JP3689349B2 - リニアユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロッドの軸線に沿って該ロッド上を往復動可能に配置されている走行体と、ロッドを少なくとも部分的に取り囲んでいる少なくとも1つの潤滑装置とを有し、潤滑装置が、ロッドと接触して潤滑している少なくとも1つの潤滑要素と、移動不能に走行体と結合される少なくとも1つの潤滑剤リザーバーとを有し、ロッドの外周面に少なくとも1つのねじ溝が形成され、走行体がその内周面に少なくとも1つのねじ溝を有し、該ねじ溝がロッドの前記ねじ溝とともにねじ管路を形成しており、該ねじ管路内に複数個の転動体が配置され、潤滑剤リザーバーが、ロッド軸線に関し、半径方向において潤滑要素の外側に配置されているリニアユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のリニアユニットは、たとえば欧州特許公開第0874172A1号公報から知られている。転動体スクリュードライブとして実施されているこのリニアユニットの場合、走行体アッセンブリの軸線方向端部に、走行体アッセンブリに軸線方向に接続するように2つの潤滑装置が配置されている。それぞれの潤滑装置は、潤滑材を保持するポリマー発泡材からなる潤滑要素を有し、潤滑要素はねじスピンドルと係合して潤滑の用をなす。各潤滑装置は、さらに、軸線方向において潤滑要素に境を接している潤滑剤リザーバーを有している。潤滑剤リザーバーは通路を介して潤滑要素と連通しているので、潤滑剤が過剰に消費された場合、潤滑剤リザーバーから潤滑要素に新たに潤滑剤が供給される。
【0003】
この公知のリニアユニットの欠点は、とりわけその潤滑要素の潤滑作用長さが短いので、潤滑要素の面圧が高くなり、これに並行してポリマー発泡材の消費が大きいことである。他方、ロッドの表面から削り取られる汚染物がすべてポリマー発泡材の穴の中に蓄積し、これを閉塞させる。このため、潤滑剤の流出が妨害され、他方ポリマー発泡材が硬化するので、潤滑要素とロッド表面との十分な潤滑接触が損なわれる。
【0004】
さらに、ドイツ連邦共和国特許公開第19833228A1号公報および米国特許第5749266号公報から知られているリニアユニットの潤滑装置は、潤滑剤を保持するポリマー材から製造される潤滑要素を有している。また、ドイツ連邦共和国特許公開第19754454A1号公報に開示されているリニアユニットの潤滑装置は、外部に潤滑剤リザーバーを有している。さらに、ドイツ連邦共和国実用新案登録第29919250U1号をも指摘しておく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた種類のリニアユニットにおいて、リニアユニット全体の構成がコンパクトであるにもかかわらず、潤滑作用長さが長い潤滑要素を使用できるように構成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、潤滑装置の本体の内周面に少なくとも1つの潤滑要素が配置され、本体の外周面が、少なくとも部分的に、潤滑剤リザーバーの内側の境界壁を形成していること、本体の内周面に少なくとも1つのねじ溝が形成され、このねじ溝内に、対応するねじ線形状の前記潤滑要素が受容されていることを特徴とするものである。
【0007】
前記欧州特許公開第0874172A1号公報から知られている潤滑装置と比べると、潤滑装置の軸線方向の長さが同じで且つ潤滑剤リザーバーの備蓄容積が同じ場合、本発明による潤滑要素はロッド軸線方向においてかなり長い延在部を有しているので、本発明によれば、前述したような欠点を簡単に解消することができる。したがって、最も好ましい場合には、軸線方向における潤滑装置の延在部全体をロッド表面の潤滑に利用することができる。潤滑要素は少なくとも15mmの潤滑有効長さ、有利には少なくとも25mmの潤滑有効長さを有しているのが有利である。
【0008】
潤滑装置に潤滑機能だけを持たせる場合には、半径方向における潤滑要素と潤滑剤リザーバーとの交錯配置(Ineinander-Anordnung)は次のようにして簡単に実現され、すなわち潤滑装置が本体を有し、本体の内周面に前記少なくとも1つの潤滑要素が配置され、本体の外周面が、少なくとも部分的に、潤滑剤リザーバーの内側の境界壁を形成していることによって簡単に実現される。ここでもう一度指摘しておくと、潤滑装置はロッドを完全に取り囲む必要はない。潤滑装置は、ロッドをU字状または蹄鉄状に取り囲んでいても、その機能を全うすることができる。しかし、外部に対する潤滑装置の密封に関しては、構成を簡潔にするために、本体がスリーブ状に形成されているのが有利である。
【0009】
潤滑剤リザーバーの外側の境界壁を形成させるため、変形実施形態によれば、有利にはスリーブ状のカバー体が設けられ、その内周面が、本体の外周面を少なくともその長さの一部分にわたって間隔を持って取り囲んでいる。他方、この構成の代わりに、潤滑剤リザーバーの外側の境界壁が、走行体の凹部の内周面によって形成され、または、走行体と結合され且つ本体の外周面を少なくともその長さの一部分にわたって間隔を持って取り囲んでいる部材の内周面によって形成されていてもよい。後者の場合には、前記凹部を部分的に拡大することによって、潤滑剤リザーバーの収容容積を大きくさせることができる。
【0010】
本体と場合によってはカバー体とが注入成形部材(たとえば射出成形部材)として、有利にはプラスチックから製造されていると、簡単で低コストの製造が得られる。
【0011】
潤滑剤を潤滑剤リザーバーから潤滑要素へ順次供給できるように、本体に、半径方向の少なくとも1つの連通穴が設けられ、この連通穴を通じて、潤滑剤リザーバーに受容されている潤滑剤が少なくとも1つの潤滑要素へ達する。以下でさらに詳細に述べるように、潤滑剤のスループットは、連通穴のサイズと形状、および(または)この連通穴に付設されている要素によって制御することができる。
【0012】
本発明の他の構成によれば、本体の内周面に少なくとも1つのねじ溝が形成され、このねじ溝内に、対応するねじ線形状の潤滑要素が受容されている。リニアユニットが転動体スクリュードライブであって、しかもこの転動体スクリュードライブのねじスピンドルが多数のねじ溝を有している場合、すなわちねじスピンドルが多条のねじスピンドルである場合には、もちろん潤滑装置も、ねじ状の数に対応する数の少なくとも1つのねじ線状の潤滑要素を有し、これら潤滑要素のそれぞれがスピンドル溝のそれぞれ1つを潤滑するために用いるのが有利である。ねじスピンドルのスピンドル溝を潤滑するばかりでなく、ねじスピンドルの残りの外周面をも潤滑しようとする場合には、このために他の潤滑要素を本体の内周面に設けてもよい。ねじ溝のそれぞれを適当な連通穴を介して潤滑剤リザーバーと接触させて潤滑剤を交換できるようにするのが有利である。
【0013】
(削除)
【0014】
基本的には、潤滑要素が、実質的に溝の全長にわたって延びているのが有利である。しかし、軸線方向に十分な構造空間が提供されているならば、溝の延在方向に見て、潤滑要素の前方および(または)後方に、スクレーパー要素を溝内に配置してもよい。スクレーパー要素を設ける目的は、主に、潤滑領域に侵入する汚染粒子をロッドの表面から掻き取り、本来の潤滑要素から離隔しておくためである。さらにスクレーパー要素は、過剰の潤滑要素をロッド表面から掻きとって、リニアユニットを均一に潤滑させることにも寄与する。
【0015】
前述したねじ溝を設ける構成の利点は、ねじ線状の潤滑要素がより長い距離にわたってスピンドル溝と接触して潤滑するので、潤滑効率が向上するとともに、潤滑要素に対する負荷が軽減する。
【0016】
潤滑剤リザーバーから潤滑要素への潤滑剤の移送を容易にするため、本体の外周面に、有利には周方向に延びる少なくとも1つの溝が形成され、この溝に潤滑剤吸込み要素が受容されている。
【0017】
この吸込み要素と潤滑要素の間での潤滑剤の交換は、多面的に保証される。たとえば、潤滑剤吸込み要素が、半径方向において内側の少なくとも1つの突出部を有し、この突出部が付属の連通穴に係合して、付属の潤滑要素と接触し、特にこの潤滑要素に触れて、潤滑剤を交換するように構成できる。他方、この突出部の機能を持つ、別個に製造される灯心要素を、連通穴に挿着する構成でもよい。
【0018】
少なくとも1つの潤滑要素および(または)少なくとも1つの潤滑剤吸込み要素および(または)灯心要素の材料としては、ポリマー発泡物質、特に連続気泡型のポリマー発泡物質が優れている。有利には、少なくとも1つの潤滑要素および(または)少なくとも1つの潤滑剤吸込み要素および(または)灯心要素の材料がポリマー発泡物質からなる板材から切断して製造されているのがよい。これは、ねじ線状の潤滑要素に対しても適用され(たとえばスパイラル状に切断される)、この場合、このスパイラルの最も内側の巻線の半径は、ねじ線状の潤滑要素の所望のねじ半径に相当している。このようにして得られたスパイラルは、次に、発泡プラスチックまたはポリマー発泡物質材の可撓性を利用して引っ張られ、或いは変形されてねじ線が形成され、潤滑装置の本体の内面に設けたねじ溝に挿入される。
【0019】
前記連通穴にはダイヤフラムユニットが設けられ、ダイヤフラムユニットは潤滑剤を潤滑剤リザーバーから潤滑要素へ一方向にだけ通過させる
【0020】
本発明の他の構成によれば、潤滑装置の少なくとも1つの縦方向端部、有利には両縦方向端部に、潤滑装置からの潤滑剤の望ましくない流出を阻止するパッキン装置が設けられている。このパッキン装置は、ねじナットユニットの軸線方向の縦方向端部に設けられたパッキンに構成が同じであるのが有利である。
【0021】
上述したリニアユニットは、潤滑装置が潤滑剤リザーバーを備えた構成なので、潤滑剤リザーバーの寿命期間全体といわないまでも長期間にわたって潤滑作用を提供する。高い負荷がかかる場合でも、よって潤滑剤の消費量が多い場合でも、リニアユニットの寿命期間全体にわたって十分な潤滑を保証できるように、潤滑剤リザーバーは、潤滑剤を充填するための接続部を有している。この場合、潤滑剤は潤滑グリースまたは有利には潤滑油である。
【0022】
なお、それ自体公知の走行体、または走行体に固定される構造ユニットは、リニアユニットにより位置調整される機能ユニットを取り付けるために用いられる。この場合、潤滑装置は、実質的に走行体および(または)構造ユニットの軸線方向の延在部の内側に配置されているのが有利であることが明らかとなった。
【0023】
特にリニアユニットが転動体スクリュードライブとして構成されている場合には、構造ユニットに作用する荷重を、ねじナットユニットを介してねじスピンドルに伝える必要はなく、もしくは、少なくとも無視できる程度に伝えればよい。むしろこの荷重は、ガイドケースに、荷重を伝えるよう支持されている異形レールに伝えられる。したがってねじナットユニットは、ねじスピンドルの回転運動を走行体の直線運動へ変換するという課題だけを満たせばよいので、軸線方向に比較的短く構成でき、もっぱら、リニアユニットにより位置調整可能な機能ユニットを多様に装着できるようにとの要求に基づいて長さが決定される構造ユニットよりもかなり短く構成できる。したがって、走行体および(または)構造ユニットに、潤滑装置を受容するための構造空間を難なく作ることができ、或いは、すでに設けられてはいたが、これまで利用されていなかった構造空間を、潤滑装置の収納に使用することができる。容易にわかるように、これにより、走行体または構造ユニットの軸線方向の全長は短くなり、この短くなった全長を、転動体スクリュードライブをなんら変更することなく、転動体スクリュードライブの移動距離を大きくするために直接利用することができる。
【0024】
なお潤滑装置は、軸線方向におけるその延在部全体が走行体および(または)構造ユニットの軸線方向延在部の内側に受容されている必要はない。本発明の基本思想を適用して、潤滑装置が、その軸線方向の延在部の少なくとも70%、有利には少なくとも90%を、走行体および(または)構造ユニットの軸線方向の延在部の内側に配置されているように構成すれば、走行体の長さをかなり短縮することができる。
【0025】
潤滑装置を実質的に走行体および(または)構造ユニットの軸線方向延在部の内側に配置するという思想は、潤滑要素と潤滑剤リザーバーを半径方向において連続して配置する構成とは関係なく適用できる。したがってこの思想に対しては独立の保護を請求する。
【0026】
上記の発明は、たとえば転動体スクリュードライブ、特にボールスクリュードライブに適用すると有利であり、すなわち、ロッドを形成し、スピンドル軸線を備えているねじスピンドルであって、外周面に少なくとも1つのスピンドル溝を設けた前記ねじスピンドルと、走行体の少なくとも一部分を形成し、ねじスピンドルを取り囲み、且つ少なくとも1つの対向スピンドル溝を備えているねじナットユニットとを有し、対向スピンドル溝が、ねじスピンドルの付属のスピンドル溝と協働してねじ管路を形成し、ねじ管路が閉じた循環管路の一部分であり、この一部分に転動体の無端列が受容されているような転動体スクリュードライブに適用すると有利である。
【0027】
スピンドル溝と潤滑要素の望ましいねじ山結合を保証する、潤滑装置とねじスピンドルとの相対位置を確保するため、本体に、ねじスピンドルのスピンドル溝に係合する少なくとも1つの方向調整ピンが挿着され、有利にはねじ込まれている。この方向調整ピンとスピンドル溝との係合は、基本的には転動体スクリュードライブの組立時のみ必要である。というのは、作動中には、個々のアッセンブリが互いに固定しあうことによって、正確な指向性が維持されるからである。したがって、転動体スクリュードライブの作動を不必要に妨害することがないよう、組み立て後方向調整ピンを除去してもよく、或いは少なくともいくぶん引き戻してよい。他方、少なくとも、スピンドル溝に係合する方向調整ピンの頭部部分を、作動中迅速に磨耗する材料、たとえば柔らかいプラスチックから製造してもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1には、本発明によるリニアユニットの一例として転動体スクリュードライブ10が図示されている。転動体スクリュードライブ10は、スピンドル軸線Sを備えたねじスピンドル12と、ねじスピンドル12上をスピンドル軸線Sの方向に往復動可能で、転動体スクリュードライブ10によって位置調整可能な機能ユニット(図示せず)を取り付けるために用いる案内往復台14とを有している。案内往復台14は、案内往復台本体16と、この案内往復台本体16とは別個に構成されたねじナットユニット18とを有し、ねじナットユニット18は、案内往復台本体16に対し相対回転不能に該案内往復台本体16の軸方向通路部16aに挿着されている。
【0029】
ねじスピンドル12の外周面12aには1個または複数個のスピンドル溝12bが形成されている。ねじ線状に延びているスピンドル溝12bの数量に応じて、ねじスピンドル12は一条のねじスピンドルまたは多条のねじスピンドルである。ねじナットユニット18の内周面18bには、対応する数量の対向スピンドル溝18bが形成され、対向スピンドル溝18bはねじスピンドル12のスピンドル溝12bとともにねじ管路20を形成している。ねじ管路20は、図1に破線で示した戻し管路22と同様に無端の循環管路24の一部である。循環管路24内には、図1には図示していないが、多数の転動体、有利にはボールが配置されている。
【0030】
案内往復台14は、異形レール(図示せず)に公知の態様で案内されている。異形レールはガイドケースに、荷重を伝動するように支持されているので、ナットユニット18は、ガイドケースの端部部材(同様に図示せず)にスピンドル軸線Sのまわりに回動可能に支持されているねじスピンドル12に荷重を伝える必要がなく、或いはほとんど伝える必要はなく、スピンドル軸線Sに関し相対回転不能である。このようにして、スピンドル軸線Sのまわりでのねじスピンドル12の回転をスピンドル軸線Sの方向において案内往復台14の直線運動に変換させることができる。
【0031】
さらに図1からわかるように、本発明による転動体スクリュードライブ10では、案内往復台本体16の左側の軸方向端部の領域に、ねじナットユニット18の端面18cに境を接するように、潤滑装置28を収容するための構造空間26が設けられている。次に、以下の図面を用いて潤滑装置28の構成を詳細に説明する。
【0032】
図2ないし図7は、本発明による潤滑装置28の実施形態を示すものである。
潤滑装置28は本体30(図3をも参照)を有し、本体30の内周面30aには全部で4個の互いに交じり合って延びるねじ溝30b1,30b2,30b3,30b4(以下ではまとめてねじ溝30bと記す)が設けられている。ねじ溝30b内にはねじ線状の潤滑要素32(図6をも参照)が配置されている。図2では、図示を簡単にするため、ねじ溝30b1に挿着されている潤滑要素32だけを図示した。各潤滑要素32は、ねじスピンドル12のねじ溝12bへの係合のために用いる。このように、図2に図示した潤滑装置28は4条のねじスピンドル12と協働するよう構成されている。
【0033】
本体30の外面には潤滑剤リザーバー34が形成されている。このため本体30は、その両縦方向端部の領域に環状突出部30cと30dを有し、これら環状突出部30c,30dは、本体30の実質的に筒状の外周面30eを越えて半径方向に突出している。これら環状突出部30cと30dにはカバースリーブ36(図4をも参照)が被嵌されているので、パッキンリング38と協働して、潤滑剤リザーバー34のための閉じた中空空間が生じる。図面には図示していないが、潤滑剤リザーバー34を潤滑剤(有利には潤滑油)で充填するための潤滑ニップル用の接続部材が設けられている。
【0034】
本体30は、そのほぼ長手方向中心部に2つの環状リブ30fを有している。環状リブ30fは半径方向において本体30の外周面30eを越えて延びているが、環状突出部30c30dほどには突出していない。これら2つの環状リブ30fによって画成される環状溝30gにはリング状の潤滑剤吸込み要素40(図5をも参照)が受容されている。潤滑剤吸込み要素40はその外周面40aによってカバースリーブ36の内面に当接している。図5によれば、潤滑剤吸込み要素40の内周面40bには突出灯心40cが設けられ、突出灯心40cは本体30の半径方向の破断部30hを貫通して、ねじ線状の潤滑要素32の外周面と接触している。このようにして潤滑剤を潤滑剤リザーバー34から潤滑要素32へ順次供給することができる。
【0035】
さらに図5によれば、潤滑剤吸込み要素40の外周面40aに凹部40dが設けられている。これら凹部40dにより、潤滑剤リザーバー34の両チャンバー34aと34b間での潤滑剤の交換が可能になる。
【0036】
なお、潤滑装置28の上記実施形態においては、複数個のねじ線状の潤滑要素32のうち1個(図2に図示した潤滑要素)だけが潤滑剤リザーバー34から潤滑剤の供給を受ける。他の図示していない潤滑要素にも潤滑剤リザーバー34から直接潤滑剤を供給するようにするには、破断部30hに対応する破断部を環状溝30gの周方向の他の部位(たとえば図2に30h’で示した部位)に設け、しかも潤滑剤吸込み要素40(図5を参照)は符号40c’で示した部位に突出灯心40cに対応する突出部を有している必要がある。
【0037】
潤滑装置28の領域から潤滑剤が流出するのを阻止できるようにするため、本体30の両長手方向端部30iと30kの領域には、内側にパッキンリップ42aを備えたパッキン装置42(図7)が設けられている。パッキンリップ42aは、特に図7からわかるように、ねじスピンドル12の4条構成に関連して構成されている。外側の突起42bは、パッキン装置32とねじスピンドル12との所望の相対回転位置が維持されるよう保証している。
【0038】
さらに、図2によれば、本体30の長手方向端部30iの領域において、本体30に位置固定ピン44がねじ込まれている。位置固定ピン44の、半径方向において内側の端部は、ねじスピンドル12のスピンドル溝12bに係合するためのもので、したがってねじスピンドル12に対する本体30の所望の相対位置を保証するもので、よってねじスピンドル12に対する潤滑装置28全体の相対位置を保証するものである。
【0039】
(削除)
【0040】
(削除)
【0041】
(削除)
【0042】
なお、潤滑要素32は受容溝30bの延在距離全体にわたって延びている必要はない。たとえば、図6に破線で示唆したように、受容溝30bの長さをその長手方向において十分長くして、潤滑要素32の前方および(または)後方にスクレーパー要素33を設けてもよい。これらのスクレーパー要素33を設ける目的は、潤滑装置28の領域に侵入して望ましくない塵埃粒子を保護することにある。さらに、スクレーパー要素33には、過剰の潤滑剤をねじスピンドル12から再び取り去って、ねじスピンドルを均一に潤滑するよう保証する目的をも持っている。
【0043】
突出灯心40cについて付記しておくと、突出灯心40cを吸込み要素40とは別個に形成した部材として製造して、連通穴30hに挿着してもよい。さらに、突出灯心40の代わりに、通路30hにダイヤフラムユニットを配置し、このダイヤフラムユニットにより潤滑剤を一方向にだけ通過させ、すなわちリザーバー34から潤滑要素32のほうへだけ通過させ、いわばある種の逆止弁のごとく作用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による転動体スクリュードライブの、縮尺どおりでない概略断面図である。
【図2】 本発明による潤滑装置の実施形態の部分断面斜視図である。
【図3】 図2の潤滑装置の本体を示す図である。
【図4】 図2の潤滑装置のカバースリーブを示す図である。
【図5】 図2の潤滑装置の潤滑剤吸込み要素を示す図である。
【図6】 図2の潤滑装置の潤滑要素を示す図である。
【図7】 図2の潤滑装置のパッキン要素を示す図である。
【符号の説明】
10 リニアユニット
12 ねじスピンドル
12b スピンドル溝
14 案内往復台
16 案内往復台本体(構造ユニット)
16a 案内往復台の軸方向通路部(凹部)
18 ねじナットユニット(走行体)
20 ねじ管路
24 循環管路
28 潤滑装置
30 潤滑装置の本体
30a 潤滑装置の本体の内周面
30b ねじ溝
30e 潤滑装置の本体の外周面
30g 環状溝
30h 破断部(連通穴)
30i,30k 本体の縦方向端部
32 潤滑要素
34 潤滑剤リザーバー
36 カバースリーブ(カバー体)
40 潤滑剤吸込み要素
40c 突出灯心(灯心要素)
42 パッキン装置
44 位置固定ピン(方向調整ピン)

Claims (31)

  1. ロッド(12)の軸線(S)に沿って該ロッド(12)上を往復動可能に配置されている走行体(18)と、ロッド(12)を少なくとも部分的に取り囲んでいる少なくとも1つの潤滑装置(28)とを有し、潤滑装置(28)が、ロッド(12)と接触して潤滑している少なくとも1つの潤滑要素(32)と、移動不能に走行体(18)と結合される少なくとも1つの潤滑剤リザーバー(34)とを有し、ロッド(12)の外周面(12a)に少なくとも1つのねじ溝(12b)が形成され、走行体(18)がその内周面に少なくとも1つのねじ溝(18b)を有し、該ねじ溝(18b)がロッド(12)の前記ねじ溝(12b)とともにねじ管路(20)を形成しており、該ねじ管路(20)内に複数個の転動体が配置され、潤滑剤リザーバー(34)が、ロッド軸線(S)に関し、半径方向において潤滑要素(32)の外側に配置されているリニアユニットにおいて、
    潤滑装置(28)の本体(30)の内周面(30a)に前記少なくとも1つの潤滑要素(32)が配置され、本体(30)の外周面(30e)が、少なくとも部分的に、潤滑剤リザーバー(34)の内側の境界壁を形成していること、
    本体(30)の内周面に少なくとも1つのねじ溝(30b)が形成され、このねじ溝(30b)内に、対応するねじ線形状の前記潤滑要素(32)が受容されていること、を特徴とするリニアユニット。
  2. 潤滑装置(28)の本体(30)がスリーブ状であることを特徴とする、請求項1に記載のリニアユニット。
  3. 潤滑要素(32)が少なくとも15mmの潤滑有効長さを有していることを特徴とする、請求項1または2に記載のリニアユニット。
  4. 潤滑要素(32)が少なくとも25mmの潤滑有効長さを有していることを特徴とする、請求項1または2に記載のリニアユニット。
  5. 潤滑剤リザーバー(34)の外側の境界壁が、カバー体(36)の内周面によって形成され、カバー体(36)が、本体(30)の外周面を少なくともその長さの一部分にわたって間隔を持って取り囲んでいることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  6. カバー体(36)がスリーブ状であることを特徴とする、請求項5に記載のリニアユニット。
  7. 本体(30)が注入成形部材としてプラスチックから製造されていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  8. 本体(30)とカバー体(36)とが注入成形部材としてプラスチックから製造されていることを特徴とする、請求項5または6に記載のリニアユニット。
  9. 潤滑要素(32)が、ねじ溝(30b)の全長にわたって延びていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  10. ねじ溝(30b)の延在方向に見て潤滑要素(32)の前方および(または)後方に、スクレーパー要素(33)がねじ溝(30b)内に配置されていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  11. 本体(30)に、半径方向の少なくとも1つの連通穴(30h)が設けられ、この連通穴(30h)を通じて、潤滑剤リザーバー(34)に受容されている潤滑剤が少なくとも1つの潤滑要素(32)へ達することを特徴とする、請求項から10までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  12. 半径方向の少なくとも1つの連通穴(30h)に、付属の潤滑要素(32)と接触して潤滑剤の交換を可能にする灯心要素(40c)が配置されていることを特徴とする、請求項11に記載のリニアユニット。
  13. 本体(30)の外周面(30e)に、少なくとも1つの溝(30g)が形成され、この溝に潤滑剤吸込み要素(40)が受容されていることを特徴とする、請求項12に記載のリニアユニット。
  14. 本体(30)の外周面(30e)に形成した前記溝(30g)が外周面(30e)の周方向に延びていることを特徴とする、請求項13に記載のリニアユニット。
  15. 灯心要素(40c)が、潤滑剤吸込み要素(40)の、半径方向において内側の突出部として形成されていることを特徴とする、請求項13または14に記載のリニアユニット。
  16. 少なくとも1つの潤滑要素(32)および(または)少なくとも1つの潤滑剤吸込み要素(40)および(または)灯心要素(40c)がポリマー発泡物質から製造されていることを特徴とする、請求項1から15までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  17. 少なくとも1つの潤滑要素(32)および(または)少なくとも1つの潤滑剤吸込み要素(40)および(または)灯心要素(40c)がポリマー発泡物質からなる板材から切断して製造されていることを特徴とする、請求項1から15までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  18. 前記連通穴(30h)にダイヤフラムユニットが設けられていることを特徴とする、請求項11に記載のリニアユニット。
  19. ダイヤフラムユニットが潤滑剤を潤滑剤リザーバー(34)から潤滑要素(32)へ一方向にだけ通過させることを特徴とする、請求項18に記載のリニアユニット。
  20. 潤滑装置(28)の少なくとも1つの縦方向端部(30i , 30k)にパッキン装置(42)が設けられていることを特徴とする、請求項1から19までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  21. 潤滑装置(28)の両縦方向端部(30i , 30k)にパッキン装置(42)が設けられていることを特徴とする、請求項20に記載のリニアユニット。
  22. 潤滑剤リザーバー(34)が、潤滑剤を充填するための接続部を有していることを特徴とする、請求項1から21までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  23. 潤滑剤が潤滑グリースまたは潤滑油であることを特徴とする、請求項1から22までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  24. 走行体(18)、または走行体(18)に固定される構造ユニット(16)が、リニアユニット(10)により位置調整される機能ユニットを取り付けるために用いられることを特徴とする、請求項1から23までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  25. 滑装置(28)が、走行体(18)および(または)構造ユニット(16)の軸線方向の延在部の内側に配置されていることを特徴とする、請求項1から24までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  26. 潤滑装置(28)が、その軸線方向の延在部の少なくとも70%走行体(18)および(または)構造ユニット(16)の軸線方向の延在部の内側に配置されていることを特徴とする、請求項25に記載のリニアユニット。
  27. 潤滑装置(28)がその軸線方向の延在部の少なくとも90%を走行体(18)および(または)構造ユニット(16)の軸線方向の延在部の内側に配置されていることを特徴とする、請求項25に記載のリニアユニット。
  28. リニアユニットが転動体スクリュードライブ(10)であり、
    −ロッドを形成し、スピンドル軸線(S)を備えているねじスピンドル(12)であって、外周面(12a)に少なくとも1つのスピンドル溝(12b)を設けた前記ねじスピンドル(12)と、
    −走行体(14)の少なくとも一部分を形成し、ねじスピンドル(12)を取り囲み、且つ少なくとも1つの対向スピンドル溝(18b)を備えているねじナットユニット(18)と、
    を有し、対向スピンドル溝(18b)が、ねじスピンドル(12)の付属のスピンドル溝(12b)と協働してねじ管路(20)を形成し、ねじ管路(20)が閉じた循環管路(24)の一部分であり、この一部分に転動体の無端列が受容されていることを特徴とする、請求項1から27までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  29. リニアユニットがボールスクリュードライブであることを特徴とする、請求項28に記載のリニアユニット。
  30. 本体(30)に、ねじスピンドル(12)のスピンドル溝(12b)に係合する少なくとも1つの方向調整ピン(44)が挿着されていることを特徴とする、請求項28または29に記載のリニアユニット。
  31. 本体(30)に、ねじスピンドル(12)のスピンドル溝(12b)に係合する少なくとも1つの方向調整ピン(44)がねじ込まれていることを特徴とする、請求項28または29に記載のリニアユニット。
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