JP3725645B2 - 枠体の仕切り構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビルの屋上、店舗用の建築物の屋根や庇、高層住宅用の建築物のエントランス、バス停や連絡通路のシェルターの頂部等に設置され、明かり採りとして、若しくは天窓として使用する両流れで切り妻形状のトップライトの妻面の枠体、その他の建築用、構築用の枠体の仕切り構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、建築物、構築物の屋根や庇等において使用されているトップライトは、多種の構造のものが知られている。例えば片流れ若しくは両流れで切り妻形状のもの、多角錐形状のもの等があり、夫々において特有の部材を組み立てた個別の構造となっている。
そして、両流れで切り妻形状のトップライトは、前後の妻側において、妻面の左右のたる木のなす角度が、寸法や形状によって全く相違する。
したがって、従来の両流れで切り妻形状のトップライトにおいては、パネルを嵌め付け易くするために前後の妻面を左右に仕切る場合、仕切り材の上端に、左右の妻面たる木の内側のなす角度に対応する部品を取り付けて、部品の表面を妻面たる木の内側にあてがってボルトやビス等で固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、妻側の枠体において頂部のなす角度に対応する部品を仕切り材の先端に取り付けなければならないし、しかも、角度が相違する多種類の部品を準備しておかなければ、取り付けることができない。また、建築、構築現場において仕切り材の上端を切断加工したり部品を仕切り材に取り付けることは、それだけ作業手間が増えるので時間を費やすことになり、建築、構築時間が長引くばかりでなく、コスト高にもなる。
したがって従来から、例えば両流れで切り妻形状のトップライトにおいて、前後の妻側の枠体を規格化された縦仕切り部材によってきわめて簡単に仕切る構造や手段が要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記従来の欠点に鑑み、また従来からの要望に対応させるために提案されたもので、3本以上の部材によって枠体が組み立てられ、前記枠体において2本の部材が180度以下の角度で交差する隅角部分の内側に先端部を臨ませる仕切り部材を、表面部及び前記表面部の後面に一体に設けた中空枠部とにより構成し、前記表面部の先端部を前記交差する部分の内面に接触しない形状に切断処理されているとともに、前記中空枠部の上端に、縦片及び前記縦片の上端に弧状片を設けた支持具を取り付けて交差する部分の部材の内面に止着してなる枠体の仕切り構造である。
【0005】
また本発明によれば、前記支持具の弧状片には、弧状面に沿って長孔を開設してある構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を、枠体として建築物用、構築物用のトップライトとして利用した場合の実施の形態を図面に基づいて説明する。
建築物用、構築物用のトップライト1は、四辺形状の下枠部2と、前記下枠部2から斜め上方に向って設ける左右の複数本のたる木3と、前記左右のたる木3の頂部に位置する棟木4とを組んだ両流れの切り妻形状で、前後には前記下枠部2の前後の部分を構成する妻面下枠部材5と、傾斜する左右の妻面たる木6とによって囲まれる二等辺三角形状の妻面7が構成される。したがって、前記左右の妻面たる木6が本発明における180度以下の角度で交差する部材に相当するとともに、妻面7が本発明における枠体に相当する。また、左右の妻面たる木6が交差する頂部は、本発明における隅角部分に相当する。
【0007】
前記妻面7を左右に仕切るための縦仕切り部材8は、妻面7の中央において縦方向に位置し、この縦仕切り部材8が本発明の仕切り部材に相当する。
【0008】
前記縦仕切り部材8は、アルミニウム等の金属の押し出し成形部材からなり、縦長な表面部9と、前記表面部9の後面に一体に設けた中空枠部10とにより構成し、前記表面部9の両側縁には後方に折曲する側片11を一体に設ける。
【0009】
そして、前記縦仕切り部材8の上端には、支持具12を取り付ける。
前記支持具12は、縦片13の上端に前向きに屈曲する連結片14を介して横向きの弧状片15を一体に設けた構成で、前記弧状片15には、弧状面に沿って長孔16が開設されている。
【0010】
前記トップライト1はあらかじめ下枠部2、たる木3及び棟木4によって組み立てられているので、妻面7の中央位置に縦仕切り部材8を縦方向に取り付けるには、縦仕切り部材8をあらかじめ妻面7の中央の高さに相当する長さに切断する。
【0011】
そして、縦仕切り部材8の上端部を、左右の妻面たる木6の頂部のなす角度にほぼ一致する程度の角度であって両流れの矢印状に切断するとともに、中空枠部10の内部に支持具12の縦片13を上から挿着して中空枠部10の後側内面に当接させ、中空枠部10の後側から止着するタップビス17によって、弧状片15が縦仕切り部材8の上端に位置するように支持具12を固定する。
しかし、縦仕切り部材8の上端部の切断形状は、妻面たる木6の頂部の内面に接触しない限り、円弧状であってもその他の形状であってもよい。
【0012】
この作業によって、縦仕切り部材8の上端に支持具12が固定されるので、縦仕切り部材8を妻面7の空部の中央に縦方向に位置させ、縦仕切り部材8の下端部を妻面下枠部材5にビスで止着して弧状片15を妻面7の頂部内面に臨ませ、弧状片15の下側から長孔16に通すタップビス18を妻面たる木6の下面に打ち込む。
【0013】
したがって、縦仕切り部材8は妻面7の中央位置において上下が固定されるので安定して縦方向に支持されて妻面7を左右に仕切ることができ、左右に仕切られる直角三角形状の妻面7の空間にガラス等のパネルを取り付けたり、開閉窓を取り付けて採光、換気作用を機能させることができる。
【0014】
そして、縦仕切り部材8の上端に設けた支持具12の弧状片15によって、左右の妻面たる木6の頂部における角度が相違しても、長孔16によって適正な状態で固定することができるので、縦仕切り部材8と支持具12を使用するだけでトップライト1がどのような寸法や形状であっても安定して縦仕切り部材8を固定することができる。また、支持具12の固定位置を縦片13の長さ分だけ上下に調整することができるので、縦仕切り部材8の切断寸法に誤差があったとしてもただちに対応することができる。
【0015】
以上本発明を図面に示す実施の形態に基づいて説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどのような構成でも実施することができる。
例えば、弧状片15に長孔16を設けないで、弧状片15の内面からタップビスを妻面たる木6の下面に直接打ち込むようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上要するに本発明は、3本以上の部材によって枠体が組み立てられ、前記枠体において2本の部材が180度以下の角度で交差する隅角部分の内側に先端部を臨ませる仕切り部材を、表面部及び前記表面部の後面に一体に設けた中空枠部とにより構成し、前記表面部の先端部を前記交差する部分の内面に接触しない形状に切断処理されているとともに、前記中空枠部の上端に、縦片及び前記縦片の上端に弧状片を設けた支持具を取り付けて交差する部分の部材の内面に止着してなる構成である。
したがって、本発明における枠体としてのトップライトがどのような形状や寸法であっても、規格化された縦仕切り部材を使用して、きわめて簡単に縦仕切り部材を妻面に固定することができる。このため、トップライトの設置作業や組立作業がきわめて簡単となり、建築物や構築物の作業も軽減することができるばかりでなく、多種類の支持具を用意する必要がないし、使用に際して多種類の支持具から最適の支持具を選択して使用する煩わしさがない。
更に、使用する部材が縦仕切り部材と支持具だけであって部品数が少数であるから、きわめて低廉に供することができ、実用的価値の高いトップライトを提供することができる。
【0017】
しかも、弧状片に長孔を開設することにより、妻面たる木に対するビス止めを容易にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトップライトを示す概略斜視図である。
【図2】トップライトの妻面の一部を欠截した正面図である。
【図3】縦仕切り部材の上端部分の一部を欠截した拡大正面図である。
【図4】縦仕切り部材の上端部の平面図である。
【図5】支持具の斜視図である。
【符号の説明】
1 トップライト
2 下枠部
3 たる木
4 棟木
5 妻面下枠部材
6 妻面たる木
7 妻面
8 縦仕切り部材
9 表面部
10 中空枠部
11 側片
12 支持具
13 縦片
14 連結片
15 弧状片
16 長孔

Claims (2)

  1. 3本以上の部材によって枠体が組み立てられ、前記枠体において2本の部材が180度以下の角度で交差する隅角部分の内側に先端部を臨ませる仕切り部材を、表面部及び前記表面部の後面に一体に設けた中空枠部とにより構成し、前記表面部の先端部を前記交差する部分の内面に接触しない形状に切断処理されているとともに、前記中空枠部の上端に、縦片及び前記縦片の上端に弧状片を設けた支持具を取り付けて交差する部分の部材の内面に止着してなる枠体の仕切り構造。
  2. 支持具の弧状片に、弧状面に沿って長孔を開設してある請求項1に記載の枠体の仕切り構造。
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