JP3127102B2 - 媒体幅寄せ装置 - Google Patents

媒体幅寄せ装置

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JP3127102B2 JP07192952A JP19295295A JP3127102B2 JP 3127102 B2 JP3127102 B2 JP 3127102B2 JP 07192952 A JP07192952 A JP 07192952A JP 19295295 A JP19295295 A JP 19295295A JP 3127102 B2 JP3127102 B2 JP 3127102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は媒体に印字を行うプ
リンタ、特に金融機関等の窓口に設置された机に組込ま
れ、通帳や伝票等の媒体に印字を行うプリンタ等に適用
される媒体幅寄せ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の机組み込み式プリンタにおいて
は、通帳や証書などの磁気ストライプに対して、データ
を読取ったり、書込んだする場合には、媒体のセット時
に媒体セットステージに設けられた突き当て部へすき間
なく突き当てて挿入し、セット時もしくは装置内部に吸
入された時点で斜行検知センサ等により、斜行量を検知
しある一定以上の斜行が発生している場合はいったん排
出して、オペレータに再セットさせるというものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置においては、机の作業スペースを確保するため
に、媒体セット時の突き当て部を長くできない場合が多
く、媒体が曲がってセットされてしまい、何度もセット
をやり直したり、磁気ストライプの読取り/書込み時の
エラーとなってしまうという問題点があった。
【0004】そこで、あらかじめ媒体端を搬送基準面側
へ引き寄せておく機構(以下幅寄せ機構という)を設け
なければならないが、机面に対して下方へ傾いた搬送路
を持った装置においては、引き寄せ時媒体がフリーとな
ってしまい、位置がずれてしまうという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するために、先端部が媒体を挟持する1組のク
ランプアームと、このクランプアームの開閉を制御し、
移動させる機構を備えた第1のクランプ手段と、先端部
分とガイド部材とで媒体を挟持するようにした圧接部
と、この圧接部を移動制御する機構を備えた第2のクラ
ンプ手段を設けたものである。
【0006】搬送ローラにより媒体が所定位置まで搬送
され、搬送ローラが媒体を解放すると、第2のクランプ
手段の圧接部が媒体の搬送路内に突出し、ガイド部材と
の間で媒体を弱い力で挟持する。
【0007】第1のクランプ手段はクランプアームの先
端部が閉じて媒体を挟持し、予め定められている基準面
まで媒体を移動させるようにクランプアームが規定量移
動して、媒体の幅寄せを行う。
【0008】このような媒体の幅寄せ動作中は、第1及
び第2のクランプ手段により媒体を常に挟持しているの
で、媒体がフリーになるという欠点は解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示す一部
省略した側面図、図2は本発明が適用されるプリンタの
概略斜視図、図3は図2に示したプリンタの通帳、証書
処理部の説明図である。
【0010】まず、図2及び図3を用いて、本発明の適
用されるプリンタについて説明する。
【0011】図2、図3において、机1には通帳伝票プ
リンタ2が組み込まれている。この通帳伝票プリンタ2
には、伝票を通帳伝票プリンタ2内に挿入、及び排出す
る挿入排出口3と、磁気ストライプを有する通帳及び証
書を通帳伝票プリンタ2内に挿入、及び排出する挿入排
出口4とが机面9に沿って並んで設けられている。
【0012】挿入排出口3,4にはそれぞれ、媒体をセ
ットする際に使用される媒体セットステージ7,8が設
けられている。媒体セットステージ7,8は机面9に対
して下方に傾いており、その結果、媒体セットステージ
7,8の両側面で、突き当てガイド21,22を形成し
ている。この媒体セットステージ7,8は媒体を搬送路
5,6にセットする際の位置決めに使用され、突き当て
ガイド21,22に各媒体の一側面を突き当てて搬送路
5,6方向に挿入すれば、真っ直ぐな状態で媒体を搬送
路5,6にセットして、搬送させることができる。
【0013】通帳伝票プリンタ2内には、挿入排出口3
に続けて伝票が搬送される搬送路5と、挿入排出口4に
続けて通帳及び証書が搬送される搬送路6とがそれぞれ
並んで、机面9に対して下方に傾いた状態で配置されて
いる。
【0014】搬送路5には伝票の処理を行う図示しない
伝票処理部が設けられており、搬送路6には通帳や証書
の処理を行う通帳証書処理部20が設けられている。
【0015】通帳証書処理部20には図3に示すよう
に、搬送路6に外周面が突出し、搬送路6に沿って通帳
及び証書を搬送する複数の搬送ローラ対15(以下ロー
ラ対15とする)と、通帳及び証書の磁気ストライプの
読取り及び磁気ストライプへの書き込みを行う磁気スト
ライプリード/ライト部16と、頁マーク及び印字行を
読み取る頁/行読取りセンサ17と、印字ヘッド10
と、印字ヘッド10に対向して配置されたプラテン11
と、通帳の頁をめくる頁めくり機構18とが設けられて
いる。
【0016】なお、ローラ対15の下側ローラは図示し
ないマグネット等により、媒体を挟持(クランプオン)
したり、解放(クランプオフ)したりできるようになっ
ている。
【0017】なお、図2に示すように、印字ヘッド10
は、キャリッジ13に取り付けられており、キャリッジ
13は搬送路5,6に渡って設けられたシャフト19に
沿って移動可能となっている。そして、キャリッジ13
に取り付けられているベルト12がモータ14の駆動に
より回転することにより、矢印L−R方向に印字ヘッド
10が移動可能となっている。そして、上記構成によ
り、印字ヘッド10は搬送路5と搬送路6の両方に渡っ
て移動可能となっている。
【0018】また、搬送路6の突き当てガイド22側の
磁気ストライプリード/ライト部16(図3)付近に
は、幅寄せ装置30が設けられている。
【0019】次に、上記構成による通帳および証書の全
体の処理動作について説明する。
【0020】通帳、証書の処理を行う場合、図3におい
て、オペレータが通帳を開いて媒体セットステージ8に
セットして挿入排出口4から通帳伝票プリンタ2内に挿
入する。オペレータにより挿入排出口4から通帳が挿入
されると、ローラ対15により通帳証書は磁気ストライ
プリード/ライト部16まで搬送され、幅寄せ装置30
により幅寄せされ通帳に設けられている磁気ストライプ
のデータが磁気ヘッドにより読み取られて、通帳証書の
種類や所有者の口座データ等の確認が行われる。
【0021】次にローラ対15により通帳証書が頁/行
読取りセンサ17の位置まで搬送される。そして、頁/
行読取りセンサ17により、例えば現在通帳の何頁が開
かれているか、また通帳・証書の何行目まで印字済みか
が読取られ、次の印字を何行目から行えばよいかが確認
される。
【0022】次にローラ対15により通帳証書が印字ヘ
ッド10とプラテン11との間まで搬送される。そし
て、通帳証書の印字を開始すべき行が印字ヘッド10と
対向する位置に位置付けられると、モータ14の駆動に
よりベルト12が回転し、通帳証書の搬送方向と直交す
る方向に印字ヘッド10がスペース動作して、予め上位
装置より送られてきた印字データが通帳又は証書に順次
印字される。
【0023】その後、印字が終了したならば、ローラ対
15により磁気ストライプリード/ライト部16まで送
り戻される。そして、幅寄せ装置30により幅寄せされ
磁気ストライプリード/ライト部16の磁気ヘッドによ
り磁気ストライプの所要のデータ等が更新される。そし
て、ローラ対15により通帳証書は挿入排出口4まで搬
送されてオペレータに返却される。
【0024】なお、通帳の場合には印字が終了した行が
その頁の最終行であった場合、図3のようにローラ対1
5により通帳は頁めくり機構18まで搬送されて頁めく
りが行われる。その後、ローラ対に15により頁/行読
取りセンサ17まで送り戻されて、めくられた頁にバー
コード等で示されている頁マークが読み取られる。そし
て、正しい頁がめくられている場合は、ローラ対15に
より通帳は印字ヘッド10とプラテン11との間まで搬
送され、残りの印字が行われる。
【0025】図1は本発明の実施例で、前記した幅寄せ
装置30を示している。31は第1のクランプ手段で、
32は第2のクランプ手段である。
【0026】第1のクランプ手段31には、上側クラン
プアーム33と下側クランプアーム34の1組のクラン
プアームがスライドブラケット35に軸36を中心にそ
れぞれ回転自在に取付けられている。
【0027】クランプアーム33,34にはそれぞれガ
イドローラ37が回転自在に取付けられており、また先
端部にはそれぞれ摩擦部材38が固定され、通帳・証書
等の媒体39を挟持できるように図示しないクランプス
プリングにより一定の力で噛合うように構成されてい
る。
【0028】スライドブラケット35とラック40は水
平方向にスライド可能となっており、両者はスプリング
41により互いに押し付けられたままスライドする。
【0029】スライドブラケット35が水平方向に移動
した場合には、上下のガイドローラ37が板カム42に
沿って回転し、これにより上下のクランプアーム33,
34が媒体39を挟んだり、離したりする。
【0030】ラック40は下側部分がアイドルギヤ43
と噛合っており、アイドルギヤ43はモータ44に固定
されたモータギヤ45に接続されている。
【0031】モータ44が駆動してモータギヤ45が矢
印A方向に回転したときは、上下クランプアーム33,
34は矢印A′方向に移動し、モータギヤ45が矢印B
方向に回転したときは上下クランプアーム33,34は
矢印B′方向に移動する。
【0032】ホームポジョンセンサ(HPセンサ)46
は例えば、光学センサ、マイクロスイッチ、圧力センサ
等のスイッチで、モータ44の回転量を管理し、電源投
入時などに原点位置を設定するために使用される。
【0033】検知センサ47は媒体39が基準面48に
引き寄せられたかどうかを検知するためのもので、基準
面48よりわずかに離れた位置に設けられこの検知セン
サ47がオンした場合には幅寄せOKと判定される。
【0034】HPセンサ46及び検知センサ47は、本
実施例では発光素子と受光素子で構成される光学センサ
であり、発光素子からの光軸が遮断された場合をオンと
して説明する。
【0035】媒体39の表裏位置を規制する上下一対の
ガイド部材49は媒体39の搬送路を形成し、第2のク
ランプ手段32の圧接部50と共に媒体39を挟持す
る。
【0036】圧接部50は媒体39を弱い力で押し付け
るが、その媒体押し付け力による引き寄せ方向の負荷は
第1のクランプ手段31の引き寄せ力より弱く、その先
端部は媒体39の搬送に障害とならないように、丸形例
えば半球や幅の狭いローラ形に構成される。
【0037】なお、前記したスライドブラケット35、
ラック40、アイドルギヤ43、モータ44、HPセン
サ46等はフレーム51に取付けられている。
【0038】図4は本発明の実施例の幅寄せ動作のフロ
ーチャートで、図5はモータの回転とクランプアームの
移動規定量の関係を示す図、図6は本発明の実施例の幅
寄せ動作の説明図である。
【0039】図6の(I)に示すように、まずローラ対
15にクランプされた媒体39(以下通帳の例で説明す
る)が基準面48に対し、ある隙間をあけたまま磁気ス
トライプリード/ライト部16へ搬送される。
【0040】この時上下のクランプアーム33,34は
開いており、ラック40が所定位置にあり、その一部が
HPセンサ46の光軸を遮断している。従ってHPセン
サ46はオン状態になっている。
【0041】ここで図1に示すように、幅寄せ動作をす
るためにモータ44を矢印B方向に回転させると(ステ
ップS1)、上下クランプアーム33,34はスライド
ブラケット35、ラック40と一体となったまま矢印
B′方向へ移動して、HPセンサ46がオフに切替わる
(S2)。
【0042】この状態からモータ44を規定量回転させ
ると、上下クランプアーム33,34は図5に示す規定
量K1移動し、図6の(II)に示すように摩擦部材38
で通帳39を挟む(S3)。
【0043】更に図示しないマグネット等により、ロー
ラ対15の下側のローラが通帳39から離れてクランプ
オフの状態になり、通帳39を自由状態にする。
【0044】このとき、通帳39は第1のクランプ手段
である上下のクランプアーム33,34に挟持されると
共に、第2のクランプ手段32の圧接部50が搬送路6
内に突出して、通帳39を圧接し、上側のガイド部材4
9とで通帳39を挟むので、搬送路6を下方へずり落ち
ていくことはない(S4)。
【0045】この状態から、モータ44を更に回転させ
て上下クランプアーム33,34を図5の規定量K2移
動させ、モータ44は停止する(S5)。
【0046】このとき、図6の(III)に示すように通帳
39は上下クランプアーム33,34に挟まれて基準面
48方向へ引寄せられ、基準面48に突き当る。この時
点でスライドブラケット35は動かなくなり、ラック4
0のみスプリング41の力に打ち勝って規定量移動す
る。
【0047】次に図示しないマグネット等によりローラ
対15をクランプオンさせ、それに伴い圧接部50を搬
送路6の外に退避させる(S6)。
【0048】図6に示す検知センサ47がオンしていた
場合は、通帳39が基準面48に引き寄せられたと判定
し、幅寄せOKとする(S7)。
【0049】次にモータ44を図1に示す矢印A方向へ
回転させ(S8)、HPセンサ46がオンしてから(S
9)、上下クランプアーム33,34を図5に示す規定
量K3移動させ、モータ44を停止させる(S10)。
【0050】このときの状態は図6の(I)において、
通帳39が基準面48に突き当てられた状態となり、幅
寄せ状態は完了する。
【0051】一方ステップS2において、HPセンサ4
6がオンしている場合は最初にもどり、モータ44を矢
印B方向へ回転させることになる。
【0052】またステップS7において、検知センサ4
7がオンしていなかった場合は、幅寄せが不十分である
ので、再度幅寄せを行うリトライ動作の要否判定を行い
(S11)、N回の動作が実行されるまでS1〜S7の
動作をくり返す。
【0053】このリトライ動作は図4ではN回と表示し
ているが、通常は3回程度で終了し、検知センサ47に
よりそれでも幅寄せ不完全のときはエラーとなる。
【0054】図7は幅寄せ位置関係を示す平面図で、第
1のクランプ手段のクランプアーム33,34に対し、
第2のクランプ手段の圧接部50はそのほぼ延長線上に
配置する。そして使用される媒体39の大きさのうち最
小サイズでも挟持できるような位置に決定される。
【0055】このように配置すると媒体39を1点鎖線
のように基準面48に幅寄せするときに、媒体39を摩
擦部材38と圧接部50の2点で支持することができ
る。
【0056】図8及び図9は本発明の第2のクランプ手
段の実施例を示す図7のC−C矢視の断面図である。
【0057】図8はローラ対15がクランプオフの時、
図9はクランプオンの時の状態を示している。
【0058】ローラ対15はここでは上側のフィードロ
ーラ15aと下側のプレッシャローラ15bに区別して
説明する。
【0059】圧接部50はプッシュシャフト61の先端
に固着されている。このプッシュシャフト61は搬送路
6と直交する方向に滑動可能に支持されているが、支持
手段は図示しない。
【0060】62はスプリングであり、プッシュシャフ
ト61に挿入されており上端は圧接部50の下面に、ま
た下端はプッシュシャフト61に固着されたストッパリ
ング63により、位置を規制されている。
【0061】64はリセットスプリングであり、図に示
す矢印D方向に張力を与えている。
【0062】65は上記ストッパリング63に当接する
先端を有するプッシュレバーである。
【0063】このプッシュレバー65は回動支点66に
より回転可能に支持され、回動支点66は図示しないフ
レームに支持されている。
【0064】65aはプッシュレバー65の他端に設け
られた略U字形をした係合部である。
【0065】67はプレッシャローラシャフト69に固
着されたアームであり、先端のポスト67aが係合部6
5aと嵌合する。
【0066】68はプレッシャローラ15bを回動可能
に支持したプレッシャローラアームであり、プレッシャ
ローラシャフト69の回転動作により矢印E、F方向に
回動可能となっている。更に図示しない公知技術により
フィードローラ15aに一定の圧力を加えることが可能
な構成にされている。
【0067】プレッシャローラシャフト69は、図示し
ないフレームに回動可能に支持され、図示しない駆動源
(プランジャマグネット等)により、所定の角度だけ回
転される。
【0068】次に動作について説明すると、図9におい
て、図示しない駆動源(プランジャマグネット等)によ
り、所定の角度だけプレッシャローラシャフト69が回
転されると、プレッシャローラアーム68の矢印E方向
への回転動作によりプレッシャローラ15bがフィード
ローラ15aと圧接する。
【0069】またプレッシャローラシャフト69の回転
によりアーム67が回転し、プッシュレバー65を時計
方向に回転させる。
【0070】プッシュシャフト61はリセットスプリン
グ64の張力により矢印D方向に移動し、圧接部50は
搬送路6より退避して、媒体39の搬送動作の障害とな
らない。
【0071】図8において、図示しない駆動源がオフさ
れると図示しない復元力によりプレッシャローラ15b
はフィードローラ15aより離れる。
【0072】同時にアーム67が回転するとプッシュレ
バー65は反時計方向に回転し、プッシュシャフト63
を押し上げ、媒体39を搬送路6を構成する上側ガイド
部材49とで挟む。
【0073】この押し上げ力によりスプリング62を圧
縮することになり、この力が圧接部50に加わり、媒体
押し付け力になる。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は幅
寄せ時に第1のクランプ手段と第2のクランプ手段で媒
体を2点で支持するので、搬送路が斜めであっても、媒
体が重力の作用により回転して搬送路をずり落ち、位置
がずれてしまうということがなくなる効果がある。
【0075】また水平搬送路に使用した場合には幅寄せ
動作の安定化を図ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部省略した側面図であ
る。
【図2】本発明が適用されるプリンタの概略斜視図であ
る。
【図3】図2に示したプリンタの通帳証書処理部の説明
図である。
【図4】実施例の幅寄せ動作のフローチャートである。
【図5】モータの回転とクランプアームの移動規定量の
関係を示す図である。
【図6】(I)本発明の実施例の幅寄せ動作(クランプ
オフの状態)の説明図である。 (II)本発明の実施例の幅寄せ動作(クランプオンの状
態)の説明図である。 (III)本発明の実施例の幅寄せ動作(幅寄せされた状
態)の説明図である。
【図7】実施例の幅寄せ位置関係を示す平面図である。
【図8】第2のクランプ手段の実施例(搬送ローラオフ
時)の断面図である。
【図9】同じく実施例(搬送ローラオン時)の断面図で
ある。
【符号の説明】
15 搬送ローラ対 31 第1のクランプ手段 32 第2のクランプ手段 33 上側クランプアーム 34 下側クランプアーム 38 摩擦部材 39 媒体 42 板カム 44 モータ 49 ガイド部材 50 圧接部 61 プッシュシャフト 65 プッシュレバー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の表裏位置を規制する一対のガイド
    部材で形成された搬送路と、この搬送路に外周面が突出
    し、媒体を搬送路に沿って搬送する搬送ローラ対とを設
    け、 先端の摩擦部材が媒体を挟持するように設けられた1組
    のクランプアームと、このクランプアームが媒体を挟
    持、解放するためのカム機構と、媒体を挟持して所定の
    基準面に幅寄せするために前記クランプアームを移動さ
    せる機構を備えた第1のクランプ手段と、 先端が丸形で、この先端部分とガイド部材とで媒体を挟
    持するように構成された圧接部と、この圧接部を、前記
    搬送ローラ対が媒体を挟持している時は搬送路外に退避
    させ、搬送ローラ対が媒体を解放した時に搬送路内に突
    出させる機構を備えた第2のクランプ手段を有すること
    を特徴とする媒体幅寄せ装置。
  2. 【請求項2】 前記圧接部の先端が半球又はローラ形で
    あることを特徴とする請求項1記載の媒体幅寄せ装置。
  3. 【請求項3】 前記圧接部の媒体押し付け力による引き
    寄せ方向の負荷が前記第1のクランプ手段の引き寄せ力
    より弱いことを特徴とする請求項1又は2記載の媒体幅
    寄せ装置。
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JP5056700B2 (ja) * 2008-09-26 2012-10-24 沖電気工業株式会社 媒体幅寄せ機構
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