JP2013170933A - 半導体試験用装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な方法で試験対称と電気的接続子との位置合わせ可能で、かつ装置コストも安価な半導体試験用装置を提供する。
【解決手段】コンタクト部10を含む半導体装置9を保持する下治具3と、半導体装置9のコンタクト部10に接触可能な電気的接続子1と、電気的接続子1を保持する接続子保持部2と、接続子保持部2が設置された上治具4と、下治具3と上治具4とを連結して位置決め可能とする連結装置5と、半導体装置に対して電気的接続子1との位置決めを行なう位置決め機構6とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】コンタクト部10を含む半導体装置9を保持する下治具3と、半導体装置9のコンタクト部10に接触可能な電気的接続子1と、電気的接続子1を保持する接続子保持部2と、接続子保持部2が設置された上治具4と、下治具3と上治具4とを連結して位置決め可能とする連結装置5と、半導体装置に対して電気的接続子1との位置決めを行なう位置決め機構6とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体試験用装置に関し、より特定的には、半導体装置を試験する際に、半導体装置に配置された基板のコンタクト部と電気的接続を行なう、半導体試験用装置に関するものである。
半導体装置を試験する際、半導体装置に配置された基板のコンタクト部と、電気的接続を行なう電気的接続子との位置合わせを行う方法として、以下の方法がある。
一つは、半導体装置に配置される基板上に、あらかじめ画像認識用マークを印字し、画像認識により電気的接続子の位置合わせを行なう方法である。また別の方法として、特開平9−105761号公報には、検査対象物としての半導体装置の外形の一部または全部を利用して電気的接続子の位置合わせを行う方法が開示されている。具体的には、上記特開平9−105761号公報には、半導体装置をはめ込むことが可能な枠状体を有するプローブ機構が開示されている。当該プローブ機構では、枠状体に半導体装置をはめ込むことで、電気的接続子としてのプローブの位置合わせが可能である。
しかしながら、半導体装置と電気的接続子との位置合わせを、画像認識により行なう場合には、画像認識装置を備える試験装置が必要であり、装置コストが高くなる。また、特開平9−105761号公報に記載のプローブ構造では、半導体装置がベアチップである場合にはプローブ機構の構成は比較的単純であるが、半導体装置がチップや電子部品が組み込まれたモジュールである場合には、当該プローブ機構の構造は複雑化してしまう。
本発明は、簡易な方法で半導体装置と電気的接続子との位置合わせ可能で、かつ装置コストも安価な半導体試験用装置を提供することを目的とする。
本発明の半導体試験用装置は、コンタクト部を含む半導体装置を保持する下治具と、半導体装置のコンタクト部に接触可能な電気的接続子と、電気的接続子を保持する接続子保持部と、接続子保持部が設置された上治具と、下治具と上治具とを連結して位置決め可能とする連結装置と、半導体装置に対して電気的接続子の位置決めを行なう位置決め機構とを備える。
本発明の半導体装置用装置は、上治具と下治具とを連結して位置決め可能とする連結装置とを備えるので、上治具と下治具とを連結して位置決めする(第1段階の位置決め工程を実施する)ことによって電気的接続子と半導体装置のコンタクト部とを近接した状態とすることができる。さらに、半導体装置に対して電気的接続子の位置決めを行なう位置決め機構を備えることにより、上記第1段階の位置決め工程によりコンタクト部と電気的接続子とが近接した状態において、さらに半導体装置のコンタクト部に対する電気的接続子の正確な位置決めを実施できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について説明する。はじめに、図1および図2を参照して実施の形態1に係る半導体試験用装置の構成を説明する。実施の形態1に係る半導体試験用装置は、電気的接続子1と、半導体装置9のコンタクト部10との位置合わせを行った後、電気的接続子1とコンタクト部10とを電気的に接続する装置である。
以下、本発明の実施の形態1について説明する。はじめに、図1および図2を参照して実施の形態1に係る半導体試験用装置の構成を説明する。実施の形態1に係る半導体試験用装置は、電気的接続子1と、半導体装置9のコンタクト部10との位置合わせを行った後、電気的接続子1とコンタクト部10とを電気的に接続する装置である。
半導体試験用装置は、コンタクト部10を含む半導体装置9を保持する下治具3と、下治具3と連結装置5によって連結可能な上治具4とを備える。半導体装置9は、電子部品や配線等により構成された電子回路を含み、該電子回路と電気的に接続したコンタクト部10を有する。さらに、本実施の形態では、半導体装置9は位置決め部材7を有する。
下治具3は、連結装置5により、上治具4と連結する。連結装置5は、下治具3と上治具4とを連結可能であれば、任意の構造を採用可能であり、下治具3もしくは上治具4の一部として含まれていてもよい。たとえば、連結装置5は、嵌合可能な2部材で構成していてもよい。当該2部材は、嵌合部でない他端を下治具3と上治具4とにそれぞれに固着し、嵌合部を嵌合することにより連結可能としてもよい。図1および図2に示した半導体試験用装置では、連結装置5を構成する棒状部材が上治具4に接続され、連結装置5を構成する他の部材である筒状体が下治具3に接続されている。棒状部材と筒状体とは対向する位置に配置されている。棒状部材の先端部(図1の下端部)は筒状体に挿入して固定可能である。
連結装置5は、電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10とが近接するように、上治具4と下治具3とを連結することが可能なように設けるのが好ましい。さらに、連結装置5は、上治具4と下治具3とを連結した状態において、電気的接続子1が半導体装置9に対して垂直方向において十分離れるように、構成されるのが好ましい。
上治具4は、3軸方向に移動可能なXYZステージ11に支持されており、XYZステージ11が移動することにより上治具4は移動可能である。このとき、XYZステージ11は、上治具4を支持しながらも、例えば、上治具4が下治具3に対して固定された状態では、上治具4とは独立して移動可能に構成されるのが好ましい。図1および図2の例では、XYZステージ11は、ばね状体によって上治具4を支持している。これにより、上治具4が連結装置5により下治具3と連結して固定された状態でも、XYZステージ11は、ある程度の移動が可能となる。さらに、上治具4には、電気的接続子1を保持した接続子保持部2が設置される。
接続子保持部2は、上治具4を介してXYZステージ11に支持されているため、上治具4と同様に移動可能である。つまり、XYZステージ11が接続子保持部2を支持する部材は、上治具4に設けられた穴12を通ってXYZステージ11と接続子保持部2とを接続している。このため、連結装置5により上治具4が下治具3と連結して固定された場合には、接続子保持部2は半導体装置9と垂直方向には自由に移動可能だが、平行方向には上治具4に設けられた穴12により移動可能範囲が制限される。上治具4に設けられた穴12の大きさは、半導体装置9の個体間で生じうるコンタクト部10の位置ずれの傾向や大きさを考慮して選択するのが好ましい。これにより、固体差を有する半導体装置9に対しても接続子保持部2および当該接続子保持部2に保持される電気的接続子1の位置決めを行なうことができる。
接続子保持部2は、上述のように半導体装置9のコンタクト部10に接触可能な電気的接続子1を保持する。接続子保持部2に保持される電気的接続子1は、複数であってもよい。さらに、接続子保持部2は、位置決め機構6を含む。このとき、位置決め機構6は、電気的接続子1上に設けられても良い。図1および図2に示した例では、位置決め機構6は、接続子保持部2上に設けられている。この場合は、半導体装置9のコンタクト部10に対し、接続子保持部2の位置決めをすることで、結果としてコンタクト部10に対する電気的接続子1の位置決めを可能とするように、位置決め機構6を構成することができる。
位置決め機構6と、半導体装置9に設けられた位置決め部材7とは、互いに当接可能で、かつ、半導体装置9のコンタクト部10に対して電気的接続子1の位置決めを行ない得る任意の構造を採用可能である。図1および図2に示した例では、位置決め機構6と、位置決め部材7とは、互いに嵌合できる構造を有している。なお、位置決め部材7は、半導体装置9における電子回路を構成する部品でなく、当該試験での位置決めのために設けられている。図1および図2に示した例では、位置決め機構6は半導体装置9に設けられた位置決め部材7を覆うようなカップ状の部材を有する。位置決め機構6の当該カップ状の部材の内周の形状は、位置決め部材7と嵌合可能なように、位置決め部材7の外周形状と実質的に同じになっている。
一方、図3および図4の例のように、位置決め部材7を固定するための構造として、半導体装置9における電子回路を構成する基板部品8を活用することもできる。このとき、位置決め部材7は、位置決め機構6との物理的接触に対し基板部品8を保護可能で、かつ基板部品8に対し着脱可能な、任意の構造を採用できる。この場合には、位置決め部材7は、試験完了後、パッケージ化の前までに基板部品8から取り外せばよい。
図1〜図4のいずれの例においても、位置決め機構6と、位置決め部材7とを嵌合すると同時に、電気的接続子1を、半導体装置9のコンタクト部10に対して下降させて接触させるが、好ましくは、位置決め機構6を半導体装置9の垂直方向に伸縮可能とし、接続子保持部2全体を下降させることで、電気的接続子1を下降させる。あらかじめ所望のコンタクト圧となるところで、位置決め機構6の伸縮に対しストッパを設けてもよい。
上記のように、本実施の形態に係る半導体試験装置は、先ず、XYZステージ11を移動させて、上治具4と下治具3とを連結装置5によって連結させることで、電気的接続子1とコンタクト部10とを近接させることができる。続いて、XYZステージ11を、上治具4に設けられた穴12で制限された範囲内で半導体装置9に対し平行方向に移動させることにより、接続子保持部2を、位置決め機構6と位置決め部材7とが当接するまで移動させる。これにより、電気的接続子1と、半導体装置9のコンタクト部10との位置決めが可能となる。
以上のように、本実施の形態1に係る半導体試験用装置は、先ず上治具4と下治具3とを連結装置5により連結させることで、電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10とを近接させ、続いて接続子保持部2に含まれた位置決め機構6と、半導体装置9に接合された位置決め部材7とを当接させることにより、電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10との位置決めを行うことができる。
(実施の形態2)
図5および図6を参照して、実施の形態2について説明する。本実施の形態に係る半導体試験用装置は、基本的な構造は実施の形態1に係る半導体試験用装置と同様であるが、位置決め機構6が当接する部分が、図1などに示す位置決め部材ではなく、半導体装置9の外形角部の対向する複数角である点で異なる。
図5および図6を参照して、実施の形態2について説明する。本実施の形態に係る半導体試験用装置は、基本的な構造は実施の形態1に係る半導体試験用装置と同様であるが、位置決め機構6が当接する部分が、図1などに示す位置決め部材ではなく、半導体装置9の外形角部の対向する複数角である点で異なる。
位置決め機構6は、半導体装置9の外形角部の対向する複数角と当接可能で、かつ、該当接時に、電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10とを位置決め可能とする、任意の構成を採用できるが、図5および図6の例では、各角とそれぞれ当接する位置決め機構6について水平方向での断面形状をL字形状とし、かつ、当該位置決め機構6を接続子保持部2と一体として設けている。
なお、図7および図8を参照して、位置決め機構6は、接続子保持部2と別体として設けられても良い。この場合、位置決め機構6と接続子保持部2とを当接させてから、半導体装置9の外形角部の対向する複数角と当接するよう、XYZステージ11を移動させてもよいし、位置決め機構6と半導体装置9の外形角部の対向する複数角とを当接させた状態で、XYZステージを移動させて接続子保持部2を位置決め機構6に当接させてもよい。また、図7および図8に示した位置決め機構6は、接続子保持部2または半導体装置9の外形の対向する2つの外周角部(対角線上に位置する角部)に接触しているが、さらに3つ目の位置決め機構6を他の角部に接触させてもよい。
図7および図8に示した位置決め機構6は、外周側に当該位置決め機構6を支持するための支持部が形成されている。当該支持部は、図示しない他の部材に接続されていてもよい。また、位置決め機構6は、電気的接続子1と一体として設けられてもよいし、電気的接続子1と当接する別体として設けられてもよい。
以上のように、本実施の形態2に係る半導体装置は、先ず上治具4と下治具3とを連結装置5により連結させることで、電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10とを近接させ、続いて接続子保持部2と一体もしくは別体の位置決め機構6を、半導体装置9の外形角部の対向する複数角に当接させることにより、電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10との位置決めすることができる。
(実施の形態3)
図9および図10を参照して、実施の形態3について説明する。本実施の形態に係る半導体試験用装置は、基本的な構造は実施の形態1に係る半導体試験用装置と同様であるが、位置決め機構6が当接する部分が、位置決め部材ではなく、半導体装置の外形側面の隣り合う複数面である点で異なる。
図9および図10を参照して、実施の形態3について説明する。本実施の形態に係る半導体試験用装置は、基本的な構造は実施の形態1に係る半導体試験用装置と同様であるが、位置決め機構6が当接する部分が、位置決め部材ではなく、半導体装置の外形側面の隣り合う複数面である点で異なる。
位置決め機構6は、半導体装置9の外形側面の隣り合う複数面と当接可能で、かつ、当接時に、電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10とを位置決め可能とする、任意の構成を採用できる。図5および図6の例では、位置決め機構6の形状を、半導体装置9の各側面とそれぞれ当接する板状とし、かつ、当該位置決め機構6を接続子保持部2と一体として設けている。
なお、図11および図12を参照して、位置決め機構6は、接続子保持部2と別体として設けられても良い。この場合、位置決め機構6と接続子保持部2とを当接させてから、半導体装置9の外形側面の隣り合う複数面と当該位置決め機構6が当接するよう、XYZステージ11を移動させてもよいし、位置決め機構6と半導体装置9の外形側面の隣り合う複数面とを先に当接させた状態で、XYZステージを移動させて接続子保持部2の外周側面を位置決め機構6に当接させてもよい。また、図9および図10では、位置決め機構6の数は2つであるが、3つ以上の位置決め機構6を用いてもよい。この場合、たとえば3つ目の位置決め機構6は、半導体装置9の外形側面のうち他の位置決め機構6が接触していない側面と接触するように配置してもよい。また、位置決め機構6は、電気的接続子1と一体として設けられてもよいし、電気的接続子1と当接する別体として設けられてもよい。
以上のように、本実施の形態3に係る半導体装置は、先ず上治具4と下治具3とを連結装置5により連結させることで、電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10とを近接させ、続いて接続子保持部2と一体もしくは別体の位置決め機構6を、半導体装置9の外形側面の隣り合う複数面に当接させることにより、電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10との位置決めすることができる。
以下、上述した実施の形態と一部重複する部分もあるが、本発明の特徴的な構成を列挙する。
この発明に従った半導体試験用装置は、下治具3と、電気的接続子1と、接続子保持部2と、上治具4と、連結装置5と、位置決め機構6とを備える。下治具3は、コンタクト部10を含む半導体装置9を保持する。電気的接続子1は、半導体装置9のコンタクト部10に接触可能である。接続子保持部2は、電気的接続子1を保持する。上治具4には、接続子保持部2が設置されている。連結装置5は、下治具3と上治具4とを連結して、位置決め可能とする。位置決め機構6は、半導体装置9に対して電気的接続子1の位置決めを行なう。
このようにすれば、上治具4と下治具3とを連結して位置決め可能とする連結装置5を備えるので、上治具4と下治具3とを連結して位置決めする(第1段階の位置決め工程を実施する)ことによって電気的接続子1と半導体装置9のコンタクト部10とを近接した状態とすることができる。さらに、半導体装置9に対して電気的接続子1の位置決めを行なう位置決め機構6を備えることにより、上記第1段階の位置決め工程によりコンタクト部10と電気的接続子1とが近接した状態において、さらに半導体装置9のコンタクト部10に対する電気的接続子1の正確な位置決めを実施できる。
上記半導体用試験装置において、位置決め機構6は、半導体装置9に対して接続子保持部2の位置決めを行なうことにより、半導体装置9に対して電気的接続子1との位置決めを行なってもよい。この場合、電気的接続子1が保持された接続子保持部2の位置を半導体装置9に対して決定することで、電気的接続子1の半導体装置9(つまりコンタクト部10)に対する位置決めを容易に行うことができる。
上記半導体用試験装置において、図1〜図4などに示すように、半導体装置9は、上面に位置決め部材7を含んでいてもよい。位置決め機構6は、半導体装置9の位置決め部材7と当接することにより、半導体装置9に対して、電気的接続子1の位置決めを行なってもよい。この場合、コンタクト部10に近い領域である半導体装置9の表面上に配置された位置決め部材7を用いて、電気的接続子1の位置決めを実施できるので、当該位置決めの精度を高めることができる。
上記半導体用試験装置において、図3および図4に示すように、半導体装置は、上面に基板部品8を含んでいてもよい。位置決め部材7は、基板部品8に着脱可能に嵌合するように形成されていてもよい。この場合、半導体装置9の基板部品8を位置決め部材7の支持部材として利用できるため、半導体装置9に位置決め部材7を作りこむ必要がない。また、位置決めに利用した後、位置決め部材7を半導体装置9から除去することも可能であるため、半導体装置9に機能上余分な構成が付加されることがない。
上記半導体用試験装置において、図5〜図8に示すように、位置決め機構6は、半導体装置9の外形角部の、対向する複数角と当接することにより、半導体装置9に対して、電気的接続子1の位置決めを行なってもよい。この場合、半導体装置9の外形角部を利用して位置決めを行うことができるので、半導体装置9において位置決め用に特別な構造を作りこむといった工程が不要になる。
上記半導体用試験装置において、図9〜図12に示すように、位置決め機構6は、半導体装置9の外形側面の、隣り合う複数面と当接することにより、半導体装置9に対して、電気的接続子1の位置決めを行なってもよい。この場合、半導体装置9の外形側面を利用して位置決めを行うことができるので、半導体装置9において位置決め用に特別な構造を作りこむといった工程が不要になる。
上記半導体用試験装置において、図1〜図6、図9、図10に示すように、位置決め機構6は、接続子保持部2と一体であってもよい。この場合、位置決め機構6が接続子保持部2と別体である場合より、位置決め作業を簡略化できる。
上記半導体用試験装置において、図7、図8、図11、図12に示すように、位置決め機構6は、接続子保持部2と別体であってもよい。この場合、半導体用試験装置の接続子保持部2の構造は従来と同様とした上で、別体の位置決め機構6を準備することにより本発明に従った半導体用試験装置を実現できる。
以上のように、本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲のすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の半導体試験用装置は、電子部品を搭載した基板を有する半導体装置を試験する装置において、特に有利に適用される。
1 電気的接続子、2 接続子保持部、3 下治具、4 上治具、5 連結装置、6 位置決め機構、7 位置決め部材、8 基板部品、9 半導体装置、10 コンタクト部、11 XYZステージ、12 穴。
Claims (8)
- コンタクト部を含む半導体装置を保持する下治具と、
前記半導体装置の前記コンタクト部に接触可能な電気的接続子と、
前記電気的接続子を保持する接続子保持部と、
前記接続子保持部が設置された上治具と、
前記下治具と前記上治具とを連結して、位置決め可能とする連結装置と、
前記半導体装置に対して前記電気的接続子の位置決めを行なう位置決め機構とを備える、半導体試験用装置。 - 前記位置決め機構は、前記半導体装置に対して前記接続子保持部の位置決めを行なうことにより、前記半導体装置に対して前記電気的接続子との位置決めを行なう、請求項1に記載の半導体試験用装置。
- 前記半導体装置は、上面に位置決め部材を含み、
前記位置決め機構は、前記半導体装置の前記位置決め部材と当接することにより、前記半導体装置に対して、前記電気的接続子の位置決めを行なう、請求項1または請求項2に記載の半導体試験用装置。 - 前記半導体装置は、上面に基板部品を含み、
前記位置決め部材は、前記基板部品に着脱可能に嵌合するように形成された、請求項3に記載の半導体試験用装置。 - 前記位置決め機構は、前記半導体装置の外形角部の、対向する複数角と当接することにより、前記半導体装置に対して、前記電気的接続子の位置決めを行なう、請求項1または請求項2に記載の半導体試験用装置。
- 前記位置決め機構は、前記半導体装置の外形側面の、隣り合う複数面と当接することにより、前記半導体装置に対して、前記電気的接続子の位置決めを行なう、請求項1または請求項2に記載の半導体試験用装置。
- 前記位置決め機構は、前記接続子保持部と一体である、請求項5または請求項6に記載の半導体試験用装置。
- 前記位置決め機構は、前記接続子保持部と別体である、請求項5または請求項6に記載の半導体試験用装置。
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