JP3610919B2 - 回路基板の検査用治具、検査方法、および製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は回路基板、特にコンピュータマザーボードの検査に用いて好適な治具、検査方法、及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
前記回路基板の製造工程にあっては、所定の工程を経た後基板上の各回路を検査装置に接続し、前記回路基板との間で信号を授受することにより検査が行なわれている。
【0003】
また、マザーボードなどの回路基板にあっては、キーボードやディスクドライブ等の機器が接続される場合があり、このような場合、検査プログラム上でこれらの機器の接続をシミュレーションしながら検査を行うのみならず、回路基板に設けられたコネクタにこれらの機器のコネクタを実際に接続して検査を行うことが望ましい。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】
しかしながら、生産効率の面から上記検査工程の省力化の要求があり、前記回路基板側のコネクタに対する機器側のコネクタの挿抜操作をいかに省力化するかが課題となっていた。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、回路基板の検査を省力化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の検査用治具は、回路に接続された基板側コネクタ32が表面に設けられた回路基板3と、該回路基板がセットされると所定の方向へ動作して前記回路基板に電気的に接続される検査装置との間に介在する検査用治具において、前記検査装置の固定側1に搭載され、前記基板側コネクタ32の挿抜方向を前記動作方向に一致させて支持する第1の検査用治具6と、前記基板側コネクタ32に対して挿抜可能な治具側コネクタ46と、治具側コネクタ46を支持する本体とから構成された第2の検査用治具4とから構成されてなり、該第2の検査用治具4は、前記治具側コネクタ46をその挿抜方向を前記検査装置の動作方向と一致する方向へ向けて、かつ、前記動作方向と直交する平面内で移動可能に支持することを特徴とする。
また、前記回路基板3には、さらに、検査に必要な信号を取り出すべく回路中の所定部位に接続された導体からなるテストパッド31が設けられ、前記第2の検査用治具4には、前記テストパッド31に接触するプローブ41が前記本体に支持され、該第2の検査用治具4は、前記プローブ41を、前記動作の方向と交差する平面内で前記テストパッド31と重なる位置で前記動作の方向へ移動自在に支持することを特徴とする。
また、前記第1の検査用治具6には、前記テストパッド31に接触するプローブ41が前記動作方向に沿って移動可能に設けられたことを特徴とする。
また、前記第1および第2の検査用治具の一方には、前記操作方向と直交する平面内で他方の検査用治具のプローブと重なる位置に、プローブとの接触圧力を支持するサポート部材61が設けられたことを特徴とする。
また、前記第1の治具6には、前記動作方向と直交する平面内で基板側コネクタ32と重なる位置に、前記治具側コネクタを挿入する際の圧力を支持するサポート部材61が設けられたことを特徴とする。
また、前記回路基板3に設けられた他の基板側コネクタに挿抜可能な第2の治具側コネクタ51と、該第2の治具側コネクタを前記他の基板側コネクタに接続した状態で、前記動作方向と直交する平面内で前記第2の検査用治具4のプローブ61と重なる位置に配置されたテストパッド52とを有する補助回路基板5を有することを特徴とする。
また、前記サポート部材61に代えて、前記動作方向と直交する平面内で基板側コネクタ32と重ならない位置であって、前記基板側コネクタ32の近傍に、補助サポート部材62を設けたことを特徴とする。
また、前記治具側コネクタ46の先端には、前記動作方向に対して傾斜した面46aが設けられたことを特徴とする。
さらに、回路に接続された基板側コネクタ33が表面に設けられた回路基板3と、該回路基板3がセットされると所定の方向へ動作して前記回路基板3に電気的に接続される検査装置との間に介在する検査用治具において、前記基板側コネクタ33に挿抜可能な治具側コネクタ51と、該治具側コネクタ51を前記基板側コネクタ33に接続した状態で、前記動作方向と交差する平面内に配置されるテストパッド52とを有する補助回路基板5と、前記回路基板3を支持する第1の検査用治具6と、前記補助回路基板5のテストパッド52に接触するプローブ41と、このプローブ41を支持する本体とから構成された第2の検査用治具4とから構成されてなり、該第2の検査用治具4は、前記プローブ41を、前記動作の方向と交差する平面内で前記テストパッド52と重なる位置で前記動作の方向へ移動自在に支持することを特徴とする。
また前記回路基板3には、検査に必要な信号を取り出すべく回路中の所定部位に接続された導体からなるテストパッド31がさらに設けられ、前記第2の検査用治具4には、前記回路基板3のテストパッド31に接触するプローブ41が前記本体に支持され、該第2の検査用治具は、前記プローブを、前記動作の方向と交差する平面内で前記回路基板3のテストパッド31と重なる位置で前記動作の方向へ移動自在に支持することを特徴とする。
また、前記回路基板3のテストパッド31に接触するプローブ41の一部が前記補助回路基板5のテストパッド52に接触するプローブ41を兼用していることを特徴とする。
また前記第1の検査用治具には、前記回路基板3のテストパッド31に接触するプローブ61が前記動作方向に沿って移動可能に設けられたことを特徴とする。
また前記第1および第2の検査用治具4,6の一方には、前記操作方向と交差する平面内で他方の検査用治具のプローブと重なる位置に、プローブとの接触圧力を支持するサポート部材61が設けられたことを特徴とする。
【0007】
また本発明の検査方法は、検査に必要な信号を取り出すべく回路中の所定部位に接続された導体からなるテストパッド31と、前記回路に接続された基板側コネクタ32とが表面に設けられた回路基板3と、該回路基板がセットされると所定の方向へ動作して前記回路基板3に電気的に接続される検査装置との間に第1および第2の検査用治具を介在させる工程と、前記第1の検査用治具4により、前記基板側コネクタ32の挿抜方向を前記動作方向に一致させて支持する工程と、前記基板側コネクタ32に挿抜される治具側コネクタ46をその挿抜方向を前記検査装置の動作方向と一致する方向へ向けて、かつ、前記動作方向と直交する平面内で移動可能に支持するとともに、前記プローブ41を、前記動作の方向と直交する平面内で前記テストパッド31と重なる位置で前記動作の方向へ移動自在に支持しつつ、前記第2の検査用治具を回路基板に接近させて前記治具側コネクタ46を基板側コネクタに挿入するとともに、前記プローブ41を前記テストパッドに接触させる工程と、前記治具側コネクタ46およびプローブ41を介して入出力される信号により前記回路基板を検査する工程とからなることを特徴とする。
また本発明の製造方法は、電子部品を回路基板に取り付ける工程の後、上記方法により回路基板を検査する工程を実行することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
符号1は検査装置の固定部、符号2は移動部であって、これらは互いに接近する方向および離れる方向へ相対移動可能に設けられている。図示例では、固定部1に対して移動部2が移動する構成、すなわち、この検査装置は、一つの自由度の方向(図1の上下方向)への動作によって検査を行うようになっている。
【0009】
符号3は検査対象としての回路基板、符号4は移動部2に支持された治具、符号5は前記回路基板に取り付けられる補助回路基板、符号6は固定部1に支持された治具である。
【0010】
前記回路基板3は、回路パターンが形成された基板に電子部品を実装し、はんだリフロー処理によって前記電子部品を回路パターンに電気的に接続することにより製造される。その表面には、検査に必要な信号を取り出すためのテストパッド31が回路パターンの一部として設けられるとともに、キーボード、ディスクドライブ等の機器との接続に用いられるコネクタ32,33が設けられている。図示の場合、前記治具6の上に回路基板3を載せることにより、コネクタ32,33の挿抜方向と検査装置の動作方向とが一致するようになっている。具体的には、コネクタ32,33に内蔵された電極の方向が検査装置の動作方向と一致するように検査装置内に支持されている。なお、前記テストパッド31は、検査用の信号の授受のために本来の回路パターンは別個に設けられたもののみならず、回路パターンそのものや実装部品のリードなど、検査のための信号が授受される全ての導体部分を含むものとする。
【0011】
前記治具4は、プラスチックなどの絶縁性材料により構成されていて、全体として板状をなし、検査装置の移動部2に取り付けられている。前記治具4には、前記テストパッド31に接触するプローブ41が移動部2の移動方向に沿って移動自在に設けられている。前記プローブ41は金属により構成されていて、治具4の支持孔42内に配置されている。プローブ41には、フランジ部43が固着されており、このフランジ部43と前記支持孔42を塞ぐ押さえ板45との間には、圧縮ばね44が設けられている。この結果、前記プローブ41は、前記テストパッド31と接触することにより、圧縮ばね44を圧縮させながら図2の状態から図1の状態へ上昇し、この結果、プローブ41とテストパッド31との間に所定の接触圧力が生じるようになっている。
【0012】
前記治具4には、前記コネクタ32に対して挿抜されるコネクタ46が支持板47を介して取り付けられている。この支持板47は、ボルト48を該ボルト48より大径のボルト孔49を通して治具4にねじ込むことにより固定されており、この結果、支持板47は、治具4の面方向(移動部2の移動方向と直交する平面内)で移動可能に支持されている。また前記コネクタ46の端部には、傾斜面46aが設けられており、この傾斜面46aが前記コネクタ32の先端と接触することにより、挿抜に際してコネクタ46が面方向へ移動することができる。なお、前記治具6にも、治具4と同様のプローブ41が設けられていて、前記回路基板3の下面のテストパッド31と接触するようになっている。
【0013】
一方、前記コネクタ33と挿抜されるコネクタ51は、補助回路基板5に取り付けられるもので、例えば、前記コネクタ32より大きな挿抜力が必要であったり、挿抜に際してより高い位置決め精度が必要であったり、あるいは、挿抜方向が前記コネクタ32と異なっている場合(例えば、図示していないが、挿抜方向が横向きである場合)に使用され、その電極は、補助基板5の上面のテストパッド52に接続されている。なお、前記治具41に設けられたプローブ41の内、このテストパッド52に接触するものの先端は、回路基板3のテストパッド31に接触するものより上方の位置に配置されている。このような補助回路基板5を用いることにより、、前記コネクタ51を介して接続すべき機器との間に長い配線を引き回すことにより、ノイズの混入などのおそれがある場合に、検査装置を回路基板3の回路に補助回路基板5ないしプローブ42を経由する最短経路で接続することができる。
【0014】
前記治具4,6には、前記プローブ41やコネクタ46との接触による力を受けるためのサポート部材61が設けられている。すなわちこのサポート部材61のうち、治具6に設けられるものは、前記回路基板3におけるテストパッド31、コネクタ32,33と平面視において重なる位置に配置されていて、治具4のプローブ41がテストパッド31,51に接触し、あるいは、コネクタ46がコネクタ32に挿入されるに際して、図1における下向きの力による回路基板3のたわみを防止し、ひいては、テストパッド31等が下方へ逃げることによる接触不良の発生を防止するようになっている。また、治具4に設けられるサポート部材61は、治具6側のプローブ41と平面視において重なる位置に設けられていてその接触圧を支持している。
【0015】
上記構成の治具4、5,6を用いた回路基板3の検査工程は下記の通りである。
▲1▼図2に示すように、移動部2を上昇させておき、治具6を固定部1にセットし、治具4を移動部2にセットする。
▲2▼治具6上の所定位置に回路基板3を載せる。ここに云う所定位置とは、プローブ41が下面のテストパッド31に接触し、かつ、上面のテストパッド31に相当する位置にサポート部材61が位置決めされる位置をいう。プローブ41は、回路基板3が載せられてテストパッド31に接触することにより、圧縮ばね44を収縮させながら待避する。なお、治具6と回路基板3との位置決めのため、目印を設けたり、位置決め用の嵌合構造を設けるようにしてもよい。
▲3▼回路基板3上のコネクタ33に補助回路基板5のコネクタ51を挿入する。
▲4▼検査装置の移動部2を下降させると、コネクタ32の先端がコネクタ46の傾斜面46aに接触することにより、ボルト孔49とボルト48との寸法差の範囲でコネクタ46が面方向に移動し、この移動により位置合わせされながらコネクタ32へ挿入される。この挿入による力は、回路基板3のコネクタ32に対応する位置に配置されたサポート部材61に接することにより、支持される。
【0016】
▲5▼各プローブ41は、テストパッド31および52に接触するとともに、圧縮ばね44を収縮させながら上昇する。なお、テストパッド52にプローブ41に接触することによる力は、治具6におけるコネクタ33に対応する位置に設けられたサポート部材61により支持される。
▲6▼各プローブ41が接続された検査装置(検査回路)との間、およびコネクタ46が接続された外部機器との間で信号を授受することにより回路基板3の検査が行われる。
▲7▼移動部2を上昇させることにより検査が終了する。
【0017】
上記実施形態では、コネクタ32に対応する位置の治具6上にサポート部材61を設けたが、これに代えて図3に示すようにサポート部材62を配置してもよい。
すなわち、回路基板32におけるコネクタ32と反対側の面(図1の下面)にテストパッドが設けられていたりして、プローブを接触させることが必要な場合、図3に示すように、コネクタ32の近傍(周囲)であってコネクタ32と重ならない位置にサポート部材62を配置するようにしてもよい。
【0018】
また、回路基板3の表裏のテストパッドの位置が重なっていたり、極めて接近している場合にも、同様に、反対側の面のプローブ接触箇所と重ならない位置であってその近傍にサポート部材を配置するようにしてもよい。
【0019】
また、上記実施形態では、検査装置の固定側と移動側とが一次元方向への自由度を以て相対移動しているが、軸を中心とする回転方向への自由度を以て相対移動する場合にも本発明を適用することができる。この場合、第2の治具4に対する支持板47の取り付けに図示例の場合の如き移動方向と直交する平面内の各方向への自由度のみならず、移動方向に対して種々の角度で交差する各平面内での自由度を与えることが必要とされる。具体的には、支持板47と第2の治具4の間にばねなどの弾性部材を介在させることによって、支持板47を第2の治具4に対して多方向への自由度を以て支持することができる。
【0020】
なお、本発明の適用対象たる回路基板は、上記実施形態のマザーボードに限定されるものではなく、基板上の回路と検査装置とをコネクタを介して接続することが必要な各種回路基板に適用することができるのはもちろんである。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば下記の効果を奏する。
検査装置の固定側に基板側コネクタの挿抜方向を前記動作方向に一致させて支持する第1の検査用治具と、前記基板側コネクタに対して挿抜可能な治具側コネクタと、前記テストパッドに接触するプローブと、これら治具側コネクタ及びプローブを支持する本体とから構成された第2の検査用治具とから構成され、該第2の検査用治具は、前記治具側コネクタをその挿抜方向を前記検査装置の動作方向と一致する方向へ向けて、かつ、前記動作方向と直交する平面内で移動可能に支持するとともに、プローブが動作方向と直交する平面内で前記テストパッドと重なる位置で前記動作の方向へ移動自在に支持されているので、
検査装置の動作とともに、プローブをテストパッドに接触させて検査装置との間で所定の信号の授受を行うことができ、同時に、治具側コネクタを基板側コネクタに挿入して、回路基板を外部機器等に接続した状態として検査を行うことができる。
また、第1の検査用治具においても、テストパッドに接触するプローブが前記動作方向に沿って移動可能に設けられているので、回路基板の裏面にテストパッドが存在する場合であっても、これを載せることによってプローブをテストパッドに接触させることができる。
また、前記検査用治具のいずれかには、前記操作方向と直交する平面内で他方のプローブと重なる位置に、プローブとの接触圧力を支持するサポート部材が設けられているので、プローブの接触による力を受けて、これらの間の接触圧を所定の大きさ以上に維持して、電気的接続を確実にすることができる。
また、前記第1の治具には、前記動作方向と直交する平面内で基板側コネクタと重なる位置に、前記治具側コネクタを挿入する際の圧力を支持するサポート部材が設けられているので、コネクタの挿入に際して回路基板を支持して、そのたわみを防止しつつ、確実に基板側のコネクタに挿入させることができる。 また、回路基板に設けられた他の基板側コネクタに挿抜可能な第2の治具側コネクタと、該第2の治具側コネクタを前記他の基板側コネクタに接続した状態で、前記動作方向と直交する平面内で前記第2の検査用治具のプローブと重なる位置に配置されたテストパッドとを有する補助回路基板を設けることにより、検査装置の動作とともにコネクタの挿抜ができない場合であっても、コネクタにプローブを接触させることにより検査に必要な信号を授受することができる。
また、検査装置の動作方向と直交する平面内で基板側コネクタと重ならない位置であって基板側コネクタの近傍に、補助サポート部材を設けることにより、コネクタの裏側にテストパッドなどが存在している場合であっても、挿抜に際して加わる力を支持することができる。
また、治具側コネクタの先端には、前記動作方向に対して傾斜した面が設けられているので、基板側のコネクタの先端が接触することにより、治具側コネクタが面方向へ移動して位置合わせされる。
また、このような動作とともに行われる検査を回路基板への実装工程の後で行うことにより、コンピュータマザーボードなどの回路基板の製造効率を高めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の断面図である。
【図2】図1の装置の作動前の状態の断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態の平面図である。
【符号の説明】
1 検査装置(固定部) 2 検査装置(移動部) 3 回路基板
4 (第2の)治具 5 補助基板 6 (第1の)治具31 テストパッド 32 コネクタ 33 コネクタ
41 プローブ 42 支持孔 44 圧縮ばね
46 コネクタ 46a 傾斜面 47 支持板
48 ボルト 49 ボルト孔 51 コネクタ
52 テストパッド 61 サポート部材 62 サポート部材
Claims (13)
- 回路に接続された基板側コネクタが表面に設けられた回路基板と、該回路基板がセットされると所定の方向へ動作して前記回路基板に電気的に接続される検査装置との間に介在する検査用治具において、
前記検査装置の固定側に搭載され、前記基板側コネクタの挿抜方向を前記動作方向に一致させて支持する第1の検査用治具と、
前記基板側コネクタに対して挿抜可能な治具側コネクタと、この治具側コネクタを支持する本体とから構成された第2の検査用治具とから構成されてなり、
該第2の検査用治具は、前記治具側コネクタをその挿抜方向を前記検査装置の動作方向と一致する方向へ向けて、かつ、前記動作方向と交差する平面内で移動可能に支持し、
前記治具側コネクタの先端には、前記動作方向に対して傾斜した面が設けられたことを特徴とする検査用治具。 - 前記回路基板には、検査に必要な信号を取り出すべく回路中の所定部位に接続された導体からなるテストパッドがさらに設けられ、
前記第2の検査用治具には、前記テストパッドに接触するプローブが前記本体に支持され、該第2の検査用治具は、前記プローブを、前記動作の方向と交差する平面内で前記テストパッドと重なる位置で前記動作の方向へ移動自在に支持することを特徴とする請求項1記載の検査用治具。 - 前記第1の検査用治具には、前記テストパッドに接触するプローブが前記動作方向に沿って移動可能に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の検査用治具。
- 前記第1および第2の検査用治具の一方には、前記操作方向と交差する平面内で他方の検査用治具のプローブと重なる位置に、プローブとの接触圧力を支持するサポート部材が設けられたことを特徴とする請求項3に記載の検査用治具。
- 前記第1の治具には、前記動作方向と交差する平面内で基板側コネクタと重なる位置に、前記治具側コネクタを挿入する際の圧力を支持するサポート部材が設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の検査用治具。
- 前記回路基板に設けられた他の基板側コネクタに挿抜可能な第2の治具側コネクタと、該第2の治具側コネクタを前記他の基板側コネクタに接続した状態で、前記動作方向と交差する平面内で前記第2の検査用治具のプローブと重なる位置に配置されたテストパッドとを有する補助回路基板を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の検査用治具。
- 前記第1の治具には、前記動作方向と交差する平面内で基板側コネクタと重なる位置に、前記治具側コネクタを挿入する際の圧力を支持するサポート部材が設けられたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の検査用治具。
- 請求項7のサポート部材に代えて、前記動作方向と交差する平面内で基板側コネクタと重ならない位置であって、前記基板側コネクタの近傍に、補助サポート部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の検査用治具。
- 回路に接続された基板側コネクタが表面に設けられた回路基板と、該回路基板がセットされると所定の方向へ動作して前記回路基板に電気的に接続される検査装置との間に介在する検査用治具において、
前記基板側コネクタに挿抜可能な治具側コネクタと、該治具側コネクタを前記基板側コネクタに接続した状態で、前記動作方向と交差する平面内に配置されるテストパッドとを有する補助回路基板と、
前記回路基板を支持する第1の検査用治具と、
前記補助回路基板のテストパッドに接触するプローブと、このプローブを支持する本体とから構成された第2の検査用治具とから構成されてなり、
該第2の検査用治具は、前記プローブを、前記動作の方向と交差する平面内で前記テストパッドと重なる位置で前記動作の方向へ移動自在に支持し、
前記回路基板には、検査に必要な信号を取り出すべく回路中の所定部位に接続された導 体からなるテストパッドがさらに設けられ、前記第2の検査用治具には、前記回路基板のテストパッドに接触するプローブが前記本体に支持され、該第2の検査用治具は、前記プローブを、前記動作の方向と交差する平面内で前記回路基板のテストパッドと重なる位置で前記動作の方向へ移動自在に支持し、
前記回路基板のテストパッドに接触するプローブの一部が前記補助回路基板のテストパッドに接触するプローブを兼用していることを特徴とする検査用治具。 - 前記第1の検査用治具には、前記回路基板のテストパッドに接触するプローブが前記動作方向に沿って移動可能に設けられたことを特徴とする請求項9に記載の検査用治具。
- 前記第1および第2の検査用治具の一方には、前記操作方向と交差する平面内で他方の検査用治具のプローブと重なる位置に、プローブとの接触圧力を支持するサポート部材が設けられたことを特徴とする請求項10に記載の検査用治具。
- 検査に必要な信号を取り出すべく回路中の所定部位に接続された導体からなるテストパッドと、前記回路に接続された基板側コネクタとが表面に設けられた回路基板と、該回路基板がセットされると所定の方向へ動作して前記回路基板に電気的に接続される検査装置との間に第1および第2の検査用治具を介在させる工程と、前記第1の検査用治具により、前記基板側コネクタの挿抜方向を前記動作方向に一致させて支持する工程と、前記基板側コネクタに挿抜される治具側コネクタをその挿抜方向を前記検査装置の動作方向と一致する方向へ向けて、かつ、前記動作方向と直交する平面内で移動可能に支持するとともに、前記プローブを、前記動作の方向と直交する平面内で前記テストパッドと重なる位置で前記動作の方向へ移動自在に支持しつつ、前記第2の検査用治具を回路基板に接近させて前記治具側コネクタを基板側コネクタに挿入するとともに、前記プローブを前記テストパッドに接触させる工程と、前記治具側コネクタおよびプローブを介して入出力される信号により前記回路基板を検査する工程とからなることを特徴とする回路基板の検査方法。
- 電子部品を回路基板に取り付ける工程の後、請求項12記載の方法により回路基板を検査する工程を実行することを特徴とする回路基板の製造方法。
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