JP3774714B2 - インクジェット記録方法、およびインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
また、本発明の別の形態は、インクを吐出するための複数のノズルが所定方向に配列されてなるインク吐出用ノズル列と、前記インクと反応する反応液を吐出するための複数のノズルが前記所定方向に配列されてなる反応液吐出用ノズル列とが前記所定方向に沿って配置された記録ヘッドを記録媒体に対し走査させながら前記インクおよび前記反応液を吐出する工程と、前記記録媒体を前記記録ヘッドの走査の方向とは異なる方向へ搬送する工程とを行い、前記記録媒体にバンド単位で記録を行うインクジェット記録装置において、前記記録媒体上の所定のバンドに対応したインク吐出データをある間引き率で間引くことで反応液吐出データを生成する生成手段と、前記記録ヘッドの第1の走査において、前記所定のバンドに対して、前記インク吐出データに基づいて前記記録ヘッドから前記インクを吐出し、前記第1の走査に続く、前記第1の走査の方向とは逆方向への第2の走査において、前記インクが吐出された所定のバンドに対して、前記反応液吐出データに基づいて前記記録ヘッドから前記反応液を吐出する吐出制御手段とを備え、前記生成手段は、前記所定のバンドに対する前記第2の走査の走査開始付近から走査終了付近へ向かうに従って、単位面積あたりの間引き率が徐々に低くなるようにして前記インク吐出データを間引くことにより、前記所定のバンドに対応した反応液吐出データを生成することを特徴とする。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置(以下、本明細書では「インクジェットプリンタ」とも呼ぶ)の記録部分を示す斜視図である。
記録ヘッド1010を走査することによって、往走査で反応液を記録媒体に付与する。このとき、CPU100によって作成された間引きデータに基づいて、本ステップにおける、反応液の記録開始地点(図4中a)から記録終了地点(図4中b)に向かうに従って、記録媒体への単位面積あたりの反応液ドットの打ち込み数が徐々に小さくなるように、例えば、1走査領域(1バンド内)における間引き率が一定の割合で増加するようにして、反応液を記録媒体へ付与する。また、本ステップ(画像形成開始時)では着色インクは吐出しない。
ステップ1で記録ヘッド1010が図4中bまで移動すると、本ステップでは、記録ヘッド1010の復走査で、ステップ1で記録媒体へ付与された反応液上に着色インクを付与する。このとき、同時に着色インクの記録領域に対して1バンド分先行する領域に反応液を付与する。このとき、CPU100によって作成された間引きデータに基づいて、本ステップにおける、反応液の記録開始地点(図4中b)から記録終了地点(図4中a)に向かうに従って、記録媒体への単位面積あたりの反応液ドットの打ち込み数が徐々に小さくなるように反応液を記録媒体へ付与する。
ステップ2で記録ヘッドが図4中aまで移動すると、本ステップでは、記録ヘッド1010の往走査で、ステップ2で記録された反応液上に着色インクを付与し、同時に着色インクの記録領域に対して1バンド分先行する領域に反応液を付与する。このとき、CPU100によって作成された間引きデータに基づいて、本ステップにおける、反応液の記録開始地点(図4中a)から記録終了地点(図4中b)に向かうに従って、記録媒体への単位面積あたりの反応液ドットの打ち込み数が小さくなるように反応液を記録媒体へ付与する。
本実施形態における反応液に含有される着色顔料インクと反応する反応剤として、最も好適なものとして多価金属塩が挙げられる。多価金属塩とは、二価以上の多価金属イオンとこれら多価金属イオンに結合する陰イオンとから構成される。多価金属イオンの具体例としては、Ca2+、Cu2+、Ni2+、Mg2+、Zn2+などの二価金属イオン、そしてFe3+、Al3+などの三価金属イオンがあげられる。また陰イオンとしては、Cl−、NO3−、SO4−などがあげられる。瞬時に反応させて凝集膜を形成するために、反応液中の多価金属イオンの総電荷濃度は、着色顔料インク中の逆極性イオンの総電荷濃度の2倍以上であることが望ましい。
本実施形態で使用される着色顔料インクの顔料は、着色顔料インクの全重量に対して、重量比で1〜20重量%、好ましくは2〜12重量%の範囲で用いる。本実施形態において使用される顔料としては、具体的には、黒色の顔料としてはカーボンブラックが挙げられ、例えば、ファーネス法、チャネル法で製造されたカーボンブラックであって、一次粒子径が15〜40mμ(nm)、BET法による比表面積が50〜300m2/g、DBP吸油量が40〜150ml/100g、揮発分が0.5〜10%、pH値が2〜9等の特性を有するものが好ましく用いられる。この様な特性を有する市販品としては、例えば、No.2300、No.900、MCF88、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、No.2200B(以上、三菱化成製)、RAVEN1255(以上、コロンビア製)、REGAL400R、REGAL330R、REGAL660R、MOGUL L(以上キャボット製)、Color Black FWl、COLOR Black FW18、Color Black S170、Color Black S150、Printex 35、Printex U(以上、デグッサ製)等があり、何れも好ましく使用することができる。
以下の記載において、部、%とあるものは特に断らない限り重量基準である。
本実施例で使用する、顔料とアニオン性化合物とを含む着色インク(ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエロー)は以下のようにして得られる。ブラックインクの例を以下に示す。
(着色顔料インク)
<顔料分散液の作製>
・スチレン-アクリル酸-アクリル酸エチル共重合体
(酸価240、重量平均分子量=5,000)
1.5部
・モノエタノールアミン 1.0部
・ジエチレングリコール 5.0部
・イオン交換水 81.5部
・分散機:サンドグラインダー(五十嵐機械製)
・粉砕メディア:ジルコニウムビーズ、1mm径
・粉砕メディアの充填率:50%(体積比)
・粉砕時間:3時間
上述の分散液を使用し、後述する組成比を有する成分を混合し、顔料を含有するインクを作製して着色顔料インクとした。このときの表面張力は34mN/mであった。
着色顔料インクKの組成比
・上記顔料分散液 30.0部
・グリセリン 10.0部
・エチレングリコール 5.0部
・N−メチルピロリドン 5.0部
・エチルアルコール 2.0部
・アセチレノールEH(川研ファインケミカル製) 1.0部
・イオン交換水 47.0部
次に後述の成分を混合溶解した後、更にポアサイズが0.22μmのメンブレンフィルター(商品名:フロロポアフィルター、住友電工製)にて加圧濾過し、pHが3.8に調整されている反応液を得た。
<反応液の組成>
・ジエチレングリコール 10.0部
・メチルアルコール 5.0部
・硝酸マグネシウム 3.0部
・アセチレノールEH(川研ファインケミカル製) 0.1部
・イオン交換水 81.9部
本実施例では、記録媒体への単位面積あたりの反応液ドットの記録比率を、記録媒体のバンド内での記録開始側に位置するパッチの記録時には40%とし、着弾時間差が短くなるに従って、徐々に記録媒体への単位面積あたりの反応液ドットの記録比率を減らしていき、反応液の記録終了側に位置するパッチの記録時には25%となるように記録した。他の条件は実施例1とすべて同じものとする。
本実施形態は、記録媒体への反応液と着色インクとの着弾時間差の多少に応じて、記録ヘッドからの反応液のドット径を変化させることで、その着弾時間差による画像形成への影響を軽減している。本実施形態では、記録媒体への反応液と着色インクとの着弾時間差が大きくなるほど記録媒体表面における反応液の残存量が少なくなってしまうことに着目し、記録媒体に対する反応液のドット径を大きくしている。反応液のドット径を変化させることは、吐出される反応液の1滴の量(1吐出あたりの体積)を変化させることで実現できる。つまり、本実施形態では、反応液の単位面積あたりの付与量の変化を、反応液のドット径を変化させることによって達成しているものである。
記録ヘッド1010を走査することによって、往走査で反応液を記録媒体に付与する。このとき、CPU100によって作成された、吐出される反応液の1滴の量(1吐出あたりの体積)を変化させるプレパルス幅制御に基づいて、本ステップにおける、反応液の記録開始地点(図4中a)から記録終了地点(図4中b)に向かうに従って、反応液の1滴の量(1吐出あたりの体積)が徐々に小さくなるように、例えば、1走査領域(1バンド内)における反応液の1滴の量(1吐出あたりの体積)が一定の割合で低減するようにして、反応液を記録媒体へ付与する。また、本ステップ(画像形成開始時)では着色インクは吐出しない。
ステップ1で記録ヘッド1010が図4中bまで移動すると、本ステップでは、記録ヘッド1010の復走査で、ステップ1で記録媒体へ付与された反応液上に着色インクを付与する。このとき、同時に着色インクの記録領域に対して1バンド分、紙送り方向上流側の領域に反応液を付与する。このとき、CPU100によって作成された、吐出される反応液の1滴の量(1吐出あたりの体積)を変化させるプレパルス幅制御に基づいて、本ステップにおける、反応液の記録開始地点(図4中b)から記録終了地点(図4中a)に向かうに従って、反応液の1滴の量(1吐出あたりの体積)が徐々に小さくなるように反応液を記録媒体へ付与する。
ステップ2で記録ヘッドが図4中aまで移動すると、本ステップでは、記録ヘッド1010の往走査で、ステップ2で記録された反応液上に着色インクを付与し、同時に着色インクの記録領域に対して1バンド分、紙送り方向上流側の領域に反応液を付与する。このとき、CPU100によって作成された、吐出される反応液の1滴の量(1吐出あたりの体積)を変化させるプレパルス幅制御に基づいて、本ステップにおける、反応液の記録開始地点(図4中a)から記録終了地点(図4中b)に向かうに従って、反応液の1滴の量(1吐出あたりの体積)が小さくなるように反応液を記録媒体へ付与する。
上述の第1および第2の本実施形態では、記録ヘッドの構成として、紙送り方向上流側に反応液用ノズルを配置し、下流側に着色インク用ノズルを配置することで、記録動作をする際、記録媒体に対して反応液、着色インクの順に記録を行う処理(先がけ処理)を行っているが、紙送り方向上流側に着色インク用ノズルを配置し、下流側に反応液用ノズルを配置するインクヘッドの構成によって、記録動作をする際、記録媒体に対して着色インク、反応液の順に記録を行う処理(後がけ処理)を行うようにしても良い。この場合においても、記録媒体への単位面積あたりのインクの打ち込み量に対する反応液の打ち込み量の割合(例えば、インクドットの打ち込み数に対する反応液ドットの打ち込み数の割合、あるいはインクドットの1回あたりの吐出量に対する反応液ドットの1回あたりの吐出量の割合等)を1バンド内の位置に応じて変化させることになる。特に、この形態の場合には反応液ノズルによる走査が進行するに従って、単位面積あたりのインクの打ち込み量に対する反応液の打ち込み量の割合が多くなるようにする。つまり、走査が進行するに従って、間引き率を徐々に低くしていくか、あるいは、反応液のドット径を徐々に大きくしていくのである。
101 ROM
102 RAM
103 第1モータドライバ
104 第2モータドライバ
105 ヘッドドライバ
1010 記録ヘッド
1018 第1モータ
1020 第2モータ
Claims (5)
- インクを吐出するための複数のノズルが所定方向に配列されてなるインク吐出用ノズル列と、前記インクと反応する反応液を吐出するための複数のノズルが前記所定方向に配列されてなる反応液吐出用ノズル列とが前記所定方向に沿って配置された記録ヘッドを記録媒体に対し往復走査させながら前記インクおよび前記反応液を吐出する工程と、前記記録媒体を前記記録ヘッドの走査の方向とは異なる方向へ搬送する工程とを行い、前記記録媒体にバンド単位で記録を行うインクジェット記録方法において、
前記記録媒体上の所定のバンドに対応したインク吐出データをある間引き率で間引くことで反応液吐出データを生成する生成工程と、
前記記録ヘッドの第1の走査において、前記所定のバンドに対し、前記反応液吐出データに基づいて前記記録ヘッドから反応液を吐出する反応液吐出工程と、
前記第1の走査に引き続く、前記第1の走査の方向とは逆方向への第2の走査において、前記反応液が吐出された所定のバンドに対し、前記インク吐出データに基づいて前記記録ヘッドからインクを吐出するインク吐出工程とを有し、
前記生成工程は、前記所定のバンドに対する前記第1の走査の走査開始付近から走査終了付近へ向かうに従って、単位面積あたりの間引き率が徐々に高くなるようにして前記インク吐出データを間引くことにより、前記所定のバンドに対応した反応液吐出データを生成することを特徴とするインクジェット記録方法。 - インクを吐出するための複数のノズルが所定方向に配列されてなるインク吐出用ノズル列と、前記インクと反応する反応液を吐出するための複数のノズルが前記所定方向に配列されてなる反応液吐出用ノズル列とが前記所定方向に沿って配置された記録ヘッドを記録媒体に対し走査させながら前記インクおよび前記反応液を吐出して前記記録媒体にバンド単位で記録を行うインクジェット記録方法において、
前記記録媒体上の所定のバンドに対応したインク吐出データをある間引き率で間引くことで反応液吐出データを生成する生成工程と、
前記記録ヘッドの往方向への第1の走査において、前記所定のバンドに対し、前記反応液吐出データに基づいて前記記録ヘッドから反応液を吐出する反応液吐出工程と、
前記反応液吐出工程の後に、前記記録媒体を前記記録ヘッドの走査の方向とは異なる方向へ搬送するにあたり、前記所定のバンドの搬送方向における幅と等しい量だけ前記記録媒体を搬送する搬送工程と、
前記搬送工程後に、前記記録ヘッドの複方向への第2の走査において、前記所定のバンドに対し、前記インク吐出データに基づいて前記記録ヘッドからインクを吐出するインク吐出工程とを有し、
前記生成工程は、前記所定のバンドに対する前記第1の走査の開始付近における単位面積あたりのインク吐出データを第1の間引き率で間引き、且つ前記所定のバンドに対する前記第1の走査の終了付近における単位面積あたりのインク吐出データを前記第1の間引き率よりも高い間引き率を示す第2の間引き率で間引き、且つ前記走査開始付近から走査終了付近へ向かうに従って、前記単位面積あたりの間引き率が前記第1の間引き率から前記第2の間引き率へと徐々に移行するようにして前記インク吐出データを間引くことにより、前記所定のバンドに対応した反応液吐出データを生成し、
前記反応液が吐出された所定のバンドでは、単位面積あたりのインクの打ち込み量に対する反応液の打ち込み量の割合が相対的に高い領域と相対的に低い領域とが前記所定のバンド内において混在していることを特徴とするインクジェット記録方法。 - インクを吐出するための複数のノズルが所定方向に配列されてなるインク吐出用ノズル列と、前記インクと反応する反応液を吐出するための複数のノズルが前記所定方向に配列されてなる反応液吐出用ノズル列とが前記所定方向に沿って配置された記録ヘッドを記録媒体に対し往復走査させながら前記インクおよび前記反応液を吐出する工程と、前記記録媒体を前記記録ヘッドの走査の方向とは異なる方向へ搬送する工程とを行い、前記記録媒体にバンド単位で記録を行うインクジェット記録方法において、
前記記録媒体上の所定のバンドに対応したインク吐出データをある間引き率で間引くことで反応液吐出データを生成する生成工程と、
前記記録ヘッドの第1の走査において、前記所定のバンドに対して、前記インク吐出データに基づいて前記記録ヘッドから前記インクを吐出するインク吐出工程と、
前記第1の走査に続く、前記第1の走査の方向とは逆方向への第2の走査において、前記インクが吐出された所定のバンドに対して、前記反応液吐出データに基づいて前記記録ヘッドから前記反応液を吐出する反応液吐出工程とを有し、
前記生成工程は、前記所定のバンドに対する前記第2の走査の走査開始付近から走査終了付近へ向かうに従って、単位面積あたりの間引き率が徐々に低くなるようにして前記インク吐出データを間引くことにより、前記所定のバンドに対応した反応液吐出データを生成することを特徴とするインクジェット記録方法。 - インクを吐出するための複数のノズルが所定方向に配列されてなるインク吐出用ノズル列と、前記インクと反応する反応液を吐出するための複数のノズルが前記所定方向に配列されてなる反応液吐出用ノズル列とが前記所定方向に沿って配置された記録ヘッドを記録媒体に対し走査させながら前記インクおよび前記反応液を吐出する工程と、前記記録媒体を前記記録ヘッドの走査の方向とは異なる方向へ搬送する工程とを行い、前記記録媒体にバンド単位で記録を行うインクジェット記録装置において、
前記記録媒体上の所定のバンドに対応したインク吐出データをある間引き率で間引くことで反応液吐出データを生成する生成手段と、
前記記録ヘッドの第1の走査において、前記所定のバンドに対して、前記反応液吐出データに基づいて前記記録ヘッドから前記反応液を吐出し、前記第1の走査に続く、前記第1の走査の方向とは逆方向への第2の走査において、前記反応液が吐出された所定のバンドに対して、前記インク吐出データに基づいて前記記録ヘッドから前記インクを吐出する吐出制御手段とを備え、
前記生成手段は、前記所定のバンドに対する前記第1の走査の走査開始付近から走査終了付近へ向かうに従って、単位面積あたりの間引き率が徐々に高くなるようにして前記インク吐出データを間引くことにより、前記所定のバンドに対応した反応液吐出データを生成することを特徴とするインクジェット記録装置。 - インクを吐出するための複数のノズルが所定方向に配列されてなるインク吐出用ノズル列と、前記インクと反応する反応液を吐出するための複数のノズルが前記所定方向に配列されてなる反応液吐出用ノズル列とが前記所定方向に沿って配置された記録ヘッドを記録媒体に対し走査させながら前記インクおよび前記反応液を吐出する工程と、前記記録媒体を前記記録ヘッドの走査の方向とは異なる方向へ搬送する工程とを行い、前記記録媒体にバンド単位で記録を行うインクジェット記録装置において、
前記記録媒体上の所定のバンドに対応したインク吐出データをある間引き率で間引くことで反応液吐出データを生成する生成手段と、
前記記録ヘッドの第1の走査において、前記所定のバンドに対して、前記インク吐出データに基づいて前記記録ヘッドから前記インクを吐出し、前記第1の走査に続く、前記第1の走査の方向とは逆方向への第2の走査において、前記インクが吐出された所定のバンドに対して、前記反応液吐出データに基づいて前記記録ヘッドから前記反応液を吐出する吐出制御手段とを備え、
前記生成手段は、前記所定のバンドに対する前記第2の走査の走査開始付近から走査終了付近へ向かうに従って、単位面積あたりの間引き率が徐々に低くなるようにして前記インク吐出データを間引くことにより、前記所定のバンドに対応した反応液吐出データを生成することを特徴とするインクジェット記録装置。
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