JP3701639B2 - 電動機のリードフレーム及びこれを用いた配電部品 - Google Patents

電動機のリードフレーム及びこれを用いた配電部品 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばハイブリット車両等に用いられる電動機のモータコイルの結線に供されるリードフレーム及びこれを用いた配電部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モータコイルの結線に供される配電部品は、例えば以下のように製作されている。
まず、図16(a)に示すように、所望の大きさにカットされた銅版44を用意し、この銅板44にプレス打ち抜き工程を施すことで、図16(b)に示すフレームパーツ46U,46V,46Wを形成する。次いで、これらフレームパーツ46U,46V,46Wにそれぞれベンド加工等を施すことで、図16(c)に示すリードフレーム41U,41V,41Wを形成する。そして、これら各リードフレーム41U,41V,41Wを、互いに間隙を有するように積層した状態でモールド金型にセットして、射出成形によりモールド樹脂(エンジニアリングプラスチック)をモールドすることで、各リードフレームが絶縁状態で一体化されて配電部品が製作されている。この類似構造は、例えば特開2001−25198号公報に示されている。
【0003】
前記モータコイル(図示せず)は、各リードフレーム41に形成された端子部42に、接続用部品等を介して、ヒュージング(スポット溶接)、あるいははんだ付け等により接続されている。また、前記モールド樹脂には、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、あるいは液晶ポリマー(LCP)等が用いられている。図示の例では、U相、V相、W相用に各々6個の端子部42が設けられることとなる。なお、43はU相、V相、W相用の各リードフレームに電流を供給するための給電端子部を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えばステータの直径が150mm以上となるような大型モータにおいては、これに用いられる前記配電部品も大型化すると共に通電電流が増加するため、このようなモータを運転した場合、各リードフレーム41U,41V,41Wの温度が上昇し、これに伴い前記モールド樹脂の温度も上昇することとなる。モールド樹脂は高い射出圧力により成形されているため、リードフレームに密着した一体構造となっており、したがって配電部品が熱により変形した場合、銅製のリードフレームとモールド樹脂との熱膨張係数の差により相互間に大きな歪みが発生してしまうという問題がある。
【0005】
また、図16(b)に示すように、銅板44をプレス打ち抜き又は切断加工することでリードフレーム41U,41V,41Wを形成する場合、廃材部45が大きく材料ロスが多いため、歩留まりが悪く製品コストが上昇してしまうという問題がある。特に、配電部品が大型になると、銅版44の大きさ及び厚さが増加してしまい、材料ロスの発生が顕著である。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、製造時の材料ロスを抑えると共に熱膨張による歪を抑えるリードフレーム及びそれを用いた配電部品を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、同一相のモータコイル(例えば実施の形態におけるモータコイル8)を結線するリードフレーム(例えば実施の形態におけるリードフレーム140U,140V,140W)を備えた電動機の配電部品において、前記リードフレームが、少なくとも一本の導線に絶縁材を被覆してなる線状導体(例えば実施の形態における単線導体28b)からリング状に一体形成され、かつその内側に向けて突出して前記モータコイルの巻線端と接続される端子部(例えば実施の形態における端子部121)が曲げ加工により形成され、このようなリードフレームを少なくともU相、V相、W相毎に互いに中心軸方向で重なるように設け、これら複数のリードフレームが、互いに重なった状態で部分的に設けられた固定手段(例えば実施の形態における固定パーツ26,27、モールド樹脂23,123)により固定され一体化されてなることを特徴とする。
この構成によれば、線状導体を曲げ加工することでリング状のリードフレームを一体成形することが可能となる。また、端子部のみ被覆を剥して線状導体を露出させ、他の部分を絶縁材で被覆しておくことが可能となる。
しかも、複数の相に対応するリードフレームを一体に取り扱うことが可能となる。また、部分的に固定されることで、各リードフレームの伸縮を許容することが可能となる。
【0008】
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の電動機の配電部品であって、前記モータコイルの配列方向に沿って円環状に形成され、前記端子部が径方向内側に突出するU字形状に形成されると共に前記モータコイル毎に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、モータコイルの巻線端とリードフレームの端子部とを対応させて結合することが可能となる。また、モータコイルの巻線端と端子部との結合部分にシール材を充填して封止する際に、U字形状の側辺部分が流れ止めとなりシール材をせき止めることが可能となる。
【0009】
請求項3に記載した発明は、同一相のモータコイル(例えば実施の形態におけるモータコイル8)を結線するリードフレーム(例えば実施の形態におけるリードフレーム140U,140V,140W)を備えた電動機の配電部品において、前記リードフレームが、絶縁材で被覆された線状導体(例えば実施の形態における単線導体28b)からなり、前記モータコイルの配列方向に沿ってリング状に形成されると共に、相似形状をなす複数のフレームパーツ(例えば実施の形態におけるフレームパーツ28)に分割可能に構成され、かつその内側に向けて突出する屈曲部(例えば実施の形態における屈曲部29)が前記各フレームパーツの両端部に形成され、隣接する屈曲部同士がモータコイルの巻線端を挟み込んで結合可能とされ、このようなリードフレームを少なくともU相、V相、W相毎に互いに中心軸方向で重なるように設け、これら複数のリードフレームが、互いに重なった状態で部分的に設けられた固定手段により固定され一体化されてなることを特徴とする。
この構成によれば、線状導体を曲げ加工することでリードフレームを成形することが可能となる。また、端子部のみ被覆を剥して線状導体を露出させ、他の部分を絶縁材で被覆しておくことが可能となる。さらに、フレームパーツの屈曲部によりモータコイルの巻線端を挟んで仮固定することが可能となる。
しかも、複数の相に対応するリードフレームを一体に取り扱うことが可能となる。また、部分的に固定されることで、各リードフレームの伸縮を許容することが可能となる。
【0010】
請求項4に記載した発明は、請求項3に記載の電動機の配電部品であって、前記フレームパーツの屈曲部が各モータコイルに対応する位置に設けられ、隣接する屈曲部同士が、前記モータコイルの巻線端と屈曲部との結合と同様の方法で結合されていることを特徴とする。
この構成によれば、モータコイルの巻線端とフレームパーツの屈曲部とを対応させて結合できると共に、各フレームパーツ同士の結合と、フレームパーツの屈曲部とモータコイルの巻線端との結合とを同時に行うことが可能となる。また、リードフレームの屈曲部とモータコイルの巻線端とを直接結合することが可能となる。
【0011】
請求項5に記載した発明は、請求項4に記載の電動機の配電部品であって、隣接する前記フレームパーツの屈曲部同士が、前記モータコイルの巻線端と屈曲部との結合と同様、はんだ付けにより結合されていることを特徴とする。
この構成によれば、各フレームパーツ同士の結合と、フレームパーツの屈曲部とモータコイルの巻線端との結合とを、はんだ付けにより同時に行うことが可能となる。
【0012】
請求項6に記載した発明は、請求項4に記載の電動機の配線部品であって、隣接する前記フレームパーツの屈曲部同士が、前記モータコイルの巻線端と屈曲部との結合と同様、ヒュージング溶接により結合されていることを特徴とする。
この構成によれば、各フレームパーツ同士の結合と、フレームパーツの屈曲部とモータコイルの巻線端との結合とを、ヒュージング溶接により同時に行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の第一の実施の形態を図1から図10に基づいて説明する。
図1に示すモータ(電動機)1はハイブリット車両に用いられるもので、内燃エンジン2のクランクシャフト3及びトランスミッション4と軸線Cを共有するように配置されるものである。モータ1のロータ5はエンジン2のクランクシャフト3及びトランスミッション4に連結され、ハウジング6を介してエンジン2に固定されるステータ7に対して回転可能とされている。そして、モータ1が電力の供給を受けてエンジン2を駆動補助すると共に、車両減速時には運動エネルギーの一部を電力に回生できるようになっている。
ここで、モータ1は三相交流型とされ、ステータ7に設けられた複数のモータコイル8がU相、V相、W相に対応するように配電部品20によって結線されている。この配電部品20には各相に対応する給電端子部22が設けられ、この給電端子部22がハウジング6上部に設けられたターミナルホルダ6aに導かれて各相のターミナル6bに接続されている。
【0015】
図2に示すように、ステータ7は、円周方向に沿って配列される複数のステータコア部9を備えている。ステータコア部9には、径方向内側に向かって突出形成され、この突出部分に絶縁性のインシュレータ11を介して導線が巻回されることで、複数のモータコイル8が円周方向に沿って配列されることとなる。
各モータコイル8の内周側の部位には、2箇所のかしめ部を有する導線性の結線パーツ13がインシュレータ11に取り付けられ、この結線パーツ13の一方のかしめ部でモータコイル8の導線が固定されると共に、他方のかしめ部で隣接するモータコイル8の導線端14が固定されている。これにより、モータコイル8の内周側の導線端14が全周に渡って結線され、その一部を図示しないアース端子に接続することで、各モータコイル8の中点接続がなされている。
また、モータコイル8の外周側の部位には、ステータ7の外周に沿うように配電部品20が設けられ、この配電部品20により各モータコイル8の外周側の導線端15が同一相毎に結線されて、前記ターミナル6bからU相、V相、W相の励磁電流がモータコイル8に供給されるようになっている。
【0016】
図3に示すように、配電部品20は円環状をなしており、径方向に沿って内側に突出する複数(この実施の形態では24箇所)の端子部21と、径方向外側に向かって形成される3相の給電端子部22とを有している。
各端子部21は、U相に対応する端子部21U、V相に対応する端子部21V及びW相に対応する端子部21Wとに割当てられ、これら各端子部21が、図3において右周りにU相、V相、W相の順で連続して並びながら円周方向で等間隔に配列されている。また、給電端子部22は、U相に対応する給電端子部22U、V相に対応する給電端子部22V及びW相に対応する給電端子部22Wに割当てられ、各々所定の経路に沿って前記ターミナルホルダ6aに導かれるように形成されている。
【0017】
そして、配電部品20は、部分的にモールド樹脂(固定手段)23により一体化された複数(この実施の形態においては7個)のアッセンブリーパーツ24と、給電端子部22が接続される給電パーツアッシ25との合計8つの相似形状部品に分割可能に構成されると共に、これらが固定パーツ(固定手段)26,27により部分的に連結されて一体化されている。
【0018】
図4、図5に示すように、アッセンブリーパーツ24は、円弧状に形成される3本のフレームパーツ28を軸線Cに沿うように重ねて、それらの一部分をモールド樹脂23により一体に連結したものである。各フレームパーツ28は、単線導体(線状導体)28bが絶縁材28aで被覆された絶縁電線からなり、配電部品20の形状に沿うように成形され、その両端部が径方向内側に屈曲成形されて一対の屈曲部29が形成されている。ここで、前記絶縁電線としては、直径が1〜5mmの銅線に絶縁膜を被覆したものであることが望ましい。
【0019】
各屈曲部29には絶縁材28aを剥すストリップ加工が施され、その先端側の単線導体28bを露出させている。アッセンブリーパーツ24の各フレームパーツ28は、図5において上段側からU相に対応するフレームパーツ28U、V相に対応するフレームパーツ28V及びW相に対応するフレームパーツ28Wとされ、フレームパーツ28Uに対してフレームパーツ28Vが右側に、さらにフレームパーツ28Vに対してフレームパーツ28Wが右側に、各々円周方向に沿って位置を変化させるように重なっている。
また、各フレームパーツ28の屈曲部29を、図4において左側から屈曲部29UL、屈曲部29VL、屈曲部29WL、屈曲部29UR、屈曲部29VR、屈曲部29WRとすると、屈曲部29WLと屈曲部29URとの間のみ3本のフレームパーツ28が重なった状態となり、この部分にモールド樹脂23を設けることで、各フレームパーツ28が一体に固定されている。
【0020】
そして、複数のアッセンブリーパーツ24を、各相に対応するフレームパーツ28がリング状に並ぶように配置すると、隣接するアッセンブリーパーツ24同士の屈曲部29ULと屈曲部29URとが、また屈曲部29VLと屈曲部29VRとが、また屈曲部29WLと屈曲部29WRとが、各々モータコイル8の導線径に対応する間隙を有して平行に並ぶようになっており、これらが配電部品20の各相に対応する前記端子部21U,21V,21Wを形成するようになっている(図3参照)。
【0021】
図6に示すように、配電部品20の給電パーツアッシ25は、前記アッセンブリーパーツ24に対して、各相に対応する給電端子部22U,22V,22Wを備えた構成となっている。具体的には、給電パーツ31Uが、フレームパーツ28Uに対して、屈曲部29WLと屈曲部29URとの中間部分が分割され、2本の単線導体端が径方向外側に向かって平行に延出されてなる給電端子部22Uを備えた相似形状をなしている。同様に、給電パーツ31Vが、フレームパーツ28Vに対して給電端子部22Vを備えており、給電パーツ31Wが、フレームパーツ28Wに対して給電端子部31Wを備えている。
そして、これら給電パーツ31U,31V,31Wによって給電パーツアッシ25が形成されている。なお、各給電端子部22U,22V,22Wの先端側は絶縁材28aが剥され、露出した単線導体28bに端子Tが装着されている。また、給電パーツアッシ25にはモールド樹脂23が設けられていない。
【0022】
図7に示すように、固定パーツ26は、各相のフレームパーツ28U,28V,28Wを覆うように形成されたコの字断面を有する本体部32と、本体部32のコの字断面を閉塞するように形成された蓋部33とにより構成されている。本体部32の底壁34にはV相の端子部21Vに対応する挿通孔35が設けられ、この挿通孔35に端子部21Vを挿通させた状態で本体部32をフレームパーツ28に装着可能となっている。蓋部33の本体部32側の面は各相のフレームパーツ28U,28V,28Wの外形に対応するように形成されており、この蓋部33と本体部32とにより各相のフレームパーツ28U,28V,28Wを挟み込んで、本体部32に設けられた係止部36に蓋部33の爪部37を係止することで、各アッセンブリーパーツ24及び給電パーツアッシ25を連結可能となっている。
【0023】
なお、図8に示すように、U相の給電端子部22Uが設けられる部位には固定パーツ27が装着されている。この固定パーツ27は、本体部32に対して挿通孔35を有さない本体部32’と、蓋部33に対して給電端子部22Uを避けるための切り欠き38が設けられた蓋部33’により構成されている。
そして、アッセンブリーパーツ24及び給電パーツアッシ25を円環状に配置し、これらを固定パーツ26,27によって部分的に連結して、配電部品20が一体に固定されるようになっている。
【0024】
このように円環状に形成された配電部品20がステータ7に取り付けられて、各相に対応する端子部21及びモータコイル8の導線端15をはんだ付けにより直接結合することで、同一相毎に結線されている。このとき、端子部21を形成するフレームパーツ28の屈曲部29間には、モータコイル8の導線径に対応する間隙が設けられているため、図9に示すように、この間隙に軸線Cに沿うように折り曲げられた導線端15を挟んで仮固定することができる。この状態ではんだ付けを行うことができるため、モータコイル8の配電部品20への結線作業が容易になると共に、配電部品20の同一相のフレームパーツ28同士の結合を同時に行えるようになっている。また、端子部21とモータコイル8の導線端15とが直接結合されているため、モータコイル8の内周側の中点接続で用いられる結線パーツ13のような接続用部品が必要ない。
【0025】
そして、同一相のフレームパーツ28が結合されることで、図10に示すように、U相、V相、W相毎に一体化されたリング状のリードフレーム40U,40V,40Wが形成されている。つまり、リードフレーム40Uは、相似形状をなす複数のフレームパーツ28U及び給電パーツ31Uで形成され、同様に、リードフレーム40Vはフレームパーツ28V及び給電パーツ31Vで形成され、リードフレーム40Wはフレームパーツ28W及び給電パーツ31Wで形成されている。また、各相のリードフレーム40U,40V,40Wは、各々同一相の端子部21U,21V,21Wを有すると共に、各端子部21を除いて絶縁材28aで被覆された単線導体28bから形成されている。
【0026】
これら各相のリードフレーム40U,40V,40Wが軸線C方向で重なり、部分的に固定されて配電部品20が形成されている。ここで、絶縁材が剥された各端子部21は円周方向で所定の間隔を経て配置され、端子部21を除く他の部分は絶縁材で被覆されているため、各相のリードフレーム40U,40V,40Wは互いに電気的に絶縁された状態となっている。
【0027】
上述した第一の実施の形態によれば、単線導体を曲げ加工してなるフレームパーツ28を複数連結することで、リング状のリードフレーム40U,40V,40Wを形成することが可能となるため、例えばリードフレームをプレス加工により形成するような場合に比べて材料ロスがほとんど発生せず、材料の歩留りを大幅に向上させることができる。
【0028】
また、配電部品20が、単線導体に絶縁被覆を施した絶縁電線であるため、端子部21のみストリップ加工を施して絶縁材を剥すようにし、一般部分は絶縁材で被覆された状態とすることができる。各相のリードフレーム40U,40V,40Wが互いに絶縁された状態であれば、各リードフレーム40U,40V,40Wはモータコイル8との結線作業を効率よく行うために一体化されていればよく、部分的にモールド樹脂23及び固定パーツ26,27を用いるだけでよい。したがって、各リードフレーム40U,40V,40W同士の絶縁及び一体化のために配電部品20全体をモールド加工する必要がなく、激しい通電サイクルによりリードフレーム40U,40V,40Wに伸縮が発生してもその変形を許容することができる。
【0029】
次に、この発明の第二の実施の形態を、図1、図2を援用し図11から図15に基づいて説明する。なお、上述した第一の実施の形態と同一部位に同一符号を付して説明を省略する。
図11に示す配電部品120は、前記配電部品20と同様、円環状をなす部材であり、径方向内側に突出する複数(この実施の形態では24箇所)の端子部121と、径方向外側に向かって形成される3相の給電端子部122とを有している。
【0030】
各端子部121は、径方向に沿う一対の側辺部121’を有するU字状に形成されている。そして、これら各端子部121が、U相に対応する端子部121U、V相に対応する端子部121V及びW相に対応する端子部121Wとに割当てられ、図11において右周りにU相、V相、W相の順で連続して並びながら円周方向で等間隔に配列されている。また、給電端子部122は、U相に対応する給電端子部122U、V相に対応する給電端子部122V及びW相に対応する給電端子部122Wに割当てられ、各々所定の経路に沿って前記ターミナルホルダ6aに導かれるように形成されている。
そして、配電部品120は、各相に対応するリング状のリードフレーム140U,140V,140Wを軸線C方向で重ねて、モールド樹脂(固定手段)123により部分的に連結することで一体に固定されている。
【0031】
リードフレーム140Uは、前記フレームパーツ28と同様、単線導体28bが絶縁材28aで被覆された絶縁電線を円環状に成形したものであり、図12に示すように、リードフレーム140Uの複数箇所(この実施の形態では8箇所)が径方向内側に向かって屈曲成形されて端子部121Uが形成されている。また、一端子部121Uの近傍には絶縁電線の継ぎ目が設けられ、この継ぎ目から径方向外側に向かう給電端子部122Uが形成されている。
【0032】
なお、リードフレーム140V,140Wはリードフレーム140Uと同様の構成を有しているが、リードフレーム140Vは端子部121V及び給電端子部122Vを備え、リードフレーム140Wは端子部121W及び給電端子部122Wを備えている点でリードフレーム140Uと異なる(いずれも図示略)。
各端子部121U,121V,121Wにはストリップ加工が施され、屈曲成形部分の絶縁材28aが剥されて単線導体28bを露出させている。なお、各給電端子部122U,122V,122Wの先端側も同様に絶縁材28aが剥され、単線導体28bを露出させている。
【0033】
そして、各相に対応するリードフレーム140U,140V,140Wを、各端子部121U,121V,121Wが円周方向に沿って位置を変化させるようにずらしながら軸線C方向で重ねていく。この状態でモールド加工を施し、各端子部121間にモールド樹脂123を設けることで、各相に対応するリードフレーム140U,140V,140Wが部分的に連結され、配電部品120が一体に固定されている。
【0034】
このように一体に形成された配電部品120がステータ7に取り付けられて、各相に対応する端子部121及びモータコイル8の導線端15が結合されている。ここで、図13に示すように、モータコイル8の外周側には、配電部品120を取り付けるための絶縁性のガイド部111が設けられている。ガイド部111は、インシュレータ11の外周側であってエンジン2側の部位に設けられ、エンジン2側に向かって開口する略コの字型断面に形成されている。ガイド部111の径方向外側の部位を上壁部111a、径方向内側の部位を下壁部111bとすると、上壁部111aの径方向内側の面に沿うように配電部品120が配設されると共に、下壁部111bの径方向外側の面には、前記結線パーツ13と同様、2箇所のかしめ部を有する結線パーツ113が取り付けられている。
【0035】
この結線パーツ113は、図14(a)に示すように、一方のかしめ部でモータコイル8の導線端15を固定し、他方のかしめ部を端子部121の側辺部121’に接続することで、モータコイル8と配電部品120とが結合されるようになっている。なお、U字形状の全体に渡って単線導体28bを露出させることで、端子部121の側辺部121’間の幅を広げて、ヒュージングの作業スペースを拡大しているが、端子部121の側辺部121’間の幅が十分広い場合は、ストリップ加工機の性能によっては、図14(b)に示すように、単線導体28bの露出範囲をU字形状の略半分としてもよい。
【0036】
図15に示すように、配電部品120とモータコイル8とを結線後には、その結線部分を保護するために、ガイド部111の断面内であってモータコイル8の巻線端15から配電部品120の端子部121に渡って絶縁性のシール材Sが充填されている。このとき、端子部121の側辺部121’がシール材Sの円周方向の流れ止めとして機能するため、ガイド部111にシール材Sの流れ止め形状を新たに形成したり、シール材S充填作業用の冶具を用いたりする必要がない。
【0037】
上述した第二の実施の形態によれば、単線導体を曲げ加工することでリング状のリードフレーム140U,140V,140Wを形成することが可能となるため、材料ロスがほとんど発生せず、材料の歩留りを大幅に向上させることができる。
また、各リードフレーム140U,140V,140Wが一体成形されているため、リードフレームが分割構成の場合と比べてモータコイル8の結線をより確実なものとすることができる。
【0038】
さらに、配電部品120が、単線導体に絶縁被覆を施した絶縁電線であるため、各相のリードフレーム140U,140V,140Wを部分的に設けられたモールド樹脂123による連結のみで一体化することができる。したがって、各リードフレーム140U,140V,140W同士の絶縁及び一体化のために配電部品120全体をモールド加工する必要がなく、激しい通電サイクルによりリードフレーム140U,140V,140Wに伸縮が発生してもその変形を許容することができる。
そして、配電部品120の端子部121により、結線部分に充填されるシール材Sの流れ止め形状を形成することができるため、周辺部品及びシール材充填作業の簡素化を図ることができる。
【0039】
なお、この発明は上記第一、第二の実施の形態に限られるものではなく、例えば、第一の実施の形態において、フレームパーツ28同士の結合及び端子部21とモータコイル8の導線端15との結合は、はんだ付けではなく、かしめ、圧着等としてもよく、また、ヒュージング溶接としてもよい。このとき、絶縁被覆の上からヒュージングを行うことで、絶縁被覆を剥すことなく加熱溶解させて単線導体を露出させることができる。このようにして溶接を行うことで、各結線をより強固にできると共に端子部21のストリップ加工を削減することができる。
また、第二の実施の形態において、各リードフレーム140U,140V,140Wをモールド加工により結合しているが、これを第一の実施の形態で用いられる固定パーツ26により固定するようにしてもよい。
さらに、第一及び第二の実施の形態において、モータコイル8の中点接続は内周側の導線端14を直接結線するようにしているが、専用のリードフレームを設けるようにしてもよい。そして、各リードフレームは、一本の導線に絶縁被覆を施した絶縁電線により構成されているが、これを複数の導線を束ねた線状導体に絶縁被覆を施した絶縁電線により構成するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載した発明によれば、線状導体を曲げ加工することでリング状のリードフレームを一体成形することが可能となるため、材料ロスを大幅に低減してコスト低減を図ることができる。また、同一相のモータコイルを結線するリードフレームが分割されずに一体で成形されるため、機械的な接続が保証され、電気的な接続を確実なものとすることができる。さらに、端子部のみ被覆を剥して線状導体を露出させ、他の部分を絶縁材で被覆しておくことが可能となるため、端子部を除いて絶縁されたリードフレームを容易に製造することができる。
しかも、複数の相に対応するリードフレームを一体に取り扱うことが可能となるため、各モータコイルとの結合作業を効率よく円滑に行うことができる。また、部分的に固定されることで、各リードフレームの伸縮を許容することが可能となるため、各リードフレームに熱による伸縮が生じても、配電部品が歪んだり絶縁性を損ねたりすることを防止できる。
【0042】
請求項2に記載した発明によれば、モータコイルの巻線端とリードフレームの端子部とを対応させて結合することが可能となるため、結線作業を容易かつ確実に行うことができる。また、モータコイルの巻線端と端子部との結合部分にシール材を充填して封止する際に、U字形状の側辺部分が流れ止めとなりシール材をせき止めることが可能となるため、周辺部品形状及びシール材充填作業を簡素化できる。
【0043】
請求項3に記載した発明によれば、線状導体を曲げ加工することでリードフレームを成形することが可能となるため、材料ロスを大幅に低減してコスト低減を図ることができる。また、端子部のみ被覆を剥して線状導体を露出させ、他の部分を絶縁材で被覆しておくことが可能となるため、端子部を除いて絶縁されたリードフレームを容易に製造することができる。さらに、フレームパーツの屈曲部によりモータコイルの巻線端を挟んで仮固定することが可能となるため、モータコイル結線時の作業性を高めることができる。
しかも、複数の相に対応するリードフレームを一体に取り扱うことが可能となるため、各モータコイルとの結合作業を効率よく円滑に行うことができる。また、部分的に固定されることで、各リードフレームの伸縮を許容することが可能となるため、各リードフレームに熱による伸縮が生じても、配電部品が歪んだり絶縁性を損ねたりすることを防止できる。
【0044】
請求項4に記載した発明によれば、モータコイルの巻線端とフレームパーツの屈曲部とを対応させて結合できると共に、各フレームパーツ同士の結合と、フレームパーツの屈曲部とモータコイルの巻線端との結合とを同時に行うことが可能となるため、結線作業を容易かつ確実に行えると共に、作業工数を合理的に低減できる。また、リードフレームの屈曲部とモータコイルの巻線端とを直接結合することが可能となるため、これらの間に接続用部品を設ける必要がなく、部品点数を削減できる。
【0045】
請求項5に記載した発明によれば、各フレームパーツ同士の結合と、フレームパーツの屈曲部とモータコイルの巻線端との結合とを、はんだ付けにより同時に行うことが可能となるため、作業工数を合理的に低減できる。
【0046】
請求項6に記載した発明によれば、各フレームパーツ同士の結合と、フレームパーツの屈曲部とモータコイルの巻線端との結合とを、ヒュージング溶接により同時に行うことが可能となるため、作業工数を合理的に低減できると共に、絶縁材を剥さずに加熱溶解させて、線状導体同士を溶接することが可能となるため、屈曲部のストリップ工程を削減でき、かつリードフレームの接続を確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第一及び第二の実施の形態におけるモータの側面説明図である。
【図2】 図1におけるA矢視図である。
【図3】 この発明の第一の実施の形態を示す正面図である。
【図4】 アッセンブリーパーツの正面図である。
【図5】 図4の下面図である。
【図6】 給電パーツアッシ及びアッセンブリーパーツの斜視図である。
【図7】 図3のB−B線に沿う断面図である。
【図8】 固定パーツの分解斜視図である。
【図9】 モータコイルの導線端と端子部との結合部分の斜視図である。
【図10】 各リードフレームの分解斜視図である。
【図11】 この発明の第二の実施の形態を示す正面図である。
【図12】 リードフレームの正面図である。
【図13】 ガイド部の斜視図である。
【図14】 (a)はモータコイルの導線端と端子部との結合部分の正面図、(b)はその変形例を示す正面図である。
【図15】 図14(a)のD−D線に沿う断面説明図である。
【図16】 従来のリードフレームの加工手順を示し、(a)は加工前の材料の斜視図、(b)はリードフレーム加工時の斜視図、(c)はその加工後の斜視図である。
【符号の説明】
1 モータ(電動機)
7 ステータ
8 モータコイル
14,15 導線端
20,120 配電部品
21,121 端子部
22,122 給電端子部
23,123 モールド樹脂(固定手段)
24 アッセンブリーパーツ
25 給電パーツアッシ
26,27 固定パーツ(固定手段)
28 フレームパーツ
28a 絶縁材
28b 単線導体(線状導体)
29 屈曲部
31U,31V,31W 給電パーツ
40U,40V,40W,140U,140V,140W リードフレーム

Claims (6)

  1. 同一相のモータコイルを結線するリードフレームを備えた電動機の配電部品において、前記リードフレームが、少なくとも一本の導線に絶縁材を被覆してなる線状導体からリング状に一体成形され、かつその内側に向けて突出して前記モータコイルの巻線端と接続される端子部が曲げ加工により成形され、このようなリードフレームを少なくともU相、V相、W相毎に互いに中心軸方向で重なるように設け、これら複数のリードフレームが、互いに重なった状態で部分的に設けられた固定手段により固定され一体化されてなることを特徴とする電動機の配電部品。
  2. 前記モータコイルの配列方向に沿って円環状に形成され、前記端子部が径方向内側に突出するU字形状に形成されると共に前記モータコイル毎に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動機の配電部品
  3. 同一相のモータコイルを結線するリードフレームを備えた電動機の配電部品において、前記リードフレームが、絶縁材で被覆された線状導体からなり、前記モータコイルの配列方向に沿ってリング状に形成されると共に、相似形状をなす複数のフレームパーツに分割可能に構成され、かつその内側に向けて突出する屈曲部が前記各フレームパーツの両端部に形成され、隣接する屈曲部同士がモータコイルの巻線端を挟み込んで結合可能とされ、このようなリードフレームを少なくともU相、V相、W相毎に互いに中心軸方向で重なるように設け、これら複数のリードフレームが、互いに重なった状態で部分的に設けられた固定手段により固定され一体化されてなることを特徴とする電動機の配電部品。
  4. 前記フレームパーツの屈曲部が各モータコイルに対応する位置に設けられ、隣接する屈曲部同士が、前記モータコイルの巻線端と屈曲部との結合と同様の方法で結合されていることを特徴とする請求項3に記載の電動機の配電部品
  5. 隣接する前記フレームパーツの屈曲部同士が、前記モータコイルの巻線端と屈曲部との結合と同様、はんだ付けにより結合されていることを特徴とする請求項4に記載の電動機の配電部品
  6. 隣接する前記フレームパーツの屈曲部同士が、前記モータコイルの巻線端と屈曲部との結合と同様、ヒュージング溶接により結合されていることを特徴とする請求項4に記載の電動機の配電部品
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