JP3676367B2 - 通行人運搬装置内の特定点を通過する踏段の回数の不規則性を検出するための装置 - Google Patents

通行人運搬装置内の特定点を通過する踏段の回数の不規則性を検出するための装置 Download PDF

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Description

発明の背景
1.技術分野
この発明は通行人運搬装置に関し、特に通行人運搬装置における欠陥踏段又は不規則な踏段の動きを検出するための装置に関する。
2.背景技術
エスカレータ,動く歩道および他の人々を動かす装置は、大容量の歩行者の交通を、ある点から他の点に動かす。通行人は、動く踏段(又はベルト又はパレット)上に搭乗するとともに、一定の速度で第1の乗場から第2の乗場まで装置の長さに沿って運ばれる。
踏段は、乗場間の閉ループにおいて移動する踏段チェーンに、取り付けられている。踏段は、第1の乗場からファイルし、かつ第1の乗場から第2の乗場まで露出されて移動する。第2の乗場に入った後に、踏段は方向を変えるとともに装置のフレーム内に隠されている第1の乗場に戻る。最終的に、踏段は第1の乗場で方向を変えて閉ループを完成する。当業者ならば、当該技術分野において「欠陥踏段」として知られている部分的な破壊又は踏段チェーンから完全に外れた踏段を検出することが必要であることを理解できるものである。支持されていないか又は位置ずれした踏段は通行人にとって危険要素を持っている。さらに、通行人運搬装置への重大な機械的損失は正しく位置していない踏段に帰因するものである。
欠陥踏段を検出するためのいくつかの知られた方法が有る。あるものは重力と電気機械スイッチを使用する。踏段が帰路においてチェーンから外れると、踏段の位置ずれによってそれが通過するにつれて電気機械スイッチをトリガする。この方法の欠点は位置ずれの大きい踏段によってスイッチが損傷されることである。電気機械を使用する他の欠点は、電気機械スイッチが摩耗しやすいことである。
他のアプローチは踏段の孔に光電ビームを通すことである。位置ずれ踏段において、孔は光ビームと一列に並ばない。従って、コントローラは通行人運搬装置を停止させるために減退される。このアプローチの欠点は、通路を通して光ビームを供給するために踏段を変更しなければならないということである。この種の欠陥踏段検出器はレトロフィットできず、それ故に、踏段を改良していない通行人運搬装置が存在するということである。この種のアプローチの他の欠点は、通行人運搬環境において見受けられる汚れと破片に敏感であるということである。
さらに他のアプローチは、各踏段の頂上面の存在を感知するために、近接センサを使用することである。このアプローチの欠点は、踏段の頂上面が直線上に並ぶ戻り点における区分を含むための踏段通路が必要である、ということである。このアプローチのさらなる欠点は、検出用の直線状側面を有する踏段を必要とすることである。このアプローチのさらに他の欠点は、金属踏段頂上面を必要とすることである。頂上面の縁がプラスチック製安全インサートを受けるように作られている場合に、センサ用のメタルが少なくて済むことになる。
当業者ならば、安全面から、不規則な踏段の動きを検出するための手段を含んでいる通行人運搬装置が必要であることを理解できるものである。例えば、安全面から、上方に動く踏段の戻り動作が防止されなければならないことが必要である。さらに、安全面から、オーバースピードを検出する必要がある。
発明の概要
本発明の目的は、踏段径路の配列に依存しない通行人運搬装置における欠陥踏段を検出するための装置を、提供することである。
本発明の他の目的は、踏段の戻り径路に沿ういかなる位置で使用できる通行人運搬装置における欠陥踏段を検出するための装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、非金属製踏段に使用できる通行人運搬装置における欠陥踏段を検出するための装置を、提供することである。
本発明のさらに他の目的は、ステップの縁に沿って配置された非金属製インサートを有する踏段に使用できる通行人運搬装置における欠陥踏段を検出するための装置を、提供することである。
本発明のさらに他の目的は、通行人運搬装置に容易にレトロフット可能に通行人運搬装置における欠陥踏段を検出するための装置を、提供することである。
本発明のさらに他の目的は、通行人運搬装置内で移動する踏段の速度の変化を検出できる装置を提供することである。
本発明によれば、通行人運搬装置内の特定点を通過する踏段の回数の不規則性を検出するための装置が設けられており、この装置は、ローラ又は車軸に接触することのないローラ軸の存在を検出するための手段によって、構成されている。
本発明の実施例によれば、特定点を通過する踏段の回数の不規則性を検出するための装置は、さらに、第1と第2のローラ軸の検出をプリセット値範囲の間に起こる時間量を比較するための手段によって、構成されている。第1と第2のローラ軸の検出の間に起こる時間量がプリセット値範囲よりも小さいか大きければ、装置は、状態を変え、通行人運搬装置を停止させるためにフラグを立てる。
本発明の他の実施例によれば、ローラ軸の存在によって、検出手段は、第1の状態から第2の状態まで変えるか又は第2の状態に維持される。正常な状態では、検出手段の動作の間に起こる時間量は2つのローラ軸の存在を検出する間に起こる時間量よりも大きい。不規則な状態では、2つのローラ軸の存在を検出する間に起こる時間量は検出手段の動作の一つの期間の間に起こる時間量よりも大きく、検出手段が第2の状態から第1の状態に変えられる。
本発明の利点は、通行人運搬装置における不規則な踏段の動きと同じように、欠陥踏段を検出するために使用できると、いうことである。当業者であれば、(1)欠陥踏段、(2)緊迫した踏段チェーン方向逆転、および過速度状態をモニタする必要があることを理解できるものである。さらに、当業者は、3つの別々の装置の代りに、これら3つの機能の全てを遂行する1つの装置の利点を理解できるものである。
本発明の他の利点は、装置を操作するのに踏段と接触する必要がなく、それ故にセンサを破壊するという損害を避けることが出来る、ことである。
本発明のさらに他の利点は、汚れや他の汚染物質を含有する環境下においても、動作できるということである。当業者ならば、通行人運搬装置の環境内は、しばしば、多くの汚染物質を持った厳しい環境であるということを理解できるものである。決定的な利点は、それ故に、出来るだけ汚染物質に強いセンサを持っていることである。
本発明のさらに他の利点は、非金属性の踏段を有する通行人運搬装置に、使用できるということである。
本発明のさらに他の利点は、踏段の縁に沿って配置された非金属性インサートを有する通行人運搬装置に、使用できるということである。
本発明のさらに他の利点は、踏段の戻り径路に沿って如何なる位置にも、配置可能であるということである。
本発明のさらに他の利点は現存する通行人運搬装置にレトロフィットできるということである。
本発明のこれらの及び他の目的、特徴および利点は、添付図面に示されているような、最良形態の実施例の詳細な説明によって、より明白になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、エスカレータの輪郭図である。
第2図は、エスカレータ乗り場の輪郭図であって、エスカレータ内の特定点を通過する踏段の回数の不規則性を検出するための装置を示す。
第3図は発明の第1実施例のロジックを述べるフローチャートである。
第4図は発明の第2実施例のロジックを述べるフローチャートである。
発明を実施するための最良な形態
第1図を参照すると、エスカレータ10が概略的に示されており、このエスカレータ10は、トラスフレーム10、踏段チェーン16、複数の踏段18、およびエスカレータ10内の特定点を通過する踏段18の回数の不規則性を検出するための装置20を有する。通行人(図示せず)は、踏段チェーン16に取り付けられた複数の踏段18によって、入口から出口まで運搬される。トラスフレーム12は傾斜した中央部24によって接続された一対の乗場22を含んでいる。各乗場22は、踏段18に取り付けられているとともに踏段チェーンの動きを逆転させるためのスプロケット26を含んでいる。それ故に、踏段チェーン16は、一つの乗場22から他の乗場まで戻る閉ループを移動させるものとして説明される。
第2図を参照すると、踏段チェーン16は、技術分野において知られているように、その間に伸びる軸30によって互いに接続された一対のストランド28(一つだけのストランドが第2図に示されている)によって構成されている。各軸30はそこに取り付けられた踏段18によって軸30上に配置された負荷と、踏段チェーンを介して移動される累積負荷を運ぶための一対のローラ32を含んでいる。踏段チェーン軸30に取り付けられた踏段18は、頂上面34,進行面36,および三角形状のフレーム38によって、構成される。踏段18の後縁部42に隣り合って配置されたヨーク40は踏段18を踏段チェーン軸30に回動可能に取り付ける。踏段チェーン16に取り付けられたローラ30は、技術分野において知られているように、踏段18の後縁部42を支持する。進み面36の下の踏段18の三角形状フレーム38に取り付けられた、第2の対のローラいわゆるトレーラーローラ44は、踏段18の前部を支承している。トレーラーローラ44は、フレーム38から外方に伸びるスタブ軸46によって、踏段フレーム38に取り付けられている。スタブ軸46は、通常、硬化スチールのような金属物質から作られる。トレーラーローラ44は金属ハブ(図示せず)を含んでもよく、含まなくてもよい。
2つのトラック48,50は、公知のように、トラスフレーム12の各側のトラスフレーム12の内側に取り付けられている。踏段チェーンローラトラック48は踏段チェーンローラ32を支持案内するとともに、トレーラーローラトラック50はトレーラーローラ44を支持案内する。これらのトラック48,50の幾可学的な配列によって、踏段チェーン16とそれに取り付けられた踏段18によってとられる径路が決まる。トラックの配列は、異なる上りのエスカレータ間と、エスカレータと動く歩道(図示せず)との間で異なっている。しかしながら、当業者であれば、踏段チェーンローラ32又はトレーラーローラ44は、全ての場合、重力、又は案内面又は両方によって、トラック48,50に近接して保持される。それ故に、通路を正常に移動する各ローラ32,44の位置は踏段32又はトレーラーローラ44によって繰り返される。
センサ52は、トラスフレーム12の各側のトレーラートラック50に隣り合って、トラスフレーム12に取り付けられている。センサ52は、踏段チェーン通路の戻り部分54(第1図参照)内の正常位置において移動する踏段18に、取り付けられたトレーラーローラ44がセンサ52によって放出される領域内を通るように、配置されている。正常な状態のもとでは、少なくとも金属スタブ46が検出される。正常な状態は、踏段がトラックに沿って移動することとして規定され、各踏段は前の踏段と同じ速度で同じ通路をとる。金属ハブを有するトレーラーローラ44が使用される場合、ローラハブが検出される。センサ52はトレーラーローラ50の戻り部50に沿う如何なる位置にも配置できる。
第1図と第3図を参照すると、第1実施例においては、誘導性近接スイッチがトレーラーローラ軸46の存在を検出するために使用されている。センサ52によって放出される領域を通過する金属性トレーラーローラ軸46によって、センサ52は第1の状態から第2の状態に戻される。センサの状態の変化はマイクロプロセッサ(図示せず)によって検出される。マイクロプロセッサ内のクロックは、センサ52における状態変化の間に起こる時間の量を、実際の時間値として定める。
マイクロプロセッサは、実際の時間値を、マイクロプロセッサにプリセットされた時間値の範囲と比較する。範囲は上部しきいと下部しきいを有するものとして規定される。時間範囲を使用することによって、エスカレータ10の荷重、エスカレータ10の移動方向およびその他の如き要素による踏段チェーンの僅かな速度変化を補償する。実際の時間がプリセット範囲内であれば、センサ52を通過する踏段18は、正しい位置にあり、かつ許容速度範囲内で移動している。実際の時間が時間範囲の上部しきいより大きければ、踏段18が欠陥であるか、又はエスカレータの速度が許容できない範囲まで低下しているかのいずれかである。当業者であれば、許容できない低速度は緊迫した踏段チェーンの方向反転のしるしである、ことを理解できるものである。双方の場合において、マイクロプロセッサはエスカレータ10を停止させるように動作する。実際の時間値が時間範囲の下部しきいよりも小さければ、エスカレータ10は過速度であり、マイクロプロセッサはエスカレータ10を停止させるように動作する。
外部のマイクロプロセッサに組み合されている誘導性近接センサ52を使用することによって、一つのセンサが三つの機能を遂行するという利点が得られる。当業者であれば、従来技術では、欠陥踏段、緊迫した方向反転,および過速度状態を検出するための三つの別々のセンサを使用していることを、理解できるものである。
第2図と第4図を参照すると、第2実施例においては、内部タイマーを有する誘導性センサ52が使用される。センサ52によって放出される領域を通過する金属性トレーラーローラ軸46はセンサに第1の状態から第2の状態まで変えさせる。センサ52の内部タイマーはセンサを所定期間だけ第2の状態に維持し、その後センサ52は第1の状態に自動的に戻る。所定期間が時間量よりも大きければ、エスカレータ10が正常状態で動作している時、センサ52によって検出されるべき2つのトレーラーローラ軸46を選ぶ。軸46が検出される毎に、内部クロックはリセットされる。内部クロックは所定時間が経過する前にリセットするので、正常状態ではセンサ52は第2の状態に維持される。踏段18が欠陥であるか又は踏段チェーン16が許容速度(すなわち、緊迫した方向変換)以下にスローダウンすれば、第2の軸46が検出する前に所定期間が経過し、センサ52は自動的に第1の状態に戻る。センサ52の第1の状態は、エスカレータ10を停止させるために、コントローラ(図示せず)にフラグを立てる。
トレーラーローラ軸46を検出するために内部タイマーを有する誘導性近接センサを使用することによって、幾つかの利点が得られる。一つの利点は、エスカレータ10と他の通行人運搬装置にレトロフィットできること、である。センサ内にタイマーを含んでいるので、センサ52はコントローラ(図示せず)にフラグを立てるのに充分なオン/オフ信号を与えることが出来る。
内部タイマーを有する誘導性近接センサ52を使用することの他の利点は、緊迫した方向反転を検出することができることである。例えば、負荷されたエスカレータ10における踏段チェーン16がフリーホイールであれば、踏段チェーン16とそれに取り付けられた踏段18は、重力によって速度が第1の増加となり、それから方向が反転される。上述した方法において実施されるタイマーを有する誘導性センサ52は状態を変え、それによりエスカレータ10を停止させるためにエスカレータコントローラにフラグを立てる。
この発明は詳述した実施例に関して開示されているけれども、請求された発明の精神と範囲から逸脱することなく、種々の変形と詳細ができることは、当業者にとって理解できるものである。特に、この最良の形態においては、誘導性近接センサが使用されることが述べられている。当業者であれば、容量性近接センサの如き他のセンサも使用できることは理解できるものである。

Claims (11)

  1. 通行人運搬装置における欠陥踏段を検出する装置であって、
    前記踏段が回り道通路の戻り部分において移動するとき、前記踏段の軸の存在を検出する手段と、
    前記軸の存在を検出したそれぞれの間の時間量を定めるとともに、その時間量に応じた第1の時間値を設定する手段と、
    前記第1の時間値の大きさと第2の所定の時間値の大きさを比較する手段、および
    前記第1の時間値が第2の時間値よりも大きければ、前記通行人運搬装置への電力をしゃ断する手段、によって構成され、
    前記第2の所定時間値の大きさが、一対の前記軸を、前記通行人運搬装置用の正常運転モードにおける前記検出手段を通過させる時間の量よりも大きいことを特徴とする装置。
  2. 通行人運搬装置内の特定点を通過する踏段の回数の不規則性を検出するための装置であって、
    前記踏段が回り道通路の戻り部分において移動するとき、前記軸又は該軸に取り付けられたローラに物理的に接触することなく、前記踏段の軸の存在を検出する手段と、
    前記軸の存在を検出したそれぞれの間の時間量を定めるとともに、その時間量に対応する実際の時間値を設定する手段と、
    前記実際の時間値を、上部しきいと下部しきいを有する時間値の範囲と比較する手段、および
    前記実際の時間が前記上部しきいよりも大きいか又は前記下部しきいよりも小さければ、前記通行人運搬装置を停止させるためのフラグを立てる手段、によって構成され、
    一方の前記軸を正常運転モードにおいて前記通行人運搬装置内の特定点を通過させるための時間量が、前記範囲内に適合することを特徴とする装置。
  3. 通行人運搬装置における欠陥踏段を検出するための装置であって、
    踏段によって移動される回り道通路の戻り部分における前記踏段の軸の存在を検出する手段、および
    前記検出手段を所定の期間だけ第2の状態に維持し、その後前記検出手段を自動的に第1の状態に戻す手段、によって構成され、
    前記軸の存在によって前記検出手段を第1の状態から第2の状態まで変えるか又は第2の状態に維持するかのいずれか一つにし、
    前記維持手段が前記軸の存在に応答して自動的にリセットし、
    正常状態において、前記所定の期間が、二つの前記軸の存在を検出する間に起こる時間の量よりも大きく、かつ
    欠陥踏段状態において、二つの軸の存在を検出する間に起こる時間の量が前記所定の期間よりも大きく、これにより前記検出手段を前記第2の状態から第1の状態に変えるとともに前記通行人運搬装置を停止させるためのフラグを立てる、ことを特徴とする装置。
  4. 通行人運搬装置内の特定点を通過する踏段の回数の不規則性を検出するための装置であって、
    踏段によって移動される回り道通路の戻り部分における前記踏段の軸の存在を、前記軸又は該軸に取り付けられたローラに接触することなく、検出する手段、および
    前記検出手段を所定の期間だけ第2の状態に維持し、その後前記検出手段が自動的に第1の状態に戻す手段、によって構成され、
    前記軸の存在によって前記検出手段を第1の状態から第2の状態まで変えるか又は第2の状態に維持するかのいずれか一つにし、
    前記維持手段が前記軸の存在に応答して自動的にリセットし、
    正常状態において、前記所定の期間が、二つの前記軸の存在を検出する間に起こる時間の量よりも大きく、かつ
    不規則性状態において、二つの軸の存在を検出する間に起こる時間の量が前記所定の期間よりも大きく、これにより前記検出手段を前記第2の状態から第1の状態に変えるとともに前記通行人運搬装置を停止させるためのフラグを立てる、ことを特徴とする装置。
  5. 通行人運搬装置内の特定点を通過する踏段の回数の不規則性を検出するための方法であって、
    第1の状態と第2の状態を有し前記踏段の金属性軸の存在を検出する手段と、該検出手段を所定期間だけ第2の状態に維持する内部タイマーを供給するステップと、
    前記踏段によって移動される回り道通路の戻り部分における前記軸の存在を、前記軸又は該軸に取り付けられたローラに接触することなく、検出するステップ、および
    前記軸の存在に応答して、前記検出手段を前記第1の状態から前記第2の状態に変えるか、又は前記内部タイマーをリセットし前記検出手段を前記第2の状態に維持するステップ、によって構成され、
    正常状態において、前記所定の期間は、二つの前記軸の存在を検出する間に起こる時間量よりも大きく、前記検出手段は前記第2の状態に正常に残り、かつ
    不規則性状態において、二つの軸の存在を検出する間に起こる時間の量が前記所定の期間よりも大きく、これにより前記検出手段を前記第2の状態から第1の状態に変えるとともに前記通行人運搬装置を停止させるためのフラグを立てる、ことを特徴とする方法
  6. 通行人運搬装置内の特定点を通過する踏段の回数の不規則性を検出するための方法であって、
    前記踏段が回り道通路の戻り部分において移動するとき、前記軸又は該軸に取り付けられたローラに物理的に接触することなく、前記踏段の軸の存在を検出する手段を供給するステップと、
    前記軸の存在を検出したそれぞれの間の時間量を定めるとともに、その時間量に対応する実際の時間値を設定するステップと、
    前記実際の時間値を、上部しきいと下部しきいを有する時間値の範囲と比較するステップ、および
    前記実際の時間が前記上部しきいよりも大きいか又は前記下部しきいよりも小さければ、前記通行人運搬装置を停止させるためのフラグを立てるステップ、によって構成され、
    一方の前記軸を正常運転モードにおいて前記通行人運搬装置内の特定点を通過させるための時間量が、前記範囲内に適合することを特徴とする方法。
  7. 前記検出するための手段が、金属性物質からなる軸を検出できる誘導性近接センサ、によって構成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の装置
  8. 前記検出するための手段が、金属性物質からなる軸を検出できる誘導性近接センサ、によって構成されていることを特徴とする、請求項5または6に記載の方法
  9. 前記検出された軸がエスカレータの踏段のトレーラーローラを支持することを特徴とする、請求項1〜4,7のいずれかに記載の装置
  10. 前記検出された軸がエスカレータの踏段のトレーラーローラを支持することを特徴とする、請求項5,6,8のいずれかに記載の方法
  11. 前記検出手段と前記維持手段が、時間遅れを有する誘導性近接センサによって構成されていることを特徴とする、請求項3または4に記載の装置。
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