JP5157868B2 - 媒体幅寄せ機構 - Google Patents
媒体幅寄せ機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5157868B2 JP5157868B2 JP2008316265A JP2008316265A JP5157868B2 JP 5157868 B2 JP5157868 B2 JP 5157868B2 JP 2008316265 A JP2008316265 A JP 2008316265A JP 2008316265 A JP2008316265 A JP 2008316265A JP 5157868 B2 JP5157868 B2 JP 5157868B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- width adjusting
- width
- reference surface
- passbook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
図1において、1は媒体幅寄せ機構であり、本体装置としての図示しない媒体搬送装置の搬送路に装備されており、媒体2の一の側縁を押して他の側縁を基準面3に押付け、その媒体2の搬送姿勢を整位する機能を有している。
本実施例の媒体2は、振込伝票等の単票や、通帳情報を記録した磁気ストライプを有する通帳等であって、幅寄せ後の処理として取引内容の印字処理や、通帳情報の読取書込処理等が必要な媒体である。
また、通帳2は、その中央に設けられた綴じ目を折り目2aとして二つ折りにされる冊子であって、折り目2aの方向に沿って搬送され、搬送方向の直交方向の両端部が開放端2bとなる。
媒体幅寄せ機構1の基準面3は、通帳2の搬送方向(図1において、紙面の鉛直方向)に沿った一の側方に設けられた側方ガイド板4の通帳2側の面である。
また、幅寄せガイド5の通帳側の端部には、通帳2の開放端2bが幅寄せガイド5からの脱落することを防止するための鍔部9が設けられている。
10はフィードローラであり、通帳2の搬送方向の直交方向の中央に設けられた折り目2aを挟んで、基準面3側と幅寄せガイド5側に直線状に並べて配置され、フィードローラ軸10aにより正逆方向に回転する。
この駆動カム14、15は、図1の下方に示すように、それぞれ同一形状のカムであって、カム軸16の中心からの半径が小さく形成された小円弧部14a、15aと、カム軸16の中心からの半径が大きく形成された大円弧部14b、15bとを接続して形成されており、小円弧部14a、15aが支持ブラケット12側にあるときは、通帳2をフィードローラ10との間に挟持し、大円弧部14b、15bが支持ブラケット12側にあるときは、通帳2の挟持を解除するように作動する。
また、上記の駆動カム14、15、カム軸16、駆動モータ17等により、本実施例のプレスローラ駆動手段が形成される。
20は媒体検知センサであり、媒体幅寄せ機構1の基準面3に近接して設けられた光学式のセンサであって、フィードローラ10とプレスローラ11との間に挟持され、一対の搬送ガイド板21a、21bに案内されて搬送され、幅寄せ位置に停止した通帳の搬送方向の直交方向、つまり幅寄せ方向の基準面3側の側縁部を検知する機能を有している。
なお、以下に示す幅寄せ動作は、本体装置としての媒体搬送装置の図示しない制御部が、図示しない記憶部に格納されているプログラムによって、上記した各部を制御して実行するものである。
このとき、駆動カム14、15は、プレスバネ13によりそれぞれの小円弧部14a、15aで支持ブラケット12を押圧した状態で停止している。
また、幅寄せガイド5は、その端面を幅寄せガイド5側の側方ガイド板4の基準面3側の面と面一とした待機位置に停止している。
通帳2を搬送ガイド板21b上に載置させた制御部は、駆動カム14、15の角度位置をそのままにして、図3に示すように、駆動モータ8を図3において反時計方向に回転させて取付ブラケット6を基準面3の方向に移動させ、幅寄せガイド5により通帳2の一の側縁を押して他の側縁を基準面3に押付け、通帳2の搬送姿勢を整位する。
また、幅寄せガイド5に過大な負荷がかかると、押付力調整バネ7が縮んで基準面3への押付力が適切な力に調整される。
更に、通帳2の折れが強い場合に、幅寄せガイド5に設けた鍔部9により、通帳2の幅寄せガイド5側の側縁の幅寄せガイド5からの脱落が防止される。
通帳2の基準面3側の面をフィードローラ10とプレスローラ11とにより挟持した制御部は、図6に示すように、駆動モータ17を図6において時計方向に更に回転させてカム軸16を駆動し、駆動カム15の小円弧部15aで支持ブラケット12を押圧する角度位置まで回転させて停止させ、プレスバネ13の付勢力によって幅寄せガイド5側のプレスローラ11をフィードローラ10に押圧して、通帳2の幅寄せガイド5側の面を、幅寄せガイド5側のフィードローラ10とプレスローラ11とにより挟持し、折れによる撓みを矯正した通帳2をそれぞれのフィードローラ10とプレスローラ11とにより挟持する。
その後に、制御部は2つのフィードローラ10とプレスローラ11とにより挟持した折れによる撓みを矯正した通帳2を下流側に搬送し、幅寄せガイド5を駆動モータ8により待機位置に復帰させる。
このように、本実施例の媒体幅寄せ機構1による幅寄せ動作においては、幅寄せガイド5による通帳2の整位後に、プレスローラ11の移動タイミングを、基準面3側を先、幅寄せガイド5側を後にして、通帳2を移動タイミングに差を持たせて挟持するので、基準面3側のフィードローラ10とプレスローラ11とにより通帳2を挟持したときに、幅寄せ方向の直交方向、つまり搬送方向に折れ目2aを有する通帳2の折れによる撓みを容易に矯正することができ、通帳2への印字品質を向上させることができると共に、再挟持後の搬送における斜行や、磁気ストライプの読取書込動作における読取ミス等を防止することができる。
2 通帳(媒体)
2a 折れ目
2b 開放端
3 基準面
4 側方ガイド板
5 幅寄せガイド
6 取付ブラケット
7 押付力調整バネ
8、17 駆動モータ
9 鍔部
10 フィードローラ
11 プレスローラ
12 支持ブラケット
13 プレスバネ
14、15 駆動カム
14a、15a 小円弧部
14b、15b 大円弧部
16 カム軸
20 媒体検知センサ
21a、21b 搬送ガイド板
Claims (4)
- 媒体の一の側縁を押し他の側縁を基準面に押付けて、当該媒体の搬送姿勢を整位する幅寄せ部材と、
前記媒体の搬送方向の直交方向の中央を挟んで、前記基準面側と前記幅寄せ部材側に並べて配置されたフィードローラと、
前記フィードローラの方向にバネ部材により付勢され、前記フィードローラとの間で前記媒体を挟持するプレスローラと、
それぞれの前記プレスローラを、前記フィードローラの方向に個別に往復移動させるプレスローラ駆動手段とを備え、
前記幅寄せ部材による前記媒体の整位後に、前記媒体を、前記プレスローラの移動タイミングに差を持たせて挟持することを特徴とする媒体幅寄せ機構。 - 請求項1において、
前記プレスローラの移動タイミングは、前記基準面側を先、前記幅寄せ部材側を後にすることを特徴とする媒体幅寄せ機構。 - 請求項1または請求項2において、
前記プレスローラ駆動手段による駆動は、カム軸に位相をずらせて固定された駆動カムにより行うことを特徴とする媒体幅寄せ機構。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
前記基準面に近接して、前記媒体の他の側縁を検知する媒体検知センサを設け、
前記幅寄せ部材による前記媒体の整位後に、前記媒体検知センサが媒体を検知しない場合は、前記幅寄せ部材による当該媒体の整位を再度行うことを特徴とする媒体幅寄せ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008316265A JP5157868B2 (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 媒体幅寄せ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008316265A JP5157868B2 (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 媒体幅寄せ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010137968A JP2010137968A (ja) | 2010-06-24 |
JP5157868B2 true JP5157868B2 (ja) | 2013-03-06 |
Family
ID=42348448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008316265A Expired - Fee Related JP5157868B2 (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 媒体幅寄せ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5157868B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012176829A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Oki Electric Industry Co Ltd | 媒体幅寄せ機構 |
CN103625132B (zh) * | 2013-12-03 | 2017-01-11 | 深圳市润天智数字设备股份有限公司 | 喷墨打印机及其介质定位装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3459163B2 (ja) * | 1997-06-25 | 2003-10-20 | 沖電気工業株式会社 | 媒体幅寄せ機構 |
JP2002226088A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-14 | Star Micronics Co Ltd | 斜行修正装置 |
JP5164471B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2013-03-21 | キヤノン株式会社 | 駆動装置 |
-
2008
- 2008-12-11 JP JP2008316265A patent/JP5157868B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010137968A (ja) | 2010-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3879305B2 (ja) | 画像形成装置および用紙束生成装置並びに画像形成装置を用いた用紙束の生成方法 | |
JP5197162B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP4709688B2 (ja) | シート集積装置及びこれを備えた製本装置 | |
JP5545530B2 (ja) | 用紙後処理装置 | |
JP5493749B2 (ja) | 用紙排出装置、及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2008239295A (ja) | 媒体搬送装置 | |
JP5157868B2 (ja) | 媒体幅寄せ機構 | |
JP2000335788A (ja) | シート材給送装置及び画像形成装置 | |
JP2011140367A (ja) | 用紙排出装置、後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム | |
JP5546261B2 (ja) | 媒体取扱装置 | |
JP6037193B2 (ja) | 媒体処理装置 | |
JP5223567B2 (ja) | 媒体幅寄せ機構 | |
JP5308924B2 (ja) | 用紙搬送機構 | |
JP2002145484A (ja) | 媒体搬送装置の幅寄せ機構 | |
JP4701151B2 (ja) | 用紙折り装置、及び画像形成装置 | |
JP3127102B2 (ja) | 媒体幅寄せ装置 | |
JP2013040037A (ja) | 搬送装置、および記録装置 | |
JP2006044081A (ja) | 頁めくり装置 | |
JP3835359B2 (ja) | 通帳類取扱装置および取扱方法 | |
JP4703484B2 (ja) | 媒体用搬送矯正装置 | |
JP5635869B2 (ja) | 媒体幅寄せ機構 | |
JP5056700B2 (ja) | 媒体幅寄せ機構 | |
JP4181952B2 (ja) | シート束整合装置 | |
JP2023054431A (ja) | シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP4192788B2 (ja) | シート状媒体取扱装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110816 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5157868 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |