JP3777856B2 - 面実装用電子部品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般電子機器及び電源装置等に用いられる面実装用電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の面実装用電子部品を示す断面図である。
【0003】
図8において、1は誘電体基板、2は誘電体基板1の両主面に設けられた電極材、3は電極材2に接続されたリード端子、4は誘電体基板1,電極材2,リード端子3の一部を覆う外装材である。
【0004】
リード端子3には外装材4の側面4aから外部に突き出した外部端子形成部3aが設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8に示す様な構成の面実装コンデンサにおいて、更なる小型化を検討すると、電気的破壊強度とマイグレーションに問題が生じることが判った。
【0006】
本発明は、前記従来の問題点を解決するもので、小型化しても十分な電気的破壊強度とマイグレーションの抑制を行うことができる面実装用電子部品を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は外装材から露出した部分を外部との接続端子とした面実装用電子部品であって、電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、基板の側面を基板の主面よりも粗面化した。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に係る発明は、基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれ
ぞれ接合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記基板の側面を前記基板の主面よりも粗面化した事によって、電子部品の小型化、薄型化が進み、基板が薄くなったとしても、マイグレーションの発生を防止でき、使用途中で容量などの特性が変化しにくくなる。しかも基板の主面の略全面に電極を形成するので、電気力線が基板の端部に集中することはなく、電気力線の分布を均一にすることができるので、電気的破壊強度を強くすることができる。更に、外装材と基板との接合強度を増すことができるので、外装材中に基板をしっかりと固定できるので、振動などによって、電極が基板から剥がれるなどの不良を低減でき、その結果耐電圧の低下を防止できる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1において、基板側にマイグレーションを起こしにくい材料で第1の電極を形成し、前記第1の電極の上に、接合材が付着しやすい材料で第2の電極を形成した事によって、第1の電極を構成する材料が接合材との密着性が悪い場合には有効であり、電極とリード端子の接合強度を大きくすることができ、製造途中などで、リード端子と電極が剥がれて、特性が劣化することはない。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1において、接合材が190℃以上で融解する事によって、電子部品をリフロー装置等の加熱装置の中を通しても、接合材が融解することはなく、安定したリード端子と電極の接合を行うことができる。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項2において、第1の電極をニッケル,亜鉛,パラジウム,金,アルミニウム,銅ニッケル合金の第1のグループから選ばれる少なくとも一つの材料か、あるいは、前記第1のグループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記第1のグループ以外の少なくとも一つを含んだ材料で構成し、第2の電極を金,銀,銅,白金,ニッケルの第2のグループから選ばれる少なくとも一つの材料か、あるいは、前記第2のグループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記第2のグループ以外の少なくとも一つを含んだ材料で構成した事によって、マイグレーションの抑制と、確実なリード端子と電極の接合を行うことができる。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項4において、第1の電極を亜鉛もしくは亜鉛合金で構成し、第2の電極を銅或いは銅合金で構成した事によって、低コストで、しかも工数が係らずに、マイグレーションの抑制と、確実なリード端子と電極の接合を行うことができる。請求項6に係る発明は、請求項1において、基板の一方の主面の面積を1とした場合に、前記一方の主面に形成される電極面積を0.95以上とした事によって、基板内の電気力線の不分布をより確実に均一にすることができる。
【0014】
請求項に係る発明は、基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれぞれ接合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記基板を円板状とし、前記円板の直径を2mm〜8mmとし、厚さを0.3mm〜1.2mmとした事によって、電子部品の小型化、薄型化が進み、基板が薄くなったとしても、マイグレーションの発生を防止でき、使用途中で容量などの特性が変化しにくくなる。しかも基板の主面の略全面に電極を形成するので、電気力線が基板の端部に集中することはなく、電気力線の分布を均一にすることができるので、電気的破壊強度を強くすることができる。更に、製造途中で基板の割れなどが発生せず、しかもコンデンサの小型化を行うことができる。
【0015】
請求項に係る発明は、基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれぞれ接合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記基板側にマイグレーションを起こしにくい材料で第1の電極を形成し、前記第1の電極の上に、接合材が付着しやすい材料で第2の電極を形成し、前記第1の電極の厚みを1μm〜10μmとした事によって、電子部品の小型化、薄型化が進み、基板が薄くなったとしても、マイグレーションの発生を防止でき、使用途中で容量などの特性が変化しにくくなる。しかも基板の主面の略全面に電極を形成するので、電気力線が基板の端部に集中することはなく、電気力線の分布を均一にすることができるので、電気的破壊強度を強くすることができる。更に、第1の電極を構成する材料が接合材との密着性が悪い場合には有効であり、電極とリード端子の接合強度を大きくすることができ、製造途中などで、リード端子と電極が剥がれて、特性が劣化することはない。そして、基板との接合強度を強くすることができ、耐電圧を向上させることができるので、電気的破壊強度を向上させることができる。
【0016】
請求項に係る発明は、基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれぞれ接合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記基板側にマイグレーションを起こしにくい材料で第1の電極を形成し、前記第1の電極の上に、接合材が付着しやすい材料で第2の電極を形成し、前記第2の電極の厚みを1μm〜20μmとした事によって、電子部品の小型化、薄型化が進み、基板が薄くなったとしても、マイグレーションの発生を防止でき、使用途中で容量などの特性が変化しにくくなる。しかも基板の主面の略全面に電極を形成するので、電気力線が基板の端部に集中することはなく、電気力線の分布を均一にすることができるので、電気的破壊強度を強くすることができる。更に、第1の電極を構成する材料が接合材との密着性が悪い場合には有効であり、電極とリード端子の接合強度を大きくすることができ、製造途中などで、リード端子と電極が剥がれて、特性が劣化することはない。そして、水分が第1の電極や基板に到達するのを阻害することができ、耐電圧が向上するとともに、コスト的に有利になる。
【0017】
請求項10に係る発明は、請求項1において、電極の端部を基板の側面よりも基板の中心部側に設けた事によって、電極端部の放電を防止でき、耐電圧を向上させることができるので、電気的破壊強度を向上させることができる。
【0018】
請求項11に係る発明は、基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれぞれ接合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記電極の端部を基板の側面よりも基板の中心部側に設けると共に、前記電極の端部形状を曲面とした事によって、電子部品の小型化、薄型化が進み、基板が薄くなったとしても、マイグレーションの発生を防止でき、使用途中で容量などの特性が変化しにくくなる。しかも基板の主面の略全面に電極を形成するので、電気力線が基板の端部に集中することはなく、電気力線の分布を均一にすることができるので、電気的破壊強度を強くすることができる。更に、電極の端部を基板の側面よりも基板の中心部側に設けた事によって、電極端部の放電を防止でき、耐電圧を向上させることができるので、電気的破壊強度を向上させることができる。そして、更に放電防止を向上させることができ、しかも、外装材の充填によって発生する応力によって、電極が剥がれることを防止でき、容量のばらつきなどを低減できる。
【0019】
請求項12に係る発明は、請求項1において、リード端子は、電極と接合される接合部と、前記接合部に接続され、前記電極から立ち上がる段差部と、前記段差部から前記電極に略平行に延びる水平部と、前記水平部から前記電極に対して略垂直に延びる前記垂直部と、前記垂直部に延設された外部端子形成部によって構成されている事によって、基板とリード端子の間に隙間を設けることができ、しかもその隙間に外装材を設けたので、耐電圧を向上させることができる。
【0020】
請求項13記載の発明は、請求項2において、第1の電極はペーストを塗布して焼き付けによって形成し、第2の電極はメッキ法によって形成することで、基板がエッチング等で損傷を受けることはなく、耐電圧を向上させることができる。
【0021】
図1は本発明の一実施の形態における面実装用電子部品を示す断面図である。
【0022】
図1において、5は誘電体材料で構成された基板、6,7は基板5状に形成され、亜鉛又は、亜鉛を含む材料で構成された電極、8,9は電極6,7上にそれぞれ形成され、銅或いは銅を含む材料で構成された電極、10,11はそれぞれ電極8,9に接続されたリード端子、12は基板5,電極6,7,8,9及びリード端子10,11の一部を覆う外装材である。
【0023】
以下各部において詳細に説明する。
【0024】
基板5は誘電体材料等で構成され、具体的な材料としては、チタン酸バリウム,チタン酸ストロンチウムの少なくとも一つを主成分とし、その他に炭酸カルシウムや酸化シリコン等が添加された材料が好適に用いられる。この様な材料は、非常に誘電率が大きく、高容量を得ることができ、しかも損失が少なく、加工性も良い。
【0025】
基板5は円板状に構成されており、その直径は2mm〜8mm(好ましくは4mm〜7mm)で構成され、厚さは0.3mm〜1.2mm(好ましくは0.5mm〜1mm)で構成される。直径が2mm以下であると十分な容量を得ることはできず、直径が8mm以上であると小型化が行いにくい。基板5の厚さが0.3mm以下であると加工しにくい上に割れやすく生産性が向上せず、1.2mm以上であると、小型化を行いにくい。なお、本実施の形態では、基板5形状を円板状としたが、楕円形状としてもよく、楕円形状とすることで、基板5の主面の広さを広くすることができ、容量を大きくすることができる。なお、基板5形状を方形板状等の角部が存在する形状を使用しても良い。
【0026】
また、基板5の中央部を端部よりも厚くする事によって、基板5の機械的強度を向上させたり、また逆に基板5の端部を中央部よりも厚くすることで、容量を大きくしたりすることができ、これらの構成は、使用する容量や状況によって、適宜選択する。
【0027】
基板5の製造方法としては、以下の様な方法が好適に用いられる。
【0028】
まず、上記誘電体材料を所定量秤量し、その原料を窯業的方法で。混合、乾燥し、その乾燥したものにポリビニルアルコール等の結合材を用いて造粒した後、その造粒物を例えば直径6mm、厚み1mmの円板状に焼く1000Kg/cm2の圧力で成形して、その成形体を例えば帯域中で1300℃〜1400℃で焼成して、直径5mm,厚み0.8mmの基板5を作製する。
【0029】
また、基板5の構成材料としては、誘電体材料に限らず、所定の電圧以上の電圧を加えることによって導電性を示す材料等を用いることができる。また、基板5としては、基板中に1乃至複数の隔絶された導電層を設けたいわゆる積層型基板を用いても良い。
【0030】
次に電極6,7について詳細に説明する。
【0031】
電極6,7は基板5の主面5a,5bにそれぞれ設けられ、電極6,7は亜鉛或いは亜鉛に所望の添加物が添加されたものによって構成されており、しかも基板5のほぼ全面に設けられている。この時、電極6の形成面積は基板5の主面5aの面積を1とした場合に、0.95以上(好ましくは0.98以上)形成することが好ましい。この関係は、電極6の形成面積と、基板5の主面5bの関係においても同様である。この様に基板5の主面5a,5bと電極5の形成面積の関係を上述の様に構成することで、電気力線の基板5内での分布をほぼ均一化することができ、電気的破壊強度を向上させる事ができる。
【0032】
また、電極6,7の膜厚は、1μm〜10μmとする事が好ましい。電極6,7の膜厚が1μm以下であると、基板5との密着強度が低下してしまい、10μm以上であると、電極6,7自体の応力が強くなり、これも基板5との密着強度が弱くなる。
【0033】
また、電極6,7は亜鉛或いは亜鉛合金をペースト状にしたものを基板5の主面5a,5bにそれぞれ印刷などの手法によって、塗布し、そのペーストを例えば、大気中で550℃〜650℃、約7分間〜13分間の間で焼き付けることによって、形成される。この様に電極6,7を焼き付けで行うことによって、従来の様に基板5の表面をエッチング加工しなくてもよいので、基板5を薄くしても特性の劣化を抑制できる。
【0034】
更に、電極6,7を焼き付けで形成すると、電極6,7の表面に酸化物が形成されるので、好ましくは電極6,7を作製した後に、エッチング処理を施して、酸化物を取り除くことが好ましい。この様にエッチング処理を施して、電極6,7の表面粗さを2μm〜8μmとする事によって、電極6,7上に形成される電極8,9の密着強度を向上させ、しかも電極8,9の膜特性を良好にすることができる。
【0035】
なお、電極6,7の構成材料としては、ニッケル,亜鉛,パラジウム,金,アルミニウム,銅ニッケル合金の第1のグループから選ばれる少なくとも一つの材料か、あるいは、前記第1のグループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記第1のグループ以外の少なくとも一つを含んだ材料で構成する事もできる。
【0036】
この様に電極6,7はマイグレーションを起こしにくい、すなわち、電圧を印可することによって、基板5中を移動しにくい材料で構成することが良い。
【0037】
次に電極8,9について詳細に説明する。
【0038】
電極8,9は、銅,ニッケルかもしくはそれら金属材料に所定の元素を添加したものが用いられる。特にコスト面などを考慮すると銅あるいは銅合金で構成することが好ましい。電極8,9は電極6,7上に好ましくはメッキ法で形成される。この時に電極8,9の形成面積は、電極6,7と同様に、主面5a,5bを1としたときに、0.95以上(好ましくは0.98以上)形成することが好ましい。また、電極8,9の膜厚は、1μm以上とすることが好ましい。膜厚が1μmより薄いと、絶縁抵抗が劣化する。なお、コスト面や生産時間等を考慮すると、電極8,9の膜厚は20μm以下とする事が好ましい。
【0039】
また、電極8,9は金,銀,銅,白金,ニッケルの第2のグループから選ばれる少なくとも一つの材料か、あるいは、前記第2のグループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記第2のグループ以外の少なくとも一つを含んだ材料で構成することが好ましい。すなわち、半田や鉛フリー半田(SnにAg,Cu,Zn,Bi,Inの少なくとも一つを含んだ接合材)との接合性が良い材料で構成することがよい。
【0040】
電極8,9は電極6,7を形成した基板5を銅メッキ液などのメッキ液に数分間浸漬する事によって、形成される。
【0041】
本実施の形態では、電極6,7を主面にのみ形成し、その上にメッキなどの手法によって、電極8,9を形成したが、亜鉛で構成された導電膜を焼き付けなどによって基板5の全面に形成し、その後に、導電膜の上にメッキ法等の手法によって、銅などで構成された導電膜を積層しその後に、基板5の側面5cをセンタレス研磨機などで、研磨することによって、導電膜を取り除き、電極6,7,8,9を形成するようにしても良い。なお、このとき、研磨条件などを調整することによって、側面5cを粗面化(主面5a,5bよりも祖面化する)する事によって、外装材12との密着強度を向上させることで、機械的強度を向上させることもできる。
【0042】
次に、リード端子10,11について詳細に説明する。
【0043】
リード端子10,11は薄板状となっており、その構成材料としては、Fe−Ni合金やFe−Cu合金などによって構成されている。また、リード端子10,11には接合性を良くするために表面に半田などの接合層を形成することもできる。また、リード端子10,11は厚さが0.07mm〜0.12mmで、幅が2.0mm〜3.0mm程度のものが取り扱いや強度及び作業性の面で有利になる。
【0044】
リード端子10,11には、それぞれ電極8,9と接合する接合部10a,11aと、その接合部10a,11aに接続され、電極8,9から立ち上がる段差部10b,11bと、段差部10b,11bから電極8,9に略平行に延びる水平部10c,11cと、水平部10c,11cから電極8,9に対して略垂直に延びる垂直部10d,11dと、垂直部10d,11dに延設された外部端子形成部10e,11eによって構成されている。図2にリード端子10の構造を示す。リード端子11の構造はリード端子10とほぼ同じであるので、図示はしない。この様なリード端子とする事によって、電極6,7,8,9とリード端子10,11間の距離を離すことによって、耐電圧を向上させ、しかもリード端子10,11と基板5の間に隙間を設けることができるので、この隙間に外装材12を充填できるので、耐候性を向上させることができ、しかもリード端子10,11を数カ所曲げている事によって、リード端子10,11に沿って進入してきた水分などは、電極6,7,8,9に到達しにくくなるので、耐湿性を向上させることができる。
【0045】
リード端子10,11は基板5の主面5a,5bにそれぞれ形成された電極8,9に半田や導電性接着剤によって、接合される(図3参照)。
【0046】
リード端子10,11と電極を接合する接合材としては、半田,鉛フリー半田,クリーム半田等の導電性接合材が用いられ、好ましくは、融点が190℃以上好ましくは250℃以上であることが好ましい。この様に高温で融解する接合材を用いることで、リフロー装置などで、加熱された(180℃程度)としても、接合材が融解してリード端子10,11と電極が離れたり、或いは隙間が生じることはほとんどない。
【0047】
次に外装材12について説明する。
【0048】
外装材12としては、耐湿性に優れたエポキシ樹脂などが好適に用いられる。
【0049】
上述の様に、リード端子10,11を取り付けた基板5を、150℃〜190℃の範囲に余熱したトランスファーモールド成型用金型内に固定し、その金型中に外形30mm、厚さ15mmのタブレット状のエポキシ樹脂を100Kg/cm2の圧力でプランジャーによって約120秒間圧入する事によって、図1に示すような略直方体状の外装材12を形成する。
【0050】
外装材12を形成した後に、外装材12から突出した外部端子形成部10e,11eを外装材12の側面及び底面に沿って屈曲させ、図1に示すような面実装用電子部品を得る。
【0051】
また、外装材12の回路基板などとの対向面(以下底面と略す)には、図1に示すように帯状の突出部12a,12bが設けられている。なお、突出部12a,12bは好ましくは接触せず、しかも図1の紙面に垂直な方向に延びるように形成されている。この突出部12a,12bを形成することで、電子部品の座りが良くなると共に、外部端子形成部10e,11e間の外装材12の表面における距離を長くできる等の理由により、絶縁性を向上させることができる。
【0052】
以上の様に構成された面実装用電子部品について従来の構成について、その効果の違いについて、説明する。
【0053】
まず、サンプルとして、図1,2,3に示す本実施の形態の面実装用電子部品を10個作製し、また、従来の技術のサンプルとして、図8に示す様に、基板の主面の一部のみに銀電極を形成し、他の構成は本実施の形態と同じものにしたものを10個作製した。
【0054】
これらサンプルについて、0Vから徐々に交流電圧を上げていき、コンデンサが破壊したときの交流電圧を測定した結果を(表1)に示す。
【0055】
【表1】
Figure 0003777856
【0056】
(表1)から判るように、従来製品であれば、交流電圧が3.2KV〜3.7KVでコンデンサが破壊しているのに対して、本実施の形態では、交流電圧が5.0KV〜7.0KVでコンデンサが破壊している。この様に、本実施の形態によれば、耐電圧が非常に向上していることが判る。
【0057】
次に、電極材料を変化させて、寿命試験(温度60℃,湿度95%RH,交流電圧250V)を行った。上記環境下で、所定時間でどの程度絶縁抵抗値が変化するかを調べた。その結果を(表2)に示す。
【0058】
【表2】
Figure 0003777856
【0059】
(表2)から判るように銀ペーストで電極を形成した場合には、マイグレーションが発生し、1000時間でコンデンサが破壊した。銅及びニッケルメッキによって、電極を形成した場合には、メッキ液によって基板がエッチングされ2000時間後には約一桁絶縁抵抗が低下している。また、銅ペーストを焼き付けて電極を形成した場合には、還元雰囲気中で焼き付けなければならないので、そのために基板に悪影響が出て、2000時間後にはやはり約一桁絶縁抵抗が低下している。しかしながら、本実施の形態である亜鉛ペーストで焼き付けを行った電極上に銅メッキにて電極を形成する構成では、マイグレーションもなく、しかもエッチングの影響もほとんどないので、絶縁抵抗値は2000時間を経過しても一桁の変化もない。
【0060】
次に、本実施の形態において、電極6,7の厚さを一定にして、電極8,9の厚さを変化させたときの寿命試験(温度60℃,湿度95%RH,交流電圧250V)を行った。上記環境下で、所定時間でどの程度絶縁抵抗値が変化するかを調べた。その結果を(表3)に示す。
【0061】
【表3】
Figure 0003777856
【0062】
(表3)から判るように、電極8,9の膜厚が1.0μm以下であると、2000時間後の絶縁抵抗が一桁変化しているのに対して、1.0μmより大きいと2000時間後の絶縁抵抗は一桁変化していない。これは、電極8,9の厚みが薄いと、水分が電極8,9を透過して、電極6,7や基板5まで達してしまい、絶縁性が阻害されるためであると考えられる。従って、耐湿性を向上させるためには電極8,9のそれぞれの膜厚は1μmより大きいことが好ましい。
【0063】
次に、本実施の形態において、電極8,9の厚さを一定にして、電極6,7の厚さを変化させたときの寿命試験(温度60℃,湿度95%RH,交流電圧250V)を行った。上記環境下で、所定時間でどの程度容量値が変化するかを調べた。その結果を(表4)に示す。
【0064】
【表4】
Figure 0003777856
【0065】
(表4)から判るように、電極6,7の厚さが3μm〜10μmにおいては、2000時間後の容量変化は10%台であるが、15μmになると、20%台になっている。これは、前述したように、電極6,7によって生じる応力によって、基板5との接合強度が低下し、電極6,7の基板からの浮き等が発生することが原因であると考えられる。
【0066】
次に、電極6,8の端部形状について説明する。なお、電極7,9については同様の形状であるので、説明は省略する。
【0067】
図4に示すように、電極6,8の端部が側面5cと同一平面か或いは側面5cから飛び出した形状となっていると、電極6,8で放電などが発生してしまうことがある。従来の技術の様に、電極が基板の主面の一部しか形成されていない場合には、この様な問題は生じないが、本実施の形態の様な構成では発生することがある。従って、図5に示すように、側面5cよりも電極6,8の端部が内側になるように構成される事が好ましく、更に好ましくは、電極6,8の端部が曲面上となっていることが好ましい。この様な電極端部形状は、少なくとも一部に存在するだけで十分に効果を得ることができ、全周に渡って形成すると、非常に耐電圧の高いコンデンサを得ることができる。
【0068】
また、耐電圧を向上させる方法としては、図6の様に外部端子形成部10e,11eをそれぞれ、外装材12の底部沿って曲げるのではなく、外方向に曲げることが有効である。すなわち、外部端子形成部10e,11eを導出部10f,11fと外装材の底部方向に延在させる延在部10g,11gと、外装材12側と反対側に延び、回路基板などの電極パターンと接合する取付部10h,11hで構成する。この様な構成によって、露出したリード端子10,11間を広くとる事ができるので、耐電圧を向上させることができる。
【0069】
また、回路基板などの電極パターンとの接合強度を向上させるために、取付部10h,11hに切欠部10i,11iを設けることで、半田などとの接触面積等を増やすことができるので、接合強度を向上させることができる。
【0070】
【発明の効果】
本発明は外装材から露出した部分を外部との接続端子とした面実装用電子部品であって、電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成した事によって、コンデンサが小型化されても、電気力線が基板の端部に集中することはなく、電気力線の分布を均一にすることができるので、電気的破壊強度を強くすることができ、しかもマイグレーションの発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における面実装用電子部品を示す断面図
【図2】本発明の一実施の形態における面実装用電子部品のリード端子を示す斜視図
【図3】本発明の一実施の形態における面実装用電子部品の製造途中を示す側面図
【図4】本発明の一実施の形態における面実装用電子部品の基板の部分拡大断面図
【図5】本発明の一実施の形態における面実装用電子部品の基板の部分拡大断面図
【図6】本発明の一実施の形態における面実装用電子部品を示す側面図
【図7】本発明の一実施の形態における面実装用電子部品を示す平面図
【図8】従来の面実装用電子部品を示す断面図
【符号の説明】
5 基板
5a,5b 主面
5c 側面
6,7,8,9 電極
10,11 リード端子
10a,10b 接合部
10b,11b 段差部
10c,11c 水平部
10d,11d 垂直部
10e,11e 外部端子形成部
12 外装材

Claims (13)

  1. 基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれぞれ接合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記基板の側面を前記基板の主面よりも粗面化した事を特徴とする面実装用電子部品。
  2. 基板側にマイグレーションを起こしにくい材料で第1の電極を形成し、前記第1の電極の上に、接合材が付着しやすい材料で第2の電極を形成した事を特徴とする請求項1記載の面実装用電子部品。
  3. 接合材が190℃以上で融解する事を特徴とする請求項1記載の面実装用電子部品。
  4. 第1の電極をニッケル,亜鉛,パラジウム,金,アルミニウム,銅ニッケル合金の第1のグループから選ばれる少なくとも一つの材料か、あるいは、前記第1のグループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記第1のグループ以外の少なくとも一つを含んだ材料で構成し、第2の電極を金,銀,銅,白金,ニッケルの第2のグループから選ばれる少なくとも一つの材料か、あるいは、前記第2のグループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記第2のグループ以外の少なくとも一つを含んだ材料で構成した事を特徴とする請求項2記載の面実装用電子部品。
  5. 第1の電極を亜鉛もしくは亜鉛合金で構成し、第2の電極を銅或いは銅合金で構成した事を特徴とする請求項4記載の面実装用電子部品。
  6. 基板の一方の主面の面積を1とした場合に、前記一方の主面に形成される電極面積を0.95以上とした事を特徴とする請求項1記載の面実装用電子部品。
  7. 基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれぞれ接合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記基板を円板状とし、前記円板の直径を2mm〜8mmとし、厚さを0.3mm〜1.2mmとした事を特徴とする面実装用電子部品。
  8. 基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれぞれ接合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記基板側にマイグレーションを起こしにくい材料で第1の電極を形成し、前記第1の電極の上に、接合材が付着しやすい材料で第2の電極を形成し、前記第1の電極の厚みを1μm〜10μmとした事を特徴とする面実装用電子部品。
  9. 基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれぞれ接合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記基板側にマイグレーションを起こしにくい材料で第1の電極を形成し、前記第1の電極の上に、接合材が付着しやすい材料で第2の電極を形成し、前記第2の電極の厚みを1μm〜20μmとした事を特徴とする面実装用電子部品。
  10. 電極の端部を基板の側面よりも基板の中心部側に設けた事を特徴とする請求項1記載の面実装用電子部品。
  11. 基板と、前記基板に設けられた一対の電極と、前記電極にそれぞれ接 合されるリード端子と、前記基板,前記電極及びリード端子の少なくとも一部を覆う外装材とを備え、前記リード端子における前記外装材から露出した部分を外部との接続端子とするとともに、前記リード端子と前記電極を接合材にて接合する面実装用電子部品であって、前記電極を基板の主面の略全面に形成するとともに、前記電極をマイグレーションを起こしにくい材料で構成し、前記電極の端部を基板の側面よりも基板の中心部側に設けると共に、前記電極の端部形状を曲面とした事を特徴とする面実装用電子部品。
  12. リード端子は、電極と接合される接合部と、前記接合部に接続され、前記電極から立ち上がる段差部と、前記段差部から前記電極に略平行に延びる水平部と、前記水平部から前記電極に対して略垂直に延びる前記垂直部と、前記垂直部に延設された外部端子形成部によって構成されている事を特徴とする請求項1記載の面実装用電子部品。
  13. 第1の電極はペーストを塗布して焼き付けによって形成し、第2の電極はメッキ法によって形成することを特徴とする請求項2記載の面実装用電子部品。
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