JP2017184587A - 回転電機ステータ巻線の製造方法 - Google Patents

回転電機ステータ巻線の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コイルエンドにおける安定した結線を容易かつ確実に行うことができる回転電機ステータ巻線の製造方法を提供すること。【解決手段】周方向に複数のティースと複数のスロットとが交互に環状に形成されたステータコアに所定スロットピッチで波巻されたコイルを、リード部側から前記スロットに松葉形状のセグメント導体を挿入し、反リード部側で前記セグメント導体の端部を隣接する他のセグメント導体の端部とを順次接続して生成する回転電機ステータ巻線の製造方法であって、前記セグメント導体の接続端部に銅管を嵌める銅管外嵌工程(ステップS101)と、前記接続端部に対して前記銅管により熱かしめを行う熱かしめ工程(ステップS102)と、前記銅管を含めた接続端部を絶縁コートする絶縁コート工程(ステップS103)と、を含む。【選択図】図12

Description

本発明は、コイルエンドにおける安定した結線を容易かつ確実に行うことができる回転電機ステータ巻線の製造方法に関する。
近年、自動車業界では主要な角線の巻線方式として波巻が採用されている。波巻は、複数の波形状のコイルを組み込んだ構造である。波巻は、巻数が多いほど、起磁力を大きくすることができ、電圧飽和の範囲内で電流を低減できる利点がある。
なお、特許文献1には、巻線端がコイルエンド部の上部を引き回されて1つにまとめられ、締め金で一体化され、ハンダにより電気的に接続されて相間渡り部を構成しているものが記載されている。
特開2002−354736号公報
しかしながら、波巻は、巻数が多いほど、結線点数(溶接点)が増加し、結線点数の増加により内径側の結線点間の空間距離が狭くなり、溶接の難易度が高くなる。また、結線点数の増加により被覆剥離の工程の作業が大幅に増大する。
また、溶接する端末同士が密着していない場合や、端末の長さが揃ってない場合には、さらに溶接の難易度が高くなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コイルエンドにおける安定した結線を容易かつ確実に行うことができる回転電機ステータ巻線の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる回転電機ステータ巻線の製造方法は、周方向に複数のティースと複数のスロットとが交互に環状に形成されたステータコアに所定スロットピッチで波巻されたコイルを、リード部側から前記スロットに松葉形状のセグメント導体を挿入し、反リード部側で前記セグメント導体の端部を隣接する他のセグメント導体の端部とを順次接続して生成する回転電機ステータ巻線の製造方法であって、前記セグメント導体の接続端部に銅管を嵌める銅管外嵌工程と、前記接続端部に対して前記銅管により熱かしめを行う熱かしめ工程と、前記銅管を含めた接続端部を絶縁コートする絶縁コート工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる回転電機ステータ巻線の製造方法は、上記の発明において、前記熱かしめ工程は、前記接続端部と前記銅管との間に、ろう付け用の合金を配置して熱かしめを行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる回転電機ステータ巻線の製造方法は、周方向に複数のティースと複数のスロットとが交互に環状に形成されたステータコアに所定スロットピッチで波巻されたコイルを、リード部側から前記スロットに松葉形状のセグメント導体を挿入し、反リード部側で前記セグメント導体の端部を隣接する他のセグメント導体の端部とを順次接続して生成する回転電機ステータ巻線の製造方法であって、前記セグメント導体の接続端部の絶縁被膜を除去する絶縁被膜除去工程と、前記接続端部に銅管を嵌める銅管外嵌工程と、前記接続端部に対して前記銅管によりかしめを行うかしめ工程と、前記銅管を含めた接続端部を絶縁コートする絶縁コート工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる回転電機ステータ巻線の製造方法は、上記の発明において、前記接続端部の中央部分に窪みを形成し、前記接続端部の最端部を太くする窪み形成工程をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる回転電機ステータ巻線の製造方法は、上記の発明において、前記セグメント導体は平角線であり、前記銅管挿入工程は、前記接続端部を形成する1対のセグメント導体の各端部が、長辺方向にずれて対角線上に配置された状態で、各端部の長辺内側が向かい合うようにずらした後、各端部をねじり、このねじり状態で前記銅管を嵌めることを特徴とする。
また、本発明にかかる回転電機ステータ巻線の製造方法は、上記の発明において、前記銅管は、断面が楕円形状であることを特徴とする。
また、本発明にかかる回転電機ステータ巻線の製造方法は、上記の発明において、前記銅管は、前記接続端部への嵌め込み方向先端側の開口が楕円形状であることを特徴とする。
また、本発明にかかる回転電機ステータ巻線の製造方法は、上記の発明において、前記銅管は、前記接続端部への嵌め込み方向先端側の開口が傾斜して楕円形状となっていることを特徴とする。
本発明によれば、コイルエンドにおけるセグメント導体の接続端部に銅管を嵌め、その後、前記接続端部に対して前記銅管により熱かしめ、あるいはかしめを行い、その後、前記銅管を含めた接続端部を絶縁コートするようにしている。これにより、接続端部間の空間距離が狭い場合、接続端部が密着していない場合、接続端部の端末の長さが揃ってない場合であっても、コイルエンドにおける安定した結線を容易かつ確実に行うができる。
図1は、永久磁石型回転電機などの回転電機に用いられる回転電機ステータを構成する際、ステータコアに波巻巻線を巻き回す状態を示す図である。 図2は、第1の2周連続コイルの巻回状態を示す斜視図である。 図3は、第1の2周連続コイルを直線的に展開したものをリード部側からみた図である。 図4は、第1の2周連続コイルを外周方向に配置した場合の巻回状態を示す斜視図である。 図5は、第1の2周連続コイルと同じ構成の第2の2周連続コイルを回転方向側に6スロットピッチ分、シフトして配置した2レイヤ波巻コイルを直線的に展開したものをリード部側からみた図である。 図6は、第1の2周連続コイルと同じ構成の第2の2周連続コイルを回転方向側に6スロットピッチ分、シフトして配置した2レイヤ波巻コイルの巻回状態を示す斜視図である。 図7は、1相分の波巻コイルの巻回状態を示す断面図である。 図8は、第1の2周連続コイル間、第2の2周連続コイル間、および、第1の2周連続コイルと第2の2周連続コイルとの間の連結を示す図である。 図9は、図8に示した連結を松葉形状のセグメント導体とした場合の巻回状態を示す図である。 図10は、図9に示した連結状態とした回転電機ステータのリード部側を示す斜視図である。 図11は、回転電機ステータの反リード部側を示す斜視図である。 図12は、本実施の形態1における回転電機ステータ巻線の製造方法を示すフローチャートである。 図13は、接続端部にねじりを加える状態を示す説明図である。 図14は、熱かしめの状態を示す説明図である。 図15は、ろう付け用の合金を用いた熱かしめの状態を示す説明図である。 図16は、接続端部の中央部分に窪みを設けて熱かしめを行う状態を示す説明図である。 図17は、本実施の形態2における回転電機ステータ巻線の製造方法を示すフローチャートである。 図18は、銅管を用いて接続端部を密着させる状態を示す説明図である。 図19は、嵌め込み先端側の開口を嵌め込み後端側の開口よりも大きくした銅管の一例を示す図である。 図20は、嵌め込み先端側の開口を斜めに切断して楕円形状とした銅管の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
図1は、永久磁石型回転電機などの回転電機に用いられる回転電機ステータを構成する際、ステータコアに波巻巻線を巻き回す状態を示す図である。図1に示すように、ステータコア1は周方向RTに複数のティース2と複数のスロット3とが、ロータが挿入される内周側に、環状に規則的に形成されている。図1では、スロット3が48個形成されている。なお、図示しないロータの極数は8個である。また、回転電機は、電動機及び/または発電機の機能を有するものである。なお、ステータコア1は、円環状の複数の電磁鋼板を積層して構成される。
本実施の形態1では、ステータコア1に巻き回される巻線を、複数のセグメント導体10を用いて波巻状に構成する。松葉形状のセグメント導体10の両端部は、リード部側(給電部側)1aから中心軸AX方向に所定スロットピッチでスロット3に挿入される。挿入されたセグメント導体10の反リード部側1bから突出した部分、すなわちスロット挿入部から突出した部分は、周方向に広がるように折り曲げられ、セグメント導体10の先端10aは隣接する他のセグメント導体10の先端10aと溶接される。この溶接によって、複数のセグメント導体10からなる波巻巻線である第1の2周連続コイルCA1が形成される。なお、巻線は、コイルエンドの高さを抑えるために、角線、特に平角線であることが好ましい。
図2は、第1の2周連続コイルの巻回状態を示す斜視図である。また、図3(a)は、第1の2周連続コイルCA1を直線的に展開したものをリード部側1aからみた図である。第1の2周連続コイルCA1は、セグメント導体21〜28のそれぞれの先端10aが反リード部側1bで溶接によって直列に接続される。セグメント導体22〜24,26〜28のそれぞれの両端部は、6スロットピッチでスロット3に挿入される。セグメント導体22,26、23,27、24,28は、それぞれ1スロットピッチずれて挿入される。また、セグメント導体22〜24は互いに6スロットピッチ隔てて配置される。同様に、セグメント導体26〜28は互いに6スロットピッチ隔てて配置される。セグメント導体21は、連結領域EAに配置され、7スロットピッチでスロット3に挿入されるものをリード部側1aで分離し、分離した端部である入力点a2を有するセグメント導体21aと、他の端部である出力点a1を有するセグメント導体21bとからなる。また、給電領域EAのセグメント導体25は、1周目のコイルを2周目のコイルに接続する役割をもち、両端部が5スロットピッチでスロット3に挿入される。セグメント導体24,26の間に配置されるセグメント導体25は、セグメント導体24,26のそれぞれに対して互いに6スロットピッチ隔てて配置される。
溶接部T21〜T28は、半リード部側1bで隣接するセグメント導体の先端を溶接によって接続する。溶接部T21は、セグメント導体21a,22間を接続する。溶接部T22は、セグメント導体22,23間を接続する。溶接部T23は、セグメント導体23,24間を接続する。溶接部T24は、セグメント導体24,25間を接続する。溶接部T25は、セグメント導体25,26間を接続する。溶接部T26は、セグメント導体26,27間を接続する。溶接部T27は、セグメント導体27,28間を接続する。溶接部T28は、セグメント導体28,21b間を接続する。
入力点a2から入力された電流は、時計回り方向CWに順次、セグメント導体21a、溶接部T21、セグメント導体22、溶接部T22、セグメント導体23、溶接部T23、セグメント導体24、溶接部T24、セグメント導体25を流れ、1周目の波巻が終わり、さらに、順次、セグメント導体25、溶接部T25、セグメント導体26、溶接部T26、セグメント導体27、溶接部T27、セグメント導体28、溶接部T28、セグメント導体21bを流、2周目の波巻が終わり、出力点a1に達する。図3(a)に示すように、隣接するスロット内に配置される導体は、例えばスロット位置6とスロット位置7に配置される導体は、電流方向が同一となる。
ここで、第1の2周連続コイルCA1は、6スロットピッチごとにスロット3内をジグザグに巻回されるとともに、半径方向に隣接する、内周側のレイヤL1と外周側のレイヤL2との間を交互に巻回される。なお、レイヤはスロット3内の巻回位置を表し、内周側から外周側に向けて順次、レイヤL1、L2、…、L8として示している。また、各セグメント導体は、ステータコア1では周方向に沿って弧状に配置されるため、リード部側1aおよび反リード部側1bで、1周目の巻線と2周目の巻線とが交差する。
例えば、レイヤL1からリード部側1aに出たセグメント導体27は周方向に延びて松葉形状の頂点部27t(図2参照)でレイヤL2の位置にシフトしてさらに周方向に延び、6スロットピッチ目のスロットのレイヤL2に入る。1スロットピッチずれて配置されるセグメント導体23も同様に、レイヤL1からリード部側1aに出て周方向に延び、松葉形状の頂点部23tでレイヤL2の位置にシフトしてさらに周方向に延び、6スロットピッチ目のスロットのレイヤL2に入る。ここで、セグメント導体23は、レイヤL1からリード部側1aに出てから頂点部23tに至るまではセグメント導体27の下に配置され、頂点部23tから6スロットピッチ目のスロットのレイヤL2に入るまではセグメント導体27の上に配置される。頂点部27t、23tは、上に凸の山形形状であり、セグメント導体27、23の1スロットピッチのずれに応じて1スロットピッチのずれが生じている。頂点部27t、23tは、セグメント導体27、23がレイヤL1からレイヤL2にシフトするシフトポイントであるが、1スロットピッチずれている。このため、頂点部27t、23tの位置で、セグメント導体27、23の上下が入れ替わる交差が行われる。この交差を行うことによって、平角線がよじれることなく、各コイルエンドでの高さを抑えることができる。
図4は、第1の2周連続コイルCA1と同じ構成の第1の2周連続コイルCA2〜CA4を外周方向に順次配置した場合の巻回状態を示す斜視図である。なお、図3に示すように、第1の2周連続コイルCA2は、レイヤL3、L4間で交互に巻回される。また、第1の2周連続コイルCA3は、レイヤL5、L6間で交互に巻回される。さらに、第1の2周連続コイルCA4は、レイヤL7、L8間で交互に巻回される。この場合、第1の2周連続コイルCA1〜CA4の入力点a2、a4、a6、a8および出力点a1、a3、a5、a7は、連結領域EAに集まり、半径方向RCAに沿ってそれぞれ直線的に配置される。
ここで、図3(b)において、出力点a7と入力点a6、出力点a5と入力点a4、出力点a3と入力点a2、をそれぞれ連結することによって、入力点a8から出力点a1に至る、1つの波巻コイルが形成される。すなわち、連結領域EAにおける連結によって第1の2周連続コイルCA1〜CA4が直列に連結される。また、この連結により、同一スロット内に配置される導体、例えばスロット位置7のレイヤL1、L3、L5、L7の導体は、電流方向が同一となる。
さらに、図5(a)に示すように、第1の2周連続コイルCA1と同じ構成の第2の2周連続コイルCB1を時計回り方向CW側に6スロットピッチ分、シフトして配置する。この配置によって、第1の2周連続コイルCA1が2つのレイヤL1、L2に跨って巻回される各スロットの空きレイヤに、第2の2周連続コイルCB1が巻回された2レイヤ波巻コイルが形成される。ここで、コイルが巻回される同一スロット内に配置される導体、例えば、スロット位置7のレイヤL1とレイヤL2の導体は、電流方向が同一であることが必要であるため、第1の2周連続コイルCA1の入力点a2を電流入力点とすると、第2の2周連続コイルCB1の入力点b2は電流出力点となり、出力点b1は電流入力点となる。これによって、図5(a)に示すように、同一スロットにおけるコイルの電流方向が同一となる。なお、第2の2周連続コイルCB1の入力点b2、出力点b1は、連結領域EAから6スロットピッチシフトした連結領域EBに配置される。
そして、図5(b)および図6に示すように、第1の2周連続コイルCA1〜CA4と同様に、第2の2周連続コイルCB1と同じ構成の第2の2周連続コイルCB2〜CB4を外周方向(半径方向RCB)に向けて順次配置する。すなわち、2レイヤ波巻コイルを外周方向に向けて4つ配置する。これによって、第2の2周連続コイルCB1〜CB4の入力点b2、b4、b6、b8および出力点b1、b3、b5、b7は、連結領域EBに集まり、半径方向RCBに沿ってそれぞれ直線的に配置される。
図7に示すように、上述した第1の2周連続コイルCA1〜CA4および第2の2周連続コイルCB1〜CB4を配置することによって、隣接する2スロットに8レイヤ(L1〜L8)分のコイルが、6スロットピッチ分、周方向RTにシフトして密に配置される。
本実施の形態1では、図8に示すように、第1の2周連続コイルCA1〜CA4では、出力点a7と入力点a6、出力点a5と入力点a4、出力点a3と入力点a2、をそれぞれ連結し、第2の2周連続コイルCB1〜CB4では、出力点b7と入力点b6、出力点b5と入力点b4、出力点b3と入力点b2、をそれぞれ連結し、さらに、最内周の第1の2周連続コイルCA1の出力点a1と最内周の第2の2周連続コイルCB1の出力点b1とを連結している。これによって、ここで、コイルが巻回される同一スロット内に配置される導体、例えば、スロット位置7のレイヤL1とレイヤL2の導体は、電流方向が同一となる。また、最外周の第1の2周連続コイルCA4の入力点a8から入力される電流は、第1の2周連続コイルCA1の出力点a1に達し、出力点a1と出力b1との連結で、最内周の第2の2周連続コイルCB1に折り返され、最外周の第2の2周連続コイルCB4の入力点b8から出力される。すなわち、第1の2周連続コイルCA1〜CA4(CA)と第2の2周連続コイルCB1〜CB4(CB)とは、1相分の1つの連続した波巻コイルを形成することになる。しかも、この場合、1相分の波巻コイルに対する電流入力点と電流出力点とが最外周側に配置されることになる。例えば、1相分の波巻コイルがU相である場合、電流入力点Uinおよび電流出力点UNは、各スロット3の最外周に配置されることになる。
そして、図7に示したU相1相分の波巻コイルと同様に、空きスロットに、V相1相分の波巻コイルおよびW相1相分の波巻コイルを周方向にそれぞれ2スロットピッチ、シフトして隣接配置することによって、シングルスター結線の3相コイルを生成することができる。すなわち、図8(b)に示すように、U相1相分の波巻コイル30U、V相1相分の波巻コイル30V、W相1相分の波巻コイル30Wが中性点Nでシングルスター結線されたコイルを生成することができる。図8(b)において、電流入力点Uin、Vin、Winは、それぞれU相、V相、W相の給電点であり、電流出力点UN、VN、WNは、それぞれU相、V相、W相の中性点接続点である。電流入力点Uin、Vin、Winおよび電流出力点UN、VN、WNは、各スロット3の最外周に配置されるため、電流出力点UN、VN、WNを接続するのみで3相コイルを生成することができる。
本実施の形態1では、図9に示すように、出力点a7と入力点a6、出力点a5と入力点a4、出力点a3と入力点a2、出力点b7と入力点b6、出力点b5と入力点b4、出力点b3と入力点b2、最内周の出力点a1と最内周の出力点b1、の各連結に際し、松葉形状のセグメント導体41、42、43、51、52、53、60Uを用いて連結している。ここで、セグメント導体10は、時計回り方向CWに6スロットピッチ延びる間に頂点部で1レイヤ分、外周側のレイヤにシフトするのに対し、セグメント導体41、42、43、51,52,53は、時計回り方向CWに7スロットピッチ延びる間に頂点部で1レイヤ分、内周側にシフトする。また、セグメント導体41、42、43、51、52、53は、セグメント導体10と同様に、周方向RTに広がるように曲げられて先端が溶接される。したがって、第1の2周連続コイルCA1〜CA4の連結及び第2の2周連続コイルCB1〜CB4の連結に際してリード部側1aでの溶接は不要となる。この結果、リード部側1aのコイルエンドの高さを抑えることができる。なお、中性点Nを形成する電流出力点UN、VN、WNは、三つ又のセグメント導体によって連結してもよい。
図10は、回転電機ステータの外観を示す斜視図である。図10に示すように、リード部側1aのコイルエンド5aでは、U相における第1の2周連続コイルCAと第2の2周連続コイルCBとの最内周での折り返しが松葉形状のセグメント導体60Uによって連結されている。同様に、V相およびW相でも松葉形状のセグメント導体60V、60Wによって連結されている。
本実施の形態1では、図10に示すように、リード部側1aのコイルエンド5aでは、溶接が不要となり、しかも最外周に電流入力点Uin、Vin、Winおよび電流出力点UN、VN、WNが配置されるため、コイルエンド5aの半径方向の外側で中性点N(電流出力点UN)の接続配線や電源(電流入力点Uin)への配線ができ、コイルエンド5aの高さを抑えることができる。また、各相の中性点N(電流出力点UN、VN、WN)は、ステータコア1の外周に収める、あるいは外側の端子台等に収めることができる。
また、第1の2周連続コイルCAおよび第2の2周連続コイルCBは、内周側で最短のセグメント導体60Uで連結され、第1の2周連続コイルCA1〜CA4間、および第2の2周連続コイルCB1〜CB4間も最短のセグメント導体41〜43、51〜53で連結されるため、コイル周長が短くなり、コイルの抵抗値を抑えることができる。
さらに、図11に示すように、溶接や絶縁塗装を施すのは、反リード部側1bのコイルエンド5bのみとなるため、作業工程が簡素になるとともに絶縁品質を高めることができる。
なお、上述した実施の形態1では、環状のスロット3が48個形成され、ロータの極数が8個として、第1の2周連続コイルCAと第2の2周連続コイルCBとを6スロットピッチ、シフトして形成したが、一般に、スロット数をNsとし、ロータの極数をNpとすると、第1の2周連続コイルCAと第2の2周連続コイルCBとは、(Ns/Np)分のスロットピッチ、シフトすればよい。
[回転電機ステータ巻線の結線]
本実施の形態1では、図11に示した反リード部側1bのコイルエンド5bにおけるセグメント導体間の結線を溶接ではなく、結線部分に銅管を嵌めた後、熱かしめ(ヒュージング)を行うことによって結線している。図12は、本実施の形態1における回転電機ステータ巻線の製造方法を示すフローチャートである。図12に示すように、まず、セグメント導体の接続端部に銅管を嵌める銅管外嵌工程を行う(ステップS101)。その後、接続端部と銅管とを熱かしめによって接続する熱かしめ工程を行う(ステップS102)。その後、銅管80を含む接続端部71a,72aに対して絶縁コートを施す絶縁コート工程を行って(ステップS103)、本処理を終了する。
具体的には、図13(a)に示すように、セグメント導体71の先端部分の接続端部71aとセグメント導体72の先端部分の接続端部72aとを接続する場合、接続端部71a,72aは長辺方向にずれて対角線上に配置されている。この状態では、接続端部71a,72aは不安定な状態となっているため、図13(b)に示すように、接続端部71a,72aの長辺内側が向かい合うように外側短辺側から押圧する。その後、この状態で、図13(b),(c)に示すように、接続端部71a,72aをねじり、接続端部71a,72aが1つの接続端部として離合しないよう密接させる。
その後、図14(a)に示すように、密着した接続端部71a,72aに、先端部側から銅管80を嵌めて接続端部71a,72aの外周を覆う。その後、銅管80を接続端部71a,72aの外周部に圧しつつ電流を流し、接続端部71a,72aの絶縁被覆を剥離し、その後、図14(b)に示すように、電流量を増大して接続端部71a,72aおよび銅管80を接合する熱かしめを行う。コイルエンド5bの接続端部71a,72aに対する熱かしめが終了した後、コイルエンド5b側の接続端子71a,72aを絶縁剤に浸漬する等によって絶縁コートを行う。
なお、従来、溶接する場合には、絶縁被膜を完全に除去するために、8面面取りまたは、大目に4面面取りする必要があり、端末処理工数が増加する問題や、巻線抵抗の増加が課題であった。さらに、セグメントセット時の接続端子の位置ずれが溶接品質に大きく影響することから、均一な被膜剥離が要求され、巻数増加等接続点数が多くなることで、より生産性に大きく影響していた。
本実施の形態1では、接続端子71a,72aに銅管80を嵌めることによって接続端子71a,72aの接触状態を安定化することができる。また、端末71a,72aの高さが異なる場合であっても、接続端子71a,72aに銅管80を嵌めることによって銅管80をガイド孔として端末71a,72aの高さ調整を容易に行うことができる。すなわち、銅管80を接続端子71a,72aに嵌めることによって接続端子71a,72aの接触状態を安定化でき、コイルエンド5b上での接続端子71a,72aおよび銅管80の位置調整および成形を一体として容易に行うことができる。さらに、その後、熱かしめの処理を容易に行うことができる。その結果、接続端子71a,72aの接続が容易になるとともに接続品質を高めることができる。なお、本実施の形態1では、銅管80を接続端子71a,72aに嵌めることによって高い位置精度を得ることができるので、接続端子71a,72aの高い位置精度が要求される溶接接合を行う場合であっても溶接処理を容易に行うことができるとともに溶接品質を高めることができる。
また、従来の溶接等による接続端子71a,72aの接合では、熱引き(放熱)のために絶縁被膜の剥離部分が必要となり、さらに溶接後に剥離部分の絶縁コートが必要となることから、コイルエンド5bの高さが増していたが、本実施の形態1では、接続端子71a,72aに対して熱かしめを行うため、熱引きのための絶縁被膜の剥離部分が不要となり、コイルエンド5bの高さを抑えることができる。
なお、図15に示すように、銅管80と接続端部71a,72aとの間に、ろう付け用の合金81を配置して熱かしめを行うことが好ましい。この場合、熱かしめ時に、ろうが溶融して銅管80と接続端部71a,72aとの間に行き渡り、隙間をなくして接合を強固にすることができる。
また、図16に示すように、接続端部71a,72aの中央部分に窪み73を設けておくことが好ましい。この窪み73によって、接続端部71a,72aの先端側が太くなっているため、銅管80を接合した後、銅管80の中央部分が細くなって銅管80の抜けが抑止される。なお、熱かしめの品質を担保できるように、カッター等で絶縁被膜を剥離してもよい。この場合、接続端部71a,72aの接合面の1面のみの剥離でもよいし、2面または4面の剥離でもよい。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1では、銅管80を接続端部71a,72aに嵌めた後、熱かしめによって銅管80と接続端部71a,72aとを接合するようにしていた。この実施の形態2では、銅管80を接続端部71a,72aに銅管80を嵌めた後、熱かしめではなく、機械的なかしめを行って銅管80と接続端部71a,72aとを接合するようにしている。
図17は、本実施の形態2における回転電機ステータ巻線の製造方法を示すフローチャートである。図17に示すように、まず、セグメント導体の接続端部71a,72aに銅管80を嵌める銅管外嵌工程(ステップS202)の前に、接続端部71a,72aの絶縁被膜を除去する絶縁被膜除去工程を行う(ステップS201)。この絶縁被膜の除去は、例えばコイルエンド5b側を絶縁被膜除去剤に浸漬することによって除去する。なお、機械的な絶縁被膜を除去してもよい。この場合、接続端部71a,72aの接合面の1面のみの剥離でもよいし、2面または4面の剥離でもよい。その後、ステップS101と同様に、接続端部71a,72aに銅管80を嵌める(ステップS202)。その後、銅管80が接続端部71a,72aに嵌められた状態で、接続端子71a,72aおよび銅管80をかしめによって接合するかしめ工程を行う(ステップS203)。その後、銅管80を含む接続端部71a,72aに対して絶縁コートを施す絶縁コート工程を行って(ステップS204)、本処理を終了する。
具体的な銅管外嵌工程は、実施の形態1と同様に、銅管80を接続端部71a,72aに嵌める。かしめ工程は、例えば、接続端部71a,72aの両端を長辺部側からかしめ、その後、短辺側をかしめる。その結果、図14と同様なかしめ状態が得られる。本実施の形態2では、接続端部71a,72aの絶縁被膜が除去されているため、機械的なかしめのみによって接続端部71a,72aおよび銅管80を導通状態で接合することができる。
本実施の形態2でも、接続端子71a,72aに銅管80を嵌めることによって接続端子71a,72aの接触状態を安定化することができる。また、端末71a,72aの高さが異なる場合であっても、接続端子71a,72aに銅管80を嵌めることによって銅管80をガイド孔として端末71a,72aの高さ調整を容易に行うことができる。すなわち、銅管80を接続端子71a,72aに嵌めることによって接続端子71a,72aの接触状態を安定化でき、コイルエンド5b上での接続端子71a,72aおよび銅管80の位置調整および成形を一体として容易に行うことができる。さらに、その後、機械的なかしめの処理を容易に行うことができる。その結果、接続端子71a,72aの接続が容易になるとともに接続品質を高めることができる。なお、本実施の形態2でも、銅管80を接続端子71a,72aに嵌めることによって高い位置精度を得ることができるので、接続端子71a,72aの高い位置精度が要求される溶接接合を行う場合であっても溶接処理を容易に行うことができるとともに溶接品質を高めることができる。
また、従来の溶接等による接続端子71a,72aの接合では、熱引き(放熱)のために絶縁被膜の剥離部分が必要となり、さらに溶接後に剥離部分の絶縁コートが必要となることから、コイルエンド5bの高さが増していたが、本実施の形態2でも、接続端子71a,72aに対して熱かしめを行うため、熱引きのための絶縁被膜の剥離部分が不要となり、コイルエンド5bの高さを抑えることができる。
なお、図16に示した実施の形態1と同様に、接続端部71a,72aの中央部分に窪み73を設けておくことが好ましい。この窪み73によって、接続端部71a,72aの先端側が太くなっているため、銅管80を接合した後、銅管80の中央部分が細くなって銅管80の抜けが抑止される。
ところで、上述した実施の形態1,2では、図13に示したように、接続端部71a,72aにねじりを加えて接続端部71a,72aを密接させていたが、このねじり処理を加えなくてもよい。例えば、図18(a)に示すように、接続端部71a,72aが長辺方向にずれて対角線上に配置された状態で銅管80を接続端部71a,72aに嵌め、その後、接続端部71a,72aの短辺方向からかしめ(矢印A1,A2)を行うことによって、図18(b)に示したように、接続端部71a,72aの内側長辺側を対向させて揃える。その後、接続端部71a,72aの長辺方向からかしめ(矢印B1,B2)を行うことによって、図18(c)に示すように、接続端子71a,72aを密着接合する。
また、上述した実施の形態1,2では、銅管80を、断面が同一の円形あるいは同一の楕円形状であることを前提として説明したが、これに限らず、接続端部71a,72aの接触状態に対応した最小形状の筒であってもよい。
さらに、図19に示すように、銅管80の嵌め込み方向先端の開口82の面積を大きくし、銅管80の嵌め込み後端の開口83の面積を小さくするようにしてもよい。この場合、銅管80の嵌め込みが容易になる。特に、図18(a)に示した接続端部71a,72aの状態であっても銅管80の嵌め込みが容易になる。さらに、銅管80に対する接続端部71a,72aの挿入に伴って接続端部71a,72aの接触状態が密着するので、熱かしめ、あるいはかしめを容易に行うことができる。図19(a)に示した銅管80では、嵌め込み方向先端および嵌め込み方向後端の断面をともに円形あるいは楕円としている。
また、図20に示すように、銅管80の断面を同一形状として、嵌め込み方向先端を銅管80の軸方向に対して斜めに切断し、嵌め込み方向先端の開口84を楕円形状にして、嵌め込み方向先端の開口84の面積を嵌め込み方向後端の開口83の面積に比して大きくするようにしている。これによって、接続端部71a,72aの銅管80への挿入が容易になる。
なお、上述した実施の形態では、シングルスター結線を前提として説明したが、これに限らず、ダブルスター結線、トリプルスター結線等、結線数に限定されず適用可能である。
1 ステータコア
2 ティース
3 スロット
1a リード部側
1b 反リード部側
5a,5b コイルエンド
10,21,21a,21b,22〜28,41〜43,51〜53,60U,60V,60W,71,72 セグメント導体
23t、27t 頂点部
71a,72a 接続端部
73 窪み
80 銅管
81 合金
82,83,84 開口
a1,a3,a5,a7,a9,a11,a13,b1,b3,b5,b7,b9,b11,b13 出力点
a2,a4,a6,a8,a10,a12,a14,b2,b4,b6,b8,b10,b12,b14 入力点
CA、CA1〜CA4 第1の2周連続コイル
CB、CB1〜CB4 第2の2周連続コイル
CW 時計回り方向
EA,EB 連結領域
L1〜L14 レイヤ
N 中性点
RT 周方向
RCA,RCB 半径方向
T21〜T28 溶接部

Claims (8)

  1. 周方向に複数のティースと複数のスロットとが交互に環状に形成されたステータコアに所定スロットピッチで波巻されたコイルを、リード部側から前記スロットに松葉形状のセグメント導体を挿入し、反リード部側で前記セグメント導体の端部を隣接する他のセグメント導体の端部とを順次接続して生成する回転電機ステータ巻線の製造方法であって、
    前記セグメント導体の接続端部に銅管を嵌める銅管外嵌工程と、
    前記接続端部に対して前記銅管により熱かしめを行う熱かしめ工程と、
    前記銅管を含めた接続端部を絶縁コートする絶縁コート工程と、
    を含むことを特徴とする回転電機ステータ巻線の製造方法。
  2. 前記熱かしめ工程は、前記接続端部と前記銅管との間に、ろう付け用の合金を配置して熱かしめを行うことを特徴とする請求項1に記載の回転電機ステータ巻線の製造方法。
  3. 周方向に複数のティースと複数のスロットとが交互に環状に形成されたステータコアに所定スロットピッチで波巻されたコイルを、リード部側から前記スロットに松葉形状のセグメント導体を挿入し、反リード部側で前記セグメント導体の端部を隣接する他のセグメント導体の端部とを順次接続して生成する回転電機ステータ巻線の製造方法であって、
    前記セグメント導体の接続端部の絶縁被膜を除去する絶縁被膜除去工程と、
    前記接続端部に銅管を嵌める銅管外嵌工程と、
    前記接続端部に対して前記銅管によりかしめを行うかしめ工程と、
    前記銅管を含めた接続端部を絶縁コートする絶縁コート工程と、
    を含むことを特徴とする回転電機ステータ巻線の製造方法。
  4. 前記接続端部の中央部分に窪みを形成し、前記接続端部の最端部を太くする窪み形成工程をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の回転電機ステータ巻線の製造方法。
  5. 前記セグメント導体は平角線であり、
    前記銅管挿入工程は、前記接続端部を形成する1対のセグメント導体の各端部が、長辺方向にずれて対角線上に配置された状態で、各端部の長辺内側が向かい合うようにずらした後、各端部をねじり、このねじり状態で前記銅管を嵌めることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の回転電機ステータ巻線の製造方法。
  6. 前記銅管は、断面が楕円形状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の回転電機ステータ巻線の製造方法。
  7. 前記銅管は、前記接続端部への嵌め込み方向先端側の開口が楕円形状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の回転電機ステータ巻線の製造方法。
  8. 前記銅管は、前記接続端部への嵌め込み方向先端側の開口が傾斜して楕円形状となっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の回転電機ステータ巻線の製造方法。
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