JP3638623B2 - 負電源 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の分野】
この発明は一般的には、フラッシュEEPROM(電気的に消去可能かつプログラム可能な読出専用メモリ)セルのアレイのようなフローティングゲートメモリ装置に関する。より特定的には、この発明はフラッシュ消去の間に、調整された負電位を生成し、かつそれをフラッシュEEPROMメモリセルのアレイのワードラインを通して、選択されたメモリセルのコントロールゲートに与えるための改良された負電源に関する。
【0002】
【先行技術に関する論議】
サミア・エス・ハダド(Sammer S. Haddad)らに1991年12月31日に発行された、米国特許第5,077,691 号では、負のゲート電圧消去動作を有するフラッシュEEPROMアレイが開示されている。’691号特許はこの発明と同一の譲受人に譲渡され、かつ引用により援用される。正の消去電圧をソース共通ラインを通して同時にフラッシュEEPROMアレイのすべてのメモリセルのソース領域に与えるのではなく、負の消去電圧をワードラインを通してコントロールゲートに与えることで得られる利点の1つは、同時にチップのすべてのメモリセルを消去しなければならないのではなく、消去を行単位で選択的に起こし得るということである。好ましくは、行の群は、セクタを規定する各群がページ選択可能消去ブロックを与えるように形成される。たとえば、N×M(すなわち、1000またはそれより多い)多数のそのようなメモリセルからなるメモリアレイは、Nが列の数に等しく、Mが行の数に等しいN×Mマトリックスの形態の、1個の集積回路チップ上に典型的に形成される。マトリックスが100万のセル(すなわち、1024×1024)を有するとすれば、128の行の群の各々はマトリックスを8のセクタに分割するように形成され得る。ゆえに、メモリアレイはすべてのメモリセルが同時に消去されるのではなく、セクタごとにか、または何らかの所与の数のセクタが選択的に消去され得る。
【0003】
動作のセクタ消去モードの間に、比較的高い負電位(すなわち、−12V)が選択されたセクタのワードラインを通してコントロールゲートに与えられ、一方VCCボルトが非選択セクタのメモリセルのコントロールゲートに与えられる。さらに、選択されたセクタのすべてのトランジスタのソース領域は約+0.5Vないし+5.0Vの正のレベルに上昇させられ、かつそのドレイン領域はフローティングにされる。’691号の図4では、そのような5の段を含む図4Cの負のチャージ回路を形成するのに用いられて約−13Vないし−15Vのハイレベルの負電位を生成する単一段の概略回路図が示される。図4Cの負のチャージポンプ回路は、’691号特許の図2Bに示されるチャージポンプブロック204に用いられる。各チャージポンプ段は1対のキャパシタおよび1対のPチャネルトランジスタ素子からなる。Pチャネルトランジスタ素子がそのような大きな基板効果係数を有しかつ逆バイアスが非常に高いので、しきい値電圧Vtpは−2.5ボルトとなり得る。結果として、図4Cの5段のチャージポンプ回路は非現実的となる。
【0004】
アントニオ・ジェイ・モンタルボ(Antonio J. Montalvo )らに、1992年6月30日に発行された、米国特許第5,126,808 号では、ページを付けられた消去アーキテクチュアを備えるフラッシュEEPROMアレイが教示されている。’808号特許もこの発明と同一の譲受人に譲渡され、かつ引用により援用される。’808号特許の図7Aでは、’691号特許の図4と類似した、負のゲート消去電圧を生成するための単一段のチャージポンプ回路の概略回路図が示されている。図7Bは、ともに接続されてチャージポンプ回路を形成し、−13Vを生成するための5のそのようなチャージポンプ段を示す。ここでも、各チャージポンプ段は1対のキャパシタおよび1対のPチャネルトランジスタから構成される。
【0005】
この発明は、上述のそれぞれ’691号および’808号特許に示されるチャージポンプ回路に加えられる重大な改良を示す。この発明の負電源は、フラッシュ消去の間に、調整された負電位を生成し、かつそれをフラッシュEEPROMメモリセルのアレイのワードラインを通して、選択されたメモリセルのコントロールゲートに与えるのに用いられる。負電源は、高い負電圧を生成するための複数のチャージポンプ段からなる負のチャージポンプ回路、およびチャージポンプ回路に結合されてチャージポンプ回路におけるしきい値電圧降下を効果的に相殺するための相殺回路を含む。負電源はさらに、高い負電圧および基準電位に応答して電源電位VCCと独立した調整された負電位を生成するための調整回路を含む。
【0006】
【発明の概要】
したがって、この発明の一般的な目的は、先行技術の電源の欠点を克服しながらフラッシュ消去の間に、調整された負電位を生成しかつそれをフラッシュEEPROMメモリセルのアレイのワードラインを通して、選択されたメモリセルのコントロールゲートに与えるための改良された負電源を提供することである。
【0007】
この発明の目的は、高い負電圧を生成するため負のチャージポンプ回路、およびチャージポンプ回路におけるしきい値電圧降下を効果的に相殺するための相殺回路を含む、調整された負電位を生成し、かつ与えるための改良された負電源を提供することである。
【0008】
この発明のさらなる目的は、外部電源電位VCCと独立した調整された負電位を制御するための負の調整器回路を含む、調整された負電位を生成しかつ与えるための改良された負電源を提供することである。
【0009】
この発明のさらなる目的は、複数のチャージポンプ段からなるチャージポンプ回路を含み、各段がパストランジスタ、初期化トランジスタ、プリチャージトランジスタ、第1の結合キャパシタ、および第2の結合キャパシタを有し、前記パストランジスタがであるしきい値電圧降下Vtpなしに入力ノードを出力ノードに結合する、調整された負電位を生成しかつ与えるための改良された負電源を提供することである。
【0010】
これらの狙いおよび目的によると、この発明はフラッシュ消去の間に、調整された負電位を生成しかつそれをフラッシュEEPROMメモリセルのアレイのワードラインを通して、選択されたメモリセルのコントロールゲートに与えるための負電源の提供に関する。負電源は、複数のクロック信号を生成するためのクロック回路および外部電源電位VCCとクロック信号とに応答して高い負電圧を生成するためのチャージポンプ回路を含む。相殺回路はチャージポンプ回路に結合されてチャージポンプ回路におけるしきい値電圧降下を効果的に相殺する。
【0011】
チャージポンプ回路は複数のチャージポンプ段からなる。負ウェル回路は複数のチャージポンプ段に結合されて、消去の間に複数のチャージポンプ段のうちのある数の動作を始めは妨げる。調整器回路は高い負電圧および基準電位に応答して、チャージポンプ回路が高い負電圧を増すことが可能なようにハイレベルであるか高い負電圧を減じることが可能なようにローレベルであるかのいずれかである負のコンパレータ信号を生成し、かつ電源電位VCCと独立した調整された負電位を生成する。
【0012】
一貫して対応する部分を示す同じ参照番号が示された添付図面を見ながら以下の詳細な記述を読むと、この発明のこれらおよび他の目的ならびに利点がより十分に明らかとなるだろう。
【0013】
【実施例の詳細な説明】
ここで図面をよく参照すると、図1にはブロック図の形で、この発明の原理により構成される、動作のフラッシュ消去モードの間に、調整された負電位を生成しかつそれをワードラインを通して、選択されたメモリセルトランジスタのコントロールゲートに与えるための負電源10が示される。負電源10は、多数のフラッシュEEPROMメモリセルがN×Mマトリックスとして配列されたアレイを含む1個の集積回路チップ(図示せず)の一部として形成される。外部またはオフチップ電源電位VCC(これも図示せず)は典型的に+5.0Vであるが、それは集積回路チップに与えられ、かつ負電源10の入力に与えられる。フラッシュEEPROMメモリセルのアレイは基板上に形成されて列および行を規定するが、そこでは基板は少なくとも行の1つに沿って延びる共通ソースラインおよびそれぞれの列に沿って延びる複数のビットラインを含む。メモリセルの各々は共通ソースラインに結合されたN型ソース領域、コントロールゲート、フローティングゲート、ビットラインのそれぞれ1つに結合されたN型ドレイン領域およびチャネル領域を含む。さらに、メモリセルの各々は主としてホットエレクトロンをそのフローティングゲートに転送することによりプログラム可能であり、かつ主としてエレクトロンをそのフローティングゲートからそのソース領域にトンネリングすることにより消去可能である。
【0014】
負電源10はPチャネルチャージポンプ回路12を利用して比較的高い負電圧NEGOUTを生成し、それは4段の負のクロック回路14に応答してチャージポンプ回路のパストランジスタのゲート上で電圧の揺れを起こし、しきい値電圧降下Vtpを効果的に相殺する。電源10は負の調整器回路16を含み、それは消去フィールドが電源電圧VCCと独立するように高い負のゲート電圧を外部電源電位VCC(+5.0ボルト)について調整するため用いられる。電源はさらに保護回路18を含み、それは、負ウェル電圧VNWを生成するのに利用される負ウェル回路20においてPチャネルプルアップ素子の酸化物を適切に保護する。さらに、負電源は、消去の間に選択されたメモリセルのソース領域に+5.0ボルトを与えるのに利用されるアレイVSS回路22を含む。
【0015】
図1の負電源10の動作は、一般的に図2および図3のタイミング図に関して述べられる。述べられた機能を実行するために図1のブロック12、14、16、18、20および22で利用されるのに適する特定的な回路は、図5ないし図14の概略回路図について示される。
【0016】
再び図1を参照すると、負ポンプ回路12は、それぞれライン24、26、28、および30上で入力クロック信号PHI1、PHI2、PHIA、およびPHI2Aからなる4つの入力クロック信号を受取る。その波形が図2の(d)ないし(g)に示されている入力クロック信号は負のクロック回路14から生成される。チャージポンプ回路12は、負ウェル回路20により生成されるライン32上の入力選択信号PMPSELnmにより選択される。メモリアレイが、1024の行×1024の列であるマトリックスとして物理的に配列される場合、行は各セクタが128の行からなる8のセクタに分割されてもよいことがわかるだろう。したがって、ポンプ回路12は16のチャージポンプ回路のうちのただ1つを示し、1つのポンプ回路は8のセクタの各々の(左右)両側に形成される。ここで使われているように、参照符号Nは0、1、…7であり、かつ参照符号Mは左または右セクタのいずれかである。ポンプ回路はさらに負ウェル回路20により生成されるライン34上のNウェル電圧VNMnmを受取る。同様に、そのような16の負ウェル回路20は、集積回路チップ上に、各セクタの左右両側に形成される。
【0017】
ポンプ回路12は約−12ボルトである高い負電圧NEGOUTをライン36上に生成するのに用いられる。この負電圧は複数のダイオード接続されたトランジスタを介しライン38上の128のワードラインWLNにわたされ、各ワードラインに対し1つのダイオード接続トランジスタが与えられる。さらに負電圧は2つのダイオードを通してライン40上の出力ノードREGINにわたされる。
【0018】
消去フィールド(フローティングゲート上の電圧)は、負の調整器回路16により調整され、それは外部電源電位VCCに依存しないようにノード42を制御する。消去モードに先立って、信号INITIALIZEはハイにされ、ノードREGINでの出力信号が接地される状態で、約+2.0ボルトの基準電圧VREFがキャパシタC1およびC2を充電して上げることを可能にする。消去モードの間、信号INITIALIZEはローにされ、基準電圧VREFを分離する。負のコンパレータ46はノード108での電圧NEGDIVをノード104での電圧VCCDIVと比較するのに用いられる。電圧NEGDIVが電圧VCCDIVよりも大きければ、コンパレータの出力電圧VOUTはハイで、それはプルアップトランジスタ48をオフにし、電源電位VCCをノード44から分離する。他方で、電圧NEGDIVが電圧VCCDIVよりも小さければ、出力電圧VOUTはローで、それはプルアップトランジスタ48をオンにし、ノード44を電源電位VCCに引く。
【0019】
負のクロック回路14はライン50上の20MHzクロック信号およびノードERSELに接続されるライン52上の消去制御信号DO ERASEを受取る。クロック信号PHI1、PHI2、PHIA、およびPH2Aの波形は負のクロック回路14の出力で生成され、それは図14の(a)ないし(e)の概略回路図の集合において示される。
【0020】
負クロックウェル回路20は、その入力として、ライン54を通してノードSN1m上のセクタ制御信号SECTOR SELECT N、ライン56上の消去前記信号DO ERASE、ライン58でノードERDm上の入力遅延された消去信号、およびライン60上の保護信号VNPEmを受取る。ノードERDmでの信号が、アレイVSS回路22のノードERに接続される消去制御信号DOERASEの遅延されたものであることに留意されたい。消去制御信号DO ERASEはライン56を通してノードNWRELに与えられる。消去モードの間、ノードERDm上の信号はハイであり、かつノードSN1m上のセクタ制御信号はライン32上のポンプ選択信号PMPSELnmをハイにすることによりポンプ回路12を選択するのに用いられる。結果として、ポンプ回路のNチャネルトランジスタはオンにされ、より低い電源電位VSS(接地)に対し電流経路を与える。さらに、(ライン62上の)ノードERPUBnm上の出力信号はローとなり、それはノードERPUBφにあたえられる。結果として、ライン64上のアレイVSS信号は、消去の間+5.0ボルトに引かれる。
【0021】
アレイVSS回路22も、ノードERに接続されるライン66上の消去制御信号DO ERASEを受取る。アレイVSS回路22はさらに、入力ノードERPUB0mないしERPUB7mを含み、それらは(ライン62上の)ノードERPUBnmの上の出力信号と類似した、負ウェル回路上の他の対応する出力信号に接続される。アレイ回路22は図11の消去遅延回路を含み、かつノードERDm上に、入力遅延された消去信号を生成する。アレイ回路22はさらに、ライン64上にアレイVSS信号を生成する。
【0022】
保護回路18は、その第1の入力ノードREGIN上で、ノード42およびライン68を通してノード44での出力信号を受取る。ノードREGINでの出力信号に応答して、ライン60上の保護信号VNPEmは消去の間に接地電位より下に引かれ、負ウェル回路20のプルアップトランジスタのゲート酸化物のフィールドを減じる。保護回路18は、ライン70に接続されてリセット信号RESETを受取り、非消去モードの間に保護信号VNPEmの電圧を放電する、第2の入力ノードPGMRを含む。
【0023】
ここで図3を参照すると、時間t0では、消去制御信号DO ERASE(ERD)はハイ(+5.0ボルト)となる。結果として、出力ノードARVSSm(ライン66)でのアレイVSS信号は0ボルトから+5.0ボルトに増加し始める。高い負電圧NEGOUTは+5.0ボルトのレベルから減り始める。Nウェル電圧VNWも+5.0ボルトから減り始める。負電圧NEGOUTが、時間t1で0ボルトに減らされることが可能となる前に約1μsの間電源電位VCC(+5.0ボルト)で維持され、それにより図5に示されるポンプ回路の後の段をポンピングしないようにすることに留意されたい。
【0024】
時間t1では、保護電圧VNPEが約−3.0ボルトへ負に引かれ、負ウェル回路20のプルアップトランジスタの酸化物を保護する。時間t1およびt2間では、ポンプ回路12が動作し、電圧NEGOUTを約−12ボルトにポンピングする。ノードREGIN上の出力信号は電圧NEGOUTに従い、時間t2で約−8ボルトである。さらに、調整された負電位を規定するワードラインWL上の信号は負電圧NEGOUTに従い、時間t2で約−10ボルトである。
【0025】
時間t2では、調整器回路16はその動作を開始し、ワードラインWL上の電圧を約−10ボルトで維持されるべく制御するだろう。負電圧NEGOUTが−12ボルトよりも下になると、時間t3の場合のように、負のコンパレータ信号NEGCOMPはローとなり電圧NEGOUTおよびノードREGINでの出力信号をプルアップするかまたは減じる。それから、時間t4の場合のように、負のコンパレータ信号NEGCONPはハイとなり、負電圧NEGOUTが再び増加するかまたは低くなることを可能にする。このサイクルはワードラインWL上の調整された負電位を与えるために何度も何度も繰り返される。
【0026】
図1の負ポンプ回路12の詳細な概略回路図は図5ないし図7に示される。ここで図5を参照すると、負ポンプ回路12は4の段401、402、403、および404ならびに出力ノード72上に約−12ボルトの高い負電圧NEGOUTを生成するための出力バッファ段405を含む。ポンプ回路の入力は入力ノード74においてである。Nチャネルポンプ選択トランジスタPSのドレインは入力ノード74に接続され、そのゲートは入力選択信号PMPSELnmを受取るべく接続され、かつそのソースはより低い電源電位VSS(接地)に接続される。信号PMPSELnmがハイとなり選択トランジスタPSをオンにするとポンプ回路12が選択され、それによりより低い電源電位VSSへの電流経路ができる。非消去モードにおいて、選択トランジスタPSはオフとなり上の方の電源電位VPPからのいかなるdc電流経路をも妨げる。出力ノード72での負電圧NEGOUTも、非消去モードの間に上の方の電源電位VPPに引かれる。さらに、消去モードの間に選択されない負ウェルおよび負ポンプ回路の出力は上の方の電源電位VPPに引かれる。
【0027】
第1の段401はPチャネルパストランジスタP11、Pチャネル初期化トランジスタP12、PチャネルプリチャージトランジスタP13、および1対の結合キャパシタC1、C7からなる。パストランジスタP11のソースは入力ノード74に接続され、そのドレインは出力ノードbbに接続され、かつそのゲートは内部ノードaaに接続される。初期化トランジスタP12は、そのドレインおよびゲートがともに接続されかつトランジスタP11のソースに接続されるダイオード接続されたトランジスタである。トランジスタP12のソースはトランジスタP11のドレインおよびトランジスタP13のゲートに接続される。トランジスタP13のドレインは内部ノードaaおよびトランジスタP11のゲートに接続される。トランジスタP13のソースはトランジスタP11のソースおよびトランジスタP12のドレインに接続される。トランジスタP11ないしP13のNウェルは上の方の電源電位VPPに接続される。結合キャパシタC1は出力ノードbbと入力ノード76との間に結合されてクロック信号PHI1を受取る。結合キャパシタC7は内部ノードaaと入力ノード78との間に結合されてクロック信号PHI2Aを受取る。結合キャパシタC1およびC7の各々はMOSトランジスタから形成される。
【0028】
第2の段402はその構造において第1の段401と同一であり、かつPチャネルトランジスタP21、P22およびP23ならびに結合キャパシタC2、C8をを含む。第2の段402の入力は入力ノードbbにおいてであり、その出力はノードdにおいてである。結合キャパシタC2は出力ノードdと入力ノード80との間に結合されてクロック信号PHI2を受取る。結合キャパシタC8は内部ノードbと入力ノード82との間に結合されてクロック信号PHI1Aを受取る。第3の段403は同様にその構造において第1の段401と同一であり、かつPチャネルトランジスタP31、P32、P33および結合キャパシタC3、C9を含む。第3の段403の入力はノードdにおいてであり、かつその出力はノードgにおいてである。結合キャパシタC3は出力ノードgと入力ノード76との間に接続されてクロック信号PHI1を受取る。結合キャパシタC9は内部ノードeと入力ノード78との間に結合されてクロック信号PHI2Aを受取る。しかしながら、トランジスタP31、P32およびP33のNウェルが、接合ブレークダウンを防ぐために、電源電位VPPに結合されるのではなく負ウェル電圧VNWnmに結合されることに留意するべきである。
【0029】
第4の段404はその構造において第1の段401に類似しており、かつPチャネルトランジスタP41、P42、P43および結合キャパシタC4、C10を含む。第4の段の入力はノードgにおいてでありかつその出力は出力ノードjにおいてである。結合キャパシタC4はノードjと入力ノード80との間に結合されてクロック信号PHI2を受取る。結合キャパシタC10は内部ノードhと入力ノード82との間に接続されてクロック信号PHI1Aを受取る。ノードjでのフィールドが非常に高いのでキャパシタC4はスタックキャパシタC4aおよびC4bからなることに留意されたい。内部ノードint−jは始めはダイオード接続されたトランジスタD1を介し電源電位VCCに結合される。これは、第4の段のポンピングを妨げるが、第1、第2および第3の段のポンピングは妨げられないのでノードgを負にポンピングする。負ウェル電圧VNWnmが消去の間に接地に引かれると、内部ノードは解除されて第4の段404のポンピングを可能にする。内部ノードはトランジスタD1により1ボルトで初期化されてキャパシタC4をオンにする。トランジスタP41、P42およびP43のソース/ドレイン接合は接合ブレークダウン電圧を増すために「ドーナツ状」である。「ドーナツ(donut )」という言葉はポリシリコンでソース/ドレイン接合を囲むことを指す。
【0030】
出力バッファ段405は第1のバッファ段405a、第2のバッファ段405b、第1の放電トランジスタP5および第2の放電トランジスタP6を含む。第1および第2のバッファ段405aおよび405bはその構造において第4のポンプ段404と類似している。バッファ段405aはpチャネルトランジスタP51、P52およびP53ならびにスタックトキャパシタC5、C11から形成される。段405aの入力はノードjにおいてでありかつその出力はノードmである。内部ノードint−mおよびint−kはダイオード接続されたトランジスタD2、D3により初期化される。同様に、バッファ段405bはPチャネルトランジスタP61、P62およびP63ならびにスタックトキャパシタC6、C12からなる。段405bの入力はノードmにおいてでありかつその出力は出力ノード72においてである。内部ノードint−oおよびint−nはダイオード接続されたトランジスタD4、D5により初期化される。
【0031】
トランジスタP5およびP6は放電経路を与えるダイオード接続されたトランジスタである。消去モードの後に、負電圧はポンプ回路12から放電されなければならない。トランジスタP5およびP6が省かれると、出力バッファ段405の出力ノード72はハイに引かれ、プリチャージトランジスタP63はオフになり内部ノードnでの負電圧はプリチャージキャパシタC12上でトラップされる。この問題を取除くため、トランジスタP5およびP6が出力バッファ段405に加えられた。トランジスタP62のソースが出力ノード72に接続されないことに留意されたい。ポンピングの間、ノードoとノード72との電圧差は約4ボルトである。トランジスタP63はオンにされるが、それは非常に弱くポンプにほとんど影響を及ぼさない。消去の後、出力ノード72は負ウェル回路20により電源電位VPPに引かれる。これによりトランジスタP63のゲートソース電圧Vgsを増加し、かつノードoをゆっくりと放電する。放電がゆっくりしているので、トランジスタP63はオンにされかつノードnはノードmに従う。しかしながら、これにより内部ノードkは負電圧によりトラップされたままになる。この問題はPGMRの部分の間にクロックを駆動し続けかつクロック信号PHI2Aが確実にハイで終るようにすることにより解決される。結果として、消去フィールドは−13ボルトより下に制限される。ダイオード接続された初期化トランジスタP12ないしP62がポンプの初期化を助けるだけでなくポンプの放電を容易にすることに留意されたい。
【0032】
図5に示される負ポンプ回路12の動作はここでは図2の(d)ないし(g)および図4の波形に関して示される。第1のチャージポンプ段401を参照すると、ポンプ回路12が、ポンプ選択信号PMPSELnmがハイになることにより始動されて、選択トランジスタPSを介し入力ノード74を接地に引く。動作サイクルの始動に先立って(すなわち、図2の時間t1の前に)、クロック信号PHI1およびPHI2Aは両方ともハイレベル(+5.0ボルト)であると仮定される。したがって、ノード74がロー(0ボルト)に引かれると、初期化トランジスタP12はノードbbをノード74より1しきい値降下だけ上または1ボルトにするさらに、プリチャージトランジスタP13はノードaaをノードbbよりさらにしきい値降下分だけ上に、または+2ボルトにする。したがって、t1に先立つ時間において、トランジスタP12およびP13は両方ともわずかにオンにされるが、トランジスタP11はオフにされる。
【0033】
結果として、図2(g)のクロック信号PHI2Aが時間t1でキャパシタC7を+5ボルトから0ボルトに駆動すると、ノードaaも同じ5ボルトで降下して−3ボルトになる。これにより、パストランジスタP11のゲート上で大きな電圧の揺れが起こり、このトランジスタはしっかりとオンにされるのでトランジスタP11からのしきい値降下Vtpの損失なしで、入力ノード74での0ボルトが出力ノードbbに渡される。結果として、ノードbbは0ボルトに引かれ、それによりトランジスタP12およびP13をオフにする。
【0034】
トランジスタP11ないしP41ならびにキャパシタC1ないしC4は、並列に接続されたキャパシタを介しクロック信号が入力に結合されるダイオードチェーン型の従来の電圧逓倍器として接続される。ゆえに、各トランジスタにはしきい値電圧Vtpの損失がある。従来の電圧逓倍器についてより詳しく述べるため、ジョン・エフ・ディクソン(John F. Dickson )による論文、固体回路についてのIEEEジャーナル、1976年6月SC−11巻、3号、374ないし378頁、「改良された電圧逓倍器技術を用いるMNOS集積回路のオンチップ高電圧発生(On-CHip High-Voltage Generation in MNOS Integrated Circuits Using An Improved Voltage Multiplier Technique)」を参照する。先行技術の電圧逓倍器と異なり、この発明による負ポンプ回路はその第1の段に初期化トランジスタ(P12)、プリチャージトランジスタ(P13)、およびしきい値電圧降下Vtpを効果的に相殺するための相殺手段として機能するキャパシタC7を含む。トランジスタP12、P13およびキャパシタC7がなければ、パストランジスタP11からのしきい値電圧降下Vtpの分だけ、ノードbbでの電圧はノード74上の電圧とは異なるだろう。同様のしきい値電圧降下は他のポンプ段のパストランジスタP21ないしP41でも起こるだろう。
【0035】
図2(g)のクロック信号PHI2Aが時間t2で+5ボルトに戻ると、ノードaaは+2ボルトに戻りトランジスタP11をオフにする。同時にプリチャージトランジスタP13はオンにされて、しきい値電圧降下なしでノード74での電圧をノードaaに渡す。次に、図2(d)のクロック信号PHI1がキャパシタC1を時間t3で+5ボルトから0ボルトに駆動するとノードbbは−5ボルトへと、より低くされるだろう。この態様において、第1の段の出力ノードbbは−5ボルトにポンピングされた。結果として、第2のチャージポンプ段402はその出力ノードdを、それぞれ図2の(f)および(e)のクロック信号PHIAおよびPHI2によりより高い負電位(すなわち、−7.3ボルト)にポンピングする。第3のポンプ段403はその出力ノードgをクロック信号PHI1およびPHI2Aにより約−8.5ボルトのより高い負電圧にポンピングする。第4の段404はその出力ノードjをクロック信号PHI1AおよびPHI2により−11ボルトにポンピングする。図5のポンプ回路の様々な内部ノードの波形は図4に示される出力ノード72での電圧NEGOUTのそれと同様である。
【0036】
図6では、2つのダイオード接続されたPチャネルトランジスタP7およびP8を介し出力ノード72上の負電圧NEGOUTがノードREGIN(40)に結合されることがわかる。図7では、セクタごとの128のワードラインの各々に対し1つ与えられる複数のダイオード接続されたPチャネルトランジスタP9を介し負電圧NEGOUTがさらにワードラインWLnに結合される。
【0037】
図8は図1の保護回路18の回路構成を示す回路図である。保護回路は第1の対のレベルシフトするダイオード接続されたPチャネルトランジスタP501、P502、クランプするダイオード接続されたPチャネルトランジスタP503、フィルタキャパシタC501、第2の対のレベルシフトするダイオード接続されたPチャネルトランジスタP504、P505、および放電トランジスタP506を含む。保護回路は、ノードREGIN(入力ノード84)上で調整された負電圧を受取り、これはトランジスタP501およびP502を介して出力ノード86に渡されて保護信号VNPEmを生成する。消去の間、ノードREGIN上の調整された負電圧は約−9ボルトであり、かつ電圧VNPEmは約−5ボルトであるがそれは負ウェル回路20のプルアップ素子の酸化物を保護するのに用いられる。消去の後、ノード88(PGMR)に与えられるリセット信号RESETはハイにされてトランジスタP506をオンにし、ノード86上の電圧を放電する。トランジスタP503はノード86を小さな正電圧にクランプするのに役立つ。キャパシタC503はいかなる容量的に導入された雑音をも取除いて妨害を回避する。
【0038】
図1の負ウェル回路20は図9の回路図によって示される。負ウェル回路20は第1のNAND論理ゲート601、インバータゲート602、プルアップトランジスタP601、保護トランジスタP602および第2のNAND論理ゲート603を含む。第2のNANDゲート603はPチャネルトランジスタP603、P604およびNチャネルトランジスタN601、N602からなる。第1のNANDゲート601はノード90(Sn1m)上に第1の入力を有し、消去の間に選択されたセクタにおいてハイにされる消去選択制御信号SECTOR SELECT Nを受取る。第1のNANDゲート601はノード92上に第2の入力を有し、消去信号ERの遅延されたものである信号ERDmを受取る。信号DO ERASEは入力ノード94(NWREL)に与えられるが、それも信号ERの遅延されたものである。ノードNWRELでの信号は約1μsの間ローに保たれ、ポンプ回路12の初期化を助ける。その後、ノードNWRELでの信号は消去信号ERに従う。
【0039】
Sn1mおよびERDmに与えられた信号の両方ともが消去の間ハイであるので、ゲート601の出力はローとなり、それは出力ノード96上の信号ERPUBnmである。この信号ERPUBnmは消去モードの間にアレイ回路22の負荷抵抗器をデコードするのに用いられる。インバータ602の出力は高くなり、それは負ポンプ回路12のNチャネルポンプ選択トランジスタPS(図5)をオンにするノード97上の信号PMPSELnmである。非消去モードの間、信号PMOSELnmはローとなりプルアップトランジスタP601をオンにし、それによりポンプ回路の負電圧NEGOUTが電源電位VPPに接続された出力ノード98をプルアップする。電源電位VPPが電源電位VCC(すなわち、+5ボルト)と同じであることに留意すべきである。しかしながら、消去の間負電圧NEGOUTは−13ボルトよりも高いかもしれない。保護トランジスタP602がなければ、この負電圧は直接プルアップトランジスタP601のドレインに与えられ、それは酸化物に13ボルトの過応力をかける。トランジスタP602のゲートに与えられた約−5ボルトの電圧VNPEmにより、酸化物にかかるフィールドはたったの約8ボルトである。
【0040】
消去の間、ノード94(NWREL)に与えられた信号ERDmもハイとなってNウェル電圧VNWnmである出力ノード100をより低い電源電位VSS(0ボルト)に引くことにも留意されたい。消去の後、負電圧NEGOUT(ノード98)は遅延された消去制御信号ERDmによりゲートされる経路によってプルアップされ、ノード98での負電圧NEGOUTが正に引かれるまでにノード100でのNウェル電圧VNWnmが確実に正電圧(すなわちVPP)になるようにする。
【0041】
図1の負の調整器回路16は図10の回路図に示される。負の調整器回路は外部電源電位VCCに依存しないようノード42(REGIN)を制御することにより消去フィールドを調整するのに利用される。負の調整器回路は基準回路701、プリチャージ回路702、差動コンパレータ703、プリチャージプルアップトランジスタP704、およびダイオード接続されたトランジスタP705からなる。基準回路701はPチャネルトランジスタ701および抵抗器R1、R2からなる分圧器を含む。トランジスタP701のソースは電源電位VCCに接続され、そのゲートはノード102上の信号ERBを受取るべく接続され、かつそのドレインは抵抗器R1の一方の端に接続される。抵抗器R1の他方の端はノード104で抵抗器R2の一方の端に接続される。抵抗器R2の他方の端は電源電位VSSに接続される。信号ERBがローであるので、電圧VCCDIVは消去の間にノード104上で発生する。
【0042】
プリチャージ回路702はNチャネル制御トランジスタN101、N102、Nウェル型キャパシタC1、MOSキャパシタC2、および放電トランジスタP706、N103を含む。入力ノード108に与えられた電圧VREFは約+2ボルトである。ノード44(REGIN)が非消去モードの間に接地されたときに、電圧VREFはキャパシタC1およびC2をプリチャージするのに用いられる。見られるように、キャパシタC1はノード108と電源電位VSSとの間に接続され、かつキャパシタC2はノード108とノード44との間に接続される。消去の間、トランジスタN101およびN102はオフにされ、かつ電圧NEGDIVはノード108上で発生する。消去の後、トランジスタP706およびN103はノード44を放電するのに用いられる。
【0043】
動作において、差動コンパレータ703はノード108上の電圧NEGDIVをノード104上の電圧VCCDIVと比較し、ライン110上の負のコンパレータ出力信号NEGCOMPを生成する。電圧NEGDIVが電圧VCCDIVよりも大きければ、出力信号NEGCOMPはハイとなり、PチャネルプルアップトランジスタP704をオフにする。他方で、電圧NEGDIVが電圧VCCDIVよりも小さければ、出力信号NEGCOMPはローとなってトランジスタP704をオンにし、それによりノード44を電源電位VCCに接続する。結果として、チャージポンプ回路の負電圧NEGOUTはプルアップされる。
【0044】
図11では、図10の差動コンパレータ703の詳細な概略回路図が示されている。差動コンパレータは電流源トランジスタP801、P802、入力トランジスタP803、P804、および負荷トランジスタN801、N802を含む。入力トランジスタP803のゲートはノード108に接続され、かつ入力トランジスタP804のゲートはノード104に接続される。コンパレータ703の出力ノード112はNORゲート805および1対の直列接続されたインバータ806、807を介しノード114に結合される。インバータ807の出力は信号NEGCOMPである。
【0045】
ここで図12を参照すると、図1のアレイVSS回路22の回路図が示されている。アレイ回路22は複数のPチャネル消去プルアップトランジスタP900ないしP907を有する。トランジスタP900ないしP907のソースは電源電位VCCに接続される。これらのトランジスタのゲートは、消去モードの間選択されたセクタに対しローであるデコード信号ERPUB0m−ERPUB7mのうちのそれぞれ1つを受取るべく接続される。これらのトランジスタのドレインは負荷抵抗器R900ないしR907のうちのそれぞれ1つを介し共通ノード116に結合される。ノード116は信号ARVSSmを与え、それは電源電位VCCに引かれて、アレイのセルのソースは消去の間に+5.0ボルトを与えられる。非消去モードの間に、信号ARVSSmは接地される。プルアップトランジスタN901はノード116を接地に引くのに用いられる。しかしながら、トランジスタN901のゲートに与えられた信号が信号ERDmにより遅延されて、プルアップトランジスタP900ないしP907がオフにされてしまうまでトランジスタN901をオフのまま維持することに留意されたい。
【0046】
図13では、アレイ回路22の一部でありかつ遅延消去信号ERに応答してノード120上の遅延された消去制御信号ERDmを生成するのに用いられる、遅延された消去回路118の回路図が示されている。遅延回路118はインバータI1、I2、I3、キャパシタC110、およびトランジスタT101、T102、T103、T104を含む。インバータI1の入力での消去制御信号ERの立下り縁では、その出力はキャパシタC110を充電して上げなければならず、その後トランジスタおよびインバータを介してノード120に送られる。
【0047】
図2の(d)ないし(g)のクロック波形PHI1、PHI2、PHI1AおよびPHI2Aは、図1の負のクロック回路14の回路図である図14の(a)ないし(e)に概略的かつ図解的に示される回路において生成される。これらのクロック波形PHI1、PHI2、PHI1AおよびPHI2Aはそれぞれ出力ノード76、80、82および78(図5)に結合される。特定的には、図2(c)の信号EROSCBは図14(a)において、入力信号OSC(図2(b))およびERSEL(図2(a))に応答して生成される。図14(a)の回路はインバータゲートG1、G2およびNOR論理ゲートG3を含む。クロック信号PHI1は図14(b)において入力信号PHI2(図2(e))、EROSCB(図2(c))およびPHI2A(図2(g))に応答して生成される。図14(b)の回路は、AND論理ゲートG4、NOR論理ゲートG5、およびインバータゲートG6ないしG8を含む。クロック信号PHI1Aは図14(c)において入力信号EROSCBおよびPHI2(図2(e))に応答して生成される。図14(e)の回路はNAND論理ゲートG9およびインバータG10、G11およびG12を含む。
【0048】
図14(d)では、クロック信号PHI2は入力信号PHI1AB、EROSB、およびPHI1DBに応答して生成される。図14(d)の回路はAND論理ゲートG13、NOR論理ゲートG14、およびインバータゲートG15ないしG17を含む。図14(e)においては、クロック信号PHI2Aは信号EROSCBおよびPHI1DBに応答して生成される。図14(e)の回路はNOR論理ゲートG18、およびインバータG19ないしG21を含む。
【0049】
前述の詳細な説明から、この発明がフラッシュ消去の間に、調整された負電位を生成しかつそれをフラッシュEEPROMメモリセルのアレイのワードラインを通して、選択されたメモリセルのコントロールゲートに与えるための改良された負電源を提供することがわかる。負電源は複数のチャージポンプ段からなり高い負電圧を生成するためのチャージポンプ手段と、チャージポンプ手段に結合されてチャージポンプ手段におけるしきい値電圧降下を効果的に相殺するための相殺手段とを含む。さらに、調整器回路は高い負電圧および基準電位に応答して電源電位VCCに依存しないよう調整された負電位を生成するために与えられる。
【0050】
目下この発明の好ましい実施例として考えられているものが図示され述べられてきたが、様々な変更および修正がなされ得ることが当業者により理解され、均等物はこの発明の真の範囲から逸脱することなくその要素の代わりに用いられてもよい。さらに、主要な範囲から逸脱することなく、特定の状況または物質をこの発明の教示に適合させるべく多くの修正がなされても良い。したがって、この発明は発明の実施にあたって考慮された最良の態様として開示される特定の実施例に限定されないことを意図するものであるが、この発明は前掲の特許請求の範囲内のすべての実施例を含むことが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理により構成される、負電源のブロック図である。
【図2】様々な制御信号およびクロック信号のタイミング図である。
【図3】この発明の動作を理解するのに役立つ、図1の様々な信号の状態を示すタイミング図である。
【図4】負ポンプ回路の動作を理解するのに役立つ、図5のある内部ノードでの様々な信号の状態を示すタイミング図である。
【図5】図1の負ポンプ回路の詳細な概略回路図である。
【図6】信号REGINを生成するための回路図である。
【図7】ワードラインに結合された信号NEGOUTを図示する回路図である。
【図8】信号VNPEを生成する図1の保護回路の概略回路図である。
【図9】信号VNWを生成する図1の負ウェル回路の回路図である。
【図10】図1の負の調整器回路の回路図である。
【図11】図10の負のコンパレータ回路の詳細な概略回路図である。
【図12】図1のアレイVSS回路の回路図である。
【図13】遅延された消去信号ERDmを生成するための消去遅延回路の回路図である。
【図14】図5で利用される4相クロック信号を生成するための負のクロック回路の回路図である。
【符号の説明】
VCC 電源電位
12 Pチャネルチャージポンプ回路
14 4段の負のクロック回路
16 負の調整器回路
20 負ウェル回路

Claims (15)

  1. フラッシュ消去の間に、調整された負電位を生成しかつそれをフラッシュEEPROMメモリセルのアレイのワードラインを通して、選択されたメモリセルのコントロールゲートに与えるための負電源であって、
    複数のクロック信号を生成するためのクロック手段(14)と、
    外部電源電位(VCC)および前記クロック信号に応答して高い負電圧を生成するためのチャージポンプ手段(12)とを含み、
    前記チャージポンプ手段が複数のチャージポンプ段(401ないし404)からなり、
    前記複数のチャージポンプ段(401ないし404)の各々は、Pチャネルパストランジスタ(P11…P41)および第1の結合キャパシタ(C1…C4)からなり、前記パストランジスタのソースが入力ノード(74)に接続され、そのドレインが出力ノード(bb)に接続されかつそのゲートが内部ゲート(aa)に接続され、前記第1の結合キャパシタの一方の側が出力ノードに接続されかつその他方の側が前記複数のクロック信号のうちの第1のものを受取るべく接続され、
    前記負電源は、さらに、
    前記チャージポンプ手段の各段に結合されて前記チャージポンプ手段におけるしきい値電圧降下を効果的に相殺するための相殺手段を含み、
    前記相殺手段は、各々がPチャネル初期化トランジスタ(P12…P42)、Pチャネルプリチャージトランジスタ(P13…P43)、および第2の結合キャパシタ(C7…C10)を含む前記チャージポンプ手段の各段に結合され、前記初期化トランジスタのドレインおよびゲートが入力ノードに接続されかつそのソースが出力ノードに接続され、前記プリチャージトランジスタのソースが入力ノードに接続され、そのゲートが出力ノードに接続され、かつそのドレインが内部ノードに接続され、前記第2の結合キャパシタの一方の側も内部ノードに接続されかつその他方の側が前記複数のクロック信号のうちの第2のものを受取るべく接続され、さらに
    前記複数のチャージポンプ段に結合されて消去の間に前記複数のチャージポンプ段のうちのある数の動作を始めのうちは妨げるための負ウェル手段(20)と、
    前記高い負電圧および基準電位に応答して前記チャージポンプ手段が前記高い負電圧を増すことが可能なようにハイレベルであるか、または前記高い負電圧を減じるようにローレベルであるかのいずれかである負のコンパレータ信号を生成し、かつ電源電位(VCC)と独立した前記調整された負電位を生成するための調整手段(16)とを含む、負電源。
  2. 前記高い負電圧が約−12ボルトである、請求項1に記載の負電源。
  3. 前記調整された負電位が約−10ボルトである、請求項1に記載の負電源。
  4. 前記負ウェル手段が消去の始めでの短時間の間電源電位(VCC)に維持される負ウェル信号を生成する、請求項1に記載の負電源。
  5. 前記調整器手段が非反転入力、反転入力、および出力を有する差動コンパレータならびにPチャネルプルアップトランジスタからなり、前記差動コンパレータの非反転入力が前記高い負電圧に結合され、その反転入力が基準電位に結合され、かつその出力が前記Pチャネルプルアップトランジスタのゲートに結合され、前記Pチャネルプルアップトランジスタのソースが電源電位(VCC)に接続され、前記Pチャネルプルアップトランジスタのドレインが前記チャージポンプ手段に結合されて前記調整された負電位を与える、請求項1に記載の負電源。
  6. 前記負ウェル手段に結合されて前記負ウェル手段のプルアップ素子の酸化物を保護する保護信号を生成するための手段をさらに含む、請求項1に記載の負電源。
  7. 消去の間比較的低い正電圧にありかつ選択されたメモリセルのソース領域に与えられるアレイ信号を生成するためのアレイ回路手段をさらに含む、請求項1に記載の負電源。
  8. 基板上に形成されて列および行を規定するフラッシュEEPROMメモリセルのアレイであって、基板は行の少なくとも1つに沿って延びる共通ソースライン、それぞれの列に沿って延びる複数のビットラインを含み、各メモリセルは共通ソースラインに結合されたN型ソース領域、コントロールゲート、フローティングゲート、ビットラインのそれぞれ1つに結合されたN型ドレイン領域およびチャネル領域を含み、各メモリセルは主としてエレクトロンをそのフローティングゲートからそのソース領域に転送することにより消去可能である、アレイにおいて、フラッシュ消去の間に、調整された負電位を生成しかつそれをワードラインを通して、選択されたメモリセルのコントロールゲートに与えるための負電源であって、
    複数のクロック信号を生成するためのクロック手段(14)と、
    外部電源電位(VCC)および前記クロック信号に応答して高い負電圧を生成するためのチャージポンプ手段(12)とを含み、
    前記チャージポンプ手段が複数のチャージポンプ段(401ないし40)からなり、
    前記複数のチャージポンプ段(401ないし404)の各々は、Pチャネルパストランジスタ(P11…P41)および第1の結合キャパシタ(C1…C4)からなり、前記パストランジスタのソースが入力ノード(74)に接続され、そのドレインが出力ノード(bb)に接続されかつそのゲートが内部ゲート(aa)に接続され、前記第1の結合キャパシタの一方の側が出力ノードに接続されかつその他方の側が前記複数のクロック信号のうちの第1のものを受取るべく接続され、
    前記負電源は、さらに、
    前記チャージポンプ手段の各段に結合されて前記チャージポンプ手段におけるしきい値電圧降下を効果的に相殺するための相殺手段を含み、
    前記相殺手段は、各々がPチャネル初期化トランジスタ(P12…P42)、Pチャネルプリチャージトランジスタ(P13…P43)、および第2の結合キャパシタ(C7…C10)を含む前記チャージポンプ手段の各段に結合され、前記初期化トランジスタのドレインおよびゲートが入力ノードに接続されかつそのソースが出力ノードに接続され、前記プリチャージトランジスタのソースが入力ノードに接続され、そのゲートが出力ノードに接続され、かつそのドレインが内部ノードに接続され、前記第2の結合キャパシタの一方の側も内部ノードに接続されかつその他方の側が前記複数のクロック信号のうちの第2のものを受取るべく接続され、さらに
    前記複数のチャージポンプ段に結合されて消去の間に前記複数のチャージポンプ段のうちのある数の動作を始めのうちは妨げるための負ウェル手段(20)と、
    前記高い負電圧および基準電位に応答して、前記チャージポンプ手段が前記高い負電圧を増すことが可能なようにハイレベルであるかまたは前記高い負電圧を減じるようにローレベルであるかのいずれかである負のコンパレータ信号を生成し、かつ電源電位(VCC)と独立した前記調整さたれ負電位を生成するための調整手段(16)とを含む、負電源。
  9. フラッシュEEPROMメモリセルのアレイにおいて、前記高い負電圧が約−12ボルトである、請求項に記載の負電源。
  10. フラッシュEEPROMメモリセルのアレイにおいて、前記調整された負電位が約−10ボルトである、請求項記載の負電源。
  11. フラッシュEEPROMメモリセルのアレイにおいて、前記負ウェル手段が消去の始めでの短時間の間電源電位(VCC)に維持されその後0ボルトに下げられる負ウェル信号を生成する、請求項に記載の負電源。
  12. フラッシュEEPROMメモリセルのアレイにおいて、前記調整器手段が、非反転入力、反転入力、および出力を有する差動コンパレータならびにPチャネルプルアップトランジスタからなり、前記差動コンパレータの非反転入力が前記高い負電圧に結合され、その反転入力が基準電位に結合され、かつその出力が前記Pチャネルプルアップトランジスタのゲートに結合され、前記Pチャネルプルアップトランジスタのソースが電源電位(VCC)に接続され、前記Pチャネルプルアップトランジスタのドレインが前記チャージポンプ手段に結合されて前記調整された負電位を与える、請求項に記載の負電源。
  13. フラッシュEEPROMメモリセルのアレイにおいて、前記負ウェル手段に結合されて前記負ウェル手段のプルアップ素子の酸化物を保護する保護信号を生成するための手段をさらに含む、請求項に記載の負電源。
  14. フラッシュEEPROMメモリセルのアレイにおいて、フラッシュ消去の間比較的低い正電圧にありかつ選択されたメモリセルのソース領域に与えられるアレイ信号を生成するためのアレイ回路手段をさらに含む、請求項に記載の負電源。
  15. フラッシュ消去の間に、調整された負電位を生成しかつそれをフラッシュEEPROMメモリセルのアレイのワードラインを通して、選択されたメモリセルのコントロールゲートに与えるための負電源であって、
    外部電源電位(VCC)およびクロック信号に応答して高い負電圧を生成するためのチャージポンプ手段(12)を含み、
    前記チャージポンプ手段(12)は、関連のしきい値電圧を有する複数のPチャネルパストランジスタ(P11…P41)を含み、さらに
    前記チャージポンプ手段に結合されて、前記複数のPチャネルパストランジスタ(P11…P41)のしきい値電圧による前記チャージポンプ手段におけるしきい値電圧降下を効果的に相殺するための相殺手段と、
    前記高い負電圧および基準電位に応答して、前記チャージポンプ手段が前記高い負電圧を増すことが可能なようにハイレベルであるか、または前記高い負電圧を減じるようにローレベルであるかのいずれかである負のコンパレータ信号を生成し、かつ電源電位(VCC)と独立した前記調整された負電位を生成するための調整手段(16)とを含む、負電源。
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