JP3467659B2 - トナー及びこのトナーの定着方法 - Google Patents

トナー及びこのトナーの定着方法

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JP3467659B2
JP3467659B2 JP04767395A JP4767395A JP3467659B2 JP 3467659 B2 JP3467659 B2 JP 3467659B2 JP 04767395 A JP04767395 A JP 04767395A JP 4767395 A JP4767395 A JP 4767395A JP 3467659 B2 JP3467659 B2 JP 3467659B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー及びこのトナー
の定着方法に関する。
【0002】
【発明の背景】電子写真の分野においては、従来より、
熱ローラ定着方法が装置の簡便さ等から幅広く利用され
ている。これは、熱源を有する加熱ローラと圧力を印加
する為の弾性体からなるローラとの間をトナー像を通過
させ、トナーを溶融させて紙等から構成される記録材に
定着する方法である。すなわち、トナーが加熱ローラに
接触し、溶融した後に加えられた圧力によって紙等に定
着される。この場合、加熱ローラで溶融されたトナーは
軟化し、容易に変形を起こす。この溶融状態となったト
ナーは、紙のみならず、加熱ローラに対しても接着し、
トナーが加熱ローラに接着、所謂オフセット現象を発生
する問題が有る。
【0003】この問題を解決する為、低分子量のポリプ
ロピレンをトナー中に含有させることが提案されてい
る。これによって、加熱ローラに対する接着性を低下す
ることが出来、オフセットを防止できると言われてい
る。しかし、このような技術が採用された場合に、次の
ような問題点が認められた。 記録画像の保存性が悪
い場合が有る。 省エネルギ並びに高速定着を行うこ
とにより少ないエネルギでの定着が行われた場合には、
オフセット現象が発生し、又、紙の巻き付き現象を誘発
する問題が有る。
【0004】又、特開平2−163754号公報には、
固定設置された加熱体と、該加熱体に対向して圧接、か
つ、回転し、フィルム材を介して記録材を該加熱体に圧
着させる加熱部材により、トナー像を記録材上に加熱定
着する定着方法が提案されている。この定着方法は、加
熱体が所定温度に達するまでのウェイト時間が実質的に
無い、あるいは極めて短時間であり、かつ、低消費電力
である利点を有している。
【0005】しかし、この技術は、定着部材がシート状
である為に、オフセットによりフィルム上に付着したト
ナーを除去することが困難であり、しかもクリーニング
機構を付け難い難点がある。更に、フィルム状の定着部
材で構成されていることから、トナーと定着部材の剥離
が大きな曲率でなされる為、記録材の巻き付き現象がよ
り発生し易い問題点も有る。
【0006】更に、定着装置の簡略化に伴い、定着装置
にクリーニング機構を装着しない、あるいは簡易的な装
置のみとすることが望まれている。簡易的な装置として
は、単なるシリコンオイルを含浸したパッドが使用され
る。この簡易的な装置が用いられる場合には、装置の交
換寿命を延ばすことが重要な課題である。この場合、定
着ローラ等に対するトナーのオフセットによる付着を効
果的に防止することが望まれている。
【0007】一方、現像剤の寿命を延ばすことが要求さ
れている。寿命に影響する因子として、トナーに添加さ
れる流動性付与の為の無機微粒子のトナーに対する埋め
込みによる流動性の低下や、トナーがキャリアや現像器
表面(スリーブ)に付着し、帯電性を変化させる等が挙
げられる。前述のポリプロピレンでは、このような点に
関しては効果が乏しく、寧ろ無機微粒子の埋め込みや付
着等の問題を発生する原因となっている。
【0008】これらの問題を解決する為、特開平6−1
23994号公報には、重量平均分子量/数平均分子量
(Mw/Mn)が1.5以下のワックスを含有するトナ
ーが開示されている。これによれば、保存性が向上し、
又、低エネルギでの定着が可能となる。しかし、このよ
うな特長を奏するワックスは、プレス発汗法、溶剤法、
再結晶法、真空蒸留法、超臨界ガス抽出法あるいは融液
晶析法を利用してワックスを分別する必要が有り、特殊
な装置を使用しなければならない。又、工程が複雑にな
って、合成の安定性に欠ける問題点が有る。
【0009】
【発明の開示】本発明は、保存性が良好で、オフセット
の発生が少なく、更には巻き付き現象が発生し難いトナ
ーを提供することを目的とする。又、保存性が良好で、
オフセットの発生が少なく、更には巻き付き現象が発生
し難い定着方法を提供することにある。
【0010】上記本発明の目的は、少なくとも樹脂と着
色剤と離型剤とからなるトナーにおいて、該離型剤に、
メタロセン触媒により合成され、かつ、ポリプロピレン
換算重量平均分子量(Mw)が6000〜15000
ポリプロピレン換算数平均分子量(Mn)が3000〜
8000、Mw/Mnが1.6〜3.5であり、しかも
融点が70℃以上、150℃未満である低分子量ポリオ
レフィン系重合体を用いたことを特徴とするトナーによ
って達成される。又、固定設置された加熱体と、該加熱
体に対向して圧接、かつ、回転し、フィルム材を介して
記録材を該加熱体に圧着させる加圧部材によりトナー像
を記録材上に加熱定着する定着方法であって、前記トナ
ーが前記のトナーであることを特徴とする定着方法によ
って達成される。
【0011】又、定着ローラを用いた熱ローラ定着方法
によりトナー像を記録材上に加熱定着する定着方法であ
って、前記トナーが上記のトナーであることを特徴とす
る定着方法によって達成される。
【0012】以下、本発明について詳しく説明する。ポ
リプロピレンを用いた場合における従来の問題点につい
ての研究を鋭意押し進めて行った結果、これまで用いら
れて来たポリプロピレンは、分子量分布が広く、分子量
の小さい成分から分子量の大きい成分まで種々のポリプ
ロピレンが混在している。そして、分子量の小さい成分
は、融点が低い為、保存性を低下させることが判って来
た。これに対して、分子量が比較的大きい成分は、溶融
する為の熱エネルギを多く必要とし、この為に省エネル
ギ並びに高速定着を行うことによる少ないエネルギでの
定着では、ポリプロピレンの溶融が不足し、オフセット
現像が発生し、更に紙の巻き付き現象を誘発することが
判って来た。
【0013】このような知見を基にして更なる研究が押
し進められて行った結果、メタロセン触媒により合成し
た低分子量ポリオレフィン系重合体(ホモポリマあるい
はコポリマいずれであっても良い)はシャープな分子量
分布を有していることから、これを離型剤として用いた
トナーは、保存性の向上、定着性の向上、及び耐久性の
向上を図れることに気付いた。
【0014】すなわち、分子量分布がシャープである
為、少量の熱で容易に溶融する低分子量成分がなく、保
存性が向上する。かつ、溶融し難い高分子量成分もない
から、定着に際して、より少ない熱エネルギによって離
型効果を発揮することが出来る。又、巻き付き発生の温
度を低下することも出来る。この結果、より広い定着温
度を確保することが出来、そしてフィルム状の定着装置
を用いた場合の高い曲率を有する定着装置においても巻
き付きの問題を発生することがない。
【0015】又、トナーには着色剤が分散された状態で
存在しているが、この着色剤の分散性向上の為には大き
な剪断力で分散させる必要がある。大きな剪断力で分散
させる為には、樹脂の粘度を高くする必要がある。この
為には、樹脂に加える熱を少なくする、すなわち加熱温
度を下げることが必要となる。しかし、同時に添加され
る低分子量ポリオレフィンも同時に分散する必要がある
為、加熱温度を低下した場合には低分子量ポリオレフィ
ンが分散されず、大きなドメインで存在し、トナーが不
均一となって、オフセット性の低下や、帯電性に分布を
生じ、帯電量の低いトナーの増加による転写率の低下等
の問題が発生する。しかし、メタロセン触媒により合成
された低分子量ポリオレフィン系重合体を用いた場合に
は、このポリオレフィンの分子量分布がシャープで狭い
為、溶融特性もシャープになり、低い温度で混練した場
合でも容易に樹脂中に分散することが出来る。
【0016】本発明における低分子量ポリオレフィンと
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、
ポリペンテン、ポリヘキセン、ポリオクテン等の重合体
(ホモポリマ)やエチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−ブテン共重合体などの二種以上の単量体を用いた
共重合体(コポリマ)が挙げられる。尚、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体、エ
チレン−ブテン共重合体が特に好ましい。
【0017】本発明におけるメタロセン触媒は、シクロ
ペンタジエン環と遷移金属化合物の結合した主触媒と、
メチルアルモキサンあるいはアニオン種を助触媒とす
る。シクロペンタジエン環と遷移金属化合物の結合した
主触媒としては、下記に示す化合物が使用される。
【0018】
【化1】
【0019】助触媒のメチルアルモキサンあるいはアニ
オン種は、下記に示す化合物が使用される。
【0020】
【化2】
【0021】重合法としては、高圧重合法、ガス重合
法、溶液重合法の何れの重合法でも合成可能である。本
発明のポリオレフィン系重合体の分子量は、ポリプロピ
レン換算重量平均分子量(Mw)が4000〜2000
0(特に、6000〜15000)、ポリプロピレン換
算数平均分子量(Mn)が2000〜10000(特
に、3000〜8000)、ポリプロピレン換算重量平
均分子量(Mw)とポリプロピレン換算数平均分子量
(Mn)との比(Mw/Mn)が1.6〜3.5(特
に、1.8〜2.5)であることが好ましい。
【0022】すなわち、重量平均分子量(Mw)が40
00未満、あるいは数平均分子量(Mn)が2000未
満の小さ過ぎる場合は、低分子量成分が多くなり、融点
が低下して耐ブロッキング性が低下する傾向がある。更
に、トナー表面が軟化し易くなり、流動性付与の為に添
加される外添剤のトナー表面への埋め込みやキャリアあ
るいは現像器(スリーブ)表面に対する融着の問題が起
こり、耐久性の低下が発生する。逆に、Mwが2000
0、あるいはMnが10000を越えて大き過ぎる場合
は、低温定着性や耐巻き付き性が低下する傾向にある。
Mw/Mnが1.6未満の小さ過ぎる場合には、分子量
が狭くなる為、保存性が向上し、又、低エネルギでの定
着が可能となるが、このようなシャープな分子量分布を
有するポリオレフィン系重合体を製造するには、特殊な
分子量分別工程が必要であり、合成の安定性に欠ける問
題点を有している。逆に、Mw/Mnが3.5を越えて
大き過ぎる場合には、低分子量成分の含有率及び高分子
量成分の含有率が多くなり、保存性が低下したり、定着
性、特に巻き付き性の改善効果を発揮させることが出来
にくい。更に、樹脂中の低分子量ポリオレフィンの分散
性が低下し、帯電量分布の増加が発生し、転写率の低下
の問題が発生する。
【0023】本発明における分子量は、高温GPCを用
いて測定する。具体的には、溶媒として0.1%のアイ
オノールを添加したo−ジクロロベンゼンを使用し、1
35℃の温度条件で流出させ、示差屈折率検出器により
検出し、分子量を普遍校正法によるポリプロピレン絶対
分子量換算で求めた分子量である。又、本発明のポリオ
レフィン系重合体は、その融点が70℃以上、150℃
未満が好ましい。特に、75〜140℃が好ましい。7
0℃未満では、耐凝集性が悪くなる。150℃以上で
は、耐凝集性が確保できるが、定着性が劣る傾向があ
る。
【0024】融点は示差走査熱量計(DSC)「DSC
−7」(パーキンエルマー社製)により測定できる。具
体的には、5mgの試料を計り取り、アルミ製の試料パ
ンに封入する。この試料パンを0℃から100℃まで昇
温速度10℃/minで昇温し、その温度にて3分間放
置した後、降下温度10℃/minで0℃まで冷却す
る。次いで、このサンプルを再度昇温速度10℃/mi
nで100度まで昇温する。第2回目の昇温時の熱量変
化の吸熱ピークのピークトップ温度を融点とする。
【0025】本発明のポリオレフィン系重合体の添加量
は、樹脂に対してトナー中に0.5〜5.0重量%添加
されることが好ましい。特に好ましい範囲は1.0〜
4.0重量%である。すなわち、添加量が多すぎると、
トナー表面に存在する離型剤の量が増加し、流動性の低
下が発生し、逆に、添加量が少な過ぎると、定着におけ
る効果が発揮されない。
【0026】本発明で用いられるトナーは如何なるもの
でも良い。例えば、バインダ樹脂と着色剤(染料や顔
料)と必要な添加剤とを含有し、更に必要に応じて平均
粒径(体積平均粒径)が1〜30μm(好ましくは、5
〜15μm)の無機微粒子を添加したものである。着色
粒子を構成するバインダ樹脂は種々のものが用いられ
る。例えば、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレ
ン−アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂などが有る。
勿論、これ以外にも有る。着色粒子を構成する着色剤は
種々のものが用いられる。例えば、カーボンブラック、
ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコイルブルー、
クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイ
ルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロライ
ド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオクサ
レート、ローズベンガル等が有る。勿論、これ以外にも
有る。その他の添加剤として、例えばサリチル酸誘導体
やアゾ系金属錯体などの荷電制御剤、カルナバワックス
やアミドワックス等の定着性改良剤などが有る。又、無
機微粒子としてはシリカ、酸化チタン、酸化アルミニウ
ム、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム等の数
平均一次粒径が5〜1000nmのものが使用され、こ
れらは疎水化されていても良い。この無機微粒子の添加
量は着色粒子に対して0.1〜2.0wt%である。更
に、トナーにはクリーニング助剤として数平均一次粒径
が0.1〜2.0μmのスチレン−アクリル樹脂微粒子
やステアリン酸亜鉛のような高級脂肪酸金属塩を添加し
ても良い。このクリーニング助剤の添加量は着色粒子に
対して0.01〜1.0wt%である。
【0027】トナーはキャリアと混合され、二成分現像
剤として使用される。二成分現像剤を構成するキャリア
としては、鉄やフェライト等の磁性材料粒子のみで構成
される非被覆キャリア、磁性材料粒子表面を樹脂などに
よって被覆した樹脂被覆キャリア、あるいは樹脂と磁性
粉とを混合して得られる樹脂分散型キャリアいずれのも
のでも良い。キャリアの平均粒径は体積平均粒径で30
〜150μm程度が好ましい。
【0028】磁性トナーである場合には、該磁性トナー
のみにより一成分現像剤として使用される。すなわち、
着色剤として数平均一次粒径が0.1〜2.0μmのマ
グネタイト等が用いられる場合には、一成分現像剤とし
て使用される。このような場合、磁性体はトナー中に2
0〜60wt%添加される。又、本発明は、キャリアを
用いずに非磁性トナーのみで構成される非磁性一成分ト
ナーにも適用できる。
【0029】本発明で使用される好適な定着方法は、 定着ローラ(定着部材)を用いた熱ローラ定着方法 固定設置された加熱体と、該加熱体に対向して圧
接、かつ、回転し、フィルム材(定着部材)を介して記
録材を該加熱体に圧着させる加圧部材によりトナー像を
記録材上に加熱定着する定着方法 を挙げることが出来る。
【0030】前者の定着方式を図1を用いて説明する
と、表面2にテトラフルオロエチレンやポリテトラフル
オロエチレン−パーフルオロアルコキシビニルエーテル
共重合体等を被覆した鉄やアルミニウム等で構成される
金属シリンダ3内部に加熱源4を有する上ローラ1と、
シリコンゴム等で形成された下ローラ5とから構成され
るものが用いられる。詳しくは、加熱源4として線状の
ヒータを有し、上ローラ1の表面温度を約120〜20
0℃程度に加熱するものである。この上ローラ1と下ロ
ーラ5との間を樹脂と染料と離型剤(メタロセン触媒に
より合成された低分子量ポリオレフィン系重合体)から
なるトナー像7を担持した記録材6を通過させ、加熱源
4によりトナー像7を記録材6に熱定着させる。定着部
においては、上ローラ1と下ローラ5間に圧力を加え、
下ローラ5を変形させ、いわゆるニップを形成する。ニ
ップ幅としては1〜10mm、好ましくは1.5〜7m
mである。定着線速は40〜4000mm/secが好
ましい。ニップ幅が狭い場合には、熱を均一にトナーに
付与することが出来なくなり、定着ムラが発生する。逆
に、ニップ幅が広い場合には、樹脂の溶融が促進され、
定着オフセットが過多となる問題が有る。
【0031】後者の定着方式を図2を用いて説明する
と、装置に固定支持された低熱容量のライン状加熱体1
5、厚さにして0.2〜5.0mm、好ましくは0.5
〜3.5mm、幅10〜15mm、長手長240〜40
0mmのアルミナ基板17に抵抗材料を1.0〜2.5
mmに塗布したライン状加熱体15の両端より通電す
る。通電はDC100Vの周期25msecのパルス波
形で温度センサ16により制御された温度を、エネルギ
放出量に応じたパルス幅に変化させて与える。低熱容量
ライン状加熱体15において温度センサ16で検出され
た温度T1の場合、抵抗材料に対向する定着部材(フィ
ルム状部材14)の表面温度T2はT1よりも低い温度
となる。ここで、T1は120〜220℃が好ましく、
T2の温度はT1の温度と比較して0.5〜10℃低い
ことが好ましい。又、フィルム状部材14がトナー定着
表面より剥離する部分におけるフィルム状部材14の表
面温度T3はT2とほぼ同等である。このようにエネル
ギ制御・温度制御された加熱体に当接してフィルム状部
材14は記録材と同じ方向に移動する。このフィルム状
部材14としては、厚みにして10〜35μmの耐熱フ
ィルム、例えばポリエステル、ポリパーフロオロアルコ
キシビニルエーテル、ポリイミド、ポリエーテルイミド
等に少なくともテフロン等のフッ素樹脂に導電材を添加
した離型材層を5〜15μm被覆させたフィルム(好ま
しくはエンドレスフィルム)である。一般的には総厚1
0〜100μm、フィルム状部材14の駆動は駆動ロー
ラ11と従動ローラ12による駆動とテンションにより
矢印方向へシワ・ヨレがなく搬送される。定着線速は4
0〜400mm/secが好ましい。加圧部材(加圧ロ
ーラ13)はシリコンゴム等の離型性の高いゴム弾性層
を有し、総圧2〜30kgでフィルム状部材14を介し
てライン状加熱体15に加圧し、矢印方向に圧接回転す
る。このフィルム状部材14と加圧ローラ13との間を
樹脂と染料と離型剤(メタロセン触媒により合成された
低分子量ポリオレフィン系重合体)からなるトナー像を
担持した記録材を通過させることによってトナー像を記
録材に熱定着させる。
【0032】上記はエンドレスシートを用いた説明であ
るが、図3のようにシート送出し軸21及び巻取り軸2
2を使用し、有端のフィルム状部材24で有っても良
い。更に、内部に駆動ローラ等の支持ローラを有さない
単なる円筒状のものでも良い。すなわち、巻取り軸22
で巻き取られる有端フィルム状部材24は定着に伴って
少しずつ巻き取られ、この有端フィルム状部材24と加
圧ローラ13との間を樹脂と染料と離型剤(メタロセン
触媒により合成された低分子量ポリオレフィン系重合
体)からなるトナー像を担持した記録材を通過させるこ
とによってトナー像を記録材に熱定着させる。
【0033】上記定着装置には、必要に応じてクリーニ
ング機構が設けられる。例えば、シリコンオイルを含浸
させた含浸ローラ8を上ローラ1あるいはフィルム状部
材14,24に圧接させ、走行(定着)に伴い、極少量
のシリコンオイルが含浸ローラ8から上ローラ1あるい
はフィルム状部材14,24の表面に順に供給されるよ
うにしても良い。又、含浸ローラ8の代わりにパッドや
ウェッブ等を用いるようにしても良い。シリコンオイル
としては、耐熱性の高いものが使用され、ポリジメチル
シリコン、ポリフェニルメチルシリコン等が用いられ
る。特に、粘度(25℃)が1000〜100000c
pのものが用いられる。
【0034】
【実施例】
〔本発明離型剤−1〜本発明離型剤−4〕1リットルの
ステンレス製オートクレーブ中に、反応媒体として精製
したトルエン500mlを入れ、系内を窒素ガスで充分
置換する。重合触媒として、[Me2 Si(η5 −3−
Me2 5 2 2 ]ZrCl2 を濃度1×10-6〜2
×10-6mol、例示化合物−18のメチルアルミノキ
サンをAl/Zrの比が10000となるように窒素ガ
ス下で入れる。重合温度30℃で下記表−1に示すガス
状のモノマを3kgf/cm2 Gまで吹き込み、重合を
開始する。2時間重合した後、未反応モノマを除去し、
ポリマースラリからポリマを濾別し、洗浄、乾燥して本
発明の離型剤−1〜離型剤−4を得た。
【0035】〔比較用離型剤−1〜比較用離型剤−4〕
チーグラ・ナッタ触媒を用いて、通常の合成方法により
下記表−1に示す比較用離型剤−1〜比較用離型剤−4
を得た。尚、重量平均分子量(Mw)及び数平均分子量
(Mn)は、GPC−150C(WATERS社製)、
カラムとしてSHODEX HT−806を、溶媒とし
て0.1%のアイオノールを添加したo−ジクロロベン
ゼンを用い、温度=135℃、流速=1ml/minの
条件で測定されたものである。
【0036】又、融点(Tm)は、示差走査熱量計(D
SC)「DSC−7」(パーキンエルマー社製)により
測定される第2回目の昇温時の熱量変化の吸熱ピークの
ピークトップ温度である。 表−1 ポリオレフィン系重合体 Mw Mn Mw/Mn Tm 本発明離型剤-1 ポリプロピレン 6600 3000 2.2 80℃ 本発明離型剤-2 ポリエチレン 7000 3400 2.1 78℃ 本発明離型剤-3 ポリ(エチレン/ブテン) =85/15 9300 3870 2.4 110℃ 本発明離型剤-4 ポリプロピレン 13700 7200 1.9 133℃ 比較用離型剤-1 ポリプロピレン 8600 2270 3.8 135℃ 比較用離型剤-2 ポリエチレン 8500 2100 4.0 107℃ 比較用離型剤-3 ポリ(エチレン/ブテン) =85/15 12000 3100 3.9 121℃ 比較用離型剤-4 ポリプロピレン 14600 3260 4.5 150℃ 〔本発明トナー1〕スチレンアクリル樹脂100重量部
に対してカーボンブラック10重量部と本発明のポリオ
レフィン(本発明離型剤−1)を3重量部用い、常法に
従い、予備混合、混練、粉砕、分級し、体積平均粒径が
8.5μmの着色粒子を得た。次いで、疎水性シリカを
0.5重量%添加、混合し、本発明トナー1を得た。
【0037】〔本発明トナー2〕本発明トナー1におい
て、本発明離型剤−1の代わりに本発明離型剤−2を用
いた他は同様に行い、本発明トナー2を得た。 〔本発明トナー3〕本発明トナー1において、本発明離
型剤−1の代わりに本発明離型剤−3を用いた他は同様
に行い、本発明トナー3を得た。
【0038】〔本発明トナー4〕本発明トナー1におい
て、本発明離型剤−1の代わりに本発明離型剤−4を用
い、かつ、その量を5重量部とした他は同様に行い、本
発明トナー4を得た。 〔本発明トナー5〕本発明トナー1において、スチレン
アクリル樹脂の代わりにポリエステル樹脂を用いた他は
同様に行い、本発明トナー5を得た。
【0039】〔本発明トナー6〕本発明トナー1におい
て、スチレンアクリル樹脂の代わりにスチレン−ブタジ
エン樹脂を用いた他は同様に行い、本発明トナー6を得
た。 〔本発明トナー7〕本発明トナー1において、カーボン
ブラック10重量部の代わりに数平均粒子径が.25μ
mのマグネタイトを55重量部用いた他は同様に行い、
本発明トナー7を得た。
【0040】〔比較用トナー1〕本発明トナー1におい
て、本発明離型剤−1の代わりに比較用離型剤−1を用
いた他は同様に行い、比較用トナー1を得た。 〔比較用トナー2〕本発明トナー1において、本発明離
型剤−1の代わりに比較用離型剤−2を用いた他は同様
に行い、比較用トナー2を得た。
【0041】〔比較用トナー3〕本発明トナー1におい
て、本発明離型剤−1の代わりに比較用離型剤−3を用
いた他は同様に行い、比較用トナー3を得た。 〔比較用トナー4〕本発明トナー1において、本発明離
型剤−1の代わりに比較用離型剤−4を用いた他は同様
に行い、比較用トナー4を得た。
【0042】〔現像剤〕本発明トナー1〜本発明トナー
6、及び比較用トナー1〜比較用トナー4の各々とフッ
素系樹脂を被覆したフェライトキャリア(体積平均粒径
=65μm)とを混合し、トナー濃度が5%の現像剤を
調整し、本発明現像剤1〜本発明現像剤6、及び比較用
現像剤1〜比較用現像剤4を得た。
【0043】トナー7は、磁性現像剤であるから、この
まま使用した。 〔定着〕本発明現像剤1〜本発明現像剤6、及び比較用
現像剤1〜比較用現像剤4は、二成分現像剤であるか
ら、有機感光体を有するコニカ製複写機コニカ3035
を用いて画像評価を実施した。
【0044】トナー7については、コニカ製レーザービ
ームプリンタLP−3110を用いて画像評価を実施し
た。尚、定着部分の詳細は下記の通りである。 図1に示す如くの熱ローラ定着機を用いた。すなわ
ち、表面をテトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体で被覆した直径30mmφ
のヒータを中央部に内蔵した円柱状の鉄を上ローラとし
て有し、表面が同様にテトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルエーテル共重合体で被覆したシリコンゴ
ムで構成された直径30mmφの下ローラを有してい
る。線圧は0.8kg/cmに設定され、ニップ幅は
4.3mmとした。この定着機を使用して、印字の線速
を250mm/secに設定した。定着機にクリーニン
グ機構は設置していない。定着機の表面温度を可変(1
10〜220℃)とした。 図2に示す如く、エンドレスシート定着機を用い、
定着条件を下記のように設定した。
【0045】 定着条件:加熱体温度T1=110〜220℃ フィルム材速度=250mm/sec 加熱体・加圧ローラ間総圧=15kg 加圧ローラ・フィルム材間ニップ=3mm フィルム材:表面に導電性物質を分散したポリテトラフ
ルオロエチレンを被覆した厚み15μmのポリイミドフ
ィルム 〔評価〕 ・巻き付き性評価 先端部から1mmの位置に幅40mmのベタ黒画像を印
字し、定着上ローラに対する巻き付き状態を評価した。
定着の温度を110℃より5℃単位で上昇させ、巻き付
きが発生しなくなる温度を評価した。 ・転写率評価 5%の印字密度を有する文字画像を用いて20℃/50
%RHの環境条件で、100枚連続で印字し、転写率を
消費したトナーと未転写で感光体から回収されたトナー
量から算出した。 ・顔料分散状態評価 本発明トナー1〜本発明トナー6、及び比較用トナー1
〜比較用トナー4については、カーボンブラックの分散
状態を評価した。この場合、透過型電子顕微鏡で観察
し、1μm以上の凝集体の有無を評価した。 ・耐久性及び定着パッドの汚れ評価 前述の定着機に20℃の粘度が10000cpのポリジ
メチルシリコンからなるオイルを含浸させた定着パッド
を装着し、上記現像剤を用いて5%の画素率の線画像を
33℃/80%RHの環境下で10万枚印字し、初期と
終了時のベタ黒画像の濃度を測定した。濃度はマクベス
社製のRD−918を用いて絶対反射濃度をベタ黒画像
の12カ所を測定した平均値で求めた。更に、定着パッ
ド自体の汚れについて目視で判定した。 ・トナー凝集性 トナー2gをサンプル管にとり、タッピングデンサーで
500回タッピングした後、60℃、20%RH下で2
時間放置する。これを48メッシュの篩いに入れ、一定
の振動を与えて篩い、メッシュ上に残留したトナー量の
割合を測定し、トナー凝集率とした。凝集率が15wt
%未満を◎(非常に良好)、15〜45wt%を○(良
好)、45〜60wt%を△(使用可能)、60wt%
を越える場合を×(使用不可)とした。
【0046】これらの結果を表−2および表−3に示
す。 表−2 巻 付 性 評 価 転写率 顔料分散性評価 ロール フィルム (%) 本発明トナー1 発生せず 発生せず 84 凝集体なし 本発明トナー2 発生せず 発生せず 83 凝集体なし 本発明トナー3 発生せず 発生せず 87 凝集体なし 本発明トナー4 発生せず 発生せず 86 凝集体なし 本発明トナー5 発生せず 発生せず 86 凝集体なし 本発明トナー6 発生せず 発生せず 83 凝集体なし 本発明トナー7 発生せず 発生せず 83 凝集体なし 比較用トナー1 115℃ 120℃ 67 凝集体あり 比較用トナー2 120℃ 120℃ 68 凝集体あり 比較用トナー3 120℃ 120℃ 73 凝集体あり 比較用トナー4 140℃ 145℃ 72 凝集体あり 表−3 画 像 濃 度 定着パッド汚れ 凝集性 初期 10万枚後 本発明トナー1 1.38 1.37 殆どなし ○ 本発明トナー2 1.37 1.36 殆どなし ○ 本発明トナー3 1.37 1.34 少ない ◎ 本発明トナー4 1.36 1.33 少ない ◎ 本発明トナー5 1.38 1.36 少ない ◎ 本発明トナー6 1.38 1.37 殆どなし ◎ 本発明トナー7 1.39 1.38 殆どなし ◎ 比較用トナー1 1.38 1.16 かなり目立つ × 比較用トナー2 1.38 1.17 かなり目立つ × 比較用トナー3 1.38 1.14 かなり目立つ △ 比較用トナー4 1.38 1.11 かなり目立つ △
【0047】
【効果】保存性が良好で、オフセットの発生が少なく、
更には巻き付き現象が発生し難く、良好な画像が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】定着装置の概略図
【図2】定着装置の概略図
【図3】定着装置の概略図
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−41235(JP,A) 特開 平6−324513(JP,A) 特開 平3−197516(JP,A) 特開 平6−222610(JP,A) 特開 平4−360153(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08 365 C08F 10/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも樹脂と着色剤と離型剤とから
    なるトナーにおいて、 該離型剤に、 メタロセン触媒により合成され、かつ、ポリプロピレン
    換算重量平均分子量(Mw)が6000〜15000
    ポリプロピレン換算数平均分子量(Mn)が3000〜
    8000、Mw/Mnが1.6〜3.5であり、しかも
    融点が70℃以上、150℃未満である低分子量ポリオ
    レフィン系重合体を用いたことを特徴とするトナー。
  2. 【請求項2】 低分子量ポリオレフィン系重合体が樹脂
    に対してトナー中に0.5〜5.0重量%含まれること
    を特徴とする請求項1のトナー。
  3. 【請求項3】 固定設置された加熱体と、該加熱体に対
    向して圧接、かつ、回転し、フィルム材を介して記録材
    を該加熱体に圧着させる加圧部材によりトナー像を記録
    材上に加熱定着する定着方法であって、 前記トナーが請求項1又は請求項2記載のトナーである
    ことを特徴とする定着方法。
  4. 【請求項4】 定着ローラを用いた熱ローラ定着方法に
    よりトナー像を記録材上に加熱定着する定着方法であっ
    て、 前記トナーが請求項1又は請求項2記載のトナーである
    ことを特徴とする定着方法。
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