JP3791626B2 - 車輌用前照灯 - Google Patents

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    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S362/00Illumination
    • Y10S362/806Ornamental or decorative

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、車輌用前照灯、特にそのシェードの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車輌用の前照灯は一般に、バルブからの光を反射鏡およびレンズで配光制御して所要の配光パターンを得るように構成されている。また近年においては、レンズに頼ることなく反射鏡のみによる配光制御で所要の配光パターンを得るように構成された前照灯も開発されてきている。
【0003】
ところで、前照灯において灯具前方へ上方光が照射されると、対向車ドライバあるいは歩行者に対してグレアを与えることとなるため、副灯点灯時には上方光を極力抑えた配光パターンが得られるようにすることが肝要である。このため従来より、反射鏡にシェードを取り付け、このシェードによりバルブから灯具前方へ照射される直射光をカットする構成が多く採用されている。
【0004】
上記シェードは、バルブからの熱により高温になるので、一般に金属製であり、絞り加工あるいは曲げ加工により一体で形成されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のようなシェードを備えた前照灯においては、次のような問題がある。
【0006】
すなわち、上述したように、近年の前照灯においては、反射鏡による配光制御が行われ、レンズは素通しあるいはこれに近い状態で形成される傾向にあるため、シェードが灯具外部から見えやすくなってきている。このためシェードについても、単に遮光機能だけでなく装飾性をも備えたものが要求されるようになってきている。
【0007】
ところでシェードには、直射光カットを行うためのシェード本体部と反射鏡への取付けを行うための取付脚部とが必要であるが、これらシェード本体部および取付脚部を絞り加工で形成するようにした場合には、シェード形状が多少複雑になると成形時に発生するクラック等により所定形状のシェードを得ることが困難となる。したがって、シェード本体部を装飾性のある形状に形成しようとしたりその表面に凹凸模様をつけようとしても、プレス成形性の制約からこれを実現することは極めて困難である。
【0008】
一方、シェードを曲げ加工により形成するようにした場合には、絞り加工の場合のような成形面での制約は少ないが、そもそも曲げ加工により形成可能なシェード形状自体が限られているので、鑑賞に耐え得るようなシェードを得ることは絞り加工の場合よりも一層困難である。
【0009】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、シェードを備えた車輌用前照灯において、灯具外部から観察したとき見映えの良いシェードを容易に製作することができる車輌用前照灯を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、直射光カットを行うシェード本体部と反射鏡への取付けを行う取付脚部とを別体で形成しておきこれらを接合してシェードを完成させる構成とすることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0011】
すなわち、本願発明は、請求項1に記載したように、
バルブと、このバルブからの光を前方へ反射する反射鏡と、この反射鏡に取り付けられ、上記バルブから灯具前方へ照射される直射光をカットする金属製のシェードと、を備えた車輌用前照灯において、
上記シェードが、別体で形成されたシェード本体部と取付脚部とが接合されてなり、上記シェード本体部により上記直射光カットを行うとともに上記取付脚部により上記反射鏡への取付けを行うように構成されており、
上記シェード本体部の表面に装飾性を有する凹凸模様が形成されており、
上記取付脚部の前端部に環状部が延長形成されており、
この環状部において上記取付脚部と上記シェード本体部との接合が行われており、
上記環状部の後端縁形状が、上記バルブから上記反射鏡の非有効部へ向かう直射光を該環状部によりカットし得る形状に設定されており、
上記取付脚部がロール加工により形成されている、ことを特徴とするものである。
【0012】
上記「取付脚部」は、単数であっても複数であってもよい。
【0013】
上記「シェード本体部」および「取付脚部」は、「直射光カット」および「反射鏡への取付け」の機能を各々有するものであれば、その具体的構成は特に限定されるものではない。
【0014】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明においては、直射光カットを行うシェード本体部と反射鏡への取付けを行う取付脚部とを別体で形成しておきこれらを接合してシェードを完成させるようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0015】
すなわち、シェード構成部品たるシェード本体部および取付脚部の各形状は、完成品たるシェードの形状に比して極めて容易に形成可能な形状であるので、シェード本体部あるいは取付脚部に装飾性その他の観点から複雑な形状が要求される場合においても、これらを形成することが可能となる。
【0016】
したがって本願発明によれば、シェードを備えた車輌用前照灯において、灯具外部から観察したとき見映えの良いシェードを容易に製作することができる。
【0017】
しかも本願発明においては、上記シェードのシェード本体部の表面に装飾性を有する凹凸模様が形成されているので、シェードの見映えを向上させることができる。さらにその際の具体例として、反射鏡の反射面に凹凸模様が形成されている場合には、その凹凸模様に合わせてシェード本体部の表面の凹凸模様を設定する方法が採用可能である。この場合において、シェード本体部の表面に形成される「凹凸模様」は、表面形状に起因して形成される模様であれば特定の模様に限定されるものではなく、例えば、シェード本体部を多面体形状あるいは波形形状等にすることにより凹凸模様を形成することが可能である。
【0018】
また本願発明においては、シェード本体部と取付脚部とが別体で形成されているので、その接合位置を変えるようにすれば、同一の部品を使用して異なる形状のシェードを製作することが可能となり、これによりシェード構成部品に汎用性を持たせることができる。例えば、右配光用灯具と左配光用灯具とでは取付脚部の位置を変えることが配光機能上好ましいが、このような場合にも、本願発明においては1種類の部品だけを準備すれば足り、これによりシェードの製作コストを低減することができる。一方、シェード本体部および取付脚部を各々複数種類用意しておけば、灯具形状あるいは灯具意匠等に応じてシェード本体部と取付脚部とを適宜組み合わせることにより、最適なシェードを製作することが可能となる。
【0019】
さらに本願発明においては、取付脚部の前端部に環状部が延長形成されており、この環状部においてシェード本体部との接合が行われているので、シェード本体部と取付脚部との接合作業を容易化することができる。
【0020】
また本願発明においては、環状部の後端縁形状が、バルブから反射鏡の非有効部へ向かう直射光を該環状部によりカットし得る形状に設定されているので、配光上有害な迷光が灯具前方に照射されるのを防止することができ、シェードに直射光カット以外の配光上の機能を付与することができる。ここで「非有効部」とは、反射鏡において副灯用配光パターン形成に寄与しない部分を意味する。ところで、バルブから反射鏡の非有効部へ向かう直射光のカットを正確に行うためには、環状部の後端縁形状が正確に形成されていることはもちろんのこと、反射鏡に対する該後端縁の位置精度を高めることが肝要であるが、本願発明においては、反射鏡への取付けがなされる取付脚部の一部として環状部が形成されていることから、反射鏡に対する上記後端縁の位置精度を極めて高いものとすることができる。
【0021】
さらに本願発明においては、取付脚部がロール加工により形成されているので、これを絞り加工等により形成するのに比して低コストでこれを形成することができる。なお、このように取付脚部をロール加工により形成することができるのも、シェード本体部と取付脚部とが別体で形成されていることによるものである。
【0022】
また本願発明においては、シェード本体部と取付脚部とが別体で形成されている構成から派生して、次のような作用効果をも得ることができる。
【0023】
すなわち、シェード本体部と取付脚部とが別体で形成されているので、シェード本体部と取付脚部とを異なる肉厚で形成することが可能となる。その際、シェード本体部を取付脚部よりも薄い肉厚で形成すれば、耐振性、耐衝撃性等に優れたシェードを得ることができ、一方、シェード本体部を取付脚部よりも厚い肉厚で形成すれば、高温になりやすいシェード本体部の耐熱性を高めることができる。これらシェード本体部および取付脚部の肉厚比は、個々の灯具において必要とされる性能に応じて適宜設定するようにすればよい。
【0024】
上記構成において、シェード本体部の後端開口部を環状部の前端開口部よりも大きな径で形成し、シェード本体部を環状部に外側から嵌め込むようにしてシェード本体部と取付脚部とを接合するようにすれば、接合作業を容易に行うことができるとともに、この接合により生じるシェード本体部と取付脚部との間の段差を灯具外部から見えにくくすることができ、シェードの見映えが損なわれるのを防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0026】
図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌用前照灯を示す側断面図である。
【0027】
この前照灯10は、レンズ12とボディ14とで形成される灯室内に、反射鏡ユニット16がエイミング可能に配置されてなり、さらにこの反射鏡ユニット16は、バルブ18と、反射鏡20と、シェード22とを備えてなっている。
【0028】
上記レンズ12における反射鏡ユニット16前方部分は、配光制御機能を有しない素通しレンズとして形成されている。このレンズ12は、その有効部12aが車体側パネル102と略面一となるように段状に形成されている。また、このレンズ12の内面側には、灯具内部における上記反射鏡20の反射面20a以外の部分が見えないようにするためのエクステンション24が配置されている。このエクステンション24は上記レンズ12の非有効部に取り付けられており、このレンズ12はシール剤26を介してボディ14に取り付けられている。このボディ14の後端開口部にはソケットカバー28が装着されている。
【0029】
上記バルブ18は、いわゆるC−8タイプのダブルフィラメントを有するH4バルブである。このバルブ18は、線バネ30により反射鏡20に対して所定位置に固定されており、さらにこのバルブ18には上記ソケットカバー28が装着されている。
【0030】
上記反射鏡20はFRP製の反射鏡であって、基準放物面上に多数の配光制御用ステップ20sが形成されてなる反射面20aを有しており、バルブ18の副灯用フィラメント18aから反射面20aに入射した光を配光制御して、所定の配光パターンを形成するようになっている。
【0031】
図2に示すように、上記配光制御用ステップ20sは、略矩形あるいは略扇形に形成されている。また、上記反射鏡20の反射面20aの後頂部近傍部位には、1対のシェード取付部20bと、上記線バネ30を係止するバネ係止部20cを形成可能とするための孔20dが形成されている。
【0032】
上記シェード22は、表面にクロムメッキ処理が施された鋼板製であって、別体で形成されたシェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとが接合されてなっている。そして、このシェード22においては、シェード本体部22Aによりバルブ18の副灯用フィラメント18aから灯具前方へ照射される直射光をカットするとともに、取付脚部ユニット22Bにより反射鏡20への取付けがなされるようになっている。シェード本体部22Aは絞り加工により形成されており、取付脚部ユニット22Bはロール加工により形成されている。また、シェード本体部22Aは、取付脚部ユニット22Bよりも厚い肉厚で形成されている。
【0033】
上記シェード本体部22Aは、バルブ18の先端部を囲むようにしてカップ状に形成されているが、単に円錐台の前端に球面の一部を合わせたような一般的な形状ではなく、シェード本体部22Aの表面には凹凸模様が形成されている。すなわち、図2に示すように、その正面部22Aaが反射鏡20の反射面20aの配光制御用ステップ20sのピッチに合わせるようにして略正方形の格子状多面体で形成されており、その側面部22Abが角錐台状の多面体で形成されている。
【0034】
一方、上記取付脚部ユニット22Bは、図3に示すように、1対の取付脚部22Baと、その前端部に延長形成された環状部22Bbとからなり、両取付脚部22Baが所定角度をなして環状部22Bbから後方へ突出した形態になっている。上記各取付脚部22Baの反射鏡20への取付けは、各取付脚部22Baに形成された1対の爪22Bcを反射鏡20のシェード取付部20bに当接させた状態で、その後端部のカシメ片22Bdを反射鏡20の後頂部にカシメることにより行われるようになっている。上記環状部22Bbは略円錐台状に形成されており、その上部には遮光片22Beが後方に向けて突出形成されている。この遮光片22Beの後端縁形状は、バルブ18の副灯用フィラメント18aから反射鏡20の上部内壁面20e(非有効部)へ向かう直射光を遮光片22Beによりカットし得る曲線形状に設定されている。さらに、上記環状部22Bbの前端開口部22Bfの左右2箇所には、1対の接合片22Bgが前方に向けて突出形成されている。
【0035】
上記環状部22Bbの前端開口部22Bfも上記シェード本体部22Aの後端開口部22Acも共に円形形状に形成されているが、シェード本体部22Aの後端開口部22Acの方が、環状部22Bbの前端開口部22Bfよりも大きな径で形成されている。そして、図3に矢印で示すように、シェード本体部22Aを環状部22Bbに外側から嵌め込んだ状態で両者をスポット溶接することにより、シェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとの接合が行われるようになっている。
【0036】
上記スポット溶接は、上記1対の接合片22Bgの部分を用いて行われるようになっている(図1および2における×印参照)。このスポット溶接の際のシェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとの前後方向の位置決めを行うため、環状部22Bbの左右2箇所には、1対の膨出部22Bhが形成されている。また、上記スポット溶接の際のシェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとの回転方向の位置決めを行うため、環状部22Bbの下端部には膨出部22Biが形成されており、シェード本体部22Aの後端開口部の下端部には上記膨出部22Biと係合する膨出部22Adが形成されている。
【0037】
上述したように、取付脚部ユニット22Bはロール加工により形成されているが、このロール加工の際に2重に形成される接合部22Bjは、環状部22Bbの下端部における膨出部22Bi近傍部位に設定されている。
【0038】
以上詳述したように、本実施形態においては、直射光カットを行うシェード本体部22Aと反射鏡20への取付けを行う取付脚部ユニット22Bとを別体で形成しておきこれらを接合してシェード22を完成させるようになっているが、シェード構成部品たるシェード本体部22Aおよび取付脚部ユニット22Bの各形状は、完成品たるシェードの形状に比して極めて容易に形成可能な形状であるので、シェード本体部22Aあるいは取付脚部ユニット22Bに複雑な形状が要求される場合においても、これらを形成することが可能となる。
【0039】
したがって本実施形態によれば、シェードを備えた車輌用前照灯において、灯具外部から素通しのレンズ12を通して観察したとき見映えの良いシェード22を容易に製作することができる。本実施形態においては、灯具外部から見えやすいシェード本体部22Aについて、これを多面体形状にして凹凸模様を形成し、反射鏡20の反射面20aの配光制御用ステップ20sのステップピッチに合わせるようにしているので、シェード22の見映え、ひいては灯具全体の見映えを向上させることができる。
【0040】
さらに本実施形態においては、シェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとが別体で形成されている利点を生かして、シェード本体部22Aを取付脚部ユニット22Bよりも厚い肉厚で形成しているので、高温になりやすいシェード本体部22Aの耐熱性を高めることができる。また、シェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとが別体で形成されているので、シェード本体部22Aとは異なる凹凸模様を有するシェード本体部を取付脚部ユニット22Bに接合することにより、灯具形状あるいは灯具意匠等に応じて最適なシェードを製作することが可能となり、これによりシェード構成部品に汎用性を持たせることができる。
【0041】
また本実施形態においては、取付脚部ユニット22Bが1対の取付脚部22Baとその前端部に延長形成された環状部22Bbとからなり、この環状部22Bbにおいてシェード本体部22Aとの接合を行うようになっているので、シェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとの接合作業を容易化することができる。しかも、その際、シェード本体部22Aの後端開口部22Acが環状部22Bbの前端開口部22Bfよりも大きな径で形成されており、シェード本体部22Aを環状部22Bbに外側から嵌め込むようにしてシェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとの接合が行われるようになっているので、接合作業を容易に行うことができるとともに、この接合により生じるシェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとの間の段差を灯具外部から見えにくくすることができ、シェード22の見映えを損なうのを防止することができる。また、上記環状部22Bbは、その後端縁形状が、バルブ18の副灯用フィラメント18aから反射鏡20の上部内壁面20eへ向かう直射光を該環状部22Bbによりカットし得る形状に設定されているので、配光上有害な迷光が灯具前方に照射されるのを防止することができる。その際、反射鏡20への取付けがなされる取付脚部ユニット22Bの一部として環状部22Bbが形成されていることから、反射鏡20に対する上記後端縁の位置精度を極めて高いものとすることができる。
【0042】
さらに本実施形態においては、シェード本体部22Aと取付脚部ユニット22Bとが別体で形成されている利点を生かし、取付脚部ユニット22Bをロール加工により形成するようになっているので、絞り加工等により形成するのに比して低コストでこれを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用前照灯を示す側断面図
【図2】上記前照灯の反射鏡ユニットを示す、図1のII方向矢視図
【図3】上記前照灯のシェードを単品で示す分解斜視図
【符号の説明】
10 車輌用前照灯
12 レンズ
12a 有効部
14 ボディ
16 反射鏡ユニット
18 バルブ
18 副灯用フィラメント
20 反射鏡
20a 反射面
20b シェード取付部
20e 上部内壁面(非有効部)
20s 配光制御用ステップ
22 シェード
22A シェード本体部
22Aa 正面部
22Ab 側面部
22Ac 後端開口部
22Ad 膨出部
22B 取付脚部ユニット
22Ba 取付脚部
22Bb 環状部
22Bc 爪
22Bd カシメ片
22Be 遮光片
22Bf 前端開口部
22Bg 接合片
22Bh 膨出部
22Bi 膨出部
22Bj 接合部

Claims (3)

  1. バルブと、このバルブからの光を前方へ反射する反射鏡と、この反射鏡に取り付けられ、上記バルブから灯具前方へ照射される直射光をカットする金属製のシェードと、を備えた車輌用前照灯において、
    上記シェードが、別体で形成されたシェード本体部と取付脚部とが接合されてなり、上記シェード本体部により上記直射光カットを行うとともに上記取付脚部により上記反射鏡への取付けを行うように構成されており、
    上記シェード本体部の表面に装飾性を有する凹凸模様が形成されており、
    上記取付脚部の前端部に環状部が延長形成されており、
    この環状部において上記取付脚部と上記シェード本体部との接合が行われており、
    上記環状部の後端縁形状が、上記バルブから上記反射鏡の非有効部へ向かう直射光を該環状部によりカットし得る形状に設定されており、
    上記取付脚部がロール加工により形成されている、ことを特徴とする車輌用前照灯。
  2. 上記シェード本体部が上記取付脚部よりも厚い肉厚で形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車輌用前照灯。
  3. 上記シェード本体部の後端開口部が、上記環状部の前端開口部よりも大きな径で形成されており、
    上記シェード本体部と上記取付脚部との接合が、上記シェード本体部を上記環状部に外側から嵌め込むようにして行われている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車輌用前照灯。
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