JP2514374Y2 - 通帳改頁機構 - Google Patents
通帳改頁機構Info
- Publication number
- JP2514374Y2 JP2514374Y2 JP1991032029U JP3202991U JP2514374Y2 JP 2514374 Y2 JP2514374 Y2 JP 2514374Y2 JP 1991032029 U JP1991032029 U JP 1991032029U JP 3202991 U JP3202991 U JP 3202991U JP 2514374 Y2 JP2514374 Y2 JP 2514374Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- page
- roller
- passbook
- turning
- break
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B42—BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
- B42D—BOOKS; BOOK COVERS; LOOSE LEAVES; PRINTED MATTER CHARACTERISED BY IDENTIFICATION OR SECURITY FEATURES; PRINTED MATTER OF SPECIAL FORMAT OR STYLE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DEVICES FOR USE THEREWITH AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; MOVABLE-STRIP WRITING OR READING APPARATUS
- B42D9/00—Bookmarkers; Spot indicators; Devices for holding books open; Leaf turners
- B42D9/04—Leaf turners
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、銀行や郵便局等の金融
機関に設置され、通帳に印字を行う通帳記帳機の改頁機
構に関するものである。
機関に設置され、通帳に印字を行う通帳記帳機の改頁機
構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来の改頁機構を示す構成概略図
である。図４において改頁機構は、上下一対に配置され
た搬送ローラ１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ，１ｅおよび１ｆ
により搬送路２を形成し、この搬送路２に通帳１０を搬
送するとともに、搬送路２上に配置した改頁ローラ３の
回転力でめくり頁１１をめくり上げるものである。
である。図４において改頁機構は、上下一対に配置され
た搬送ローラ１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ，１ｅおよび１ｆ
により搬送路２を形成し、この搬送路２に通帳１０を搬
送するとともに、搬送路２上に配置した改頁ローラ３の
回転力でめくり頁１１をめくり上げるものである。
【０００３】搬送路２を形成する各搬送ローラ１には、
それぞれフィードモータの駆動が図示しないギヤ等を介
して伝達され、これらが所定方向に回転することで通帳
１０を挟持した状態で所定方向へ搬送する。
それぞれフィードモータの駆動が図示しないギヤ等を介
して伝達され、これらが所定方向に回転することで通帳
１０を挟持した状態で所定方向へ搬送する。
【０００４】改頁ローラ３は摩擦係数の高いゴム材等か
ら形成され、図示せぬギヤ等を介して改頁モータ８の駆
動により所定の方向へ回転する。また、改頁ローラ３の
直下には、押圧ローラ４が設けられている。
ら形成され、図示せぬギヤ等を介して改頁モータ８の駆
動により所定の方向へ回転する。また、改頁ローラ３の
直下には、押圧ローラ４が設けられている。
【０００５】押圧ローラ４はソレノイド５及びリンク６
を介して上下方向に移動して改頁ローラ３とにより通帳
１０を挟み込むように構成されている。
を介して上下方向に移動して改頁ローラ３とにより通帳
１０を挟み込むように構成されている。
【０００６】改頁ローラ３の上方には、改頁ローラによ
ってめくり上げられた頁１１を検出するためのセンサ９
が設けられている。
ってめくり上げられた頁１１を検出するためのセンサ９
が設けられている。
【０００７】次に図５に示す改頁機構の動作説明図を用
いて改頁動作を説明する。
いて改頁動作を説明する。
【０００８】まず、通帳１０が綴じ目１２を中心にして
開帳された状態で搬送路２内に搬送される。そして、通
帳１０の綴じ目１２の左右いずれか一方（図では右側）
を搬送ローラ１ｃと搬送ローラ１ｄとによって挟持す
る。つぎに、図４に示したソレノイド５を駆動して押圧
ローラ４を改頁ローラ３へ押圧し、めくり頁１１を改頁
ローラ３へ接触させる。そして、図４に示した改頁モー
タ８により、改頁ローラ３を矢印Ａ方向に駆動すると、
めくり頁１１は改頁ローラ３の摩擦力によって、めくり
上げられる（図５（ａ））。
開帳された状態で搬送路２内に搬送される。そして、通
帳１０の綴じ目１２の左右いずれか一方（図では右側）
を搬送ローラ１ｃと搬送ローラ１ｄとによって挟持す
る。つぎに、図４に示したソレノイド５を駆動して押圧
ローラ４を改頁ローラ３へ押圧し、めくり頁１１を改頁
ローラ３へ接触させる。そして、図４に示した改頁モー
タ８により、改頁ローラ３を矢印Ａ方向に駆動すると、
めくり頁１１は改頁ローラ３の摩擦力によって、めくり
上げられる（図５（ａ））。
【０００９】つぎに、センサ９がめくり上げを検知する
と、ソレノイド５の駆動を停止し、押圧ローラ４を改頁
ローラ３より離す。これにより、めくり頁１１の次の頁
が続けてめくられるのを防止している。そして、改頁ロ
ーラ３を矢印Ａ方向に所定量回転させ、めくり頁１１を
改頁ローラ３の上方へはね上げる（図５（ｂ））。
と、ソレノイド５の駆動を停止し、押圧ローラ４を改頁
ローラ３より離す。これにより、めくり頁１１の次の頁
が続けてめくられるのを防止している。そして、改頁ロ
ーラ３を矢印Ａ方向に所定量回転させ、めくり頁１１を
改頁ローラ３の上方へはね上げる（図５（ｂ））。
【００１０】そして、再びソレノイド５を駆動し、押圧
ローラ４を改頁ローラ３へ押圧して通帳１０を挟持す
る。この状態で搬送モータ７及び改頁モータ８を駆動し
各搬送ローラ１及び改頁ローラ３を矢印Ｂ方向に回転さ
せて、通帳１０をＸ方向へ搬送する。この動作により、
改頁ローラ３の上方へはね上げられていためくり頁１１
は、改頁ローラ３に押圧されて改頁動作が終了する（図
５（ｃ））。
ローラ４を改頁ローラ３へ押圧して通帳１０を挟持す
る。この状態で搬送モータ７及び改頁モータ８を駆動し
各搬送ローラ１及び改頁ローラ３を矢印Ｂ方向に回転さ
せて、通帳１０をＸ方向へ搬送する。この動作により、
改頁ローラ３の上方へはね上げられていためくり頁１１
は、改頁ローラ３に押圧されて改頁動作が終了する（図
５（ｃ））。
【００１１】なお、この通帳を搬送する動作のとき、改
頁動作を示す図６の如く、押圧ローラ４を改頁ローラ３
へ押圧せずに改頁ローラ３を停止させたまま、搬送ロー
ラ群１によって通帳１０をＸ方向へ搬送すると、改頁ロ
ーラ３の摩擦抵抗により改頁が１１ａの如く折れてしま
うので上述の動作が必要となる。
頁動作を示す図６の如く、押圧ローラ４を改頁ローラ３
へ押圧せずに改頁ローラ３を停止させたまま、搬送ロー
ラ群１によって通帳１０をＸ方向へ搬送すると、改頁ロ
ーラ３の摩擦抵抗により改頁が１１ａの如く折れてしま
うので上述の動作が必要となる。
【００１２】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、改頁動作において、めくり頁１１を改頁
ローラ３の上方へはね上げた後の通帳搬送時に、図５
（ｃ）に示す如く、めくり頁１１が改頁ローラ３の回転
により、１１ａの如く巻き込まれ、めくり頁１１に折れ
や傷がついてしまうという問題があった。
成の装置では、改頁動作において、めくり頁１１を改頁
ローラ３の上方へはね上げた後の通帳搬送時に、図５
（ｃ）に示す如く、めくり頁１１が改頁ローラ３の回転
により、１１ａの如く巻き込まれ、めくり頁１１に折れ
や傷がついてしまうという問題があった。
【００１３】本考案は、以上の問題を除去するため、通
帳搬送時に改頁ローラ３の上方へはね上げられためくり
頁１１が改頁ローラ３に巻き込まれることを防止し、通
帳を傷つけることなく信頼性の高い改頁動作を行う、改
頁機構を提供することを目的とする。
帳搬送時に改頁ローラ３の上方へはね上げられためくり
頁１１が改頁ローラ３に巻き込まれることを防止し、通
帳を傷つけることなく信頼性の高い改頁動作を行う、改
頁機構を提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本考案は、通帳改頁機構
における改頁ローラ部に対し、頁めくり上げ動作時には
めくり上げ動作域より退避し、めくり頁を改頁ローラの
上方へはね上げた後の通帳搬送時には、めくり頁が改頁
ローラに接触することを阻止する位置に移動する、可動
のガイド部材を設けるものである。
における改頁ローラ部に対し、頁めくり上げ動作時には
めくり上げ動作域より退避し、めくり頁を改頁ローラの
上方へはね上げた後の通帳搬送時には、めくり頁が改頁
ローラに接触することを阻止する位置に移動する、可動
のガイド部材を設けるものである。
【００１５】
【作用】本考案によれば、改頁動作により改頁ローラの
上方へはね上げられためくり頁が、通帳搬送時に改頁ロ
ーラに直接接触するのを防止し、改頁ローラの摩擦力に
より、めくり頁が巻き込まれることを防止することが可
能となる。
上方へはね上げられためくり頁が、通帳搬送時に改頁ロ
ーラに直接接触するのを防止し、改頁ローラの摩擦力に
より、めくり頁が巻き込まれることを防止することが可
能となる。
【００１６】
【実施例】以下本考案の実施例を図面にしたがって説明
する。なお、各図面に共通する要素には同一の符号を用
いる。
する。なお、各図面に共通する要素には同一の符号を用
いる。
【００１７】図１は本考案の実施例を示す改頁機構の構
成概略図である。図１において、可動ガイド２０は、改
頁ローラ３を固着している軸３ａに回転可能に取り付け
られている板である。また、可動ガイド２０には、回転
ストッパ部２０ａと２０ｂ及びガイド部２０ｃが形成さ
れている。回転ストッパ部２０ａ及び２０ｂは、搬送路
２の上側走行ガイド２３上の回転ストッパ部２３ａに接
触することにより可動ガイド２０の回転を規制するため
のものである。ガイド部２０ｃは、めくり頁１１が改頁
ローラ３に接触するのを防止するためのものであり、軸
３ａの中心からの距離が、軸３ａの中心から改頁ローラ
３の表面までの距離よりも大きくなるよう形成されてい
る。
成概略図である。図１において、可動ガイド２０は、改
頁ローラ３を固着している軸３ａに回転可能に取り付け
られている板である。また、可動ガイド２０には、回転
ストッパ部２０ａと２０ｂ及びガイド部２０ｃが形成さ
れている。回転ストッパ部２０ａ及び２０ｂは、搬送路
２の上側走行ガイド２３上の回転ストッパ部２３ａに接
触することにより可動ガイド２０の回転を規制するため
のものである。ガイド部２０ｃは、めくり頁１１が改頁
ローラ３に接触するのを防止するためのものであり、軸
３ａの中心からの距離が、軸３ａの中心から改頁ローラ
３の表面までの距離よりも大きくなるよう形成されてい
る。
【００１８】図２は本考案の改頁ローラ部の詳細を示す
斜視図である。図２に示す如く、可動ガイド２０は、ス
プリング２１により改頁ローラ３の側面に押圧されてい
る。これにより、可動ガイド２０は、専用に駆動手段を
設けることなく改頁ローラ３との摩擦力により、回転ス
トッパ部２０ａ或いは２０ｂが上側走行ガイド２３の回
転ストッパ部２３ａに接するまで、改頁ローラ３と共に
回転する。軸受２２は、軸３ａを回転可能に支えてお
り、搬送路２の図示せぬ左右のプレートに固定されてい
る。
斜視図である。図２に示す如く、可動ガイド２０は、ス
プリング２１により改頁ローラ３の側面に押圧されてい
る。これにより、可動ガイド２０は、専用に駆動手段を
設けることなく改頁ローラ３との摩擦力により、回転ス
トッパ部２０ａ或いは２０ｂが上側走行ガイド２３の回
転ストッパ部２３ａに接するまで、改頁ローラ３と共に
回転する。軸受２２は、軸３ａを回転可能に支えてお
り、搬送路２の図示せぬ左右のプレートに固定されてい
る。
【００１９】以上の構成以外は従来と同様であるため、
説明は省略する。
説明は省略する。
【００２０】図３は本考案の改頁機構の動作説明図であ
る。図３を用いて、改頁動作を説明する。
る。図３を用いて、改頁動作を説明する。
【００２１】まず従来と同様に、通帳１０が綴じ目１２
を中心にして開帳された状態で搬送路２内に搬送され
る。そして、通帳１０の綴じ目１２の左右いずれか一方
（図では右側）を搬送ローラ１ｃと搬送ローラ１ｄとに
よって挟持する。つぎに、図１に示したソレノイド５を
駆動して押圧ローラ４を改頁ローラ３へ押圧し、めくり
頁１１を改頁ローラ３へ接触させる。そして、図１に示
した改頁モータ８により、改頁ローラ３を矢印Ａ方向に
駆動すると、めくり頁１１は改頁ローラ３の摩擦力によ
って、めくり上げられる。この時、可動ガイド２０は改
頁ローラ３と共に矢印Ａ方向へ回転し、回転ストッパ部
２０ｂが上側走行ガイド２３の回転ストッパ部２３ａに
接した位置で止まっている。この位置では可動ガイド２
０は、改頁ローラ３がめくり頁１１をめくり上げる動作
域にて、改頁ローラ３の外周よりも引っ込んでおり、め
くり上げ動作の支障にはならない（図３（ａ））。
を中心にして開帳された状態で搬送路２内に搬送され
る。そして、通帳１０の綴じ目１２の左右いずれか一方
（図では右側）を搬送ローラ１ｃと搬送ローラ１ｄとに
よって挟持する。つぎに、図１に示したソレノイド５を
駆動して押圧ローラ４を改頁ローラ３へ押圧し、めくり
頁１１を改頁ローラ３へ接触させる。そして、図１に示
した改頁モータ８により、改頁ローラ３を矢印Ａ方向に
駆動すると、めくり頁１１は改頁ローラ３の摩擦力によ
って、めくり上げられる。この時、可動ガイド２０は改
頁ローラ３と共に矢印Ａ方向へ回転し、回転ストッパ部
２０ｂが上側走行ガイド２３の回転ストッパ部２３ａに
接した位置で止まっている。この位置では可動ガイド２
０は、改頁ローラ３がめくり頁１１をめくり上げる動作
域にて、改頁ローラ３の外周よりも引っ込んでおり、め
くり上げ動作の支障にはならない（図３（ａ））。
【００２２】つぎに、センサ９がめくり上げを検知する
と、ソレノイド５の駆動を停止し、押圧ローラ４を改頁
ローラ３より離す。そして、改頁ローラ３を矢印Ａ方向
に所定量回転させ、めくり頁１１を改頁ローラ３の上方
へはね上げる。
と、ソレノイド５の駆動を停止し、押圧ローラ４を改頁
ローラ３より離す。そして、改頁ローラ３を矢印Ａ方向
に所定量回転させ、めくり頁１１を改頁ローラ３の上方
へはね上げる。
【００２３】そして、再びソレノイド５を駆動し、押圧
ローラ４を改頁ローラ３へ押圧して通帳１０を挟持す
る。この状態で搬送モータ７及び改頁モータ８を駆動し
各搬送ローラ１及び改頁ローラ３を矢印Ｂ方向に回転さ
せて、通帳１０をＸ方向へ搬送する。この時、可動ガイ
ド２０は改頁ローラ３と共に矢印Ｂ方向へ回転し、回転
ストッパ部２０ａが上側走行ガイド２３の回転ストッパ
部２３ａと接した位置で止まっている。この位置では、
めくり頁１１は可動ガイド２０のガイド部２０ｃにより
押し上げられ、改頁ローラ３への接触を阻止される。そ
して、通帳１０のＸ方向への搬送により、改頁ローラ３
の上方へはね上げられていためくり頁１１は、ガイド部
２０ｃにガイドされながら、改頁ローラ３と押圧ローラ
４とにより押圧されて改頁動作が終了する（図３
（ｂ））。
ローラ４を改頁ローラ３へ押圧して通帳１０を挟持す
る。この状態で搬送モータ７及び改頁モータ８を駆動し
各搬送ローラ１及び改頁ローラ３を矢印Ｂ方向に回転さ
せて、通帳１０をＸ方向へ搬送する。この時、可動ガイ
ド２０は改頁ローラ３と共に矢印Ｂ方向へ回転し、回転
ストッパ部２０ａが上側走行ガイド２３の回転ストッパ
部２３ａと接した位置で止まっている。この位置では、
めくり頁１１は可動ガイド２０のガイド部２０ｃにより
押し上げられ、改頁ローラ３への接触を阻止される。そ
して、通帳１０のＸ方向への搬送により、改頁ローラ３
の上方へはね上げられていためくり頁１１は、ガイド部
２０ｃにガイドされながら、改頁ローラ３と押圧ローラ
４とにより押圧されて改頁動作が終了する（図３
（ｂ））。
【００２４】ここで、前述した図３（ｂ）の説明におい
て、めくり頁１１をはね上げた後の搬送にて、ストッパ
部２０ａがストッパ部２３ａに接した際の通帳１０及び
可動ガイド２０の位置をストッパ接触位置と呼ぶものと
する。
て、めくり頁１１をはね上げた後の搬送にて、ストッパ
部２０ａがストッパ部２３ａに接した際の通帳１０及び
可動ガイド２０の位置をストッパ接触位置と呼ぶものと
する。
【００２５】可動ガイド２０上のガイド部２０ｃは、ス
トッパ接触位置において、綴じ目１２から改頁ローラ３
の上方に向けて引いた接線Ｌの改頁ローラ３上の接点か
ら、改頁ローラ３の中心から右下約４５度方向の改頁ロ
ーラ３上の点までの間の、改頁ローラ３の表面をガイド
する範囲に形成することが好ましい。
トッパ接触位置において、綴じ目１２から改頁ローラ３
の上方に向けて引いた接線Ｌの改頁ローラ３上の接点か
ら、改頁ローラ３の中心から右下約４５度方向の改頁ロ
ーラ３上の点までの間の、改頁ローラ３の表面をガイド
する範囲に形成することが好ましい。
【００２６】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案によ
れば、改頁ローラによるめくり動作によって改頁ローラ
上にはね上げられためくり頁を、通帳の搬送により改頁
ローラ部にて押圧してめくり動作を行う改頁機構の改頁
ローラ部に対し、頁めくり上げ動作時にはめくり上げ動
作域より退避し、めくり頁を改頁ローラの上方へはね上
げた後の通帳搬送時には、めくり頁が改頁ローラに接触
することを阻止する位置に移動する可動のガイド部材を
設けることにより、改頁動作において、頁めくり動作に
は支障を及ぼすことなく、改頁ローラの上方へはね上げ
られためくり頁が頁ローラに巻き込まれることを防ぐこ
とが可能となる。これにより、通帳には折れや傷等を生
じることのない、信頼性の高い改頁動作を行う改頁機構
を提供できるという効果が得られる。
れば、改頁ローラによるめくり動作によって改頁ローラ
上にはね上げられためくり頁を、通帳の搬送により改頁
ローラ部にて押圧してめくり動作を行う改頁機構の改頁
ローラ部に対し、頁めくり上げ動作時にはめくり上げ動
作域より退避し、めくり頁を改頁ローラの上方へはね上
げた後の通帳搬送時には、めくり頁が改頁ローラに接触
することを阻止する位置に移動する可動のガイド部材を
設けることにより、改頁動作において、頁めくり動作に
は支障を及ぼすことなく、改頁ローラの上方へはね上げ
られためくり頁が頁ローラに巻き込まれることを防ぐこ
とが可能となる。これにより、通帳には折れや傷等を生
じることのない、信頼性の高い改頁動作を行う改頁機構
を提供できるという効果が得られる。
【図１】本考案の実施例を示す改頁機構の構成概略図
【図２】本考案の改頁ローラ部の詳細を示す斜視図
【図３】本考案の改頁機構の動作説明図
【図４】従来の改頁機構を示す構成概略図
【図５】従来の改頁機構の動作説明図
【図６】従来の改頁機構の動作説明図
３ 改頁ローラ ４ 押圧ローラ ２０ 可動ガイド ２１ スプリング ２３ 上側走行ガイド
Claims (1)
- 【請求項１】 通帳を搬送する搬送路と、該搬送路上に
設けられ通帳の改頁及び搬送を行い通帳のめくる頁に接
し頁めくり方向及びその反対方向に回転可能な改頁ロー
ラと、通帳改頁時及び通帳搬送時に該改頁ローラに通帳
を押し付ける押圧手段とを備え、該押圧手段により通帳
を該改頁ローラに押圧し該改頁ローラを頁めくり方向に
回転させることにより通帳のめくり頁をめくり上げ該改
頁ローラ上方にめくり頁をはね上げた後、該改頁ローラ
を頁めくり方向とは反対方向に回転させ通帳を搬送しは
ね上げられためくり頁を閉じて頁めくりを完了する通帳
改頁機構において、前記改頁ローラはその近傍に該改頁
ローラと該はね上げられためくり頁との接触を阻止する
可動ガイド手段を備え、該可動ガイド手段は改頁動作時
には改頁ローラと通帳との接触を阻害しない箇所に位置
しかつはね上げられためくり頁を閉じる通帳搬送時には
改頁ローラとはね上げられためくり頁との接触を阻止す
る箇所に位置することを特徴とする通帳改頁機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991032029U JP2514374Y2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 通帳改頁機構 |
| KR1019920007445A KR100197031B1 (ko) | 1991-05-09 | 1992-05-01 | 통장페이지 변경기구 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991032029U JP2514374Y2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 通帳改頁機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126881U JPH04126881U (ja) | 1992-11-18 |
| JP2514374Y2 true JP2514374Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=12347443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991032029U Expired - Lifetime JP2514374Y2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 通帳改頁機構 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514374Y2 (ja) |
| KR (1) | KR100197031B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102376401B1 (ko) * | 2017-06-21 | 2022-03-18 | 주식회사 신기그룹 | 통장의 게이트 온/오프 장치 |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP1991032029U patent/JP2514374Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-05-01 KR KR1019920007445A patent/KR100197031B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100197031B1 (ko) | 1999-06-15 |
| KR920021339A (ko) | 1992-12-18 |
| JPH04126881U (ja) | 1992-11-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |