JP3757271B2 - エチレンプロピレン・ワックスを含むトナー微粒子 - Google Patents

エチレンプロピレン・ワックスを含むトナー微粒子 Download PDF

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、トナー微粒子とこの微粒子を含むトナー組成物に関する。より詳細には、本発明は、エチレンプロピレン・ワックスを含むトナー微粒子に関する。
【0002】
発明の背景
電子写真、静電記録及び静電印刷のための多くの方法と装置が、この技術分野において知られている。一般には、帯電した感光面、例えば帯電した感光ドラムに光学画像を露光し、静電潜像を感光面に形成する。現像プロセスにおいて、現像剤、すなわち、トナーを静電潜像画像に付着させる。
【0003】
一般には、現像ローラー面に対して配置された計量ブレードによって、トナーが現像ローラーに供給される。表面にトナーが付着した現像ローラーは、一般には、感光ドラムの回転方向と逆方向に回転し、画像を現像するためにトナーが静電潜像に付着する。このような装置を備えた改善された複写、記録及び/又は印刷のために、様々なトナー組成物が開発されてきた。
【0004】
幾つかのプリンタは、通常“アキュムレータローラー”と言われ、バックアップローラーに対して移動する非加熱のアルミニウムアイドラーを備える。アキュムレータローラー・アイドラーは、バックアップローラーに対して回転し、アキュムレータローラーの機能はバックアップローラーからトナーを除去することであり、それによって紙詰まりが防止される。フューザローラーからバックアップローラーに移動するトナーは、印刷物に直ちに移動して戻るのではなく、冷却器であるところのより高い表面エネルギーをもつアキュムレータローラーに移動してくっ着く。しかしながら、アキュムレータローラー上にトナーが蓄積される際に、トナーの大片がバックアップローラーに時折り移動して戻り、次いで、印刷物に移動し、好ましくない印刷品質を引き起こす。さらに、アキュムレータローラー上におけるトナーの継続的なホールドアップは、結果的にフューザの機械的な故障を引き起こす。
【0005】
グルシュキン(Grushkin)らの米国特許第4,810,610号は、樹脂粒子と磁性粒子との混合物を含み、冷圧定着されるトナー組成物を開示する。グルシュキンらは、トナー組成物がカーボンブラックを含有してもよいことを教示している。ポリオレフィン、ポリアミド、エチレンとビニルアセテートとのコポリマー及びこれらの混合物などの適当な熱可塑性物質を樹脂粒子が含むこと、ならびに、ポリオレフィンがポリエチレン、ポリプロピレン又はエチレンとプロピレンとのコポリマーを含むことを、グルシュキンらは更に教示している。
【0006】
グルシュキン(Grushkin)らの米国特許第4,877,707号は、エチレン/プロピレンコポリマー、エチレン−コ−ビニルアセテートポリマー、ポリイミド及びこれらの混合物から成る群から選択される樹脂粒子と、マグネタイト及び剥離液を含み、圧力によって定着されるトナー組成物を開示する。グルシュキンらは更に、トナーが表面に導電性粒子を含有することを開示する。
【0007】
サカシタ(Sakashita)の米国特許第5,051,331号は、結合樹脂及び低−分子量のオレフィンコポリマーを含むトナーを開示する。サカシタは、低−分子量のオレフィンコポリマーが、少なくとも二つのオレフィンモノマーの繰返し単位を有し、かつ、90℃と170℃の間の温度において二つ以上の溶融ピークを有することを教示している。
【0008】
タニカワ(Tanikawa)らの米国特許第5,364,722号は、バインダ樹脂と炭化水素ワックスとを含むトナーと、このトナーを用いた熱−定着方法を開示する。タニカワらは、バインダ樹脂がスチレンのホモポリマーとその誘導体、ならびに、スチレン−アクリレートコポリマーのようなスチレンコポリマーから構成されていてもよいことを開示する。50℃〜110℃の範囲において熱吸収温度が開始されること、ならびに、70℃〜130℃の範囲に少なくとも一つの熱吸収ピークを示す示差走査熱量計による曲線を、炭化水素ワックスが与えることを、タニカワらは更に開示する。
【0009】
ハギワラ(Hagiwara)らの米国特許第5,389,484号は、0.5mgKOH/g〜100mgKOH/gの酸価を備えた酸成分を有する結合樹脂と、着色剤と、特定の芳香族アミンとを有するトナーを開示する。ハギワラらは、樹脂の酸成分が芳香族化合物のアミノ基と相互作用してアミド結合を形成し、それによってポリマー鎖を架橋することを教示している。ハギワラらは、これによってトナーにゴム弾性が付与され、その結果、その反−オフセット特性が改善されることを更に教示している。
【0010】
スズキ(Suzuki)らの米国特許第5,538,828号は、ビニルコポリマーとエチレンコポリマーとから主に構成されるバインダを含むトナー樹脂組成物を開示する。エチレンとアクリル酸の少なくとも一つのアルファ又はベータ誘導体、或いは、未飽和のジカルボニックアシッド(dicarbonic acid)の誘導体と共重合させることによってエチレンコポリマーが調製されることを、スズキらは更に教示している。低分子量のポリエステルワックス又はポリプロピレンワックスのようなトナー−分離剤を加えてもよいことを、スズキらは更に教示している
【0011】
タグチ(Taguchi)らは、低分子量のポリプロピレン及び少なくとも一つの修飾されたポリオレフィンを含むトナーの剥離組成物を開示する。好適なポリプロピレンは、ポリプロピレンホモポリマーと、例えばエチレンやオレフィンなどのポリプロピレンと重合可能な一つ以上の他のモノマーを含有するポリプロピレンのコポリマーとを含むことを、タグチらは教示している。剥離組成物は、剥離剤、着色剤及びバインダ樹脂を含むトナー中に用いてもよい。好適なバインダ樹脂はスチレン及び/又はアクリルの樹脂を含むことを、タグチらは教示している。
【0012】
サワイ(Sawai)らの米国特許第5,565,294号は、着色剤、結合樹脂及び140℃において22000〜26800mP・sの溶融粘度を有するポリエチレンを含有するトナーを開示する。ポリエチレンの140℃における溶融粘度が2200mP・s未満の場合には、トナーの製造プロセスの混練段階でトナー成分が均一に分散しないことをサワイらは教示している。
【0013】
イノウエ(Inoue)らの米国特許第5,658,999号は、遷移金属化合物、或いは、遷移金属化合物と有機金属化合物との間の反応生成物から形成される固体触媒、アルミノキサン(aluminoxane)及び細微粒子の担体で、プロピレンを重合することによるプロピレンワックスの製造を開示する。バインダ樹脂、着色剤及び剥離剤としてのプロピレンワックスを必須として構成されるトナー組成物を、イノウエらは更に開示する。
【0014】
アキモト(Akimoto)らの米国特許第5,707,772号は、樹脂、着色剤及び剥離剤を含むトナーを開示する。剥離剤がメタロセン触媒を用いて合成される低分子量のポリオレフィンポリマーであることを、アキモトらは教示している。ポリオレフィンの数平均分子量が2,000〜10,000であり、数平均分子量に対する重量平均分子量の比(Mw/Mn)が1.6〜3.5であることを、アキモトらは更に教示している
【0015】
オスターホウド(Osterhoudt)らの米国特許第5,811,214号は、ポリマーバインダ、磁性金属及び電荷制御剤を含有する負に帯電したトナー粒子を含む現像体を開示しており、ここで、トナー粒子の表面は、二酸化セリウム粒子、ジメチルジクロロシランで処理されたシリカ及びジメチルシロキサンで処理されたシリカを含有する。ポリマーバインダが、スチレンとアルキルアクリレート及び/又はメタクリレートを含んでいてもよいことを、オスターホウドらは教示している。有用な添加剤は、1,000〜5,000g/モルの分子量を有するエチレンとプロピレンのコポリマーを含むワックスのような剥離材を含むことを、オスターホウドらは更に教示している。
【0016】
カワジ(Kawaji)らの米国特許第5,908,727号は、二つの異なる重合反応の開始剤モノマーの混合物、開始モノマーの両方と反応可能な化合物及び剥離剤を混合することによって得られるバインダを開示する。
【0017】
エグチ(Eguchi)らの米国特許第5,928,825号は、バインダ樹脂、着色剤及び滑剤を含むトナーを開示する。スチレンと未飽和カルボン酸から成る群から選択されるモノマーをエチレンのホモ−又はコポリマーにグラフトすることによって得られる修飾されたポリエチレンワックスを滑剤が含むことを、エグチらは教示している。
【0018】
ハシモト(Hashimoto)らの米国特許第5,948,584号は、少なくともバインダ樹脂と、着色剤と、ワックスとを含有するトナー粒子を開示する。バインダ樹脂が、互いに結合したビニルポリマー成分とポリエステル成分単位とを含む混成成分を含有することを、ハシモトらは教示している。
【0019】
クワシマ(Kuwashima)らの米国特許第5,952,138号は、少なくともバインダ樹脂と、磁性材料と、一酸化炭素と水素の反応又は600〜1,000の数平均分子量をを有するエチレンの重合によって合成される炭化水素ワックスとを含有する磁性トナーを含む磁性現像体を開示する。このワックスは2.0mgKOH/g未満の酸価を有していなければならず、酸価が2.0mgKOH/gより高くなると、バインダ樹脂に対するワックスの界面付着力が大きくなって文字を汚す結果となることを、クワシマらは教示している。
【0020】
ウラシマ(Urashima)らの米国特許第5,955,233号は、重合可能なモノマー組成物と、着色剤と、任意的に、エポキシ樹脂の存在下の磁性粉と結晶性の(メタ)アクリルエステル型ポリマーとの水性媒体中における懸濁重合によって得られるポリマーを含むトナーを開示する。オフセット防止剤を加えてもよく、好適なオフセット防止剤は、1,000〜45,000、好ましくは2,000〜6,000の近似範囲にある重量平均分子量を有する、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリブチレンのホモポリマー、又はエチレン−プロピレンコポリマーのようなオレフィンコポリマーのようなポリオレフィンワックスを含むことを、ウラシマらは更に教示している。
【0021】
残念ながら、多くの従来技術のトナー組成物はアキュムレータローラー上に過剰に蓄積してローラーから剥離され、これによって、印刷品質が低下し、及び/又は、プリンタの機械的な故障を引き起こす。したがって、アキュムレータローラー上に過剰に蓄積せず、良好な印刷品質を維持するトナーを現像するための要請が存在する。
【0022】
発明の概要
したがって、改善されたトナー微粒子及びトナー組成物を提供することが本発明の目的である。
【0023】
アキュムレータローラー上に過剰に蓄積しないトナー組成物を提供することが、本発明の他の目的である。
【0024】
アキュムレータローラーに移った後に最終的に架橋を受け、架橋のために制限された速度でバックアップローラーに戻るトナー組成物を提供することもまた、本発明の目的である。
【0025】
非加熱ローラー上におけるトナーの蓄積を低減する方法を提供することは、本発明の更に他の目的である。
【0026】
本発明の一つの特徴によれば、架橋コポリマーを含む第1の樹脂と;非架橋コポリマーを含む第2の樹脂と;エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスと;を含むトナー微粒子が提供される。架橋コポリマーは、エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとは異なるコポリマーであり、非架橋ポリマーはエチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとは異なるコポリマーである。
【0027】
本発明の他の特徴によれば、混合物を得るために、架橋ポリマーを含む第1の樹脂と、非架橋ポリマーを含む第2の樹脂と、エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとを混合する段階と;トナー微粒子を得るために混合物を粉砕する段階と;を含む、トナー微粒子の製造方法が提供される。架橋ポリマーはエチレンプロピレンコポリマーではなく、非架橋ポリマーはエチレンプロピレンコポリマーではない。
【0028】
本発明の他の特徴によれば、トナー微粒子を含むトナー組成物を提供する段階を含む、プリンタのフューザアキュムレータローラーのような非加熱ローラー上におけるトナーの蓄積を低減する方法が提供され、ここで、トナー微粒子は、架橋ポリマーを含む第1の樹脂と、非架橋ポリマーを含む第2の樹脂と、エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとを含む。
【0029】
本発明の他の特徴によれば、トナー微粒子を含むトナー組成物を提供する段階を含む、プリンタのフューザアキュムレータローラーのような非加熱ローラー上におけるトナーの蓄積を低減する方法が提供され、ここで、トナー微粒子は、第1の樹脂と、第2の樹脂と、エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとを含む。第1の樹脂は酸官能基を含み、かつ、約5〜約15の範囲の酸価を有する。第2の樹脂は、酸官能基を実質的に有していない。
【0030】
本発明の他の特徴によれば、トナー微粒子を含むトナー組成物が提供され、ここで、トナー微粒子は、架橋ポリマーを含む第1の樹脂と、非架橋ポリマーを含む第2の樹脂と、エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとを含む。
【0031】
本発明の他の特徴によれば、酸官能基を含む第1の樹脂と、酸官能基を実質的に有していない第2の樹脂と、エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとを含むトナー微粒子が提供される。
【0032】
ここでのトナー組成物、トナー微粒子及び方法の更なる実施態様と利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
【0033】
詳細な説明
アキュムレータローラー上において、トナーは、ある程度熱硬化を受けることが望ましく、ある程度の熱硬化がなければ、トナーはローラーから印刷物上に容易に剥離してしまい、印刷品質が劣る結果となる。しかしながら、アキュムレータローラー上において、トナーが過剰に蓄積しないことも同時に望まれ、過剰の蓄積はフューザの機械的な故障の原因となるためである。本発明者らは、エチレンプロピレン・ワックスを含むトナー微粒子は、機械的な故障を引き起こし易い程度においてローラー上に蓄積することなく、非常に良好な印刷品質を提供することを見出した。
【0034】
本発明によるトナー微粒子は、樹脂と、エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスと、磁性成分、着色剤及び電荷制御剤のような任意的な成分とを含む。理論によって裏付けられていないが、トナー組成物は、アキュムレータローラーに移った後に架橋を受け、したがって、制限された速度でバックアップローラに戻されるものと確信される。
【0035】
樹脂は、一般にバインダ剤として作用する。好適な樹脂は、アクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド樹脂、エチレンポリマー、これらのポリマー樹脂のコポリマー等を含むが、これらに限定されるものではない。好ましくは、樹脂は、アクリル樹脂、スチレン樹脂又はこれらの混合物を含む。好適なスチレン樹脂は、スチレンホモポリマー及び、アルキル、ハロ及び/又はアリール―置換されたスチレンを含むスチレン誘導体のホモポリマーであって、例えば、ポリ−p−クロロスチレン、ポリビニルトルエン及びポリメチルスチレンのホモポリマー、ならびに、スチレンと一つ以上の他のモノマーとのコポリマーを含む。このようなスチレンコポリマーに用いるコモノマーの例は、アクリル酸、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、ドデシルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、フェニルアクリレート、メタクリル酸、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、オクチルメタクリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリル及びアクリルアミドのような二重結合を有するモノカルボン酸及びこれらの置換誘導体のようなビニルモノマー;マレイン酸、ブチルマレエート、メチルマレエート及びジメチルマレエートのような二重結合を有するジカルボン酸及びこれらの置換誘導体のようなビニルモノマー;ビニルクロライド、ビニルアセテート及びビニルベンゾアートのようなビニルエステル;エチレン、プロピレン及びブチレンのようなエチレン系オレフィン;ビニルメチルケトン及びビニルヘキシルケトンのようなビニルケトン;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル及びビニルイソブチルエーテルのようなビニルエーテルを含み、単独又は二つ以上の組合せでスチレンモノマーと用いられる。好適なアクリル樹脂は、アクリル酸とアクリレートのホモポリマー、メタクリル酸とメチルアクリレートのホモポリマー、アクリル酸とアクリレートのコポリマー、メタクリル酸とメチルアクリレートのコポリマーを含む。
【0036】
好適な樹脂は、スチレンアクリルコポリマーである。ここで用いられる“スチレンアクリルコポリマー”は、スチレンモノマーとアクリルモノマーとから形成されるコポリマーを言う。好適なアクリルモノマーは、アクリル酸、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、ドデシルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、フェニルアクリレート、メタクリル酸、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、オクチルメタクリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリル及びアクリルアミドを含み、好適なスチレンモノマーは、スチレン、アルファ−メチルスチレン、パラ−クロロスチレン、ビニルトルエン及びジビニルベンゼンを含む。
【0037】
樹脂は、一般に軟化温度と流れ温度を示す。ここで用いる“軟化温度”は、粒子崩壊が始まる温度を言うものとし、“流れ温度”は、キャピラリー流動計内で押出されるのに十分な流動性を示す温度を言うものとする。軟化温度と流れ温度は、(登録商標)SHIMAZU キャピラリー流動計のような流動計を用いて決定される。
【0038】
トナー微粒子に用いる樹脂は、用いるモノマーの100重量部当り約0.01〜約5重量部の量で架橋剤を含有していてもよい。従来の架橋剤が用いられる。一つの実施態様では、トナーは架橋剤を含有しない樹脂を含む。
【0039】
トナー微粒子は、一つより多い樹脂を含んでいてもよい。一般に、樹脂は55℃以上のガラス転移温度を有するであろう。一つの実施態様では、微粒子は第1の樹脂と第2の樹脂を含み、それぞれの樹脂は、約55℃以上、好ましくは約60℃以上のガラス転移温度を有する。一般に、樹脂は約2,000より大きな分子量を有するであろう。
【0040】
トナー微粒子は、架橋ポリマーを含む第1の樹脂と、非架橋ポリマーを含む第2の樹脂とを含む。一つの実施態様では、トナー微粒子は、架橋されたスチレンアクリルポリマーを含む樹脂と、架橋されていないスチレンアクリルポリマーを含む樹脂とを含む。
【0041】
トナー微粒子は、酸官能基を含む第1の樹脂と、酸官能基を実質的に有していない第2の樹脂を含む。“酸ナンバー”とも言われる酸価は、1グラムの樹脂を中和するのに必要な水酸化カリウムのミリグラム数(mgKOH/g樹脂)として測定される。したがって、酸価5を有する樹脂は、1グラムの樹脂を中和するのに5mgのKOHを必要とする。ここで用いる“酸官能基を実質的に有していない”とは、約2以下、好ましくは約1.5以下の酸価を有する樹脂を言うものとする。酸官能基を有する樹脂は、一般に、約5〜約15の範囲、好ましくは約5〜約10の範囲、更に好ましくは約6〜約7の範囲の酸価を有する。
【0042】
第2の樹脂に対する第1の樹脂の重量比は、一般に、約1:0.3〜約1:3の範囲、好ましくは約0.7:0.3〜約0.3:0.7の範囲、更に好ましくは約1:1である。樹脂の全重量は結合力を与えるのに十分な量としてトナー微粒子に含まれ、一般には、トナー微粒子の約40重量%〜約80重量%、更に好ましくは約50重量%〜約70重量%含まれる。一つの実施態様では、トナー微粒子は、約10重量%〜約40重量%、好ましくは約20重量%〜約30重量%、更に好ましくは約26重量%の第1の樹脂と、約10重量%〜約40重量%、好ましくは約20重量%〜約30重量%、更に好ましくは約26重量%の第2の樹脂とを含む。
【0043】
一つの実施態様では、非架橋ポリマーは、約275,000の重量平均分子量と約8,400の数平均分子量を有する。非架橋ポリマーは、ポリモーダルな分子量分布を有していてもよい。一つの実施態様では、架橋されていないポリモーダルな酸官能基含有スチレンブチルアクリレートは、約13,000の重量平均分子量の部分と、550,000の分子量の他の部分とを有する。一般には、非架橋コポリマーのガラス転移中間点は、約55℃〜約65℃の範囲、好ましくは約60℃〜約65℃の範囲、更に好ましくは約61℃である。一つの実施態様では、非架橋ポリマーは、酸官能基と、約5〜約15の範囲、好ましくは約5〜約10の範囲、更に好ましくは約6〜約7の範囲、更により好ましくは約7の酸価とを有する。
【0044】
好適な架橋されていないスチレンアクリルポリマーは、酸官能基を有する架橋されていないスチレンブチルアクリレートコポリマーである。一般には、120℃と50ラジアン/秒で測定された樹脂のコンプレックス粘度(120℃でのlogη)は、約2〜約5の範囲、好ましくは約3〜約5の範囲、更に好ましくは約3.5であり、180℃と50ラジアン/秒における樹脂のタンジェントδ(180℃でのtanδ)は、約0.5〜約2の範囲、好ましくは約0.8〜約1.5の範囲、更に好ましくは約1である。一般には、軟化温度は、約120℃〜約140℃の範囲、好ましくは約125℃〜約135℃の範囲、更に好ましくは約129℃であり、流れ温度は、約130℃〜約150℃の範囲、好ましくは約135℃〜約145℃の範囲、更に好ましくは約141℃である。重量平均分子量(Mw)は、約150,000〜約500,000の範囲、好ましくは約275,000であり、数平均分子量は(Mn)は、約5,000〜約10,000の範囲、好ましくは約8,400であり、多分散性(Mw/Mn)とも言われる分子量分布は、約20〜約50の範囲、好ましくは約33である。ガラス転移中間点(Tg)は、約55℃〜約65℃の範囲、好ましくは約60℃〜約65℃の範囲、更に好ましくは約61℃である。樹脂の酸価は、約5〜約15の範囲、好ましくは約5〜約10の範囲、更に好ましくは約7である。樹脂は少量の、一般には、約2重量%以下、好ましくは約1.6重量%以下のポリプロピレン・ワックスを含有していてもよい。一般には、トルエンに不溶な樹脂の量(%ゲル)は、約6重量%以下、好ましくは約3重量%以下、更に好ましくは約0重量%である。酸官能基を有する好適な非架橋樹脂は、ハークルズサンヨ(Hercules Sanyo)の(登録商標)PICCOTONER 2200として商業的に入手可能である。
【0045】
好ましい架橋ポリマーは、スチレンブチルアクリレートコポリマーである。一つの実施態様では、架橋ポリマーは、酸官能基を実質的に有していないスチレンアクリルポリマー、好ましくはスチレンブチルアクリレートコポリマーである。架橋されたスチレンブチルアクリレートのゲル含有量は、約20%〜約50%の範囲、好ましくは約30%〜約50%である。一つの実施態様では、架橋されたスチレンブチルアクリレートのゲル含有量は約30%であり、他の実施態様では約42%である。
【0046】
一つの実施態様では、架橋ポリマーは、約83,000の重量平均分子量と、約15,000の数平均分子量を有する。一つの実施態様では、架橋されたスチレンブチルアクリレートコポリマーはモノモーダルである。一般には、架橋コポリマーのガラス転移中間点は、約60℃〜約70℃の範囲、好ましくは約60℃〜約68℃の範囲、更に好ましくは約64℃である。
【0047】
好ましい架橋されたスチレンアクリルポリマーは、架橋されたスチレンブチルアクリレートコポリマー、更に好ましくは酸官能基を実質的に有していない架橋されたスチレンブチルアクリレートコポリマーである。一般には、120℃と50ラジアン/秒で測定された樹脂のコンプレックス粘度(120℃でのlogη)は、約2〜約6の範囲、好ましくは約3〜約5の範囲、更に好ましくは約4.3であり、180℃と50ラジアン/秒における樹脂のタンジェントδ(180℃でのtanδ)は、約0.5〜約2の範囲、好ましくは約0.75〜約1.25の範囲、更に好ましくは約1.13である。一般には、軟化温度は、約140℃〜約160℃の範囲、好ましくは約150℃であり、流れ温度は、約150℃〜約170℃の範囲、好ましくは約162℃である。重量平均分子量(Mw)は、約25,000〜約100,000の範囲、好ましくは約50,000〜約100,000の範囲、更に好ましくは約83,000であり、数平均分子量は(Mn)は、約5,000〜約20,000の範囲、好ましくは約10,000〜約20,000の範囲、更に好ましくは約15,000であり、多分散性(Mw/Mn)とも言われる分子量分布は、約4〜約10の範囲、好ましくは約6である。ガラス転移中間点(Tg)は、約60℃〜約70℃の範囲、好ましくは約60℃〜約68℃の範囲、更に好ましくは約64℃である。樹脂の酸価は、一般に、約5以下、好ましくは約0〜約5の範囲、更に好ましくは約0〜約2である。一つの実施態様では、樹脂の酸価は約1.2以下、好ましくは0である。樹脂は少量の、一般には、樹脂の約3重量%以下、好ましくは樹脂の約1重量%以下のポリプロピレンワックス含有していてもよく、更に好ましくは、ワックスを含有していない。一般には、トルエンに不溶な樹脂の量(%ゲル)は、約20%〜約50%、好ましくは約30%〜約50%である。一つの実施態様では、%ゲルは約30%であり、他の実施態様では、%ゲルは約42%である。酸官能基を実質的に有していない好適な架橋されたスチレンブチルアクリレートは、(登録商標)DIANAL FB206の名のもとに商業的に入手可能である。
【0048】
一つの実施態様では、トナー微粒子は、酸官能基を有する非架橋ポリマー、好ましくは酸官能基を有するスチレンブチルアクリレートコポリマーを含む樹脂と、架橋ポリマー、好ましくは酸官能基を実質的に有していないスチレンブチルアクリレートコポリマーを含む樹脂とを、約45:55〜約60:40の範囲の重量比で含む。非架橋ポリマーを含む樹脂の酸価は、約5〜約15の範囲、好ましくは約5〜約10の範囲、更に好ましくは約6〜約7の範囲である。
【0049】
トナー微粒子は、エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスを更に含み、ここでは“エチレンプロピレンコポリマー・ワックス”としばしば言う、ワックスは、一般に、エチレンモノマーとプロピレンモノマーを、エチレン:プロピレンの重量比で約94:6〜約99:1の範囲、好ましくは97:3において含む。一般には、トナー微粒子は、約5重量%まで、好ましくは約3重量%までのエチレンプロピレンコポリマー・ワックスを含む。一つの実施態様では、トナー微粒子は、約1重量%〜約3重量%、好ましくは約1重量%〜約2重量%、更に好ましくは約1.7重量%〜約1.9重量%のエチレンプロピレンコポリマー・ワックスを含む。他の実施態様では、トナー微粒子は、約1重量%〜約5重量%、好ましくは約1重量%〜約3重量%、更に好ましくは約1.5重量%〜約2重量%のエチレンプロピレンコポリマー・ワックスを含む
【0050】
トナー微粒子は他のワックスを任意的に含んでいてもよいが、一つの実施態様では、トナーはエチレンプロピレンコポリマー・ワックス以外のワックスを実質的に含んでおらず、好ましくは含んでいない。ここで用いる“エチレンプロピレンコポリマー・ワックス以外のワックスを実質的に含んでいない”とは、トナー中に存在する他のワックスのみが、樹脂中に存在する少量のワックスであることを意味するものである。一般に、エチレンプロピレンコポリマー・ワックス以外のワックスは、トナー微粒子の約2重量%以下、好ましくは約0.4重量%以下である。
【0051】
一般に、トナー微粒子は、ポリプロピレン・ワックスを実質的に含んでおらず、好ましくは含んでいない。ここで用いる“ポリプロピレン・ワックスを実質的に含んでいない”とは、トナー中に存在するポリプロピレン・ワックスのみが、樹脂中に存在する少量のポリプロピレン・ワックスであることを意味するものである。一般に、トナー微粒子は、トナー微粒子の約2重量%以下、好ましくは約0.4重量%以下のポリプロピレン・ワックスを含む。
【0052】
一般に、エチレンプロピレンコポリマー・ワックスは、約500〜約1000の範囲、好ましくは約500〜約750の範囲の分子量を有する。一つの実施態様では、エチレンプロピレンコポリマー・ワックスは約650の分子量を有する。ワックスの融点は、一般に、約120℃未満、好ましくは約100℃未満、更に好ましくは約96℃である。ワックスの溶融粘度は、一般に、99℃のセンチポイズとして、約8〜約16の範囲、好ましくは約12である。一つの実施態様では、トナーは、カルボン酸又は無水物で修飾されていないエチレンプロピレンコポリマー・ワックスを含む。好適な商業的に入手可能なワックスは、ベーカーペトロライト(Baker Petrolite)からの(登録商標)PETROLOTE EP−700である。
【0053】
トナー微粒子は、磁性成分を更に含んでいてもよい。好適な磁性成分は、この分野において知られ、トナー微粒子に一般に用いられる磁性顔料、金属酸化物又はこれらの混合物を含む。一つの実施態様では、トナー微粒子は鉄酸化物を含む。好適な鉄酸化物は、マグネタイト、ヘマタイト、フェライト及びこれらの酸化物の修飾された形態を含み、一つの好ましい鉄酸化物はマグネタイトである。トナー微粒子は、約20重量%〜約60重量%、好ましくは約44重量%〜約50重量%、更に好ましくは約46重量%において磁性成分を含む。
【0054】
トナー微粒子は、トナー組成物の電荷特性を安定化するのに寄与する一つ以上の電荷制御剤を更に含んでいてもよい。本発明によれば、トナー組成物は、好ましくは負に帯電したトナーを含む。負−電荷制御剤は、有機化合物のクロム、亜鉛、又はアルミニウム錯体のような有機金属錯体又はキレートを含むが、これらに限定されるものではない。有機酸、アゾ化合物等の錯体又はキレートもまた、好適である。電荷制御剤の更なる例は、第四アンモニウム塩、様々な電子吸引性/供与性の無機粉体、極性材料で表面処理された無機材料、極性ポリマービーズ等を含む。一つの実施態様では、トナー微粒子は、アゾ電荷制御剤、好ましくはクロム電荷制御剤を含む。
【0055】
電荷制御剤は、電荷特性を安定化させるのに十分な量でトナー微粒子中に含まれる。一つの実施態様では、トナー微粒子は、約0.1重量%〜約10重量%、好ましくは約0.25重量%〜約5重量%、更に好ましくは約0.5重量%〜約2重量%、より更に好ましくは約0.75重量%の電荷制御剤を含む。
【0056】
一つの実施態様では、トナー微粒子は着色剤を更に含む。好適な着色剤は、染料及び顔料を含む。一般に用いられるあらゆる染料と顔料が用いられる。好適な着色剤である顔料は、縮合されたアゾ顔料とキレートアゾ顔料のようなアゾ顔料;フタロシアニン、アントラキノン、キナクリドン、チオインジゴイド、イソインドリノン及びキノフタロンのような多環顔料;ニトロ顔料、日光の蛍光顔料;カーボネート;クロメート、チタン酸化物;亜鉛酸化物;鉄酸化物及びカーボンブラックを含む。一つの実施態様では、トナー微粒子は、顔料、好ましくはカーボンブラックを含む。顔料は、従来の技術で調製される。
【0057】
本発明のトナー微粒子は、トナーの分野において一般に知られる方法にしたがって調製される。例えば、樹脂とエチレンプロピレンコポリマー・ワックスを含むワックスとは、互いに混練され、粉砕され、さらに、一般には所望の大きさのトナー粒子を得るために分級される。混練は、加熱ローラー、混練機又は押出機のような加熱−混練機で行なってもよい。微粉化又は粉砕は、適当な破砕ミル又は粉砕ミルで行なわれる。
【0058】
一般には、トナー微粒子は、約1〜約50μmの範囲、更に好ましくは約1〜約25μmの範囲、より更に好ましくは約6〜約12μmの範囲の直径を有する。好適な粒径分布は、粒子直径サイズのメジアンが、約6〜約12μmの範囲、好ましくは約7〜約9μmの範囲のものである。
【0059】
一つの実施態様では、トナー微粒子の成分は、混合され、押出機に移され、溶融混合される。押出機から出された混合物は、水中ペレタイザー又はチルドローラーを用いて固化される。次いで、混合物はエアジェットミルで粉砕され、所望の大きさのトナー微粒子を得るために分級される。
【0060】
粉砕、分級されたトナー微粒子は、高速ブレンダーでシリカ、無機酸化物及び/又はポリマーミクロ球と配合される。好適なシリカは、ヒュームドシリカ及び疎水性処理されたヒュームドシリカを含み、好ましくは、シリカは疎水性処理されたヒュームドシリカである。好適なポリマーミクロ球は、スチレンアクリルミクロ球を含む。一つの実施態様では、得られるトナー組成物は、シリカ、無機酸化物及び/又はミクロ球が表面に結合したトナー微粒子を含む。他の実施態様では、得られるトナー組成物は、シリカ及び/又は無機酸化物が表面に結合したトナー微粒子を含み、トナー微粒子表面に結合し及び/又はトナー微粒子表面に結合しない第2の微粒子としてトナー組成物中に存在するミクロ球を含む。
【0061】
一つの実施態様では、トナー微粒子は、シリカ、好ましくは疎水性処理されたヒュームドシリカとスチレンアクリルミクロ球と配合される。トナー微粒子は、トナー組成物の全重量に対して、約0.8%〜1.2%、好ましくは約1%のシリカと、約0.1%〜0.15%、好ましくは約0.13%のスチレンアクリルミクロ球と配合される。
【0062】
好ましくは、本発明のトナー微粒子を含むトナー組成物は、紙のような基材に塗布される。一つの実施態様では、紙への塗布後に、トナー組成物は加熱、加圧される。少なくとも一つの回転加熱ローラーと少なくとも一つの回転加圧ローラーとを有する溶融アセンブリを、加熱と加圧のために用いてもよい。加熱ローラーと加圧ローラーは、ニップを形成するように互いに対向して配置されてもよい。ニップを通って紙が通過する。回転加熱ローラー及び回転加圧ローラーの間を紙が通る際に、熱と圧力が加えられる。ローラーの回転速度は、例えば、1秒当り約2.6インチまでに調整される。
【0063】
一般に、少なくとも約100℃、好ましくは約100℃〜約250℃、更に好ましくは約170℃〜約190℃の温度範囲で加熱される。1平方インチ当り少なくとも約10ポンド、好ましくは1平方インチ当り約10〜約30ポンドで加圧される。
【0064】
本発明によるトナー微粒子は、下記の実施例において更に例示されるであろう。実施例及び本明細書を通して、部及びパーセントは他に示さない限り重量による。
【0065】
実施例1
下記の表1及び2は、本発明によるトナー微粒子を示す。
【0066】
【表1】
Figure 0003757271
【0067】
【表2】
Figure 0003757271
【0068】
非架橋コポリマーは、ハークルズサンヨ(Hercules Sanyo)の(登録商標)PICCOTONER 2200としてとして商業的に入手可能であり、架橋コポリマーは、(登録商標)DIANAL FB206として商業的に入手可能である。エチレンプロピレン・ワックスは、約96℃の融点と約650の重量平均分子量とを有し、(登録商標)PETROLOTE EP−700として商業的に入手可能である。電荷制御剤はクロムアゾ錯体である。
【0069】
実施例2
実験用トナー及びコントロールトナーは、他の標準的な製造のカートリッジを用いて評価される。フューザはアキュムレータローラーの回収を促進するために変更され、トナーの蓄積速度を決定するために容易に重量を測れるようになっている。印刷品質は目視によって決定され、並み、良好又は非常に良好によって評価された。コントロールトナーは、ポリプロピレンワックスを含有する従来のトナー微粒子を含み、実験用トナーは、本発明によるエチレンプロピレンコポリマー・ワックスを含有する微粒子を含む。
【0070】
コントロールトナー1は、約48%の80:20スチレンブチルアクリレート樹脂、約49%の鉄酸化物、鉄アゾ電荷制御剤及びポリプロピレンワックスを含むものと信じられる商業的に入手可能なトナーである。
【0071】
コントロールトナー2は、酸官能基を有する約26重量%の架橋されていないスチレンブチルアクリレートコポリマー、酸官能基を実質的に有していない約26重量%の架橋されたスチレンブチルアクリレート、約46重量%の鉄酸化物、約0.75重量%のクロムアゾ錯体の電荷制御剤及び約1.4重量%のポリプロピレンホモポリマー・ワックスを含有するトナー微粒子を含む。
【0072】
実験用トナー1、2、3及び4は、酸官能基を有する約26重量%の架橋されていないスチレンブチルアクリレートコポリマー、酸官能基を実質的に有していない約26重量%の架橋されたスチレンブチルアクリレート樹脂、約46重量%の鉄酸化物及び約0.75重量%のクロムアゾ錯体の電荷制御剤を含有するトナー微粒子をそれぞれ含む。実験用トナー1、2、3及び4の微粒子は、微粒子の全重量の約1.3重量%、約1.5重量%、約1.7重量%、約1.9重量%のエチレンプロピレンコポリマー・ワックスをそれぞれ含む。
【0073】
アキュムレーション速度と印刷品質のデータは、下記表3に示される。
【0074】
【表3】
Figure 0003757271
【0075】
アキュムレータローラーの重量増加は、エチレンプロピレンコポリマー・ワックスの量が増加するにしたがって相当量減少する。コールドスタート上の光学密度の僅かな減少が起こるものの、エチレンプロピレンコポリマー・ワックスは、約1.9%に達するまで印刷品質に悪影響を与えない。アキュムレータローラーに蓄積されるトナーの低減は、印刷品質の改善とフューザの機械的故障の低減に結びつく。
【0076】
請求された発明の範囲内における更なる実施態様及び変更は、当業者に明らかであろう。したがって、本発明の範囲は下記の請求の範囲によって考えられ、明細書に記載された方法の詳細に限定されないものと理解される。

Claims (11)

  1. (a)スチレンモノマーとアクリルモノマーとを含む架橋コポリマーを含む第1の樹脂と、
    (b)スチレンモノマーとアクリルモノマーとを含む非架橋コポリマーを含む第2の樹脂と、
    (c)500〜1000の範囲の重量平均分子量を有するエチレンプロピレンコポリマーを含むワックスと、を含むトナー微粒子であって、
    前記第2の樹脂が酸官能基を更に含み、かつ、5〜15の範囲の酸価を有するトナー微粒子
  2. (a)スチレンモノマーとアクリルモノマーとを含む架橋コポリマーを含む第1の樹脂と、
    (b)スチレンモノマーとアクリルモノマーとを含む非架橋コポリマーを含む第2の樹脂と、
    (c)500〜1000の範囲の重量平均分子量を有するエチレンプロピレンコポリマーを含むワックスと、を含むトナー微粒子であって、
    前記第2の樹脂が、スチレンモノマーと、アクリルモノマーと、酸官能基とを含む非架橋コポリマーを含み、かつ、5〜15の範囲の酸価を有し、
    前記第2の樹脂に対する前記第1の樹脂の重量比が、0.7:0.3〜0.3:0.7であり、
    前記エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスが、当該微粒子の1.7重量%〜1.9重量%の量で存在し、かつ、100℃未満の融点を有するトナー微粒子
  3. トナー微粒子を含むトナー組成物を提供する段階を含み、
    前記トナー微粒子が、スチレンモノマーとアクリルモノマーとを含む架橋コポリマーを含む第1の樹脂と、スチレンモノマーとアクリルモノマーとを含む非架橋コポリマーを含む第2の樹脂と、500〜1000の重量平均分子量を有するエチレンプロピレンコポリマーを含むワックスと、を含み、
    さらに、前記第1の樹脂が酸官能基を実質的に有しておらず、前記第2の樹脂が酸官能基を含み、かつ、5〜15の範囲の酸価を有する、プリンタの非加熱ローラー上におけるトナーの蓄積を低減する方法。
  4. 前記第1の樹脂が、架橋されたスチレンブチルアクリレートコポリマーを含み、前記第2の樹脂が、架橋されていないスチレンブチルアクリレートコポリマーを含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスが、前記微粒子の1.7重量%〜1.9重量%の量で存在し、かつ、100℃未満の融点を有する、請求項に記載の方法。
  6. (a)酸官能基を実質的に有せず、スチレンモノマーとアクリルモノマーとを含む架橋ポリマーである第1の樹脂と、
    (b)酸官能基を含み、スチレンモノマーとアクリルモノマーとを含む非架橋ポリマーである第2の樹脂と、
    (c)500〜1000の重量平均分子量を有するエチレンプロピレンコポリマーを含むワックスと、を含む、トナー微粒子。
  7. 前記第1の樹脂が2,000より大きな分子量を有し、前記第2の樹脂が2,000より大きな分子量を有する、請求項に記載のトナー微粒子。
  8. トナー微粒子を含むトナー組成物を提供する段階を含み、
    前記トナー微粒子が、第1の樹脂と、第2の樹脂と、94:6〜99:1の範囲のエチレンプロピレン重量比でエチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとを含み、
    さらに、前記第1の樹脂が酸官能基を実質的に有しておらず、前記第2の樹脂が酸官能基を含み、かつ、5〜15の範囲の酸価を有する、プリンタの非加熱ローラー上におけるトナーの蓄積を低減する方法。
  9. (a)酸官能基を実質的に有していない第1の樹脂と、
    (b)酸官能基を含む第2の樹脂と、
    (c)94:6〜99:1の範囲のエチレンプロピレン重量比でエチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとを含み、
    前記第1の樹脂が前記エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとは異なり、かつ、前記第2の樹脂が前記エチレンプロピレンコポリマーを含むワックスとは異なる、トナー微粒子。
  10. 前記第2の樹脂が5〜15の範囲の酸価を有する、請求項に記載のトナー微粒子。
  11. 前記第1の樹脂が架橋されたスチレンブチルアクリレートコポリマーであり、前記第2の樹脂が架橋されていないスチレンブチルアクリレートコポリマーである、請求項に記載のトナー微粒子。
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