JP2014096925A - 集配電リング及び電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造時における組み付け作業を容易化することが可能な集配電リング及び電動機を提供する。
【解決手段】集配電リング90は、第1乃至第3のバスリング1,2,3を備え、第1乃至第3のバスリング1,2,3は、第1乃至第3の環状導体部10,20,30と、複数の第1乃至第3の接続端子部11,21,31と、複数の第1乃至第3の給電端子部12,22,32とを有し、第1の環状導体部10は最も内側に、第3の環状導体部30は最も外側に、第2の環状導体部20と同心状に並列配置され、第1乃至第3の接続端子部11,21,31は、第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向一側で第1の環状導体部10よりも径方向一側に突出し、第2の給電端子部22は、第1の環状導体部10よりも径方向一側に突出することなく軸方向他側に突出し、第3の給電端子部32は、第2の環状導体部20よりも径方向一側に突出することなく軸方向他側に突出している。
【選択図】図6

Description

本発明は、集配電リング及び電動機に関する。
従来、例えば三相交流モータのステータの巻線にモータ電流を集配電(集電及び配電)する集配電リングが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の集配電リング(集中配電部材)は、環状の3つのバスバーを絶縁ホルダの収容空間内に径方向に積層配置して構成されている。それぞれのバスバーは、環状の導体部と、環状の導体部の周方向の1箇所に設けられた端子部と、環状の導体部の周方向の複数箇所に設けられたタブとを一体に有している。このバスバーは、素材としての導電性金属板から環状の導体部となる部分を端子部及びタブとなる部分と共にプレス装置によって打ち抜き、円環状に湾曲させて形成されている。端子部にはモータ電流が供給され、タブにはモータの巻線が接続される。端子部は環状の導体部の径方向外方に突出し、タブは環状の導体部の径方向内方に突出している。
この集配電リングは、素材から打ち抜いた板材の端子部を曲げ加工し、かつ全体を環状に湾曲させた3つのバスバーを絶縁ホルダ内に径方向に積層配置し、その後タブを曲げ加工して組み付けられる。この組み付け手順は、予めタブが径方向内方に曲げ加工されていると、バスバーを絶縁ホルダ内に配置する際にタブに環状の導電部が干渉して組み付けが困難になるという課題に鑑みて検討されたものである。
特開2003−134759号公報
しかし、特許文献1に記載の製造方法では、3つのバスバーを径方向に積層配置する工程の前後に2回の曲げ加工工程を要することとなる。つまり、3つのバスバーを径方向に積層配置する前に端子部を径方向外方に曲げ加工し、3つのバスバーを径方向に積層配置した後にタブを径方向内方に曲げ加工する必要がある。
なお、3つのバスバーを径方向に積層配置した後に端子部を曲げ加工すれば、曲げ加工工程を1回にすることができるが、このような手順では、特許文献1に指摘されているように、絶縁ホルダに大きな応力が作用して、絶縁ホルダの変形や破損を招来するおそれがある。つまり、端子部はその通電量に応じてタブよりも幅が広く形成されているので、この端子部を曲げ加工する際には、タブを曲げ加工する際よりも大きな力を加える必要があり、樹脂製の絶縁ホルダにかかる応力がその強度を超えてしまうおそれがある。このため、特許文献1に記載の製造方法では、予め端子部を曲げ加工して3つのバスバーを絶縁ホルダ内に積層配置した後にタブを曲げ加工する必要があり、作業工程が複雑化していた。
また、複数の環状の導体部を径方向に並列させて配置する際に、環状の導体部から径方向の内側及び外側に突出する突起部との干渉によって組み付けが困難になるという課題は、絶縁電線からなる環状の導体部に、給電のための給電端子、及び巻線に接続される接続端子を加締め等によって固定する場合にも同様に生じ得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、製造時における組み付け作業を容易化することが可能な集配電リング及び電動機を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、環状に配置された複数のティースに複数相の巻線を巻き回してなるステータの前記巻線に対して集配電を行う第1乃至第3のバスリングを備え、前記第1のバスリングは、第1の環状導体部と、前記第1の環状導体部と前記巻線とを接続する複数の第1の接続端子部と、前記第1の環状導体部に給電するための第1の給電端子部とを有し、前記第2のバスリングは、第2の環状導体部と、前記第2の環状導体部と前記巻線とを接続する複数の第2の接続端子部と、前記第2の環状導体部に給電するための第2の給電端子部とを有し、前記第3のバスリングは、第3の環状導体部と、前記第3の環状導体部と前記巻線とを接続する複数の第3の接続端子部と、前記第3の環状導体部に給電するための第3の給電端子部とを有し、前記第1の環状導体部は前記第2の環状導体部の径方向一側に、前記第3の環状導体部は第2の環状導体部の径方向他側に、同心状に並列配置され、前記第1乃至第3の接続端子部は、前記第1乃至第3の環状導体部の軸方向一側で前記第1の環状導体部よりも前記径方向一側に突出し、前記第2の給電端子部は、前記第1の環状導体部よりも前記径方向一側に突出することなく前記第1乃至第3の環状導体部の軸方向他側に突出し、前記第3の給電端子部は、前記第2の環状導体部よりも前記径方向一側に突出することなく前記第1乃至第3の環状導体部の前記軸方向他側に突出した集配電リングを提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、上記集配電リングと、前記複数のティース及び前記複数相の巻線を有するステータと、前記複数相の巻線の磁界によって前記ステータに対して回転するロータとを備えた電動機を提供する。
本発明に係る集配電リング及び電動機によれば、製造時における組み付け作業を容易化することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る集配電リング、及びこれを備えた電動機の構成例を示す説明図である。 集配電リングの断面図である。 第1乃至第3の接続端子部を示す斜視図であり、(a)は第1の接続端子部を、(b)は第2の接続端子部を、(c)は第3の接続端子部を、それぞれ示す。 第1乃至第3の給電端子部を示す側面図であり、(a)は第1の給電端子部を、(b)は第2の給電端子部を、(c)は第3の給電端子部を、それぞれ示す。 第1乃至第3のバスリングを示し、(a)は第1乃至第3の環状導体部の軸方向から見た状態を示す正面図であり、(b)は第1乃至第3の環状導体部の径方向から見た状態を示す側面図である。 第1乃至第3のバスリングを重ね合わせて径方向に並列配置する前後の状態を示す一部拡大図である。 第1乃至第3の給電端子部の形状及び配置が異なる比較例を示し、(a)は第1乃至第3の環状導体部の重ね合わせ前の状態を、(b)は第1乃至第3の環状導体部の重ね合わせ後の状態を、(c)は第1の環状導体部と第2の環状導体部とを重ね合わせる際の状態を、(d)は第1乃至第3の給電端子部の形状を、それぞれ示す。 本実施の形態に係る集配電リングを示し、(a)は正面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)は(a)のA−A線断面図、(d)は集配電リングの一部を拡大して示す斜視図である。 図8に示した第2の実施の形態に係る集配電リングの変形例を示し、(a)は正面図、(b)は(a)の一部拡大図である。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る集配電リング、及びこれを備えた電動機の構成例を示す説明図である。
この電動機9は、ステータ91と、ロータ92と、ステータ91にモータ電流を集電及び配電する集配電リング90とを備えた三相交流モータである。なお、電動機9は、集配電リング90とステータ91とがロータ92の回転軸線Oに沿って並んでいるが、図1では、便宜上、ステータ91を集配電リング90の内側に図示している。この電動機9は、例えば車両の走行のための駆動源として用いられる。
ステータ91は、回転軸線Oを中心として環状に配置された磁性材料からなる複数のティース910に、例えばエナメル塗装によって絶縁被覆された複数相の巻線911,912,913を巻き回して構成されている。各ティース910には、U相の巻線911、V相の巻線912、又はW相の巻線913が巻き回されている。これら、複数相の巻線911,912,913には、U相,V相,及びW相の電流が供給される。なお、回転軸線Oは、環状に配置された複数のティース910の中心であり、ロータ92の回転軸と一致する。
集配電リング90は、巻線911,912,913に対して集配電を行う第1乃至第4のバスリング1〜4と、第1乃至第4のバスリング1〜4を保持する環状の保持部材5とを備えている。
第1のバスリング1は、回転軸線Oを中心とする環状の絶縁電線からなる第1の環状導体部10と、第1の環状導体部10とU相の巻線911とを接続する複数(本実施の形態では8個)の第1の接続端子部11と、第1の環状導体部10に給電するための1つの給電端子部12とを有している。第1の環状導体部10は、絶縁電線の両端部が給電端子部12に加締め固定されている。
第2のバスリング2は、回転軸線Oを中心とする環状の絶縁電線からなる第2の環状導体部20と、第2の環状導体部20とV相の巻線912とを接続する複数(本実施の形態では8個)の第2の接続端子部21と、第2の環状導体部20に給電するための1つの給電端子部22とを有している。第2の環状導体部20は、絶縁電線の両端部が給電端子部22に加締め固定されている。
同様に、第3のバスリング3は、回転軸線Oを中心とする環状の絶縁電線からなる第3の環状導体部30と、第3の環状導体部30とW相の巻線913とを接続する複数(本実施の形態では8個)の第3の接続端子部31と、第3の環状導体部30に給電するための1つの給電端子部32とを有している。第3の環状導体部30は、絶縁電線の両端部が給電端子部32に加締め固定されている。
第1の環状導体部10は第2の環状導体部20の径方向内側に、第3の環状導体部30は第2の環状導体部20の径方向外側に、同心状に並列配置されている。すなわち、第2の環状導体部20は、第1の環状導体部10よりも大径に形成されて第1の環状導体部10の外周に配置され、第3の環状導体部30は、第2の環状導体部20よりも大径に形成されて第2の環状導体部20の外周に配置されている。
第1乃至第3の給電端子部12,22,32は、第1乃至第3の環状導体部10,20,30の径方向の外側に突出し、図略の給電線を介してインバータに接続される。給電端子部12,22,32には、軸方向の厚みを増大させて給電線側の端子を接続するための円筒状の導電リング120,220,230が例えば圧入によって固定されている。
第1乃至第3のバスリング1〜3は、インバータから出力されるモータ電流を電動機9のU相,V相,W相の各巻線911,912,913にそれぞれ配電する。第4のバスリング4は、ステータ91の中性相のバスリングであり、各巻線911,912,913のそれぞれの端部が接続されている。
第4のバスリング4は、円弧状に形成された複数(本実施の形態では8個)の円弧状導電体4aからなり、これらの円弧状導電体4aが保持部材5の周方向に沿って配置されることにより、全体として環状に構成されている。円弧状導電体4aは、所定の形状に成形された板状の導電性の素材を塑性変形させて形成されている。円弧状導電体4aは、複数箇所で屈曲されて円弧状に形成された円弧部40と、円弧部40から径方向外方に突出した第1乃至第3の中性相接続端子部41〜43とを一体に有している。
U相の巻線911の一端部911aは、第1の接続端子部11を介して第1の環状導体部10に電気的に接続されている。U相の巻線911の他端部911bは、第4のバスリング4の第1の中性相接続端子部41に電気的に接続されている。同様に、V相及びW相の巻線912,913の一端部912a,913aは、第2及び第3の接続端子部21,31を介して第2及び第3の環状導体部20,30に電気的に接続され、巻線912,913の他端部912b,913bは、第4のバスリング4の第2及び第3の中性相接続端子部42,43に電気的に接続されている。
ロータ92は、図略の軸受によってステータ91と同軸上で回転可能に支持されたロータコア920と、ロータコア920の外周面に固定された複数の磁極を有する磁石921とを有している。
U相,V相,W相の各巻線911,912,913には、図略のインバータから位相が互いに120°ずれた正弦波状のモータ電流が供給され、ステータ91に回転磁界を形成する。ロータ92は、磁石921がこの回転磁界による吸引力及び反発力により回転力を受け、この回転力によってステータ91に対して回転する。
図2は、集配電リング90の断面を示す断面図である。保持部材5は、例えば射出成型された樹脂からなり、第1乃至第4のバスリング1〜4を収容する収容空間を有して環状に形成されている。
第1の環状導体部10は、断面円形の丸電線であり、銅等の良導電性を有する金属からなる中心導体101、及び中心導体101の外周を被覆する絶縁性の樹脂からなる絶縁被覆102を有する。第1の接続端子部11及び第1の給電端子部12との接続箇所では、絶縁被覆102が除去されて露出した中心導体101に第1の接続端子部11及び第1の給電端子部12の一端が加締めによって固定されている。
同様に、第2の環状導体部20は、中心導体201、及び絶縁被覆202を有し、第2の接続端子部21及び第2の給電端子部22との接続箇所では、絶縁被覆202が除去されて露出した中心導体201に第2の接続端子部21及び第2の給電端子部22の一端が加締めによって固定されている。また同様に、第3の環状導体部30は、中心導体301、及び絶縁被覆302を有し、第3の接続端子部31及び第3の給電端子部32との接続箇所では、絶縁被覆302が除去されて露出した中心導体301に第3の接続端子部31及び第3の給電端子部32の一端が加締めによって固定されている。
各巻線911,912,913の一端部911a,912a,913aは、保持部材5の底部に形成された挿通孔を軸方向に挿通して第1乃至第3の接続端子部11,21,31に接続されている。また、各巻線911,912,913の他端部911b,912b,913bは、保持部材5の底部に形成された挿通孔を軸方向に挿通して第4のバスリング4の第1乃至第3の中性相接続端子部41〜43に接続されている。
図3は、第1乃至第3の接続端子部11,21,31を示す斜視図であり、(a)は第1の接続端子部11を、(b)は第2の接続端子部21を、(c)は第3の接続端子部31を、それぞれ示す。本実施の形態では、第1乃至第3の接続端子部11,21,31が第1乃至第3の環状導体部10,20,30とは別体の端子からなり、所定の形状に成形された板状の導電性の素材を屈曲により塑性変形して形成されている。
第1の接続端子部11は、第1の環状導体部10の中心導体101に接続される第1の接続部111と、巻線911の一端部911aに接続される第2の接続部112と、第1の接続部111と第2の接続部112とを連結する連結部110とを有している。第2の接続部112は、第1の接続部111よりも第1の環状導体部10の径方向内側に位置している。
連結部110は、第1の接続部111から第1の環状導体部10の周方向に沿って延びる延在部113と、延在部113の端部から第1の環状導体部10の軸方向に延びる第1の延出部114と、第1の延出部114の端部から第2の接続部112側に向かって径方向内側に延びる第2の延出部115とを有している。延在部113は、第1の環状導体部10と第4のバスリング4の円弧状導電体4aにおける円弧部40との間に配置されている。延在部113及び第1の延出部114は、その厚み方向が第1の環状導体部10の径方向に沿っている。
第1の接続部111は、中心導体101を挟んで対向する一対の突片111a,111bと、一方の突片111aと他方の突片111bとの間に介在する断面半円状の湾曲部111cとを有している。第1の接続部111は、中心導体101に加締められることにより、一方の突片111aと他方の突片111bとが中心導体101に接触し、湾曲部111cが形成される。第1の接続部111は、第1の環状導体部10の周方向から見た場合に、第1の環状導体部10の径方向外方に開口したC字状を呈する。
第2の接続部112は、巻線911の一端部911aを挟んで対向する一対の突片112a,112bと、一方の突片112aと他方の突片112bとの間に介在する断面半円状の湾曲部112cとを有している。第2の接続部112は、巻線911の一端部911aに例えばヒュージング(熱加締め)によって接続される。一方の突片112aは、第2の延出部115の延伸方向に沿って、第2の延出部115に連続して形成されている。本実施の形態では、巻線911が断面長方形状の平角銅線であり、その断面における長辺に沿って一対の突片112a,112bが対向する。第2の接続部112は、巻線911の一端部911aの延伸方向から見た場合に、第1の環状導体部10の径方向外方に開口したU字状を呈する。
第2の接続端子部21は、その連結部210における第2の延出部215の長さが第1の接続端子部11の第2の延出部115よりも長い他は、第1の接続端子部11と同様に形成されている。すなわち、第2の接続端子部21は、第2の環状導体部20の中心導体201に接続される第1の接続部211と、巻線912の一端部912aに接続される第2の接続部212と、第1の接続部211と第2の接続部212とを連結する連結部210とを有している。連結部210は、第1の接続部211から第2の環状導体部20の周方向に沿って延びる延在部213と、延在部213の端部から第2の環状導体部20の軸方向に延びる第1の延出部214と、第1の延出部214の端部から第2の接続部212側に向かって径方向内側に延びる第2の延出部215とを有している。延在部213は、第2の環状導体部20と第1の環状導体部10との間に配置されている。延在部213及び第1の延出部214は、その厚み方向が第2の環状導体部20の径方向に沿っている。
第1の接続部211は、一対の突片211a,211b及び湾曲部211cを有するC字状であり、加締めによって第2の環状導体部20の中心導体201に接続される。第2の接続部212は、一対の突片212a,212b及び湾曲部212cを有するU字状であり、ヒュージングによって巻線912の一端部912aに接続される。
第3の接続端子部31は、第1及び第2の接続端子部11,21と同様に、第3の環状導体部30の中心導体301に接続される第1の接続部311と、巻線913の一端部913aに接続される第2の接続部312と、第1の接続部311と第2の接続部312とを連結する連結部310とを有しているが、連結部310の形状が第1及び第2の接続端子部11,21の連結部110,210と異なっている。
第3の接続端子部31の連結部310は、第1の接続部311から第3の環状導体部30の周方向に沿って延びる延在部313と、延在部313の端部から第3の環状導体部30の軸方向に延びる第1の延出部314と、第1の延出部314の端部から第2の接続部312側に向かって径方向内側に延びる第2の延出部315とを有している。延在部313は、第3の環状導体部30と第2の環状導体部20との間に配置されている。延在部313及び第1の延出部314は、その厚み方向が第3の環状導体部30の径方向に沿っている。
第2の延出部315は、第1の延出部314の端部に連続して第3の環状導体部30の周方向に延びる第1連結部315aと、第1連結部315aの端部から第3の環状導体部30の径方向内方に延びる第2連結部315bと、第2連結部315bの端部から第1連結部315aに対向して第3の環状導体部30の周方向に延びる第3連結部315cと、第3連結部315cの端部から第3の環状導体部30の径方向内方に延びる第4連結部315dとを有している。
第1の接続部311は、一対の突片311a,311b及び湾曲部311cを有するC字状であり、加締めによって第3の環状導体部30の中心導体301に接続される。第2の接続部312は、一対の突片312a,312b及び湾曲部312cを有するU字状であり、ヒュージングによって巻線913の一端部913aに接続される。
図4は、第1乃至第3の給電端子部12,22,32を示す側面図であり、(a)は第1の給電端子部12を、(b)は第2の給電端子部22を、(c)は第3の給電端子部32を、それぞれ示す。本実施の形態では、第1乃至第3の給電端子部12,22,32が第1乃至第3の環状導体部10,20,30とは別体で、所定の形状に成形された板状の導電性の素材を屈曲により塑性変形させて形成されている。
図4(a)に示すように、第1の給電端子部12は、第1の環状導体部10の中心導体101に接続される第1の接続部121と、図略の給電線に接続される第2の接続部122と、第1の接続部121と第2の接続部122とを連結する連結部123とを有している。
連結部123は、段差部123aと平坦部123bとを有し、段差部123aが第1の接続部121側に、平坦部123bが2の接続部122側に、それぞれ設けられた段付き形状である。段差部123aは、第1の環状導体部10の径方向に対して傾斜している。平坦部123bは、平坦な板状であり、第2及び第3の環状導体部20,30に対向する軸方向一側の平面123cが第1の環状導体部10の径方向、すなわち第1乃至第3の環状導体部10,20,30の配列方向に対して平行に形成されている。
第1の接続部121は、中心導体101を挟んで対向する一対の突片121a,121bと、一方の突片121aと他方の突片121bとの間に介在する断面半円状の湾曲部121cとを有している。第1の接続部121は、中心導体101に加締められることにより、一方の突片121aと他方の突片121bとが中心導体101に接触し、湾曲部121cが形成される。第1の接続部121は、第1の環状導体部10の周方向から見た場合に、第1の環状導体部10の径方向外方に開口したC字状を呈する。第2の接続部122には、導電リング120が圧入される貫通孔122aが形成されている。
段差部123aは、第1の環状導体部10の絶縁被覆102の厚さよりも大きな段差をもって第2の接続部122側(平坦部123b側)が第1の環状導体部10の軸方向(平坦部123bを第2及び第3の環状導体部20,30から離間させる方向)にずれている。また、段差部123aは、第2及び第3の環状導体部20,30よりも径方向内側に設けられている。この構成により、平坦部123bの平面123cは、第2及び第3の環状導体部20,30の外周面に接触しないようになっている。
第2及び第3の給電端子部22,32は、第1の給電端子部12と同形状に形成されている。すなわち、第2及び第3の給電端子部22,32は、第2及び第3の環状導体部20,30の中心導体201,301に接続される第1の接続部221,321と、図略の給電線に接続される第2の接続部222,322と、第1の接続部221,321と第2の接続部222,322とを連結する連結部223,323とを有している。
第1の接続部221,321は、中心導体201,301を挟んで対向する一対の突片221a,221b及び一対の突片321a,321bと、湾曲部221c,321cとを有している。第2の接続部222,322には、導電リング220,320が圧入される貫通孔222a,322aが形成されている。
連結部223,323は、段差部223a,323aと、平坦部223b,323bとを有し、段差部223a,323aが第1の接続部221,321側に、平坦部223b,323bが第2の接続部222,322側に、それぞれ設けられた段付き形状である。段差部223a,323aは、第2及び第3の環状導体部20,30の絶縁被覆202,302の厚さよりも大きな段差をもって第2及び第3の環状導体部20,30の径方向に対して傾斜している。平坦部223b,323bは、平坦な板状であり、軸方向一側の平面223c,323cが第2及び第3の環状導体部20,30の径方向に対して平行に形成されている。
第2の給電端子部22の連結部223における平面223cは、第3の環状導体部30に対向する。第2の給電端子部22の段差部223aは、第3の環状導体部30よりも径方向内側に設けられている。この構成により、平面223cは、第3の環状導体部30の外周面に接触しないようになっている。
図5は、第1乃至第3のバスリング1〜3を示し、(a)は第1乃至第3の環状導体部10〜30の軸方向から見た状態を示す正面図であり、(b)は第1乃至第3の環状導体部10〜30の径方向から見た状態を示す側面図である。図5(b)では、説明のため、第1乃至第3のバスリング1〜3を軸方向に平行に離間させた状態を示している。また、以降の説明では、図5(b)における左側(図5(a)の手前側)を軸方向一側とし、図5(b)における右側(図5(a)の奥側)を軸方向他側として説明する。
図6は、第1乃至第3のバスリング1〜3を重ね合わせて径方向に並列配置する前後の状態を示す一部拡大図である。
第1乃至第3の接続端子部11,21,31は、第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向一側で、第2の接続部112,212,312が第1の環状導体部10よりも径方向内側に突出している。第1乃至第3の接続端子部11,21,31の連結部110,210,310及び第2の接続部112,212,312は、第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向一側に位置している。
第2の給電端子部22は、第1の環状導体部10よりも径方向内側に突出することなく第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向他側に突出している。第3の給電端子部32は、第2の環状導体部20よりも径方向内側に突出することなく第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向他側に突出している。また、第1乃至第3の給電端子部12,22,32は、第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向他側にて、第2の接続部122,222,322(図4参照)が第3の環状導体部30よりも径方向外側に突出している。第1乃至第3の給電端子部12,22,32は、連結部123,223,323及び第2の接続部122,222,322が第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向他側に位置している。
図6に示すように、第1乃至第3のバスリング1〜3を重ね合わせは、第1のバスリング1の軸方向一側に第2のバスリング2を配置し、さらに第2のバスリング2の軸方向一側に第3のバスリング3を配置して、第1乃至第3のバスリング1〜3を軸方向に相対移動させることにより行う。これにより、第1の給電端子部12の平面123cに第2及び第3の環状導体部20,30が対向し、第2の給電端子部22の平面223cに第3の環状導体部30が対向する。
また、本実施の形態のように、第1乃至第3のバスリング1〜3が保持部材5の収容空間に収容されて保持される場合には、第1乃至第3のバスリング1〜3を予め重ね合わせた状態で保持部材5の収容空間に収容してもよく、保持部材5の収容空間に第1のバスリング1、第2のバスリング2、及び第3のバスリング3を順次収容してもよい。
(比較例)
図7は、第1乃至第3の給電端子部12´,22´,32´の形状及び配置が異なる比較例を示し、(a)は第1乃至第3の環状導体部10,20,30の重ね合わせ前の状態を、(b)は第1乃至第3の環状導体部10,20,30の重ね合わせ後の状態を、(c)は第1の環状導体部10と第2の環状導体部20とを重ね合わせる際の状態を、(d)は第1乃至第3の給電端子部12´,22´,32´の形状を、それぞれ示す。図7において、図1乃至図6を参照して説明したものと共通する部材については同一の符号を付してその説明を省略する。
図7(d)に示すように、第1乃至第3の給電端子部12´,22´,32´は、第1乃至第3の環状導体部10,20,30の中心導体に接続される第1の接続部121´,221´,321´と、図略の給電線に接続される第2の接続部122´,222´,322´と、第2の接続部122´,222´,322´に連続して第1乃至第3の環状導体部10,20,30の径方向に延びる第1の延出部123´,223´,323´と、第1の延出部123´,223´,323´の端部と第1の接続部121´,221´,321´との間を第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向に接続する第2の延出部124´,224,324´とを一体に有している。
図7(b)に示すように、第1乃至第3の給電端子部12´,22´,32´は、第1乃至第3の環状導体部10,20,30に対して第1乃至第3の接続端子部11,21,31と同じ側(軸方向一側)に突出している。このため、図7(a)に示す状態から第1乃至第3の環状導体部10,20,30を軸方向に相対移動させると、第1の給電端子部12´に第2及び第3の環状導体部20,30が干渉すると共に、第2の給電端子部22´に第3の環状導体部30が干渉してしまう。したがって、例えば図7(c)に示すように、第2の環状導体部20の内側から第2の給電端子部22´をくぐらせて、第2の給電端子部22´を第2の環状導体部20の軸方向一側に導出し、その後、第1の環状導体部10と第2の環状導体部20とを同心状に位置合わせして径方向に並列配置しなければならない。第3の給電端子部32´が接続された第3の環状導体部30を第1及び第2の環状導体部10,20と組み合わせる際も同様である。このため、組み付け作業が煩雑となり、作業時間が増大してしまう。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下に述べる作用及び効果がある。
(1)第1乃至第3のバスリング1〜3を軸方向に重ね合わせる際に、第1乃至第3の環状導体部10,20,30が第1乃至第3の給電端子部12,22,32に干渉しない。したがって、例えば比較例として図7に挙げたものに比較して、集配電リング90の組み付け作業を容易に、短時間で行うことができる。
(2)第1乃至第3の給電端子部12,22,32は、第1乃至第3の環状導体部10,20,30のうち、最外周に配置される第3の環状導体部30よりも径方向外側に突出するので、例えば第1乃至第3の給電端子部12,22,32の全体が第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向他側に軸方向に沿って(第1乃至第3の環状導体部10,20,30の周方向に対して垂直に)突出する場合に比較して、集配電リング90の軸方向の厚みを薄くすることができる。
(3)第1乃至第3の接続端子部11,21,31は、断面C字状の第1の接続部111,211,311と、第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向に延びる第1の延出部114,214,314とを有するので、第1乃至第3の接続端子部11,21,31と第1乃至第3の環状導体部10,20,30の中心導体101,201,301とを強固に接続することができると共に、第1の延出部114,214,314の軸方向一側の端部から径方向内側に延びる第2の延出部315及び第2の接続部112,212,312を第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向一側に配置することができる。
(4)第1乃至第3の接続端子部11,21,31は、第1の接続部111,211,311から第1乃至第3の環状導体部10,20,30の周方向に沿って延びる延在部113,213,313を有しているので、第1の接続部111,211,311の加締め加工時における加締め工具と第1の延出部114との干渉が回避され、加締め加工を容易かつ確実に行うことができると共に、第1の接続部111,211,311の加締めに伴う連結部110,210,310の変形が延在部113,213,313で吸収され、第1の延出部114,214,314のゆがみや傾きが抑制される。また、本発明のように第1乃至第4のバスリング1〜4を径方向に並列配置する場合、延在部113,213,313の厚み方向が第1乃至第3の環状導体部10,20,30の径方向に沿っているので、第1乃至第3の環状導体部10,20,30の径方向の間隔を狭くすることができ、ひいては集配電リング90の径方向の幅を小さくすることができる。
(5)第1の給電端子部12及び第2の給電端子部22が段差部123a,223aを有していることにより、第1の給電端子部12の平坦部123bにおける平面123cが第2及び第3の環状導体部20,30に接触せず、また第2の給電端子部22の平坦部223bにおける平面223cが第3の環状導体部30に接触しない。これにより、例えば車両の振動に起因する平面123c,223cと第2及び第3の環状導体部20,30の絶縁被覆202,302との摺動により、絶縁被覆202,302が摩耗してしまうことを抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図8を参照して説明する。第1の実施の形態では、集配電リング90の第1乃至第3の環状導体部10,20,30が絶縁電線からなり、その中心導体101,201,301に別体の第1乃至第3の接続端子部11,21,31、及び第1乃至第3の給電端子部12,22,32が接続された場合について説明したが、本実施の形態に係る集配電リング90Aは、第1乃至第3のバスリング1A,2A,3Aがそれぞれ一体の導電性部材からなる構成が主として異なる。
図8は、本実施の形態に係る集配電リング90Aを示し、(a)は正面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)は(a)のA−A線断面図、(d)は集配電リング90Aの一部を拡大して示す斜視図である。また、以降の説明において、図8(a)の手前側(図8(c)の上側)を軸方向一側とし、図8(a)の奥側(図8(c)の下側)を軸方向他側とする。
集配電リング90Aは、ステータ91の巻線911,912,913(図1参照)にU相,V相,及びW相の電流を供給する第1乃至第3のバスリング1A,2A,3Aと、中性相の電流が流れる第4のバスリング4Aとを有している。
第1のバスリング1Aは、第1の環状導体部10Aと、複数(8個)の第1の接続端子部11Aと、1つの第1の給電端子部12Aとを一体に有する。第1の環状導体部10Aは、帯状の銅板を周方向の複数箇所(12箇所)で屈曲された多角形状であり、全体として環状に形成されている。帯状の銅板の長手方向の両端部にあたる部分は空隙100Aを介して周方向に向かい合っている。第1の接続端子部11Aは、第1の環状導体部10Aの幅方向の端部から軸方向一側に突出した第1の延出部111Aと、第1の延出部111Aの軸方向一側の端部から径方向内方に延びる第2の延出部110Aと、第2の延出部110Aの径方向内側の端部に設けられ、巻線911の一端部911a(図1参照)に接続される接続部112Aとを有している。
第1の給電端子部12Aは、第1の環状導体部10Aの幅方向の端部から軸方向他側に突出した第1の延出部121Aと、第1の延出部121Aの軸方向一側の端部から径方向外方に延びる第2の延出部123Aと、第2の延出部123Aの径方向外側の端部に設けられ、図略の給電線に接続される接続部122Aとを有している。
第2のバスリング2Aは、第2の環状導体部20Aと、複数(8個)の第2の接続端子部21Aと、1つの第2の給電端子部22Aとを一体に有する。第2の環状導体部20Aは、帯状の銅板を周方向の複数箇所(12箇所)で屈曲された多角形状であり、全体として環状に形成されている。帯状の銅板の長手方向の両端部にあたる部分は空隙200Aを介して周方向に向かい合っている。第2の接続端子部21Aは、第2の環状導体部20Aの幅方向の端部から軸方向一側に突出した第1の延出部211Aと、第1の延出部211Aの軸方向一側の端部から径方向内方に延びる第2の延出部210Aと、第2の延出部210Aの径方向内側の端部に設けられ、巻線912の一端部912a(図1参照)に接続される接続部212Aとを有している。
第2の給電端子部22Aは、第1の環状導体部20Aの幅方向の端部から軸方向他側に突出した第1の延出部221Aと、第1の延出部221Aの軸方向一側の端部から径方向外方に延びる第2の延出部223Aと、第2の延出部223Aの径方向外側の端部に設けられ、図略の給電線に接続される接続部222Aとを有している。
第3のバスリング3Aは、第3の環状導体部30Aと、複数(8個)の第3の接続端子部31Aと、1つの第3の給電端子部32Aとを一体に有する。第3の環状導体部30Aは、帯状の銅板を周方向の複数箇所(12箇所)で屈曲された多角形状であり、全体として環状に形成されている。帯状の銅板の長手方向の両端部にあたる部分は空隙300Aを介して周方向に向かい合っている。第3の接続端子部31Aは、第3の環状導体部30Aの幅方向の端部から軸方向一側に突出した第1の延出部311Aと、第1の延出部311Aの軸方向一側の端部から径方向内方に延びる第2の延出部310Aと、第2の延出部310Aの径方向内側の端部に設けられ、巻線913の一端部913a(図1参照)に接続される接続部312Aとを有している。
第3の給電端子部32Aは、第3の環状導体部30Aの幅方向の端部から軸方向他側に突出した第1の延出部321Aと、第1の延出部321Aの軸方向一側の端部から径方向外方に延びる第2の延出部323Aと、第2の延出部323Aの径方向外側の端部に設けられ、図略の給電線に接続される接続部322Aとを有している。
第4のバスリング4Aは、第4の環状導体部40Aと、複数の第1乃至第3の中性相接続端子部41A〜43Aとを一体に有する。第1の環状導体部40Aは、帯状の銅板を周方向の複数箇所(12箇所)で屈曲された多角形状であり、全体として環状に形成されている。帯状の銅板の長手方向の両端部にあたる部分は空隙400Aを介して周方向に向かい合っている。複数(8個)の第1の中性相接続端子部41Aは、第4の環状導体部40Aの幅方向の端部から軸方向一側に突出した第1の延出部411Aと、第1の延出部411Aの軸方向一側の端部から径方向内方に延びる第2の延出部410Aと、第2の延出部410Aの径方向内側の端部に設けられ、巻線911の他端部911b(図1参照)に接続される接続部412Aとを有している。同様に、複数(8個)の第2及び第3の中性相接続端子部42A,43Aは、第4の環状導体部40Aの幅方向の端部から軸方向一側に突出した第1の延出部421A,431Aと、第2及び第3の延出部421A,431Aの軸方向一側の端部から径方向内方に延びる第2の延出部420A,430Aと、第2の延出部420A,430Aの径方向内側の端部に設けられ、巻線912,913の他端部912b,913b(図1参照)に接続される接続部422A,432Aとを有している。
第4の環状導体部40Aは、第1乃至第4の環状導体部10A,20A,30A,40Aのうち、最も内周側に配置されている。第1の環状導体部10Aは、第4の環状導体部40Aの外側に同心状に配置されている。第2の環状導体部20Aは、第1の環状導体部10Aの外側に同心状に配置されている。第3の環状導体部30Aは、第2の環状導体部20Aの外側に同心状に配置されている。
第1乃至第3の接続端子部11A,21A,31Aは、第1乃至第3の環状導体部10A,20A,30Aの軸方向一側で第4の環状導体部40Aよりも径方向内側に突出している。第1乃至第3の接続端子部11A,21A,31Aの接続部112A,212A,312Aは、第4の環状導体部40Aよりも径方向内側に位置している。
第1乃至第3の給電端子部12A,22A,32Aは、第1乃至第3の環状導体部10A,20A,30Aの軸方向他側で第3の環状導体部30Aよりも径方向外側に突出している。第1乃至第3の給電端子部12A,22A,32Aの接続部122A,222A,322Aは、第3の環状導体部30Aよりも径方向外側に位置している。
以上のように構成された集配電リング90Aは、第4のバスリング4の径方向一側から第1のバスリング1A、第2のバスリング2A、及び第3のバスリング3Aを順次重ね合わせることで、第1乃至第4の環状導体部10A,20A,30A,40Aを径方向に並列配置することができる。したがって、第1の実施の形態に係る集配電リング90と同様に、集配電リング90Aの組み付け作業を容易に、短時間で行うことができる。
また、第1乃至第3の給電端子部12A,22A,32Aは、第3の環状導体部30Aよりも径方向外側に突出するので、例えば第1乃至第3の給電端子部12A,22A,32Aが第1乃至第3の環状導体部10A,20A,30Aの軸方向他側に軸方向に沿って突出する場合に比較して、集配電リング90Aの軸方向の厚みを薄くすることができる。
(第2の実施の形態の変形例)
図8に示す例では、第1乃至第4の環状導体部10A,20A,30A,40Aのそれぞれの周方向の1箇所に空隙100A,200A,300A,400Aが形成されていたが、例えば溶接又はろう付け等により、空隙100A,200A,300A,400Aを導電性の金属によって埋めてもよい。
図9は、図8に示した第2の実施の形態に係る集配電リング90Aの空隙100A,200A,300A,400Aにおける銅板の両端部を導電性の金属によって接合した変形例を示す。この変形例によれば、第1乃至第3の給電端子部12A,22A,32Aに供給された電流が、第1乃至第3の給電端子部12A,22A,32Aと第1乃至第3の環状導体部10A,20A,30Aとの接続部を起点として周方向の何れの向きにも流れるので、第1乃至第3の環状導体部10A,20A,30Aの軸方向の幅を狭くすることができる。また、空隙100A,200A,300A,400Aを導電性の金属によって埋めても、図8に示したものと同様に、第4のバスリング4の径方向一側から第1のバスリング1A、第2のバスリング2A、及び第3のバスリング3Aを順次重ね合わせることで、第1乃至第4の環状導体部10A,20A,30A,40Aを径方向に並列配置することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することができる。例えば、上記第1及び第2の実施の形態では、第1乃至第3の接続端子部11,21,31,11A,21A,31Aを第1乃至第3の環状導体部10,20,30の径方向内側に突出させ、第1乃至第3の給電端子部12,22,32,12A,22A,32Aを第1乃至第3の環状導体部10,20,30の径方向外側に突出させたが、これとは逆に、第1乃至第3の接続端子部11,21,31,11A,21A,31Aを第1乃至第3の環状導体部10,20,30の径方向外側に突出させ、第1乃至第3の給電端子部12,22,32,12A,22A,32Aを第1乃至第3の環状導体部10,20,30の径方向内側に突出させてもよい。また、第1乃至第3の給電端子部12,22,32,12A,22A,32Aを第1乃至第3の環状導体部10,20,30の軸方向他側に軸方向に沿って、第1乃至第3の環状導体部10,20,30の周方向に対して垂直に突出させてもよい。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]環状に配置された複数のティース(910)に複数相の巻線(911,912,913)を巻き回してなるステータ(91)の前記巻線(911,912,913)に対して集配電を行う第1乃至第3のバスリング(1,2,3,1A,2A,3A)を備え、前記第1のバスリング(1,1A)は、第1の環状導体部(10,10A)と、前記第1の環状導体部(10,10A)と前記巻線(911)とを接続する複数の第1の接続端子部(11,11A)と、前記第1の環状導体部(10,10A)に給電するための第1の給電端子部(12,12A)とを有し、前記第2のバスリング(2,2A)は、第2の環状導体部(20)と、前記第2の環状導体部(20,20A)と前記巻線(912)とを接続する複数の第2の接続端子部(21,21A)と、前記第2の環状導体部(20)に給電するための第2の給電端子部(22,22A)とを有し、前記第3のバスリング(3,3A)は、第3の環状導体部(3,3A)と、前記第3の環状導体部(30,30A)と前記巻線(913)とを接続する複数の第3の接続端子部(31)と、前記第3の環状導体部(30,30A)に給電するための第3の給電端子部(32)とを有し、前記第1の環状導体部(10,10A)は前記第2の環状導体部(20,20A)の径方向一側に、前記第3の環状導体部(30,30A)は第2の環状導体部(20,20A)の径方向他側に、同心状に並列配置され、前記第1乃至第3の接続端子部(11,21,31,11A,21A,31A)は、前記第1乃至第3の環状導体部(10,20,30,10A,20A,30A)の軸方向一側で前記第1の環状導体部(10,10A)よりも前記径方向一側に突出し、前記第2の給電端子部(22,22A)は、前記第1の環状導体部(10,10A)よりも前記径方向一側に突出することなく前記第1乃至第3の環状導体部(10,20,30,10A,20A,30A)の軸方向他側に突出し、前記第3の給電端子部(32,32A)は、前記第2の環状導体部(20,20A)よりも前記径方向一側に突出することなく前記第1乃至第3のバスリング(1,2,3,1A,2A,3A)の前記軸方向他側に突出した集配電リング(90,90A)。
[2]前記第1乃至第3の給電端子部(12,22,32,12A,22A,32A)は、前記第1乃至第3のバスリング(1,2,3,1A,2A,3A)の前記軸方向他側にて前記第3の環状導体部(30,30A)よりも前記径方向他側に突出した、[1]に記載の集配電リング(90,90A)。
[3]前記第1乃至第3の環状導体部(10,20,30)は、中心導体(101,201,301)の外周に絶縁被覆(102,202,302)が形成された絶縁電線からなり、前記第1乃至第3の接続端子部(11,21,31)は、前記中心導体(101,201,301)に接続される第1の接続部(111,211,311)と、前記巻線(911,912,913)に接続される第2の接続部(112,212,312)と、前記第1の接続部(111,211,311)側から前記軸方向一側に延びる第1の延出部(114,214,314)と、前記第1の延出部(114,214,314)の端部から前記第2の接続部(112,212,312)側に向かって前記径方向一側に延びる第2の延出部(115,215,315)とを有し、前記第1の接続部(111,211,311)は、前記中心導体(101,201,301)を挟んで対向し、前記中心導体に接触する一対の突片(111a,111b,211a,211b,311a,311b)を有する、[1]又は[2]に記載の集配電リング(90)。
[4]前記第1乃至第3の接続端子部(11,21,31)は、前記第1乃至第3の環状導体部(10,20,30)の周方向に沿って延びる延在部(113,213,313)を前記第1の接続部(111,211,311)と前記第1の延出部(114,214,314)との間に有する、[3]に記載の集配電リング(90)。
[5]前記第1乃至第3の環状導体部(10,20,30)は、中心導体(101,201,301)の外周に絶縁被覆(102,202,302)が形成された絶縁電線からなり、前記第1及び第2の給電端子(12,22)は、前記中心導体(101,201,301)に接続される第1の接続部(121,221,321)と、前記第3の環状導体部(30)よりも前記径方向他側に突出して給電線に接続される第2の接続部(122,222,322)と、前記第1の接続部(121,221,321)と前記第2の接続部(122,222,322)とを連結する連結部(123,223,323)とを有し、前記連結部(123,223,323)は、前記絶縁被覆(102,202,302)の厚さよりも大きな段差をもって前記第2の接続部(122,222,322)側が前記軸方向他側にずれた段差部(123a,223a,323a)が設けられた段付き形状であり、前記第1の給電端子(12)は、前記第2及び第3の環状導体部(20,30)よりも前記径方向一側に前記段差部(123a)が設けられ、前記第2の給電端子(22)は、前記第3の環状導体部(30)よりも前記径方向一側に前記段差部(223a)が形成された、[2]に記載の集配電リング(90)。
[6][1]乃至[5]の何れか1つに記載の集配電リング(90,90A)と、前記複数のティース(910)及び前記複数相の巻線(911,912,913)を有するステータ(91)と、前記複数相の巻線(911,912,913)の磁界によって前記ステータ(91)に対して回転するロータ(92)とを備えた電動機(9)。
1〜4,1A〜4A…第1乃至第4のバスリング、4a…円弧状導電体、5…保持部材、9…電動機、10,20,30,10A,20A,30A…第1乃至第3の環状導体部、11,21,31,11A,21A,31A…第1乃至第3の接続端子部、12,22,32,12A,22A,32A…第1乃至第3の給電端子部、40…円弧部、40A…環状導体部、41〜43,41A,42A,43A…第1乃至第3の中性相接続端子部、90,90A…集配電リング、91…ステータ、92…ロータ、100A,200A,300A,400A…空隙、101,201,301…中心導体、102,202,302…絶縁被覆、110,210,310…連結部、110A,210A,310A…第2の延出部、111,211,311…第1の接続部、111A,211A,311A…第1の延出部、111a,111b,112a,112b,121a,121b,211a,211b,212a,212b,221a,221b,311a,311b,312a,312b,321a,321b…突片、111c,112c,121c,211c,212c,221c,311c,312c,321c…湾曲部、112,212,312…第2の接続部、112A,212A,312A…接続部、113,213,313…延在部、114,214,314…第1の延出部、115,215,315…第2の延出部、120,220,230…導電リング、121,221,321…第1の接続部、121A,221A,321A…第1の延出部、123A,223A,323A…第2の延出部、122,222,322,122A,222A,322A…第2の接続部、122a,222a,322a…貫通孔、123,223,323…連結部、123´,223´,323´…第1の延出部、124´,224´,324´…第2の延出部、123a,223a,323a…段差部、123b,223b,323b…平坦部、123c,223c,323c…平面、315a…第1連結部、315b…第2連結部、315c…第3連結部、315d…第4連結部、410A,420A,430A…第2の延出部、411A,421A,431A…第1の延出部、412A,422A,432A…接続部、910…ティース、911,912,913…巻線、911a,912a,913a…一端部、911b,912b,913b…他端部、920…ロータコア、921…磁石、O…回転軸線

Claims (6)

  1. 環状に配置された複数のティースに複数相の巻線を巻き回してなるステータの前記巻線に対して集配電を行う第1乃至第3のバスリングを備え、
    前記第1のバスリングは、第1の環状導体部と、前記第1の環状導体部と前記巻線とを接続する複数の第1の接続端子部と、前記第1の環状導体部に給電するための第1の給電端子部とを有し、
    前記第2のバスリングは、第2の環状導体部と、前記第2の環状導体部と前記巻線とを接続する複数の第2の接続端子部と、前記第2の環状導体部に給電するための第2の給電端子部とを有し、
    前記第3のバスリングは、第3の環状導体部と、前記第3の環状導体部と前記巻線とを接続する複数の第3の接続端子部と、前記第3の環状導体部に給電するための第3の給電端子部とを有し、
    前記第1の環状導体部は前記第2の環状導体部の径方向一側に、前記第3の環状導体部は第2の環状導体部の径方向他側に、同心状に並列配置され、
    前記第1乃至第3の接続端子部は、前記第1乃至第3の環状導体部の軸方向一側で前記第1の環状導体部よりも前記径方向一側に突出し、
    前記第2の給電端子部は、前記第1の環状導体部よりも前記径方向一側に突出することなく前記第1乃至第3の環状導体部の軸方向他側に突出し、
    前記第3の給電端子部は、前記第2の環状導体部よりも前記径方向一側に突出することなく前記第1乃至第3の環状導体部の前記軸方向他側に突出した
    集配電リング。
  2. 前記第1乃至第3の給電端子部は、前記第1乃至第3のバスリングの前記軸方向他側にて前記第3の環状導体部よりも前記径方向他側に突出した、
    請求項1に記載の集配電リング。
  3. 前記第1乃至第3の環状導体部は、中心導体の外周に絶縁被覆が形成された絶縁電線からなり、
    前記第1乃至第3の接続端子部は、前記中心導体に接続される第1の接続部と、前記巻線に接続される第2の接続部と、前記第1の接続部側から前記軸方向一側に延びる第1の延出部と、前記第1の延出部の端部から前記第2の接続部側に向かって前記径方向一側に延びる第2の延出部とを有し、
    前記第1の接続部は、前記中心導体を挟んで対向し、前記中心導体に接触する一対の突片を有する、
    請求項1又は2に記載の集配電リング。
  4. 前記第1乃至第3の接続端子部は、前記第1乃至第3の環状導体部の周方向に沿って延びる延在部を前記第1の接続部と前記第1の延出部との間に有する、
    請求項3に記載の集配電リング。
  5. 前記第1乃至第3の環状導体部は、中心導体の外周に絶縁被覆が形成された絶縁電線からなり、
    前記第1及び第2の給電端子は、前記中心導体に接続される第1の接続部と、前記第3の環状導体部よりも前記径方向他側に突出して給電線に接続される第2の接続部と、前記第1の接続部と前記第2の接続部とを連結する連結部とを有し、
    前記連結部は、前記絶縁被覆の厚さよりも大きな段差をもって前記第2の接続部側が前記軸方向他側にずれた段差部が設けられた段付き形状であり、
    前記第1の給電端子は、前記第2及び第3の環状導体部よりも前記径方向一側に前記段差部が設けられ、
    前記第2の給電端子は、前記第3の環状導体部よりも前記径方向一側に前記段差部が形成された、
    請求項2に記載の集配電リング。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の集配電リングと、
    前記複数のティース及び前記複数相の巻線を有するステータと、
    前記複数相の巻線の磁界によって前記ステータに対して回転するロータとを備えた
    電動機。
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