JP3953692B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、シェードを備えた車両用前照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用前照灯においては、対向車ドライバや歩行者にグレアを与えないようにするためシェードが設けられることが多い。このシェードの一般的構成としては、図5に示すようなものが知られている。
【0003】
すなわち、このシェード2は、光源バルブ4の前端部を光軸Ax回りに略筒状に囲むシェード本体2Aと、このシェード本体2Aを支持する取付ステー2Bとを備えてなり、そのシェード本体2Aにより、光源バルブ4からリフレクタ6の反射面6aへ向かう直射光のみを許容し、グレア発生の原因となる光源バルブ4から前方上方へ向かう直射光やリフレクタ6の上壁面6bへ入射する直射光は遮蔽するようになっている。
【0004】
そして、このシェード2のシェード本体2Aは、光軸Axに対する後方広がり角θが大きな値(約10°以上)に設定されている。その理由は、仮に後方広がり角θを図6に示すように小さい値に設定した場合には、リフレクタ6の反射面6aからの反射光の一部がシェード本体2Aの上部外周面2Aaへ入射し、その反射光によりグレア発生の原因となる上向き光B2が灯具前方へ照射されてしまうので、これを防止するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにシェード本体2Aの後方広がり角θが大きい値に設定された上記従来のシェード2においては、図5に2点鎖線で示すように、シェード本体2Aの上部内周面2Abで反射した光源バルブ4からの光がリフレクタ6の反射面6aの下部領域へ入射し、その反射光によりグレア発生の原因となる上向き光B1が灯具前方へ照射されてしまうこととなる。このため従来、シェード本体2Aの内面に黒色塗装を施して内面反射を無くすことにより灯具前方への上向き光B1の照射を防止するようにしているが、黒色塗装を施した分だけシェードのコストが高いものとなっているという問題がある。
【0006】
また、上記従来のシェード2においては、シェード本体2Aの後方広がり角θをある程度大きな値に設定する必要があるので、その分だけシェード形状の自由度が小さくなってしまうという問題もある。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、シェードを備えた車両用前照灯において、シェードのコスト低減を図るととともにその形状自由度を高めることができる車両用前照灯を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、シェードの表面形状に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち本願発明は、車両前後方向に延びる光軸上に設けられた光源バルブと、この光源バルブからの光を前方へ反射させる反射面を有するリフレクタと、上記光源バルブからの直射光の一部を遮蔽するシェードと、を備えてなる車両用前照灯において、
上記シェードが、上記光源バルブの前端部を上記光軸回りに略筒状に囲むシェード本体と、このシェード本体を支持する取付ステーとを備えてなり、
上記シェード本体の上部外周面に、該上部外周面へ入射した光を拡散反射させる凹凸状拡散部が形成されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「シェード本体」は、光源バルブの前端部を光軸回りに略筒状に囲む筒状部のみからなるものであってもよいし、該筒状部の前端部を塞ぐようにキャップ状に形成されたものであってもよい。
【0011】
上記「上部外周面」とは、シェード本体の上部の外周面を意味するものであるが、ここで「シェード本体の上部」とは、シェード本体において光軸の真上の位置を左右に跨ぐ領域を意味するものであり、該領域の角度範囲は特に限定されるものではない。
【0012】
上記「凹凸状拡散部」は、シェード本体の上部外周面へ入射した光を拡散反射させるよう複数の凹部と凸部との繰り返し形状により構成されたものであれば、その凹凸の形状、大きさ等は特に限定されるものではなく、例えば、波形凹凸、網目状凹凸、ドット状凹凸、梨地状凹凸等が採用可能である。
【0013】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用前照灯は光源バルブからの直射光の一部を遮蔽するシェードを備えており、そのシェード本体は光源バルブの前端部を光軸回りに略筒状に囲むように形成されているが、このシェード本体の上部外周面には該上部外周面へ入射した光を拡散反射させる凹凸状拡散部が形成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0014】
すなわち、リフレクタの反射面からの反射光の一部がシェード本体の上部外周面へ入射するようなことがあっても、この上部外周面に形成された凹凸状拡散部の拡散反射作用により該上部外周面からの反射光は拡散光となるので、灯具前方へ照射される上向き光の強度をグレア光にはならない程度の小さい値にまで低減することができる。
【0015】
そして、このようにリフレクタの反射面からの反射光の一部がシェード本体の上部外周面へ入射してもグレア発生のおそれがないことから、従来のようにシェード本体の後方広がり角を大きな値に設定する必要がなくなり、その分だけシェード形状の自由度を大きくすることができる。
【0016】
また、シェード本体の後方広がり角を小さい値に設定することが可能となるので、シェード本体の上部内周面で反射した光源バルブからの光がリフレクタの反射面の下部領域へ入射しないように(あるいは入射光量が僅かになるように)シェードを形成することができる。このため、シェード本体の内面に黒色塗装を施さなくてもシェード内面反射光によるグレア発生を未然に防止することが可能となり、これにより黒色塗装の廃止分だけシェードのコスト低減を図ることができる。
【0017】
このように本願発明によれば、シェードを備えた車両用前照灯において、シェードのコスト低減を図るととともにその形状自由度を高めることができる。
【0018】
上記構成において、シェード本体の後方広がり角は全周一定に設定することも可能であり周方向の各部位において異なる値に設定することも可能であるが、その際、シェード本体の上部に関しては、光軸に対して7°以下の後方広がり角で形成することが、シェード本体の上部内周面からの反射光がリフレクタの反射面の下部領域へ入射するのをより効果的に防止する観点から好ましい。
【0019】
上記「凹凸状拡散部」の構成が特に限定されるものでないことは上述したとおりであるが、これを光軸と直交する断面の形状が波形に設定された縦縞状波形面で構成すれば、シェードを板材のプレス成形で形成するようにした場合において、その成形性を損なうことなく凹凸状拡散部を形成することができ、また、リフレクタの反射面を複数の反射素子で構成するようにした場合において、これら反射素子の意匠とシェード本体の凹凸状拡散部の意匠との調和を図ることが容易となる。
【0020】
しかも、このように凹凸状拡散部を縦縞状波形面で構成した場合には、シェード本体の上部内周面についても縦縞状波形面で構成することが容易に可能であり、これにより上部内周面での反射光を拡散反射光とすることができるので、シェード本体の後方広がり角を大きな値に設定するようにした場合においても黒色塗装を廃止することが可能となる。すなわち、シェード本体の上部内周面へ入射した光源バルブからの光は拡散反射光としてリフレクタの反射面の下部領域へ入射するので、該下部領域から灯具前方へ照射される上向き光の強度をグレア光にはならない程度の小さい値にまで低減することができ、このためシェード本体の内面に黒色塗装を施さなくてもシェード内面反射光によるグレア発生を未然に防止することが可能となる。
【0021】
本願発明において、リフレクタの反射面の構成は特に限定されるものではなく、回転放物面等の単一曲面で構成されたものであってもよいし、複数の反射素子で構成されたものであってもよいが、後者の場合には、リフレクタの反射面における光軸上方領域の表面形状を上記凹凸状拡散部の表面形状と略同一形状に設定することにより、灯具の意匠上の統一性を高めることができる。ここで「光軸上方領域」とは、リフレクタの反射面において光軸の真上の位置を左右に跨ぐ領域を意味するものであり、該領域の角度範囲は特に限定されるものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0023】
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す側断面図であり、図2および3は、そのII方向矢視図およびIII-III 線断面図である。
【0024】
図1に示すように、この車両用前照灯10は、レンズ12とランプボディ14とで形成される灯室内に、リフレクタユニット16が上下および左右方向に傾動可能に設けられてなっている。
【0025】
リフレクタユニット16は、光源バルブ18と、リフレクタ20と、シェード22とを備えてなり、その光軸Axが車両前後方向に延びる灯具基準軸Axoに対して僅かに(0.6°程度)下向きになるように光軸調整が行われている。
【0026】
光源バルブ18は、H4タイプのハロゲンバルブであり、そのすれ違いビーム用フィラメント18aを光軸Ax上の所定位置に位置せしめるようにして、リフレクタ20の後頂部に挿着されている。
【0027】
リフレクタ20は、その光軸Axを中心軸とする回転放物面上に複数の反射素子20sが形成されてなる反射面20aを有しており、この反射面20aにより光源バルブ18からの光を前方へ拡散偏向反射させるようになっている。
【0028】
図4は、リフレクタユニット16を前方斜め上方から見て示す斜視図である。
【0029】
図2および4に示すように、リフレクタ20の反射面20aは、光軸Ax周辺の中央領域20a1とその左右両側の周辺領域20a2とからなり、中央領域20a1には断面波形で縦縞状に区分けされた波形反射素子20s1が形成されるとともに、両周辺領域20b1には波形反射素子20s1よりも左右幅の広い格子状の反射素子20s2が形成されている。
【0030】
シェード22は、キャップ状に形成されたシェード本体24と、このシェード本体24を支持する取付ステー26とからなり、プレス成形により一体で形成されている。
【0031】
シェード本体24は、光源バルブ18の前端部を光軸Ax回りに略筒状に囲む筒状部24Aと、この筒状部24Aの前端部を塞ぐ前端閉塞部24Bとからなり、光源バルブ18から灯具前方へ向かう直射光およびリフレクタ20の上壁面20bへ入射する直射光を遮蔽するようになっている。筒状部24Aは、光軸Axを中心とする16個の面からなり、その各面の光軸Axに対する後方広がり角θは、7°以下(例えば5°)の小さい値に設定されている。
【0032】
取付ステー26は、シェード本体24の筒状部24Aの下端部後縁から後方へ延びており、その後端部においてリフレクタ20にネジ締め固定されている。
【0033】
図3に示すように、シェード本体24の筒状部24Aは、その一般部が正十六角形の断面形状を有しているのに対し、その上部22A1に位置する4つの面は、は正十六角形を基準とする波形の断面形状を有している。そしてこれにより、筒状部24Aの上部外周面22A1aおよび上部内周面22A1bを、光軸Ax方向に延びる縦縞状波形面Wa(凹凸状拡散部)およびWbとして形成するようになっている。これら縦縞状波形面WaおよびWbは、光軸Axの真上の位置から左右各45°の角度範囲にわたって形成されている。
【0034】
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用前照灯10は光源バルブ18からの直射光の一部を遮蔽するシェード22を備えており、そのシェード本体24の筒状部24Aは光源バルブ18の前端部を光軸Ax回りに略筒状に囲むように形成されているが、この筒状部24Aの上部外周面22A1aには該上部外周面22A1aへ入射した光を拡散反射させる縦縞状波形面Waが形成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0035】
すなわち、リフレクタ20の反射面20aからの反射光の一部が筒状部24Aの上部外周面24A1aへ入射するようなことがあっても、この上部外周面24A1aに形成された縦縞状波形面Waの拡散反射作用により該上部外周面24A1aからの反射光は拡散光となるので、灯具前方へ照射される上向き光Bの強度をグレア光にはならない程度の小さい値にまで低減することができる。
【0036】
そして、このようにリフレクタ20の反射面20aからの反射光の一部が筒状部24Aの上部外周面24A1aへ入射してもグレア発生のおそれがないことから、筒状部24Aの後方広がり角θを従来のように大きな値に設定する必要がなくなり、その分だけシェード形状の自由度を大きくすることができる。
【0037】
また、筒状部24Aの後方広がり角θを小さい値に設定することが可能となるので、筒状部24Aの上部内周面24A1bで反射した光源バルブ18からの光がリフレクタ20の反射面20aの下部領域へ入射しないように(あるいは入射光量が僅かになるように)シェード22を形成することができる。このため、筒状部24Aの内面に黒色塗装を施さなくてもシェード内面反射光によるグレア発生を未然に防止することが可能となり、これにより黒色塗装の廃止分だけシェード22のコスト低減を図ることができる。
【0038】
このように本実施形態によれば、シェードを備えた車両用前照灯において、シェードのコスト低減を図るととともにその形状自由度を高めることができる。
【0039】
特に本実施形態においては、筒状部24Aの後方広がり角θが、光軸Axに対して7°以下の小さい値に設定されているので、筒状部24Aの上部内周面24A1bからの反射光がリフレクタ20の反射面20aの下部領域へ入射するのをより効果的に防止することができる。
【0040】
また本実施形態においては、筒状部24Aの上部外周面22A1aに形成された縦縞状波形面Waが、該上部外周面22A1aへ入射した光を拡散反射させる凹凸状拡散部としての機能を果たすようになっているので、プレス成形性を損なうことなく凹凸状拡散部を形成することができる。
【0041】
しかも、このように凹凸状拡散部を縦縞状波形面Waで構成することにより、筒状部24Aの上部内周面22A1bについても縦縞状波形面Wbで構成することができるので、上部内周面22A1bでの反射光を拡散反射光とすることができる。そしてこれにより、筒状部24Aの上部内周面22A1bへ入射した光源バルブ18からの光が拡散反射光としてリフレクタ20の反射面20aの下部領域へ入射するようなことがたとえあったとしても、該下部領域から灯具前方へ照射される上向き光の強度を極小さい値にまで低減することができるので、グレア発生を一層効果的に防止することができる。
【0042】
さらに本実施形態においては、リフレクタ20の反射面20aの中央領域20a1に縦縞状波形面Waと形状が類似した波形反射素子20s1が形成されているので、灯具の意匠上の統一性を高めることができる。
【0043】
なお本実施形態においては、シェード22の取付ステー26が、シェード本体24の筒状部24Aの下端部後縁から後方へ延び、その後端部においてリフレクタ20にネジ締め固定された構成となっているが、シェード本体24を支持するものであれば、これ以外の構成の取付ステーを採用してもよいことはもちろんである。
【0044】
また本実施形態においては、光源バルブ18がH4タイプのハロゲンバルブである場合について説明したが、光源バルブ18が他のハロゲンバルブや放電バルブ等である場合においても、本実施形態と同様の構成を採用することにより本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0045】
さらに本実施形態においては、レンズ12とランプボディ14とで形成される灯室内にリフレクタユニット16が傾動可能に設けられてなる、いわゆるリフレクタ可動型の前照灯について説明したが、レンズ12とリフレクタユニット16とが一体化されてユニットとして傾動する、いわゆるユニット可動型の前照灯についても、本実施形態と同様の構成を採用することにより本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す側断面図
【図2】図1のII方向矢視図
【図3】図1のIII-III 線断面図
【図4】上記車両用前照灯のリフレクタユニットを前方斜め上方から見て示す斜視図
【図5】従来例を示す、図1と同様の図
【図6】他の従来例を示す、図1と同様の図
【符号の説明】
10 車両用前照灯
12 レンズ
14 ランプボディ
16 リフレクタユニット
18 光源バルブ
18a すれ違いビーム用フィラメント
20 リフレクタ
20a 反射面
20a1 中央領域
20a2 周辺領域
20b 上壁面
20s 反射素子
20s1 波形反射素子
20s2 反射素子
22 シェード
24 シェード本体
24A 筒状部
24A1 上部
24A1a 上部外周面
24A1b 上部内周面
24B 前端閉塞部
26 取付ステー
B 上向き光
Wa 縦縞状波形面(凹凸状拡散部)
Wb 縦縞状波形面
Ax 光軸
Axo 灯具基準軸
θ 後方広がり角

Claims (4)

  1. 車両前後方向に延びる光軸上に設けられた光源バルブと、この光源バルブからの光を前方へ反射させる反射面を有するリフレクタと、上記光源バルブからの直射光の一部を遮蔽するシェードと、を備えてなる車両用前照灯において、
    上記シェードが、上記光源バルブの前端部を上記光軸回りに略筒状に囲むシェード本体と、このシェード本体を支持する取付ステーとを備えてなり、
    上記シェード本体の上部外周面に、該上部外周面へ入射した光を拡散反射させる凹凸状拡散部が形成されている、ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 上記シェード本体の上部が、上記光軸に対して7°以下の後方広がり角で形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。
  3. 上記凹凸状拡散部が、上記光軸と直交する断面の形状が波形に設定された縦縞状波形面で構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用前照灯。
  4. 上記リフレクタの反射面における光軸上方領域の表面形状が、上記凹凸状拡散部の表面形状と略同一形状に設定されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用前照灯。
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