JP3877426B2 - チャージポンピング回路及び該チャージポンピング回路を持つ不揮発性メモリ装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は半導体メモリ装置に関するものであり、より詳しくはポンピング動作の間に伝達トランジスターのスレショルド電圧が上昇することを抑制するためのチャージポンピング回路に関するものである。
【0002】
最近、半導体工学の早い発展は多くの電子製品の軽量、小型化を可能にさせたし、これにより電子製品内に使用される半導体メモリ装置に対し、単一電源及び低い動作電圧等、多くの要求がなされている。しかし、半導体メモリ装置の種類によっては、フレッシメモリ(フラッシュメモリ)装置において、メモリセルのプログラム及びプログラム検証動作する時、電源電圧Vccに比べて高くされている高電圧を使用するようになる。これにより、フラッシュメモリ装置は、一般的に高電圧(Vpp)が使用され、このためのチャージポンピング回路及びブスティング回路(boosting circuit)を持っている。
【0003】
一般に動作電圧に比べて高い電圧を発生する構造は、ポンピング(pomping)とブスティング(boosting)に多く分類される。昇圧能力から言えば、ポンピング構造がブスティング構造に比べて優秀である。反面、スタンバイ状態(standby state)で消耗される電流から言えば、ブスティング構造ではスタンバイ電流はほとんど0マイクロアンペア(0μA)であり、ポンピング構造は一定量以上消耗される。ブスティング構造の一例がIEEE 1996SYMPOSIUM ON VLSI CIRCUITS DIGEST OF TECHNICAL PAPERS“2.7Vのみの8Mb*16NORフラッシュメモリ(A 2.7Vonly 8Mb*16 NOR Flash Memory)”第172−173頁に掲載された。そして、ポンピング構造による一例は、1976年IEEE J.SOLID−STATE CIRCUIT,VOL.SC−11“改善した電圧マルチプライヤ技術を用いたNMOS集積回路におけるオンチップ高電圧発生(ONーCHIP HIGHーVOLTAGE GENERATION IN NMOS INTEGRATED CIRCUIT USING AN IMPROVED VOLTAGE MULTIPLIER TECHIQUE)”,第374−378頁に掲載された。
【0004】
図1は従来から言及されたポンピング構造の一例として、チャージポンピング回路を示した回路図であり、図2はポンピング回路に印加されるクロック信号の波形を示す波形図である。そして、図3はソースバルク電圧差によるスレショルド電圧の変化を示す図面である。
【0005】
図1を参照すると、従来チャージポンピング回路はプリチャージトランジスターMN0、プリチャージトランジスターMN0と高電圧Vppを出力するための出力端子T1の間に直列に接続される複数の伝達トランジスターMNi(i=1,2,3,…,n)、電圧トランジスターMNiに各々接続される複数のブスティングキャパシターCiからなっている。プリチャージトランジスターMN0は電源電圧Vccが印加されると、ノードN1を電圧VccーVthのレベルにプリチャージする。それのゲート及びドレーンには電源電圧Vccが提供され、そして、それのソースはノードN1に接続されている。
【0006】
伝達トランジスターMNiは各々それのゲート及びドレーンが相互接続され、そして、ソースは次の段に連結される伝達トランジスターのドレーンに接続されている。トランジスターMNiはnチャンネルMOSトランジスターからなっているし、それのバルクは接地されている。
【0007】
キャパシターCi中、奇数番目ブスティングキャパシターCx(x=1,3,5,…,等)の一端子は第1パルス信号P1に駆動され、それの他の端子は対応する奇数番目伝達トランジスターMNxのゲートに各々接続されている。そして、キャパシターCn中、偶数番目ブスティングキャパシターCy(y=2,4,6,…,等)の一つの端子は、第2パルス信号P2に駆動され、そして、それの他の端子は対応する偶数番目伝達トランジスターMNyのゲートに接続されている。第1及び第2パルス信号P1及びP2は、図2に図示されているように、相互重畳されない状態に順番にハイレベル(high level)とローレベル(low level)に印加される。
【0008】
上述したようなチャージポンピング回路によると、各ブスティングキャパシターCiによりブスティングされた電圧を伝達するための伝達トランジスターMNiはポンピング動作が実行されると、各伝達トランジスターMNiのソースとバルクの間の電圧差VSBが漸次的に大きくなる。それと共に、各伝達トランジスターMNiのソースバルク電圧差VSBが大きければ大きいほど、各伝達トランジスターMNiのゲートソース電圧Vgsも大きくなる。
【0009】
図3に図示されているように、伝達トランジスターMNiのソースバルク電圧差VSBが大きくなることによるボディ効果(body effect)により、そのスレショルド電圧Vthが高くなり、それ以上の高電圧ポンピング動作ができなくなる問題点が生じてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的はポンピング動作を実行する場合でも、伝達トランジスターのソースバルク電圧差が一定に維持されるチャージポンピング回路を持つ不揮発性メモリ装置を提供することである。
【0011】
本発明の他の目的はポンピング動作が遂行された後、ウェル電位を早く要求される電位に放電させるためのチャージポンピング回路を持つ不揮発性メモリ装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述したような目的を達成するための本発明の一つの特徴によると、供給電圧のレベルに比べて高いレベルを持つ陽の高電圧を発生するためのチャージポンピング回路において、少なくとも一つの主表面を持つ第1導電型の半導体基板と、前記供給電圧を受け入れるための電源端子と、高電圧を出力するための出力端子と半導体基板に形成され、第1導電型と相反される第2導電型を持って、そして、ポンピング動作が遂行される間にフローティング状態に維持される複数のウェル領域と、各ウェル領域に形成され、電源端子と出力端子の間に直列に接続された複数の伝達トランジスター及び、各伝達トランジスターに各々連結される複数のブスティングキャパシターを含むことを特徴とする。
【0013】
この実施例において、各伝達トランジスターは各々ソース、ドレーン及びゲートを持つPMOSトランジスターから構成され、各PMOSトランジスターのゲート及びドレーンは互いに連結されたダイオードとして動作することを特徴とする。
【0014】
この実施例において、各ブスティングキャパシターは対応するPMOSトランジスターのゲートに各々連結され、ブスティングキャパシター中、奇数番目及び偶数番目キャパシターは重畳されない互いに相反された位相を持つ第1及び第2クロック信号により互いに駆動されることを特徴とする。
【0015】
この実施例において、出力端子に連結され、ポンピング前後に第1放電活性化信号に応答して高電圧のレベルを持つ出力端子を高電圧に比べて低いレベルを持つ第1電圧まで低くするための第1放電手段を付加的に含むことを特徴する。
【0016】
この実施例において、第1電圧は電源電圧のレベルを持つことを特徴とする。この実施例において、第1放電手段は、第1電圧と出力端子の間に形成される電流通路及び、第1放電活性化信号に制御されるゲートを持つPMOSトランジスターを含むことを特徴とする。
【0017】
この実施例において、半導体基板に形成され、第2放電活性化信号に応答してポンピング動作が遂行される間、昇圧された各ウェル領域の電位を供給電圧と接地電位の間の第2電圧へと低くするための複数の放電トランジスターを付加的に含むことを特徴とする。
【0018】
この実施例において、放電トランジスターは各々第2放電活性化信号に共通に制御されるゲート、第2導電型の不純物をドープした領域に形成されたソース及びドレーンを持つ複数のNMOSトランジスターを含み、各ソースは対応するウェル領域に連結され、各ドレーンには第2電圧が共通して提供されることを特徴とする。
【0019】
この実施例において、第2電圧は半導体基板に提供されるバルク電圧のレベルをもつことを特徴とする。
【0020】
この実施例において、第2放電活性化信号は第1放電活性化信号が活性化されることを特徴とする。
【0021】
本発明の他の特徴によると、供給電圧のレベルに比べて、高いレベルを持つ陽の高電圧を発生するためのチャージポンピング回路において、少なくとも一つの主表面を持つ第1導電型の半導体基板と、供給電圧を受け入れるための電源端子と、高電圧を出力するための出力端子と、半導体基板に形成され、第1導電型と相反される第2導電型を持ち、そして、ポンピング動作が遂行される間にフローティング状態に維持される複数のウェル領域と、各ウェル領域に形成され、電源端子と出力端子の間に直列に接続された複数の伝達トランジスター及び、各伝達トランジスターに各々連結されるブスティングキャパシター及び、出力端子に連結され、ポンピング前後に第1放電活性化信号に応答して高電圧のレベルを持つ出力端子を高電圧に比べて低いレベルを持つ第1電圧に低くするための第1放電手段を含むことを特徴とする。
【0022】
本発明の他の特徴によると、供給電圧のレベルに比べて高いレベルを持つ陽の高電圧を発生するためのチャージポンピング回路において、少なくとも一つ以上の主表面を持つ第1導電型の半導体基板と、供給電圧を受け入れるための電源端子と、高電圧を出力するための出力端子と、半導体基板に形成され、第1導電型と相反される第2導電型を持ち、そして、ポンピング動作が遂行される間にフローティング状態に維持される複数のウェル領域と、各ウェル領域に形成され、電源端子と出力端子の間に直列に接続された複数の伝達トランジスターと、各伝達トランジスターに各々連結される複数のブスティングキャパシターと、出力端子に連結され、ポンピング前後に第1放電活性化信号に応答して高電圧のレベルを持つ出力端子を高電圧に比べて低いレベルを持つ第1電圧に低くするための第1放電手段及び、半導体基板に形成され、第2放電活性化信号に応答してポンピング動作が遂行される間、昇圧された各ウェル領域の電位を供給電圧と接地電位の間の第2電圧に低くするための複数の放電トランジスターを持つ第2放電手段を含むことを特徴とする。
【0023】
本発明の他の特徴によると、陰の高電圧を発生するためのチャージポンピング回路において、少なくとも一つの主表面を持つ第1導電型半導体基板と、半導体基板に形成される第1導電型と相反される第2導電型ウェル領域と、陰の高電圧を出力するための出力端子と、半導体基板に形成され、フローティング状態に維持される第1導電型のウェル領域と、各ウェル領域に形成され、接地電位と出力端子の間に直列に接続された複数の伝達トランジスターと、各伝達トランジスターに各々連結される複数のブスティングキャパシターと、第2導電型のウェル領域に形成され、放電活性化信号に応答してポンピング動作が遂行される間に昇圧された各ウェル領域の電位を半導体基板のバルク電圧に低くするための複数の放電トランジスターを含むことを特徴とする。
【0024】
本発明の他の特徴によると、主表面を持つ半導体基板と、半導体基板に形成され、ローとカラムに配列され、そして、各々が電流通路、電荷蓄積電極及び制御電極を持つ電気的に消去及びプログラム可能な複数のメモリセルと、ローに従って、すなわちロー方向に伸張する複数のワードラインと、ワードライン中、一つをアドレシングし、そして、アドレシングされたワードラインをプログラム/プログラム検証動作による電圧に駆動するロー選択回路及び、ロー選択回路に電圧を印加するための電圧印加回路を含み、電圧印加回路は、半導体基板に形成され、フローティングされた複数のウェル領域と、各ウェル領域に形成され、接地電位とメモリセルの制御電極の間に直列に接続された複数の伝達トランジスターと、各伝達トランジスターに各々連結される複数のブスティングキャパシターと、半導体基板に形成され、放電活性化信号に応答してポンピング動作が遂行される間に昇圧される各ウェル領域の電位を半導体基板電圧まで低くするための複数の放電トランジスターを含む。
【0025】
本発明の他の特徴によると、主表面を持つ半導体基板と、半導体基板に形成され、ローとカラムに配列され、そして、各々が電流通路、電荷蓄積電極及び制御電極を持つ電気的に消去及びプログラム可能な複数のメモリセルと、ローを従って伸張する複数のワードラインと、メモリセルを消去するための動作の間にワードラインを消去動作による電圧に駆動するカラム選択回路及び、ロー選択回路に電圧を印加するための電圧印加回路を含み、電圧印加回路は少なくとも主表面を持つ第1導電型の半導体基板と、半導体基板に形成される第1導電型と相反される第2導電型のウェル領域と、半導体基板に形成され、フローティング状態に維持される第1導電型のウェル領域と、各ウェル領域に形成され、接地電位と電圧印加回路の間に直列に接続される複数の伝達トランジスターと、各トランジスターに各々連結される複数のブスティングキャパシターと、第2導電型ウェル領域に形成され、放電活性化信号に応答してポンピング動作が遂行される間に昇圧された各ウェル領域の電位を半導体基板のバルク電圧に低くするための複数の放電トランジスターを含む。
【0026】
(作用)
このような装置により、ポンピング動作を遂行する間に伝達トランジスターをフローティングされたウェルに形成するにより、ポンピング動作が遂行される間、伝達トランジスターのスレショルド電圧を一定に維持することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例による参照図面図4ないし図9により詳細に説明する。後述する説明では本発明のより徹底な理解を提供するため、特定の詳細例に限定して説明するが、該当技術分野に通常の知識を持つ人々によれば、本発明がこのような詳細な項目がなくても前記した説明のみによっても実施できよう。
【0028】
図4及び図5を参照すると、本発明の新規なチャージポンピング回路140及び150には、複数の伝達トランジスターMPi/MNi(ここで、i=1,2,3,…,n)を提供し、伝達トランジスターMNiは、各々半導体基板1に形成されるフローティングされたn型ウェル2に各々形成される。フローティングされたウェル2/12に各々形成される伝達トランジスターMPi/MNiのスレショルド電圧は、ポンピング動作が遂行される間にいつもソースバルク電圧差VSBである寄生ダイオードのスレショルド電圧Vtdに対応する電圧レベルに一定に維持される。これにより、伝達トランジスターMPi/MNiのスレショルド電圧上昇による高電圧ポンピング動作が制限されなく、その結果、低い電源電圧でも安定に高電圧Vppを発生することができる。そして、チャージポンピング回路140及び150は、複数の放電トランジスターBDTiを有し、トランジスターBCTiはポンピング動作が遂行された後、各ウェル2電位を半導体基板1の電圧レベルに早く放電させるようにしている。
【0029】
図4を参照すると、本発明によるチャージポンピング回路を具備した不揮発性メモリ装置の構成を示すブロック図が図示されている。本発明によるNOR型不揮発性メモリ装置は、メモリセルアレイ(memory cell array)100、ロー選択回路(row selecting circuit)120,第1及び第2チャージポンピング回路(first and Secondcharge pumping circuit)140及び150、カラム選択回路(column selecting circuit)160を含む。
【0030】
メモリセルアレイ100は、ローとカラムのマトリックス形態に配列された複数のメモリセルMmn(m=n=1,2,3,…,等)を持ち、本実施例で各メモリセルMmnは電気的に消去及びプログラム可能なトランジスター、すなわち、フラッシュEEPROMである。第1チャージポンピング回路140は、プログラム動作及びプログラム検証動作の間に要求される高電圧Vppを発生し、第2チャージポンピング回路150は、消去動作及び消去リペア動作の間に要求される陰の高電圧Vnppを発生する。
【0031】
ロー選択回路120は、ローに対応するワードラインWLm中、一つを選択し、そして、選択された一つのワードラインをチャージポンピング回路140から提供される高電圧Vppとする。ロー選択回路120は、消去動作が遂行される間に同一なバルクに形成されるメモリセルを同時に消去するためにメモリセルに対応する全てのワードラインを第2チャージポンピング回路150から提供される陰の高電圧Vnppに駆動する。カラム選択回路160はカラムに対応するビットラインBLn中、一つのビットラインを選択して、図面には図示されていないが、感知増幅回路に連結させる。
【0032】
そして、第1チャージポンピング回路140の出力段に連結されたPMOSトランジスター142は信号に応答してポンピング前後に第1チャージポンピング回路140の出力段を電圧VOD1に放電する。ここで、電圧VODは電源電圧Vccのレベルである。又、第2チャージポンピング回路150の出力段に連結されたNMOSトランジスター144は、信号EN_ODに応答してポンピング前後に第2チャージポンピング回路150の出力段を接地電圧に放電する。
【0033】
【実施例】
(第1実施例)
図5は本発明の望ましい第1実施例のチャージポンピング回路を示した回路図である。そして、図6は伝達トランジスターの構造を示した断面図である。
【0034】
再び、図5を参照すると、第1実施例によるチャージポンピング回路は、複数の伝達トランジスターMPi、複数のブスティングキャパシターCi及び複数の放電トランジスターBDTiからなっている。伝達トランジスターMPiのゲート及びドレーンは相互接続され、それのソースはその前段に配列された各伝達トランジスターのドレーンに各々接続されたPMOSトランジスターから構成されている。ただし、一番目伝達トランジスターMP1のソースは電源電圧Vccに連結されている。
【0035】
図6で、各伝達トランジスターMNiは半導体基板1に形成されたフローティングされた複数のn型ウェル領域2に各々形成されている。各伝達トランジスターMPiのソース及びドレーン5及び4はチャンネル領域3を制御するために一定間隔をおいて、対応するn型ウェル領域2に、P+の不純物領域を各々形成することで形成されている。そして、各伝達トランジスターMPiのソース及びドレーン領域4及び5とn型ウェル領域2は、図5に図示されているように、ソース及びドレーン寄生ダイオードDis及びDinとして動作する。図6で三つの伝達トランジスターMP1ーMP3とそれに対応する三つの放電トランジスターBDT1ーBDT3だけを図示したが、余りの伝達及び放電トランジスターも同一な構造を持つ。
【0036】
ブスティングキャパシターCiの一つの端子は、対応する伝達トランジスターMPiのゲートに接続され、そして、その他の端子はパルス信号P1及びP2により各々駆動される。すなわち、奇数番目ブスティングキャパシターCx(x=1,3,…,等)により各々駆動される。ここで、信号P1及びP2の電圧レベルは電源電圧のレベルである。パルス信号P1及びP2は相互重畳されないように順番にハイレベルとローレベルに印加される。
【0037】
放電トランジスターBDTiはポンピング動作が完了された後、昇圧された各ウェル領域の電位を半導体基板1の電位に放電させるために用いられ、NMOSトランジスターから構成されている。NMOSトランジスターBDTiのソース及びドレーン領域7及び8は、図6から知られるように、半導体基板1に形成された対応するウェル領域2の間に各々n型不純物をドーピングして形成されている。そして、それのソース領域7は対応するウェル領域2に電気的に連結されているし、それのドレーン領域8には、図5を参照すると、半導体基板1のバルク電圧(VBD:0V)とされている。放電トランジスターBDTiを構成するNMOSトランジスターのゲートは放電活性化信号(EN_BD)によって制御されている。
【0038】
図7は本発明の第1実施例による動作タイミング図である。本発明の第1実施例によるポンピング動作を、参照図面図5ないし図7に基づいて以下説明する。
【0039】
図7を参照すると、信号(nEN_OD)はポンピング前後にチャージポンピング回路140の出力段を、電圧VODに設定するためのローアクティブ信号である。信号nPGMsはプログラム区間を知らせる信号であり、そして、信号nPGMvfはプログラム動作が遂行された後、プログラム検証する(verify)区間を知らせる信号である。そして、信号EN_BDはプログラム動作が完了した後、フローティングウェル領域2の放電動作を行わせるための信号である。
【0040】
まず、信号nEN_ODがローレベルに維持されている間、チャージポンピング回路140の出力段は、それに制御されるPMOSトランジスター142を通じて電圧VODにチャージされる。ここで、電圧VODは電源電圧Vccのレベルを持つ。
【0041】
その次、プログラム動作を知らせる信号nPGMsがハイレベルからローレベルに遷移され、その結果図面には図示されていないが、発振器により生成されるパルス信号P1がローレベルになり、そして、パルス信号P2がハイレベルになる。これにより、奇数番目伝達トランジスターMP1はターンオンされ、偶数番目伝達トランジスターMP2はターンオフされる。この時、寄生PNダイオードD1sを通じて伝達トランジスターMP1のバルクノードB1は電圧Vcc −Vtd「Vtdは寄生PNダイオードD1sのスレショルド電圧」となる。そして、ノードN1は、パルス信号P1によりターンオンされた伝達トランジスターMP1を通じて電圧Vcc−Vtp1になる。
【0042】
これにより、伝達トランジスターMP1のドレーンとバルクの間に存在する寄生PNダイオードD1dには、電流が流れなくなるターンオフされる。なぜならば、PMOSトランジスターのスレショルド電圧Vtpが、一般的にPNダイオードのスレショルド電圧Vtdに比べて高いからである。それと共に、伝達トランジスターMP2はハイレベルのパルス信号P2が入力され、ターンオフされるので、ノードN1の電圧はそのまま維持される。
【0043】
その次にパルス信号P1がローレベルかハイレベルに遷移され、そして、パルス信号P2がハイレベルからローレベルに遷移される。その結果、伝達トランジスターMP1はターンオフされ、伝達トランジスターMP2はターンオンされる。この時、ノードN1の電圧は下記の数学式1のように表現される。
【0044】
【数1】
【0045】
上記式中、記号C1’はノードN1のキャパシタンス(capacitance)の値である。そして、ローレベルのパルス信号P2によりターンオンされた伝達トランジスターMP2を通じてノードN2は、ノードN1の電圧でスレショルド電圧Vtp2まで下げられた値にチャージされるが、式2には、ノードN2の電圧レベルが表現されている。
【0046】
【数2】
【0047】
伝達トランジスターMP1はハイレベルのパルス信号P1によりターンオフされているので、ノードN1の電圧は、そのチャンネルを通じて電源電圧Vccに流れない。この時、伝達トランジスターMP2のバルクノードB2は、ノードN1の電圧で寄生PNダイオードD2sのスレショルド電圧Vtdまで下がった値にチャージされる。伝達トランジスターMN2に対応するウェル領域の電圧VB2は下記式3に表現される。
【0048】
【数3】
【0049】
式2と式3からわかるように、ポンピング動作が行われている間、伝達トランジスターMPiのバルク、すなわち、ウェル領域2とソース領域4の間の電圧差VSBはいつも寄生PNダイオードDisのスレショルド電圧Vtnに一定に維持される。この結果、伝達トランジスターMPiのバルクとソースの間の電圧差VSBにより、すなわち、ボディ効果による各伝達トランジスターMPiのスレショルド電圧はいつも寄生PNダイオードのスレショルド電圧Vtdに一定に維持される。そして、最終的に出力される高電圧Vppは、式4のように表現される。
【0050】
【数4】
【0051】
以後、プログラム動作が完了すると、すなわち、信号nPGMsがローレベルからハイレベルに遷移されると、パルス信号P1及びP2は非活性化される。
【0052】
通常的に、ノア型フラッシュメモリ装置でプログラム動作が遂行された後、プログラム結果を検証するためのプログラム検証動作が続いて遂行される。この時、プログラム動作で使用される高電圧Vppのレベル(すなわち10V)はプログラム検証動作で使用されるVppのレベル(すなわち6V)に比べて高い。一般的に、プログラム動作が完了された後、プログラム検証動作を遂行するためにチャージポンピング回路140の出力段は、一定レベルとなると、10VからVccに放電れるようになる。これにため、プログラム動作が完了された後、高電圧Vpp:10Vのレベルを持つチャージポンピング回路140の出力段は信号nEN_ODがハイレベルからローレベルに遷移すると、それに制御されるPMOSトランジスター142により電圧(VOD、すなわちVcc)に放電される。
【0053】
これと共に、ポンピング動作が遂行される間に昇圧されたウェル領域の電位を所定レベル(すなわち、半導体基板電圧:VBD)に低くしなければ、次に遂行されるプログラム検証動作する時、必要とする高電圧を得られない。万一、各ウェル領域2がプログラム動作が遂行される間に昇圧された電位に維持されると、プログラム検証動作のためのポンピング動作が遂行される時、ウェル領域2の電位が対応する伝達トランジスターMPiのソース電位に比べて高いので、ボディ効果による伝達トランジスターMPiのスレショルド電圧が昇圧されてチャージポンピング回路140の効率が低下するようになる。これを防止するため、信号nEN_ODに制御される放電トランジスターBDTiが用いられる。信号nEN_ODが活性化され、所定の時間が経過した後、信号EN_BDはローレベルからハイレベルに遷移される。これにより、プログラム動作の間に昇圧された電位を持つフローティングウェル領域2の電位は、信号EN_BDにより活性化される放電トランジスターBDTiを通じて電圧VBDに放電される。
【0054】
前記したように、ポンピング動作が遂行されるにより、伝達トランジスターMPiの各ノードNiの電圧が増加しても、伝達トランジスターMPiのバルク、とすなわち、対応するウェル領域2とソース領域の電圧差は寄生PNダイオードDisのスレショルド電圧Vtdに一定に維持されることになる。これにより、低い電源電圧(low Vcc)でも高い高電圧Vppを得られることができる。
【0055】
(第2実施例)
図8は本発明の好ましい第2実施例による陰の高電圧を発生するチャージポンピング回路を示す回路図である。そして、図9は図8の構造を示す断面図である。
【0056】
第2実施例によるチャージポンピング回路は、陰の高電圧Vppを発生し、第1実施例のそれと同一な構成を持つ。只、図9から知られるように、伝達トランジスターMNiもフローティングウェル領域12に形成されるが、各ウェル領域12はp型半導体基板10に形成されたn型ウェル領域11に形成されている。従って、説明を重複しないため、第2実施例の回路構成及び動作に対しての説明はここでは省略する。
【0057】
以上で、本発明による回路の構成及び動作を前記した説明及び図面により図示したが、これは例を取って説明することにすぎず、本発明の技術的思想及び範囲を外さない範囲内で多様な変化及び変更ができることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】
前記したように、伝達トランジスターのバルク領域をフローティング状態に維持するにより、ポンピング動作が進行されても、それのソースとバルクの間の電圧差は寄生PNダイオードのスレショルド電圧に一定に維持される。これに、低い電源電圧でも高い高電圧を得られることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるチャージポンピング回路を示す回路図
【図2】従来技術の動作タイミング図
【図3】ボディ効果による伝達トランジスターのスレショルド電圧変化を示す図面
【図4】本発明による不揮発性メモリ装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の好ましい第1実施例によるチャージポンピング回路を示す回路図
【図6】本発明の好ましい第1実施例によるチャージポンピング回路の構造を示す端面平面図
【図7】本発明による動作タイミング図
【図8】本発明の望ましい第2実施例によるチャージポンピング回路を示す回路図
【図9】本発明の望ましい第2実施例によるチャージポンピング回路の構造を示す端面平面図
【符号の説明】
100…メモリセルアレイ
120…ロー選択回路
140…第1チャージポンピング回路
150…第2チャージポンピング回路
160…カラム選択回路
Claims (22)
- 供給電圧のレベルに比して高いレベルを持つ陽の高電圧を発生させるためのチャージポンプ回路において、
少なくとも一つの主表面を持つP型半導体基板と、
前記供給電圧を受け入れるための電源端子と、
前記高電圧を出力するための出力端子と、
前記半導体基板に形成され、前記P型と相反するN型を持ち、ポンピング動作が遂行されている間、フーロティング状態に維持される複数のウェル領域と、
前記各々のウェル領域に少なくとも1つずつ形成され、前記電源端子と前記出力端子との間に直列に接続された複数のPMOS伝達トランジスターと、
前記各PMOS伝達トランジスタに各々連結される複数個のブスティングキャパシターと、を含むことを特徴とするチャージポンピング回路。 - 前記各伝達トランジスターは各々ソース、ドレーン及びゲートを持つPMOSトランジスターから構成され、各PMOSトランジスターのゲート及びドレーンは互いに連結されたダイオードとして動作することを特徴とする請求項1に記載のチャージポンピング回路。
- 前記各ブスティングキャパシターは対応するPMOSトランジスターのゲートに各々連結され、ブスティングキャパシター中、奇数番目及び偶数番目キャパシターは重畳されない互いに相反された位相を持つ第1及び第2クロック信号により互いに駆動されることを特徴とする請求項2に記載のチャージポンピング回路。
- 前記出力端子に連結され、ポンピング前後に第1放電活性化信号に応答して高電圧のレベルを持つ前記出力端子を該高電圧に比べて低いレベルを持つ第1電圧に低くするための第1放電手段を付加的に含むことを特徴とする請求項2に記載のチャージポンピング回路。
- 前記第1電圧は電源電圧のレベルを持つことを特徴とする請求項4に記載のチャージポンピング回路。
- 前記第1放電手段は前記第1電圧と前記出力端子の間に形成される電流通路及び、前記第1放電活性化信号に制御されるゲートを持つPMOSトランジスターを含むことを特徴とする請求項4に記載のチャージポンピング回路。
- 前記半導体基板に形成され、第2放電活性化信号に応答して前記ポンピング動作が遂行される間に昇圧された前記各
ウェル領域の電位を前記供給電圧と接地電位の間の第2電圧に低くするための複数の放電トランジスターを付加的に含むことを特徴とする請求項4に記載のチャージポンピング回路。 - 前記放電トランジスターは各々前記第2放電活性化信号に共通に制御されるゲート、前記第2導電型の不純物の不純物に形成されたソース及びドレーンを持つ複数のNMOSトランジスターを含み、前記各ソースは対応する前記ウェル領域に連結され、そして、前記各ドレーンは前記第2電圧を共通に提供してもらうことを特徴とする請求項7に記載のチャージポンピング回路。
- 前記第2電圧は前記半導体基板に提供されるバルク電圧のレベルを持つことを特徴とする請求項8に記載のチャージポンピング回路。
- 前記第2放電活性化信号は前記第1放電活性化信号が活性化された後、活性化されることを特徴とするチャージポンピング回路。
- 供給電圧のレベルに比べて高いレベルを持つ陽の高電圧を発生するためのチャージポンピング回路において、
少なくとも一つの主表面を持つP型の半導体基板と、
前記供給電圧を受け入れるための電源端子と、
前記高電圧を出力するための出力端子と、
前記半導体基板に形成され、前記P型と相反するN型を持ち、そして、ポンピング動作が遂行される間にフローティング状態に維持される複数のウェル領域と、
前記各々のウェル領域に少なくとも1つずつ形成され、前記電源端子と前記出力端子の間に直列に接続された複数のPMOS伝達トランジスターと、
前記各PMOS伝達トランジスターに各々連結される複数のブスティングキャパシター及び、
前記出力端子に連結され、ポンピング前後に第1活性化信号に応答して前記高電圧のレベルを持つ前記出力端子を前記高電圧に比べて低いレベルを持つ第1電圧に低くするための第1放電手段を含むことを特徴とするチャージポンピング回路。 - 供給電圧のレベルにより高いレベルを持つ陽の高電圧を発生するためのチャージポンピング回路において、
少なくとも一つの主表面を持つP型の半導体基板と、
前記供給電圧を受け入れるための電源端子と、
前記高電圧を出力するための出力端子と、
前記半導体基板に形成され、前記P型と相反するN型を持ち、そして、ポンピング動作が遂行される間にフローティング状態に維持される複数のウェル領域と、
前記各々のウェル領域に少なくとも1つずつ形成され、前記電源端子と前記出力端子の間に直列に接続された複数のPMOS伝達トランジスターと、
前記各PMOS伝達トランジスターに各々連結される複数のブスティングキャパシターと、
前記出力端子に連結され、前記ポンピング前後に第1放電活性化信号に応答して前記高電圧のレベル持つ前記出力端子を前記高電圧に比べて低いレベルを持つ第1電圧にひくくするための第1放電手段及び、
前記半導体基板に形成され、第2放電活性化信号に応答してポンピング動作が遂行される間、昇圧された前記各ウェル領域の電位を前記供給電圧と接地電位の間の第2電圧に低くするための複数の放電トランジスターを持つ第2放電手段を含むことを特徴とするチャージポンピング回路。 - 前記各伝達トランジスターは各々ソース、ドレーン及びゲートを持つPMOSトランジスターから構成され、前記各PMOSトランジスターのゲート及びドレーンは互いに連結されたダイオードとして動作することを特徴とする請求項12に記載のチャージポンピング回路。
- 前記第1電圧は電源電圧のレベルを持ち、前記供給電圧は前記電源電圧のレベルを持つ特徴とする特徴とする請求項12に記載のチャージポンピング回路。
- 前記第1放電手段は前記第1電圧と前記出力端子の間に形成される電流通路及び、前記第1放電活性化信号に制御されるゲートをPMOSトランジスターを含むことを特徴とする請求項12に記載のチャージポンピング回路。
- 前記放電トランジスターは各々前記第2放電活性化信号に共通に制御されるゲート、前記第2導電型の不純物に形成されたソース及びドレーンを持ち、前記各ソースは対応する前記ウェル領域に連結され、そして、前記各ドレーンは前記第2電圧を共通に提供してもらうことを特徴とする請求項12に記載のチャージポンピング回路。
- 前記第2電圧は前記半導体基板に提供されるバルク電圧のレベルを持つことを特徴とする請求項16に記載のチャージポンピング回路。
- 前記第2放電活性化信号は前記第1放電活性化信号が活性化された後、活性化されることを特徴とするチャージポンピング回路。
- 陰の高電圧を発生させるためのチャージポンピング回路において、
少なくとも一つの主表面を持つP型半導体基板と、
前記半導体基板に形成される前記P型と相反するN型のウェル領域と、
前記陰の高電圧を出力するための出力端子と、
前記N型のウェル領域に形成され、フローティング状態に維持されるP型のウェル領域と、
前記各々のP型のウェル領域に少なくとも1つずつ形成され、接地電位と前記出力端子の間に直列に接続された複数のNMOS伝達トランジスターと、
前記各NMOS伝達トランジスターに各々連結される複数のブスティングキャパシターと、
前記N型のウェル領域に形成され、放電活性化信号に応答してポンピング動作が遂行される間に昇圧された前記各ウェル領域の電位を前記半導体基板のバルク電圧に低くするための複数の放電トランジスターを含むことを特徴とするチャージポンピング回路。 - 前記放電トランジスターは各々前記放電活性化信号に共通に制御されるゲート、前記第2導電型の不純物に形成されたソース及びドレーンを持つ複数のNMOSトランジスターを含み、前記各ソースは対応する前記ウェル領域に連結され、そして、前記各ドレーンは前記第2電圧を共通に提供してもらうことを特徴とするチャージポンピング回路。
- 主表面を持つP型の半導体基板と、
前記半導体基板に形成され、ローとカラムに配列され、そして、各々が電流通路、電荷蓄積電極及び制御電極を持つ電気的に消去及びプログラム可能な複数のメモリセルと、
前記ロー方向に伸張する複数のワードラインと、
前記ワードライン中、一つをアドレシングし、そして、前記アドレシングされたワードラインをプログラム/プログラム検証動作による電圧に駆動するロー選択回路及び、
前記ロー選択回路に前記電圧を印加するための電圧印加回路を含み、
前記電圧印加回路は、
前記半導体基板に形成され、前記P型と相反するN型を有し、フローティングされた複数のウェル領域と、
前記各々のウェル領域に少なくとも1つずつ形成され、接地電位と前記メモリセルの制御電極の間に直列に接続された複数のPMOS伝達トランジスターと、
前記各PMOS伝達トランジスターに各々伝達される複数のブスティングキャパシターと、前記半導体基板に形成され、放電活性化信号に応答してポンピング動作が遂行される間に、昇圧される前記各ウェル領域の電位を半導体基板電圧に低くするための複数の放電トランジスターを含む不揮発性メモリ装置。 - 主表面を持つP型の半導体基板と、
前記半導体基板に形成され、ローとカラムに配列され、そして、各々が電流通路、電荷蓄積電極及び制御電極を持つ電気的に消去及びプログラム可能な複数のメモリセルと、
前記ロー方向に伸張する複数のワードラインと、
前記メモリセルを消去するための動作の間に前記ワードラインを前記消去動作による電圧に駆動するロー選択回路及び、
前記ロー選択回路に前記電圧を印加するための電圧印加回路を含み、
前記電圧印加回路は、前記半導体基板に形成される前記P型と相反するN型のウェル領域と、
前記N型のウェル領域に形成され、フローティング状態に維持されるP型のウェル領域と、
前記各々のP型のウェル領域に少なくとも1つずつ形成され、接地電位と前記電圧印加回路の間に直列に接続された複数のNMOS伝達トランジスターと、
前記各NMOS伝達トランジスターに各々連結される複数のブスティングキャパシターと、
前記N型のウェル領域に形成され、放電活性化信号に応答してポンピング動作が遂行される昇圧された前記各ウェル領域の電位を前記半導体基板のバルク電圧に低くするための複数の放電トランジスターを含む不揮発性メモリ装置。
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