JP3650372B2 - 回転電機 - Google Patents

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    • H02K2203/06Machines characterised by the wiring leads, i.e. conducting wires for connecting the winding terminations

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、固定子コイルの結線をする接続導体ホルダを備えた回転電機に関し、特に固定子コイルと接続導体ホルダとの結線作業を容易とし、また安価な接続導体ホルダとすることができる回転電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図25は従来の回転電機を示す断面図である。図25において、回転電機200は、概略円筒状の固定子101と回転子102を有している。固定子101は、概略円筒状の固定子鉄心103と固定子鉄心103の磁極に巻回される固定子コイル104とを有している。一方、回転子102は回転軸105と回転軸105に固定された円柱状の永久磁石106とを有している。固定子鉄心103と永久磁石106とは、所定の間隙を開けて対向して配置されている。回転軸105は、軸受105a,105bによって回転自在に支持されている。
【0003】
固定子コイル104は、結線用の引き出し線104aを固定子鉄心103の一側端部から軸方向に真っ直ぐに複数本導出している。固定子コイル104の引き出し線104aに近接して接続導体ホルダ107が配置されている。接続導体ホルダ107は、中央部に形成された貫通穴107aに回転軸105を貫通させて配置されている。これらの構成要素は、フレーム108aとこれにねじ止めされるブラケット108b内に収納されている。
【0004】
接続導体ホルダ107は、絶縁性樹脂材で作製され、概略円環状をなしている。接続導体ホルダ107の固定子101と反対側の側面には、4本の収納溝113,114,115,116が形成されている。4本の収納溝113,114,115,116は、各々、側面側に開口を有し回転軸105の軸線方向に深さを有する概略同心円をなす溝である。
【0005】
収納溝113,114,115には、固定子コイル104のうち同相のコイルの引き出し線104a同士を接続する相別接続導体109,110,111が収納されている。また、収納溝116には、固定子コイル104の電気的中性点につながる引き出し線104aに接続される共通接続導体112が収納されている。
【0006】
図26は収納溝113に収納される相別接続導体109の整形工程前の形状を示す一部分の正面図である。図27は相別接続導体109の正面図である。相別接続導体109は、プレス機によって打ち抜かれた図26に示される平板状の中間工程部材が図27に示される形状に整形されて作製される。すなわち、図26に示される形状から、まず、長手方向に円形に丸められて環部109dが形成され、その後、4個のコイル結線用端子部109aが広げるように直角に折り曲げられて完成する。コイル結線用端子部109aの先端にはU字状溝が形成されている。他の相別接続導体110,111及び共通接続導体112も、相別接続導体109と同様の手順で概略同様形状に作製される。
【0007】
図25に戻り、上述のように整形された相別接続導体109,110,111及び共通接続導体112は、収納溝113,114,115,116に図25の上方側から軸線方向に挿入されて装着される。このとき、各々の接続導体から放射状に突出するコイル結線用端子部は、各々、重ならないように配置される。そして、相別接続導体109,110,111及び共通接続導体112は、固定子鉄心103の一側端部から軸方向に導出された引き出し線104aに各々接続される。その際、各接続導体は、コイル結線用端子部の先端に形成されたU字状溝を引き出し線104aに係合させて接続される。U字状溝と引き出し線104aとは、引き出し線104aをくわえ込んだU字状溝が圧着してつぶされた後、この部分が加熱されて溶かされ両者が接続される。このようにして、固定子コイル104に所定の結線が施される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成の従来の回転電機においては、引き出し線104aと接続導体との接続の際、作業性が悪いので問題であった。すなわち、作業中にU字状溝から引き出し線104aが外れることがあり、圧着しづらいので問題であった。また、図26に示す形状の中間工程部材は、平板状の材料から打ち抜かれる工程において材料取りでの歩留りが悪くコストが増加するので問題であった。また、平板状の材料から打ち抜いたこの中間工程部材を図27に示す形状に整形する際には、高い加工寸法精度が要求されるので問題であった。
【0009】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、組付け作業の作業性を向上することができるとともに、材料取りでの歩留りを改善することができ、結果としてコストダウンをすることができる回転電機を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る回転電機は、固定子鉄心の磁極に巻回され引き出し線が固定子鉄心の一側端部から軸方向に導出する複数の固定子コイルと、中央部に貫通穴を有する絶縁性環状体であって、側面に開口を有し周方向に断続的に形成された円弧状の収納溝が径方向に複数設けられ、固定子コイルの引き出し線に近接して配置された接続導体ホルダと、接続導体ホルダの収納溝内に収納された収納部及び収納部から接続導体ホルダの外径側に突出して設けられたコイル結線用端子部を有する複数の接続導体とを備え、コイル結線用端子部は環状部を有し、環状部に固定子コイルの引き出し線を挿入されて、引き出し線と接続される。
【0011】
また、コイル結線用端子部は、収納部から外径側に突出し折り返されて戻る線状の導線でなり、環状部は折り返された部分に形成され、コイル結線用端子部の収納部側の基部においては、2本に並んだ導線が溶接されて接続されている。
【0012】
また、複数の収納溝は、接続導体ホルダの軸方向に各々深さを変えて形成され、接続導体間の絶縁距離が設けられている。
【0013】
また、接続導体は、同相の固定子コイルの引き出し線同士を接続する相別接続導体と、固定子コイルの電気的中性点につながる引き出し線に接続される共通接続導体とからなる。
【0014】
また、相別接続導体は、長尺の1本の導線が折り曲げられて形成され、円弧状の収納部と隣り合う収納部の間に放射状に折り返されてなるコイル結線用端子部とが形成され、始端部と終端部が固定子と反対側に突出するように折り曲げられて電流印可部が形成され、電流印可部の基部においては、2本に並んだ導体が溶接されて接続されている。
【0015】
また、接続導体は、断面丸型の導線である。
【0016】
また、接続導体は、断面矩形の導線である。
【0017】
また、接続導体の収納部は、接続導体ホルダの径方向に厚さの薄い帯状である。
【0018】
さらに、溶接は、ティグ溶接である。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の回転電機を示す断面図である。図1において、回転電機100は、概略円筒状の固定子1と固定子1の中央に配置された回転子2を有している。固定子1は、概略円筒状の固定子鉄心3と固定子鉄心3の磁極に巻回される3相の固定子コイル4とを有している。一方、回転子2は回転軸5と回転軸5に固定された円柱状の永久磁石6とを有している。固定子鉄心3と永久磁石6とは、所定の間隙を開けて対向して配置されている。回転軸5は、軸受5a,5bによって回転自在に支持されている。
【0020】
固定子コイル4は、結線用の引き出し線4aを固定子鉄心3の一側端部から軸方向に真っ直ぐに複数本導出している。引き出し線4aは、各相に対して4本、さらに電気的中性点につながる引き出し線として12本、合計で24本の引き出し線4aが同一円状に周方向に等間隔に並んで立設されている。固定子コイル4の引き出し線4aに近接して接続導体ホルダ7が配置されている。接続導体ホルダ7は、中央部に形成された貫通穴7aに回転軸5を貫通させて配置されている。上述したこれらの構成要素は、フレーム8aとこれにねじ止めされるブラケット8b内に収納されている。
【0021】
図2は接続導体ホルダ7の詳細を示す断面図である。図3は図2の接続導体ホルダ7を固定子1と反対側から見た図である。図4は図2の接続導体ホルダ7を固定子1側から見た図である。接続導体ホルダ7は、絶縁性樹脂材で作製され、中央部に貫通穴7aを有し、概略円環状をなしている。接続導体ホルダ7の固定子1と反対側の第1の面には、3本の収納溝13,14,15が形成されている。3本の収納溝13,14,15は、各々、側面側に開口を有し回転軸5の軸線方向に深さを有する概略同心円状の溝である。各々の溝は、後で述べるコイル結線用端子部9a,10a,11aを外径方向に突出させる目的で外周壁を周方向に所定の間隔で分断され、結果的に断続的に連なる円弧状の溝とされている。
【0022】
3本の収納溝13,14,15は、中心に近い収納溝13の直径が一番小さく、収納溝14、収納溝15の順にしだいに直径が大きくなっている。一方、収納溝13,14,15の深さにおいては、収納溝13の深さが一番浅く、収納溝14、収納溝15の順にしだいに深さが深くされている。
【0023】
一方、第1の面と反対側、すなわち接続導体ホルダ7の固定子1側の第2の面には、周方向に等間隔に円弧状の凸部33が形成されている。また、所定の間隔をあけて凸部33の中心側には全周にわたって内周壁34が立設されている。
【0024】
図5は第1の収納溝13に収納される第1の接続導体としての相別接続導体9の正面図である。相別接続導体9は、一般的で容易に入手可能な1本の断面丸型の導線が所定の形状に折り曲げられて形成されている。そして、円弧状の収納部9dと放射状に外径方向に突出するコイル結線用端子部9aとが交互に形成されている。円弧状の収納部9dは4個が形成され全体で概略の環をなしている。一方、コイル結線用端子部9aは、90度毎に4個が形成されている。また、導線の最初の部分と最後の部分は、2本が揃えられて、環をなす収納部9dに対して直角方向、すなわち、回転軸5の軸線方向に折り曲げられて電流印可部9bを形成している。
【0025】
放射状に外径方向に突出するコイル結線用端子部9aは、収納部9dから外径側に突出するように概略90度曲げられて先端において180度曲げられ、すなわち元の方向に折り返されて戻る導線でなり、折り返された先端部には、小径の環状部9eが形成されている。コイル結線用端子部9aの基部においては、2本に揃えて並んだ導線が広がってしまうことのないようにティグ(TIG)溶接されて接続されている。図中、黒点で示した部分がティグ溶接部9cである。ティグ溶接部9cが接続されることにより、4個の収納部9dがなす環の形状が崩れにくいものとなり、また、コイル結線用端子部9aの形状が崩れることも防止される。一般的にティグ溶接は、作業性がよく、また安価である。
【0026】
図6は第2の収納溝14に収納される第2の接続導体としての相別接続導体10の正面図である。相別接続導体10は、上述の相別接続導体9と概略同様の形状をなし、コイル結線用端子部10a、電流印可部10b、ティグ溶接部10c、収納部10d、環状部10eが形成されている。4個の収納部10dが形成する環の径は、相別接続導体9のものより大きい。一方、放射状に外径方向に突出するコイル結線用端子部10aは、相別接続導体9のものより短い。
【0027】
図7は第3の収納溝15に収納される第3の接続導体としての相別接続導体11の正面図である。図8は図7のVIII-VIII線に沿う矢視断面図である。相別接続導体11も、上述の相別接続導体9と概略同様の形状をなし、コイル結線用端子部11a、電流印可部11b、ティグ溶接部11c、収納部11d、環状部11eが形成されている。4個の収納部11dが形成する環の径は、相別接続導体10のものよりさらに大きい。放射状に外径方向に突出するコイル結線用端子部11aは、相別接続導体10のものよりさらに短い。
【0028】
図8によく示されるように、相別接続導体11を形成する導線の最初の部分と最後の部分も、上述の2つの相別接続導体9,10と同じように環をなす収納部9dに対して直角方向、すなわち、回転軸5の軸線方向に折り曲げられて電流印可部11bを形成している。電流印可部11bの基部においては、2本に揃えて並んだ導線が広がらないようにティグ溶接されて接続されている。図中、黒点で示した部分がティグ溶接部11fである。
尚、上述の2つの相別接続導体9,10においても、電流印可部9b,10bの基部は、2本に揃えて並んだ導線が広がらないようにティグ溶接されて接続されている。電流印可部9b,10b,11bの基部が溶接されることにより、4個の収納部9dが形成する環の形状が崩れにくいものとなり、また、電流印可部9b,10b,11bの形状が崩れることが防止される。
【0029】
図9は接続導体ホルダ7の固定子1側の第2の面に装着される第4の接続導体としての共通接続導体12の正面図である。共通接続導体12は、相別接続導体と同様に、長尺の1本の断面丸型の導線が折り曲げられて形成されている。そして、円弧状の収納部12dと放射状に外径方向に突出するコイル結線用端子部12aとが交互に形成されている。円弧状の収納部12dは全体で環をなしている。コイル結線用端子部12aは、30度毎に12個が形成されている。
【0030】
放射状に外径方向に突出するコイル結線用端子部12aは、収納部12dから外径側に突出するように曲げられてそして元の方向に折り返されて戻る導線でなり、折り返された先端部に小径の環状部12eが形成されている。コイル結線用端子部12aの収納部12d側の基部においては、2本に揃えて並んだ導線が広がらないようにティグ溶接されて接続されている。図中、黒点で示した部分がティグ溶接部12cである。
【0031】
図2から図4に戻り、相別接続導体9,10,11は、接続導体ホルダ7の第1の面に形成された第1,第2,第3の収納溝13,14,15に収納されている。相別接続導体9,10,11の各々のコイル結線用端子部9a,10a,11aは、収納溝の分断部から外径方向に放射状に突出している。一方、共通接続導体12は、接続導体ホルダ7の第2の面に形成された凸部33と内周壁34との間にスプリングバックを利用して固定されている。そして、共通接続導体12のコイル結線用端子部12aは、隣接する2つの凸部33の間から外径方向に放射状に突出している。相別接続導体9,10,11及び共通接続導体12のコイル結線用端子部9a,10a,11a,12aは、各々軸線方向に重ならないように接続導体ホルダ7から外径方向に放射状に突出している。そして、各々のコイル結線用端子部9a,10a,11a,12aの先端に形成された環状部9e,10e,11e,12eは、中心軸から同一の距離に周方向に等間隔に位置されている。
【0032】
図1に戻り、環状部9e,10e,11e,12eは、固定子鉄心3の一側端部から軸方向に導出する引き出し線4aを各々貫通させてこれと接続されている。このように接続されることにより、相別接続導体9,10,11は、同相の固定子コイル4の引き出し線4a同士を接続している。一方、共通接続導体12は、固定子コイル4の電気的中性点につながる引き出し線4aに接続されている。
【0033】
ここで、回転電機100の組み立て手順を簡単に説明する。まず、図2から図4の状態に組み立てられた接続導体ホルダ7、相別接続導体9,10,11及び共通接続導体12が、固定子コイル4の引き出し線4aに近接して固定子コイル4の所定の位置に固定される。その際、各固定子コイル4の引き出し線4aが対応するそれぞれの環状部9e,10e,11e,12eに挿入され、環状部9e,10e,11e,12eが圧着されてつぶされた後、この部分が加熱されて溶かされ両者が接続される。本実施の形態においては、コイル結線用端子部9a,10a,11a,12aは、全て接続導体ホルダ7の外径側に突出して設けられるので、接続工具類の挿入や操作がし易く、結線作業を容易に行えて信頼性の高い接続部が得られる。
【0034】
このようにして固定子コイル4の結線を終えた固定子鉄心3は、治具を用いてフレーム8aの内周に嵌合され位置決めされる。そして、固定子鉄心3の各磁極に対向配置される永久磁石6、軸受5a,5bが取り付けられた回転軸5が、軸受5bの外周にブラケット8bの軸受ハウジング部を嵌合された状態で機内に挿入され、軸受5aの外周をフレーム8aの軸受ハウジング部で支持され、軸受5bの外周をブラケット8bの軸受ハウジング部で支持された状態に組み立てられた後、フレーム8aの負荷側端部に設けたフランジにブラケット8bをボルトで固定して取り付けられて回転電機100が完成する。
【0035】
このような構成の回転電機においては、固定子鉄心3の磁極に巻回され引き出し線4aが固定子鉄心3の一側端部から軸方向に導出する複数の固定子コイル4と、中央部に貫通穴7aを有する絶縁性環状体であって、側面に開口を有し周方向に断続的に形成された円弧状の収納溝13,14,15が径方向に複数設けられ、固定子コイル4の引き出し線4aに近接して配置された接続導体ホルダ7と、接続導体ホルダ7の収納溝13,14,15内に収納された収納部9d,10d,11d及び収納部9d,10d,11dから接続導体ホルダ7の外径側に突出して設けられたコイル結線用端子部9a,10a,11aを有する複数の接続導体9,10,11とを備え、コイル結線用端子部9a,10a,11aは環状部9e,10e,11eを有し、環状部9e,10e,11eに固定子コイル4の引き出し線4aを挿入されて、引き出し線4aと接続されるので、引き出し線4aと接続導体9,10,11との接続の際、作業中に引き出し線4aがコイル結線用端子部9a,10a,11aから外れてしまうことがなく、容易に圧着・加熱することができ作業性が向上する。
【0036】
また、コイル結線用端子部9a,10a,11aは、収納部9d,10d,11dから外径側に突出し折り返されて戻る線状の導線でなり、環状部9e,10e,11eは折り返された部分に形成され、コイル結線用端子部9a,10a,11aの収納部側の基部においては、2本に並んだ導線が溶接されて接続されているので、容易に環状部9e,10e,11eを形成することができるとともに、材料取りでの歩留りを改善することができ、さらに材料が導線であるのでコストダウンをすることができる。
【0037】
また、本実施の形態においては、収納溝13,14,15の深さは、収納溝13の深さが一番浅く、収納溝14、収納溝15の順に深さが深くされている。これは、3本の相別接続導体9,10,11間の絶縁距離を回転軸5の軸線方向にとるためである。このような構成とすることにより、接続導体ホルダ7を径方向に大きくする必要がなくなり、回転電機100をコンパクトにすることができる。また、複数の収納溝13,14,15を、接続導体ホルダの軸方向に各々深さを変えて形成することにより、相別接続導体9,10,11が、コイル結線用端子部9a,10a,11aも含めて同一面内で形成されればよいこととなり、相別接続導体9,10,11の形状を簡素化することができる。
【0038】
尚、本実施の形態においては、環状部9e,10e,11eは、コイル結線用端子部9a,10a,11aの先端に形成されているが、必ずしも先端に限るものではない、すなわち、2本に並んだ導線の例えば中間部が膨らむように広げられて形成されてもよい。
【0039】
また、本実施の形態においては、コイル結線用端子部9a,10a,11aの基部が、2本に揃えて並んだ導線が広がらないようにティグ溶接されて接続されているが、2本に揃えて並んだ導線が広がらないようにする方法は、溶接に限られるものでなく、一例としては基部が捻られて接続されてもよい。または、別の部材で圧着してもよい。また、例えば収納溝の形状を工夫して、4個の収納部が形成する環の形状を崩れにくいものとすれば、基部の溶接は省略することができる可能性もある。
【0040】
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2の回転電機を示す接続導体ホルダの断面図である。図11は図10の接続導体ホルダを固定子と反対側から見た図である。図12は図10の接続導体ホルダを固定子側から見た図である。本実施の形態の接続導体ホルダ16は、実施の形態1のものと概略同様の形状をなしている。すなわち、接続導体ホルダ16は、絶縁性樹脂材で作製され、中央部に貫通穴16aを有し、概略円環状をなし、固定子1と反対側の第1の面には、3本の収納溝21,22,23が形成されている。
【0041】
一方、接続導体ホルダ7の固定子1側の第2の面には、周方向に同一円上に等間隔に円弧状の凸部35が形成されている。凸部35の中心側には所定の間隔をあけて全周にわたって内周壁36が立設されている。
【0042】
図13は第1の収納溝21に収納される第1の接続導体としての相別接続導体17の正面図である。図14は第2の収納溝22に収納される第2の接続導体としての相別接続導体18の正面図である。図15は第3の収納溝23に収納される第3の接続導体としての相別接続導体19の正面図である。図16は図15のXVI-XVI線に沿う矢視断面図である。本実施の形態においては、相別接続導体17,18,19が断面矩形の平角銅線によって作製されている。その他の構成は概略実施の形態1と同様である。すなわち、相別接続導体17,18,19は、それぞれ、収納部17d,18d,19d、コイル結線用端子部17a,18a,19a、環状部17e,18e,19e、電流印可部17b,18b,19b、及びティグ溶接部17c,18c,19cを有している。また、図16には、相別接続導体19の電流印可部19bの基部に設けられたティグ溶接部19fが示されている。
【0043】
図17は接続導体ホルダ16の固定子1側の第2の面に装着される第4の接続導体としての共通接続導体20の正面図である。本実施の形態においては、共通接続導体20も断面矩形の平角銅線によって作製されている。その他の構成は概略実施の形態1と同様である。すなわち、共通接続導体20は、収納部20d、コイル結線用端子部20a、環状部20e、20cを有している。
【0044】
本実施の形態の相別接続導体17,18,19及び共通接続導体20は、断面矩形の平角銅線によって作製されているので、接続導体ホルダ16の軸線方向の高さH2を、実施の形態1の高さH1より低くすることができる。そのため、回転電機100の軸線方向の長さを短くしてコンパクトにすることができる。実施の形態1の断面丸型の導線の直径をφDとすると、本実施の形態の断面矩形の導線の高さはπ/4×φDであり、約78.5%の高さとすることができる。
【0045】
実施の形態3.
図18はこの発明の実施の形態3の回転電機を示す接続導体ホルダの断面図である。図19は図18の接続導体ホルダを固定子と反対側から見た図である。接続導体ホルダ24は、絶縁性樹脂材で作製され、中央部に貫通穴24aを有し、概略円環状をなしている。接続導体ホルダ24の固定子1と反対側の第1の面には、4本の収納溝29,30,31,32が形成されている。4本の収納溝29,30,31,32は、各々、側面側に開口を有し回転軸5の軸線方向に深さを有する概略同心円をなす溝である。各々の溝は、後で述べるコイル結線用端子部25a,26a,27a,28aを外径方向に突出させるために外周壁を周方向に所定の間隔で分断され、結果的に断続的に連なる円弧状の溝とされている。
【0046】
4本の収納溝29,30,31,32は、中心に近い収納溝29の直径が一番小さく、収納溝30、収納溝31、収納溝32の順に直径が大きくなっている。一方、収納溝29,30,31の深さは同じ深さとされ、収納溝32の深さが他の溝より若干深くされている。
【0047】
図20は第1の収納溝29に収納される第1の接続導体としての相別接続導体25の正面図である。相別接続導体25は、長尺の1本の断面丸型の導線が折り曲げられて形成されている。そして、円弧状の収納部25dと放射状に外径方向に突出するコイル結線用端子部25aとが交互に形成されている。円弧状の収納部25dは4個が形成され全体で概略の環をなしている。そして、コイル結線用端子部25aは、90度毎に4個が形成されている。そして、本実施の形態の円弧状の収納部25dは、径方向につぶされて扁平形状とされている。すなわち、収納部25dは、接続導体ホルダ24の径方向に厚さの薄い帯状とされている。導線の最初の部分と最後の部分は、揃えられて、環をなす収納部25dに対して直角方向、すなわち、回転軸5の軸線方向に折り曲げられて電流印可部25bを形成している。
【0048】
放射状に外径方向に突出するコイル結線用端子部25aは、上述の実施の形態1あるいは実施の形態2と同様に形成され、折り返された先端部に小径の環状部25eが形成されている。コイル結線用端子部25aの基部においては、2本に揃えて並んだ導線が広がってしまうことのないようにティグ溶接されて接続されている。図中、黒点で示した部分がティグ溶接部25cである。
【0049】
図21は第2の収納溝30に収納される第2の接続導体としての相別接続導体26の正面図である。図22は第3の収納溝30に収納される第3の接続導体としての相別接続導体27の正面図である。図23は図22のXXIII-XXIII線に沿う矢視断面図である。相別接続導体26,27は、上述の相別接続導体25と概略同様の形状をなし、コイル結線用端子部26a,27a、電流印可部26b,27b、ティグ溶接部26c,27c、収納部26d,27d、環状部26e,27eが形成されている。収納部26d,27dは、相別接続導体25のものと同じように、接続導体ホルダ24の径方向に厚さの薄い帯状とされている。相別接続導体26の収納部26dが形成する環の径は、相別接続導体25のものより大きい。相別接続導体27の収納部27dが形成する環の径は、相別接続導体26のものよりさらに大きい。相別接続導体26のコイル結線用端子部26aは、相別接続導体25のものより短い。相別接続導体27のコイル結線用端子部27aは、相別接続導体26のものよりさらに短い。また、図23には、相別接続導体27の電流印可部27bの基部に設けられたティグ溶接部27fが示されている。
【0050】
図24は第4の収納溝31に収納される第4の接続導体としての共通接続導体28の正面図である。共通接続導体28は、長尺の1本の断面丸型の導線が折り曲げられて形成されている。そして、円弧状の収納部28dと放射状に外径方向に突出するコイル結線用端子部28aとが交互に形成されている。円弧状の収納部28dは全体で環状をなしている。コイル結線用端子部28aは、30度毎に12個が形成されている。そして、本実施の形態の円弧状の収納部28dは、径方向につぶされて扁平形状とされている。すなわち、収納部28dは、接続導体ホルダ24の径方向に厚さの薄い帯状とされている。そして、他の実施の形態と同じように、環状部28e及びティグ溶接部28cが形成されている。
【0051】
図18及び図19に戻り、相別接続導体25,26,27及び共通接続導体28は、接続導体ホルダ24の第1の面に形成された第1,第2,第3,第4の収納溝29,30,31,32に収納されている。そして、本実施の形態の相別接続導体25,26,27及び共通接続導体28は、円弧状の収納部25d,26d,27d,28dを径方向につぶされて扁平形状とされている。そのため、本実施の形態の収納溝29,30,31,32は、径方向に薄く形成することができ、反対に各収納溝間の距離(側壁の厚さ)を大きくすることができ、各接続導体の絶縁距離を十分にとることができる。そのため、相別接続導体25,26,27及び共通接続導体28を軸線方向にずらして絶縁距離をとる必要が無くなり、概略同一の平面に配置することができ、接続導体ホルダ24の軸線方向の高さH3を、さらに低くすることができる。
【0052】
【発明の効果】
この発明に係る回転電機は、固定子鉄心の磁極に巻回され引き出し線が固定子鉄心の一側端部から軸方向に導出する複数の固定子コイルと、中央部に貫通穴を有する絶縁性環状体であって、側面に開口を有し周方向に断続的に形成された円弧状の収納溝が径方向に複数設けられ、固定子コイルの引き出し線に近接して配置された接続導体ホルダと、接続導体ホルダの収納溝内に収納された収納部及び収納部から接続導体ホルダの外径側に突出して設けられたコイル結線用端子部を有する複数の接続導体とを備え、コイル結線用端子部は環状部を有し、環状部に固定子コイルの引き出し線を挿入されて、引き出し線と接続される。そのため、引き出し線と接続導体との接続の際、作業中に引き出し線がコイル結線用端子部から外れてしまうことがなく、容易に圧着・加熱することができ作業性が向上する。
【0053】
また、コイル結線用端子部は、収納部から外径側に突出し折り返されて戻る線状の導線でなり、環状部は折り返された部分に形成され、コイル結線用端子部の収納部側の基部においては、2本に並んだ導線が溶接されて接続されている。そのため、材料取りでの歩留りを改善することができるとともに、材料が導線であるのでコストダウンをすることができる。
【0054】
また、複数の収納溝は、接続導体ホルダの軸方向に各々深さを変えて形成され、接続導体間の絶縁距離が設けられている。そのため、接続導体間の絶縁距離を設ける目的で接続導体ホルダを径方向に大きくする必要がなくなり、回転電機をコンパクトにすることができる。
【0055】
また、接続導体は、同相の固定子コイルの引き出し線同士を接続する相別接続導体と、固定子コイルの電気的中性点につながる引き出し線に接続される共通接続導体とからなる。そのため、固定子コイルに所定の結線をする接続導体ホルダ全体の組み付けの作業性が向上するとともに、接続導体ホルダ全体のコストダウンをすることができる。
【0056】
また、相別接続導体は、長尺の1本の導線が折り曲げられて形成され、円弧状の収納部と隣り合う収納部の間に放射状に折り返されてなるコイル結線用端子部とが形成され、始端部と終端部が固定子と反対側に突出するように折り曲げられて電流印可部が形成され、電流印可部の基部においては、2本に並んだ導体が溶接されて接続されている。そのため、相別接続導体を一般的な1本の導線を用いて所定の強度で作製することができ、コストダウンをすることができる。
【0057】
また、接続導体は、断面丸型の導線である。そのため、材料が安価であり、さらにコストダウンをすることができる。
【0058】
また、接続導体は、断面矩形の導線である。そのため、接続導体の軸線方向の高さを低くすることができ、それにより接続導体ホルダの軸線方向の高さを低くすることができ、回転電機をコンパクトにすることができる。
【0059】
また、接続導体の収納部は、接続導体ホルダの径方向に厚さの薄い帯状である。そのため、接続導体を同一の平面に配置することができ、接続導体ホルダの軸線方向の高さをさらに低くすることができ、回転電機をコンパクトにすることができる。
【0060】
さらに、溶接は、ティグ溶接である。そのため、溶接工程を作業性がよく、また安価なものとすることができ、コストダウンをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の回転電機を示す断面図である。
【図2】 接続導体ホルダの詳細を示す断面図である。
【図3】 図2の接続導体ホルダを固定子と反対側から見た図である。
【図4】 図2の接続導体ホルダを固定子側から見た図である。
【図5】 第1の収納溝に収納される第1の接続導体としての相別接続導体の正面図である。
【図6】 第2の収納溝に収納される第2の接続導体としての相別接続導体の正面図である。
【図7】 第3の収納溝に収納される第3の接続導体としての相別接続導体の正面図である。
【図8】 図7のVIII-VIII線に沿う矢視断面図である。
【図9】 接続導体ホルダの固定子側の第2の面に装着される第4の接続導体としての共通接続導体の正面図である。
【図10】 この発明の実施の形態2の回転電機を示す接続導体ホルダの断面図である。
【図11】 図10の接続導体ホルダを固定子と反対側から見た図である。
【図12】 図10の接続導体ホルダを固定子側から見た図である。
【図13】 第1の収納溝に収納される第1の接続導体としての相別接続導体の正面図である。
【図14】 第2の収納溝に収納される第2の接続導体としての相別接続導体の正面図である。
【図15】 第3の収納溝に収納される第3の接続導体としての相別接続導体の正面図である。
【図16】 図15のXVI-XVI線に沿う矢視断面図である。
【図17】 接続導体ホルダの固定子側の第2の面に装着される第4の接続導体としての共通接続導体の正面図である。
【図18】 この発明の実施の形態3の回転電機を示す接続導体ホルダの断面図である。
【図19】 図18の接続導体ホルダを固定子と反対側から見た図である。
【図20】 第1の収納溝に収納される第1の接続導体としての相別接続導体の正面図である。
【図21】 第2の収納溝に収納される第2の接続導体としての相別接続導体の正面図である。
【図22】 第3の収納溝に収納される第3の接続導体としての相別接続導体の正面図である。
【図23】 図22のXXIII-XXIII線に沿う矢視断面図である。
【図24】 第4の収納溝に収納される第4の接続導体としての共通接続導体の正面図である。
【図25】 従来の回転電機を示す断面図である。
【図26】 収納溝に収納される相別接続導体の整形工程前の形状を示す一部分の正面図である。
【図27】 相別接続導体の正面図である。
【符号の説明】
1 固定子、2 回転子、3 固定子鉄心、4 固定子コイル、4a 引き出し線、5 回転軸、6 永久磁石(磁石)、7,16、24 接続導体ホルダ、13,14,15,21,22,23,29,30,31,32 収納溝、9,10,11,17,18,19,25,26,27 相別接続導体(接続導体)、12,20,28 共通接続導体(接続導体)、9a,10a,11a,12a,17a,18a,19a,20a,25a,26a,27a,28a コイル結線用端子部、9b,10b,11b,17b,18b,19b,25b,26b,27b 電流印可部、9c,10c,11c,12c,17c,18c,19c,20c,25c,26c,27c,28c 溶接部(ティグ溶接部)、9d,10d,11d,12d,17d,18d,19d,20d,25d,26d,27d,28d 収納部、9e,10e,11e,12e,17e,18e,19e,20e,25e,26e,27e,28e 環状部、11f,19f,27f 溶接部(ティグ溶接部)。

Claims (8)

  1. 固定子鉄心の磁極に巻回され引き出し線が前記固定子鉄心の一側端部から軸方向に導出する複数の固定子コイルと、
    中央部に貫通穴を有する絶縁性環状体であって、側面に開口を有し周方向に断続的に形成された円弧状の収納溝が径方向に複数設けられ、前記固定子コイルの前記引き出し線に近接して配置された接続導体ホルダと、
    前記接続導体ホルダの前記収納溝内に収納された収納部及び該収納部から前記接続導体ホルダの外径側に突出して設けられたコイル結線用端子部を有する複数の接続導体とを備え、
    前記コイル結線用端子部は環状部を有し、該環状部に前記前記固定子コイルの前記引き出し線を挿入されて、該引き出し線と接続され
    複数の前記収納溝は、前記接続導体ホルダの軸方向に各々深さを変えて形成され、前記接続導体間の絶縁距離が設けられている
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 前記コイル結線用端子部は、前記収納部から外径側に突出し折り返されて戻る線状の導線でなり、前記環状部は該折り返された部分に形成され、該コイル結線用端子部の前記収納部側の基部においては、2本に並んだ前記導線が溶接されて接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記接続導体は、同相の前記固定子コイルの引き出し線同士を接続する相別接続導体と、前記固定子コイルの電気的中性点につながる引き出し線に接続される共通接続導体とからなる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記相別接続導体は、長尺の1本の前記導線が折り曲げられて形成され、円弧状の前記収納部と隣り合う該収納部の間に放射状に折り返されてなる前記コイル結線用端子部とが形成され、始端部と終端部が前記固定子と反対側に突出するように折り曲げられて電流印可部が形成され、前記電流印可部の基部においては、2本に並んだ前記導体が溶接されて接続されている
    ことを特徴とする請求項に記載の回転電機。
  5. 前記接続導体は、断面丸型の導線である
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の回転電機。
  6. 前記接続導体は、断面矩形の導線である
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の回転電機。
  7. 前記接続導体の前記収納部は、前記接続導体ホルダの径方向に厚さの薄い帯状である
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の回転電機。
  8. 前記溶接は、ティグ溶接である
    ことを特徴とする請求項2またはに記載の回転電機。
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