JP3621950B2 - 半導体装置を形成する方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的にはメモリ集積回路の製造に関し、かつより特定的には、金属トランジスタコンタクトプラグを高いKの誘電体DRAM容量の酸素アニールから保護することに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体産業は現在組込み強誘電体DRAM(embedded ferroelectric DRAM)を含む半導体製品を開発している。言い換えれば、伝統的なMOSトランジスタ論理は今や埋込みまたは組込み強誘電体DRAMを提供するため強誘電体DRAMメモリアレイと共にオンチップで集積することが考えられている。しかしながら、伝統的なMOSトランジスタ技術と新種の(exotic)材料、新種のアニール、および強誘電体処理の新しいエッチング化学の組合せは強誘電体装置を伝統的なMOS装置と共に集積する場合にプロセスの両立性に関し大きな懸念を引き起こす。これらの懸念の1つは従来技術の図1に示されている。
【0003】
図1は、基板10を示している。電流電極12および14が基板10内に形成されてトランジスタのソースおよびドレイン電極を形成している。該トランジスタのゲート電極16は図1に示されるように形成される。誘電体層22が被着されかつパターニングされてコンタクト開口18および20を形成する。第1の実施形態では、コンタクト開口18および20は多結晶シリコン(polysilicon)材料によって詰められ(plugged)または充填される(filled)。多結晶シリコンプラグ18は電極14を上に横たわるDRAM強誘電体容量24にコンタクトするために使用される。図1に示される例では、強誘電体容量24の底部または下部容量電極23は他方の容量層の被着の前に被着されかつパターニングされる。DRAM容量24の層の被着はプラグ18が強誘電体の新種のアニールおよび材料に不都合な露出を生じるのを防止する。しかしながら、多結晶シリコンプラグ20は該多結晶シリコンプラグ20を上に横たわる金属層にコンタクトするために新種の強誘電体処理に露出されたままとされる。容量24の形成の間のこのプラグ20の露出は組込みDRAM構造製品における望ましくない歩留りの低下および集積の問題を生じさせる。
【0004】
第1に、容量24を形成するために使用される多くの強誘電体材料は容量の誘電体を機能できるものとするために酸素アニールを必要とする。多結晶シリコンプラグ20はこの酸素アニールに露出され、それは現在の伝統的な処理はこのプラグ20を保護することができないためである。プラグ20は伝統的には多結晶シリコンであるから、多結晶シリコン導電性プラグ20は容量24を形成するために使用される酸素アニール処理により酸化を始めることになる。プラグ20の頭部のこの酸化はいくつかの集積の問題を生じさせる。第1に、プラグ20への電気的コンタクトはプラグ20の上の頭部酸化物層のためより困難にされる。さらに、多結晶シリコンが二酸化シリコン(SiO)に変換される際の多結晶シリコンに対する膨脹係数(coefficient of expansion)はほぼ2.2でありかつプラグ20、基板、および上に横たわる導電層内で何らかの不必要な機械的ストレスを生じる結果となる。
【0005】
しかしながら、多結晶シリコンは一般にプラグ20の上の酸化物層が形成され始めるに応じて酸化を累進的に(progressively)より困難にするパッシベイション層を形成する。さらに、伝統的なエッチングプロセスが存在し、これはプラグ20の上部のこの望ましくない酸化された層を除去できるようにしコンタクトが少なくとも可能になるようにする。これらの理由のため、多結晶シリコン領域20の酸化およびそれによる歩留りの低下は集積を達成するために多結晶シリコンプラグの処理を使用するIC製造設備において黙許されまたは大目に見られる。
【0006】
別の実施形態では、もし多結晶プラグの酸化がIC製造設備において許容されない場合は、処理を変更することができる。この変更されたプロセスでは、多結晶シリコンプラグ20は図1の容量24が形成される後まで形成されない。この別の実施形態では、コンタクト18は図1において第1の組のリソグラフマスクによって形成される。容量24が次に第2の組のリソグラフマスクを使用して形成される。最後に、コンタクト20が容量24およびプラグ18に引き続き第3の組のリソグラフマスクを使用して形成される。この理論は、もしプラグ20が容量24の前に形成されなければ、容量の新種の処理はプラグ20を害することはできないということである。しかしながら、前記プロセスにおいて異なる時間にコンタクト18および20を形成するこのプロセスは結果として余分の処理工程、余分のマスク、増大したコスト、低減したスループット、およびプラグ20を形成するためのより困難なエッチングプロセスを生じる。従って、このプロセスは上で述べたプラグ20の多結晶シリコンの酸化が避けられるという利点を有するものの、この代替集積プロセスにおいてはかなりの他の問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記問題をより複雑にすることは、現在の伝統的なMOS論理装置はタングステン(W)プラグ技術を使用していることである。多結晶シリコンプラグの代わりにタングステンプラグを使用することは組込みDRAMに大きな障壁を提起し、それはタングステン(W)を使用することは図1において説明しかつ示した酸化プロセスを大きく悪化させるからである。もしタングステンがプラグ20として使用されれば、タングステンは多結晶シリコンまたはポリシリコンよりもずっと早くかつずっと低い温度で酸化する。このため、組込み強誘電体容量20の酸素アニールは保護されないタングステンプラグのはるかに多くの損傷および多くの酸化を引き起こす。2.2の係数で膨脹する多結晶シリコンと異なり、タングステンはほぼ3.0の係数で膨脹し半導体装置内ではるかに大きな機械的ストレスを生じさせる。多結晶シリコンと異なり、タングステン(W)は比較的高速度で酸化し、それは前記表面に形成されたタングステン酸化物の層は引き続く酸化に対して限られた能力の保護を有するのみであるためである。言い換えれば、タングステンはもし酸素への露出の長さが長ければタングステンは完全に消費されるまで酸化し続けることになる。酸化に際してのタングステンの容積の膨脹は結果としてプラグ材料のコンタクト開口からの押出しを生じ引き続く集積を実行できないものとする。さらに、限られた量のWのみが酸化されても、タングステン酸化物をプラグ20の上部から除去できる伝統的なエッチング化学方法はなくそれによってプラグ20への有効な電気的頭部コンタクトが、いったん強誘電体容量の処理の間に酸化が生じれば、完全に失われることになる。
【0008】
従って、MOSタングステンプラグ技術と共に組込まれる強誘電体容量の形成を可能にするプロセスが必要であり、それは現在の技術はタングステンプラグの酸化および機能しない装置を生じる結果となるからである。言い換えれば、タングステンプラグを含むMOS論理と共にオンチップで強誘電体装置を集積することは技術的に前に見られなかった集積上の新しい問題を生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
一般に、本発明はタングステン(W)プラグを使用するMOSトランジスタ技術と共にオンチップで組み込まれる強誘電体DRAMメモリアレイ(ferroelectric DRAM memory arrays)を形成するための方法に関するものである。強誘電体DRAM容量は誘電体材料を含み該誘電体材料は該誘電体を活性化しかつ該誘電体を機能するものとするために酸素アニール(oxygen anneals)を必要とする。残念なことに、この酸素アニールはタングステンプラグがMOSトランジスタのために好適に形成される時点の後に行われる。従って、容量層にコンタクトしないタングステンプラグは大気中に露出されかつ酸素強誘電体アニールによって直接影響を受け、それによってタングステンは容易に酸化し始めることになる。タングステンは、導電性プラグのために使用される他の材料と異なり、非常に早い速度でかつ低い温度で酸化する。タングステンは、他の導体と異なり、タングステンから酸化タングステンへと変わるときに大きな膨脹係数(3.0)を有しかつ大きなストレスを生じさせかつ集積回路(IC)内の歩留りの低下を引き起こす。ダングステンは、多結晶シリコンと異なり、比較的早い速度で酸化し、それは表面に形成されたタングステン酸化物の層がその後の酸化に対する限られた保護能力をもつためであり、かつタングステン(W)はプラグ内のすべてのタングステンが完全に消費されるまで酸化し続けることになる。さらに、酸化したタングステンプラグの頭部上のタングステン酸化物を除去するために使用できMOSプロセスと容易に統合できる知られたエッチング化学はない。従って、このタングステン酸化問題なしにかつスループット、コスト、およびICの歩留りに悪影響を与えることなく同じチップ上に強誘電体DRAM技術がタングステンプラグのMOS技術と統合できるようにするプロセスの必要性が存在する。
【0010】
強誘電体DRAMセルがタングステンプラグのMOS技術の集積と混合されたときに生じるタングステン酸化問題の解決方法は任意選択的な犠牲的障壁領域(sacrificial barrier region)を使用することを含む。要するに、強誘電体容量の底部電極を形成するために使用されるのと同じ材料がまた強誘電体容量とコンタクトされるべきでないタングステンプラグの上に酸素障壁領域を形成するために使用される。典型的には、このバリア領域または障壁領域はいくらかのイリジウム層(iridium layer)から形成され、それはイリジウムは強誘電体容量電極のための良好な導体層でありかつ同時に下に横たわるタングステン領域の酸化を容易に防止する良好な酸素障壁であるためである。従って、イリジウムその他の障壁層を利用するここに教示されるプロセスは従来技術に対して改善となり、それはタングステン酸化が完全にまたは実質的に避けられるからである。さらに、ここに教示されるプロセスはここで説明した従来技術の解決方法に関する場合のようなスループットを低減させることがなく、製造コストを実質的に増大することなく、余分のマスクまたはエッチング工程を加えることなく、あるいはMOSエッチングプロセスを複雑にすることなく、タングステンプラグの保護を導入する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴および利点は図面と組み合せて以下の詳細な説明を参照することによりさらに明瞭に理解することができる。図面においては同じ参照数字は同様のまたは対応する部分を表している。次に本発明の実施形態につき図2〜図8を参照して説明する。
【0012】
図2は、トランジスタおよび少なくとも2つのタングステン(W)プラグを形成するために使用される開始工程を示す。図2は基板30を示している。基板30は典型的にはシリコン基板であるが、ゲルマニウム、ガリウムひ素、その他を含む任意の半導体基板とすることができ、かつまたシリコン・オン・インシュレータ(silicon−on−insulator:SOI)基板とすることもできる。アイソレーション領域32が基板30内に形成される。図2においては、アイソレーション領域32はトレンチアイソレーション領域として図示されている。フィールド酸化物LOCOSその他のような任意の他のアイソレーション機構をこのフィールドアイソレーションのために使用できることに注目すべきである。
【0013】
図2は、第1の電流電極34、第2の電流電極36、ゲート誘電体38、および多結晶シリコンゲート電極40aを有するトランジスタの形成を示している。ソースおよびドレイン電極34および36は技術的に知られたセルフアライン方式のイオン注入工程によって形成される。図2に示されていない、他の形式では、基板30内に電極34および36として低ドープドレイン(lightly doped drain:LDD)領域を形成することができる。ゲート誘電体層38は典型的には熱酸化(thermal oxidation)によって形成されかつ典型的には厚さで40オングストロームと100オングストロームとの間にある。他の形式では、ゲート誘電体38は被着された(deposited)誘電体および/または熱成長された誘電体を備えた複合ゲート誘電体とすることができる。多結晶シリコンゲート電極40aは第1の層の多結晶シリコンを被着することによって形成される。リソグラフ処理およびエッチング処理が使用されて多結晶シリコンの第1の層が図2に示されるゲート電極40aならびにメモリアレイのための導電性メモリアレイ相互接続部40bおよび40cへと区分される(segment)。ここで示されているソースおよびドレイン電極および/またはここで示されているゲート電極は任意選択的にサリサイド化(salicided)あるいはケイ化物化またはシリサイド化(silicided)されて高融点金属内容を含むようにすることができることに注意を要する。
【0014】
多結晶シリコンゲート電極40aの形成の後に、層間またはインターレベル(inter−level)誘電体42が被着される。好ましい形式では、層間誘電体はテトラエチルオルソシリケート(tetraethylorthosilicate:TEOS)層またはTEOSおよびオゾン(ozone)TEOSの組合せであり改善されたボイド充填能力を提供する。他の形式では、層42はボロフォスフォシリケートガラス(borophosphosilicate glass:BPSG)、窒化シリコン、エッチストップ層(etch stop layers)、研磨停止(polish stop layers)、または同様の誘電体材料を含むことができる。層間誘電体42が始めに被着されたとき、層間誘電体42は通常順応的(コンフォーマル:conformal)でありかつ領域40a,40bおよび40cのような平坦でない(non−planar)下に横たわる特徴形状部により平坦でない地形または形態(topography)を有する。層42の頭部面を平坦化するため、化学機械研磨(CMP)工程が使用されるのが好ましい。あるいは、化学機械研磨(CMP)はレジストエッチバック(resist etch back:REB)プロセスまたはブランケットエッチバック(blanket etch back)プロセスと置き換えることができこれは主として機械的に研磨する性質の代わりに主に化学的相互作用により誘電体層を除去しかつ平坦化する。CMPまたはレジストエッチバックプロセスからの結果が図2においてプレーナ層または平坦層42として示されている。
【0015】
層42がCMPまたはREBによって平坦化された後、コンタクト開口が図2に示されるように形成される。第1のコンタクト開口は第1の電流電極36を露出するよう形成されかつ第2のコンタクト開口は第2の電流電極34を露出するよう形成される。次にタングステン(W)の層が化学蒸着(CVD)プロセスによって被着される。このタングステンの始めの被着は図2のコンタクト開口を充填するのみならなず、層間誘電体(ILD)42の頭部の平坦な面をも覆うことになる。従って、CMPまたはレジストエッチバックプロセスがタングステン層を図2に示されるようにタングステンプラグ44および46へと低減または低下させるために必要とされる。図2のタングステンプラグ44および46はタングステン、タングステンシリサイド、または同様のタングステン含有材料によって形成されることに注目することが重要である。さらに、タングステンプラグ44および46はタングステン(W)のバルクのCVD被着が行われる前に窒化チタン(titanium nitride:TiN)、タングステンチタン(titanium tungsten:Ti/W)、または同様のライナまたはライナ層の複合体の内の1つまたはそれ以上によって裏打ちする(lined)ことができる。
【0016】
図3は、底部電極および障壁材料領域(barrier material region)がタングステンプラグ44および46の上に一面にまたは一様に被着またはブランケット被着されている(blanketly deposited)ことを示す。好ましい形態では、前記底部電極および障壁層は少なくともイリジウム層を含むことになる。他の形態では、前記底部電極および障壁またはバリア層は第1の層のイリジウムおよび第2の層のプラチナ(platinum)を含む。さらに別の形態では、イリジウムはプラチナに置き換えることができる。さらに別の形態では、前記底部電極および障壁層は複合層としてイリジウムおよびイリジウム酸化物を含むことができる。さらに、底部電極および障壁層の双方は単一層のイリジウムまたはイリジウムからなる導体の被着によって形成できる。いったんこのブランケット底部電極層および障壁層が被着されると、フォトレジスト・リソグラフ処理およびエッチング技術が使用されてこの底部電極および障壁層を底部容量電極48bおよび障壁領域48aへと区切りまたはセグメント化する。イリジウムまたはイリジウム・プラチナ複合体の除去はアルゴンイオンのミリング(argon ion milling)(または同様のイオンミリングプロセス)および/または塩素(chlorine)エッチング化学を使用したプラズマエッチング処理によって行われる。さらに、イリジウムは典型的にはスパッタ被着によって形成されかつ任意選択的なプラチナもまたスパッタリングプロセスによって被着される。
【0017】
図3は、領域48aの厚さはXで示されていることを図示している。この寸法Xは、大部分のプロセスに対し、前記障壁層またはバリア層は下に横たわるタングステンプラグ44および46を完全に保護するため最小厚さXに等しいかあるいはそれより厚いことが要求されることを示している。もし層48の厚さが前記厚さXであるかあるいはそれより大きければ、タングステンプラグ44および46はその後の強誘電体DRAM容量誘電体の酸素(O)アニーリングの悪い結果から完全に保護されることになる。典型的には、前記厚さXは層48aおよび48bを形成するために使用される複合層の種別に依存してかつ図6においてその後使用される酸素アニールプロセスの形式に依存して数100オングストロームから2,500オングストロームまでのいずれかにおよぶことになる。図3はまた領域48aのリソグラフ・パターニングは領域48aのリソグラフ寸法/幅が図3に示されるようにXに等しいかあるいはそれより大きな寸法だけタングステンプラグ44のエッジ/側壁から離されるようにしなければならないことを示している。もし領域48aがタングステンプラグ44の側壁にあまりにも近くリソグラフによってパターニングされれば、酸素は障壁48aを通ってしみ出しあるいは漏れることができかつタングステンプラグ44のコーナ部分を酸化し始めこれは低下した歩留りを生じる結果となる過度のストレスおよび大きなタングステン酸化を生じさせることになる。従って、領域48aの適切な厚さおよび適切なリソグラフ間隔が図6によって教示される酸素アニールプロセスからコンタクトプラグ44の完全な保護を保証するために必要とされる。
【0018】
図4〜図5は、図3の領域48aおよび48bのために使用できる2つの異なる形状レイアウトの実施形態の2つの異なる頭部透視図を示す。図4は2つのタングステンプラグが設けられた容量コンタクトホール46を示す。各々のタングステンプラグが設けられた容量コンタクト46はイリジウムまたはパラジウム(palladium)を含みかつ任意選択的にプラチナ、イリジウム酸化物またはTiNの内の1つまたはそれ以上を含む、リソグラフパターニングされかつエッチングされた底部容量電極48bの下に横たわっている。底部電極48bの回りの領域はフォトレジスト・マスキングおよびイオンミリングおよび/または塩素エッチング処理によって除去されて図4に示されるように下に横たわるILD42を露出している。図4においては、集積回路(IC)のすべての他の領域は個々のコンタクト44のリソグラフ寸法にかかわりなく障壁層48aによってブランケット保護されかつ封入されて(encapsulated)いる。領域48aをパターニングするためにこのプロセスを使用することは図3によって説明した厚さXおよびリソグラフ距離Xが常に適切であることを保証する。しかしながら、露出した酸化物42の欠如は結果としてその後のエッチング処理の終了点または終点の指示(endpointing)がそうでなければ可能であったよりも困難になる。
【0019】
図5は、改善されたエンドポイント検出能力を生じることになる図3の領域48aおよび48bの別の構成の頭部透視図を示す。図5においては、DRAMタングステンプラグ接続46はリソグラフパターニングされかつエッチングされた底部容量電極48bの下に横たわり、従って電極48bが適切な酸素障壁保護を提供できるようにする。さらに、タングステンプラグ44を囲みかつ強誘電体DRAM酸化アニール処理から保護する、領域48aは表面領域全体から低減されてエンドポイントの目的のため下に横たわる酸化物42のより多くを露出している。接近した(close)設計ルールの制約内に置かれた非DRAM結合コンタクト(non−DRAM−coupled contacts)44は図5の頭部に示されるように単一バリア領域48a内にグループ化される必要があるかもしれないことに注目することが重要である。もしこれが当てはまらなければかつ各々の接近して分離されたコンタクト44がリソグラフ的に分離されたバリア領域48aを必要とすれば、MOS論理の表面領域はいくらかのまたはすべてのデバイスにおいて悪影響を受けることになる(すなわち、設計ルールの寸法が拡大される必要があるかもしれない)。他のコンタクト44からより大きな距離で物理的に分離されている分離されたコンタクト(isolated contacts)44は表面積または最小設計ルールの制約に悪影響を与えることなくそれら自身の排他的な領域48aによって封入されかつバリア保護されることができる。
【0020】
図6は、容量の誘電体層52が前記底部電極48bの上に横たわって被着されていることを示している。一般に、誘電体52は任意の強誘電体材料または高い誘電率(高K)材料とすることができる。好ましい形態では、層52はBST(BaSr1−xTiO)の層として形成される。他の実施形態では、層52はPZT(PbZrTi1−x)、PLZT(LaをドープしたPZT)、あるいは鉛(Pb)を基礎とした強誘電体または高誘電率の誘電体として形成される。さらに他の実施形態では、層52はSBT(SrBiTa)、SBN(SrBiNb)、またはSBNT(SrBiNbTa1−x)のような、ビスマス(Bi)の層のあるペロブスカイト(bismuth(Bi)layered perovskite)から構成することができる。上に述べたように、前記メモリ回路はDRAMとすることができかつ前記誘電体層52は好ましくは高誘電率またはパラエレクトリック(paraelectric)材料とされる。あるいは、前記メモリ回路は強誘電体不揮発性メモリとすることができかつ前記誘電体層52は強誘電体フェーズの材料とされる。
【0021】
1つの形態では、前記誘電体52は被着またはデポジションの間に該被着環境に酸素を入れることにより酸素(O)環境にインシトゥ露出することができる(in−situ exposed)。さらに別の形態では、層52は酸化された強誘電体ターゲットからスパッタリングすることができ、この場合該ターゲットにおける酸化物は雰囲気中にいくらかの酸素を提供する。さらに別の形態では、層52は始めにスパッタリングまたは被着され、かつ次にエクスシトゥ様式で(in an ex−situ manner)の被着またはデポジションの後に酸素アニール環境に露出される。この場合、酸素アニールは典型的にはセ氏500度およびセ氏650度の間で行なわれる。酸素アニール環境は完全に酸素である必要がなく、不活性キャリアのような、他の気体を含んでいてもよいことに注意を要する。さらに別の形態では、層52は酸化されたスパッタターゲット、インシトゥ酸素露出、および/またはポスト被着エクスシトゥ酸素アニールのいずれかの組合せによって酸素に露出してもよい。いずれにしても、層52はプラグ44を雰囲気中における酸素原子から保護するために図3〜図5の領域48aが依然として半導体装置の上に存在する間に酸素アニールプロセスにさらされる。
【0022】
容量誘電体52の形成の後に、該容量の導電性頭部電極が形成される。この電極の第1の部分は図6において層54として図示されている。層54は図3の底部電極48bと非常に類似している。言い換えれば、層54はイリジウムまたはパラジウムを含みかつ任意選択的にプラチナ、他の高融点金属、および/またはイリジウム酸化物の内の1つまたはそれ以上を含んでいる。窒化チタン(TiN)バリアまたは障壁層56が層54の上に横たわって形成される。層56は反射防止コーティング(anti−reflective coating:ARC)およびその後のDRAM容量コンタクトのためのエッチストップ層として使用される(図8を参照)。
【0023】
1つの形態では、層52は層54および56と独立にアニールおよびエッチングすることができる。しかしながら、好ましい実施形態では、層52,54および56は全て層54のデポジションまたは被着の前に層52の酸素アニールを行なった後に単一のリソグラフおよびエッチング工程でリソグラフパターニングおよびエッチングされる。図6に示されていない、1つの形態では、層54および56のエッチングによって上部電極を画定するために使用されるこのエッチングプロセスはバリア領域48aに影響を与えない(not effect)。言い換えれば、図3の領域48aは、図6に示されたものと異なり、最終的な装置において後に残されることができる。しかしながら、層48aを後に残すことは何らかの望ましくないが耐えられる可能性ある結果を生じる。1つの主な不都合は層48aは導電性でありかつコンタクト44の設計ルール間隔がかなり増大する結果となることである。したがって、設計ルールのこの増大を避けかつ再設計の必要性なしに組込まれた装置内の前に設計された論理ゲートの全てを完全に利用するために、層52,54および56の部分をエッチングするために使用されるエッチング処理はまた領域48aを水面(wafer surface)から除去するために利用される。
【0024】
図6の終りにおける、結果は非DRAM電極相互接続の目的でその後使用される(例えば、センスアンプ、ビットライン、MOS論理、その他に結合される)完全に機能する非酸化タングステンプラグと共に強誘電体の酸素アニールされた組込みDRAM構造を完全に集積したものとなる。このチップのMOS論理またはCPU部分における全てまたは大部分のトランジスタは除去可能な領域48aによって全てのノードが保護されかつ電極48bによって覆われるノードがなく、それはDRAM容量が典型的にはMOS論理領域内に存在しないからである。したがって、図6に示されるメモリセルはタングステン(W)プラグを備えたマイクロコントローラ、中央処理ユニット(CPU)、任意のマイクロプロセッサまたは任意の他のメモリを含む装置と共に埋込みまたは組込み様式で容易に集積できる。
【0025】
図7は、容量の形成が完了した後に行なわれる処理を示す。図7は他の層間誘電体(ILD)58が被着されかつ化学機械研摩(CMP)またはエッチングされて平坦な層を形成することを示している。層58内に導電性プラグ60を形成するために開口が形成される。
【0026】
重要な処理の利点につき図7を参照して説明する。図7の右側部分は深さYまたは厚さYを示している。深さまたは厚さYは上に横たわる金属層に対しソースおよびドレイン領域34をコンタクトするためにコンタクトが形成されなければならない厚さである。図7の左側部分は深さZを示している。深さZは頭部容量電極54および56と接触してコンタクトプラグを形成するために除去されなければならない酸化物の量である。ここで説明した従来技術においては、プラグ酸化を避けるための1つの方法は図6において強誘電体容量が形成を完了してから長い時間の後に図7においてプラグ60および44全体を形成することであった。しかしながら、もしこのプロセスが使用されれば、頭部電極54および56を大きくオーバエッチングしまたは損傷することなくソースおよびドレイン34を深さYへと露出することができ一方また前記頭部電極を深さZまで露出するエッチング処理を開発しなければならない。
【0027】
前記酸化物層を深さYまでエッチングするために、深さZによって露出された容量電極に対するかなりのオーバエッチングまたはエッチング化学剤の過度の露出の結果図7における強誘電体容量の頭部電極に大きな損傷を生じることが見出だされている。この容量電極の損傷は歩留まりおよび製品の性能を低下させる(例えば、コンタクトの抵抗に影響を与え得る)。したがって、図2および図3において早期にタングステン(W)プラグ44を形成しかつ該タングステン(W)プラグ44を図3〜図6における領域48aによって保護することにより、エッチング深さZをサポートする一方で深さY全体までエッチングするために必要とされる複雑なエッチングはもはや必要ではなくなる。その代わりに、エッチングは容量電極を受け入れ可能な状態に維持する一方でプラグ60を形成するためにのみ必要とされる。これは深さZおよびYを同時にエッチングするためのエッチングプロセスよりも達成するのがずっと容易である。図7においてはプラグ60のみを形成する必要があり、それはソース/ドレイン34と接触している、プラグ44は予め形成されかつ図2〜図3において保護されるからである。
【0028】
したがって、図2〜図6のプロセスは論理プロセスの大きな崩壊または損傷なしにMOSタングステンプラグ技術へと強誘電体DRAM集積を可能にするのみならず、オーバエッチング処理の低減により改善された歩留まりを可能にする。したがって、図7の容量層54および56は従来技術の容量が経験するよりもオーバエッチングにさらされることがずっと少なくかつ損傷がずっと少ない。この付加的な利点は、前述のように、伝統的なMOS論理装置の処理を複雑にすることなく、論理ゲートの再設計を必要とすることなく、かつ余分のマスク工程を組み込まれたDRAMまたはMOS論理プロセスに加えることなく得ることができる。
【0029】
図8は、同じチップ上に機能するメモリアレイおよびCPU MOS論理構造を形成するために図2〜図7で形成された容量、ゲート電極、およびソースならびにドレインを相互接続するために必要なバックエンドまたは後処理の全てを示す。図8は層間誘電体(ILD)64を備えた第1の層またはレベルの金属62を示している。さらに、プラグ66を形成するためにCMPおよび導電性プラグ処理が使用されている。ここではデュアルインレイド処理(Dual in−laid processing)またはダマスク処理(damascene processing)を使用することができる。図8はまたは第2の層またはレベルの金属68およびさらに他の層間誘電体(ILD)70を示している。これもまた集積回路(IC)接合パッド(図示せず)を形成する最後のレベルまたは層の金属72はパッシベイション層74によって封入されあるいは不動態化され、該パッシベイション層74はプラズマ強化窒化物(plasma enhanced nitride:PEN)、フォスフォシリケートガラス(phosphosilicate glass:PSG)、オキシナイトライドまたは酸窒化物(oxynitride)、あるいはそれらの何らかの組合わせの1つである。
【0030】
本発明が特定の実施形態に関して示されかつ説明されたが、当業者にはさらに他の変更および改善を成すことができるであろう。例えば、選択的成長技術を使用して導電性プラグを形成することができる。したがって、この発明は特定の示された実施形態に限定されるのではなくかつ添付の特許請求の範囲によりこの発明の精神および範囲から離れることのない全ての変更をカバーすることを意図していることが理解されるべきである。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、従来技術の問題を解決し、大きな論理プロセスの崩壊または損傷なしにMOSタングステンプラグ技術へと強誘電体DRAM集積を可能にするのみならず、オーバエッチングの低減により改善された歩留まりを与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸化して歩留まりを低下させあるいは装置を機能しないものとする従来技術の露出されたプラグの問題を説明するための断面図である。
【図2】本発明にしたがってタングステンプラグと共に形成されたMOSトランジスタ技術とオンチップで強誘電体組込みDRAMを形成するための開始工程を示す断面図である。
【図3】本発明にしたがってタングステンプラグと共に形成されたMOSトランジスタ技術とオンチップで強誘電体組込みDRAMを形成するための開始工程を示す断面図である。
【図4】本発明にしたがって図3に示されたタングステンプラグ保護層のための構成を示す頭部斜視図である。
【図5】本発明にしたがって図3に示されたタングステンプラグ保護層のための構成を示す頭部斜視図である。
【図6】本発明にしたがってMOSタングステンプラグ方式のトランジスタとオンチップで組込み強誘電体DRAMを形成するための最終工程を示す断面図である。
【図7】本発明にしたがってMOSタングステンプラグ方式のトランジスタとオンチップで組込み強誘電体DRAMを形成するための最終工程を示す断面図である。
【図8】本発明にしたがってMOSタングステンプラグ方式のトランジスタとオンチップで組込み強誘電体DRAMを形成するための最終工程を示す断面図である。
【符号の説明】
30 基板
32 アイソレーション領域
34 第1の電流電極
36 第2の電流電極
38 ゲート誘電体
40a 多結晶シリコンゲート電極
40b,40c 導電性メモリアレイ相互接続
42 層間誘電体
44,46 タングステンプラグ
48a バリア領域
48b 底部容量電極
52 容量誘電体層
54,56 頭部電極層
58 層間誘電体
60 導電性プラグ
62 第1層金属
64 層間誘電体
66 プラグ
68 第2層金属
70 層間誘電体
72 最終層金属
74 パッシベイション層

Claims (4)

  1. 第1電流電極(36)と第2電流電極(34)とを有したトランジスタ(40A,38,36,34)を基板に形成する工程と、
    前記トランジスタの第1電流電極と接触する第1導電性コンタクトプラグ(46)と、前記第1導電性コンタクトプラグ(46)から離間し及び前記トランジスタの第2電流電極と接触する第2導電性コンタクトプラグ(44)とを形成する工程と、
    前記第1導電性コンタクトプラグを覆う電極(48b)と前記第2導電性コンタクトプラグを覆うバリア領域(48a)とを形成する工程と、
    前記バリア領域が周囲雰囲気による前記第2導電性コンタクトプラグへの接触を防止することによって前記第2導電性コンタクトプラグの酸化を防止する間に、同周囲雰囲気に露出された容量誘電体(52)を前記第1導電性コンタクトプラグを覆う電極に接触させて形成する工程と、
    前記容量誘電体の上方に少なくとも1つの頭部電極導電層(54)を形成する工程と、
    前記少なくとも1つの頭部電極導電層の一部をエッチングすることによって前記第1導電性コンタクトプラグと電気的に接触する容量を形成する工程とからなる、半導体装置の製造方法。
  2. 第1電流電極(36)と第2電流電極(34)とを有したトランジスタ(40A,38,36,34)を基板(30)に形成する工程と、
    前記トランジスタの第1電流電極に接触させてタングステンからなる第1導電性コンタクトプラグ(46)を、同トランジスタの第2電流電極に接触させてタングステンからなる第2導電性コンタクトプラグ(44)を形成する工程と、
    前記第1導電性コンタクトプラグを覆うとともに少なくとも部分的にイリジウムから形成されて底部容量電極の少なくとも一部として機能する電極(48b)と、前記第2導電性コンタクトプラグを覆うバリア領域(48a)とを形成する工程と、
    前記バリア領域が酸素雰囲気による前記第2導電性コンタクトプラグの酸化を防止している間に同酸素雰囲気に露出された容量誘電体(52)を前記底部容量電極の少なくとも一部として機能する電極に接触させて形成する工程と、
    前記容量誘電体の上方にイリジウムからなる頭部電極導電層(54)を形成して頭部容量電極の少なくとも一部を形成する工程と、
    前記少なくとも1つの頭部電極導電層と前記容量誘電体と前記バリア領域との一部をエッチングすることによって前記第1導電性コンタクトプラグと電気的に接触する容量を形
    成する工程と、
    前記第2導電性コンタクトプラグにビットラインコンタクトを形成する第3導電性コンタクトプラグと前記頭部電極導電層に電気的に接触する第4導電性コンタクトプラグとを形成する工程とからなる、半導体装置の製造方法。
  3. トランジスタの第1電流電極(36)に接続された第1導電性コンタクトプラグ(46)と、前記第1導電性コンタクトプラグから離間し及び前記トランジスタの第2電流電極(34)に接触する第2導電性コンタクトプラグ(44)とを形成する工程と、
    前記第1導電性コンタクトプラグを覆って底部容量電極の少なくとも一部として機能する第1イリジウム層(48b)と前記第2導電性コンタクトプラグを覆う第2イリジウム層(48a)とを形成する工程と、
    前記第1イリジウム層を覆って強誘電性誘電体(52)を形成する工程と、
    前記第2導電性コンタクトプラグが前記第2イリジウム層によって酸素アニールから保護される間に前記強誘電性誘電体を酸素アニールに露出する工程と、
    頭部容量電極の少なくとも一部として機能する導電層(56)を前記強誘電性誘電体の上方に形成する工程と、
    前記導電層と、前記強誘電性誘電体と、前記第2イリジウム層とをエッチングする工程とからなる半導体装置の製造方法。
  4. 半導体装置におけるDRAM容量電極と接触させるための第1導電性プラグと同半導体装置におけるMOS論理装置と接触させた第2導電性プラグとをタングステンから形成する工程と、
    前記第1導電性プラグを覆う前記DRAM容量電極を形成するとともに前記第2導電性プラグの上方にバリア領域を形成するイリジウム層(48a,48b)を形成する工程と、
    前記半導体装置の第2導電性プラグを覆っているイリジウム層が存在しないように、前記イリジウム層の一部(48a)を前記第2導電性プラグの上方から最終的に除去する工程とからなる半導体装置の製造方法。
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