JP4429757B2 - 電動機のバスリング構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばハイブリッド車両等に用いられる電動機の結線に供される電動機のバスリング構造に関するものである。
従来、モータコイルの結線に供される配電部品としては、以下のように形成されるものがある。まず、所望の大きさにカットされた銅版にプレス打ち抜き工程を施し、モータの各相(U相、V相、W相)に対応するフレームパーツを形成する。ついで、これらフレームパーツにそれぞれベンド加工等を施すことで、リードフレームを形成する。そして、これら各リードフレームを、互いに間隙を有するように積層した状態でモールド金型にセットして、射出成形によりモールド樹脂(エンジニアリングプラスチック)をモールドする。これにより、各リードフレームが絶縁状態で一体化されて配電部品を製作することができる。この種の技術が、例えば、特許文献1に提案されている。
ところで、上述のプレス打ち抜きや切断加工によりリードフレームを形成する場合には、歩留まりが悪く製品コストが上昇してしまう点で好ましくない。このため、モータの各相(U相、V相、W相)毎に導線を用意し、これらの導線をそれぞれ曲げ加工したものを一体化させることにより、バスリングを製造する技術が検討されつつある。
例えば、図12、図13に示すように、バスリング120には、略円環状の本体部から径方向内側にコ字状に曲げ加工した端子部121(121U、121V、121W)が各相(U相、V相、W相)毎にそれぞれ設けられている。このようなバスリング120を有するステータは、周方向に分割形成されるステータコア部9からなる。ステータコア部9には、絶縁性のインシュレータ11を介してモータコイル8が巻回されている。モータコイル8の外周側にヒュージング端子部材130が装着され、このヒュージング端子部材130を介してバスリング120とモータコイル8とが電気的に接続される。すなわち、ヒュージング端子部材130には、巻線端子保持部132と、バスリング端子保持部131とが設けられ、この巻線端子保持部132にモータコイル8の巻線端15が保持されるとともに、バスリング端子保持部131にバスリング端子121が保持されて、両者120、8が電気的に接続される。
ところで、モータコイル8やバスリング120には、余分な電流が流れることを防止する等のために、導線の外周を絶縁材により覆う構成としたものがある。この場合には、モータコイル8の巻線端15やバスリング端子121を、ヒュージング端子部材130と導通させるために、ヒュージング工程を行う。
例えば、図15に示すように、断面U字状のバスリング端子部131によりバスリング端子121を挟み込んで保持させ、さらに、バスリング端子部131の両外側から一対の電極158を接触させて、この状態で、一対の電極158に電流を流すことにより、バスリング端子121をバスリング端子部131に溶着(ヒュージング)させる。なお、巻線端15と巻線端子保持部132とのヒュージング工程も同様にして行われる。
具体的には、図16に示すように、矢印Fのようにバスリング端子部131の両外側から一対の電極158を接触させて電流I10を流すと、バスリング端子部131には、まず、密度の高い断面U字状の先端部に電流I11が流れる(図16(a)参照)。そして、このバスリング端子部131の先端部が電流I11により発熱し(図16(b)参照)、この熱がバスリング端子121に伝えられる。この熱でバスリング端子121の外皮を覆う絶縁材122が溶かされて(図16(c)参照)、バスリング端子121の導線部分とバスリング端子部131とが溶着する。これにより、バスリング端子121に電流I13が流れるようになり、導通が確保される(図16(d)参照)。この種の技術が特許文献2に提案されている。
特開2001−25198号公報 特開2000−348785号公報
しかしながら、従来においては以下のような問題がある。すなわち、上述のようにヒュージング工程では、一対の電極158でヒュージングする部位(この場合にはバスリング端子部131、巻線端子保持部132)を挟む必要がある。このため、ヒュージング工程を行う箇所131、132の両側には、電極を挿入するための可動スペース(Lb、Lm)を有る程度確保して置く必要がある。従って、各端子部121は、電極158の可動スペースを確保するために、バスリング端子部131に保持されない側の部位134を、保持される側の部位133から所定間隔離れるように形成する必要がある。
ところが、各端子部121を上述のように形成すると、バスリング端子部131に保持されない側の部位134が、これに隣り合うヒュージング端子部材130の巻線端子保持部132における可動スペースと干渉してしまい、この巻線端子保持部132でのヒュージングを行えなくなってしまう(図14の領域K参照)。ステータコア部9において巻線8が巻回される領域の長さR1はモータの出力性能に直結するため、上述のように可動スペースとの干渉が発生する場合には、出力性能を維持しつつモータの小型化を行うことができないという問題がある。
また、図17に示すように、バスリング端子部131と端子部121との接点と、バスリング端子部131との距離αが大きくなると、バスリング端子部131の先端部から端子部121への伝熱時間が長くなる。そして、周囲の温度が低いときには、先端部と導体との間の空間部から熱が放出されるため、端子部121への伝熱量がさらに減少し、ヒュージング工程に時間がかかってしまい好ましくない。
従って、本発明は、電動機(モータ)の性能を確保しつつ小型化を図ることができる電動機のバスリング構造を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、同一相のモータコイル(例えば、実施の形態におけるモータコイル8)を結線する電動機のバスリング構造において、少なくとも一本の導線から一体形成され、且つモータコイルの巻線端(例えば、実施の形態における巻線端15)と接続される端子部(例えば、実施の形態における密着端子21)は、U字状に曲げ形成されてその対向面を互いに密着形成してこの密着部分がヒュージング端子と接続される密着端子であることを特徴とする。

この発明によれば、バスリングのモータコイルの巻線端と接続する端子部を密着形状にすることで、端子部はヒュージング端子に一体的に保持されて、ヒュージング端子の周方向外部に突出する端子部の部位を無くすことができる。これにより、巻線端側における電極の可動スペースに干渉する端子部の部位を無くすことができるので、巻線側の可動スペースと端子部の可動スペースとを互いに共用化することができる。よって、ステータコアの巻線領域を確保しつつ、バスリングの径を小さくすることができる。従って、モータの性能を確保しつつモータの小型化を図ることができる。なお、バスリングの径を保持する場合には、巻線領域の径方向外側に拡大することができるので、モータの大きさを維持しつつモータの性能を向上することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のものであって、前記電動機のU相、V相、W相のバスリング形状(例えば、実施の形態におけるリードフレーム40)を、前記密着端子を備える同形状に構成することを特徴とする。
この発明によれば、U相、V相、W相のバスリング形状を同一形状にすることで、各相を構成するバスリングの部材を同一の製造工程で製造することができるため、生産性を向上できる。また、各相における配電効率を均一化することができ、バランス良く配電を行うことができるため、モータの信頼性を向上することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のものであって、前記バスリングの密着端子と前記モータコイルの巻線端とを保持し、これらが溶着されるヒュージング端子(例えば、実施の形態におけるヒュージング端子部材30)を備え、該ヒュージング端子には、各相の密着端子を挟持可能な幅をモータ軸方向に有するU字状部(例えば、実施の形態における密着端子保持部31)が形成されることを特徴とする。
この発明によれば、モータ軸方向に位置をずらして密着端子を配置した場合であっても、ヒュージング工程を行うことができるので、各相の密着端子の位置変動に対応することができ、設計自由度を高めることができる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のものであって、前記ヒュージング端子は、前記バスリングの密着端子との接触面(例えば、実施の形態における凸部53)を、凹凸形状に形成することを特徴とする。
この発明によれば、ヒュージング端子と密着端子との接触面を凹凸形状に構成することにより、ヒュージング端子に接触する部位に応力を集中させて、この部位に電流が流れるように電気的に誘導することができる。これにより、密着端子に電流が流れれば電流による発熱で直接的に加熱され、密着端子のヒュージングを行うことができるので、ヒュージング工程に要する時間を大幅に短縮することができる。加えて、前記接触面を凹凸形状にしたことにより、ヒュージング端子に前記密着端子を接触させたときに、前記密着端子の外周を覆う絶縁材を前記凹凸部分からの応力により亀裂を生じさせて、内側の導線に前記接触面が直接接触するように作用させることができる。前記導線に接触面が接触した状態で電流を流すと、直ちに密着端子にも電流が流れて溶着されるため、ヒュージング工程を迅速に行うことができる。
請求項5に係る発明は、請求項3または請求項4に記載のものであって、前記ヒュージング端子は、前記U字状部の湾曲部を他の部位に比べて厚くなるように形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、前記ヒュージング端子の前記U字状部の湾曲部への電流の流れが電気的に抑制されるため、相対的にヒュージング端子が密着端子を挟み込んだ部位に電流が流れるよう電気的に誘導することができるので、ヒュージング工程に要する時間をさらに短縮することができる。
請求項1に係る発明によれば、モータの性能を確保しつつモータの小型化を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、生産性を向上でき、モータの信頼性を向上することができる。
請求項3に係る発明によれば、各相の密着端子の位置変動に対応することができ、設計自由度を高めることができる。
請求項4に係る発明によれば、ヒュージング工程に要する時間を大幅に短縮することができる。
請求項5に係る発明によれば、ヒュージング工程に要する時間をさらに短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態における電動機のバスリング構造について、図面を参照して説明する。なお、従来技術と同様の部材については同一の番号を付して適宜その説明を省略する。
図1に示すモータ(電動機)1はハイブリット車両に用いられるもので、内燃エンジン2のクランクシャフト3及びトランスミッション4と軸線Cを共有するように配置されるものである。モータ1のロータ5はエンジン2のクランクシャフト3及びトランスミッション4に連結され、ハウジング6を介してエンジン2に固定されるステータ7に対して回転可能とされている。そして、モータ1が電力の供給を受けてエンジン2を駆動補助すると共に、車両減速時には運動エネルギーの一部を電力に回生できるようになっている。
ここで、モータ1は三相交流型とされ、ステータ7に設けられた複数のモータコイル8がU相、V相、W相に対応するように配電部品20によって結線されている。この配電部品20には各相に対応する給電端子部22が設けられ、この給電端子部22がハウジング6上部に設けられたターミナルホルダ6aに導かれて各相のターミナル6bに接続されている。
ステータ7は、円周方向に沿って配列される複数のステータコア部9を備えている。ステータコア部9には、径方向内側に向かって突出形成され、この突出部分に絶縁性のインシュレータ11を介して導線が巻回されることで、複数のモータコイル8が円周方向に沿って配列されることとなる(図12参照)。
各モータコイル8の内周側の部位には、2箇所のかしめ部を有する導線性の結線パーツ13がインシュレータ11に取り付けられ、この結線パーツ13の一方のかしめ部でモータコイル8の導線が固定されると共に、他方のかしめ部で隣接するモータコイル8の導線端14が固定されている。これにより、モータコイル8の内周側の導線端14が全周に渡って結線され、その一部を図示しないアース端子に接続することで、各モータコイル8の中点接続がなされている(図12参照)。
また、モータコイル8の外周側の部位には、ステータ7の外周に沿うように配電部品(バスリング)20が設けられ、この配電部品20により各モータコイル8の外周側の導線端15が同一相毎に結線されて、前記ターミナル6bからU相、V相、W相の励磁電流がモータコイル8に供給されるようになっている。
図3に示すように、配電部品20は円環状をなしており、径方向に沿って内側に突出する複数(この実施の形態では24箇所)の端子部21と、径方向外側に向かって形成される3相の給電端子部22とを有している。
配電部品20は、図2に示すように、各相に対応する略円環状のリードフレーム40により形成される。リードフレーム40は、導線の外周を絶縁部材で覆われて構成され、円環状に形成された本体部と、該本体部から径方向内側に向かって突出する端子部21とを有している。
各端子部21は、U相に対応する端子部21U、V相に対応する端子部21V及びW相に対応する端子部21Wとに割当てられ、これら各端子部21が、図3において右周りにU相、V相、W相の順で連続して並びながら円周方向で等間隔に配列されている。また、給電端子部22は、U相に対応する給電端子部22U、V相に対応する給電端子部22V及びW相に対応する給電端子部22Wに割当てられ、各々所定の経路に沿って前記ターミナルホルダ6aに導かれるように形成されている。
そして、配電部品20は、リードフレーム40をモールド樹脂(固定手段)23により連結されて一体化されている。
本実施の形態においては、図2に示したリードフレーム40の形状を、モータの各相(U相、V相、W相)において同一形状となるように構成している。これにより、各リードフレーム40により構成されるバスリング20では、モータの軸線方向にリードフレーム40の幅と略同程度の長さLだけずらした位置に各相の給電端子部22が配されることになる(図4参照)。これにより、給電端子部22の位置により各相のいずれかを容易に判別することができ、利便性が向上する。
また、各相を構成するリードフレーム40を同一の製造工程で製造することができるため、生産性を向上できる。さらに、各相における配電効率を均一化することができ、バランス良く配電を行うことができるため、モータの信頼性を向上することができる。
また、各リードフレーム40の端子部21は、図5に示すように、U字状に曲げ形成されてその対向面を互いに密着形成した密着端子21となっている。
この密着端子21と、モータコイル8とが、ヒュージング端子部材30を介して電気的に接続される。すなわち、ヒュージング端子部材30には、巻線端子保持部32と、バスリング端子保持部31とが設けられ、この巻線端子保持部32にモータコイル8の巻線端15が保持されるとともに、バスリング端子保持部31に密着端子21が保持されて、両者20、8が電気的に接続される。
このとき、バスリング20の密着端子21はバスリング端子保持部31に一体的に保持されるので、バスリング端子保持部31の周方向外部に突出する端子部21の部位を無くすことができる。これにより、図6に示すように、巻線端側における電極48(図7参照)の可動スペースLmに干渉する端子部21の部位を無くすことができるので、巻線側の可動スペースLmと端子部21の可動スペースLbとを互いに共用化することができる。よって、ステータコア9の巻線領域を確保しつつ、バスリング20の径を小さくすることができる。従って、モータの性能を確保しつつモータの小型化を図ることができる。なお、バスリング20の径を保持する場合には、巻線領域の径方向外側に拡大することができるので、モータの大きさを維持しつつモータの性能を向上することができる。
また、ヒュージング端子部材30には、図7に示すように、各相の密着端子21を挟持可能な幅をモータ軸方向に有する密着端子保持部31が形成される。
これにより、モータ軸方向に位置をずらして密着端子21を配置した場合であっても、密着端子21の位置をずらすことなくヒュージング工程を行うことができるので、各相の密着端子の位置変動に対応することができ、設計自由度を高めることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態における電動機のバスリング構造について説明する。この実施の形態においては、ヒュージング端子部材50における密着端子保持部51の密着端子21の接触面に、モータの軸心方向に沿って凸部53が突出形成されている(図9参照)。本実施の形態においては、ヒュージング端子部材50の凸部53をプレス加工により形成しており、その裏面である外側面には凹部54が形成されている。
この凸部53を形成したことにより、図10に示すように、密着端子保持部51に接触する密着端子21の部位に応力を集中させて、この部位に電流が流れるように電気的に誘導することができる。これにより、密着端子21に電流が流れれば、密着端子21の前記接触している部位は電流による発熱で直接的に加熱される。従って、密着端子21のヒュージングを迅速に行うことができるので、図11に示した比較例に比べてヒュージング工程に要する時間を大幅に短縮することができる。
また、上述したようにモータの軸心方向に沿って密着端子保持部51に凸部53を形成したので、いずれの相の密着端子21(21U〜21W)を保持する場合でも応力を作用できるように保持することができるので、迅速なヒュージングを行うことが可能となる。
ここで、ヒュージング端子部材50の前記U字状の先端側の部位を他の部位に比べて厚くなるように形成すると、密着端子21の先端側の部位に電流が流れることを電気的に抑制されるため、相対的にヒュージング端子部材50で挟み込んだ密着端子21の部位に電流が流れるよう電気的に誘導することができる。よって、ヒュージング工程に要する時間をさらに短縮することができるため、好ましい(図8参照)。
なお、本発明の内容は上述の実施の形態のみに限られるものでないことはもちろんである。例えば、接触面に凸部ではなく、凹部を形成して応力集中させてもよい。
本発明の第1および第2の実施の形態におけるモータの側面説明図である。 モータのバスリングを構成するリードフレームの正面図である。 バスリングの全体斜視図である。 図3の矢印Bから視たバスリングの給電端子部を示す拡大斜視図である。 図3の領域Aに示される密着曲げ部の拡大斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるバスリング構造を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態における密着端子のヒュージング工程を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態における密着端子のヒュージング工程を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態におけるヒュージング端子の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態におけるヒュージング工程での熱伝導の様子を示す説明図である。 比較例におけるヒュージング工程での熱伝導の様子を示す説明図である。 従来におけるバスリング構造を示す正面図である。 図11の要部拡大図である。 従来におけるバスリング構造の課題を示す説明図である。 従来におけるバスリング端子のヒュージング工程を示す状態説明図である。 図15のヒュージング工程での熱伝導の様子を示す説明図である。 従来におけるヒュージング工程の課題を示す説明図である。
符号の説明
1…モータ(電動機)
7…ステータ
8…モータコイル
15…導線端(巻線端)
20…配電部品(バスリング)
21…端子部(密着端子)
30…ヒュージング端子部材
31…密着端子保持部
40…リードフレーム
53…凸部
54…凹部

Claims (5)

  1. 同一相のモータコイルを結線する電動機のバスリング構造において、
    少なくとも一本の導線から一体形成され、且つモータコイルの巻線端と接続される端子部は、U字状に曲げ形成されてその対向面を互いに密着形成してこの密着部分がヒュージング端子と接続される密着端子であることを特徴とする電動機のバスリング構造。
  2. 前記電動機のU相、V相、W相のバスリング形状を、前記密着端子を備える同形状に構成することを特徴とする請求項1に記載の電動機のバスリング構造。
  3. 前記バスリングの密着端子と前記モータコイルの巻線端とを保持し、これらが溶着されるヒュージング端子を備え、
    該ヒュージング端子には、各相の密着端子を挟持可能な幅をモータ軸方向に有するU字状部が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動機のバスリング構造。
  4. 前記ヒュージング端子は、前記バスリングの密着端子との接触面を、凹凸形状に形成することを特徴とする請求項3に記載の電動機のバスリング構造。
  5. 前記ヒュージング端子は、前記U字状部の湾曲部を他の部位に比べて厚くなるように形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電動機のバスリング構造。
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