JP5462100B2 - 冊子媒体取扱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冊子媒体取扱装置に関する。
金融機関等に設置されるATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払い機)や通帳発行機は、通帳の所定ページに印字をおこなうために、あるいは受け付けた通帳を閉じて返却するためにページ捲り装置を備える。
一般に、通帳は、表紙(裏表紙を含む)の間に複数の中紙を綴じた冊子状であり、ページ捲り装置は、比較的こしの弱い中紙のページ捲りと、比較的こしの強い表紙のページ捲り(表紙閉じ)とをおこなう必要がある。これらの異なる性質のページ捲りに対応するために中紙のページ捲りをおこなうページ捲り機構と、表紙のページ捲りをおこなうページ捲り機構とを別体とするとページ捲り装置が大型化してしまう。そのため、揺動する捲りローラを用いて中紙のページ捲りと表紙のページ捲りを1つの機構で実現するページ捲り装置の提案がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2009−262368号公報
しかしながら、提案されたページ捲り装置は、捲りローラを揺動する機構が複雑であるうえ、通帳の紙質によっては、捲りローラを用いたページ捲り動作が紙詰まりの原因となる場合がある。
たとえば、表紙のページ捲りをおこなうとき、捲りローラを回転させながら表紙を捲りローラの上部に搬送する必要があり、このときに紙詰まり(ジャム)を起こす可能性が生じる。また、表紙を捲り返すとき、捲りローラを揺動させ、かつ回転させながら、併せて通帳を搬送するため、このときにも紙詰まりを起こす可能性が生じる。
そこで、本発明は、簡素な構造で通帳の安定した閉じ動作を実現可能とする冊子媒体取扱装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、冊子媒体取扱装置は、搬送部と、可動ガイドと、プレッシャ部と、制御部とを備える。
搬送部は、冊子媒体を搬送する。可動ガイドは、搬送路の上面を形成して冊子媒体の搬送をガイドする第1状態と、起立して搬送路の上面を開放し、冊子媒体の一端を支持可能な第2状態と、第1状態と第2状態との中間状態である、傾倒して冊子媒体を閉じる方向に抑え込み可能な第3状態とに切り替え可能である。プレッシャ部は、搬送路の下面側から冊子媒体を押し上げる。
制御部は、可動ガイドの第1状態において、見開かれた冊子媒体を所定位置まで搬送するよう搬送部の制御をおこなった後、可動ガイドを第1状態から第2状態に切り替える制御をおこなう。さらに、制御部は、可動ガイドの第2状態において、冊子媒体の一端を押し上げるようにプレッシャ部の制御をおこない、第2状態にある可動ガイドに冊子媒体の一端が案内されるまで冊子媒体を搬送するように搬送部の制御をおこなった後、プレッシャ部を搬送路から退避するとともに、可動ガイドを第2状態から第3状態に切り替える制御をおこなう。さらに、制御部は、可動ガイドの第3状態において、可動ガイドにより抑え込まれた冊子媒体を所定位置まで搬送するよう搬送部の制御をおこなう。さらに、プレッシャ部は、プレッシャ本体部と、回動量制限部とを備える。プレッシャ本体部は、回動により搬送路の下面側から冊子媒体を押し上げる。回動量制限部は、弾性変形によりプレッシャ本体部の回動量を制限する。
上記の冊子媒体取扱装置によれば、簡素な構造で通帳の安定した閉じ動作をおこなうことができる。
実施形態のページ捲り装置の搬送状態における斜視図である。 実施形態のページ捲り装置のプレッシャが上昇かつ可動ガイドが起立した状態における斜視図である。 実施形態のページ捲り装置のプレッシャが上昇かつ可動ガイドが起立した状態における上面図である。 実施形態のページ捲り機構制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態のページ捲り機構を説明するための要部模式図である。 実施形態のプレッシャ機構の斜視図である。 実施形態のプレッシャ機構の分解斜視図である。 実施形態のページ捲り機構の冊子閉じ動作例を説明する図である。 実施形態のページ捲り機構の冊子閉じ動作例を説明する図である。 実施形態のページ捲り機構の冊子閉じ動作例を説明する図である。 実施形態のページ捲り機構の冊子閉じ動作例を説明する図である。 実施形態のページ捲り機構の冊子閉じ動作タイミングを説明するタイミングチャートである。
以下、実施形態を図面を参照して説明する。まず、ページ捲り装置(冊子媒体取扱装置)の概観を図1から図3を用いて説明する。図1は、実施形態のページ捲り装置の搬送状態における斜視図である。図2は、実施形態のページ捲り装置のプレッシャが上昇かつ可動ガイドが起立した状態における斜視図である。図3は、実施形態のページ捲り装置のプレッシャが上昇かつ可動ガイドが起立した状態における上面図である。
ページ捲り装置1は、ページ捲り機構を有し、ページ捲りユニットとして、現金自動預け払い機または通帳発行機に搭載される。また、ページ捲り装置1は、ページ捲り機構を用いて見開かれた通帳を閉じることもできる。したがって、ページ捲り装置1は、冊子閉じ機構を有する冊子閉じユニットであるとすることもできる。また、ページ捲り装置1は、さらに印刷機構を有し、記帳プリンタユニットとして、現金自動預け払い機または通帳発行機に搭載される。ページ捲り装置1は、搬送路に投入された通帳(冊子媒体)のページを捲り、かつ見開かれた通帳を閉じる装置である。
ページ捲り装置1は、支持筺体2、可動ガイド3、4、搬送面5、シャフト20、捲りローラ21a、21b、21c、搬送ローラ22a、22b、シャフト30、搬送ローラ31a、31b、プレッシャ200a、00b、00cを備える。さらに、ページ捲り装置1は、搬送モータ111、メカカムモータ112、捲りモータ113を備える。搬送モータ111と捲りモータ113は、駆動力を伝達するための機構部品に隠れた破線で示す枠線内に位置する(図3)。
支持筺体2は、搬送モータ111、メカカムモータ112、捲りモータ113やソレノイド等の駆動機構、シャフト20、30、その他の駆動力伝達機構、搬送面5、その他を支持する。可動ガイド3、4は、それぞれ一枚の板状部材である。可動ガイド3、4は、メカカムモータ112により閉状態と開状態とに切り替え可能であって、閉状態で搬送路の上面を形成し、開状態で閉じ返しの対象となるページを支持する。可動ガイド3、4は、シャフト20を挟んで搬送路に配置される。搬送面5は、可動ガイド3の閉状態において搬送路を挟んで可動ガイド3と対向する。
シャフト20は、捲りローラ21a、21b、21c、搬送ローラ22a、22bを軸支する。捲りローラ21a、21b、21cは、シャフト20に固定され、捲りモータ113がシャフト20を回動させることに伴い回動する。搬送ローラ22a、22bは、搬送路を挟んで対向する搬送ローラ(駆動ローラ:図示せず)の駆動により回動する従動ローラである。搬送ローラ22a、22bと搬送路を挟んで対向する搬送ローラは、搬送モータ111により駆動される。
シャフト30は、搬送ローラ31a、31bを軸支する。搬送ローラ31a、31bは、シャフト30に固定され、搬送モータ111がシャフト30を回動させることに伴い回動する駆動ローラである。搬送ローラ31a、31bは、搬送路を挟んで搬送ローラ41(従動ローラ:図5参照)と対向する。
プレッシャ200a、00b、00cは、シャフト29(図6参照)に軸支され、メカカムモータ112がシャフトを回動させることに伴い回動する。プレッシャ200a、00b、00cは、シャフトの回動に伴い、搬送面5から進出(突出)あるいは退避する。プレッシャ200a、00b、00cは、搬送面5から進出したときに、通帳90を下面から押し上げることで通帳90を起立した可動ガイド3側に案内する。また、プレッシャ200a、00b、00cは、搬送面5から進出したときに、通帳90を下面から押し上げることで撓ませて、捲りローラ21a、21b、21cによる通帳90のページ捲りを容易にすることもできる。プレッシャ200a、00b、00cは、搬送路を搬送される通帳90の幅に納まるようにラインL1、L2、L3上に配置される。プレッシャ200bは、通帳90の幅方向中央部(ラインL2)に位置し、プレッシャ200a、00cは、通帳90の幅方向端部(ラインL1、L3)に位置する。プレッシャ200cは、通帳90の磁気ストライプ91上のラインL3に位置する。ラインL1、L2、L3は、ラインL1、L2間に比較してラインL2、L3間を狭くした不等配置である。また、ラインL1、L2、L3上には、それぞれ捲りローラ21a、21b、21cが配置される。
なお、ここで使用される通帳90は、比較的剛性の高い(硬質の)表紙に、比較的剛性の低い(軟質の)複数の中紙が綴じ込まれた冊子状の構成を有しているものとする。通帳90は、綴じ目部を中心にして開いた状態であり、表紙には所定の厚みを有して帯状の磁気ストライプ91を備える。磁気ストライプ91は、所要の情報を記録可能であり、図示しないリーダライタにより情報の読み出しと書き込みが可能となっている。
次に、ページ捲り装置1のハードウェア構成について図4を用いて説明する。図4は、実施形態のページ捲り機構制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
ページ捲り機構制御装置100は、ページ捲り装置1に備えられる。なお、ページ捲り機構制御装置100は、たとえば、ページ捲り機構の他に磁気ストライプの読み取り機構や印字機構を有するPPR(Passbook Printer)ユニットに備えられるようにしてもよい。
ページ捲り機構制御装置100では、CPU(Central Processing Unit)101によって上記各機構が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、通信インタフェース104、入力インタフェース105および出力インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。ROM103には、OSプログラムやアプリケーションプログラムが格納される。通信インタフェース104は、通信線を介して他の制御部に接続されている。たとえば、通信インタフェース104は、現金自動預け払い機または通帳発行機を統括制御するメイン制御部に接続されている。
入力インタフェース105は、捲りローラ位置検出、媒体搬送位置検出などをおこなう位置検出センサ108、109、110など、複数のセンサを備え、これら各種センサから検出信号を入力する。位置検出センサ108、109、110は、たとえば、フォトセンサであり、発光素子と受光素子間にある媒体を遮光状態と通光状態とで検出する。
出力インタフェース106は、搬送モータ111、メカカムモータ112、捲りモータ113、ソレノイド114の制御信号を出力する。搬送モータ111、メカカムモータ112、捲りモータ113は、ステッピングモータであり、制御信号によりCW(ClockWise:時計回り)回転、CCW(Counter ClockWise:反時計回り)回転で駆動可能である。ソレノイド114は、ON、OFFの制御信号によりストローク動作する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
なお、ページ捲り装置1は、それぞれFPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processer)などからなるモジュールを含んで構成することもでき、CPU101を有しない構成とすることもできる。その場合、ページ捲り装置1は、それぞれ不揮発性メモリ(たとえば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、フラッシュメモリ型メモリカードなど)を備え、モジュールのファームウェアを記憶する。不揮発性メモリは、可搬型記録媒体、あるいは通信インタフェース104を介してファームウェアを書き込むことができる。このようにページ捲り装置1は、不揮発性メモリに記憶されているファームウェアを書き換えることにより、ファームウェアの更新をすることもできる。
次に、ページ捲り装置1が有するページ捲り機構の概略構成について図5を用いて説明する。図5は、実施形態のページ捲り機構を説明するための要部模式図である。
ページ捲り機構10は、通帳90の搬送機構として、搬送面5、駆動ローラである搬送ローラ31、51、61と、従動ローラである搬送ローラ41、22、71を備える。搬送ローラ61は、搬送ローラ71と搬送路を挟んで対向(第1の搬送ローラ対)し、搬送ローラ51は、搬送ローラ22と搬送路を挟んで対向(第3の搬送ローラ対)し、搬送ローラ31は、搬送ローラ41と搬送路を挟んで対向(第2の搬送ローラ対)する。
また、搬送路は、搬送路上面と搬送路下面とにより形成され、搬送路上面は、可動ガイド3、4、およびガイド6により形成され、搬送路下面は、搬送面5、およびプレッシャ200、300により形成される。
ページ捲り機構10は、可動ガイド3、搬送面5、ガイド6、捲りローラ21、搬送ローラ22、31、41、51、プレッシャ200を含んで、1つのページ捲り機構(第1のページ捲り機構)を構成する。そして、ページ捲り機構10は、可動ガイド4、搬送面5、ガイド6、捲りローラ21、搬送ローラ22、51、61、71、プレッシャ300を含んで、もう1つのページ捲り機構(第2のページ捲り機構)を構成する。つまり、ページ捲り機構10は、捲りローラ21、搬送ローラ22、51を共有する2つのページ捲り機構を有する。そして、ページ捲り機構10は、捲りローラ21、搬送ローラ22、31、41、51、61、71を共有する2つの冊子閉じ機構を有する。ページ捲り機構10は、互いに向き合う(向きの異なる)冊子閉じ機構を有することにより、綴じ目部を搬送方向のいずれの方向にも向けて通帳90を閉じることができる。
以降、説明を簡潔にするために、同様の動作をする第2のページ捲り機構についての説明を省略し、第1のページ捲り機構について説明する。なお、第1のページ捲り機構と第2のページ捲り機構は、一方がページ送りとなるページ捲りを分担し、他方がページ戻しとなるページ捲りを分担する。たとえば、第1のページ捲り機構は、ページ送りとなるページ捲りを分担し、第2のページ捲り機構は、ページ戻しとなるページ捲りを分担する。
また、第1のページ捲り機構と第2のページ捲り機構は、一方が表表紙が上面となる閉じ動作を分担し、他方が裏表紙が上面となる閉じ動作を分担する。たとえば、第1のページ捲り機構は、表表紙が上面となる閉じ動作を分担し、第2のページ捲り機構は、裏表紙が上面となる閉じ動作を分担する。
搬送ローラ51は、搬送モータ111からの駆動力を伝達する不図示のシャフトに回動自在に固定される。搬送ローラ51は、メカカムモータ112からの駆動力により、搬送路に対して昇降可能とされている。搬送ローラ51は、搬送時にローラ面を通帳90に接触させて搬送ローラ22との間で押圧し、回動することにより通帳90を搬送路に沿って移動させる。
搬送ローラ22は、シャフト20に回動自在に軸支され、搬送ローラ51の回動に従動する。捲りローラ21は、捲りモータ113からの駆動力を伝達するシャフト20に回動自在に固定される。捲りローラ21は、搬送ローラ22を軸支するシャフト20に固定される。捲りローラ21は、比較的摩擦力の高いゴム等の弾性材料によってなり、その主要部分は略扇形の断面形状を有して、その扇形形状の曲面部分が捲り対象ページに対する摩擦接触面とされる。この捲りローラ21は、シャフト20の回動に伴い、曲面状の摩擦接触面を捲り対象ページに接触させて摩擦する。なお、捲りローラ21は、シャフトに同じ取り付け角度で複数(たとえば、3つ)が備えられ、通帳90を同時に複数個所(たとえば、左右中の3箇所)で押さえつける。また、摩擦接触面からシャフトの中心までの距離は、搬送ローラ22の半径より大きくされている。また、搬送面5は、捲りローラ21と干渉しないように、捲りローラ21の近傍で凹部を有する。
搬送ローラ31は、搬送モータ111からの駆動力を伝達するシャフトに回動自在に固定される。搬送ローラ31は、搬送時にローラ面を通帳90に接触させて搬送ローラ41との間で押圧し、回動することにより通帳90を搬送路に沿って移動させる。搬送ローラ41は、シャフトに回動自在に軸支され、搬送路に対して昇降可能とされており、搬送ローラ31の回動に従動する。
プレッシャ200は、メカカムモータ112からの駆動力を伝達するシャフト290(図6参照)に回動自在に固定され、搬送路に対して昇降可能とされている。プレッシャ200は、シャフトの回動に伴い、プレッシャ本体部を捲り対象ページの裏面側表紙に接触させて通帳90を押し上げる。プレッシャ200の詳細は、後で説明する。
可動ガイド3は、メカカムモータ112からの駆動力により閉状態と開状態とに切り替え可能であって、閉状態で搬送路の上面を形成する。可動ガイド3は、開状態でプレッシャ200により押し上げられた通帳90との干渉を回避する。また、可動ガイド3は、捲りローラ21により捲り上げられたページを支持する。搬送面5、ガイド6は、固定された通帳摺動面である。なお、固定された通帳摺動面は、可動部材との干渉領域をさけて搬送路前後方向に設けられて搬送路を形成する。
次に、プレッシャ機構の詳細について図6、図7を用いて説明する。図6は、実施形態のプレッシャ機構の斜視図である。図7は、実施形態のプレッシャ機構の分解斜視図である。プレッシャ機構は、プレッシャ200とプレッシャを駆動する駆動部とを含んで構成される。駆動部は、メカカムモータ112(駆動装置)とメカカムモータ112の駆動力を伝達するシャフト(駆動部)290とを含んで構成される。
プレッシャ200は、プレッシャ本体210、プレッシャガイド(ベース部)220、スプリング230を含んで構成される。プレッシャ本体210は、シャフト挿通穴218にシャフト290を挿通し、シャフト290によって回動自在に軸支される。プレッシャ本体210は、搬送面5に臨む側の面に、当接面211、当接面212、搬送面213、テーパ面214、搬送面215、テーパ面216を有する。搬送面213、テーパ面214、搬送面215は、プレッシャ200が搬送面5から退避した状態で、搬送面5と略面一となる。テーパ面214、テーパ面216は、通帳90の搬送抵抗を低減するため、搬送面215に対して所定の傾斜を有する。当接面212は、ページ捲り時に、プレッシャ200が搬送面5から進出した状態で、押し上げ対象となる通帳90と当接する。当接面211は、通帳の閉じ動作時に、プレッシャ200が搬送面5から進出した状態で、閉じ対象となる通帳90の表紙と当接する。
プレッシャガイド220は、折り曲げ加工された板状の板金部材であって、中央部にコ字状の第1凹部223を有し、第1凹部223に隣接する一端にコ字状の第2凹部224を有し、他端に舌状のスプリング載置部225を有する。第1凹部223は、凹部底面にストッパ部221を両側に備える。第1凹部223は、プレッシャ200が搬送面5から突出していない状態で他の可動部材の駆動軸(シャフト)との干渉を避ける。第2凹部224は、凹部底面にガイド穴222を備える。プレッシャガイド220は、第2凹部224にシャフト290を通して、ガイド穴222に小ねじ240を挿通してねじ穴291で螺合することでシャフト290に固定される。スプリング載置部225は、スプリング230を載置(支持)する。
プレッシャ本体210は、圧縮コイルばねからなるスプリング230に支持される。シャフト290の回動動作は、プレッシャガイド220と、プレッシャガイド220とプレッシャ本体210との間に介装されたスプリング230とを介してプレッシャ本体210に伝達される。このとき、プレッシャ本体210に所定以上の負荷がかかっていれば、スプリング230の弾性変形(圧縮)によりプレッシャ本体210の回動量は、シャフト290、プレッシャガイド220の回動量よりも制限される。したがって、スプリング230は、プレッシャ本体210の回動量を制限する回動量(変位量)制限部として機能する。なお、スプリング230は、トーションスプリングや引張コイルばねなど、その他のばねでもよく、弾性変形により変位量を制限するものであれば、ばねに限らずゴムやウレタンなどの弾性部材であってもよい。
制限量規制部217は、プレッシャ本体210に開いた窓枠であって、窓枠内を移動するストッパ部221と当接することで、プレッシャガイド220に対するプレッシャ本体210の相対的な回動量を規制する。制限量規制部217は、プレッシャ本体210に負荷がかからない状態において窓枠下端でストッパ部221と当接し、プレッシャ本体210に所定以上の負荷がかかった状態において窓枠上端でストッパ部221と当接する。
スプリング230が所定量以上の圧縮をした状態で制限量規制部217と窓枠上端で当接したストッパ部221は、プレッシャ本体210をスプリング230とともに支持する。したがって、スプリング230は、所定量を超えて圧縮することはない。このように、制限量規制部217は、スプリング230が制限するプレッシャ本体210の回動制限量を所定範囲に規制する機能を有する。
このように、プレッシャ本体210は、当接面212にかかる負荷に応じてプレッシャガイド220に対する相対的な回動量が大きくなるので、プレッシャ本体110が押し上げる通帳90の撓み量を所定範囲に揃えることができる。具体的には、プレッシャ本体210が押し上げる通帳90の厚みが小さいとき、当接面212にかかる負荷が小さいので、プレッシャ本体210は、プレッシャガイド220と同程度に回動する。プレッシャ本体210が押し上げる通帳90の厚みが大きいとき、当接面212にかかる負荷が大きいので、プレッシャ本体210は、プレッシャガイド220より回動量が小さくなる。
また、プレッシャ本体210は、通帳90の閉じ動作をおこなうときに、シャフト290の回動量を大きくして当接面211によっても、通帳90と当接可能である。このとき、プレッシャ本体210は、スプリング230の変形方向とほぼ直交する負荷を受ける。また、プレッシャ本体210が通帳90との摺動抵抗による負荷を受けた場合には、制限量規制部217がプレッシャ本体210の回動制限量を所定範囲に規制するため、当接面211は、通帳90と好適に当接する。
次に、見開かれた通帳90を閉じるときの、ページ捲り機構10の冊子閉じ動作例について、図8から図12を用いて説明する。図8から図11は、実施形態のページ捲り機構の冊子閉じ動作例を説明する図である。図12は、実施形態のページ捲り機構の冊子閉じ動作タイミングを説明するタイミングチャートである。
ページ捲り機構制御装置100は、メイン制御部から通帳閉じ指令を受けて、通帳閉じ動作を開始する。ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp1で搬送モータ111をCCW回転で駆動して、ページ捲り機構10が吸入した通帳90を図示右方向に搬送する(図8(a))。このとき、搬送ローラ61と搬送ローラ71の搬送ローラ対、搬送ローラ22と搬送ローラ51の搬送ローラ対の各々が通帳90を狭持して搬送する。通帳90が所定位置まで搬送されると、搬送路に設けられた位置検出センサ108が通帳90を検出してOFFからONになる(タイミングp2)。
ページ捲り機構制御装置100は、位置検出センサ108の検出信号(通帳検出信号)を入力して、メカカムモータ112をCCW回転で駆動する(タイミングp3)。そして、ページ捲り機構制御装置100は、メカカムモータ112をCCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp4)。これにより、可動ガイド3は、搬送路の上面を形成する閉状態(第1状態)から起立して搬送面の上面を開放する開状態(第2状態)に変位する。また、プレッシャ200が当接面211によって通帳90と当接し、見開かれた通帳90の一端を押し上げる。また、搬送ローラ51は、搬送路から退避する(図8(b))。
ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp5で搬送モータ111をCCW回転で駆動して、さらに通帳90を図示右方向に搬送する。通帳90は、一端をプレッシャ200に押し上げられたまま搬送されるため、通帳90の一端が搬送路より上方の起立した可動ガイド3に向かう。通帳90の一端は、可動ガイド3に当接した後、上方に摺動しながら可動ガイド3の頂部に乗り上げる。ページ捲り機構制御装置100は、搬送モータ111をCCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp6)。このとき、通帳90の一端は、可動ガイド3の頂部に支持される。搬送ローラ22は、通帳90の綴じ目部を間にしたその前後で通帳90と当接する(図9(a))。
ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp7でメカカムモータ112をCW回転で駆動する。ページ捲り機構制御装置100は、メカカムモータ112をCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp8)。これにより、プレッシャ200が搬送路から退避する。また、搬送ローラ51は、搬送路に進出し、搬送ローラ22と通帳90を挟んで対向する。ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp9で搬送モータ111をCCW回転で駆動して、さらに通帳90を図示右方向に搬送する。ページ捲り機構制御装置100は、搬送モータ111をCCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp10)。このとき、通帳90は、搬送ローラ22と綴じ目部との当接位置より、搬送ローラ22の半径程度分だけ通過した位置で停止する(図9(b))。
ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp11で捲りモータ113をCCW回転で駆動する。ページ捲り機構制御装置100は、捲りモータ113をCCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp12)。これにより、捲りローラ21は、初期位置から閉じ動作中に通帳90と当接しない位置(退避位置)まで退避する。
ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp13でメカカムモータ112をCW回転で駆動する。そして、ページ捲り機構制御装置100は、メカカムモータ112をCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp14)。これにより、可動ガイド3は、起立して搬送面の上面を開放する開状態(第2状態)から開状態と閉状態の中間となる傾倒した状態(第3状態)に変位する(図10(a))。可動ガイド3は、通帳90の一端を頂部で支持した起立状態から倒れ込むことによって、見開かれた通帳90の一端を搬送ローラ22の上に覆いかぶせる。このとき、可動ガイド3は、見開かれた通帳90の一端と搬送ローラ22とが当接する位置(部分)よりも、通帳90の端部側で当接する。
これにより、通帳90は、綴じ目部が搬送ローラ31と搬送ローラ41の搬送ローラ対に狭持される前に、綴じ目部を中心にして鋭角に閉じ返される。
このように、可動ガイド3は、見開かれた通帳90より一端を回動動作により押さえつけるので、通帳90の綴じ目付近を押さえつける場合と比較して、通帳90にかかる負荷を軽減することができる。これにより、ページ捲り機構10は、通帳90にかかる負荷が過大になって通帳90が逃げてしまうことによって通帳閉じ動作を失敗する可能性が低減する。
このとき可動ガイド3は、メカカムモータ112によって駆動されるため、可動ガイド3の自重によって通帳90を抑えるよりも、大きな荷重を通帳90にかけることができる。これにより、通帳90の紙質がこしの強いものであっても、可動ガイド3は、通帳90の閉じ動作を好適におこなうことができる。また、可動ガイド3は、通帳90の閉じ対象となるページが多数あっても、通帳90の閉じ動作を好適におこなうことができる。
また、この傾倒した状態の可動ガイド3は、搬送ローラ22との間で所定の間隙を設けている。たとえば、所定の間隙は、通帳90の閉じ対象となる一端側の厚さよりも大きな値が設定される。なお、通帳90の種類や、見開きページの位置によって間隙の大きさを可変にしてもよい。
ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp15で搬送モータ111をCCW回転で駆動して、さらに通帳90を図示右方向に搬送する。このとき、搬送ローラ31と搬送ローラ41の搬送ローラ対、搬送ローラ22と搬送ローラ51の搬送ローラ対の各々が通帳90を狭持して搬送する(図10(b))。このとき、通帳90は、綴じ目部を中心にして鋭角に閉じ返されているので、通帳90を搬送する時の搬送ローラ31、41にかかる負荷は、過大にならない。
ページ捲り機構制御装置100は、搬送モータ111をCCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp16)。このとき、通帳90は、搬送ローラ31と搬送ローラ41の搬送ローラ対によって狭持され、閉じられた通帳90の見開き側(通帳90を閉じた状態で綴じ目部と反対側)端部は、搬送ローラ31と搬送ローラ41の搬送ローラ対、搬送ローラ22と搬送ローラ51の搬送ローラ対の間に位置する。
ここで搬送中の通帳90は、閉じ返された表紙(中紙があれば中紙を含む)が搬送ローラ22と可動ガイド3との間を摺動する。したがって、通帳90は、搬送ローラ31と搬送ローラ41の搬送ローラ対に引き込まれるようにして搬送されるだけであり、閉じ返された表紙に過大な負荷がかかることはない。そのため、ページ捲り機構10は、通帳90の紙詰まりを引き起こす可能性を減少している。
ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp17でメカカムモータ112をCW回転で駆動する。そして、ページ捲り機構制御装置100は、メカカムモータ112をCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp18)。これにより、可動ガイド3は、開状態と閉状態の中間となる傾倒した状態(第3状態)から搬送路の上面を形成する閉状態(第1状態)に変位する。
ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp19で捲りモータ113をCW回転で駆動する。ページ捲り機構制御装置100は、捲りモータ113をCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp20)。これにより、捲りローラ21は、退避位置から初期位置に復帰する(図11)。
この後、ページ捲り機構制御装置100は、タイミングp21で搬送モータ111をCW回転で駆動する。そして、ページ捲り機構制御装置100は、搬送モータ111をCW回転で所定ステップ駆動して停止する(タイミングp22)。このとき、搬送ローラ31と搬送ローラ41の搬送ローラ対、搬送ローラ22と搬送ローラ51の搬送ローラ対、搬送ローラ61と搬送ローラ71の搬送ローラ対、の各々が通帳90を狭持して搬送する。通帳90は、ページ捲り機構10から排出される位置まで搬送される。
このように、ページ捲り機構10は、簡素な構造で通帳90の安定した閉じ動作をおこなうことができる。
また、ページ捲り機構10は、表紙1枚の状態から冊子閉じ動作をおこなうことができるだけでなく、通帳90のどの頁からでも冊子閉じ動作をおこなうことができる。したがって、ページ捲り機構10は、冊子閉じ動作の際に、ページ捲り動作を必要としないため、冊子閉じ動作の処理時間を短縮することができる。
また、このようなページ捲り機構10を現金自動預け払い機または通帳発行機に搭載した場合、サービス提供にかかる時間を短縮することができる。
なお、ページ捲り機構制御装置100は、可動ガイド3を第2状態から第3状態とする過程で、可動ガイド3を開閉する反復動作をおこなうようにしてもよい。このような反復動作をおこなうことで、通帳90のこしを弱めることができ、通帳90の搬送にかかる負荷をより低減することができる。
なお、プレッシャ200が回動動作により搬送路に突出するようにしたが、上下方向の直線運動により搬送路に突出するようにしてもよい。
なお、可動ガイド3の可動、搬送ローラ51の進出、退避、プレッシャ200の進出、退避をメカカムモータ112のCCW回転とCW回転とによりおこなう一例を示したが、カム等の駆動力伝達機構によっては、メカカムモータ112をCCW回転、またはCW回転の一方向で制御することもできる。
なお、冊子媒体の一例として通帳90を用いて説明したが、たとえば、パスポートのように冊子状の媒体であれば取り扱うことが可能である。
なお、ページ捲り装置1がページ捲り機構を有し、ページ捲り機構を用いて見開かれた通帳を閉じる実施例を説明したが、冊子閉じ機構をページ捲り機構と別体にして儲けるようにしてもよい。
なお、上述の実施形態は、実施形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
1 ページ捲り装置
2 支持筺体
3、4 可動ガイド
5 搬送面
6 ガイド
10 ページ捲り機構
20、30 シャフト
21 捲りローラ
22、31、41、51、61、71 搬送ローラ
100 ページ捲り機構制御装置
200、300 プレッシャ

Claims (7)

  1. 冊子媒体を搬送する搬送部と、
    搬送路の上面を形成して前記冊子媒体の搬送をガイドする第1状態と、起立して前記搬送路の上面を開放し、前記冊子媒体の一端を支持可能な第2状態と、前記第1状態と前記第2状態との中間状態である、傾倒して前記冊子媒体を閉じる方向に抑え込み可能な第3状態とに切り替え可能な可動ガイドと、
    前記搬送路の下面側から前記冊子媒体を押し上げるプレッシャ部と、
    前記可動ガイドの前記第1状態において、見開かれた前記冊子媒体を所定位置まで搬送するよう前記搬送部の制御をおこなった後、前記可動ガイドを前記第1状態から前記第2状態に切り替える制御をおこない、前記可動ガイドの前記第2状態において、前記冊子媒体の一端を押し上げるように前記プレッシャ部の制御をおこない、前記第2状態にある前記可動ガイドに前記冊子媒体の一端が案内されるまで前記冊子媒体を搬送するように搬送部の制御をおこなった後、前記プレッシャ部を前記搬送路から退避するとともに、前記可動ガイドを前記第2状態から前記第3状態に切り替える制御をおこない、前記可動ガイドの前記第3状態において、前記可動ガイドにより抑え込まれた前記冊子媒体を所定位置まで搬送するよう前記搬送部の制御をおこなう制御部と、
    を備え
    前記プレッシャ部は、回動により前記搬送路の下面側から前記冊子媒体を押し上げるプレッシャ本体部と、弾性変形により前記プレッシャ本体部の回動量を制限する回動量制限部とを備えることを特徴とする冊子媒体取扱装置。
  2. 前記プレッシャ本体部は、前記冊子媒体の一端を所定量まで押し上げるときに前記弾性変形の方向の負荷を受ける第1の当接面と、前記冊子媒体の一端を前記所定量を超えて押し上げるときに前記弾性変形と直交する方向の負荷を受ける第2の当接面とを備えることを特徴とする請求項1記載の冊子媒体取扱装置。
  3. 前記搬送部は、
    前記搬送路を挟んで上下に対向する第1の搬送ローラ対と、
    前記第1の搬送ローラ対と搬送方向で所定距離だけ離れて前記搬送路を挟んで上下に対向する第2の搬送ローラ対と、
    搬送方向で前記第1の搬送ローラ対と前記第2の搬送ローラ対との間にあって、前記搬送路を挟んで上下に対向する第3の搬送ローラ対と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の冊子媒体取扱装置。
  4. 前記第3状態の前記可動ガイドは、前記第3の搬送ローラ対のうち前記搬送路の上側に位置する搬送ローラとの間に所定の間隙を有して傾倒することを特徴とする請求項3記載の冊子媒体取扱装置。
  5. 前記第3状態の前記可動ガイドは、前記第3の搬送ローラ対のうち前記搬送路の上側に位置する搬送ローラが前記冊子媒体と当接する位置よりも、見開かれた前記冊子媒体の端部側で前記冊子媒体と当接することを特徴とする請求項4記載の冊子媒体取扱装置。
  6. 前記第3の搬送ローラ対は、前記搬送路の下側に位置する駆動ローラと、前記搬送路の上側に位置する従動ローラとからなり、
    前記可動ガイドの前記第3状態において、前記可動ガイドにより抑え込まれた前記冊子媒体を所定位置まで搬送するとき、前記従動ローラは、前記駆動ローラが前記搬送路に進出した状態で、前記冊子媒体と当接することを特徴とする請求項5記載の冊子媒体取扱装置。
  7. 前記制御部は、前記第2状態と前記第3状態との間で前記可動ガイドを開閉する反復動作を経て、前記可動ガイドを前記第2状態から前記第3状態に切り替えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の冊子媒体取扱装置。
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