JP5308924B2 - 用紙搬送機構 - Google Patents

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本発明は、現金自動取扱装置(ATM)に使用される用紙搬送機構に関し、特に、取引記録等を印字するジャーナル用紙のプリンタや、顧客へ送付する明細票のプリンタ等に使用されるロール状の用紙の搬送機構に関する。
従来、金融機関等で用いられる現金自動取扱装置(ATM)には、ジャーナル用紙への印字や、明細票への印字を行うプリンタが搭載されている。当該プリンタにおいて、ジャーナル用紙や明細票に用いられる用紙は、用紙搬送機構によって印字ヘッドの位置まで搬送された後に印字される。
上記搬送機構において、搬送される用紙の幅と搬送路の幅とが同じ場合、用紙と搬送路の側壁とが擦れないように、搬送路の幅を搬送される用紙の幅より広くすることが多い。このとき、搬送時に用紙の歪み(用紙の一部が捲れ上がることや、用紙に皺が生じること)や蛇行(搬送方向に対して用紙が斜行すること)が生じることを抑えるために、搬送路に用紙を搬送路の側壁側に寄せる幅寄せ機構を設けた構成がある。
従来の用紙搬送機構は、用紙の幅寄せ機構と、搬送路の一端に備えられ、用紙の位置合わせに用いられる基準ガイドとを備える。一例として、特許文献1には、幅寄せ機構として斜行ローラを用いた用紙搬送機構について記載されている。
特開昭63−202544号広報
しかし、特許文献1に記載された用紙搬送機構では、幅寄せ機構が用紙に加える力によって用紙が歪む場合がある。すなわち、斜行ローラの回転力によって、搬送路の幅方向の用紙の歪みが生じる可能性がある。
上記課題を解決するために、本発明は、用紙の幅寄せを行う際に、搬送路の幅方向の用紙の歪みを抑える用紙搬送機構とする。具体的には、搬送路上に屈曲部を設け、当該屈曲部で用紙の幅寄せを行う構成とする。
本発明によれば、搬送路の屈曲部では、搬送路の幅方向に対する用紙の剛性が強くなるため、用紙の歪みの発生を抑えた幅寄せが可能となる。また、搬送路には屈曲部が設けられているので、搭載されるATMの奥行きを短くすることが可能となるため、ATMの省スペース化につながる。
従来の用紙搬送機構において幅寄せの必要がない場合の上面図である。 従来の用紙搬送機構の側面図である。 バネ板を設けた用紙搬送機構において幅寄せの必要がない場合の上面図である。 バネ板を設けた用紙搬送機構において幅寄せの必要がある場合の上面図である。 バネ板を設けた用紙搬送機構の側面図である。 バネ板を設けた用紙搬送機構の機能ブロック図である。 バネ板および楕円型搬送ローラを設けた用紙搬送機構の上面図である。 バネ板および楕円型搬送ローラを設けた用紙搬送機構の上面図である。 斜行ローラを設けた用紙搬送機構の上面図である。
まず、図1〜図2を用いて、本発明の前提となる従来の用紙搬送機構について説明する。
図1は従来の用紙搬送機構の上面図を示したものであり、図2は従来の用紙搬送機構の側面図を示したものである。従来の用紙搬送機構は、ロール紙Aをセットする用紙ホッパ1と、搬送路にロール紙Aを搬送する分離ローラ2と、ロール紙Aのうち、ロールの最外周の紙をロールから分離する分離ガイド3と、ソレノイド4と、ロール紙Aを挟み込みながら搬送する搬送ローラ5a〜5bと、ロール紙Aの側端の位置を合わせる基準ガイド6と、基準ガイド6に近接する位置に設けられ、ロール紙Aの側端が基準ガイド6に到達したことを検出するセンサ7と、ロール紙Aの幅寄せを行う斜行ローラ8と、ロール紙Aに印字を行う印字ヘッド9と、プラテン10とを備える。
従来の用紙搬送機構を用いてロール紙Aの幅寄せを行う際、まず、ソレノイド4によって搬送ローラ5aと5bとの接触を解除する。次に、斜行ローラ8を回転させることでロール紙Aの幅寄せを行う。センサ7がロール紙Aを検出した場合、ロール紙Aの幅寄せを終了する。すなわち、斜行ローラ8の回転を停止し、図示しないソレノイドによって、斜行ローラ8とロール紙Aとの接触を解除する。さらにソレノイド4によって搬送ローラ5aと5bとを再び接触させることで、搬送ローラ5a〜5bによってロール紙Aが挟み込まれた状態にする。
上記従来の用紙搬送機構の場合、搬送時において斜行ローラ8の回転力によって、ロール紙が搬送路の幅方向に歪む可能性がある。一方、本発明における用紙搬送機構の場合は、搬送時におけるロール紙の搬送路の幅方向に対する歪みを抑えた構成とする。
以下、図3〜図9を参照して、本発明における用紙搬送機構について説明する。
図3および図4は本発明における用紙搬送機構の上面図を示したものであり、図5は本発明における用紙搬送機構の側面図を示したものである。また、図6は本発明における用紙搬送機構の機能ブロック図を示したものである。本発明における用紙搬送機構は、ロール紙Bをセットする用紙ホッパ101と、ガイド板102aおよび102bによって形成される搬送路にロール紙Bを搬送する分離ローラ103と、ロール紙Bのうち、ロールの最外周の紙をロールから分離する分離ガイド104と、ロール紙Bの側端の位置を合わせる基準ガイド105と、ロール紙Bの側端が基準ガイド105に到達したことを検出するセンサ106と、ロール紙Bに印字を行う印字ヘッド107と、プラテン108と、ロール紙Bの幅寄せを行うバネ板109と、搬送状態に異常が生じた時に警告するアラーム110と、各部を制御する制御部111とを備える。
センサ106は、基準ガイド105に近接する位置に設けられ、かつバネ板109によって幅寄せが正常に行われた際に、ロール紙Bの側端が基準ガイド105に到達する位置に設ける。
ロール紙Bの搬送路を形成するガイド板102aおよび102bは、屈曲部112を有する構成とする。ガイド板102aおよび102bを曲げる方向(上方向あるいは下方向)は、用紙搬送機構が搭載される装置の構造に合わせるものとする。屈曲部112によって曲げられたロール紙Bは、幅方向の圧力に対する剛性が高くなる。そのため、屈曲部112でロール紙Bの側端をバネ板109で押圧させて幅寄せを行うことでロール紙Bが歪みにくくなる。また、ロール紙Bの歪みを更に防ぐために、屈曲部112におけるガイド板102aと102bとの間の隙間を、他の部分におけるガイド板102aと102bとの間の隙間よりも狭くする。この場合、屈曲部112におけるガイド板102aと102bとの間の隙間は、ロール紙Bの先端が引っ掛かることで歪みが生じないような形状とする。また、ガイド板102aおよび102bは、バネ板109の可動部に接触しないように切り欠き113を設ける。
バネ板109は、その先端と基準ガイド105との距離をロール紙Bの幅とほぼ等しいLとすることで、確実な幅寄せが可能な構成とする。また、ロール紙Bの幅寄せの際に歪みが生じないように、バネ板109は、ロール紙Bに対して垂直かつロール紙Bの搬送方向に対して鋭角に接するように設けられる(図3に示すθについて、0°<θ<90°)。
以下、本実施例の用紙搬送機構におけるロール紙Bの幅寄せについて説明する。用紙ホッパ101にセットされたロール紙Bは、分離ローラ103および分離ガイド104によって搬送路に搬送される。図6に示したように、ロール紙Bの側端が基準ガイド105に到達していない場合、搬送路に搬送されたロール紙Bはバネ板109に押されて幅寄せが行われる。幅寄せを行うとき、ロール紙Bの歪みが生じないようにするために、ロール紙Bの搬送速度を遅くしても良い。センサ106がロール紙Bを検出した場合、ロール紙Bは正常に幅寄せが行われたものとする。一方、センサ106がロール紙を検出していない場合は、用紙の幅寄せに異常が発生したとしてアラーム110を鳴らす。
さらに、屈曲部112上に搬送ローラ114a〜114bを設けた構成としてもよい。図7および図8は、搬送ローラ114a〜114bの例として、回転軸とローラの外周部との半径距離が変化する楕円状ローラを用いた場合を示す。楕円状ローラの回転軸と当該ローラの外周部の半径距離が長いときに、楕円状ローラとロール紙Bとは接触した状態になる。一方、楕円状ローラの回転軸と当該ローラの外周部の半径距離が短いときは、楕円状ローラとロール紙Bとは非接触の状態になる。楕円状ローラとロール紙Bとが非接触の状態であるときに、ロール紙Bがバネ板109に押されることで幅寄せが行われる。他に、搬送ローラ114a〜114bをロール紙Bの幅方向に移動しやすい構造として、ロール紙Bの挟み込みを維持したまま、バネ板109によるロール紙Bの幅寄せを行ってもよい。
以上、バネ板109を用いたロール紙Bの幅寄せについて説明したが、図9に示すように、バネ板109の代わりに斜行ローラ115を用いてロール紙Bの幅寄せを行ってもよい。斜行ローラ115を用いた幅寄せの場合、当該斜行ローラ115は屈曲部112の中央付近に配置され、基準ガイド105の設置方向に回転する。この場合、センサ106がロール紙Bを検出したときに斜行ローラ115の回転を停止し、図示しないソレノイド等によって、斜行ローラ115とロール紙Bとの接触を解除することで、ロール紙Bに歪みが生じないようにする。
以上のように、搬送路を形成するガイド板に屈曲部を設けて、当該屈曲部にてロール紙の幅寄せを行うことで、用紙の歪みの発生を抑えた幅寄せが可能となる。
1:用紙ホッパ、2:分離ローラ、3:分離ガイド、4:ソレノイド、5a〜5c:搬送ローラ、6:基準ガイド、7:センサ、8:斜行ローラ、9:印字ヘッド、10:プラテン、101:用紙ホッパ、102a〜102b:ガイド板、103:分離ローラ、104:分離ガイド、105:基準ガイド、106:センサ、107:印字ヘッド、108:プラテン、109:バネ板、110:アラーム、111:制御部、112:屈曲部、113:切り欠き、114a〜114b:搬送ローラ、115:斜行ローラ、A:ロール紙、B:ロール紙

Claims (5)

  1. 用紙を収納するホッパと、前記用紙が搬送される搬送路と、前記搬送路に前記用紙を繰り出す分離ローラと、前記搬送路の一端に設けられ、前記用紙の搬送位置の基準となる基準ガイドとを備える用紙搬送機構であって、
    前記搬送路は屈曲部を有し、前記屈曲部に、前記基準ガイドの設置方向に前記用紙の幅寄せを行う幅寄せ機構を有し、
    前記幅寄せ機構は弾性材で形成され、
    前記弾性材は前記搬送路の一端であって、前記基準ガイド側とは反対側に設けら、
    前記屈曲部に設けた搬送ローラを有し、
    前記搬送ローラは、回転軸と該搬送ローラの外周部との半径が変化し得ることを特徴とする用紙搬送機構。
  2. 請求項1に記載された用紙搬送機構であって、
    前記屈曲部における前記搬送路を形成するガイド板間の距離は、他の部分における前記搬送路を形成するガイド板間の距離より狭いことを特徴とする用紙搬送機構。
  3. 請求項1〜請求項2のいずれかに記載された用紙搬送機構であって、
    用紙を検出するセンサを備え、
    前記センサによる検出結果に応じて、用紙の搬送に異常が生じた時はアラームを出力することを特徴とする用紙搬送機構。
  4. 請求項1〜請求項2のいずれかに記載された用紙搬送機構であって、
    前記幅寄せ機構は、用紙の搬送方向と斜行に配置された斜行ローラであることを特徴とする用紙搬送機構。
  5. 請求項4に記載された用紙搬送機構であって、
    用紙を検出するセンサを備え、
    前記センサによる検出結果に応じて、前記斜行ローラの回転を制御することを特徴とする用紙搬送機構。
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