JP2531336B2 - 媒体搬送機構 - Google Patents

媒体搬送機構

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JP2531336B2
JP2531336B2 JP5093695A JP9369593A JP2531336B2 JP 2531336 B2 JP2531336 B2 JP 2531336B2 JP 5093695 A JP5093695 A JP 5093695A JP 9369593 A JP9369593 A JP 9369593A JP 2531336 B2 JP2531336 B2 JP 2531336B2
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JP
Japan
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medium
unit
clamp
transport
carriage
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JP5093695A
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English (en)
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辰彦 瀧澤
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Discharge By Other Means (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種証明書の自動交付
機等における媒体搬送機構に関し、特に、積載された複
数部の媒体搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】媒体搬送機構を備える事務機械の一つと
して、例えば、地方自治体等に設置され、顧客のキーパ
ット操作によって住民票等の各種証明書を自動的に発行
する証明書自動交付機があげられる。この証明書自動交
付機は、内部ユニットとして印字・契印・搬送の各ユニ
ットを有している。印字・契印ユニットにおいて、顧客
の要求によって、交付証明書の1部が複数枚にわたる場
合でも、1部が1枚の場合でも、最大30枚相当の部数
に対応している。例えば、1部が10枚ホチキス綴じの
場合は最大3部であり、1部が1枚の場合は最大30部
の交付が可能となっている。
【0003】また、取り扱う証明書のサイズはA4,A
5,B4,B5の4種類であり、各々サイズにおいて、
1部が複数枚をホチキス綴じされている場合、1部が1
枚のみの場合及び発行部数が多部となる場合が生じる。
このような各々の場合においても、搬送ユニットは証明
書を安定して搬送する必要がある。
【0004】従来の搬送ユニットは、ローラとローラの
間やベルトとベルトの間に、積載された複数部や複数枚
の証明書等の媒体を挟み込んで搬送している。また、実
開昭62ー197638号,実公昭64ー1305号公
報に開示された複写機等に用いられている搬送装置とし
ては、クランパがシートや薄板材などの一方の面へクラ
ンプする手段が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のローラとローラ
の間やベルトとベルトの間に、積載された複数部や複数
枚の媒体を挟み込んで搬送する場合、積載された媒体が
さし身状になって荷崩れを起こす問題がある。また、媒
体の枚数が変わることによって、搬送クランプ力が変化
して常に一定の条件で安定して搬送できないという問題
もある。さらに、実開昭62ー197638号,実公昭
64ー1305号公報に開示された複写機等の搬送装置
のクランパは単数の搬送であり、複数枚又は複数部の媒
体を搬送できない。また、搬送方向も水平方向かドラム
回転方向と限定されて、傾斜路を採用できる自由度もな
いため、装置の外形寸法を小さく設計できない。しか
も、媒体の片面からクランプするためにクランプ力も必
ずしも十分でない。
【0006】本発明は、前記問題点にかんがみなされた
もので、複数枚又は複数部の媒体を安定してスタックす
るだけでなく、搬送方向の自由度も高めて、傾斜した搬
送路でも搬送可能として装置の外形寸法を可及的に小さ
くでき、積載量に合った適正なクランプ力で搬送できる
媒体搬送機構の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1にかかる本発明は、媒体の表裏面を両面方
向から、少なくとも一方の片面を弾性部材を介してクラ
ンプするクランプ部と、媒体をクランプした前記クラン
プ部を搬送方向に上り傾斜の搬送路に沿って移動させる
キャリッジ部と、媒体の下方に傾いた端部を支持し、前
記キャリッジ部と同期して前記傾斜搬送路を移動するバ
ックアップ部とを備えた構成としてある。また、請求項
2にかかる本発明は、前記クランプ部が前記キャリッジ
部に回動自在に取り付けられた一対のアッパアームとロ
アアームとで構成され、両アームの先端に媒体をクラン
プするパットを設け、かつ、アッパアームの先端は前記
弾性部材としての圧縮ばねを介してパットを設けた構成
としてある。
【0008】
【作用】前記のように構成した請求項1にかかる本発明
においては、バックアップ部が媒体の後端を支持して搬
送するので、搬送方向の自由度も高めて傾斜した搬送路
であっても媒体の搬送が可能となり、また、クランプ部
を解除した場合にも媒体が滑り落ちることがない。ま
た、請求項2にかかる本発明においては、アッパアーム
及びロアアームの回動によって、パットが媒体をクラン
プする。圧縮ばねが撓んで適度のクランプ力を発生す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。図1は、本実施例に係る搬送機構を
用いた証明書自動交付機の概略構成図であり、印字部1
と契印部2と搬送部3及び印字部1と契印部2とを連絡
する搬送路4とで構成されている。印字部1は、発行交
付する証明書の出力内容を印字する。契印部2は、発行
交付する証明書の1部が10枚以下の複数枚にわたる場
合、そのものが1部一括であることを明確にするため
に、その地方自治体の識別番号を通しでパンチし、かつ
発行交付する証明書の先端をホチキスで綴じる処理を行
う。このため、1部が1枚の場合には、契印処理を行わ
ずそのままの状態で搬送部3へ排出する。また、搬送部
3は、本実施例の搬送機構を備えたユニットであり、契
印部2から排出された媒体14を顧客の受け取る接客口
11まで搬送する。なお、搬送路4は図示を省略する
が、通常のローラやベルト等の搬送手段が採用されてい
る。
【0010】さらに、本実施例に係る媒体搬送機構の側
面図及び図2A方向矢視図を示す図2及び図3によっ
て、搬送部3を詳細に説明する。図2より、傾斜搬送路
5は水平方向に対して約20度の角度に左上がりに傾斜
され、契印部2から複数部排出された媒体14を安定し
てスタックできるように、また搬送部3の外形寸法をで
きるだけ小さくしている。図3から理解できるように、
傾斜搬送路5と隣接してクランプ部としてのアッパアー
ム6及びロアアーム7が、後述するキャリッジ部10の
ヒンジ6a,7aによって回動自在に設けられている。
【0011】傾斜搬送路5の底面は、媒体搬送方向に長
溝状のクランプ溝5aを備え、ロアアーム7とバックア
ッププレート13aとを作動及び移動可能にしている。
両アーム6,7の回動は、図示を省略した駆動装置(例
えば、モータによるリンク装置やソレノイド又は空気圧
・油圧シリンダ等によるアクチュエータ)によって実行
される。また、両アーム6,7は、回動により媒体14
を表裏面の両面方向からクランプする。特に、確実なク
ランプ動作ができるように、先端にはパット8が設けら
れている。さらに、アッパアーム6の先端は、圧縮ばね
9を介してパット8を設け、媒体14の枚数が少ないと
少したわんで弱いクランプ力を発生し、枚数が多ければ
強いクランプ力を発生し、常に適正なクランプ力を維持
する。なお、前記圧縮ばね9の代わりに他の弾性部材と
して、ゴム等を用いることもできる。
【0012】キャリッジ部10は、傾斜搬送路5と平行
に設けられた2本のガイドシャフト10aに支持され、
図示を省略した駆動装置(例えば、ステップモータやボ
ールねじ等の構成)によって媒体搬送方向を前後進自在
に構成されている。また、バックアップ部13は、前記
ガイドシャフト10aに支持され、前記キャリッジ部1
0と同期して前後進自在である。さらに、傾斜搬送路5
内に伸びたバックアッププレート13aが、媒体14の
落下防止のために媒体14の後端を支持している。
【0013】次に、上述した搬送部3の動作を説明す
る。当初、契印部2から媒体14が傾斜搬送路5に排出
されて、スタックが完了するまで、両アーム6,7は、
図3中のC,D位置にリリースされている。媒体14の
搬送開始のとき、両アーム6,7が回動して媒体14の
先端を両面方向から確実にクランプする。特に、媒体1
4の枚数が変化しても、圧縮ばね9によって発生した適
度のクランプ力でクランプされている。媒体14の先端
をクランプすることで、媒体14の腰がなくなることが
なく、搬送中のジャムの原因をなくすことができる。媒
体14のスタック完了や両ア−ム6,7の回動及び後述
する動作等も含めた動作の制御は、図示しないホーム検
知センサ等を用いて自動機本体の制御部によって総合的
に行われる。
【0014】キャリッジ部10は、両アーム6,7でク
ランプした媒体14を図2の左上に搬送する。このと
き、バックアップ部13が媒体14の後端を支持しつ
つ、キャリッジ部10と同期して移動する。これによ
り、傾斜搬送路5でも十分に媒体14が搬送可能とな
り、この傾斜した搬送路の設定によって装置の外形寸法
を小さくできる。
【0015】最後に、キャリッジ部10が顧客の接客口
11まで移動してシャッタ12が開き、両アーム6,7
がリリースして顧客が証明書等の媒体14を取り出す。
再度、キャリッジ部10が右下に移動して最初の動作状
態に戻り、以後は上述の搬送動作を繰り返す。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によると、バックア
ップ部が媒体の後端を支持して搬送するので、搬送方向
の自由度も高めて傾斜した搬送路であっても媒体の搬送
が可能となり、また、クランプ部を解除した場合にも媒
体が滑り落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る媒体搬送機構を用いた証
明書自動交付機の概略構成図である。
【図2】同上媒体搬送機構を示した側面図である。
【図3】図2のA方向矢視図である。
【符号の説明】
3 搬送部 5 傾斜搬送路 6,7 アッパアーム,ロアアーム 8 パット 9 圧縮ばね 10 キャリッジ部 13 バックアップ部 13a バックアッププレート 14 媒体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の表裏面を両面方向から、少なくと
    も一方の片面を弾性部材を介してクランプするクランプ
    部と、 媒体をクランプした前記クランプ部を搬送方向に上り傾
    斜の搬送路に沿って移動させるキャリッジ部と、 媒体の下方に傾いた端部を支持し、前記キャリッジ部と
    同期して前記傾斜搬送路を移動するバックアップ部と
    備えたことを特徴する媒体搬送機構。
  2. 【請求項2】 前記クランプ部が、前記キャリッジ部に
    回動自在に取り付けられた一対のアッパアームとロアア
    ームとで構成され、両アームの先端に媒体をクランプす
    るパットを設け、かつ、アッパアームの先端は前記弾性
    部材としての圧縮ばねを介してパットを設けている請求
    項1記載の媒体搬送機構。
JP5093695A 1993-03-29 1993-03-29 媒体搬送機構 Expired - Lifetime JP2531336B2 (ja)

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JP5093695A JP2531336B2 (ja) 1993-03-29 1993-03-29 媒体搬送機構

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Publication Number Publication Date
JPH06278896A JPH06278896A (ja) 1994-10-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2428010A1 (fr) * 1978-06-07 1980-01-04 Saint Gobain Appareil pour decrocher automatiquement des feuilles de verre suspendues a des moyens de prehension en forme de pinces
JPS5842099A (ja) * 1981-09-04 1983-03-11 シャープ株式会社 音声合成方式
JPH0745497Y2 (ja) * 1985-12-23 1995-10-18 月島機械株式会社 カツト樹脂シ−ト送り装置

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