JP6549836B2 - 電動機及び電動機の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数相の巻線に対して集配電を行う集配電リングを備えた電動機に関する。
従来、電動機の集配電リングとして、ステータの巻線に接続される接続端子を有する複数相の環状のバスリングを備えた集配電部材が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の集配電部材を構成するバスリングは、絶縁被覆を有する導線を円環状に屈曲してなるリードフレームと、リードフレームの周方向の複数箇所に接続された接続端子とを有する。接続端子は、絶縁被覆が剥がされて導線が露出した部位に、例えば熱加締め(ヒュージング)等により接続されている。
接続端子は、リードフレームに接続される固定部と、巻線の端部が例えば熱加締め(ヒュージング)等により接続される接続部と、固定部の端部からバスリングの径方向内方に湾曲しながら延出して固定部と接続部とを連結する延出湾曲部とを一体に有している。接続端子は、各相のバスリングごとで接続部における巻線の端部との接続位置が軸方向で同一となるように、各相のバスリングごとに延出湾曲部の形状が異なっている。
特開2009−261082号公報
特許文献1に記載の集配電部材では、別途工程で製造された接続端子をリードフレームに接続した上で、接続端子の接続部に巻線の端部が接続されるため、作業時に手間がかかっていた。そこで、本発明者は、線状の導電部材を屈曲させることにより接続部を形成したバスリングを用いれば接続端子を用いることなく、バスリングに巻線の端部を直接的に接続することができるという着想を得た。しかしながら、導電部材の屈曲により接続部が形成されたバスリングでは、接続端子によって巻線の端部との接続位置を調節できないので、各相のバスリングを軸方向に配置した場合、各相のバスリングごとに接続部における巻線の端部との接続位置が軸方向で異なり、接続部と巻線の端部との接続作業が煩雑になるという問題があった。
そこで、本発明は、巻線との接続に接続端子を用いることなく、かつバスリングと巻線とを容易に接続することが可能な電動機の提供を目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、複数のコア及び前記コアに巻き回された複数相の巻線を含んで構成されたステータと、前記巻線に対して集配電を行う環状の第1乃至第3のバスリングを有する集配電リングとを備え、前記第1乃至第3のバスリングは、軸方向に並んで配置され、線状の導電部材を屈曲することにより、前記巻線に接続される複数の接続部と、前記複数の接続部を周方向に連結する複数の連結部とが形成され、前記複数の接続部のそれぞれにおける前記巻線との接続位置と前記複数の連結部との軸方向における距離が前記第1乃至第3のバスリングのそれぞれで異なり、前記複数の接続部は、前記連結部から径方向内方又は外方に延出されて前記巻線を挟む一対の延出部と前記一対の延出部の間に形成された湾曲部とを一体に有し、前記第1のバスリングにおける前記複数の接続部の径方向に対する傾斜角と、前記第2のバスリングにおける前記複数の接続部の径方向に対する傾斜角と、前記第3のバスリングにおける前記複数の接続部の径方向に対する傾斜角とが、前記接続位置が前記第1乃至第3のバスリングの軸方向において同じ位置となるように互いに異なり、前記一対の延出部は、前記巻線が前記一対の延出部に挟まれて前記接続部に接続された状態で互いに離間している、電動機を提供する。
また、本発明は、上記の電動機の製造方法であって、前記第1乃至第3のバスリングと前記巻線とを、前記巻線が前記複数の接続部のそれぞれに挿通された状態で熱加締めすることにより電気的に接続する、電動機の製造方法を提供する。
本発明に係る電動機によれば、巻線との接続に接続端子を用いることなく、かつバスリングと巻線とを容易に接続することが可能である。
本発明の実施の形態に係る電動機の構成例の概略について説明する模式図である。 集配電リングが装着されたステータの斜視図である。 集配電リング及びステータをその中心軸方向から見た平面図である。 インシュレータの構成例を示す斜視図である。 集配電リングを示す斜視図である。 集配電リングの構成例を示し、(a)は図4のA−A線断面図、(b)は図4のB−B線断面図、(c)は図4のC−C線断面図である。 (a)は、第2及び第3のバスリングを形成するための治具の構成例を示す側面図であり、(b)は、第3のバスリングが治具に巻き付けられた状態における断面図である。 第2のバスリングの接続部とV相の巻線の一方の端部との接続方法を示す説明図である。 (a)は、接続前における第1のバスリングの接続部及びU相の巻線の一方の端部を示し、(b)は、接続後における第1のバスリングの接続部及びU相の巻線の一方の端部を示す平面図である。
[実施の形態]
本発明の集配電リング及び電動機の実施の形態について、図1乃至図9を参照して説明する。
(電動機1の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る電動機1の構成例の概略について説明する模式図である。
この電動機1は、回転子であるロータ2と、固定子であるステータ3と、ステータ3に保持された第1乃至第3のバスリング41〜43を有する集配電リング4と、中性相バスリング44とを備えている。
ロータ2は、図略の軸受によってステータ3と同軸上で回転可能に支持されたシャフト21と、シャフト21の外周面に固定されてN極及びS極が周方向に沿って交互に着磁された円筒状の磁石22とを有している。
ステータ3は、環状に配置された複数のコア31と、コア31の外周囲に巻き回された巻線32と、後述するインシュレータ33(図2に示す)とを有している。
本実施の形態では、24個のコア31が、図1に示すシャフト21の回転軸線Oを中心として環状に配置されている。これら24個のコア31は、8個のU相のコア31U、8個のV相のコア31V、及び8個のW相のコア31Wから構成され、図1に示すロータ2の回転方向Rに沿って、U相のコア31Uの隣にV相のコア31Vが、V相のコア31Vの隣にW相のコア31Wが、W相のコア31Wの隣にU相のコア31Uが、それぞれ配置されている。なお、本実施の形態では、複数(24個)のコア31が環状に配置されているものを用いているが、他の形態として、これら複数のコア31が一体となった環状体を用いることも可能である。
U相のコア31Uには、巻線32としてU相の巻線32Uが巻き回され、U相の巻線32Uに対して第1のバスリング41により集配電(集電及び配電)が行われる。V相のコア31Vには、巻線32としてV相の巻線32Vが巻き回され、V相の巻線32Vに対して第2のバスリング42により集配電が行われる。W相のコア31Wには、巻線32としてW相の巻線32Wが巻き回され、W相の巻線32Wに対して第3のバスリング43により集配電が行われる。
U相の巻線32Uの両端部のうち、一方の端部321Uは第1のバスリング41に電気的に接続され、他方の端部322Uは中性相バスリング44に電気的に接続されている。V相の巻線32Vの両端部のうち、一方の端部321Vは第2のバスリング42に電気的に接続され、他方の端部322Vは中性相バスリング44に電気的に接続されている。また、W相の巻線32Wの両端部のうち、一方の端部321Wは第3のバスリング43に電気的に接続され、他方の端部322Wは中性相バスリング44に電気的に接続されている。
したがって、中性相バスリング44には、U相の巻線32Uの他方の端部322U、V相の巻線32Vの他方の端部322V、及びW相の巻線32Wの他方の端部322Wが電気的に接続されている。
第1乃至第3のバスリング41〜43には、それぞれ給電端子410,420,430が接続され、この給電端子410,420,430を介して図略のインバータから120°ずつ位相がずれた正弦波状の駆動電流が供給される。この駆動電流によってステータ3に回転磁界が形成され、磁石22がこの回転磁界による吸引力及び反発力により回転力を受けてシャフト21をその回転軸線Oを中心として回転させる。
図2は、集配電リング4が装着されたステータ3の斜視図である。図3は、集配電リング4及びステータ3をその中心軸方向から見た平面図である。
ステータ3は、複数の電磁鋼板310を積層してなるコア31にインシュレータ33を装着し、インシュレータ33を介してコア31の外側に巻線32を巻き回した複数のコア組立体30からなる。本実施の形態では、24個のコア組立体30が環状に配置されて、ステータ3が構成されている。
インシュレータ33は、第1乃至第3のバスリング41〜43を保持する保持部330を有している。保持部330は、巻線32(U相の巻線32U,V相の巻線32V,W相の巻線32W)の外周側に設けられている。
第1乃至第3のバスリング41〜43は、ステータ3の軸方向に並んで配置され、複数の固定部材40によって一括して固定された状態で保持部330に保持されている。このとき、U相の巻線32Uの一方の端部321U,V相の巻線32Vの一方の端部321V,W相の巻線32Wの一方の端部321Wは、図3に示すように、第1乃至第3のバスリング41〜43にそれぞれ形成された複数の接続部41a,42a,43aに挿通された状態となる。なお、複数の接続部41a,42a,43aのより詳細な構成については後述する。
(インシュレータ33の構成)
次に、インシュレータ33についてより具体的に説明する。なお、複数のコア組立体30のうちU相の巻線32Uが巻き回されたコア組立体30を構成するインシュレータ33を例にとって、以下説明する。
図4は、インシュレータ33の構成例を示す斜視図である。なお、図4では、U相の巻線32U及びコア31を破線で示している。
インシュレータ33は、樹脂等の絶縁体からなり、コア31とU相の巻線32Uとの間に介在する絶縁部336と、絶縁部336をステータ3の径方向に挟んで対向する第1の壁部331及び第2の壁部332と、第1の壁部331からステータ3の内周側に向かって張り出し、ステータ3の軸方向に対して直交する内鍔部334と、第2の壁部332からステータ3の外周側に向かって張り出し、ステータ3の軸方向に対して直交する外鍔部335と、外鍔部335の端部から第2の壁部332に対向するように立設された第3の壁部333とを一体に有している。
第1の壁部331、第2の壁部332、及び第3の壁部333は、ステータ3の内周側から外周側に向かって第1の壁部331、第2の壁部332、第3の壁部333の順に形成されている。
第2の壁部332には、U相の巻線32Uの一方の端部321Uを挿通させる挿通部332aが形成され、U相の巻線32Uの一方の端部321Uは、挿通部332aからステータ3の軸方向に沿って引き出されている。複数のインシュレータ33が環状に配置された状態では、各インシュレータ33の挿通部332aは、周方向における間隔が等しくなっている。
第1の壁部331には、U相の巻線32Uの他方の端部322Uを挿通させる挿通部331aが形成されている。挿通部331aは、第1の壁部331の軸方向の端部から内鍔部334に向かって切り欠かれて形成されている。U相の巻線32Uの他方の端部322Uは、挿通部331aからステータ3の径方向内側に向けて引き出されている。
ここで、図3を参照すると、U相の巻線32Uの一方の端部321Uは、周方向におけるV相の巻線32V側に位置し、他方の端部322Uは、周方向におけるW相の巻線32W側に位置している。V相の巻線32Vの一方の端部321Vは、周方向におけるW相の巻線32W側に位置し、他方の端部322Vは、周方向におけるU相の巻線32U側に位置している。W相の巻線32Wの一方の端部321Wは、周方向におけるU相の巻線32U側に位置し、他方の端部322Wは、周方向におけるV相の巻線32V側に位置している。
集配電リング4を保持する保持部330は、第2の壁部332の一部、第3の壁部333、及び第2の壁部332の一部と第3の壁部333との間を連結する外鍔部335によって構成されている。外鍔部335は、保持部330の底部として機能する。
また、第3の壁部333には、第1乃至第3のバスリング41〜43を固定する固定部材40が嵌合される嵌合凹部333aが形成されている。複数のインシュレータ33が環状に配置された状態では、各インシュレータ33の嵌合凹部333aは、周方向における間隔が等しくなっている。
(集配電リング4の構成)
次に、集配電リング4の構成について、より具体的に説明する。
図5は、集配電リング4を示す斜視図である。図6は、集配電リング4の構成例を示し、(a)は図5のA−A線断面図、(b)は図5のB−B線断面図、(c)は図5のC−C線断面図である。なお、図6では、各巻線の一方の端部(321U,321V,321W)を二点鎖線で示している。
第1乃至第3のバスリング41〜43は、図6に示すように、銅等の良導電性の金属からなる中心導体400aを樹脂からなる絶縁体400bで被覆した線状の導電部材を屈曲して形成されている。
第1のバスリング41は、径方向内方に突出し、U相の巻線32Uの一方の端部321Uに接続される複数(本実施の形態では8個)の接続部41aと、複数の接続部41aを周方向に連結する複数(本実施の形態では8個)の円弧状の連結部41bとを有している。また、第1のバスリング41の両端部では、絶縁体400bから中心導体400aが露出し、この露出した中心導体400aに給電端子410が圧着又は加締めにより接続されている。
第2のバスリング42は、径方向内方に突出し、V相の巻線32Vの一方の端部321Vに接続される複数(本実施の形態では8個)の接続部42aと、複数の接続部42aを周方向に連結する複数(本実施の形態では8個)の円弧状の連結部42bとを有している。また、第2のバスリング42の両端部では、絶縁体400bから中心導体400aが露出し、この露出した中心導体400aに給電端子420が圧着又は加締めにより接続されている。
第3のバスリング43は、径方向内方に突出し、W相の巻線32Wの一方の端部321Wに接続される複数(本実施の形態では8個)の接続部43aと、複数の接続部43aを周方向に連結する複数(本実施の形態では8個)の円弧状の連結部43bとを有している。また、第3のバスリング43の両端部では、絶縁体400bから中心導体400aが露出し、この露出した中心導体400aに給電端子430が圧着又は加締めにより接続されている。
第1のバスリング41の接続部41a、第2のバスリング42の接続部42a、及び第3のバスリング43の接続部43aは、第1乃至第3のバスリング41〜43を軸方向に並べて配置したときに周方向の間隔がそれぞれ等しくなるように設定されている。なお、「間隔がそれぞれ等しくなるように設定されている」とは、完全に等しくなくてもよく、例えば、0.1mm〜2.0mm程度ずれていてもよい。
第1のバスリング41の複数の接続部41a、第2のバスリング42の複数の接続部42a、及び第3のバスリング43の複数の接続部43aは、第1乃至第3のバスリング41〜43の径方向に対する傾斜角が第1乃至第3のバスリング41〜43でそれぞれ異なっている。
図6(a)に示すように、第1のバスリング41では、連結部41bにおける中心導体400aの中心と接続部41aの径方向内方の先端とを結ぶ直線が、第1のバスリング41の径方向に対して平行である(傾斜角0°)。すなわち、接続部41aは、第1のバスリング41の径方向に対して平行な方向に突出している。
図6(b)に示すように、第2のバスリング42では、連結部42bにおける中心導体400aの中心と接続部42aの径方向内方の先端とを結ぶ直線が、第2のバスリング42の径方向に対してθ傾斜している(傾斜角θ>0°)。
図6(c)に示すように、第3のバスリング43では、連結部43bにおける中心導体400aの中心と接続部43aの径方向内方の先端とを結ぶ直線が、第3のバスリング43の径方向に対してθ傾斜している(傾斜角θ>0°)。
なお、傾斜角θ,θは、第2のバスリング42の接続部42a及び第3のバスリング43の接続部43aの径方向内方の先端が第1のバスリング41の接続部41aに近づく方向を正の角度とする。すなわち、第2のバスリング42の接続部42a及び第3のバスリング43の接続部43aは、それぞれの連結部42b,43bに対する突出方向の先端が第1のバスリング41の接続部41aに近づくように傾斜している。
換言すれば、第1のバスリング41の複数の接続部41aにおけるU相の巻線32Uの一方の端部321Uとの接続位置41cと、第2のバスリング42の複数の接続部42aにおけるV相の巻線32Vの一方の端部321Wとの接続位置42cと、第3のバスリング43の複数の接続部43aにおけるW相の巻線32Wの一方の端部321Wとの接続位置43cが均等化するように、U相の巻線32Uの一方の端部321Uとの接続位置41cと複数の連結部41bとの軸方向における距離、V相の巻線32Vの一方の端部321Wとの接続位置42cと複数の連結部42bとの軸方向における距離、及びW相の巻線32Wの一方の端部321Wとの接続位置43cと複数の連結部43bとの軸方向における距離が、第1乃至第3のバスリング41〜43のそれぞれで異なっている。
ここで、「均等化」とは、接続部41a,42a,43aの傾斜角が互いに等しい場合と比較して巻線32との接続位置41c,42c,43cの間の軸方向の間隔が狭くなることをいう。
本実施の形態では、第2のバスリング42の複数の接続部42aは、第1のバスリング41の複数の接続部41aにおけるU相の巻線32Uの一方の端部321Uとの接続位置41cに複数の接続部42aにおけるV相の巻線32Vの一方の端部321Wとの接続位置42cを合わせるように傾斜している。第3のバスリング43の複数の接続部43aは、第1のバスリング41の複数の接続部41aにおけるU相の巻線32Uの一方の端部321Uとの接続位置41cに複数の接続部43aにおけるW相の巻線32Wの一方の端部321Wとの接続位置43cを合わせるように傾斜している。したがって、傾斜角θは傾斜角θよりも大きく設定されている(傾斜角θ>傾斜角θ>0°)。
なお、本実施の形態では、第1のバスリング41の複数の接続部41aにおけるU相の巻線32Uの一方の端部321Uとの接続位置41cに合わせて、第2のバスリング42の複数の接続部42a及び第3のバスリング43の複数の接続部43aを傾斜させたが、これに限らず、例えば、第2のバスリング42の複数の接続部42aにおけるV相の巻線32Vの一方の端部321Vとの接続位置42cに合わせて、第1のバスリング41の複数の接続部41a及び第3のバスリング43の複数の接続部43aを傾斜させてもよい。
また、例えば、第3のバスリング43の複数の接続部43aにおけるW相の巻線32Wの一方の端部321Wとの接続位置43cに合わせて、第1のバスリング41の複数の接続部41a及び第2のバスリング42の複数の接続部42aを傾斜させてもよい。
また、決められた巻線32との接続位置に合わせて、第1のバスリング41の複数の接続部41a、第2のバスリング42の複数の接続部42a、及び第3のバスリング43の複数の接続部43aをそれぞれ傾斜させてもよい。
(第2のバスリング42及び第3のバスリング43の製造方法)
次に、第2のバスリング42及び第3のバスリング43の製造方法について図7を参照して説明する。
図7(a)は、第2及び第3のバスリング42,43を形成するための治具5の構成例を示す側面図であり、図7(b)は、第3のバスリング43が治具5に巻き付けられた状態における断面図である。
第2のバスリング42及び第3のバスリング43は、図7(a)に示すような治具5を使用することにより、傾斜角θを有する複数の接続部42a及び傾斜角θを有する複数の接続部43aが形成される。以下では、第3のバスリング43を例にとってより詳細に説明する。
治具5は、第3のバスリング43の複数の連結部43bを支持する円形状の基部51と、基部51に対してθ傾斜した傾斜面52aを有する傾斜部52とを有している。傾斜部52は、側面視あるいは断面において等脚台形状である。なお、第2のバスリング42を製造する場合、治具5における傾斜面52aは、基部51に対してθ傾斜している。
第3のバスリング43の製造過程では、まず、線状の導電部材を屈曲させて複数の接続部43aを形成する。次に、複数の接続部43aが形成された導電部材を治具5の傾斜部52の外周に巻き付けていく。このとき、図7(b)に示すように、複数の接続部43aを傾斜面52aに押し付けながら導電部材を傾斜部52に巻き付けることにより、基部51に支持されている複数の連結部43bに対してθ傾斜した複数の接続部43aが形成される。これにより、複数の連結部43bに対する傾斜角がθである複数の接続部43aが径方向内方に突出した円環状の第3のバスリング43が形成される。
(第1乃至第3のバスリング41〜43と巻線32との接続方法)
次に、第1のバスリング41とU相の巻線32U、第2のバスリング42とV相の巻線32V、及び第3のバスリング43とW相の巻線32Wとの接続方法について、図8及び図9を参照して説明する。
第1乃至第3のバスリング41〜43とU相の巻線32U、V相の巻線32V、及びW相の巻線32Wとは、各巻線32の一方の端部321U,321V,321Wが挿通された状態の接続部41a,42a,43aを加締めることによって電気的に接続される。
第1のバスリング41とU相の巻線32Uの一方の端部321U、第2のバスリング42とV相の巻線32Vの一方の端部321V、及び第3のバスリング43とW相の巻線32Wの一方の端部321Wとの接続方法は、それぞれ同様であるため、第1のバスリング41とU相の巻線32Uの一方の端部321Uとの接続方法を例にとって以下説明する。
図8は、第1のバスリング41の接続部41aとU相の巻線32Uの一方の端部321Uとの接続方法を示す説明図である。図9(a)は、接続前における第1のバスリング41の接続部41a及びU相の巻線32Uの一方の端部321Uを示し、図9(b)は、接続後における第1のバスリング41の接続部41a及びU相の巻線32Uの一方の端部321Uを示す平面図である。
第1のバスリング41の接続部41aは、図9(a)に示すように、連結部41bから径方向内方に延出されてU相の巻線32Uの一方の端部321Uを挟む一対の延出部(第1の延出部411及び第2の延出部412)と、第1の延出部411及び第2の延出部412の間に形成された湾曲部413とを一体に有している。接続部41aは、その表面に錫メッキが施されている。
第1のバスリング41をステータ3(図2及び図3参照)に装着すると、U相の巻線32Uの一方の端部321Uは、第1の延出部411と第2の延出部412との間に配置される。すなわち、U相の巻線32Uの一方の端部321Uは、接続部41aに挿通された状態となる。
本実施の形態では、接続部41aとU相の巻線32Uの一方の端部321Uとの接続は、熱加締め(ヒュージング)によって行われる。より具体的には、図8に示すように、正電極501を第1の延出部411の側面411aに接触させると共に、負電極502を第2の延出部412の側面412aに接触させ、第1の延出部411及び第2の延出部412を正電極501及び負電極502によってU相の巻線32Uの一方の端部321Uに押し付けながら、正電極501と負電極502との間に直流電圧を印加する。
すると、正電極501から第1の延出部411、U相の巻線32Uの一方の端部321U、第2の延出部412を介して負電極502に直流電流が流れ、そのジュール熱によってまずメッキされた錫が溶融し、続いて接続部41aに挿通されたU相の巻線32Uの一方の端部321Uの近傍における第1の延出部411及び第2の延出部412が溶融する。これにより、第1のバスリング41の接続部41aとU相の巻線32Uの一方の端部321Uとが電気的に接続される。
なお、このとき、第1の延出部411と第2の延出部412との間の距離が狭くなるが、少なくとも、連結部41b側における第1の延出部411と連結部41b側における第2の延出部412とは、直接的に溶着しない。同様に、接続部41aを挟んで隣り合う連結部41b同士についても、直接的に溶着しない。すなわち、連結部41b側における第1の延出部411と連結部41b側における第2の延出部412との間、及び接続部41aを挟んで隣り合う連結部41bの間には、それぞれ隙間が空いている。
熱加締めの作業を行う際、第1乃至第3のバスリング41〜43において、接続部41a,42a,43aと各巻線32の一方の端部(321U,321V,321W)との接続位置41c,42c,43cが均等化されているため、正電極501及び負電極502を各接続位置41c,42c,43cに合わせて移動させる必要がない。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)接続部41a,42a,43aにおける各巻線32の一方の端部(321U,321V,321W)との接続位置41c,42c,43cと連結部41b,42b,43bとの軸方向における距離が、第1乃至第3のバスリング41〜43のそれぞれで異なることにより、接続部41a,42a,43aにおける各巻線32の一方の端部(321U,321V,321W)との接続位置41c,42c,43cを均等化することができる。
(2)第1乃至第3のバスリング41〜43において、接続部41a,42a,43aにおける各巻線32U,32V,32Wの一方の端部321U,321V,321Wとの接続位置41c,42c,43cを均等化することにより、接続部41a,42a,43aと各巻線32U,32V,32Wの一方の端部321U,321V,321Wとを熱加締めする際、正電極501及び負電極502を各接続位置に合わせて移動させる必要がなくなり、作業の効率化が図れる。
(3)接続部41a,42a,43aの径方向に対する傾斜角がそれぞれ異なることにより、接続部41a,42a,43aにおける各巻線32の一方の端部(321U,321V,321W)との接続位置41c,42c,43cを均等化させているため、同一形状の導電部材を使用して第1乃至第3のバスリング41〜43を成形することができる。
(4)第1のバスリング41の接続部41a、第2のバスリング42の接続部42a、及び第3のバスリング43の接続部43aは、第1乃至第3のバスリング41〜43を軸方向に並べて配置したときに周方向の間隔がそれぞれ等しくなるように設定されているので、環状に配置された複数のインシュレータ33における各挿通部332aは、インシュレータ33ごとに周方向における形成位置を変更する必要がなく、各インシュレータ33の形状を同一にすることができる。これにより、インシュレータ33を成形するための金型を複数用意する必要がなく、インシュレータ33の製造コストの低減につながる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]コア(31)に巻き回された巻線(32)に対して集配電を行う環状の第1乃至第3のバスリング(41〜43)を備え、第1乃至第3のバスリング(41〜43)は、軸方向に並んで配置され、線状の導電部材を屈曲することにより、巻線(32)に接続される複数の接続部(41a,42a,43a)と、複数の接続部(41a,42a,43a)を周方向に連結する複数の連結部(41b,42b,43b)とが形成され、複数の接続部(41a,42a,43a)のそれぞれにおける巻線(32)との接続位置(41c,42c,43c)が軸方向で均等化するように、巻線(32)との接続位置(41c,42c,43c)と複数の連結部(41b,42b,43b)との軸方向における距離が第1乃至第3のバスリング(41〜43)のそれぞれで異なり、複数の接続部(41a,42a,43a)は、径方向に対する傾斜角が第1乃至第3のバスリング(41〜43)でそれぞれ異なっている集配電リング(4)。
[2]第1乃至第3のバスリング(41〜43)のうち何れか1つのバスリングは、その径方向に沿って複数の接続部が突出している[1]に記載の集配電リング(4)。
[3]第1乃至第3のバスリング(41〜43)とコア(31)とが軸方向に並んで配置され、第1乃至第3のバスリング(41〜43)のうちコア(31)から最も遠い位置に配置されたバスリングは、その径方向に沿って複数の接続部が突出している[1]に記載の集配電リング(4)。
[4][1]乃至[3]の何れか1項に記載の集配電リング(4)と、複数のコア(31)及び複数相の巻線(32)を含んで構成されたステータ(3)とを備えた電動機(1)。
[5]第1乃至第3のバスリング(41〜43)と巻線(32)とは、巻線(32)が複数の接続部(41a,42a,43a)のそれぞれに挿通された状態で熱加締めされることにより電気的に接続されている、[4]に記載の電動機(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、第1乃至第3のバスリング41〜43は、中心導体400aが絶縁体400bで被覆されていたが、これに限らず、絶縁体400bで被覆されていない単線導体でもよい。
また、上記実施の形態では、第1乃至第3のバスリング41〜43の複数の接続部41a,42a,43aは、連結部41b,42b,43bの径方向内方に突出していたが、これに限らず、複数の接続部41a,42a,43aすべてが連結部41b,42b,43bの径方向外方に突出していてもよい。
また、上記実施の形態では、第1乃至第3のバスリング41〜43は複数の固定部材40によって一括して固定された状態でステータ3に保持されていたが、これに限らず、ステータ3側に第1乃至第3のバスリング41〜43を固定するための固定部材が設けられていてもよい。
また、上記実施の形態では、第2及び第3のバスリング42,43の複数の接続部42a,43aは治具5を用いて形成したが、これに限らず、例えば手作業等により複数の接続部42a,43aを形成してもよい。
1…電動機
3…ステータ
4…集配電リング
31,31U,31V,31W…コア
32…巻線
32U,32V,32W…U相,V相,W相の巻線
41〜43…第1乃至第3のバスリング
41a,42a,43a…接続部
41b,42b,43b…連結部
41c,42c,43c…接続位置
321U,321V,321W…一方の端部

Claims (4)

  1. 複数のコア及び前記コアに巻き回された複数相の巻線を含んで構成されたステータと、前記巻線に対して集配電を行う環状の第1乃至第3のバスリングを有する集配電リングとを備え、
    前記第1乃至第3のバスリングは、軸方向に並んで配置され、線状の導電部材を屈曲することにより、前記巻線に接続される複数の接続部と、前記複数の接続部を周方向に連結する複数の連結部とが形成され、
    前記複数の接続部のそれぞれにおける前記巻線との接続位置と前記複数の連結部との軸方向における距離が前記第1乃至第3のバスリングのそれぞれで異なり、
    前記複数の接続部は、前記連結部から径方向内方又は外方に延出されて前記巻線を挟む一対の延出部と前記一対の延出部の間に形成された湾曲部とを一体に有し、
    前記第1のバスリングにおける前記複数の接続部の径方向に対する傾斜角と、前記第2のバスリングにおける前記複数の接続部の径方向に対する傾斜角と、前記第3のバスリングにおける前記複数の接続部の径方向に対する傾斜角とが、前記接続位置が前記第1乃至第3のバスリングの軸方向において同じ位置となるように互いに異なり、
    前記一対の延出部は、前記巻線が前記一対の延出部に挟まれて前記接続部に接続された状態で互いに離間している、
    電動機。
  2. 前記第1乃至第3のバスリングのうち何れか1つのバスリングは、当該1つのバスリングの径方向に対して平行な方向に前記複数の接続部が突出している、
    請求項1に記載の電動機。
  3. 前記第1乃至第3のバスリングと前記コアとが軸方向に並んで配置され、
    前記第1乃至第3のバスリングのうち前記コアから最も遠い位置に配置されたバスリングは、当該バスリングの径方向に対して平行な方向に前記複数の接続部が突出している、
    請求項1に記載の電動機。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動機の製造方法であって、
    前記第1乃至第3のバスリングと前記巻線と、前記巻線が前記複数の接続部のそれぞれに挿通された状態で熱加締めることにより電気的に接続る、
    動機の製造方法
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