャ
フト58には、クランパ36がこのに沿って摺動移動可
能に支持されている。
【0054】上述したクランパ36は、詳しくは説明し
ないが、表面に所定の厚さのゴム層が形成された下ロー
ラ116aの上側に、表面が平滑な金属製の上ローラ1
18bが圧接配置されて成る支持ローラ対116を備え
ている。下ローラ116aは、連繋された図1には示さ
ないギアが、クランパ36が給紙位置及び排紙位置に位
置する時、このカラープリンタ10のハウジング本体1
6aに夫々設けられた図1には示さない駆動ギアと噛合
し、この駆動ギアを介して伝達される回転駆動力によっ
て図1中反時計回りに回転駆動されるようになってい
る。つまり、クランパ36が給紙位置及び排紙位置に位
置する時、下ローラ118aが回転駆動可能となってい
るものである。
【0055】次に、上述した各構成要素における駆動系
を概略的に説明する。先ず、記録紙Pを搬送する為に設
けられた各種のローラ、即ち、ピックアップローラ3
2、導入ローラ対42、搬送ローラ対44、プラテンロ
ーラ48、クランパ36の支持ローラ対116、第1の
排紙ローラ対64、第2の排紙ローラ対66は、このカ
ラープリンタ10の内側部に配設された図示しない搬送
ローラ駆動モータと直接に、または、図示しないクラッ
チを介して連繋されており、搬送ローラ駆動モータよっ
て回転駆動されるようになっている。この搬送ローラ駆
動モータは、正逆両方向に回転駆動可能となっている。
【0056】また、上述したカム軸92は、図示しない
カム軸駆動モータと連繋されており、このカム軸駆動モ
ータよって回転駆動されるようになっている。このカム
軸駆動モータの回転駆動により、ローラ圧接カム96及
び操作ヘッドカム96は、共に同期した状態で回転駆動
される事になる。
【0057】巻取側インクリボンリール108は、図示
しないインクリボン巻取駆動モータと連繋されており、
このインクリボン巻取駆動モータによって回転駆動され
るようになっている。このインクリボン巻取駆動モータ
による巻取側インクリボンリール108の回転によっ
て、この巻取側インクリボンリール108が送出側イン
クリボンリール106に巻かれたインクリボン54を巻
き取るようになっている。
【0058】また、上述したクランパ36は、ガイドシ
ャフト58の両端に位置した図示しないプーリ間に掛け
渡されて、このガイドシャフト58と平行な軌道を有す
るように配設された図示しない移動駆動ベルトの所定位
置に結合されている。この移動駆動ベルトは、図示しな
いクランパ移動駆動モータによって周回駆動され、この
移動駆動ベルトの周回によって、クランパ36はガイド
シャフト58に沿って図1中左右に移動駆動される。こ
れにより、クランパ36は、図1に示す様に、プラテン
ローラ48及び熱転写ヘッド22と隣接する位置により
規定される給紙位置と、図2に示す様に、排紙搬送路4
0の入口部に対向する排紙位置とに夫々位置し得るよう
になっている。
【0059】尚、上述した搬送ローラ駆動モータ、カム
軸駆動モータ、インクリボン巻取駆動モータ、クランパ
移動駆動モータと、図示しないクラッチとは、共に、図
示しない制御装置によって駆動制御される様に構成され
ている。
【0060】以上の様に構成されたカラープリンタ10
は、図示しない制御装置によって制御駆動され、以下に
示す様に作用して、所定の画像形成(カラープリント動
作)を行なう様に設定されている。
【0061】まず、図6に示す様に、熱転写ヘッド22
のサーマルヘッドアレイ100がプラテンローラ48か
ら大きく離間した待機状態(退避位置)から、カム軸9
2の図中時計方向の回転によって、ヘッド操作カム96
とローラ圧接カム94を同時に回転させて、図7に示す
様に、熱転写ヘッド22をサーマルヘッドアレイ100
が転写作用位置から僅かに上方に離間する給紙位置とす
る。そして、ピックアップローラ32の駆動によって、
記録紙Pカセット18内に収容された記録紙Pを給紙部
28から取り出し、用紙搬送機構30に導入する。そし
て、導入ローラ対42及び搬送ローラ対31の回転駆動
によって、記録紙Pを導入搬送路34を介して、クラン
パ36に向けて搬送する。尚、この時、クランパ36は
給紙位置にある。
【0062】ピックアップされた記録紙Pは、その先端
が可動ガイド部材52bの円弧状のガイド面に案内され
て搬送され、プラテンローラ48とピンチローラ22の
間に噛み込まれる。この後、図中反時計回りに回転駆動
されるプラテンローラ48の回転によって、更にクラン
パ36に向けて搬送され、熱転写ヘッド22に案内され
て給紙位置にあるクランパ36の支持ローラ対118を
構成する上下ローラ118a,118bの圧接部位に向
かう。記録紙Pの先端が、クランパ36の支持ローラ対
118の上下ローラ118a,118bの圧接部位に達
すると、下ローラ118aが図中反時計回りに回転駆動
されて、支持ローラ対118間に記録紙Pを噛み込み、
所定の噛み込み量となった状態で、下ローラ118aの
回転駆動が停止される。これにより、記録紙Pの先端が
クランパ36の支持ローラ対118で挟持されて保持さ
れた状態となる。
【0063】その後、ヘッド操作カム96の回転によっ
て、先ず、図8に示す様に、熱転写ヘッド22のサーマ
ルヘッドアレイ100がプラテンローラ48の外周面に
上方から当接し、転写作用位置にもたらされる。この
後、更に、ヘッド操作カム96が回転して、上述した第
2のつる巻きばねの付勢力に抗して、ヘッドフレーム1
02は更に反時計回りに回転駆動される。このようにし
て、図9に示す様に、このヘッドフレーム102はサー
マルヘッドアレイ100に近接する事となる。この結
果、サーマルヘッドアレイ100はプラテンローラ48
に所定の圧接力で当接する事になる。
【0064】この状態から、クランパ36が図2に示す
様に、給紙位置から左側に移動駆動されて、記録紙Pが
転写部を通って移動駆動される。この記録紙Pの移動と
同期してインクリボンRが巻取側インクリボンリール1
08内に巻き取られ、記録紙P上にサーマルヘッドアレ
イ100によって、最初にマゼンタの画像形成(転写)
が行なわれる。
【0065】この一実施例はカラーの画像形成装置に適
用されている為、この転写行程が前述の如くマゼンタ,
シアン,イエロー,ブラックの四回行なわれる。即ち、
一回目のマゼンタの転写行程が終了した後、クランパ3
6が図2に示す排紙位置にある状態から図1に示す如く
給紙位置に戻され、次のシアンの転写動作の待機状態と
なる。この後、再び、クランパ36が左側に移動駆動さ
れて(従って、記録紙Pが移動駆動されて)シアンの転
写行程が行なわれるものであり、以後、この行程が所定
回数繰返され、イエロー、ブラックの転写動作が引き続
き実行される事になる。
【0066】尚、転写動作中の記録紙Pが給紙位置に戻
される際には、プラテンローラ48は前述のクランパ3
6が記録紙Pを保持する際(給紙時)とは逆(図中時計
回り方向)に回転駆動される。このクランパ36が給紙
位置に戻る時、記録紙Pの後端は、自身の腰の強さに基
づき、導入搬送路34を戻ることなく、後退搬送路56
を逆走(引き戻)される事になる。
【0067】このようにして、所定回数の転写行程が終
了(全ての色の転写が終了)した状態で、クランパ36
は排紙位置にあり、ここで、クランパ36の下ローラ1
18aを反時計回りに回転させて、支持ローラ対118
によって把持されていた記録紙Pを排紙側に搬送する。
【0068】クランパ36から送り出された(排紙され
た)記録紙Pは、既に上述した様に、排紙口カバー16
dが開けられている場合には、第1の位置にもたらされ
たゲート部材60の上面により規定される第1の排紙搬
送路部40Aを介して、第1の排紙ローラ対64によっ
て第1の排紙口16cからハウジング12外に搬出され
(排紙され)、排紙口カバー16d上に排出される事に
なる。
【0069】一方、排紙口カバー16dが閉じられてい
る場合には、第2の位置にもたらされたゲート部材60
により第1の排紙搬送路部40Aは閉じられ、クランパ
36から送り出された(排紙された)記録紙Pは、ゲー
ト部材60の傾斜した上面に沿って、第2の排紙搬送路
部40Bを搬送される様に強制される。この結果、この
記録紙Pは第2の排紙搬送路部40Bを搬送される事に
より上方に反転され、第2の排紙ローラ対66によっ
て、第2の排紙口16hからハウジング12外に搬出さ
れ(排紙され)、排紙トレイとして機能する上カバー部
材16fの凹所16g内に排出される事になる。
【0070】一方、記録紙Pが搬送途中で紙詰まりを起
こした場合や、リボンカセット26の送出側インクリボ
ンリール106内にインクリボンRがなくなった場合
に、リボンカセット26を取り出す際において、また
は、新規のリボンカセット26を装着する際において
は、先ず、図10に示す様に、図示しないラッチ機構を
解除して、上カバー部材16fを支軸20回りに時計方
向に沿って回動させる。この上カバー部材16fの回動
により、上ハウジング部16の上面に形成された開口1
6eは略全面に渡り開放される事になる。また、この上
カバー部材16fに一体的に取り付けられた取付ステイ
24に軸支され、退避位置にある熱転写ヘッド22は、
この上カバー部材16fの回動に伴い、上カバー部材1
6fとの相対位置関係を変化させる事のない状態で、図
10に示す様に、上方に持ち上げられる事になる。この
結果、リボンカセット26の上方空間は全面に渡り開放
される事になる。
【0071】このようにして、この一実施例において
は、使用済のリボンカセット26を取り出す際において
も、また、未使用のリボンカセット26を装着させる際
においても、このリボンカセット26を略上下方向に沿
って移動させることが出来、その着脱動作の作業性が飛
躍的に向上する事になる。
【0072】一方、このようにリボンカセット26を上
方に取り出した後においては、図11に示す様に、プラ
テンローラ48の上方部分が略開放される事となり、こ
の結果、紙詰まりした記録紙Pを容易に取り除くことが
出来る事になる。
【0073】尚、この上カバー部材16fの開放動作
が、上述した様に、熱転写ヘッド22が退避位置にある
状態で実行される事に限られることなく、場合によって
は、熱転写ヘッド22が給紙位置または転写作用位置に
ある状態で、上カバー部材16fの開放動作が実行され
る場合がある。
【0074】この様な場合においても、以下に説明する
様に、熱転写ヘッド22は上カバー部材16fの回動動
作に伴い、上方に持ち上げられる事になる。即ち、熱転
写ヘッド22が給紙位置または転写作用位置にある状態
においては、ヘッドフレーム102に取り付けられたカ
ムフォロア102aは、操作ヘッドカム96の外周面に
当接して、その位置を規制されている事になる。このよ
うな状態から、上カバー部材16fの回動に伴い、熱転
写ヘッド22が上方に持ち上げられると、この持ち上げ
動作に応じて、カムフォロア102aが操作ヘッドカム
96の外周面から離間する事になる。
【0075】この為、カムフォロア102aを拘束して
た力が解除され、この結果、熱転写ヘッド22を位置規
制しておく拘束力がなくなり、従って、この熱転写ヘッ
ド22は図示しない第1のつる巻きばねの付勢力によ
り、時計方向に揺動し、ヘッドフレーム102の上面が
上カバー部材16fの一部に当接する事により、サーマ
ルヘッドアレイ100がプラテンローラ34から大きく
離間して、上カバー部材16fに対して上述した退避位
置と同様な相対位置関係となる。
【0076】このようにして、熱転写ヘッド22は退避
位置、給紙位置、転写作用位置の何れの位置にあろうと
も、良好、且つ、確実に、上カバー部材16fの開放動
作に伴い、上方に持ち上げられる事になる。
【0077】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である事は言うまでもない。
【0078】例えば、上述した一実施例においては、記
録ヘッド22は、上カバー部材16fに一体的に取り付
けられた取付ステイ24に取り付けられる様に説明した
が、この発明は、このような構成に限定されることな
く、要は、記録紙ヘッド22が上カバー部材16fの回
動動作に応じて、待機位置から更に、プラテンローラ4
8から側方に離れる方向に移動、換言すれば、リボンカ
セット26の上方への取り出しの邪魔にならない位置に
移動する様に、連動連結されていれば良い。
【0079】また、上述した一実施例においては、排紙
口カバー16dの開閉動作に応じて、排紙される記録紙
Pが第1の排紙搬送路部40Aを通るか、第2の排紙搬
送路部40Bを通るかを切り換え設定する様に説明した
が、この発明は、この様な構成に限定されることなく、
例えば、排出モード切り換え釦を別途設け、この排出モ
ード切り換え釦の切り換え動作に応じて、排紙口カバー
16dの開閉動作と、記録紙Pの排紙通路の切り換え動
作とが、実行される様に構成しても良い。要は、排紙口
カバー16dの開閉動作と、記録紙Pの排紙通路の切り
換え動作とが、互いに連動した状態で実行される様に構
成されていれば良い。
【0080】更に、上述した一実施例においては、導入
搬送路34を逆走される記録紙Pは、自身の腰の強さに
基づき後退搬送路56にもたらされる様に説明したが、
この発明は、この様な構成に限定されることなく、例え
ば、マイラーフィルム等から構成された記録紙退路規制
部材を導入搬送路34中に設け、この記録紙退路規制部
材を、記録紙Pが導入搬送路34をプラテンローラ48
に向けて順方向に搬送されている場合には、これを押し
退けた状態で搬送され、記録紙Pが導入搬送路34を逆
方向に後退されている場合には、これにより後退搬送路
56に入り込む様に搬送方向を規制される様に取り付け
ても良い。
【0081】
【発明の効果】以上詳述した様に、この発明に係わる画
像形成装置は、請求項1の記載に従えば、移動可能な記
録紙保持手段で保持した記録紙を、前記記録紙保持手段
の移動によりプラテンローラとこのプラテンローラに近
接配置された記録ヘッドとの間を走査移動させて、画像
形成動作を行う画像形成装置において、前記記録ヘッド
は、ハウジングに開閉自在に連動連結されたカバー部材
に取り付けられている事を特徴としている。
【0082】また、この発明に係わる画像形成装置は、
請求項2の記載に従えば、ハウジングと、記録紙を保持
した状態で移動可能に設けられた記録紙保持手段と、プ
ラテンローラと、このプラテンローラに対して接離自在
に設けられた記録ヘッドと、前記ハウジングに開閉自在
に取り付けられたカバー部材とを具備し、前記記録ヘッ
ドは、このカバー部材に連動連結され、このカバー部材
の開放動作に応じて、前記プラテンローラから大きく離
間される事を特徴としている。
【0083】また、この発明に係わる画像形成装置は、
請求項3の記載に従えば、ハウジングと、記録紙を保持
した状態で移動可能に設けられた記録紙保持手段と、プ
ラテンローラと、このプラテンローラに対して接離自在
に設けられた記録ヘッドと、前記プラテンローラと記録
ヘッドとの間に着脱自在に介設された転写材と、前記ハ
ウジングに開閉自在に取り付けられたカバー部材とを具
備し、前記記録ヘッドは、このカバー部材に連動連結さ
れ、このカバー部材の開放動作に応じて、前記プラテン
ローラから大きく離間され、前記転写材の前記プラテン
ローラからの離れる方向に沿う移動を許容する事を特徴
としている。
【0084】従って、この発明によれば、設置エリアを
狭く設定する事の出来る画像形成装置が提供される事に
なる。また、この発明によれば、紙詰まりした記録紙を
容易に取り除く事の出来る画像形成装置が提供される事
になる。また、この発明によれば、リボンカセットの着
脱を容易にする事の出来る画像形成装置が提供される事
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる画像形成装置の一実施例の構
成が適用されるカラープリンタの概略構成を示す側断面
図である。
【図2】図1に示すカラープリンタを、クランパが排紙
位置にある状態で示す側断面図である。
【図3】図1に示すカラープリンタを、排紙口カバーが
開放された状態で示す側断面図である。
【図4】図1に示すカラープリンタの排紙構造を、排紙
口カバーが閉じられた状態で示す側断面図である。
【図5】図4に示すカラープリンタの排紙構造を、排紙
口カバーが開放された状態で示す側断面図である。
【図6】図1に示すカラープリンタのプラテンローラ回
りの構造を、熱転写ヘッドが退避位置にある状態で示す
側断面図である。
【図7】図6に示すカラープリンタのプラテンローラ回
りの構造を、熱転写ヘッドが給紙位置にある状態で示す
側断面図である。
【図8】図6に示すカラープリンタのプラテンローラ回
りの構造を、熱転写ヘッドが転写作用位置において、サ
ーマルヘッドアレイがプラテンローラに軽く当接した状
態で示す側断面図である。
【図9】図6に示すカラープリンタのプラテンローラ回
りの構造を、熱転写ヘッドが転写作用位置において、サ
ーマルヘッドアレイがプラテンローラに強く当接した状
態で示す側断面図である。
【図10】図1に示すカラープリンタを、上カバー部材
を開放した状態で示す側断面図である。
【図11】図10に示すカラープリンタを、リボンカセ
ットを上方に取り出した状態で示す側断面図である。
【符号の説明】
P 記録紙 R インクリボン 10 カラープリンタ 12 ハウジング 14 下ハウジング部 16 上ハウジング部 16a ハウジング本体 16b カセット挿通口 16c 第1の排紙口 16d 排紙口カバー 16e 開口 16f 上カバー部材 16g 排紙受け用凹所 16h 第2の排紙口 18 記録紙カセット 20 支軸 22 熱転写ヘッド 24 取付ステイ 26 リボンカセット 28 給紙部 30 用紙搬送機構 32 ピックアップローラ 34 導入搬送路 36 クランパ 38 クランパ搬送路 40 排紙搬送路 40A 第1の排紙搬送路部 40B 第2の排紙搬送路部 42 導入ローラ対 44 搬送ローラ対 46a;46b 固定ガイド部材 48 プラテンローラ 50 ピンチローラ 52a 固定ガイド部材 52b 可動ガイド部材 54 支軸 56 後退搬送路 56a 後退搬送路の前半部分 56b 後退搬送路の後半部分 58 ガイドシャフト 60 ゲート部材 60a 支軸 62a 内周ガイド部材 62b 外周ガイド部材 64 第1の排紙ローラ対 66 第2の排紙ローラ対 68 連結機構 70 支軸 72 係止片 74 第1の係止ローラ 76 揺動レバー 78 支軸 80 第2の係止ローラ 82 係合片 84 コイルスプリング 86 係止ピン 88 操作アーム 88a カムフォロア 90 支軸 92 カム軸 94 ローラ圧接カム 96 操作ヘッドカム 98 スプリング 100 サーマルヘッドアレイ 102 ヘッドフレーム 102a カムフォロア 104 枢支軸 106 送出側インクリボンリール 108 巻取側インクリボンリール 110 連結板 112 第1の受け部材 114 第2の受け部材 116 支持ローラ対 116a 下ローラ 116b 上ローラである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/32 29/13 9305−2C B41J 3/20 109 C 9113−2C 29/12 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動可能な記録紙保持手段で保持した記録
    紙を、前記記録紙保持手段の移動によりプラテンローラ
    とこのプラテンローラに近接配置された記録ヘッドとの
    間を走査移動させて、画像形成動作を行う画像形成装置
    において、 前記記録ヘッドは、ハウジングに開閉自在に取り付けら
    れたカバー部材に連動連結されている事を特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】ハウジングと、 記録紙を保持した状態で移動可能に設けられた記録紙保
    持手段と、 プラテンローラと、 このプラテンローラに対して接離自在に設けられた記録
    ヘッドと、 前記ハウジングに開閉自在に取り付けられたカバー部材
    とを具備し、 前記記録ヘッドは、このカバー部材に連動連結され、こ
    のカバー部材の開放動作に応じて、前記プラテンローラ
    から大きく離間される事を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】ハウジングと、 記録紙を保持した状態で移動可能に設けられた記録紙保
    持手段と、 プラテンローラと、 このプラテンローラに対して接離自在に設けられた記録
    ヘッドと、 前記プラテンローラと記録ヘッドとの間に着脱自在に介
    設された転写材と、 前記ハウジングに開閉自在に取り付けられたカバー部材
    とを具備し、 前記記録ヘッドは、このカバー部材に連動連結され、こ
    のカバー部材の開放動作に応じて、前記プラテンローラ
    から大きく離間され、前記転写材の前記プラテンローラ
    からの離れる方向に沿う移動を許容する事を特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記カバー部材は、前記ハウジングの上面
    に形成された開口を開放可能に閉塞する事を特徴とする
    請求項1乃至3の何れか1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記転写材は上方に移動されて、前記ハウ
    ジングから取り出される事を特徴とする請求項4に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記記録ヘッドは、前記カバー部材の開放
    動作に伴い、このカバー部材に対して所定の相対位置に
    もたらされる事を特徴とする請求項1乃至3の何れか1
    に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記記録ヘッドは、前記プラテンローラに
    対して、大きく離間する退避位置と、僅かに離間する給
    紙位置と、接触する転写作用位置との間で移動可能にな
    され、 この記録ヘッドは、前記カバー部材の開放動作に伴い、
    このカバー部材に対して、前記退避位置と同様な相対位
    置にもたらされる事を特徴とする請求項6に記載の画像
    形成装置。
JP4330112A 1992-11-16 1992-11-16 画像形成装置 Pending JPH06155856A (ja)

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