JP3614970B2 - オーバロックミシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の針取付穴を設けた針ホルダを具え、該針ホルダに装着する針の針位置を選択して多様な縫い目構成を縫成可能としたオーバロックミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の針取付穴を設けた針ホルダを具え、該針ホルダに装着された針と協動して縁かがり縫いを行う下ルーパと上ルーパとを備えたオーバロックミシンにおいて、針ホルダに装着する針の針位置を選択し、かがり巾の異なった縁かがり縫い目を縫成できるようにしたオーバロックミシン、あるいは、複数の針取付穴を具えた針ホルダと、装着された所定の針と協動して縁かがり縫い目を形成する上下二つのルーパと、所定の針と協動して二重環縫い目を形成するルーパとを具えたオーバロックミシンにおいて、針ホルダに装着する針の針位置を選択し、縁かがり縫い、二重環縫い、或はそれらの複合縫いでもって、かがり巾、縫い目位置の異なる縫い目構成を縫成できるようにしたオーバロックミシンは、従来より知られている。
【0003】
さらにまた、上記の各オーバロックミシンにおいて、針板を交換することによって巻き縫いを縫成すること、或は縁かがり用上ルーパを端部に鈎部を設け取付位置を切り替え自在としたルーパとし、上ルーパの位置を切り替えることによって、1本針2本糸、または1本針3本糸の縁かがり縫いを縫成し得るようにして、選択し得る縫い目構成をさらに多様化することも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のオーバロックミシンでは、所望する縫い目構成を縫成するためには、針の装着がマニュアル通りに設定されなければならないが、ときには針位置の設定を間違うことがあった。
装着された針の針位置、換言すると針位置の設定が適当であるか否かを確認することには、注意力と経験が必要であり誰しもが簡単にできるものではなかった。
また、実際に設定された針位置によってどのような縫い目構成が形成されるのか簡単に知ることは出来ず、試し縫いを行って始めて針位置の設定が所望する縫い目構成に適合したものであったか否かが分かるという状況であった。
さらに針位置の設定とともに針板の交換、或は、ルーパ位置の切り替を行うことになると、その設定の適否の確認は、一層困難になっている。
【0005】
本発明は、上記問題点を考慮し、第1に、針ホルダに装着されている針の針位置を検出し、針位置の設定状況を表示し、使用者がその適否を容易に確認出来るようにすること。
第2に、実際に設定された針位置によって縫成される縫い目構成を表示し、使用者が設定した針位置によって所望する縫い目構成を縫成できるか否かを簡単に認識できるようにすること。
第3に、針板の交換、ルーパ位置の切り替えにより縫い目構成をさらに多様化したオーバロックミシンにおいても、針位置とともに、針板の設定、ルーパ位置の設定等が、所望する縫い目構成に適合しているか否かを簡単に確認できるようにすること等を技術的課題とし、装着された針位置、或は針位置とともに針板、ルーパ位置を検出し、その設定パターンと設定された針位置により縫成できる縫い目構成を表示するようにしたオーバロックミシンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題は、複数の針取付穴を設けた針ホルダを具え、該針ホルダに装着する針の針位置を選択して多様な縫い目構成を縫成可能としたオーバロックミシンにおいて、針位置検出手段により装着した針の針位置を検出し、検出された針位置データに対応する針位置パターンと設定された針位置によって縫成される縫い目構成とを併せて表示手段に表示することによって解決することができる。
【0007】
具体的な技術手段として、複数の針取付穴を設けた針ホルダを具え、針ホルダに装着する針の針位置を選択して多様な縫い目構成を縫成可能としたオーバロックミシンにおいて、針ホルダに装着された針の針位置を検出し、針位置データを出力する針位置検出手段と、針ホルダに選択して装着される針の全ての針位置毎に、選択された針位置に対応する針位置パターンと、当該選択された針位置において縫成できる縫い目構成とからなる設定パターン表示情報を記憶する記憶手段と、前記針位置検出手段によって検出した針位置データに対応する設定パターン表示情報を前記記憶手段から読み出し、読み出された針位置パターンと縫成できる縫い目構成とからなる表示情報を出力する制御手段と、前記制御手段の出力に応答して、装着された針の針位置パターンと縫成できる縫い目構成とを併せて表示する表示手段とを備えたことを特徴とする構成を採用し、オーバロックミシンとして、縁かがり縫い専用のオーバロックミシン、または、縁かがり縫いと二重環縫い、およびそれらの複合縫いを縫成可能としたオーバロックミシンを採用する。
【0008】
針板を交換し巻き縫いを縫成するようにしたオーバロックミシンにおいては、針位置検出手段とともに針板検出手段を具備させて、その検出データに対応する針位置と針板の設定パターンと縫成される縫い目構成を表示手段に表示するようにする。
縁かがり用上ルーパを、鈎部を設けた上ルーパとし、ルーパ位置を切り替え1本針2本糸、または1本針3本糸の縁かがり縫いを縫成可能としたオーバロックミシンにおいては、針検出手段とともにルーパ位置検出手段を具備させて、検出手段により検出された検出データに対応する針位置とルーパ位置の設定パターンと縫成される縫い目構成を表示手段に表示するようにする。
【0009】
針板の交換とルーパ位置の切り替えにより、巻き縫いと1本針2本糸、または1本針3本糸の縁かがり縫いを縫成可能とし、縫い目構成をさらに多様化したオーバロックミシンにおいては、針位置検出手段とともに針板検出手段、ルーパ位置検出手段を具備させて、各検出手段により検出された検出データに対応する針位置と針板、ルーパ位置の設定パターンと縫成される縫い目構成を、表示手段に表示するようにする。
そのための具体的な技術手段として、針ホルダに装着された針の針位置を検出し、針位置データを出力する針位置検出手段と、針板の種類を検出し検出信号を出力する針板検出手段と、上ルーパの取付位置を検出しルーパ位置検出信号を出力するルーパ位置検出手段と、針ホルダに装着される針の針位置、針板、ルーパ位置に関連し、選択可能な全ての針位置、針板、ルーパ位置毎に、それに対応する設定パターンと縫成できる縫い目構成とからなる設定パターン表示情報を記憶する記憶手段と、前記検出した針位置等のデータに対応する設定パターン表示情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した表示情報を出力する制御手段と、前記制御手段の出力に応答して針の針位置、針板、ルーパ位置の設定パターンと縫成できる縫い目構成を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする構成を採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のオーバロックミシンの概観を示すもので、1はミシンの機枠であり、2はミシンベッドである。
ミシン機枠1の頭部には、複数の針3を装着し得る針ホルダ4を取り付けた針棒5と、押え棒6が装着されており、針棒5に並列して針位置検出手段7が配設されている。
機枠1の前面には、表示パネル8と糸調子器9および検出スイッチ10が配設されており、糸調子器9は、縫い目構成に必要な糸調子が自動的に設定されるようになっている。
機枠1内部には、ミシンの駆動モータ,針棒とルーパの駆動機構,ミシンの制御装置等が内蔵されている。
【0011】
ミシンベッド2には、針板11が取着されており、針板面から送り歯が出没するようになっている。
ミシンベッド2の端面には、針板11の上面とほぼ一致するよう固定刃12が取着されており、該固定刃に協動して布端縁を切断する可動刃13が配設されている。また、針板の端縁に接して布切りくず案内板14が配設されている。
ミシンベッド2内には、前記送り歯に送り運動を付与する送り機構と、前記針3と協動するルーパ機構が内蔵されている。
【0012】
図2に示すように、前記針棒5の下端に取着された針ホルダ4には、三つの針取付穴15L,15M,15R が前後に僅かにずらして穿設されており、前記ミシンベッド2には、上記針取付穴15L,15M,15R に装着された針3と協動して縁かがり縫い目を形成することができる下ルーパと上ルーパを具えた縁かがり縫いルーパ機構が配設されている。
【0013】
図3に示すように、前記針棒5は、ミシン機枠1の支持枠20に上下動可能に装着されており、駆動モータの駆動によって、上軸、クランク機構を介して上下に往復動されるようになっている。
また、支持枠20には、前記押え棒6が上下動可能に装着されており、その下端には、布押え21が取着されている。
押え棒6は、ばねによって下方に付勢されており、押え上げ22によって上昇させることができる。
【0014】
次に、針位置の検出手段7について、図3〜5を参照して説明する。
前記支持枠20には検出手段を取着する支持板23が装着されており、検出手段7は、針位置検出片24と該検出片を作動させるソレノイド25、および検出スイッチ26(SW1.SW2.SW3 )とから構成されている。
前記針位置検出片24は、支持板23に取付軸27によって枢着されており、引っ張りばね28により、非作動位置に偏倚させるように付勢されている。
図4に示すように、検出片24は三つの検出片24L, 24M, 24R からなり、各検出片の下部は水平方向に屈曲され、その先端には係合片24a(L,M,R )が設けられており、針ホルダ4の針取付穴15L, 15M, 15R に対応して位置している。
検出片の上部はL状に屈曲され、その上端には係合部24b(L,M,R )が設けられ、前記検出スイッチ26の三つのスイッチSW1.SW2.SW3 の各スイッチ片26aに対応して位置している。
【0015】
図5に示すように、ソレノイド25には作動杆29が装着されており、該作動杆29の先端には、支持板23に沿って摺動する作動板30が取着され、ばね31により非作動位置に位置するように付勢されている。
作動板30には、二つの対向する板からなる支持枠32が取り付けられ、該支持枠32には、一端に作動片33(L,M,R )を設けた作動軸34(L,M,R )が軸支されている。
該作動軸34には、ばね受け板35が取着され、該受け板35と支持枠32の一方の板との間に圧縮ばね36が弾装されており、作動軸34を作動方向に付勢するようにしている。
【0016】
前記針位置検出片24の上端の係合部24b(L,M,R )は、それぞれ対応する作動片33(L,M,R) と係合可能となっており、下端の係合片24a(L, M,R)は、作動時に針ホルダ4の針取付穴15(L,M,R )に装着された針と係合可能となっている。
【0017】
次に検出手段7の作用について説明すると、ソレノイド25がオンされると、その作動杆29が牽引され、作動板30がばね31に抗してソレノイド25の方向に移動する。
それに応じて作動軸34(L, M, R )の各作動片33(L,M,R )が検出片24の上端の係合部24b(L,M,R )に係合して、検出片24をばね28に抗して取付軸27を中心に廻動させる。
検出片24の下端の係合片24a(L,M,R )は、針が存在すれば針の幹部に係合して廻動が停止され、ばね受け板35と作動軸34の支持枠32との間に弾装された圧縮ばね36が圧縮されることによって、検出片24はそれより廻動しない。
針が存在しなければ検出片24はさらに廻動して針ホルダの取付穴15をふさぎ、上端の係合部24bがスイッチ26(SW1.SW2.SW3 )のスイッチ片に係合して、スイッチをオンする。
したがって、検出スイッチ26(SW1.SW2.SW3 )は、針の幹部に係合して停止されている検出片24とそうでない検出片24を識別することとなり、そのことによって、装着された針3の針位置を検出することができる。
【0018】
次に、針板11について、、図6を参照して説明する。
針板11は、送り歯が出没する送り歯溝40と複数の針穴41L,41M,41R とを具えており、針穴41L と41M との間、針穴41M と針穴41R との間および針穴41R の外側には針板爪42L,42M,42R が形成されている。
針板の側端の溝43には前記固定刃12が位置しており、固定刃の切断面と針穴41との距離によってかがり巾が決められている。
本実施形態では、布切断面から針穴41L までの距離は2mmで狭巾、針穴41M までの距離は4mmで標準とし、針穴41R までの距離は6mmで広巾として設定するようにしている。
【0019】
次に、本実施形態で縫成できる縫い目構成について説明する。
3つの針取付穴15L,15M,15R のいずれかに針3を装着して縫成すると、1本針3本糸で狭巾、標準、広巾のかがり巾の異なる縁かがり縫い目を縫成することができる。
針取付穴15L と15M 、または針取付穴15L と15R 、または針取付穴15M と15R に針3を装着して縫成すると、2本針4本糸の縁かがり縫い目が縫成され、かがり巾と針間隔の異なる縁かがり縫い目を縫成することができる。
【0020】
針取付穴15L,15M,15R に対応する針位置をL,M,Rとして、まとめて表記すると、本実施形態のオーバロックミシンでは、表1に示すような6種類の針位置の設定パターンを選択することができ、それに対応する縫い目構成を縫成することができる。
【0021】
表1
【0022】
次に、表示パネルについて、図7を参照して説明する。
表示パネル8は、液晶表示板で構成され、針位置設定パターン表示部50と縫い目構成表示部51が配置されている。
針位置設定パターン表示部50は、針位置L,M,Rを点線で表示するとともに検出された針位置を実線で表示し、装着された針の針位置を表示するようにしている。
縫い目構成表示部51は、装着された針位置に対応する縫い目構成を図柄で表示するようにしており、本実施例では、図8に示す6つの表示51a,51b,・・・・51fが用意されている。
なお、図柄ではなく表示内容として表1に示される[糸数][かがり巾][針間隔]の項目名と、それぞれの内容[3本糸][4本糸][狭巾][標準][広巾][大][小]を表示するようにしてもよい。
表示パネル8の表示画面の表示は、後述する制御装置によって行われる。
【0023】
次に、本実施形態のミシンの制御装置について、図9を参照して説明する。
図において、60は中央演算処理装置(CPU)であり、61はROM、62はRAMである。
CPU60とROM61,RAM62等によって本実施形態の制御手段が構成され、1/0インターフェースを介して周辺の入出力機器と接続している。
針位置検出手段7は、上記制御手段によって制御され、検出データを制御手段に入力する。
検出スイッチ10は、自動復帰型のスイッチであって、押圧されたときに信号を制御手段に入力する。
【0024】
前記ROMは、CPUのシステムプログラムとともに縫成情報記憶手段61aと表示情報記憶手段61bとを具えている。
前記縫成情報記憶手段61aには、全ての選択可能な縫い目構成に対応する針、ルーパ等の糸調子その他の縫い目形成に必要な縫成情報が記憶されており、前記表示情報記憶手段61bには、選択可能な全ての針位置毎に、針位置に対応する針位置パターンと縫成できる縫い目構成とからなる設定パターン表示情報であって、先に説明した表示内容を表示するための表示情報が記憶されている。
【0025】
表示パネル8は、表示手段を構成するもので、前記制御手段に接続され、その出力に応じて針位置の設定パターン、縫い目構成を表示する。
63はミシンモータ、64は糸調子調節手段であり、それぞれ駆動回路65、66を介して制御手段に接続され、その出力に応じて作動される。
【0026】
次に、針位置の検出、表示を中心に上記制御装置の動作について、図10を参照して説明する。
まず始めに、検出スイッチをオンすると、ステップs1ではミシンモータが駆動され、上軸位置の検出信号に応じて針棒は針上停止位置に停止される。
ステップs2では、針が上位置に停止されたことが確認されると、制御手段は針位置検出手段7に信号を送り、そのソレノイド25をオンして、検出動作を開始させる。
検出動作が終了すると、検出された針位置データが制御手段へ入力され、同時にソレノイド25がオフされて検出片は元の状態に戻される。
【0027】
ステップs3では、検出された針位置データと一致する設定パターン表示情報のアドレスが求められ、表示情報記憶手段61bから検出されたデータに対応する針位置パターンと縫い目構成の表示情報が読み出され、出力される。
ステップs4では、制御手段からの出力に応答して、装着された針の針位置パターンと縫い目構成が表示手段に表示される。
【0028】
ステップs5では、使用者が縫い目構成の表示を見て、所望する縫い目構成でなければ針の設定をやり直し、再度検出スイッチをオンすると、それに応答して再び検出動作が繰り返される。
検出スイッチがオンされないと針位置の検出表示動作は終了する。
その後、使用者は、針,ルーパ等の糸通しを行い縫成準備が完了すると、ミシンの駆動スイッチを押圧すれば、縫成が開始される。
それに応じて、表示手段の表示も消滅されるようにしている。
【0029】
次に、第2の実施形態について、図11〜14を参照して説明する。
本実施形態は、前記第1実施形態のミシンにおいて、巻き縫い用針板とその検出手段を付加するとともに、上ルーパを端部に鈎部を設け取付位置を切り替え自在としたルーパに変更し、その検出手段を配設するようにしたもので、針板を交換することによって巻き縫いを縫成し、上ルーパの位置を切り替えることによって、1本針2本糸、または1本針3本糸の縁かがり縫いを縫成し得るようにしたものである。
以下第1実施形態と異なる点を中心にして説明する。
【0030】
まず始めに、巻き縫い用針板11aとその検出手段70について、図11を参照して説明する。
巻き縫い用針板11aは、図11(a)に示すように布端側の針板爪が細巾の巻爪71となっており、第1実施形態の普通の縁かがり用針板11の針板爪42R と異なっている
さらに、裏面には検出スイッチ72のスイッチ片に係合し、その接点を閉成するための突起73が設けられている。
検出スイッチ72は、図11(B)に示すように、針板の裏面に配設されており、針板の検出手段70を構成している。
普通の縁かがり用の針板11が装着されているときには、突起が設けられていないので検出スイッチはオンされることはなく、巻き縫い用針板11aが装着されていると検出スイッチがオンされ、検出時に回路に通電されたときに、いずれの針板が設定されているか検知することができる。
【0031】
次に、上ルーパとその位置検出手段80について、図12を参照して説明する。 図において、81は上ルーパである。
上ルーパ81の先端部には、ルーパ糸を通す糸孔82と、下ルーパ糸に係合する鈎部83が設けられ、端部にはアルミ箔その他の反射板84が装着されている。
上ルーパ81は、取付台85に位置変更可能に取着されており、下ルーパ糸と関連して1本針3本糸の縁かがり縫い目を縫成する第1位置(図では鎖線で示されている)と、鈎部により下ルーパ糸を引っかけて布上に引き上げ、1本針2本糸の縁かがり縫い目を形成する第2位置(図では実線で示されている)に設定することができる。
【0032】
ミシン機枠には、針の上位置に対応する上ルーパ位置において、上ルーパ81の端部の位置を検出するルーパ位置検出手段80が配設されている。
検出手段80は、発光素子86と受光素子87を具えた光電検出器88によって構成され、検出時に発光素子により光を発し、ルーパが第2位置にあるとき、反射板84に反射された光が受光素子87によって受光され、光電検出器がオンされるようになっている。
ルーパが第1位置にあるときには、反射された光線は、受光素子87に入射されないので、光電検出器はオンされない。
したがって、光電検出器のオン・オフによって、上ルーパの位置が、第1位置と第2位置のいずれにあるかが検出することができる。
【0033】
次に、本実施形態で縫成できる縫い目構成について説明する。
その縫い目構成は、第1実施形態の縫い目構成に対して、針板の交換、ルーパ位置の切り替えによる縫い目構成が付加されて10種類となり、まとめて表記すると次の第2表のようになる。
【0034】
表2
【0035】
次に、表示パネルに表示される表示内容について、図13を参照して説明する。 表示パネル8aの設定パターン表示部52には、針位置とともに針板とルーパ位置の設定パターン52a,52,52cが表示され、縫い目構成表示部53には、図柄で表わした縫い目構成表示面53aと、[2本針・上ルーパ糸不要]と文字で表示された糸数表示面53bとからなっている。
糸数表示面53bは、1本針2本糸の場合に、縫い目構成の表示とともに表示されるようにしたもので、ルーパが第1位置にあるときには表示しないようにしている。
図13(a)に示された表示面は、針位置をM、ルーパを第2位置に設定された表2の番号9の場合の表示内容を示すもので、表2の番号7の巻き縫いの場合には、図13(b)に示される表示内容が表示されるようにしている。
縫い目構成表示部53として、10個の表示内容が準備されるが、縫い目構成表示面53aの表示は、巻き縫いを除いては第1実施形態の表示と変わらない。
【0036】
次に、本実施形態の制御装置について説明する。
制御装置は、図9に示された第1実施形態の制御装置において、針位置検出手段7とともに針板検出手段70とルーパ位置検出手段80を制御手段60に接続したものである(図示省略)。
そして、縫成情報記憶手段62aには、縫い目構成に必要な縫成情報が記憶されており、表示情報記憶手段62bには、選択可能な全ての針位置、針板、ルーパ位置毎に、それに対応する針位置、針板、ルーパ位置の設定パターンと縫成できる縫い目構成とからなる設定パターン表示情報であって、先に説明した表示内容を表示するための表示情報が記憶されている。
【0037】
次に、針位置の検出、表示を中心に上記制御装置の動作について、図14を参照して説明する。
まず始めに、検出スイッチをオンすると、ステップs1ではミシンモータが駆動され、上軸位置の検出信号に応じて針棒は針上停止位置に停止される。
ステップs2では、針が上位置に停止されたことが確認されると、針位置検出手段7,針板検出手段70,ルーパ位置検出手段80に信号を送り、針位置検出手段7のソレノイド25をオンして検出動作を開始させるとともに、検出スイッチ26,針板検出手段,ルーパ位置検出手段の回路を電源に接続する。
各検出手段の検出データが入力されると、針位置検出手段のソレノイドをオフするとともに、各検出手段の回路が電源から遮断される。
【0038】
ステップs3では、検出されたデータと一致する設定パターン表示情報のアドレスが求められ、表示情報記憶手段61bから検出されたデータに対応する設定パターンと縫い目構成とからなる設定パターン表示情報が読み出され、出力される。
ステップs4では、制御手段からの出力に応答して、装着された針の針位置等の設定パターンと縫成できる縫い目構成が表示手段に表示される。
ステップs5では、使用者が表示された縫い目構成を見て、所望する縫い目構成でなければ針,針板,ルーパ位置の設定をやり直し、再度検出スイッチをオンすると、それに応答して再び検出動作が繰り返される。
検出スイッチがオンされないと検出表示動作は終了する。
【0039】
上記実施形態では、針板の交換とルーパ位置の切り替えによって、巻き縫いと1本針2本糸、または1本針3本糸の縁かがり縫いを縫成可能としたオーバロックミシンについて説明したが、針板の交換、ルーパ位置の切り替えのいずれかを採用し、巻き縫いを縫成可能とするか、或は1本針2本糸または1本針3本糸の縁かがり縫いを縫成可能としてもよい。
その場合の縫い目構成は、表2において番号7までの7種類の縫い目、或は番号1〜6,8〜10の9種類の縫い目となり、縫成情報記憶手段61aの記憶内容、表示情報記憶手段61bの設定パターンと縫成される縫い目構成に関する表示情報も変更されることは当然のことであり、その変更された内容も前記実施形態の説明から簡単に導き出せることであるから改めて説明しない。
【0040】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態は、針位置の検出・表示手段を、針位置を選択することによって縁かがり縫いと二重環縫いおよび複合縫いを選択して、多様な縫い目構成を縫成可能としたオーバロックミシンに適用したものである。
以下、第1実施形態と異なる点を中心に図15〜18を参照して説明する。
【0041】
図15は、本実施形態のオーバロックミシンの概観を示すもので、1Aはミシンの機枠であり、2Aはミシンベッドである。
ミシン機枠1Aの頭部には、複数の針3を装着し得る針ホルダ4Aを取り付けた針棒5Aが装着されており、針棒5Aに並列して針位置検出手段7Aが配設されている。
機枠1Aの前面には、表示パネル8Aと糸調子器9A、検出スイッチ10Aが配設されており、糸調子器9Aは、針と上下のルーパ、環縫い用ルーパの糸調子器を具え、縫い目構成に必要な糸調子が自動的に設定されるようになっている。
機枠1A内部には、ミシンの駆動モータ,針棒とルーパの駆動機構,ミシンの制御装置等が内蔵されている。
【0042】
ミシンベッド2Aには、針板11Aが取着されており、針板面から送り歯が出没するようにしている。
ミシンベッド2A内には、前記送り歯に送り運動を付与する送り機構と、前記針3と協動するルーパ機構が内蔵されている。
【0043】
図16に示すように、前記針棒5Aの下端に取着された針ホルダ4Aには、四つの針取付穴15a,15b,15c,15dが前後に並列して穿設されている。
前記ミシンベッド2Aには、上記針取付穴15a,15bに装着された針3と協動して二重環縫い目を形成させることができる環縫いルーパを具えた環縫い用ルーパ機構と、針取付穴15c,15dに装着された針3と協動して縁かがり縫い目を形成することができる下ルーパと、上ルーパを具えた縁かがり縫い用ルーパ機構とが配設されている。
それらのルーパ機構は、オーバロックミシンに採用されている周知の機構であるから、図を示して詳しく説明しない。
【0044】
次に、針位置の検出手段について、図17を参照して説明する。
検出手段7Aは、支持板23Aに装着されており、針位置検出片24Aと該検出片を作動させるソレノイド25A、および検出スイッチ26A(SW1.SW2.SW3.SW4 )とから構成されている。
前記針位置検出片24Aは、支持板23Aに取付軸27Aによって枢着されており、引っ張りばねにより、非作動位置に偏倚させるように付勢されている。
図17(a)に示すように、検出片24Aは四つの検出片24A(a,b,c,d)からなり、各検出片の下部は水平方向に屈曲され、その先端には係合片90(a,b,c,d)が設けられており、針ホルダ4Aの針取付穴15a,15b,15c,15dに対応して位置している。
検出片の上部はL状に屈曲され、その上端には係合部91(a,b,c,d)が設けられ、前記検出スイッチ26Aの四つのスイッチ(SW1.SW2.SW3.SW4 )のスイッチ片に対応して位置している。
【0045】
図17(b)に示すように、ソレノイド25Aには作動杆29Aが装着されている。
該作動杆29Aの先端には、支持板23Aに沿って摺動する作動板30Aが取着され、ばね31Aにより非作動位置に位置するように付勢されている。
作動板30Aには、二つの対向する板からなる支持枠32Aが取り付けられ、該支持枠32Aには、一端に作動片33A(a,b,c,d)を設けた作動軸34A(a,b,c,d)が軸支されている。
各作動軸34Aには、ばね受け板35Aが取着され、支持枠32Aの一方の板との間に圧縮ばね36Aが弾装されており、作動軸34Aを作動方向に付勢するようにしている。
【0046】
前記針位置検出片24Aの上端の係合部91(a,b,c,d)は、それぞれ対応する作動片33A(a,b,c,d)と係合可能となっており、下端の係合片90(a,b,c,d)は、作動時に針ホルダ4Aの針取付穴15(a,b,c,d)に装着された針の幹部と係合するようになっている。
【0047】
次に、検出手段7Aの作用について簡単に述べると、ソレノイド25Aがオンされると、各作動軸34A(a,b,c,d)の作動片33Aが検出片24Aの上端の係合部91(a,b,c,d)に係合して、検出片24Aを、取付軸27Aを中心に廻動させる。
検出片24Aの下端の係合片90(a,b,c,d)は、針が存在すれば針の幹部に係合して廻動が停止され、針が存在しなければ検出片はさらに廻動して針の取付穴を塞ぎ、上端係合部91がスイッチ26A(SW1.SW2.SW3.SW4 )のスイッチ片に係合して、スイッチをオンする。
検出スイッチ26A(SW1.SW2.SW3.SW4 )のオン・オフによって、装着された針3の針位置を検出することができる。
【0048】
次に、針板11Aについて、図18を参照して説明する。
針板11Aは、送り歯が出没する送り歯溝40Aと複数の針穴41a,41b,41c,41dとを具えており、針穴41cと41dとの間および針穴41dの外側には針板爪42a,42bが形成されている。
針板の側端の溝43Aには前記固定刃12Aが位置しており、固定刃の切断面と針穴41c,41dとの距離によってかがり巾が決められている。
本実施形態では、布切断面から針穴41dとの間の距離は3.7mm で標準とし、針穴41cまでの距離は5.7mm で広巾として設定するようにしている。
【0049】
次に、本実施形態のオーバロックミシンで形成することができる縫い目構成について説明する。
針取付穴15aおよび/または15bに針3を装着して縫成すると、2本針4本糸の二重環縫い目、または布端からの縫い位置を異にする1本針2本糸の二重環縫い目を縫成することができる。
針取付穴15cおよび/または15dに針3を装着して縫成すると、2本針4本糸の縁かがり縫い目、または一本針3本糸でかがり巾の異なる縁かがり縫い目を縫成することができる。
【0050】
針取付孔15a,15b,15c,15dに対応する針位置をA,B,C,Dとして、まとめて表記すると、本実施形態のオーバロックミシンでは、次の表3に示すような10種類の針位置の設定パターンを選択することができ、それに対応する縫い目構成を縫成することができる。
【0051】
表3
【0052】
次に、表示パネルについて、図19を参照して説明する。
表示パネル8Aは、液晶表示板で構成され、針位置設定パターン表示部50Aと縫い目構成表示部51Aが配置されている。
針位置設定パターン表示部50Aは、針位置A,B,C,Dを点線で表示するとともに検出された針の設定位置を実線で表示し、装着された針の針位置を図柄で表示するようにしている。
【0053】
縫い目構成表示部51Aは、装着された針位置に対応する縫い目構成を図柄で表示するようにしており、本実施形態では、10個の表示面が用意されている。
その表示内容の一部を例示すると、例えば、図19(a)に示された表示は、表3の番号3の縁かがり縫い2本針4本糸の縫い目構成を示す表示面であり、図(b)は、表3の番号6の二重環縫い3本糸の表示面、図19(c)は、表3の番号7のインターロックの表示面を示すものである。
なお、表示内容として、図柄ではなく表3に示される[縁かがり縫い][二重環縫][インターロック]などの縫い目、[糸数][かがり巾][縫い位置]の項目名と、それぞれの内容[3本糸][4本糸]、[標準][広巾]、[外側][内側]を表示するようにしてもよい。
【0054】
次に、本実施形態のミシンの制御装置とその動作について説明する。
制御装置について第1実施形態と異なる点は、選択し得る針位置の増加と縫い目構成の多様化に伴う縫成情報記憶手段と、表示情報記憶手段の記憶内容の変更である。
まず、縫成情報記憶手段61aには、選択された針位置に対応する縫い目縫成情報が記憶されており、表示情報記憶手段61bには、選択可能な全ての針位置毎に、それに対応する針位置パターンと縫成できる縫い目構成とからなる設定パターン表示情報であって、先に説明した表示内容を表示するための表示情報が記憶されている。
【0055】
制御装置の動作は、第1実施形態のそれと同一であって、図10に示す流れ図を参照して説明したように 、検出スイッチをオンすると針位置検出手段によって装着された針位置が検出され、検出されたデータに対応する針位置パターンとそれにより縫成される縫い目構成が表示手段に表示されるのである。
【0056】
また、上記実施形態において、巻き縫い用の針板を準備し、針位置検出手段とともに針板検出手段を具備させて、その検出データに対応する針位置と針板の設定パターンと縫成される縫い目構成を表示手段に表示するようにすること。
または、縁かがり用上ルーパを、鈎部を設けた上ルーパとし、ルーパ位置を切り替え1本針2本糸、または1本針3本糸の縁かがり縫いを縫成可能とし、針位置検出手段とともにルーパ位置検出手段を具備させて、検出手段により検出された検出データに対応する針位置と、ルーパ位置の設定パターンと縫成される縫い目構成を表示手段に表示するようにすることを付加してもよい。
さらに、前記第2実施形態の技術手段を適用し、針板の交換とルーパ位置の切り替えによって、巻き縫いと1本針2本糸、または1本針3本糸の縁かがり縫いを縫成可能としてもよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
針ホルダに装着された針の針位置を検出し、その針位置の設定パターンと縫成できる縫い目構成を表示するようにしているから、使用者は装着した針の針位置を簡単に確認することができ、また、表示された縫い目構成を見ることによって、針の設定位置が所望する縫い目構成に適合したものであるかも簡単に認識できるようになった。
【0058】
針位置の設定が適合していない場合には、再びマニュアルに従い針位置の設定をやり直し、再度検出を繰り返すことができるので、縫成開始前に所望する縫い目構成に必要な針位置の設定を誤りなくできるようになった。
針板の交換、ルーパ位置の位置切り替えにより、巻き縫い、1本針2本糸のかがり縫い目を縫成可能なオーバロックミシンにおいても、針位置とともに針板、ルーパ位置を検出して表示するようにしているので、設定位置を簡単に確認できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のオーバロックミシンの斜視図である。
【図2】針ホルダーの説明図である。
【図3】針位置検出手段を示す側面図である。
【図4】針位置検出手段の正面図である。
【図5】検出片作動機構の説明図である。
【図6】針板の平面図である。
【図7】表示パネルの表示面の説明図である。
【図8】表示パネルの縫い目構成の表示面の説明図で、(a)〜(f)はそれぞれの表示面の図柄である。
【図9】制御装置のブロック図である。
【図10】制御動作の流れ図である。
【図11】巻き縫い用針板を示す図で、(a)は平面図、(b)は検出スイッチとの関係を示す側面図である。
【図12】ルーパとその検出手段の説明図である。
【図13】表示パネルの表示面の説明図で、(a)(b)はその表示内容の例である。
【図14】制御動作の流れ図である。
【図15】第3実施形態のオーバロックミシンの斜視図である。
【図16】針ホルダの説明図である。
【図17】針位置検出手段を示す図で、(a)は正面図、(b)は検出片作動機構の説明図である。
【図18】針板の平面図である。
【図19】表示パネルの表示面の説明図で、(a)〜(c)はその表示内容の例である。
【符号の説明】
1,1A ミシン機枠
2,2A ミシンベッド
3 針
4,4A 針ホルダ
7,7A 針位置検出手段
8,8A 表示パネル
11,11a,11A 針板
15 針取付穴
24 検出片
25 ソレノイド
26,72 検出スイッチ
50 50A 設定パターン表示部
51 51A 縫い目構成表示部
60 中央演算処理装置(CPU)
61a 縫成情報記憶手段
61b 表示情報記憶手段
70 針板検出手段
80 ルーパ位置検出手段
88 光電検出器
【表1】
Figure 0003614970
【表2】
Figure 0003614970
【表3】
Figure 0003614970

Claims (2)

  1. 複数の針取付穴を設けた針ホルダを具え、針ホルダに装着する針の針位置を選択して多様な縫い目構成を縫成可能としたオーバロックミシンにおいて、
    針ホルダに装着された針の針位置を検出し、針位置データを出力する針位置検出手段と、
    針ホルダに選択して装着される針の全ての針位置毎に、選択された針位置に対応する針位置パターンと、当該選択された針位置において縫成できる縫い目構成とからなる設定パターン表示情報を記憶する記憶手段と、
    前記針位置検出手段によって検出した針位置データに対応する設定パターン表示情報を前記記憶手段から読み出し、読み出された針位置パターンと縫成できる縫い目構成とからなる表示情報を出力する制御手段と、
    前記制御手段の出力に応答して、装着された針の針位置パターンと縫成できる縫い目構成とを併せて表示する表示手段
    とを備えたことを特徴とするオーバロックミシン。
  2. オーバロックミシンが、縁かがり縫い専用のオーバロックミシン、または、縁かがり縫いと二重環縫い、およびそれらの複合縫いを縫成可能としたオーバロックミシンであることを特徴とする請求項1記載のオーバロックミシン。
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