JP2002022094A - リニアユニット - Google Patents

リニアユニット

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T74/18576Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary including screw and nut
    • Y10T74/18744Lubrication

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】リニアユニットにおいて、リニアユニット全体
の構成がコンパクトであるにもかかわらず、潤滑作用長
さが長い潤滑要素を使用できるように構成する。 【解決手段】ロッド12の軸線Sに沿って該ロッド上を
往復動可能に配置されている走行体18と、ロッドを少
なくとも部分的に取り囲んでいる少なくとも1つの潤滑
装置28とを有し、概潤滑装置が、ロッドと接触して潤
滑している少なくとも1つの潤滑要素32と、移動不能
に走行体と結合される少なくとも1つの潤滑剤リザーバ
ー34とを有しているリニアユニットにおいて、潤滑剤
リザーバー34は、ロッド軸線Sに関し、半径方向にお
いて潤滑要素32の外側に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロッドの軸線に沿
って該ロッド上を往復動可能に配置されている走行体
と、ロッドを少なくとも部分的に取り囲んでいる少なく
とも1つの潤滑装置とを有し、潤滑装置が、ロッドと接
触して潤滑している少なくとも1つの潤滑要素と、移動
不能に走行体と結合される少なくとも1つの潤滑剤リザ
ーバーとを有しているリニアユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のリニアユニットは、たとえば欧
州特許公開第0874172A1号公報から知られてい
る。転動体スクリュードライブとして実施されているこ
のリニアユニットの場合、走行体アッセンブリの軸線方
向端部に、走行体アッセンブリに軸線方向に接続するよ
うに2つの潤滑装置が配置されている。それぞれの潤滑
装置は、潤滑材を保持するポリマー発泡材からなる潤滑
要素を有し、潤滑要素はねじスピンドルと係合して潤滑
の用をなす。各潤滑装置は、さらに、軸線方向において
潤滑要素に境を接している潤滑剤リザーバーを有してい
る。潤滑剤リザーバーは通路を介して潤滑要素と連通し
ているので、潤滑剤が過剰に消費された場合、潤滑剤リ
ザーバーから潤滑要素に新たに潤滑剤が供給される。
【0003】この公知のリニアユニットの欠点は、とり
わけその潤滑要素の潤滑作用長さが短いので、潤滑要素
の面圧が高くなり、これに並行してポリマー発泡材の消
費が大きいことである。他方、ロッドの表面から削り取
られる汚染物がすべてポリマー発泡材の穴の中に蓄積
し、これを閉塞させる。このため、潤滑剤の流出が妨害
され、他方ポリマー発泡材が硬化するので、潤滑要素と
ロッド表面との十分な潤滑接触が損なわれる。
【0004】さらに、ドイツ連邦共和国特許公開第19
833228A1号公報および米国特許第574926
6号公報から知られているリニアユニットの潤滑装置
は、潤滑剤を保持するポリマー材から製造される潤滑要
素を有している。また、ドイツ連邦共和国特許公開第1
9754454A1号公報に開示されているリニアユニ
ットの潤滑装置は、外部に潤滑剤リザーバーを有してい
る。さらに、ドイツ連邦共和国実用新案登録第2991
9250U1号をも指摘しておく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた種類のリニアユニットにおいて、リニアユニッ
ト全体の構成がコンパクトであるにもかかわらず、潤滑
作用長さが長い潤滑要素を使用できるように構成するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、潤滑剤リザーバーが、ロッド軸線に関し、
半径方向において潤滑要素の外側に配置されていること
を特徴とするものである。
【0007】前記欧州特許公開第0874172A1号
公報から知られている潤滑装置と比べると、潤滑装置の
軸線方向の長さが同じで且つ潤滑剤リザーバーの備蓄容
積が同じ場合、本発明による潤滑要素はロッド軸線方向
においてかなり長い延在部を有しているので、本発明に
よれば、前述したような欠点を簡単に解消することがで
きる。したがって、最も好ましい場合には、軸線方向に
おける潤滑装置の延在部全体をロッド表面の潤滑に利用
することができる。潤滑要素は少なくとも15mmの潤
滑有効長さ、有利には少なくとも25mmの潤滑有効長
さを有しているのが有利である。
【0008】潤滑装置に潤滑機能だけを持たせる場合に
は、半径方向における潤滑要素と潤滑剤リザーバーとの
交錯配置(Ineinander-Anordnung)は次のようにして簡単
に実現され、すなわち潤滑装置が本体を有し、本体の内
周面に前記少なくとも1つの潤滑要素が配置され、本体
の外周面が、少なくとも部分的に、潤滑剤リザーバーの
内側の境界壁を形成していることによって簡単に実現さ
れる。ここでもう一度指摘しておくと、潤滑装置はロッ
ドを完全に取り囲む必要はない。潤滑装置は、ロッドを
U字状または蹄鉄状に取り囲んでいても、その機能を全
うすることができる。しかし、外部に対する潤滑装置の
密封に関しては、構成を簡潔にするために、本体がスリ
ーブ状に形成されているのが有利である。
【0009】潤滑剤リザーバーの外側の境界壁を形成さ
せるため、変形実施形態によれば、有利にはスリーブ状
のカバー体が設けられ、その内周面が、本体の外周面を
少なくともその長さの一部分にわたって間隔を持って取
り囲んでいる。他方、この構成の代わりに、潤滑剤リザ
ーバーの外側の境界壁が、走行体の凹部の内周面によっ
て形成され、または、走行体と結合され且つ本体の外周
面を少なくともその長さの一部分にわたって間隔を持っ
て取り囲んでいる部材の内周面によって形成されていて
もよい。後者の場合には、前記凹部を部分的に拡大する
ことによって、潤滑剤リザーバーの収容容積を大きくさ
せることができる。
【0010】本体と場合によってはカバー体とが注入成
形部材(たとえば射出成形部材)として、有利にはプラ
スチックから製造されていると、簡単で低コストの製造
が得られる。
【0011】潤滑剤を潤滑剤リザーバーから潤滑要素へ
順次供給できるように、本体に、半径方向の少なくとも
1つの連通穴が設けられ、この連通穴を通じて、潤滑剤
リザーバーに受容されている潤滑剤が少なくとも1つの
潤滑要素へ達する。以下でさらに詳細に述べるように、
潤滑剤のスループットは、連通穴のサイズと形状、およ
び(または)この連通穴に付設されている要素によって
制御することができる。
【0012】潤滑装置の本体の内部構成に関しても、種
々の実施形態が可能である。1つの実施形態によれば、
本体の内周面に少なくとも1つのねじ溝が形成され、こ
のねじ溝内に、対応するねじ線形状の潤滑要素が受容さ
れている。リニアユニットが転動体スクリュードライブ
であって、しかもこの転動体スクリュードライブのねじ
スピンドルが多数のねじ溝を有している場合、すなわち
ねじスピンドルが多条のねじスピンドルである場合に
は、もちろん潤滑装置も、ねじ状の数に対応する数の少
なくとも1つのねじ線状の潤滑要素を有し、これら潤滑
要素のそれぞれがスピンドル溝のそれぞれ1つを潤滑す
るために用いるのが有利である。ねじスピンドルのスピ
ンドル溝を潤滑するばかりでなく、ねじスピンドルの残
りの外周面をも潤滑しようとする場合には、このために
他の潤滑要素を本体の内周面に設けてもよい。ねじ溝の
それぞれを適当な連通穴を介して潤滑剤リザーバーと接
触させて潤滑剤を交換できるようにするのが有利であ
る。
【0013】他方、本体の内周面に、軸線方向に延びる
少なくとも1つの溝が形成され、この溝内に潤滑板が受
容されている構成でもよい。この種の潤滑板はロッドの
外周面とだけ接触して潤滑剤で湿潤させるが、さらに、
ねじスピンドルとして構成されたロッドのスピンドル溝
にも潤滑剤を供給する必要がある場合には、潤滑板は、
さらに、それぞれ付属のスピンドル溝に係合する多数の
突出部を有していてよい。ねじスピンドルの残りの外周
面の潤滑を避ける必要がある場合は、スピンドル溝に係
合する突出部の湿潤を適宜長くすればよい。これによ
り、潤滑板の、互いに連続する2つの突出部の間に配置
される結合部分は、ねじスピンドルの外周面から間隔を
持って保持される。
【0014】基本的には、潤滑要素が、実質的に溝の全
長にわたって延びているのが有利である。しかし、軸線
方向に十分な構造空間が提供されているならば、溝の延
在方向に見て、潤滑要素の前方および(または)後方
に、スクレーパー要素を溝内に配置してもよい。スクレ
ーパー要素を設ける目的は、主に、潤滑領域に侵入する
汚染粒子をロッドの表面から掻き取り、本来の潤滑要素
から離隔しておくためである。さらにスクレーパー要素
は、過剰の潤滑要素をロッド表面から掻きとって、リニ
アユニットを均一に潤滑させることにも寄与する。
【0015】前述した軸線方向の溝を設ける変形実施形
態の利点は製造が簡単なことであり、他方ねじ溝を設け
た実施形態の利点は、ねじ線状の潤滑要素がより長い距
離にわたってスピンドル溝と接触して潤滑するので、潤
滑効率が向上するとともに、潤滑要素に対する負荷が軽
減する。
【0016】潤滑剤リザーバーから潤滑要素への潤滑剤
の移送を容易にするため、本体の外周面に、有利には周
方向に延びる少なくとも1つの溝が形成され、この溝に
潤滑剤吸込み要素が受容されている。
【0017】この吸込み要素と潤滑要素の間での潤滑剤
の交換は、多面的に保証される。たとえば、潤滑剤吸込
み要素が、半径方向において内側の少なくとも1つの突
出部を有し、この突出部が付属の連通穴に係合して、付
属の潤滑要素と接触し、特にこの潤滑要素に触れて、潤
滑剤を交換するように構成できる。他方、この突出部の
機能を持つ、別個に製造される灯心要素を、連通穴に挿
着する構成でもよい。
【0018】少なくとも1つの潤滑要素および(また
は)少なくとも1つの潤滑剤吸込み要素および(また
は)灯心要素の材料としては、ポリマー発泡物質、特に
連続気泡型のポリマー発泡物質が優れている。有利に
は、少なくとも1つの潤滑要素および(または)少なく
とも1つの潤滑剤吸込み要素および(または)灯心要素
の材料がポリマー発泡物質からなる板材から切断して製
造されているのがよい。これは、ねじ線状の潤滑要素に
対しても適用され(たとえばスパイラル状に切断され
る)、この場合、このスパイラルの最も内側の巻線の半
径は、ねじ線状の潤滑要素の所望のねじ半径に相当して
いる。このようにして得られたスパイラルは、次に、発
泡プラスチックまたはポリマー発泡物質材の可撓性を利
用して引っ張られ、或いは変形されてねじ線が形成さ
れ、潤滑装置の本体の内面に設けたねじ溝に挿入され
る。
【0019】最後に、少なくとも1つの灯心要素はダイ
ヤフラムとして構成され、有利には、潤滑剤リザーバー
から潤滑要素のほうへ開口する逆止用ダイヤフラムとし
て構成されている。
【0020】本発明の他の構成によれば、潤滑装置の少
なくとも1つの縦方向端部、有利には両縦方向端部に、
潤滑装置からの潤滑剤の望ましくない流出を阻止するパ
ッキン装置が設けられている。このパッキン装置は、ね
じナットユニットの軸線方向の縦方向端部に設けられた
パッキンに構成が同じであるのが有利である。
【0021】上述したリニアユニットは、潤滑装置が潤
滑剤リザーバーを備えた構成なので、潤滑剤リザーバー
の寿命期間全体といわないまでも長期間にわたって潤滑
作用を提供する。高い負荷がかかる場合でも、よって潤
滑剤の消費量が多い場合でも、リニアユニットの寿命期
間全体にわたって十分な潤滑を保証できるように、潤滑
剤リザーバーは、潤滑剤を充填するための接続部を有し
ている。この場合、潤滑剤は潤滑グリースまたは有利に
は潤滑油である。
【0022】なお、それ自体公知の走行体、または走行
体に固定される構造ユニットは、リニアユニットにより
位置調整される機能ユニットを取り付けるために用いら
れる。この場合、潤滑装置は、実質的に走行体および
(または)構造ユニットの軸線方向の延在部の内側に配
置されているのが有利であることが明らかとなった。
【0023】特にリニアユニットが転動体スクリュード
ライブとして構成されている場合には、構造ユニットに
作用する荷重を、ねじナットユニットを介してねじスピ
ンドルに伝える必要はなく、もしくは、少なくとも無視
できる程度に伝えればよい。むしろこの荷重は、ガイド
ケースに、荷重を伝えるよう支持されている異形レール
に伝えられる。したがってねじナットユニットは、ねじ
スピンドルの回転運動を走行体の直線運動へ変換すると
いう課題だけを満たせばよいので、軸線方向に比較的短
く構成でき、もっぱら、リニアユニットにより位置調整
可能な機能ユニットを多様に装着できるようにとの要求
に基づいて長さが決定される構造ユニットよりもかなり
短く構成できる。したがって、走行体および(または)
構造ユニットに、潤滑装置を受容するための構造空間を
難なく作ることができ、或いは、すでに設けられてはい
たが、これまで利用されていなかった構造空間を、潤滑
装置の収納に使用することができる。容易にわかるよう
に、これにより、走行体または構造ユニットの軸線方向
の全長は短くなり、この短くなった全長を、転動体スク
リュードライブをなんら変更することなく、転動体スク
リュードライブの移動距離を大きくするために直接利用
することができる。
【0024】なお潤滑装置は、軸線方向におけるその延
在部全体が走行体および(または)構造ユニットの軸線
方向延在部の内側に受容されている必要はない。本発明
の基本思想を適用して、潤滑装置が、その軸線方向の延
在部の少なくとも70%、有利には少なくとも90%
を、走行体および(または)構造ユニットの軸線方向の
延在部の内側に配置されているように構成すれば、走行
体の長さをかなり短縮することができる。
【0025】潤滑装置を実質的に走行体および(また
は)構造ユニットの軸線方向延在部の内側に配置すると
いう思想は、潤滑要素と潤滑剤リザーバーを半径方向に
おいて連続して配置する構成とは関係なく適用できる。
したがってこの思想に対しては独立の保護を請求する。
【0026】上記の発明は、たとえば転動体スクリュー
ドライブ、特にボールスクリュードライブに適用すると
有利であり、すなわち、ロッドを形成し、スピンドル軸
線を備えているねじスピンドルであって、外周面に少な
くとも1つのスピンドル溝を設けた前記ねじスピンドル
と、走行体の少なくとも一部分を形成し、ねじスピンド
ルを取り囲み、且つ少なくとも1つの対向スピンドル溝
を備えているねじナットユニットとを有し、対向スピン
ドル溝が、ねじスピンドルの付属のスピンドル溝と協働
してねじ管路を形成し、ねじ管路が閉じた循環管路の一
部分であり、この一部分に転動体の無端列が受容されて
いるような転動体スクリュードライブに適用すると有利
である。
【0027】スピンドル溝と潤滑要素の望ましいねじ山
結合を保証する、潤滑装置とねじスピンドルとの相対位
置を確保するため、本体に、ねじスピンドルのスピンド
ル溝に係合する少なくとも1つの方向調整ピンが挿着さ
れ、有利にはねじ込まれている。この方向調整ピンとス
ピンドル溝との係合は、基本的には転動体スクリュード
ライブの組立時のみ必要である。というのは、作動中に
は、個々のアッセンブリが互いに固定しあうことによっ
て、正確な指向性が維持されるからである。したがっ
て、転動体スクリュードライブの作動を不必要に妨害す
ることがないよう、組み立て後方向調整ピンを除去して
もよく、或いは少なくともいくぶん引き戻してよい。他
方、少なくとも、スピンドル溝に係合する方向調整ピン
の頭部部分を、作動中迅速に磨耗する材料、たとえば柔
らかいプラスチックから製造してもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付の
図面を用いて詳細に説明する。図1には、本発明による
リニアユニットの一例として転動体スクリュードライブ
10が図示されている。転動体スクリュードライブ10
は、スピンドル軸線Sを備えたねじスピンドル12と、
ねじスピンドル12上をスピンドル軸線Sの方向に往復
動可能で、転動体スクリュードライブ10によって位置
調整可能な機能ユニット(図示せず)を取り付けるため
に用いる案内往復台14とを有している。案内往復台1
4は、案内往復台本体16と、この案内往復台16とは
別個に構成されたねじナットユニット18とを有し、ね
じナットユニット18は、案内往復台本体16に対し相
対回転不能に該案内往復台本体16の軸方向通路部16
aに挿着されている。
【0029】ねじスピンドル12の外周面12aには1
個または複数個のスピンドル溝12bが形成されてい
る。ねじ線状に延びているスピンドル溝12bの数量に
応じて、ねじスピンドル12は一条のねじスピンドルま
たは多条のねじスピンドルである。ねじナットユニット
18の内周面18bには、対応する数量の対向スピンド
ル溝18bが形成され、対向スピンドル溝18bはねじス
ピンドル12のスピンドル溝12bとともにねじ管路2
0を形成している。ねじ管路20は、図1に破線で示し
た戻し管路22と同様に無端の循環管路24の一部であ
る。循環管路24内には、図1には図示していないが、
多数の転動体、有利にはボールが配置されている。
【0030】案内往復台14は、異形レール(図示せ
ず)に公知の態様で案内されている。異形レールはガイ
ドケースに、荷重を伝動するように支持されているの
で、ナットユニット18は、ガイドケースの端部部材
(同様に図示せず)にスピンドル軸線Sのまわりに回動
可能に支持されているねじスピンドル12に荷重を伝え
る必要がなく、或いはほとんど伝える必要はなく、スピ
ンドル軸線Sに関し相対回転不能である。このようにし
て、スピンドル軸線Sのまわりでのねじスピンドル12
の回転をスピンドル軸線Sの方向において案内往復台1
4の直線運動に変換させることができる。
【0031】さらに図1からわかるように、本発明によ
る転動体スクリュードライブ10では、案内往復台本体
16の左側の軸方向端部の領域に、ねじナットユニット
18の端面18cに境を接するように、潤滑装置28を
収容するための構造空間26が設けられている。次に、
以下の図面を用いて潤滑装置28の構成を詳細に説明す
る。
【0032】図2ないし図7は、本発明による潤滑装置
28の第1実施形態を示すものである。潤滑装置28は
本体30(図3をも参照)を有し、本体30の内周面3
0aには全部で4個の互いに交じり合って延びるねじ溝
30b1,30b2,30b3,30b4(以下ではまとめて
ねじ溝30bと記す)が設けられている。ねじ溝30b
内にはねじ線状の潤滑要素32(図6をも参照)が配置
されている。図2では、図示を簡単にするため、ねじ溝
30b1に挿着されている潤滑要素32だけを図示し
た。各潤滑要素32は、ねじスピンドル12のねじ溝1
2bへの係合のために用いる。このように、図2に図示
した潤滑装置28は4条のねじスピンドル12と協働す
るよう構成されている。
【0033】本体30の外面には潤滑剤リザーバー34
が形成されている。このため本体30は、その両縦方向
端部の領域に環状突出部30cと30dを有し、これら
環状突出部30c,30dは、本体30の実質的に筒状の
外周面30eを越えて半径方向に突出している。これら
環状突出部30cと30dにはカバースリーブ36(図4
をも参照)が被嵌されているので、パッキンリング38
と協働して、潤滑剤リザーバー34のための閉じた中空
空間が生じる。図面には図示していないが、潤滑剤リザ
ーバー34を潤滑剤(有利には潤滑油)で充填するため
の潤滑ニップル用の接続部材が設けられている。
【0034】本体30は、そのほぼ長手方向中心部に2
つの環状リブ30fを有している。環状リブ30fは半径
方向において本体30の外周面30eを越えて延びてい
るが、環状突出部30c30dほどには突出していない。
これら2つの環状リブ30fによって画成される環状溝
30gにはリング状の潤滑剤吸込み要素40(図5をも
参照)が受容されれている。潤滑剤吸込み要素40はそ
の外周面40aによってカバースリーブ36の内面に当
接している。図5によれば、潤滑剤吸込み要素40の内
周面40bには突出灯心40cが設けられ、突出灯心40
cは本体30の半径方向の破断部30hを貫通して、ね
じ線状の潤滑要素32の外周面と接触している。このよ
うにして潤滑剤を潤滑剤リザーバー34から潤滑要素3
2へ順次供給することができる。
【0035】さらに図5によれば、潤滑剤吸込み要素4
0の外周面40aに凹部40dが設けられている。これら
凹部40dにより、潤滑剤リザーバー34の両チャンバ
ー34aと34b間での潤滑剤の交換が可能になる。
【0036】なお、潤滑装置28の上記実施形態におい
ては、複数個のねじ線状の潤滑要素32のうち1個(図
2に図示した潤滑要素)だけが潤滑剤リザーバー34か
ら潤滑剤の供給を受ける。他の図示していない潤滑要素
にも潤滑剤リザーバー34から直接潤滑剤を供給するよ
うにするには、破断部30hに対応する破断部を環状溝
30gの周方向の他の部位(たとえば図2に30h’で示
した部位)に設け、しかも潤滑剤吸込み要素40(図5
を参照)は符号40c’で示した部位に突出灯心40cに
対応する突出部を有している必要がある。
【0037】潤滑装置28の領域から潤滑剤が流出する
のを阻止できるようにするため、本体30の両長手方向
端部30iと30kの領域には、内側にパッキンリップ
42aを備えたパッキン装置42(図7)が設けられて
いる。パッキンリップ42aは、特に図7からわかるよ
うに、ねじスピンドル12の4条構成に関連して構成さ
れている。外側の突起42bは、パッキン装置32とね
じスピンドル12との所望の相対回転位置が維持される
よう保証している。
【0038】さらに、図2によれば、本体30の長手方
向端部30iの領域において、本体30に位置固定ピン
44がねじ込まれている。位置固定ピン44の、半径方
向において内側の端部は、ねじスピンドル12のスピン
ドル溝12bに係合するためのもので、したがってねじ
スピンドル12に対する本体30の所望の相対位置を保
証するもので、よってねじスピンドル12に対する潤滑
装置28全体の相対位置を保証するものである。
【0039】図8と図9は本発明による潤滑装置の変形
実施形態の一部を示したもので、この変形実施形態は図
2の実施形態にほぼ対応している。したがって、対応す
る部材には図2ないし図7の符号に数字の100をプラ
スした。また、以下では、図2ないし図7に図示した前
記実施形態と異なっている点のみを説明し、その他の構
成は前記実施形態を参照してもらいたい。
【0040】潤滑装置128の本体130が図2の潤滑
装置28の本体30と異なっているのは、主に、内周面
130aに設けられている溝130bが、潤滑要素(図9
を参照)を受容するため、実質的にスピンドル軸線Sの
方向に延びていることである。これに対応して、図9に
示すように、潤滑要素132は潤滑板として構成され、
この潤滑板132の長手側132aには潤滑突出部13
2bが設けられている。潤滑突出部132bは、ねじスピ
ンドル12のスピンドル溝12bに係合するためのもの
である。潤滑突出部132bのサイズを適宜選定すれ
ば、潤滑板132の長手側132aの、潤滑突出部13
2bの間に設けられる面部分132cは、ねじスピンドル
12の外周面12aに当接し、ねじスピンドルに潤滑剤
を塗布する。
【0041】図2ないし図7の潤滑装置28に対する図
8の潤滑装置128のさらなる相違は、本体130、特
にその両縦方向端部130iと130kのサイズが次の
ように選定されていること、すなわち潤滑剤リザーバー
134がカバースリーブ36に対応するカバースリーブ
と協働して画成されているのではなく、案内往復台本体
16の内周壁16aと協働して画成されるように選定さ
れていることである。これにより、潤滑剤リザーバー1
34の受容容積は図2ないし図7の実施形態の潤滑剤リ
ザーバー34に比べて大きくなっており、より厳密に
は、カバースリーブが占める体積分だけ大きくなってい
る。案内往復台本体16を適宜加工することにより、潤
滑剤リザーバーの受容容積をさらに拡大させてもよい。
【0042】潤滑剤リザーバー134から潤滑板132
への潤滑剤のオーバーフローに関しては、図2ないし図
7の潤滑装置28に対する説明を参照してもらいたい。
なお、潤滑要素32は受容溝30bの延在距離全体にわ
たって延びている必要はない。たとえば、図6に破線で
示唆したように、受容溝30bの長さをその長手方向に
おいて十分長くして、潤滑要素32の前方および(また
は)後方にスクレーパー要素33を設けてもよい。これ
らのスクレーパー要素33を設ける目的は、潤滑装置2
8の領域に侵入して望ましくない塵埃粒子を保護するこ
とにある。さらに、スクレーパー要素33には、過剰の
潤滑剤をねじスピンドル12から再び取り去って、ねじ
スピンドルを均一に潤滑するよう保証する目的をも持っ
ている。この点は、図8と図9に図示した、軸方向の溝
を設けた実施形態に対しても適用される。
【0043】突出灯心40cについて付記しておくと、
突出灯心40cを吸込み要素40とは別個に形成した部
材として製造して、連通穴30hに挿着してもよい。さ
らに、突出灯心40の代わりに、通路30hにダイヤフ
ラムユニットを配置し、このダイヤフラムユニットによ
り潤滑剤を一方向にだけ通過させ、すなわちリザーバー
34から潤滑要素32のほうへだけ通過させ、いわばあ
る種の逆止弁のごとく作用するようにしてもよい。この
変形実施形態も、図8と図9の軸方向溝を設けた実施形
態との場合と同様に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による転動体スクリュードライブの、縮
尺どおりでない概略断面図である。
【図2】本発明による潤滑装置の第1実施形態の部分断
面斜視図である。
【図3】図2の潤滑装置の本体を示す図である。
【図4】図2の潤滑装置のカバースリーブを示す図であ
る。
【図5】図2の潤滑装置の潤滑剤吸込み要素を示す図で
ある。
【図6】図2の潤滑装置の潤滑要素を示す図である。
【図7】図2の潤滑装置のパッキン要素を示す図であ
る。
【図8】潤滑装置の変形実施形態の本体を示す、図3に
対応する図である。
【図9】図8の潤滑装置の潤滑要素を示す図である。
【符号の説明】
10 リニアユニット 12 ねじスピンドル 12b スピンドル溝 14 案内往復台 16 案内往復台本体(構造ユニット) 16a 案内往復台の軸方向通路部(凹部) 18 ねじナットユニット(走行体) 20 ねじ管路 24 循環管路 28;128 潤滑装置 30;130 潤滑装置の本体 30a;130a 潤滑装置の本体の内周面 30b;130b ねじ溝 30e 潤滑装置の本体の外周面 30g 環状溝 30h 破断部(連通穴) 30i,30k;130i,130k 本体の縦方向
端部 32;132 潤滑要素 34;134 潤滑剤リザーバー 36 カバースリーブ(カバー体) 40 潤滑剤吸込み要素 40c 突出灯心(灯心要素) 42 パッキン装置 44 位置固定ピン(方向調整ピン) 132 潤滑板

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッド(12)の軸線(S)に沿って該ロ
    ッド(12)上を往復動可能に配置されている走行体
    (18)と、ロッド(12)を少なくとも部分的に取り
    囲んでいる少なくとも1つの潤滑装置(28;128)
    とを有し、潤滑装置(28;128)が、ロッド(1
    2)と接触して潤滑している少なくとも1つの潤滑要素
    (32;132)と、移動不能に走行体(18)と結合
    される少なくとも1つの潤滑剤リザーバー(34;13
    4)とを有しているリニアユニットにおいて、 潤滑剤リザーバー(34;134)が、ロッド軸線
    (S)に関し、半径方向において潤滑要素(32;13
    2)の外側に配置されていることを特徴とするリニアユ
    ニット。
  2. 【請求項2】潤滑要素(32;132)が少なくとも1
    5mmの潤滑有効長さ、有利には少なくとも25mmの
    潤滑有効長さを有していることを特徴とする、請求項1
    に記載のリニアユニット。
  3. 【請求項3】潤滑装置(28;128)が有利にはスリ
    ーブ状の本体(30;130)を有し、本体の内周面
    (30a;130a)に前記少なくとも1つの潤滑要素
    (32;132)が配置され、本体(30;130)の
    外周面(30e)が、少なくとも部分的に、潤滑剤リザ
    ーバー(34;134)の内側の境界壁を形成している
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載のリニアユ
    ニット。
  4. 【請求項4】潤滑剤リザーバー(34)の外側の境界壁
    が、有利にはスリーブ状のカバー体(36)の内周面に
    よって形成され、カバー体(36)が、本体(30)の
    外周面を少なくともその長さの一部分にわたって間隔を
    持って取り囲んでいることを特徴とする、請求項3に記
    載のリニアユニット。
  5. 【請求項5】潤滑剤リザーバー(134)の外側の境界
    壁が、走行体(18)の凹部(16a)の内周面によっ
    て形成され、または、走行体(18)と結合され且つ本
    体(130)の外周面を少なくともその長さの一部分に
    わたって間隔を持って取り囲んでいる部材(16)の内
    周面によって形成されていることを特徴とする、請求項
    3に記載のリニアユニット。
  6. 【請求項6】本体(30;130)と場合によってはカ
    バー体(36)とが注入成形部材として、有利にはプラ
    スチックから製造されていることを特徴とする、請求項
    3から5までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  7. 【請求項7】本体(30)の内周面に少なくとも1つの
    ねじ溝(30b)が形成され、このねじ溝(30b)内
    に、対応するねじ線形状の潤滑要素(32)が受容され
    ていることを特徴とする、請求項3から6までのいずれ
    か一つに記載のリニアユニット。
  8. 【請求項8】本体(130)の内周面に、軸線方向
    (S)に延びる少なくとも1つの溝(130b)が形成
    され、この溝(130b)内に潤滑板(132)が受容
    され、潤滑板(132)が、所望の場合には、ねじスピ
    ンドル(12)として構成されるロッドのスピンドル溝
    (12b)に係合する少なくとも1つの突出部(132
    b)を有していることを特徴とする、請求項3から6ま
    でのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  9. 【請求項9】潤滑要素(32;132)が、実質的に溝
    (30b;130b)の全長にわたって延びていること
    を特徴とする、請求項7または8に記載のリニアユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】溝(30b;130b)の延在方向に見
    て潤滑要素(32;132)の前方および(または)後
    方に、スクレーパー要素(33)が溝(30b;130
    b)内に配置されていることを特徴とする、請求項7ま
    たは8に記載のリニアユニット。
  11. 【請求項11】本体(30;130)に、半径方向の少
    なくとも1つの連通穴(30h)が設けられ、この連通
    穴(30h)を通じて、潤滑剤リザーバー(34;13
    4)に受容されている潤滑剤が少なくとも1つの潤滑要
    素(32;132)へ達することを特徴とする、請求項
    3から10までのいずれか一つに記載のリニアユニッ
    ト。
  12. 【請求項12】半径方向の少なくとも1つの連通穴(3
    0h)に、付属の潤滑要素(32)と接触して潤滑剤の
    交換を可能にする灯心要素(40c)が配置されている
    ことを特徴とする、請求項11に記載のリニアユニッ
    ト。
  13. 【請求項13】本体(30;130)の外周面(30
    e)に、有利には周方向に延びる少なくとも1つの溝
    (30g)が形成され、この溝に潤滑剤吸込み要素(4
    0)が受容されていることを特徴とする、請求項3から
    12までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  14. 【請求項14】灯心要素(40c)が、潤滑剤吸込み要
    素(40)の、半径方向において内側の突出部として形
    成されていることを特徴とする、請求項13に記載のリ
    ニアユニット。
  15. 【請求項15】少なくとも1つの潤滑要素(32;13
    2)および(または)少なくとも1つの潤滑剤吸込み要
    素(40)および(または)灯心要素(40c)がポリ
    マー発泡物質から製造され、有利にはポリマー発泡物質
    からなる板材から切断して製造されていることを特徴と
    する、請求項1から14までのいずれか一つに記載のリ
    ニアユニット。
  16. 【請求項16】少なくとも1つの灯心要素がダイヤフラ
    ムとして構成され、有利には、潤滑剤リザーバー(3
    4;134)から潤滑要素(32;132)のほうへ開
    口する逆止用ダイヤフラムとして構成されていることを
    特徴とする、請求項12または13に記載のリニアユニ
    ット。
  17. 【請求項17】潤滑装置(28;128)の少なくとも
    1つの縦方向端部、有利には両縦方向端部(30i,3
    0k;130i,130k)に、パッキン装置(42)
    が設けられていることを特徴とする、請求項1から16
    までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  18. 【請求項18】潤滑剤リザーバー(34;134)が、
    潤滑剤を充填するための接続部を有していることを特徴
    とする、請求項1から17までのいずれか一つに記載の
    リニアユニット。
  19. 【請求項19】潤滑剤が潤滑グリースまたは有利には潤
    滑油であることを特徴とする、請求項1から18までの
    いずれか一つに記載のリニアユニット。
  20. 【請求項20】走行体(18)、または走行体(18)
    に固定される構造ユニット(16)が、リニアユニット
    (10)により位置調整される機能ユニットを取り付け
    るために用いられることを特徴とする、請求項1から1
    9までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  21. 【請求項21】請求項1の上位概念、請求項20の特徴
    部分、または請求項1から19までのいずれか1項の特
    徴部分に記載のリニアユニットにおいて、潤滑装置(2
    8;128)が、実質的に走行体(18)および(また
    は)構造ユニット(16)の軸線方向の延在部の内側に
    配置されていることを特徴とするリニアユニット。
  22. 【請求項22】潤滑装置(28;128)が、その軸線
    方向の延在部の少なくとも70%、有利には少なくとも
    90%を、走行体(18)および(または)構造ユニッ
    ト(16)の軸線方向の延在部の内側に配置されている
    ことを特徴とする、請求項21に記載のリニアユニッ
    ト。
  23. 【請求項23】リニアユニットが転動体スクリュードラ
    イブ(10)、特にボールスクリュードライブであり、
    −ロッドを形成し、スピンドル軸線(S)を備えている
    ねじスピンドル(12)であって、外周面(12a)に
    少なくとも1つのスピンドル溝(12b)を設けた前記
    ねじスピンドル(12)と、−走行体(14)の少なく
    とも一部分を形成し、ねじスピンドル(12)を取り囲
    み、且つ少なくとも1つの対向スピンドル溝(18b)
    を備えているねじナットユニット(18)と、を有し、
    対向スピンドル溝(18b)が、ねじスピンドル(1
    2)の付属のスピンドル溝(12b)と協働してねじ管
    路(20)を形成し、ねじ管路(20)が閉じた循環管
    路(24)の一部分であり、この一部分に転動体の無端
    列が受容されていることを特徴とする、請求項1から2
    2までのいずれか一つに記載のリニアユニット。
  24. 【請求項24】本体(30;130)に、ねじスピンド
    ル(12)のスピンドル溝(12b)に係合する少なく
    とも1つの方向調整ピン(44)が挿着され、有利には
    ねじ込まれていることを特徴とする、請求項23に記載
    のリニアユニット。
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