JP3679357B2 - バッテリ用コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に搭載されるバッテリの電極(バッテリポスト)に対して電線を接続するためのバッテリ用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図9,図10は実開平6−60053号公報に記載のバッテリターミナルの構成を示す。このバッテリターミナル30は、ターミナル本体31にカムレバー(操作レバー)32を回動可能に取り付けたものであり、ターミナル本体31は、C環状に湾曲形成されたポスト嵌合部33と、このC環状のポスト嵌合部33の両端から平行に延びる一対の折返片34,35とを備えている。一対の折返片34,35には回動軸36が取り付けられ、この回動軸36にカムレバー32が回動可能に支持されている。そして一方の折返片34に電線Wが接続さている。
【0003】
図10(a),(b)にて作用を説明すると、図10(a)に示すように、カムレバー32を起立させた状態では、カムレバー32のカム部32aが起き上がった状態となるため、バッテリターミナル30のポスト嵌合部33の口径が大となる。従って、その状態でポスト嵌合部33をバッテリポスト40に容易に嵌合することができる。
【0004】
ポスト嵌合部33をバッテリポスト40に嵌合したら、図10(b)に示すように、カムレバー32を倒すことにより、カム部32aをバッテリポスト40の周面に押圧させる。そうすると、カム部32aの押圧による反力で、バッテリターミナル30のポスト嵌合部33の内周面がバッテリポスト40の周面に圧着される。その結果、ポスト嵌合部33の内周面とバッテリポスト40の外周面の摩擦力によって、バッテリターミナル30がバッテリポスト40に電気的及び機械的に接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のバッテリターミナル30は、圧着操作部材としてのカムレバーを32を含めて、金属部分がそのまま露出した構成になっているため、バッテリポスト40に対する脱着作業時に感電のおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記事情を考慮し、感電のおそれのない安全性の高いバッテリ用コネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、バッテリポストに電線を接続するためのバッテリ用コネクタであって、自由状態でバッテリポストに側方から挿入可能で、かつ、遊嵌し得る径に形成されるとともに、縮径させられることでバッテリポストの外周に圧着するポスト嵌合部を備えたバッテリターミナルと、該バッテリターミナルを収容するとともに、前記バッテリポストに対してバッテリターミナルを嵌合するための側方から該バッテリポストを挿入可能な開口部を有したターミナルカバーと、該ターミナルカバーに移動可能に設けられ、前記ポスト嵌合部をバッテリポストに遊嵌させた状態で、初期位置から締め付け位置に移動させられることで、前記ポスト嵌合部を縮径させてバッテリポストに圧着させる圧着操作部材と、からなることを特徴とする。
【0008】
この発明のバッテリ用コネクタにおいては、バッテリターミナルをターミナルカバーで覆った状態のまま、ターミナルカバーに設けた圧着操作部材を、初期位置から締め付け位置に移動することにより、バッテリポストに対するポスト嵌合部の締め付けを行うことができる。従って、必要箇所以外の金属の露出部分を無くすことができて、取り付け作業時の安全性を確保することができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載のバッテリ用コネクタであって、前記圧着操作部材を前記ターミナルカバーに回動可能に組み付けるとともに、該圧着操作部材に、初期位置から締め付け位置に回動させられた際に、前記ポスト嵌合部を外側から押圧して縮径させる押圧部を設けたことを特徴とする。
【0010】
この発明のバッテリ用コネクタにおいては、圧着操作部材をターミナルカバーに回動可能に取り付けており、その圧着操作部材を初期位置から締め付け位置に回動させるだけで、ターミナルカバー内に収容したポスト嵌合部をバッテリポストに簡単に圧着させることができる。
【0011】
請求項3の発明は、請求項2記載のバッテリ用コネクタであって、前記押圧部には、前記圧着操作部材の側板に対して傾斜し、それにより圧着操作部材を初期位置から締め付け位置に向けて回動させるに従い前記ポスト嵌合部を外側から徐々に押圧して縮径させる傾斜部と、該傾斜部に連続し且つ前記圧着操作部材の回動面に対して平行に配され、それにより圧着操作部材を締め付け位置まで回動させた状態で、前記ポスト嵌合部の拡径方向の反力による圧着操作部材の回動方向の戻りを打ち消して、ポスト嵌合部の縮径状態を保持する平行部と、が設けられていることを特徴とする。
【0012】
この発明のバッテリ用コネクタの場合、傾斜部によって圧着操作部材の回動力をポスト嵌合部の縮径力に変換するので、圧着操作部材を回動させている途中では、ポスト嵌合部の拡径方向の弾性反力によって圧着操作部材に戻り回転力が働くことになるが、最終的に締め付け完了位置まで圧着操作部材を回動させた段階では、圧着操作部材の側板と平行に配した平行部がポスト嵌合部に当たることで、ポスト嵌合部の拡径方向の反力による圧着操作部材の戻り回転を打ち消すので、ポスト嵌合部を安定した縮径状態(バッテリポストに対する安定した圧着状態)に保持することができる。つまり、特にロック手段を設けなくても、圧着操作部材を締め付け位置に安定保持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1〜図5は第1実施形態のバッテリ用コネクタC1の説明図で、図1はバッテリポスト2に対してバッテリ用コネクタC1の取り付けを開始する前の状態を示す斜視図、図2の(a),(b),(c)は同コネクタC1に使用している圧着操作部材15の構成を示す詳細図、図3(a),(b)はバッテリポスト2にバッテリ用コネクタC1を取り付けた状態と、その状態から圧着操作部材を押し込んで締め付けを行った状態とをそれぞれ示す斜視図、図4(a),(b)は図3(a),(b)に対応する垂直断面図、図5(a),(b)は図3(a),(b)に対応する水平断面図である。
【0021】
図1において、バッテリ1の角には平面視矩形の凹部1aが設けられており、その凹部1aの底面に上向きにバッテリポスト2が突設されている。また、凹部1aの底面に対して間隔をあけた上方位置には、バッテリ1の上壁3が凹部1aの底面と平行に延設されており、バッテリポスト2の位置だけ、その延設された上壁3に矩形の切欠4があけられている。
【0022】
実施形態のバッテリ用コネクタC1は電線Wの先端に設けられている。このバッテリ用コネクタC1は、図5に示すように、自由状態でバッテリポスト2に遊嵌し得る径に形成されるとともに、縮径させられることでバッテリポスト2の外周に圧着するポスト嵌合部5aを備えた金属製のバッテリターミナル5と、図1に示すように、前記バッテリターミナル5を収容するとともに、バッテリポスト2に対してバッテリターミナル5を嵌合するための開口部12を有した絶縁樹脂製のターミナルカバー10と、このターミナルカバー10に回動可能に取り付けられ、ポスト嵌合部5aをバッテリポスト2に遊嵌させた状態で、初期位置から締め付け位置に移動させられることで、ポスト嵌合部5aを縮径させてバッテリポスト2に圧着させる絶縁樹脂製の圧着操作部材15とからなる。
【0023】
各要素について詳細に述べると、バッテリターミナル5は、図1及び図5に示すように、金属の帯板をU字状に湾曲させてポスト嵌合部5aを形成するとともに、U字状のポスト嵌合部5aの先端5bと基端5cを内側にくびれさせて、バッテリポスト2の入る円形空間の入口5eを絞り気味に形成し、基端5c側に延長した帯板に電線加締部5dを設けたものであり、電線加締部5dに電線Wを加締め固定することで、電線Wの先端に取り付けられている。
【0024】
また、ターミナルカバー10は、図1及び図5に示すように、上壁11aと下壁11bと左右側壁11c,11dと先端壁11eとを有する角筒状のもので、基端開口より、電線Wの先端に取り付けたバッテリターミナル5を中に挿入できるようになっている。ここでは、ターミナルカバー10の中にバッテリターミナル5を収容した際に、ポスト嵌合部5aの入口5eと対応する左側壁11cの一部に、ポスト嵌合部5aをバッテリポスト2に対して嵌め込むための開口部12が設けられている。また、ポスト嵌合部5aの上側に位置する上壁11aには、圧着操作部材15を組み付けるための装着口13が設けられている。
【0025】
圧着操作部材15は、図2に示すように、装着口13の大きさに対応した天板15aと、その左右両側縁より下向きに突設された三角形の側板15b,15bとを有しており、両側板15b,15bの先端に、回動軸として機能するピン17が突設されている。そして、図1に示すように、左右のピン17を、ターミナルカバー10の装着口13の左右(ターミナルカバー10の右側壁11dから見た場合の左右)に設けた凹所(図示略)に係合することで、圧着操作部材15が上下方向に回動可能にターミナルカバー10に組み付けられている。
【0026】
この場合、ピン17は、ポスト嵌合部5aの入口5e〔図5(a)参照〕付近の上側(つまりターミナルカバー10の左側の側壁11cに近い位置の上側)に位置しており、圧着操作部材15は、ターミナルカバー10の左側の側壁11cの近点にあるそれらピン17を支点にして、右側壁11d側に延びる自由端を上下に動かせるように取り付けられている。なお、天板15aの端部に、指による押し下げ操作をやりやすくするための操作凸部15cが設けられている。
【0027】
圧着操作部材15の左右の側板15bには、図2に示すように、圧着操作部材15を図1,図3(a),図4(a),図5(a)に示す初期位置から図3(b),図4(b),図5(b)に示す締め付け位置に回動させた際に、ポスト嵌合部5aを外側から押圧して縮径させる押圧壁(押圧部)16が設けられている。左右の押圧壁16は平行に対向しており、各押圧壁16の下側の対向面(内面)には傾斜部16aが設けられ、上側の対向面(内面)には平行部16bが設けられている。
【0028】
傾斜部16aは、圧着操作部材15の側板15bの外面に対して傾斜した面により構成され、平行部16bは、圧着操作部材15の側板15bの外面に対して平行な面により構成されている。傾斜部16aの傾斜の方向は、互いに対向する左右の傾斜部16aの間隔が押圧壁16の上側に行くほど小さくなる方向に設定されており、傾斜部16aから平行部16bへは、段差もなく連続して移行している。
【0029】
そして、傾斜部16aは、圧着操作部材15を初期位置から締め付け位置に向けて回動させるに従い、ポスト嵌合部5aを外側から徐々に押圧して縮径させる機能を果たせるようになっている。また、平行部16bは、圧着操作部材15を締め付け位置まで回動させた状態で、ポスト嵌合部5aの拡径方向の反力による圧着操作部材15の回動方向の戻りを打ち消して、ポスト嵌合部5aの縮径状態を保持する機能を発揮するようになっている。
【0030】
次に作用を説明する。
【0031】
まず、図1に示すように、電線Wの先端にバッテリターミナル5を取り付け、そのバッテリターミナル5を、圧着操作部材15を予め先に取り付けてあるターミナルカバー10の中に挿入する(なお、圧着操作部材15を後から組み付けることも可能である)。
【0032】
この際、バッテリターミナル5のポスト嵌合部5aの入口5e側を、ターミナルカバー10の左側壁11cの開口部12に向けて挿入する。その状態で、バッテリターミナル5が、絶縁体でできたターミナルカバー10の中に隠れ、これによりバッテリ用コネクタC1が出来上がる。
【0033】
次に、このバッテリ用コネクタC1をバッテリポスト2に嵌める。その際、角筒状のターミナルカバー10を、バッテリ1側の凹部1aの底面と上壁3との間の空間に挿入し、バッテリポスト2を、開口部12を通してターミナルカバー10内に受け入れることで、図5(a)に示すように、ポスト嵌合部5aをバッテリポスト2に遊嵌させる。この時点では、圧着操作部材15が、図3,図4,図5の各(a)に示すように、上方の初期位置にあって、何らポスト嵌合部5aに力を及ぼしていないので、ポスト嵌合部5aは自由状態にあり、楽にバッテリポスト2に遊嵌させることができる。
【0034】
次に、図3(a),図4(a)に示すように、圧着操作部材15の後端にある操作凸部15cを押し下げる。そうすると、圧着操作部材15が先端両側のピン17を支点にして下側に回動することにより、押圧壁16の傾斜部16aがポスト嵌合部5aの外周に押圧接触し、傾斜部16aによるくさび作用で、ポスト嵌合部5aが強制的に縮径させられ、ポスト嵌合部5aの内周面がバッテリポスト2の外周面に圧着する。
【0035】
この際、圧着操作部材15の回動方向が、図4(b)を見れば分かるように、ポスト嵌合部5aの湾曲部(入口5eと反対側の部分)をバッテリポスト2に押し付ける方向になっているので、ポスト嵌合部5aの内周面を隙間なくバッテリポスト2の外周面に圧着させることができ、電気接続の信頼性を高めることができる。
【0036】
そして、最終的な締め付け位置まで圧着操作部材15を押し下げると、図5(b)に示すように、押圧壁16の傾斜部16aではなく、平行部16bがポスト嵌合部5aの外周に圧接することになり、ポスト嵌合部5aは縮径状態のまま左右の平行部16b,16b間に挟まれて安定的に保持されることになる。即ち、平行部16bにポスト嵌合部5aの拡径方向の弾性反力が作用しても、圧着操作部材15には回転方向の分力が発生しないからである。従って、いったん圧着操作部材15を、平行部16bがポスト嵌合部5aに当たる位置まで押し下げることにより、特にロック手段を設けてロックをしないでも、圧着操作部材15を押し下げ位置に自然に保持しておくことができ、構成の簡略化が可能となる。
【0037】
このようにバッテリポスト2にバッテリ用コネクタC1を接続した状態からバッテリ用コネクタC1を取り外す必要が生じた場合には、圧着操作部材15の後端(操作凸部15c)を上に持ち上げる。そうすると、ポスト嵌合部5aを押圧していた押圧壁16が上に持ち上がることにより、ポスト嵌合部5aが自身のバネ力により初期の拡径状態に復元するため、簡単にバッテリポスト2からバッテリ用コネクタC1を取り外すことができる。
【0038】
このバッテリ用コネクタC1の場合、バッテリターミナル5をターミナルカバー10の中に収容することによって、必要箇所以外の金属の露出部分を無くしているので、バッテリポスト2に対する脱着作業時の感電のおそれがなく、安全性を高めることができる。また、圧着操作部材15をターミナルカバー10に対しピン17を介して回動可能に組み付けているので、圧着操作部材15の脱落のおそれがなく、圧着操作部材15を回動させるだけで(この例では押し下げたり上に持ち上げたりするだけで)、バッテリポスト2に対してポスト嵌合部5aを簡単に圧着させたり圧着を解除したりすることができる。
【0039】
次に本発明の第2実施形態のバッテリ用コネクタについて説明する。
【0040】
図6〜図8は第2実施形態のバッテリ用コネクタC2の説明図で、図6はバッテリ用コネクタC2の分解斜視図、図7(a)〜(c)はバッテリ用コネクタC2を組み立ててバッテリポスト2に接続するまでの工程を示す電線方向(後方)から見た断面図、図8はバッテリポスト2にバッテリ用コネクタC2を接続した状態を示す水平断面図である。
【0041】
実施形態のバッテリ用コネクタC2は、図6に示すように電線Wの先端に設けられている。このバッテリ用コネクタC2は、自由状態でバッテリポスト2に遊嵌し得る径に形成されるとともに、縮径させられることでバッテリポスト2の外周に圧着するポスト嵌合部6aを備えた金属製のバッテリターミナル6と、該バッテリターミナル6を収容するとともに、バッテリポスト2に対してバッテリターミナル6を嵌合するための開口部22を有した絶縁樹脂製の上面開放のターミナルカバー20と、このターミナルカバー20の上面開口を塞ぐ蓋体を兼ね、しかもターミナルカバー20に対して上下方向にスライド可能とされて、ポスト嵌合部6aをバッテリポスト2に遊嵌させた状態で、初期位置から締め付け位置にスライドさせられることで、ポスト嵌合部6aを縮径させてバッテリポスト2に圧着させる絶縁樹脂製の圧着操作部材25とからなる。
【0042】
各要素について詳述すると、バッテリターミナル6は、図6に示すように、金属の帯板をU字状に湾曲させてポスト嵌合部6aを形成するとともに、U字状のポスト嵌合部6aの先端6bと基端6cを内側にくびれさせたもので、基端6cの延長方向に設けた電線加締部6dに電線Wを加締め固定することで、電線Wの先端に取り付けられている。
【0043】
また、ターミナルカバー20は、底壁21aと、先端がR状に湾曲することで互いに連続した左右側壁21b,21bとを有する上面開放の樋形状のもので、上面開口より、電線Wの先端に取り付けたバッテリターミナル6を中に挿入できるようになっている。ここでは、ターミナルカバー20の中にバッテリターミナル6を収容した際に、ポスト嵌合部6aと対応する底壁21aの一部に、ポスト嵌合部6aをバッテリポスト2に対して嵌め込むための円形の開口部12が設けられている。
【0044】
また、円形の開口部12よりも基端側(電線挿入側)の位置における左右側壁21bの内面には、両者間に所定の間隔をあけた一対のターミナル係止壁23,23が突設されている。これらターミナル係止壁23の対向内側縁には、底壁21aから所定高さの位置(バッテリターミナルの高さに対応した位置)に、バッテリターミナル6の上縁を係止するための係止突起23aが設けられており、バッテリターミナル20のポスト嵌合部6aの先端6bと基端6cのくびれた部分を、左右のターミナル係止壁23,23間に挿入した際に、係止突起23a,23aでバッテリターミナル6の上縁を係止することにより、バッテリターミナル6の上方への抜けやがた付きを防止するようになっている。
【0045】
なお、左右のターミナル係止壁23,23間の間隔は、この部分にバッテリターミナル20のポスト嵌合部6aの先端6bと基端6cのくびれた部分を挿入した際に、そのくびれた部分を僅かには圧迫するものの、ポスト嵌合部6aを大きく縮径させない程度(その状態でバッテリポスト2に遊嵌させ得る程度)に設定されている。
【0046】
また、ターミナルカバー20の上面開口の蓋体を兼ねる圧着操作部材25は、ターミナルカバー20の上面開口に合致する形状の天板26と、その下面に突設された押圧壁(押圧部)27とを有している。天板26の下面に突き出た押圧壁27は、門形をなしており、前記ターミナル係止壁23の後側の空間にスライドするように設けられ、それらの内側縁27cには、上に行く程すぼまった傾斜が付けられている。そして、この押圧壁27は、図7(b)に示す上方の初期位置から図7(c)に示す下方の締め付け位置までスライドさせられることにより、ターミナル係止壁23,23間に挟まれたポスト嵌合部6aの先端6bと基端6cを外側から締め付け、ポスト嵌合部6aを縮径させてバッテリポスト2の外周に圧着させるようになっている。
【0047】
また、押圧壁27の外側縁と、該外側縁がスライドするターミナルカバー20側の側壁21bとには、圧着操作部材25を初期位置に仮係止する仮係止手段と締め付け位置に本係止する本係止手段としての係止突起27a,27bと係止孔24a,24bとが設けられている。ターミナルカバー20側の係止孔24a,24bは上下に間隔をおいて2段に設けられ、圧着操作部材25側の係止突起27b,27aも上下に間隔をおいて2段に設けられている。
【0048】
そして、圧着操作部材25が初期位置にあるときには、図7(b)に示すように、下側の係止突起27aが上側の係止孔24aに嵌まって仮係止の状態を作り出し、圧着操作部材25が締め付け位置にスライドさせられたときには、図7(c)に示すように、下側の係止突起27aが下側の係止孔24bに嵌まるとともに、上側の係止突起27bが上側の係止孔24aに嵌まって本係止の状態を作り出すようになっている。
【0049】
つまり、本係止時には、上段と下段で係止が行われることで、圧着操作部材25の確実な保持が保証されるようになっている。また、圧着操作部材25が本係止位置にあるときには、圧着操作部材25の天板26がターミナルカバー20の上面開口を完全に閉止するようになっている。なお、上段の係止突起27bの内側には、係止突起27bを設けた部分を撓みやすくするために肉抜き部27dが設けられている。
【0050】
次に作用を説明する。
【0051】
まず、図6に示すように、電線Wの先端にバッテリターミナル6を取り付け、そのバッテリターミナル6を、圧着操作部材25を組み付ける前のターミナルカバー20の中に上から挿入する。この際、図7(a)に示すように、バッテリターミナル6のポスト嵌合部6aの先端6bと基端6cのくびれた部分を、左右のターミナル係止壁23,23の間に上から挿入し、係止突起23aの下側まで押し下げる。そうすると、係止突起23a,23aによってバッテリターミナル6が上に抜けないように係止される。
【0052】
この状態で、圧着操作部材25をターミナルカバー20の上面に被せる。そして、圧着操作部材25の下面に突き出した押圧壁27を、ターミナル係止壁23の背後のスペースにスライドさせながら挿入し、図7(a)に示すように、下側の係止突起27aを上側の係止孔24aに係合させる。これにより、圧着操作部材25が初期位置に仮保持されたバッテリ用コネクタC2が出来上がる。この状態ではバッテリターミナル6のポスト嵌合部6aは初期の拡径状態にあり、この状態でバッテリ1への組み付け工程に搬入する。
【0053】
そして、バッテリポスト2に対して上方から、このバッテリ用コネクタC2を組み付ける。その際、バッテリポスト2を、ターミナルカバー20の底壁21aに設けた円形の開口部22から受け入れて、ターミナルカバー20内に収容したバッテリターミナル6のポスト嵌合部6aをバッテリポスト2に遊嵌させる。
【0054】
次いで、そのようにバッテリポスト2にポスト嵌合部6aを遊嵌させた状態において、蓋体を兼ねた圧着操作部材25を押し下げる。そうすると、図7(c)に示すように、門形の押圧壁27の傾斜のついた内側縁27cが、ポスト嵌合部6aの先端6bと基端6cに圧接し、これら先端6bと基端6cの間隔を狭める方向の締め付け力を発生して、それに伴いポスト嵌合部6aが縮径されて、その内周面がバッテリポスト2の外周に圧着させられる。
【0055】
最終的な締め付け位置まで圧着操作部材25を押し下げると、押圧壁27に設けた上下の係止突起27b,27aがターミナルカバー20側の係止孔24に嵌まり、圧着操作部材25がターミナルカバー20に本係止される。この本係止の状態で、圧着操作部材25の天板26はターミナルカバー20の上面開口を完全に塞ぐ。
【0056】
このような構成のバッテリ用コネクタC2の場合、バッテリターミナル6をターミナルカバー20の中に収容することによって、必要箇所以外の金属の露出部分を無くしているので、バッテリポスト2に対する取り付け作業時の感電のおそれがなく、安全性を高めることができる。また、圧着操作部材25をターミナルカバー20に対してスライド可能に組み付けているので、圧着操作部材25を押し下げるだけで、バッテリポスト2に対してポスト嵌合部6aを簡単に圧着させることができる。また、仮係止手段と本係止手段を設けているので、圧着操作部材25の脱落のおそれがない上、ポスト嵌合部6aの締め付け状態を確実に保持しておくことができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、バッテリポストの側方から挿入されて該バッテリポストに遊嵌されるバッテリターミナルをカバーで覆っており、その状態のまま圧着操作部材を操作することでバッテリポストに対するポスト嵌合部の締め付けを行うことができるようにしているので、必要箇所以外の金属の露出を無くして、取り付け作業時の安全性を確保することができる。
【0058】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、圧着操作部材をカバーに回動可能に取り付けているので、圧着操作部材を回動させるだけで、カバー内に収容したポスト嵌合部をバッテリポストに簡単に圧着させることができ、操作性が良くなるという効果が得られる。
【0059】
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加えて、ロック手段を設けなくても、圧着操作部材を締め付け位置に安定保持することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成図で、バッテリポストに対してバッテリ用コネクタの取り付けを開始する前の状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態のバッテリ用コネクタに使用する圧着操作部材の構成図で、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は後面図である。
【図3】本発明の第1実施形態のバッテリ用コネクタをバッテリポストにセットした状態を示す図で、(a)は圧着操作部材が初期位置にある状態を示す斜視図、(b)は圧着操作部材を締め付け位置まで押し下げた状態を示す斜視図である。
【図4】(a)及び(b)は図3(a),(b)に対応する垂直断面図である。
【図5】(a)及び(b)は図3(a),(b)に対応する水平断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態の分解斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態のバッテリ用コネクタの組み立てからバッテリポストへの接続までの工程を示す後方から見た断面図で、(a)は圧着操作部材をカバーに組み付ける前の状態を示す図、(b)は圧着操作部材をカバーに仮係止した状態を示す図、(c)はバッテリ用コネクタをバッテリターミナルにセットし圧着操作部材を押し下げて本係止した状態を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態のバッテリ用コネクタをバッテリポスト2に接続した状態を示す水平断面図である。
【図9】従来のバッテリターミナルの一例を示す斜視図である。
【図10】(a)は図9のバッテリターミナルをバッテリポストに単にセットした状態を示す側断面図、(b)はレバーを倒してバッテリターミナルをバッテリポストに圧着させた状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
C1 バッテリ用コネクタ
C2 バッテリ用コネクタ
W 電線
1 バッテリ
2 バッテリポスト
5,6 バッテリターミナル
5a,6a ポスト嵌合部
10,20 ターミナルカバー
12,22 開口部
15,25 圧着操作部材
16 押圧壁(押圧部)
16a 傾斜部
16b 平行部
27 押圧壁(押圧部)
27a 係止突起(仮係止手段、本係止手段)
27b 係止突起(本係止手段)
24a 係止孔(仮係止手段、本係止手段)
24b 係止孔(本係止手段)
L 回転面
Claims (3)
- バッテリポストに電線を接続するためのバッテリ用コネクタであって、
自由状態でバッテリポストに側方から挿入可能で、かつ、遊嵌し得る径に形成されるとともに、縮径させられることでバッテリポストの外周に圧着するポスト嵌合部を備えたバッテリターミナルと、
該バッテリターミナルを収容するとともに、前記バッテリポストに対してバッテリターミナルを嵌合するための側方から該バッテリポストを挿入可能な開口部を有したターミナルカバーと、
該ターミナルカバーに移動可能に設けられ、前記ポスト嵌合部をバッテリポストに遊嵌させた状態で、初期位置から締め付け位置に移動させられることで、前記ポスト嵌合部を縮径させてバッテリポストに圧着させる圧着操作部材と、からなることを特徴とするバッテリ用コネクタ。 - 請求項1記載のバッテリ用コネクタであって、
前記圧着操作部材を前記ターミナルカバーに回動可能に組み付けるとともに、該圧着操作部材に、初期位置から締め付け位置に回動させられた際に、前記ポスト嵌合部を外側から押圧して縮径させる押圧部を設けたことを特徴とするバッテリ用コネクタ。 - 請求項2記載のバッテリ用コネクタであって、
前記押圧部には、前記圧着操作部材の側板に対して傾斜し、それにより圧着操作部材を初期位置から締め付け位置に向けて回動させるに従い前記ポスト嵌合部を外側から徐々に押圧して縮径させる傾斜部と、該傾斜部に連続し且つ前記圧着操作部材の回動面に対して平行に配され、それにより圧着操作部材を締め付け位置まで回動させた状態で、前記ポスト嵌合部の拡径方向の反力による圧着操作部材の回動方向の戻りを打ち消して、ポスト嵌合部の縮径状態を保持する平行部と、が設けられていることを特徴とするバッテリ用コネクタ。
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