JPH01317923A - 紙葉分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ホッパステージ上に多数枚堆積収納させた紙
葉な分離ローラにより一枚ずつ分離して繰出す装置に関
する。

〈従来の技術） プリンタ等に設けられる紙葉分離装置としては、分離ロ
ーラを用いたものが一般的である。即ち、多数枚堆積収
納させた紙葉に分離ローラを圧接させて、その分離ロー
ラに回転力を与えることにより紙葉を一枚ずつ分離して
繰出すものである。

この種の分離装置では、分離された各紙葉か互いに重な
り合ったり、連接したりした状態で印字部等へ給送され
ない為に、−枚分離させた後に分離ローラへの回転力を
一時遮断し、各紙葉間にある程度の間隔をあける様にし
て二枚口の紙葉の分離、繰出しを行う必要がある。従っ
て分離ローラに与える回転力を断続させる機構が必要と
なる。

そこで従来の分離装置では、この断続機構としてソレノ
イド等を利用したクラッチを設けていた。

〈発明か解決しようとする課題〉 しかしソレノイド等を利用したクラッチは高価てあり、
よって従来の紙葉分離装置はコスト高になるという問題
があった。

く課題を解決するための手段〉 本発明は上記問題点を解決すべく提案された紙葉分離装
置である。

即ち、ホッパステージを上下動させる手段と、ホッパス
テージ上の紙葉の分離ローラへの圧接を検知する手段と
を設け、ホッパステージを上下動させることにより、そ
のホッパステージ上の紙葉を分離ローラに対して圧接離
反させるとともに、上記圧接検知手段からの信号に基づ
いて、ホッパステージ上の紙葉が分離ローラに圧接した
状態の時にのみ分離ローラに回転力を与える様に構成し
たことを特徴とするものである。

〈作用〉 上記構成の紙葉分離装置において、ホ、ソバステージを
上昇させると、ホッパステージ上に堆積収納された紙葉
の最上部が分離ローラに圧接する。すると圧接検知手段
からの信号に基づいて分離ローラに回転力か与えられ、
最上部の紙葉が分離されて緑出される。

又分離ローラか次の紙葉に接触する前にホッパステージ
を降下させると、紙葉が分離ローラから離反するととも
に、圧接検知手段からの信号に基づいて分離ローラへの
回転力が断たれる。

〈実施例〉 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

第１図は、本発明の紙葉分離装置Ａの概略構成図である
。

図で示す様に、紙葉Ｐを堆積させるホッパステージｌ（
以下単にステージｌと呼ぶ）が、固設された側板２に沿
って上下動可能に設けられている。更にこのステージｌ
を上下動させる手段として、モータ３によって走行する
ベルト４が設置されている。即ち上下に配置された二つ
のプーリ５．６にベルト４が架は渡され、一方のプーリ
５に二つのギヤ７．８を介してモータ３が連結されてい
る。そしてステージｌは、ベルト４に固定されている。

従ってモータ３を回転させてベルト４を走行させること
により、ベルト４を上下動させることかできる。

−・方、上記ステージｌの上方には分離ローラ９か配置
されている。この分離ローラ９は、略り状のアーム１０
の下端に軸着され、アーム１０は、その屈曲した中央部
を中心として回動し得る様に軸１１に取着されている。

更にその軸１１と分離ローラ９の回転軸１２とに夫々プ
ーリ１３．１４が取着されるとともに、両プーリ１：ｌ
、　１４間にミニピッチベルト１５か架は渡されている
。そしてアームｌＯの回動中心となる軸１１に取着され
たプーリ１３に駆動機構１６が連結され、この駆動機構
１６からミニピッチベルト１５を介して分離ローラ９へ
回転力が伝達される。

上記アーム１０は、その下端の分離ローラ９が下方へ移
動する様な方向へ回動すべくスプリング１７により付勢
されており、常時は、二点鎖線で示す如くストッパ１８
に当接した状態にある。

又アーム１０の上端付近には、ステージ１上の紙葉Ｐの
分離ローラ９への圧接を検知する手段として、例えば光
路１９ａを開閉することによりオンオフされるフォトス
イッチ１９が配設されている。このフォトスイッチ１９
は、光源とフォトセンサとより構成されたものて、常時
はオン状態にあり、アーム１０が回動するとそのアーム
ｌＯにより光路１９ａが遮断されてオフ状態となる。

そしてフォトスイッチ１９がオフ状態の時にのみ、つま
り後述の如くステージｌ上の紙１ｐか分離ローラ９に圧
接した状態の時にのみ、駆動機構１６を作動させて分離
ローラ９に回転力を与える様に制御装置２０に制御させ
る。即ちフォトスイッチ１９からのオンオフ信号を制御
装置２０へ送出させ、そのオンオフ信号に基づいて分離
ローラ９に回転力をグーえる。

上記構成の紙葉分離装置Ａにおいて、モータ３を回転さ
せてステージｌを上昇させると、ステージ１上に堆積収
納された紙葉Ｐの最上部が分離ローラ９に圧接する。す
るとアームＩＯが回動してフォトスイッチ１９がオフ状
態となって、分離ローラ９に矢印ア方向の回転力か与え
られ、最上部の紙葉Ｐａか分離されて矢印イ方向へ繰出
される。

又上記フォトスイッチ１９がオフ状態となった時には、
モータ３を停止させる。そして分離ローラ９か次の紙葉
に接触する前にモータ３を逆転させてステージ１を降下
させると、紙葉Ｐが分離ローラ９から離反するとともに
、フォトスイッチ１９がオン状態となって分離ローラ９
への回転力が断たれる。

その後、再びステージｌを上昇させて上記動作を繰返さ
せれば、紙葉Ｐを一枚一枚、適宜な間隔をあけた状態で
分離し、繰出すことができる。上記紙葉分離動作は、制
御装置２０により自動制御される。

上記紙葉分離装置Ａは、その各構成部品が何れも安価に
入手できるものであり、よってソレノイド等を利用した
クラッチを設けたものより非常に低コストで実現される
。

又紙葉が二枚型なった状態で送られる所謂重送を防止す
る為に、側板２上方の、紙葉の繰出される位置に、リミ
ットローラ２１とピッカナイフ２２とを、紙１ｐ−枚の
厚さの１゜５倍程度の間隙２３を設けた状態で対向させ
て配置するとよい。

更に、上記分離動作を実際に自動化する手段として、分
離装置から繰出された紙葉Ｐを挟持圧送する二つの給送
ローラ２４の紙葉繰出し方向（矢印イ方向）前方に、紙
！＃Ｐを検知するセンサ、例えばフォトセンサ２５を紙
葉ガイド２６に沿って設置し、このフォトセンサ２５か
らの検知信号を上記制御袋′１１ｚｏへ送出する。この
フォトセンサ２５の分離ローラ９からの距離は、紙Ｈｐ
の長さより小さく設定される。又上記給送ローラ２４は
、上記制御装置２０の制御に基づいて給送モータ２７に
より回転される。

次に、上記制御装置２０によって制御される、上記分離
装置Ａと給送ローラ２４とによる紙１ｐの分離、繰出し
、給送作用を、第２図のフローチャートに基づいて説明
する。

下降した状態にあるステージｌ上に多数枚の紙５ｐを堆
積収納して、図示しない操作部より制御袋ｍ２０へ始動
を指令する。するとモータ３が回転してステージｌが１
昇する（ステラブ５−１）。

最上部の紙葉Ｐａか分離ローラ９に圧接すると、アーム
１０が回動してフォトスイッチ１９がオフ状態となる（
Ｓ−２）。これによりモータ３が停止してステージｌが
上昇を停止し、それと同時に駆動機構１６か作動して分
離ローラ９に矢印ア方向の回転力か与えられる。その結
果、最上部の紙葉Ｐａが分離されて、リミットローラ２
１とピッカナイフ２２間の間隙２３から繰出される（Ｓ
−３）。

繰出された紙葉Ｐａは、給送ローラ２４により矢印イ方
向へ圧送され、分離ローラ９から離れる前にフォトセン
サ２５により検知される（Ｓ−４）。

これは、上述の如くフォトセンサ２５の分離ローラ９か
らの距離か、紙葉Ｐの長さより小さく設定されている為
である。するとこのフォトセンサ２５の検知信号に基づ
いて、駆動機構１６が停止して分離ローラ９への回転力
が断たれるとともに、モータ３か逆転してステージｌか
降下する（Ｓ−Ｓ）。

即ち次の紙葉が続けて繰出されることはない。

ステージｌが降下すると２紙葉Ｐか分離ローラ９から離
反することにより、フォトスイッチ１９かオン状態とな
る（Ｓ−６）。これによりモータ３が停止してステージ
ｌの下降か停止する（Ｓ−７）。以上の一連の動作によ
り最上部の紙葉Ｐａが一枚だけ分離されて繰出され、給
送されることになる。

そして次の紙葉の繰出しを停止する指令を与えるまで、
上記ステップＳ−１〜７か繰返され、紙Ｉｐは一枚一枚
、適宜な間隔をあけた状態で分離されて繰出され、給送
される。

〈発明の効果〉 以上述べた様に本発明によれば、ソレノイド等を利用し
た高価なりラッチを用いることなく、ホッパステージ上
の紙葉を確実に分離して繰出すことのできる紙葉分離装
ごを低コストで提供し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の紙葉分離装置の概略構成図、 第２図は、本発明の紙葉分離装置を利用した紙葉の分離
、繰出し、給送作用を説明するフローチャートである。 Ａ・・・紙葉分離装置、　　　Ｐ、Ｐａ・・・紙葉。 ｌ・・・ホッパステージ、　３・・・モータ。 ４・・・ベルト、　９・・・分離ローラ。 ｌＯ・・・アーム、１９・・・フォトスイッチ。 特許出願人　　　沖電気工業株式会社 代理人　　　　　　　弁理士　船　橘　國　則Ａ　：ｎ
１４　：＜ｙｌｙ’ Ｐ　、　Ｐａ　、’　Ａ’ｔ　／　　　　　　　　　　
　　　９　：　１）１１１１；’　−タ１°′Ｘり／′
二２５２′−；’１０：、＞−，４３Ｘｆ−夕　　　　
　　　　　　　　　　　　１９：　２１ｙｉ、ｙｙｙ−
ｐｒ１’！、＃ｆｆ７ｋｈｔ珈机ｌ頑９ 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ホッパステージ上に多数枚堆積収納させた紙葉と分離ロ
   ーラとを互いに圧接させた状態で、該分離ローラに回転
   力を与えることにより前記紙葉を最上部より一枚ずつ分
   離して繰出す紙葉分離装置において、 前記ホッパステージを上下動させる手段と、前記ホッパ
   ステージ上の紙葉の前記分離ローラへの圧接を検知する
   手段とを設け、 前記ホッパステージを上下動させることにより該ホッパ
   ステージ上の紙葉を前記分離ローラに対して圧接離反さ
   せるとともに、前記圧接検知手段からの信号に基づいて
   、前記ホッパステージ上の紙葉が前記分離ローラに圧接
   した状態の時にのみ前記分離ローラに回転力を与えるこ
   とを特徴とする紙葉分離装置。