JP3668708B2 - 故障検知システム - Google Patents

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    • H01L2924/13055Insulated gate bipolar transistor [IGBT]

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体モジュール、特にインバータ等の故障または劣化を検知する故障検知システムおよび複数のインバータを備えたインバータシステムの運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インバータは、例えば、動力車の電力システムの省エネルギー化や高機能化を図るために、近年広く使われてきている。インバータの重要な課題の一つに、主回路部を構成する半導体モジュールの信頼性確保がある。従来は、信頼性を確保するために、疲労試験等で十分に性能を評価して、システムの使用期間中に半導体モジュールが破壊しないようにしていた。ところが、半導体モジュールの寿命は使用条件によっても大きく変わり、また個々の半導体モジュールによるばらつきも大きい。このため、システムの運転中に突如半導体モジュールが破壊し、システムが停止するといった問題が発生している。
【0003】
半導体モジュールの主要な故障モードの一つに、長期間にわたる熱疲労によって半導体チップを放熱フィンに取りつけるためのハンダ層にクラックが生じて取りつけ不良となり、放熱不足により半導体チップが破壊するというものがある。また同様の問題が、近年処理能力が飛躍的に向上しその発熱が問題となってきているCPU等の集積回路の半導体モジュールにおいても発生している。
【0004】
これらの問題を解決するために、特開平7−14948号公報には半導体モジュールを構成する各部材間の温度上昇を検知しその経時変化から劣化を検知する劣化検知手段が提案され、特開平8−126337号公報には半導体モジュールに温度センサを取り付け、実際に加えられた熱ストレスを積算し、その値から寿命を推定する寿命推定方法が提案されている。
【0005】
特開平7−14948号公報に記載された方式では、複数の温度センサが必要であり、複数の半導体モジュールを用いて構成するインバータ装置では検出手段が、高価で複雑になってしまうという問題がある。
【0006】
また、特開平8−126337号公報に記載された方式では、ハンダ層のクラックの原因となる熱履歴は分かるが、それによりどれだけ劣化が進行したかは判断することができない。そして、半導体モジュールの劣化はばらつきが大きいため、上限値として設定した熱ストレスに達する前に破壊することがある一方、これとは逆に熱ストレスが上限値に達しても全く劣化が進行しない場合があり、このような半導体モジュールを推定寿命で交換することは、半導体モジュールの能力を十分に活かしきれないといったことが起こる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、多くの検出手段を用いずに半導体モジュールの劣化を直接検知する簡単な構造を有する故障検知システムを安価に提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明による故障検知システムは、半導体モジュールに設置した温度センサにより、損失が発生した際の温度上昇率を検知し、損失と温度上昇率の関係が所定の範囲を越えた場合に、半導体モジュールが劣化あるいは故障したと検知するを有することを特徴とする。
【0009】
すなわち、本発明は、半導体モジュールの故障検知システムを、半導体モジュールと、前記半導体モジュールに設置された温度センス素子と、前記温度センス素子から温度を読みとる温度計測手段と、前記温度計測手段により計測した温度と半導体モジュールへの運転指令から前記半導体モジュールの劣化あるいは故障を検知する故障検知手段とを備えて構成した。
【0010】
また、本発明は、半導体モジュールの故障検知システムを、半導体モジュールと、前記半導体モジュールに設置された温度センス素子と、前記温度センス素子から温度を読みとる温度計測手段と、前記温度計測手段により計測した温度から温度上昇率を演算する温度上昇率検出手段と、半導体モジュールで発生する損失を演算する損失演算手段と、前記温度上昇率と前記損失から前記半導体モジュールの劣化あるいは故障を検知する故障検知手段とを備えて構成した。
【0011】
本発明は、上記、半導体モジュールの故障検知システムにおいて、前記損失に対する前記温度上昇が所定の範囲より大きいあるいは小さい場合に異常と判定するようにした。
【0012】
さらに、本発明は、半導体モジュールの故障検知システムにおいて、半導体モジュールと、前記半導体モジュールに設置された温度センス素子と、前記温度センス素子から温度を読みとる温度計測手段と、半導体モジュールで発生する損失を演算する損失演算手段と、損失から半導体モジュールの温度を推定する温度推定手段と、推定温度と測定温度から前記半導体モジュールの劣化あるいは故障を検知する故障検知手段とを備えて構成した。
【0013】
本発明は、上記半導体モジュールの故障検知システムにおいて、前記損失に対して前記推定温度と前記測定温度の差の絶対値が所定の範囲より大きい場合に異常と判定するようにした。
【0014】
本発明は、上記半導体モジュールの故障検知システムにおいて、前記温度検出手段を半導体モジュールの冷却フィンに取り付けた。
【0015】
本発明は、複数台のインバータを備えたインバータシステムにおいて、複数台のインバータと、前記インバータを制御する演算装置と、前記インバータおよび前記演算装置を繋ぐ情報伝送線からインバータシステムを構成し、前記インバータのそれぞれが上記半導体モジュールの故障検知システムを持ち、演算装置は各インバータを構成する半導体モジュールの劣化もしくは故障具合に応じて各インバータへの指令値を変えるようにした。
【0016】
【発明の実施の形態】
図2を用いて、本発明にかかる半導体モジュールの故障検知システムをインバータに適用した場合の第1の実施例の構成を説明する。この実施例にかかるインバータ1は、パワーモジュール(PM)として構成される6個の半導体モジュール11−1〜11−6と、ゲート駆動回路(GD)12−1〜12−6と、制御回路13と、コンデンサ14とを有して構成され、直流電源4の電力を三相交流に変換してモータ3を駆動している。
【0017】
半導体モジュール11は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)111とダイオード112で構成されており、Cはコレクタ端子、Eはエミッタ端子、Gはゲート端子である。そして半導体モジュール11には、温度センス素子15が取り付けられている。半導体モジュール11−2〜11−6は、省略して示されているが、半導体モジュール11−1と同様な構成とされている。
【0018】
ゲート駆動回路(GD)12は、半導体モジュール11のIGBT111を駆動する駆動回路121と、温度計測回路122と、保護回路123とを有して構成される。ゲートドライブ回路12−2〜12−6は、省略して示されているが、ゲートドライブ回路12−1と同様な構成とされている。
【0019】
駆動回路121は、IGBT111のゲート端子Gの電圧を制御してIGBT111をオンあるいはオフに制御する回路である。温度計測回路122は、温度センス素子15の信号から温度を計測する回路である。保護回路123は、IGBT111の過電流や過熱あるいは制御電圧の低下といった異常時にIGBT111をオフして保護する回路である。
【0020】
制御回路13は、モータ制御部131と、劣化判定部132とを有して構成され、各ゲート駆動回路12を制御して、モータ3の速度や駆動トルクを制御する回路である。
【0021】
モータ制御部131は、モータが適切に動くようにIGBT111がオンあるいはオンするタイミングの信号をゲート駆動回路12へ与える回路である。そして劣化判定部132は、以下に詳細に述べるが、計測した温度およびIGBT111への駆動指令から半導体モジュール11の劣化や故障を診断する回路である。
【0022】
コンデンサ14は、入力される直流電源4の直流電圧を一定に保つ働きをする。
【0023】
図3を用いて、半導体モジュール11の構成を説明する。半導体モジュール11は、半導体チップ111(IGBT)を、ハンダ層115により絶縁板117へ接着し、この絶縁板117をハンダ層110を介して冷却フィン119に接する金属板118に接着して構成される。
【0024】
また、半導体チップ111は、ワイヤ116およびハンダ層115により絶縁板117に接続された電極板113を経由してエミッタ電極E、ゲート電極Gに接続され、ワイヤ116およびハンダ層115により絶縁板117に接続された電極板114を経由してコレクタ電極Cに接続されている。
【0025】
絶縁板117上の半導体チップ111に近い位置に、温度センス素子15が取り付けられている。ここでは温度センス素子15として温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタを用いたが、温度センス素子15は、サーミスタ以外のものでも、温度によって測定可能な特性が変化するものであればよい。具体的な例としては熱電対等がある。
【0026】
図4を用いて、サーミスタ15を用いた温度計測回路122の構成を説明する。温度計測回路12は、抵抗1221と、電圧源1222と、抵抗1223と、コンデンサ1224と、AD変換器1225と、出力端子1226とを有して構成される。
【0027】
電圧源1222と抵抗1221とサーミスタ15が直列接続され、温度が変化してサーミスタ15の抵抗値が変化すると、抵抗1221とサーミスタ15の接続点の電圧が変化して温度変化を検出できる。抵抗1223とコンデンサ1224はCRフィルタであり、電圧信号に重畳したノイズを除去する回路である。AD変換器1225は、この電圧信号をアナログ値からデジタル値に変換する。この実施例では、ここに示した温度計測回路122は、サーミスタ15を除きゲート駆動回路12内に設けている。
【0028】
当然のことではあるが、温度計測回路122や温度信号への変換は別の所に設けられてもよい。ここで温度計測回路122の設置場所としてゲート駆動回路12を選んだのは、半導体モジュール11の近くに設置され、かつ必要となる電源等が既に存在するからである。ここで検出したデジタル化した電圧信号は、制御回路13に伝送されて劣化判定に用いられる。
【0029】
図5を用いて、半導体モジュール11の熱等価回路を説明する。半導体チップ111の発熱は、電流源P1で模擬できる。各部材の熱抵抗は電気抵抗R1〜R6に置き換えられ、熱容量はコンデンサC1〜C6に置き換えられる。このときハンダ層110、115の熱容量は他の部材の熱容量に比べて非常に小さいので無視している。各部材の温度は、各点における電圧に相当する。半導体チップ111の発熱は、ハンダ層115、絶縁板117、ハンダ層110、金属板118、冷却フィン119の順に伝わっていく。
【0030】
図6を用いて、半導体モジュール11の、熱抵抗の変化率の熱サイクル数に対する依存性を説明する。このグラフは、半導体モジュールの熱サイクル試験結果から得られたものであり、縦軸に熱抵抗の変化率を%で、横軸に熱サイクル数を時間で示している。半導体チップ11が発熱すると、各部材には熱膨張率の違いのために熱応力が発生する。半導体モジュール11を長期間使用すると、この熱応力によりハンダ層110,115に徐々にクラック等が発生し熱抵抗が大きくなる。一度クラック等が発生し熱抵抗が増加すると、放熱が悪くなりより大きな熱応力が発生してハンダ層のクラックが増加していく。したがって、半導体モジュール11の熱抵抗は、図6に曲線601として示すように、初めは徐々に増加し、やがては加速度的に増加していく。熱抵抗が増加すると、半導体チップの温度が上昇し、必要な電気的特性が得られなくなるか、場合によっては破壊してしまう。ここで用いた半導体モジュールでは、必要な電気的特性が得られる条件から、熱抵抗の上昇率の上限は50%とした。この上限は図6のカーブの急速に立ち上がる点から実験的に求めても良い。
【0031】
図7を用いて、半導体モジュール11に一定の損失(P1)704を発生させた場合に温度センス素子15が検出する温度の関係を説明する。縦軸には損失と温度を、横軸には時間を示している。曲線702は、正常時の温度変化を示している。正常時には、損失P1が発生すると一定値T7aまで徐々に温度が上昇した後一定値T7aとなり、損失がなくなると温度は徐々に元の値まで下がっていく。
【0032】
曲線701は、ハンダ層115が劣化し抵抗R2が大きくなった場合の温度変化である。抵抗R2が大きいと半導体チップ111の発熱が温度センス素子15に達するまでに時間がかかるため、曲線701は正常時の曲線702より上昇率が緩やかになる。また定常状態となった時の温度T7aは正常の場合と同じである。これは温度が抵抗R3、R4、R5、R6の和に、発生する損失P1をかけたものになるためである。
【0033】
曲線703は、ハンダ層110が劣化し抵抗R4が大きくなった場合の温度変化を示す。この場合には温度センス素子15の部分から冷却フィン119へ熱が伝わりにくくなるため、曲線703は正常時の曲線702より上昇率が急になる。定常状態となった時の温度T7bは、T7aより大きくなる。
【0034】
また、半導体チップ111の発熱(損失)P1がなんらかの異常により想定していた値より小さい場合には曲線701、大きくなった場合には曲線703のように温度が変化する。損失が大きくなるのは例えば、指令値がオフにもかかわらず誤動作によりオンした場合や、制御電圧が低下したことによりIGBTのオン電圧が大きくなり損失が増加する場合等がある。逆に損失が小さくなるのは、指令値がオンにもかかわらず誤動作によりオフしている場合等がある。
【0035】
したがって、損失が発生した時刻t70からの温度上昇率ΔT/Δtを検出することにより劣化や誤動作を検知することができる。このとき温度上昇率が小さければ、温度センス素子15より半導体チップ側にあるハンダ層が劣化したか、損失が想定した値より小さくなっている。逆に温度上昇率が大きければ、温度センス素子15より冷却フィン側にあるハンダ層が劣化したか、損失が想定した値より大きくなっている。
【0036】
図1を用いて、劣化検知に用いるグラフを説明する。横軸は運転指令から推定した損失であり、縦軸は温度上昇率である。半導体モジュール11の主な損失はオン損失とスイッチング損失とオン損失である。図9に、IGBTのコレクタ電流とオン電圧の関係の一例を曲線901として示す。IGBTの通電中の損失はこのグラフのコレクタ電流とオン電圧をかけたものである。図10に、スイッチング損失のコレクタ電流依存性の一例を曲線1001として示す。これはスイッチング一回当たりの損失を示している。
【0037】
ところで、損失による温度上昇は、秒オーダーの現象であるのに対し、スイッチングの周期は通常ミリ秒オーダーである。そのため、損失は瞬時値ではなく時間平均を求めれば良い。ここではインバータの出力電圧の1サイクルにおける損失を求めている。1サイクル期間中にはIGBTはオンオフをくり返すため、通電時には図9から求めた損失に通電時間をかけた値を加えていき、スイッチング毎に図10から求めた損失を加え、最後にこれを1サイクルの時間で割れば良い。このため半導体モジュール11への指令から、コレクタ電流、通電時間やスイッチング周波数を求めれば、発生する損失を算出することが可能である。もちろんコレクタ電流値は実測値を用いてもよいし、損失を実測しても良い。
【0038】
図7を用いて説明したように、温度センス素子15より発熱源に近いハンダ層が劣化した場合には温度上昇率が低下する。逆に発熱源から遠いハンダ層が劣化した場合や損失がなんらかの異常により大きくなった場合には温度上昇率が増加する。図6の熱抵抗の上限から図1の温度上昇率の上限曲線101および下限曲線102が決まる。測定した温度上昇率が2つの曲線の間にあれば正常であり、線の外なら異常である。正常な範囲でも上限、下限に対する近付き具合から劣化の進行の程度を判断することができる。
【0039】
先に述べたように、ハンダ層の劣化以外でも、損失が想定値と異なる場合にも温度上昇率が変化する。ハンダ層の劣化は図6に示したように、半導体モジュールの使用期間である数年あるいは数十年といった時間の中で、徐々に進行していく。一方損失が大きくなるのは、半導体モジュール11の駆動回路12の故障等で、指令値通りに動作しない場合や、駆動回路の電圧が低下した場合等であり、これらは電子部品の故障等により突然発生する。したがって徐々に温度上昇率が上がるのは前者であり、突然大きくなるのは後者であり、劣化と故障を容易に区別することが可能である。
【0040】
図8を用いて、損失が続けて発生した場合の温度上昇について説明する。損失801だけが発生した場合の温度の変化は曲線803で表され、損失802だけが発生した場合の温度の変化は曲線804で表される。損失が続けて発生した場合には、実際の温度の変化は曲線803と曲線804の和となり曲線805で表される。このため、時刻t82から温度上昇率を計測すると以前の損失801の影響により誤差が生じる。従って温度上昇率を測定するには、損失がなくまた温度が変化していない状態、例えば時刻t80から計測する必要がある。
【0041】
図11を用いて、温度を測定して異常の発生を判断する手順を説明する。測定がスタートする(S1)と、初めに、以前の損失の影響が有るか否かを示すMODEを“0”にする(S2)。この場合のMODEは、測定開始時には、以前の損失の影響が有るか否かが不明であるため、影響がある場合と同じ“0”としている。次に、前述の手法によって損失を算出し(S3)、温度上昇率(ΔT/Δt)を算出する(S4)。次いで、MODEが以前の損失の影響を受ける“0”であるか以前の損失の影響を受けない“1”であるかを判定する(S5)。初めは、MODEは“0”に設定されているので、ステップS6に分岐し、損失Pがほぼ0でかつ温度上昇率がほぼ0であるかを判定する(S6)。これは、以前に発生した損失の影響が無いかどうかを判定するための処理である。ここで以前の影響があればNoとなりステップS3に戻る。以前の損失の影響が無ければMODEを“1”として(S7)、ステップS3に戻る。MODEが“1”となった後は、ステップS5においてステップS8に分岐し、損失Pが有るか否かを判定する(S8)。損失Pが無い場合(P=0)には温度変化も無いので再びステップS3に戻る。損失がある場合には図1を用いて損失に対応する温度変化率が正常の範囲内に収まっているか否かによって異常判定を実行する(S9)。その後は、またスタート(S1)に戻り計測を始める。
【0042】
このように、本発明では温度上昇率と損失の関係からハンダ層の劣化具合を検知することが可能である。これにより半導体モジュール11が破壊する前に劣化を検知して修理や交換を行うことが可能になり、システムの信頼性を向上することができる。
【0043】
図12を用いて、本発明にかかる故障検知システムの第2の実施例における故障検知処理の概要を説明する。半導体モジュール11は、本発明の第1の実施例とおなじである。したがって図1から図10は本実施例にもあてはまる。また図11のステップS1からステップS8は、図11のそれと同じである。本実施例ではステップS8で損失が発生していた場合には、後述する方法で半導体モジュール11の温度Tcを推定する(S11)。次に、実際の温度Tmを温度センス素子15により測定する(S12)。そして、推定温度Tcと実際の温度Tmを比較して異常を判定する(S13)。図7で述べたように異常があれば、温度上昇率が変化し、適当な時間Δtたった後の温度が正常時より高くなるか低くなるので異常が分かる。
【0044】
その後は、再びステップS11に戻り温度の推定、測定、判定をくり返す。ただし、長時間このサイクルをくり返すと推定温度に誤差が蓄積してしまうため、ある程度時間がたった後は再びステップS1に戻るとよい。このときの時間間隔は、ステップS11の温度推定の精度から、誤差が蓄積しない程度の間隔とすればよい。
【0045】
次に、温度の推定方法について図13を用いて説明する。図13は、温度センサ取り付け部における過渡熱抵抗を示すグラフである。これは一定損失をあたえた場合の温度センサの測定値を損失で割ることにより得られる。図14には損失が発生した場合の温度の変化を曲線1401として示す。この時の各時刻における温度は、図13の過渡熱抵抗R(t)を用いて次の式(1式〜4式)ように求めることができる。
【0046】
【数1】
Figure 0003668708
【0047】
ここで、Toは時刻t140における温度である。
【0048】
R(t)は、十分に時間が立つと一定値となる。このため、発生から十分に時間がたった損失分については考慮しなくてもよい。例えばt141から十分に時間が経過したのちはPaからの寄与は0としてよい。通常この時間は数秒から数十秒であり、過渡熱抵抗曲線1301から決定できる。このように本実施例では、常に温度を推定することが可能である。そのため第1の実施例とことなり、どのようなタイミングでも劣化を検知することが可能となる。
【0049】
ここでは、過渡熱抵抗から温度を推定したが、図5の回路から微分方程式をたてて求めても良い。この場合より高い精度で温度を推定することができる。
【0050】
このように、本発明では温度上昇率と損失の関係からハンダ層の劣化具合を検知することが可能である。これにより半導体モジュールが破壊する前に劣化を検知し修理や交換することが可能になり、システムの信頼性を向上させることができる。
【0051】
図15〜図17を用いて、本発明の第3の実施例にかかるこしょう検知システムを説明する。図15は、本発明の第3の実施例にかかる故障検知システムにおける異常判定のためのグラフである。図16は、第3の実施例にかかる半導体モジュールの構成図である。図17は、損失が発生した際の温度上昇を示すグラフである。図16に示すように、第3の実施例は、本発明の第1の実施例である図3と、温度センス素子15を配置する位置が異なっており、冷却フィン119に取り付けている。これ以外の構成は第1の実施例と同じであり、図2、図4、図6、図9、図10、図11は本実施例にもあてはまる。また図5の等価回路も温度センス素子15の位置以外は同様である。
【0052】
図17には、損失が発生した際の温度上昇を示す。この実施例では図1の場合とくらべて温度センス素子15の位置が発熱源である半導体チップ111から離れている。このため温度変化は第1の実施例の場合の図7とくらべると小さくなる。しかし傾向は全く同じであり、まったく同様の方法で劣化の検知が可能である。この場合には劣化するハンダ層はすべて温度センス素子15より発熱源側にあるので劣化が進むと温度上昇率が小さくなる。したがって、温度上昇率が大きくなった場合は全て動作異常により損失が大きくなった場合である。当然実施例2で述べた方法で劣化を検知してもよい。実施例1および実施例2では温度センサを内臓した半導体モジュールを用意する必要があった。しかし本実施例では温度センサの内臓されていない半導体モジュールの冷却フィンに温度センサを外付けすればよい。このためより低コストで実現することが可能である。
【0053】
以上説明した第1の実施例では絶縁基板117に、第3の実施例では冷却フィン119に温度センス素子15を取り付けている。しかし温度センス素子15の取り付け位置はこれらに限定されるものではなく、半導体チップの放熱経路のいずれかに取り付ければ良い。例えば金属板118や半導体チップ111に取り付けても良い。ただし、半導体チップ111には高電圧がかかるため、温度センス素子15の絶縁に注意する必要がある。この場合には、例えば半導体チップに温度センス用のダイオードを設けて、このダイオードのオン電圧の温度依存性から温度を検出する方法もある。また、構造についても図3や図16に示した構造に限定されるものではなく、発熱源があり、その放熱経路にハンダ層のような熱疲労により熱抵抗が変化するようなものが存在する場合にはすべて摘要することが可能である。さらに、本発明にかかる故障検知システムは、ここにあげたパワー半導体モジュール以外の集積回路等にも適用することが可能である。
【0054】
図18を用いて、本発明の第4の実施例にかかるインバータ1の構成を説明する。第4の実施例のインバータ1が第1の実施例のインバータと異なる点は、劣化判定部132を制御回路13ではなくゲート駆動回路16においた点である。図1および図3から図11は本実施例にもあてはまる。第1の実施例では制御回路13で6個の半導体モジュール11−1〜11−6の劣化を判断していたため、制御回路13に高い処理能力が必要である。モータ制御自体も比較的高い処理能力を必要とするため、制御回路13のハードウエアの性能を高くできない場合には本実施例が有効である。この場合、ゲート駆動回路16は実施例1のゲート駆動回路12より高度な性能が必要になる。
【0055】
図19を用いて、本発明の第5の実施例にかかるインバータ1の構造を説明する。第1の実施例と異なるのは、温度センス素子15を一つの半導体モジュール11−1にのみ設け、温度計測を制御回路13’で行っている点および、ゲート駆動回路が駆動回路121と保護回路123から構成されるゲート駆動回路17とされている点である。図1および図3から図11は本実施例にもあてはまる。半導体モジュール11−1以外の半導体モジュール11−2〜11―6は、半導体モジュール11−1から温度センス素子15を取り除いたものである。もちろん2種類の半導体モジュールを用意しなくても、すべて温度センス素子15を取り付けて、1つ以外は温度センス素子を使わないようにしても良い。温度センス素子15を取り付けるのは、直列接続された2つの半導体モジュールの下側とした。これは上側が高電位となり絶縁が難しいのに対し、下側は比較的容易に絶縁可能であるからである。
【0056】
温度計測回路122および劣化判定回路132は、制御回路13’で行っている。たとえば、ゲート駆動回路17−1に温度計測機能や劣化判定機能を持たせた場合には、その機能の有るものと無いものの2種類のゲート駆動回路を用意する必要がある。あるいは、全てのゲート駆動回路17にそれらの機能をもたせて、使用するのは1つだけとなる。これらの手法は非効率的であるため、制御回路13’にこれらの機能を設けた。また、もう一つの理由は、制御回路13’が、もともとモータ制御のために高い処理能力をもっているためである。
【0057】
本実施例では、6個の半導体モジュール11のうち1つだけ劣化判定をしている。同じインバータを構成する半導体モジュール11−1〜11−6は、使用期間中にほぼ似たような熱履歴をうける。このため1つの半導体モジュールの劣化を検知すれば、他の半導体モジュールの劣化も同程度と推測することができる。また温度計測や劣化判定のための回路や処理が第1の実施例と比べて約1/6ですむためより簡単な構成となる。しかしながら、個々の半導体モジュールのばらつきにより早く劣化する半導体モジュールも有るため、劣化を検知していない半導体モジュールが破壊にいたる場合もあり得る。
【0058】
図20を用いて、本発明の第6の実施例にかかるインバータ1の構成を説明する。第6の実施例にかかるインバータ1が第1の実施例にかかるインバータ1と異なる点は、半導体モジュールとゲート駆動回路を一体とした、高機能型半導体モジュール(IPM)18を用いている点である。高機能型半導体モジュール18は、IGBT111と、ダイオード112と、温度センス素子15と、駆動回路121と、温度計測回路122と、保護回路123とが搭載されている。高機能型半導体モジュール18−2〜18−6は、省略して示されているが、高機能型半導体モジュール18−1と同様な構成とされている。
【0059】
図21に、高機能型半導体モジュール(IPM)18の外観図を示す。高機能型半導体モジュール18は、主端子であるコレクタCおよびエミッタEが中央に配置され、脇におかれた端子台には制御用の端子が配置されている。制御用の端子は、制御回路からのオンオフ指令を入力する駆動信号入力端子181、温度や保護情報を出力する状態出力端子182、制御用電源入力183および、グランド端子GNDの4つで構成されている。状態出力端子182からは内部で計測した温度や、保護回路の動作状態を示す信号がシリアル信号として出力される。制御回路13ではこの信号を元に劣化を判断している。
【0060】
図22を用いて、本発明の第7の実施例にかかるインバータ1の構成を示す。インバータ1を構成する6個の半導体モジュール11’−1〜11’−6は、IGBTとダイオードが搭載されるだけで温度センス素子15が搭載されておらず、温度センス素子15が搭載された冷却装置100に取り付けられている。また、温度計測回路122は、ゲート駆動回路17’から独立して設けられている。
【0061】
図23に、この半導体モジュール11’と冷却装置100の外観図を示す。それぞれの半導体モジュール11’で発生した熱は、冷却装置100により空気中に放散されていく。冷却装置100には温度センス素子15が取り付けられている。温度計測装置122は、温度センス素子15の信号から温度を計測している。制御回路13ではこの温度情報をもとに劣化を判断している。この実施例では6個の半導体モジュール11’のいずれが劣化しても、その温度上昇率が変わるため劣化を検知することが可能である。ただし、温度センス素子15から離れたところにある半導体モジュールの劣化による温度上昇率は近くにある物のそれより小さくなるため、温度センス素子15、温度計測回路122ともに精度の高い物を使用することが望ましい。
【0062】
図24を用いて、上記した故障検知システムを用いたインバータシステムの構成を説明する。この発明は、上記故障検知システムを備えたインバータを列車5に適用した例であり、複数のインバータ1−1〜1−3がそれぞれモータ3−1〜3−3を駆動して、全体として列車5を走らせている。個々のインバータは実施例1から実施例7に記載したものである。全てのインバータはネットワーク52を介して演算装置51に繋がっている。
【0063】
図25を用いて、演算装置51における故障検知処理および出力再配分処理を説明する。まず、実施例1から実施例7で説明した方法により検知した各インバータの故障や劣化状態を、ネットワーク52を介して収集する(S22)。その結果を用いて劣化具合の偏差を演算し(S23)、それを元に各インバーたの出力を再分配する(S24)。このとき劣化が進んだインバータには出力を減らし、残りのインバータの出力は増加させる。これにより全体としての必要な出力が得られるとともに、劣化が進んだインバータは出力が押さえられるので劣化の進行を抑えることができる。その結果として、システム全体の寿命を大幅に延ばすことができる。またこの時極端に劣化したインバータや正常動作しないインバータがあれば、そのインバータの運転を停止して残りのインバータで列車を動かすことが可能である。
【0064】
この実施例では、各インバータにおいて半導体モジュールの劣化および故障を検知している。しかし各インバータで劣化および故障を検知する必要はなく、例えば各半導体モジュールの温度をネットワーク52により演算装置51に伝送し、演算装置52で劣化や故障を判断してもよい。
【0065】
このように、本発明では個々のインバータの劣化具合により出力を調整している。このため劣化が進んだインバータの劣化の進行を遅らせることができ、システムの寿命を延ばすことができる。また、劣化が進んだインバータが動作不能になる前に、劣化の進行を検知することが可能であり、システムの信頼性を向上することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上図面を用いて説明したように、本発明によれば、半導体モジュールを用いた装置において、駆動回路の誤動作による損失の増加や、パワーモジュールのハンダ層のクラックによる熱抵抗の増加を検知することができる。それによりシステムの信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかるインバータにおける損失と温度変化率の関係を説明する図。
【図2】本発明の第1の実施例におけるインバータの構成を説明する図。
【図3】本発明の第1の実施例における半導体モジュールの構成を説明する図。
【図4】本発明の第1の実施例における温度計測回路の構成を説明する図。
【図5】本発明の第1の実施例における半導体モジュールの熱等価回路図。
【図6】本発明の第1の実施例における熱抵抗の変化率の熱サイクル依存性を説明する図。
【図7】本発明の第1の実施例における損失と温度の時間変化を説明する図。
【図8】本発明の第1の実施例における損失と温度の時間変化を説明する図。
【図9】本発明の第1の実施例におけるコレクタ電流とオン電圧の関係を説明する図。
【図10】本発明の第1の実施例におけるスイッチング損失のコレクタ電流依存性を説明する図。
【図11】本発明の第1の実施例における異常判定のフローチャート。
【図12】本発明の第2の実施例における異常判定のフローチャート。
【図13】本発明の第2の実施例における過渡熱抵抗特性を説明する図。
【図14】本発明の第2の実施例における損失と温度の時間変化を説明する図。
【図15】本発明の第3の実施例における損失と温度変化率の関係を説明する図。
【図16】本発明の第3の実施例における半導体モジュールの構成を説明する図。
【図17】本発明の第3の実施例における損失と温度の時間変化を説明する図。
【図18】本発明の第4の実施例におけるインバータの構成を説明する図。
【図19】本発明の第5の実施例におけるインバータの構成を説明する図。
【図20】本発明の第6の実施例におけるインバータの構成を説明する図。
【図21】本発明の第6の実施例における半導体モジュールの外観図。
【図22】本発明の第7の実施例におけるインバータの構成を説明する図。
【図23】本発明の第7の実施例におけるインバータの外観図。
【図24】本発明の第8の実施例におけるインバータシステムの構成を説明する図。
【図25】本発明の第8の実施例における出力調整のフローチャート。
【符号の説明】
1 インバータ
100 冷却装置
11、 半導体モジュール
110 ハンダ層
111 IGBT、半導体チップ
112 ダイオード
113、114 電極板
115 ハンダ層
116 ワイヤ
117 絶縁板
118 金属板
119 冷却フィン
12 ゲート駆動回路
121 駆動回路
122 温度計測回路
1221、1223 抵抗
1222 直流電源
1224 コンデンサ
1225 ADコンバータ
13 制御回路
131 モータ制御部
132 劣化判定部
14 コンデンサ
15 温度センス素子
16、17 ゲート駆動回路
18 高機能型半導体モジュール
3 モータ
4 直流電源
5 列車
52 ネットワーク
51 演算装置
R1〜R6 抵抗
C1,C3,C5,C6 コンデンサ
P1 電流源

Claims (5)

  1. 半導体モジュールと、前記半導体モジュールに設置された温度センス素子と、前記温度センス素子から温度を読みとる温度計測手段と、前記温度計測手段により計測した温度から温度上昇率を演算する温度上昇率検出手段と、半導体モジュールで発生する損失を演算する損失演算手段と、前記温度上昇率と前記損失と前記半導体モジュールの熱抵抗の上昇率とから前記半導体モジュールの劣化あるいは故障を検知する故障検知手段とを備えたことを特徴とする故障検知システム。
  2. 請求項1記載の故障検知システムにおいて、
    前記半導体モジュールの熱抵抗の上昇率の上限値は、前記半導体モジュールの電気的特性が得られる条件に基づいて設定され、前記熱抵抗の上昇率の上限値に基づいて温度上昇率の上限及び下限が設定されることを特徴とする故障検知システム。
  3. 請求項2に記載の故障検知システムにおいて、
    前記半導体モジュールは前記損失演算手段で演算されたある損失に対する前記温度上昇率検出手段で演算された温度上昇率が、前記温度上昇率の上限及び下限の範囲内であれば正常であり、前記温度上昇率の上限及び下限の範囲外であれば劣化あるいは故障であると判断されることを特徴とする故障検知システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の故障検知システムにおいて、
    前記温度検出手段は、半導体モジュールの冷却フィンに取り付けられたことを特徴とする故障検知システム。
  5. 複数台のインバータと、前記インバータを制御する演算装置と、前記インバータおよび前記演算装置を繋ぐ情報伝送線を有するインバータシステムにおいて、
    前記インバータの各々が請求項1ないし請求項4のいずれか1項の故障検知システムを有し、
    前記演算装置は、各インバータを構成する半導体モジュールの劣化もしくは故障具合に応じて各インバータへの指令値を変えることを特徴とするインバータシステム。
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