JPH0413745Y2 - - Google Patents

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JPH0413745Y2
JPH0413745Y2 JP1983035612U JP3561283U JPH0413745Y2 JP H0413745 Y2 JPH0413745 Y2 JP H0413745Y2 JP 1983035612 U JP1983035612 U JP 1983035612U JP 3561283 U JP3561283 U JP 3561283U JP H0413745 Y2 JPH0413745 Y2 JP H0413745Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、現金自動支払機、現金自動預金支
払機等の現金自動取引装置において、特に綴辺を
挟んで左右の頁が位置する縦型通帳を処理するの
に好適な通帳処理装置に関する。
<従来の技術> 現在、現金自動取引装置に用いられる通帳とし
て、表紙などに口座番号等が記録された磁気スト
ライプを設け、各頁毎に頁数を表わすバーコード
を付設した構成のものが存在している。この種通
帳の場合、磁気ストライプやバーコードから情報
を読み取るために、装置内部では、投入された通
帳の搬送径路を常に一定となす必要がある。処理
対象が切符のような平板状物体については、搬送
径路を常に一定となすための技術として特公昭52
−12600号公報のものが存在する。すなわちこの
先行技術では、ガイドを切符の搬送路に突出させ
ることにより、切符を基準面へ片寄せし、これに
より切符の搬送径路を同じに規制するのである。
<考案が解決しようとする問題点> 切符のような平板状物体の場合、ガイドにより
対象物をそのまま単に基準面と片寄せしても何の
支障も生じないが、綴辺を挿入方向と一致させて
挿入する縦型通帳については、とくに左右の頁が
十分に開放されていないとき、その通帳を基準面
の方向へ押圧すると、通帳は片寄せされずに頁が
単に閉じるだけとなる。それ故通帳については、
左右の頁を十分に開放した状態を保ちながら、基
準面へ片寄せする必要があるもので、そのような
技術はいまだ提案されておらず、また切符につい
ての先行技術をそのまま通帳処理装置に応用する
ことはできないのである。
この考案は、通帳を十分開いた状態に保ちなが
ら基準面へ確実かつ容易に寄せることができる通
帳処理装置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この考案の通帳処理
装置では、縦型通帳の綴辺の方向と搬送方向とが
一致する通帳の搬送路を構成する搬送面と、この
搬送路の一側に形成された通帳の一側辺を当接さ
せるための基準面と、搬送路の基準面との反対位
置に配備され前記搬送面よりわずかに高く突出し
て通帳の他側辺を搬送面より浮上させる弾性を有
する弾性支持面と、この弾性支持面と対向する搬
送面の上方位置に通帳の搬送方向と交叉させて上
下動可能に配備され搬送停止時に下降動作して通
帳を左右の頁にわたつて軽く押える押えローラ
と、前記基準面と対向する搬送路の側部位置に搬
送路に対し出没可能に配備して通帳の浮上した側
辺を基準面側へ押圧する片寄せローラとを具備さ
せている。
<作用> 開いた状態の通帳が搬送面の弾性支持面に到達
して、この通帳を押えローラが左右の頁にわたつ
て軽く押えるとき、弾性支持面上に位置する通帳
の一側辺は搬送面から浮上し、また弾性支持面の
弾性が通帳片寄せ時の抵抗を小さいものとする。
従つてこの通帳を軽くはさんだ状態へ片寄せロー
ラが通帳の浮上側辺を基準面側へ押圧するとき、
通帳は十分開いた状態を保ちながら、確実かつ容
易に基準面へ片寄せられることになる。
<実施例> 図面は縦型通帳を処理する現金自動処理装置を
示すもので、第1図〜第6図に示す如く、装置の
接客面に設けられた通帳挿入口11に連続して、
縦型通帳の綴辺の方向と搬送方向とが一致する通
帳搬送路2が形成されている。この通帳搬送路2
を構成する搬送面21には、第5図および第6図
に示す如く、通帳の搬送方向に等間隔を存しかつ
通帳の左右頁に合わせて2列をなす複数の窓孔2
2が開設されている。各窓孔22にはそれぞれ駆
動ローラ23の一部が搬送面21上に突出してお
り、各駆動ローラ23は、回転駆動装置(図示せ
ず)に連繋されて正転または逆転駆動する。搬送
面21の上方には、第1図および第2図に示す如
く、搬送面21を股ぎ複数本の枢軸24a,24
b,24cが配備され、各枢軸には、それぞれ先
端に前記駆動ローラ23に対向してタツチローラ
25を軸止したレバー26の基端が回動自在に軸
承されている。各レバー26の一側には、レバー
26の駆動ローラ23側への傾きを規制するスト
ツパ27が軸固定され、またストツパ27とレバ
ー26との間には引張バネ28を介装して、タツ
チローラ25が通帳を介して駆動ローラ23に対
し適当圧力で付勢するようになす。従つて通帳は
駆動ローラ23の回転駆動により両ローラ23,
25の間で搬送される。
この考案は、挿入された通帳を上記搬送路2に
一旦停止させて搬送路2の片側へ寄せ、搬送位置
を規制するものである。
この実施例では、搬送面21に前記駆動ローラ
23の回転を停止して通帳を搬送面21の定位置
に止めるためのセンサ3を配備すると共に、通帳
の停止位置において、搬送面21の一側には通帳
の一側辺が当接する片寄せ基準面4を、また搬送
面21の他側には板バネを撓ませて取付け中央部
が搬送面21より僅かに高く突出する弾性支持面
5を、それぞれ形成し(第5図、第6図)、この
弾性支持面5によつて通帳の他端辺を搬送面21
より僅かに浮上させる。
上記の弾性支持面5に対応して搬送面21の上
方位置には、これを股ぎ通帳上面を軽く押える押
えローラ6が通帳の搬送方向と交叉させて配備さ
れる。この押えローラ6は、第1図に示す如く、
タツチローラ25が軸承された中間の枢軸24b
に2本のレバー61,61の基端を軸固定して、
各レバー61,61の先端間に回転自由に軸承さ
れたものである。この押えローラ6およびタツチ
ローラ25は通帳を交互に押えるもので、各レバ
ー26,61間に所定の角度を設定して、枢軸2
4bの軸回動により作動すべくなしている。
かくして押えローラ6が通帳を押えた時、各枢
軸24a,24b,24c上のタツチローラ25
が一斉に通帳押えを解放するように連動作動機構
62が設けてある。この連動作動機構62は、第
1図ないし第4図に示す如く、各枢軸24a,2
4b,24cの端部にリンク63を突設し、各リ
ンク63の先端をスライド式連杆64に枢止連結
したものである。このスライド式連杆64には、
一方向に移行させる引張バネ65と、この引張バ
ネ65のバネ力に抗してスライド式連杆64を反
対方向に移行すべく、フレーム1に回転自由に枢
止された揺動レバー66(第2図および第10
図)とが連繋されると共に、この揺動レバー66
に駆動カム67が連繋されている。
前記の弾性支持面5に近い側部位置には、搬送
路2に突出して通帳の浮上側辺を基準面4側へ押
圧する片寄せ機構7が配備される。この片寄せ機
構7は、第1図、第7図および、第8図に示す如
く、側面フレームに対し通帳長さより小なる間隔
を存して2本の枢軸71,71を取付け固定し、
両枢軸71の下部にそれぞれ水平面内で回動可能
なレバー72が枢止してある。各レバー72の先
端には通帳搬送面21に対応してローラ73が枢
止され、両レバー72,72の基端はスライド杆
74にて枢止連結している。このスライド杆74
には、これを一方向へ移行させて各ローラ73,
73の一部を搬送面21へ突出付勢する引張バネ
75と、この引張バネ75のバネ力に抗してスラ
イド杆74を反対方向へ移行させるための作動手
段76とが連繋してある。この作動手段76は、
レバー軸77の端部にリンク78の基端を軸固定
し、このリンク78の先端を前記スライド杆74
に枢止連結すると共に、レバー軸77に突出固定
したカムリンク79を介して駆動カム80に連繋
したもので(第11図)、通帳が搬送面21に停
止したとき、カム80がカムリンク79を解放す
るようになつている。
然して、通帳挿入口11から綴片を挿入方向と
一致させて挿入された通帳は搬送面21上に突出
した駆動ローラ23とタツチローラ25との間に
案内されて装置内へ搬入される。このとき搬送面
21に対して押えローラ6は上昇し、片寄せロー
ラ73は退避している。
いま通帳が搬送面21の弾性支持面5に到達し
たことをセンサ3が検出し、駆動ローラ23が停
止するとき、これに連動してカム駆動モータ81
が作動する。このとき作動機構62の駆動カム6
7が揺動レバー66の押圧を解放し、スライド式
連杆64は引張バネ65により一方向へスライド
して各枢軸24a,24b,24cを軸回動させ
る。これにより各枢軸上のタツチローラ25は通
帳の押えを解放すると共に、押えローラ6が対応
する通帳を左右の頁に股がつて軽く押えることに
なる。このとき、弾性支持面5上に位置した通帳
の側辺は搬送面21から僅かに浮上しており、ま
た弾性支持面5の弾性で片寄せ時の抵抗が低いも
のとなつている。
片寄せ機構7のカム80は、前記作動機構62
より僅かに遅れてカムリンク79の押圧を解放
し、レバー軸77およびリンク78を介してスラ
イド杆74を引張バネ75のバネ力により一方向
へ移行させる。このとき両レバー72,72は回
動して片寄せローラ73,73の一部が搬送面2
1に突出し、押えローラ6に軽く押えられかつ弾
性支持面5に小さな抵抗で支持された通帳の浮上
側辺を押圧して片寄せを行う。これにより通帳は
側辺が基準面4に当り、搬送位置は常に一定とな
る。片寄せの後は、再びカム駆動モータ81が作
動して、押えローラ6が上昇すると共に、片寄せ
ローラ73は退避し、さらにタツチローラ25が
再び下降して、通帳は正確な位置を保ち次の動作
に移る。
<考案の効果> この考案は上記の如く、縦型通帳の綴辺の方向
と搬送方向とが一致する通帳の搬送路を構成する
搬送面と、この搬送路の一側に形成された通帳の
一側辺を当接させるための基準面と、搬送路の基
準面との反対位置に配備され前記搬送面よりわず
かに高く突出して通帳の他側辺を搬送面より浮上
させる弾性を有する弾性支持面と、この弾性支持
面と対向する搬送面の上方位置に上下動可能に配
備され搬送停止時に下降動作して通帳を左右の頁
にわたつて軽く押える押えローラと、前記基準面
と対向する搬送路の側部位置に搬送路に対し出没
可能に配備して通帳の浮上した側辺を基準面側へ
押圧する片寄せローラとで通帳処理装置を構成し
たものである。
このためこの考案によれば、押えローラと弾性
支持面とで通帳を軽く挟んだ状態で通帳の側辺を
片寄せローラで押圧することにより、通帳を十分
開いた状態に保ちながら確実かつ容易に基準面へ
寄せることができ、装置の信頼性が向上するとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は現金自動預金支払機における通帳搬送
機構の平面図、第2図は第1図中A−A線断面
図、第3図は第1図中B−B線断面図、第4図は
第1図中C−C線断面図、第5図は搬送面の平面
図、第6図は第5図中D−D線断面図、第7図は
片寄せ機構の平面図、第8図は第7図中E−E線
断面図、第9図は第7図の左側面図、第10図は
第7図中F−F線断面図、第11図は第7図中G
−G線断面図である。 2……搬送路、21……搬送面、4……片寄せ
基準面、5……弾性支持面、6……押えローラ、
73……片寄せローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 綴辺を挟んで左右の頁が位置する縦型通帳を処
    理するための通帳処理装置であつて、 縦型通帳の綴辺の方向と搬送方向とが一致する
    通帳の搬送路を構成する搬送面と、 この搬送路の一側に形成された通帳の一側辺を
    当接させるための基準面と、 搬送路の基準面との反対位置に配備され前記搬
    送面よりわずかに高く突出して通帳の他側辺を搬
    送面より浮上させる弾性を有する弾性支持面と、 この弾性支持面と対向する搬送面の上方位置に
    通帳の搬送方向と交叉させて上下動可能に配備さ
    れ搬送停止時に下降動作して通帳を左右の頁にわ
    たつて軽く押えるローラと、 前記基準面と対向する搬送路の側部位置に搬送
    路に対し出没可能に配備して通帳の浮上した側辺
    を基準面側へ押圧する片寄せローラとを備えて成
    る通帳処理装置。
JP1983035612U 1983-03-11 1983-03-11 通帳処理装置 Granted JPS59142870U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983035612U JPS59142870U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 通帳処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1983035612U JPS59142870U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 通帳処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS59142870U JPS59142870U (ja) 1984-09-25
JPH0413745Y2 true JPH0413745Y2 (ja) 1992-03-30

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ID=30166304

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JP1983035612U Granted JPS59142870U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 通帳処理装置

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JP (1) JPS59142870U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4881597A (ja) * 1972-01-31 1973-10-31
JPS5762455A (en) * 1981-07-27 1982-04-15 Toshiba Corp Money device
JPS5881597A (ja) * 1981-11-11 1983-05-16 Suehiro Tekkosho:Kk フエザ脱水用スクリユウプレス

Patent Citations (3)

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JPS5881597A (ja) * 1981-11-11 1983-05-16 Suehiro Tekkosho:Kk フエザ脱水用スクリユウプレス

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JPS59142870U (ja) 1984-09-25

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