JP3634659B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレクトリックコンデンサマイクを駆動するために用いて好適な、半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンデンサマイクロホン(ECM)は、音声などの空気振動を容量値の変化という電気信号に変換するための素子である。その出力信号は極めて微弱なものであり、これを増幅するための素子には、入力インピーダンスが高く、高ゲインが得られ、且つ低ノイズであるという特性が求められる。
【0003】
斯かる要求に適切な素子として、接合型FET素子(J−FET)や、MOS型FET素子等があげられる。このうちJ−FET素子は、BIP型ICに集積化が容易である等の特徴を有している。(例えば、特開昭58−197885号)。
【0004】
図8にこの種のJ−FET(Pチャネル型)装置を示した。まずP型の半導体基板1には、N型のエピタキシャル層2が積層され、この間には、N+型の埋込層3が形成されている。この埋込層3を囲むようにP+型の分離領域4がエピタキシャル層2表面から半導体基板1に貫通して形成され、島領域5を形成している。
【0005】
また島領域5の表面には、N+型のトップゲート領域6が形成され、このトップゲート領域6の下層には、P型のチャネル領域7が形成されている。前記チャネル領域の両端には、P型のソース領域8、P型のドレイン領域9が形成され、外側には高濃度のゲートコンタクト領域10が形成されている。
【0006】
更に、絶縁膜を介して、ソース電極11S、ドレイン電極11Dおよびゲート電極11Gが形成されて、Pチャネル型のJ−FETとして構成される。
【0007】
ゲート領域にPN接合が形成されているためここを逆バイアスし、空乏層の大小によりドレイン電流の制御を行っている。
【0008】
また、集積化した場合は、他の島領域5には、P型のベース領域12とN+型のエミッタ領域13及びN+型のコレクタコンタクト領域14を形成している。NPNトランジスタ等の素子は、J−FETが受けた信号を処理する集積回路網を構成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、斯かる素子をエレクトリックマイクコンデンサの信号増幅用途に用いるときは、半導体集積回路上に電極パッドよりも遙かに大きな面積の拡張電極15を設けることを要求される場合がある。
【0010】
この様な場合、絶縁膜16を挟んで拡張電極15とエピタキシャル層2とで形成される容量C1、およびエピタキシャル層2と基板1とで形成されるPN接合容量C2とが寄生的に発生し、これらが基板バイアスした接地電位GNDに接続される。これらの容量値は数十pFにも達し、決して無視できないレベルの値となる。
【0011】
図9に容量C1、C2を含めた回路図を示した。エレクトリックコンデンサマイクECMの一端がJ−FET17のゲート(入力端子)に接続され、J−FET17のソースが接地され、ドレインが出力端子OUTに接続される。出力端子OUTは、同一基板上に形成されたNPNトランジスタ等からなる集積回路網に接続される。そして、J−FET17のゲートと接地電位GNDとの間に、上記した容量C1、C2が直列接続される。すると、エレクトリックコンデンサマイクECMから出力された信号が容量C1、C2を介して接地電位GNDに流出し(図示電流i)、J−FET17のゲートに印加される信号レベルが低下して、好ましい出力電圧が得られないという欠点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は前述の課題に鑑みて成され、一導電型の半導体基板と、前記基板の上に形成した逆導電型の半導体層と、前記半導体層を分離した島領域と、前記島領域に形成した入力トランジスタと、前記半導体層に表面を被覆する絶縁膜と、前記入力トランジスタの入力端子に接続され前記絶縁膜の上に延在された拡張電極とを備え、
前記拡張電極下部の前記半導体基板の比抵抗が部分的に高く設定されていることを特徴とするものであり、これによって、拡張電極から接地電位GNDへの信号の流出を防止するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
図1は本発明の半導体装置を示す断面図である。電界効果トランジスタJ−FETとしてNチャネル型の素子を形成し、更にはNPNトランジスタと共に同一基板上に集積化したものである。
【0015】
図中、符号21は単結晶シリコン半導体基板を示す。一般的なバイポーラ型集積回路に用いられる基板の比抵抗が2〜4Ω・cm程度、高い場合でも40〜60Ω・cmであるのに対して、本願の半導体基板21は比抵抗が100〜5000Ω・cmと高いものを用いる。
【0016】
半導体基板21の表面にはN+埋め込み層22を形成し、その上に形成したN型のエピタキシャル層23をP+分離領域24で接合分離して複数の島領域25を形成する。島領域25の1つには、N+埋め込み層22に重畳してP+埋め込み層26が設けられ、P+埋め込み層26は島領域25の表面から拡散により形成したPウェル領域27と連結している。Pウェル領域27の表面には、N型のチャネル領域28とP+型のトップゲート領域29を設け、チャネルを構成するN型チャネル領域28をエピタキシャル層23表面から下方に埋め込んでいる。Pウェル領域27がバックゲートとなる。
【0017】
チャネル領域28とトップゲート領域29の端部に重畳して、ウェル領域27の低濃度拡散表面を覆うように、P+型のゲートコンタクト領域30が形成される。更に、チャネル領域28を貫通するようにして、N+型のソース領域31とドレイン領域32とが形成される。このトランジスタは、ゲートに印加される電位に応じてチャネル領域28内に空乏層を形成し、ソース・ドレイン間のチャネル電流を制御する。符号33がソース電極、符号34がドレイン電極、同じく符号35がゲート電極である。
【0018】
他方の島領域25には、表面にP型のベース領域36を形成し、ベース領域36の表面にN+エミッタ領域37を形成して、島領域25をコレクタとするNPNトランジスタとする。符号38はN+コレクタコンタクト領域である。また、符号39はエミッタ電極、符号40はベース電極、符号41はコレクタ電極である。
【0019】
これらの電極群は、対応する各拡散領域の表面にオーミック接触すると共に、エピタキシャル層23表面を被覆するシリコン酸化膜42の上を延在し、各回路素子間を接続して集積回路網を形成する。このうち、J−FETのゲートに接続されるゲート電極35は、酸化膜42の上を拡張されて、例えば直径が1.0〜1.5mmの円形パターンからなる拡張電極43に連続する。拡張電極43が、エレクトリックコンデンサマイクに接続される。
【0020】
拡張電極43の下部は、酸化膜42を挟んでP+分離領域24で囲まれた島領域25の一つが位置し、更にその下部には高比抵抗の半導体基板21が位置する。N+埋め込み層22は設けない。また、回路素子を収納することもない。そして、拡張電極43の下部を除く半導体基板21の表面には、半導体基板21の比抵抗よりも低い比抵抗が得られるように、P型の拡散領域44を形成している。これによって、P+分離領域24はエピタキシャル層23表面からP型拡散領域44に達している。
【0021】
拡散領域44は、従来の半導体基板が受け持っていた役割を担うものとして形成されている。拡散深さを10〜20μmとし、ピークの不純物濃度で1E16atoms/cm−3程度、比抵抗ρが1乃至4Ω・cm程度のプロファイルを持つ拡散領域とする。この程度の高不純物濃度の拡散領域を設けることにより、島領域25と島領域25との間のリーク電流等を防止する。また、拡散領域44に対して接合分離するために与える接地電位GNDは、P+分離領域24の表面に形成した電極45によって、分離領域24を介して供給するように構成している。拡張電極44下部の島領域25は電位を印加しないフローティング状態で利用する構成としている。同じくJ−FET素子を形成した島領域25自体もフローティング状態で利用する構成とした。なお、半導体基板21は200〜400μmもの厚みを有している。また、基板21の裏面電極に接地電位を印加するかは任意である。
【0022】
図2は、この半導体装置の全体像を示す平面図である。チップサイズが略2.5×3.0mm程度の半導体チップ50のほぼ中央部分に、直径が1.0〜1.5mm程度の拡張電極43が設けられており、拡張電極43の一部が延在してJ−FET素子51のゲート電極35に接続されている。半導体チップ50の周辺部には、外部接続用のボンディングパッド52が複数個配置されている。ボンディングパッド52は、1辺が100〜300μmの正方形を有する。他の回路素子、例えばNPNトランジスタ、抵抗素子、容量素子などは、拡張電極43を除いた領域に、拡張電極43を取り囲むようにして配置されている。
【0023】
斯様に、拡張電極44の下部の半導体基板21を高比抵抗にしたことによって、半導体基板21の直列抵抗Rが極めて大になり、回路的には殆ど絶縁状態にしたと言っても過言ではない。従って、酸化膜42を誘電体として拡張電極43と島領域25とで構成される容量C1、及び島領域25と半導体基板21とのPN接合で形成される容量C2とが形成されたとしても、直列抵抗Rの働きによって容量C2から先の接続をほぼ絶縁状態にする事が出来る。また、島領域25とP+分離領域24とのPN接合によっても容量C3が発生して、容量C1と接地電位GNDとの間を接続するものの、面積比で考慮すれば容量C3は無視し得る範囲内(数十pFに対して数mpF)の容量値である。容量C3をも考慮するので有れば、少なくとも拡張電極43を囲む分離領域24表面には接地電極を配置しないパターン設計が望ましい。
【0024】
この様に、接地電位GNDへの経路をほぼ絶縁状態にすることによって、拡張電極から接地電位GNDへの寄生電流の発生を防止し、入力信号の振幅レベル低下を防止する事が出来る。
【0025】
以下に、本発明の製造方法を図3〜図6を用いて説明する。
【0026】
第1工程:図3(A)参照
上記したとおりの高比抵抗の半導体基板21を用意する。P型を出発点としているが、例えば1000Ω・cm以上ともなれば導電型を定義することが難しく、イントリシック(i)層と称しても良い。表面を熱酸化して酸化膜60を形成し、その上にレジストマスク61を形成する。レジストマスク61によって、拡張電極43を配置すべき領域を除く基板21の全表面に選択的にボロン(B)を導入する。
【0027】
第2工程:図3(B)参照
全体に1100℃、数時間の熱処理を与え、導入したボロンを熱拡散して、基板21の表面にP型の拡散領域44を形成する。拡散深さと不純物濃度は上記したとおりである
第3工程:図4(A)参照
表面を熱酸化して酸化膜を形成し、ホトエッチング手法によって酸化膜に開口部分を形成する。該開口部分に露出する半導体基板21表面に、アンチモン(Sb)を拡散してN+型の埋め込み層22を形成する。続いて、酸化膜を形成し直し、再度ホトエッチング手法によって酸化膜に開口部分を形成し、基板21表面にボロン(B)をイオン注入してP+型の埋込層26および分離領域24aを形成する。
【0028】
第4工程:図4(B)参照
続いて、前記イオン注入用の酸化膜マスクを取り除いた後、N型のエピタキシャル層23を気相成長法によって形成する。膜厚は5〜12μmとし、比抵抗ρ=5〜20Ω・cmとする。
【0029】
エピタキシャル層を形成した後、エピタキシャル層23の表面にSi酸化膜を形成し、ホトエッチング手法によって該Si酸化膜に開口部を形成する。この開口部を通してボロン(B、BF2)をイオン注入してP型のウェル領域27を形成し、全体に1100℃、1〜3時間程度の熱処理を与える。
【0030】
第5工程:図5(A)参照
続いて、前記の熱処理によりエピタキシャル層23表面に成長したSi酸化膜の上にイオン注入用のレジストマスクを形成し、上側の分離領域24bに対応する部分の開口部を介してP型の不純物、ここではボロンをイオン注入する。そして前記レジストマスクを除去した後、上側と下側の分離領域24a、24bが結合するまで、そしてP型埋め込み層26とP型ウェル領域27とが結合するまで、同じく1100℃、1〜3時間程度の熱処理で拡散する。分離領域24によって、エピタキシャル層23が接合型電界効果トランジスタ(J−FET)等を形成すべき島領域25に接合分離される。
【0031】
第6工程:図5(B)参照
先の熱処理によってエピタキシャル層23表面に成長したSiO2膜を除去した後、再度500Å程度のSiO2膜を付け直す。SiO2膜上にホトレジスト膜によりイオン注入用マスクを付け、NPNトランジスタのベース領域36ゲートコンタクト領域30に対応する部分を開口し、ここにベースの不純物であるボロンをイオン注入する。そしてレジストマスク除去の後、1100℃、1〜2時間の熱処理によりベース拡散を行う。ベース領域36とゲートコンタクト領域30はP型ウェル領域27よりは浅い拡散領域とし、ゲートコンタクト領域30はP型ウェル領域27とN型島領域25とのPN接合の上部を覆うようにして配置されている。即ち、ゲートコンタクト領域30はP型ウェル領域27の周辺部分を環状に取り囲んでいる。そして、再度イオン注入用マスクを付け直し、形成予定のエミッタ領域37、ソース領域31、ドレイン領域32およびコレクタコンタクト領域38に対応する部分を開口し、ここにN型の不純物であるヒ素またはリンをイオン注入する。
【0032】
第7工程:図6(A)参照
更に、レジストマスクを付け直して、チャネル領域28に対応する部分のSi酸化膜上に開口部62を具備するマスク層63を形成する。開口部62の端は、ゲートコンタクト領域30の上部に位置して、ウェル領域27の表面及び環状に形成されたゲートコンタクト領域30の内周端近傍の表面を露出する。そして、マスク層63の開口部を通してN型の不純物であるヒ素またはリンを1×1012〜1013atoms/cmでイオン注入し、チャネル領域28を形成する。
【0033】
マスク層63をそのままに、開口部62を通してP型の不純物であるB又はBFを1×1013〜1014atoms/cmでイオン注入し、トップゲート領域29を形成する。
【0034】
その後前記イオン注入用マスクを取り除き、1000℃、30〜1時間のエミッタ拡散を行ってエミッタ領域37、ソース領域31、ドレイン領域32を熱拡散すると共に、チャネル領域28とトップゲート領域29を熱拡散する。尚、エミッタ熱拡散の後にチャネル領域28とトップゲート領域29のイオン注入と熱処理を行っても良い。
【0035】
第8工程:図6(B)参照
これらの熱処理によってエピタキシャル層23表面に形成されたシリコン酸化膜64に、一般的なホトエッチング手法によってコンタクト孔65を形成する。拡張電極43を形成すべき領域には、既に膜厚8000〜20000Åのシリコン酸化膜64が形成されている。これらの酸化膜厚を更に厚くするためにCVD酸化膜、SiN膜等を形成しても良い。
【0036】
そして、全面にアルミニウム材料をスパッタあるいは蒸着手法によって膜厚1.0〜3.0μm膜厚に形成し、一般的なホトエッチング手法によってホトエッチングすることにより、ソース電極33、ドレイン電極34、ゲート電極35、エミッタ電極39、ベース電極40、コレクタ電極41、接地電極45、及び拡張電極43を形成して、図1の構成を得る。
【0037】
図7は、製造方法の第2の実施の形態を示す断面図である。先の製造方法は、高比抵抗基板21を用いて、拡張電極の下部を高比抵抗状態にした。本例は、拡張電極43の下部に選択的にN型不純物(砒素、アンチモン等)を拡散して、結果的に導電型を相殺して比抵抗を増大する手法である。
【0038】
すなわち図7(A)に示したように、通常のバイポーラ型集積回路に多用されている、比抵抗が2〜4Ω・cmのP型基板21を準備し、基板21表面に選択マスクを形成し、拡張電極43の下部となる領域に選択的にN型不純物(砒素、アンチモン等)をイオン注入し、これを熱拡散することによって高比抵抗領域70を形成する。高比抵抗領域70の比抵抗は100〜5000Ω・cmとなるように、そのドーズ量と熱処理が選択される。
【0039】
その後、図4(A)〜図6(B)までの工程と同様の工程を経ることにより、図6(B)に示したように、拡張電極下部の基板21表面に高比抵抗領域70を形成した構造を得ることが出来る。
【0040】
上記の実施例は、J−FETとしてNチャネル型を例にしたが、Pチャネル型J−FETを形成することも可能である。また、入力トランジスタとしてJ−FETを例にしたが、Nチャネル、Pチャネル型のMOSFET素子を用いたものでも良い。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、値の大きな容量C1、C2を不可避的に発生させる拡張電極43の下部の基板21を、選択的に高比抵抗の状態にしたので、容量C2から先をほぼ絶縁状態にすることができ、これによってエレクトリックコンデンサマイクから入力された信号が流出して信号レベルを低下させるという従来の不具合を解消出来る。
【0042】
また、基板21として高比抵抗基板を用いた場合は、回路素子下部に拡散領域44を設けることにより、従来の基板が果たしていた役割を代行させ、島領域25間のリーク防止など、回路素子間の接合分離を達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明する為の断面図である。
【図2】本発明を説明する為の平面図である。
【図3】本発明の製造方法を説明する為の断面図である。
【図4】本発明の製造方法を説明する為の断面図である。
【図5】本発明の製造方法を説明する為の断面図である。
【図6】本発明の製造方法を説明する為の断面図である。
【図7】本発明の製造方法を説明する為の断面図である。
【図8】従来例を説明するための断面図である。
【図9】従来例を説明するための回路図である。

Claims (5)

  1. 一導電型の半導体基板と、前記基板の上に形成した逆導電型の半導体層と、前記半導体層を前記基板表面に形成した一導電型の拡散領域と前記半導体層に形成した一導電型の分離領域とで分離した島領域と、前記島領域に形成した入力トランジスタと、前記半導体層の表面を被覆する絶縁膜と、前記入力トランジスタの入力端子に接続されたエレクトリックコンデンサマイクの一方の電極であり前記絶縁膜上に延在されて容量を形成する拡張電極とを備え、
    前記半導体基板の比抵抗を100Ω・cm以上に設定し、前記拡張電極の下の半導体層と前記基板とでPN接合を形成することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記入力トランジスタは接合型電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記半導体基板の比抵抗が100〜5000Ω・cmとしたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記一導電型の拡散領域に接地電位を印加する為の電極配線を形成したことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記接地電位を印加する為の電極配線を、前記半導体層の表面から前記分離領域の表面に形成したことを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
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