JP2001074815A - プリント基板検査治具 - Google Patents
プリント基板検査治具Info
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
いなくても、この位置関係の精度を確保し得てプローブ
ピンをコンタクトポイントに確実に接触させる。 【解決手段】 第1可動板3に垂下固定した吊持部材5
を、第2可動板4の貫通孔7に貫通して、吊持部材5に
螺合したストッパ用ねじ部材8で第2可動板4を下から
受け、第1、第2可動板間3、4にスペーサ9を介在さ
せてスペーサ9の長さL1を第1、第2可動板3、4間
の最大離間距離L2より短めにして垂直方向のクリアラ
ンスbを設け、貫通孔7の周面部と吊持部材5の周面部
との間に水平方向のクリアランスaを設けて第2可動板
4をフリー状態にし、上側治具部1が下降した際に、位
置決めガイドピン11の円錐柱状部11Aを位置決めリ
ニヤブッシュ21に倣ってこの位置決めリニヤブッシュ
21に挿入するようにした。
Description
ト基板のテスト用治具に係り、特にプリント基板を表裏
両面側から接触及び保持する時に片方のプロ−ブピンと
対向する押え部材で押えた後に、タイミングをずらして
他方のプロ−ブピンと対向する押え部材で押えることが
できるプリント基板検査治具に関するものである。
査を行う場合に、プリント基板と検査装置をコネクタで
接続するのが一般的であるが、複数のコネクタの着脱が
面倒で工数を要するので、検査装置に接続された複数の
プロ−ブピンを、プリント基板に搭載された電子部品の
ハンダ付けされたリードやスルーホールに押し当てて接
触を得る方法も普及している。
部品等を搭載する実装方法が行われるようになり、この
ようなプリント基板は検査時に両面から検査装置に接続
する必要があるが、簡単な機構でコストが安く、取り扱
いが簡便でプロ−ブピンを押し当てた時にプリント基板
に反りや位置ずれが生じないように対応できるプリント
基板検査治具が望まれている。更に、数台の同一検査装
置にプリント基板検査治具をセットした時に検査ポイン
ト(コンタクトポイント)に正確にプロ−ピンを接触さ
せることが必須条件である。
示すように上側治具部51と下側治具部52とを備えて
いる。上側治具部51はプレート53とプローブピン設
置板54とを有しており、このプレート53の四隅には
吊持部材55の上端部が固着してあり、これらの吊持部
材55はプローブピン設置板54の四隅の貫通孔56を
貫通した状態で、このプローブピン設置板54を固定状
態で保持している。
板54との間には、複数本の支柱状のスペーサ57Aが
介装してあり、また、プローブピン設置板54の両側部
中央には下方に突出するようにして位置決めガイドピン
57が設けてある。
4bには、複数本の支柱状のプリント基板押え部材58
と、複数本のプリント基板押えピン59とがそれぞれ下
方に突出するようにして取り付けてあり、プリント基板
押えピン59はプローブピン設置板54に設けたスプリ
ング59Aにより保持されている。また、プローブピン
設置板54の下面部54bには上部プロ−ブピン60が
設けてある。また、プローブピン設置板54の下面部5
4bにはストッパシャフト69が設けてある。
おり、このベース部材61の上面部61aにはプリント
基板受け装置62が設けてあり、これらのプリント基板
受け装置62はプリント基板受け駒63を複数のスプリ
ングからなる弾性部材64で水平に保持して構成してあ
る。また、ベース部材61の上面部61aにはその左、
右側部に位置させてプリント基板ガイドピン65が立設
してある。また、ベース部材61の上面部61aには、
その左、右側部に位置させて位置決めリニアブッシュ6
6が配置してある。また、ベース部材61の上面部61
aには下部プロ−ブピン67、68が配置してある。
30の一方の実装面30aには表面実装タイプの電子部
品31と、リード32を有する電子部品33とが実装し
てある。電子部品31は一方の実装面30a側に半田付
けされていて、この半田フィレット34が一方の実装面
30a側に形成してある。また、電子部品33は、その
リード32をプリント基板30のスルーホール30cに
挿入して他方の実装面30b側に半田付けされていて、
この半田部35が他方の実装面30b側に形成してあ
る。また、プリント基板30の他方の実装面30bには
コネクタ36が実装してあり、このコネクタ36は、そ
のリード37をプリント基板30のスルーホール30d
に挿入して一方の実装面30a側に半田付けされてい
て、この半田部37が一方の実装面30a側に形成して
ある。また、プリント基板30の後部の左右には位置決
め用孔部38が設けてある。
治具装置Aを、図7に示すようにプリント基板30の検
査装置Bにセットする。すなわち、この検査装置Bはプ
レス部40と治具セットベース43とを備えており、こ
のプレス部40の可動ラム41にはホルダ42が取り付
けてある。そして、このホルダ42にプリント基板検査
治具装置Aの上側治具部51のプレート53をセット
し、更に、図8に示すように下側治具部52を治具セッ
トベース43に下治具位置決めガイド板44でセットす
る。
具部52のベース部材61上にプリント基板30を、そ
の一方の実装面30a側を上に向けてセットする。すな
わち、プリント基板30は、その位置決め用孔部38に
プリント基板ガイドピン65が挿入されて位置決めが行
われており、プリント基板受け装置62のプリント基板
受け駒63の上方にセットされる。
降させて、上側治具部51を下降させ、位置決めガイド
ピン57を位置決めリニアブッシュ66に押し込み、更
に、上側治具部51を下降すると、プリント基板ガイド
ピン65にセットしてあるプリント基板30をプリント
基板押えピン59で押し付けて、このプリント基板30
をプリント基板受け駒14で受け、プリント基板30を
水平にする。更に、上側治具部51を下降(加圧)する
ことで、プローブピン設置板54に設けた上部プロ−ブ
ピン60が電子部品31の検査対象であるコンタクトポ
イント(半田フィレット34)P1に接触する。
ことでプリント基板押え部材58によりプリント基板3
0を押圧して、下側治具部52に設置してあるプリント
基板受け駒63が弾性部材64の弾性力に抗して所定の
位置まで沈み、下側治具部52に設けられた下部プロ−
ブピン67が電子部品32の検査対象であるコンタクト
ポイント(リード32とスルーホール30cとの半田部
35)P2に接触して所望の検査(パターンのシヨー
ト、断線等)を検査すると共に、下部プロ−ブピン68
がコネクタ36のコンタクト36aに接触して所望の検
査(パターンのシヨート、断線等)を検査する。
プリント基板検査治具Aにあっては、図6に示すように
上側治具部51においてプレート53がプローブピン設
置板54と一体構成であるために、上側治具部51と下
側治具部52とを検査装置40にセットする時、この検
査装置40のホルダ42を構成する天板42Aと治具セ
ットベース43の位置関係の精度が出ていないと、プロ
−ブピン設置板54に設けてある上部プロ−ブピン60
がプリント基板30のコンタクトポイントP1に接触せ
ず、このプリント基板30の検査ができないという問題
点があった。
る天板42Aと治具セットベース43の位置関係の精度
が出ていないと、プロ−ブピン設置板54に設けてある
位置決めガイドピン57を傷付けるし、または位置決め
リニアブッシュ66を破損する恐れもあり、最悪の場合
は、位置決めガイドピン57が位置決めリニアブッシュ
66に挿入できない場合もあり得る。そのために、プリ
ント基板検査治具専用のプレス設備(従来の上側治具部
51を取り付ける専用の天板42A及び下側治具部52
を取り付ける専用の治具セットベース43)が必要にな
る。また、数台の同一検査装置があつても、その両面治
具、すなわち、上、下側治具部51、52を使い回しで
きない汎用性のないプリント基板検査治具になる恐れが
生じる。
るものであって、その目的とするところは、上、下側治
具部の間で位置関係の精度が出ていなくても、この位置
関係の精度を良好に確保することができてプローブピン
のコンタクトポイントへの接触を確実なものにすること
ができるプリント基板検査治具を提供することにある。
ために、請求項1の発明に係るプリント基板検査治具
は、検査装置のプレス部の可動側にセットされる上側治
具部と前記検査装置の治具セットベースにセットされる
下側治具部とを備え、上側治具部が有する一方の押え部
材でプリント基板を押えて一方のプロ−ブピンをプリン
ト基板に実装した一方の電子部品のコンタクトポイント
に接触させ、上側治具部が有する他方の押え部材でプリ
ント基板を押えて他方のプロ−ブピンをプリント基板に
実装した他方の電子部品のコンタクトポイントに接触さ
せるようにしたプリント基板検査治具であって、上側治
具部を、検査装置のプレス部の可動側に装着される第1
可動板と一方及び他方の押え部材を設けた第2可動板と
で構成し、第1可動板に対して第2可動板に垂直方向及
び水平方向にそれぞれ多少の遊びを持たせて第1可動板
に第2可動板を連係する吊持手段により第1可動板で第
2可動板を吊持し、第2可動板に位置決めガイド部材を
設けると共に、下側治具部に位置決めガイド部材が挿入
される位置決め用孔部を設け、位置決めガイド部材の下
端部に、上側治具部の下降時に位置決めガイド部材を位
置決め用孔部に案内する円錐柱状部を設けたものであ
る。
により垂直方向及び水平方向に多少の遊びを持たせてあ
って、第1可動板に対して第2可動板はフリー(分離)
状態になる。
より上側治具部が下降した際に、上側治具部と下側治具
部の位置関係精度が出ていなくても、すなわち、上側治
具部の第1可動板を検査装置のホルダに取り付けた場
合、下側治具部との位置関係で多少のズレがあっても、
位置決めガイド部材の先端部の円錐柱状部が位置決め用
孔部に倣って挿入されるので、位置決め精度の保持が可
能になる。
イド部材が容易に挿入されることで、位置決め精度の保
持が可能になり、第2可動板に設置してあるプロ−ブピ
ンがプリント基板のコンタクトポイントに精度良く接触
するようになる。
のホルダに取り付けた場合、下側治具部との位置関係に
多少のズレがあっても位置決め精度の保持が可能なため
に、両面治具専用プレス設備や両面治具専用の検査装置
が必要なく通常使用している片面治具の検査装置が使用
できる。更に数台の同一検査装置があっても、上、下側
治具部の使い回しができるようになる。
求項2の発明に係るプリント基板検査治具は、請求項1
に記載のプリント基板検査治具において、吊持手段を、
第1可動板に吊持部材を垂下固定し、これらの吊持部材
にストッパ部材を設けてこのストッパ部材で第2可動板
を下から受けると共に、第1可動板と第2可動板との間
にスペーサを介在させてこのスペーサと第1可動板との
間に垂直方向のクリアランスを設け、且つ貫通孔の周面
部と吊持部材の周面部との間に水平方向のクリアランス
を設けて構成したものである。
のクリアランスがあるために、第1可動板に対して第2
可動板はフリー(分離)状態になっている。
より上側治具部が下降した際に、上側治具部と下側治具
部の位置関係精度が出ていなくても、すなわち、上側治
具部の第1可動板を検査装置のホルダに取り付けた場
合、下側治具部との位置関係で多少のズレがあっても、
位置決めガイド部材の先端部の円錐柱状部が位置決め用
孔部に倣って挿入されるので、位置決め精度の保持が可
能になる。
イド部材が容易に挿入されることで、位置決め精度の保
持が可能になり、第2可動板に設置してあるプロ−ブピ
ンがプリント基板のコンタクトポイントに精度良く接触
するようになる。
のホルダに取り付けた場合、下側治具部との位置関係に
多少のズレがあっても位置決め精度の保持が可能なため
に、両面治具専用プレス設備や両面治具専用の検査装置
が必要なく通常使用している片面治具の検査装置が使用
できる。更に数台の同一検査装置があっても、上、下側
治具部の使い回しができるようになる。
求項3の発明に係るプリント基板検査治具は、請求項1
に記載のプリント基板検査治具において、吊持手段を、
第1可動板に吊持部材を垂下固定し、これらの吊持部材
に雄ねじ部を形成し、第2可動板に貫通孔を設け、これ
らの貫通孔に吊持部材を貫通して、雄ねじ部にストッパ
用ねじ部材を螺合して、このストッパ用ねじ部材で第2
可動板を下から受け、且つ第1、第2可動板間にスペー
サを介在させて当該スペーサの長さを第1、第2可動板
間の最大離間距離より短めにして垂直方向に多少のクリ
アランスを設け、且つ貫通孔の周面部と吊持部材の周面
部との間に水平方向のクリアランスを設けて構成したも
のである。
通孔と吊持部材との間には水平方向のクリアランスがあ
り、また、スペーサの長さが、第1、第2可動板間の最
大離間距離より短めにしてあるために、第1可動板に対
して第2可動板は垂直方向に多少のクリアランスが存在
することになり、これらの垂直方向及び水平方向のクリ
アランスにより第2可動板はフリー(分離)状態になっ
ている。
より上側治具部が下降した際に、上側治具部と下側治具
部の位置関係精度が出ていなくても、すなわち、上側治
具部の第1可動板を検査装置のホルダに取り付けた場
合、下側治具部との位置関係で多少のズレがあっても、
位置決めガイド部材の先端部の円錐柱状部が位置決め用
孔部に倣って挿入されるので、位置決め精度の保持が可
能になる。
イド部材が容易に挿入されることで、位置決め精度の保
持が可能になり、第2可動板に設置してあるプロ−ブピ
ンがプリント基板のコンタクトポイントに精度良く接触
するようになる。
のホルダに取り付けた場合、下側治具部との位置関係に
多少のズレがあっても位置決め精度の保持が可能なため
に、両面治具専用プレス設備や両面治具専用の検査装置
が必要なく通常使用している片面治具の検査装置が使用
できる。更に数台の同一検査装置があっても、上、下側
治具部の使い回しができるようになる。
検査治具の実施の形態例を図面を参照して説明する。
の斜視図、図2は同プリント基板検査治具に検査被物を
セットした状態の正面図、図3は図2のX−X線に沿う
断面図である。
側治具部1と下側治具部2とを備えている。上側治具部
1は第1可動板3と第2可動板4とを有しており、この
第1可動板3の四隅には吊持部材5の上端部が固着して
あり、これらの吊持部材5の下部には雄ねじ部6が形成
してある。また、第2可動板2の四隅には貫通孔7が設
けてあり、これらの貫通孔7に吊持部材5が貫通してい
て、吊持部材5の雄ねじ部6には、ストッパ部材である
ストッパ用ねじ部材8が螺合してあり、第2可動板2は
吊持部材5及びストッパ用ねじ部材8により成る吊持手
段で第1可動板1に対して垂直方向(上下方向)及び水
平方向に多少の遊びをもって吊持されている。
持部材5の外径より大き目にしてあり、貫通孔7の周面
7aと吊持支柱5の外周面5aとの間には数ミリ程度の
水平方向のクリアランスaが形成してあるし、また、第
2可動板4の上面部4aには、支柱状のスペーサ9が複
数本取付ねじ部材10により取り付けてあって、これら
のスペーサ9の長さL1は、第1、第2可動板3、4間
の最大離間距離L2より短めにしてあり、垂直方向に多
少のクリアランスbがあるために、第1可動板3に対し
て第2可動板4はフリー(分離)状態になっている。
に突出するようにして位置決めガイド部材である位置決
めガイドピン11が設けてあり、これらの位置決めガイ
ドピン11の先端部には円錐柱状部(テーパ部)11A
が形成してある。
数本の支柱状のプリント基板押え部材(他方の押え部
材)12と、複数本のプリント基板押えピン(一方の押
え部材)13とがそれぞれ下方に突出するようにして取
り付けてあり、プリント基板押えピン13は第2可動板
4に設けたスプリングのような弾性部材14により保持
されている。また、第2可動板4の下面部4bには上部
プロ−ブピン15が設けてある。第2可動板4の下面部
4bにはストッパシャフト24が下向きに設けてある。
り、このベース部材16の上面部16aには、その左、
右側部の前後に位置させてプリント基板受け装置17が
設けてあり、これらのプリント基板受け装置17はプリ
ント基板受け駒18を複数のスプリングからなる弾性部
材19で水平に保持して構成してある。また、ベース部
材16の上面部16aにはその左、右側部に位置させて
プリント基板ガイドピン20が立設してある。また、ベ
ース部材16の上面部16aには、その左、右側部に位
置させて位置決め用孔部である位置決めリニアブッシュ
21が配置してある。また、ベース部材16の上面部1
6aには、下部プロ−ブピン22とコネクタ23とが配
置してある。
る。上記のように構成されたプリント基板検査治具Uを
検査装置Bにセットする。すなわち、この検査装置Bの
プレス部40の可動ラム41に設けたホルダ42にプリ
ント基板検査治具Uの上側治具部1の第1可動板3をセ
ットし、下側治具部2を治具セットベース43に下治具
位置決めガイド板44でセットする。
ベース部材16上にプリント基板30を、その一方の実
装面30a側を上に向けてセットする。すなわち、プリ
ント基板30は、その位置決め用孔部38にプリント基
板ガイドピン20が挿入されて位置決めが行われてお
り、プリント基板受け装置17のプリント基板受け駒1
8の上方にセットされる。
降させて、第1可動板3と、この第1可動板3に吊持手
段で吊持された第2可動板4とを下降させ、位置決めガ
イドピン5を位置決めリニアブッシュ21に挿入させ
て、第2可動板4と下側治具部2との位置決めを行う。
40にセットする時、この検査装置40のホルダ42を
構成する天板42Aと治具セットベース43の位置関係
の精度が出ていないと、上側治具部1と下側治具部2と
の位置関係精度が出し難い。
た貫通孔7と吊持部材5との間には水平方向のクリアラ
ンスaがあり、また、スペーサ9の長さL1が、第1、
第2可動板3、4間の最大離間距離L2より短めにして
あって、垂直方向に多少のクリアランスbがあるため
に、第1可動板3に対して第2可動板4はフリー( 分
離)状態になっている。
の位置関係精度が出ていなくても、位置決めガイドピン
11の先端部の円錐柱状部(テーパ部)11Aが位置決
めリニアブッシュ21に倣って挿入されることにより、
位置決め精度の保持が可能になる。
ト基板ガイドピン20にセットしてあるプリント基板3
0をプリント基板押えピン13で押し付けて、このプリ
ント基板30をプリント基板受け駒14で受け、プリン
ト基板30を水平にする。更に、上側治具部1が下降
(加圧)することで第2可動板4に設けた上部プロ−ブ
ピン15が電子部品31の検査対象であるコンタクトポ
イントP1に接触する。
とで、プリント基板押え部材12によりプリント基板3
0を押圧して、下側治具部2に設置してあるプリント基
板受け駒18が弾性部材19の弾性力に抗して所定の位
置まで沈み、下部プロ−ブピン22が電子部品32の検
査対象であるコンタクトポイントP2に接触し、また、
コネクタ36がコネクタ23に結合して、それぞれ所望
の検査を行う。この場合、ストッパシャフト24がベー
ス部材16の上面部16aに接触して過負荷を防止す
る。
第2可動板4の四隅に設けた貫通孔7と吊持部材5との
間には水平方向のクリアランスaがあり、また、スペー
サ9の長さL1が、第1、第2可動板3、4の最大離間
距離L2より短めにしてあるために垂直方向に多少のク
リアランスbが存在し、第1可動板3に対して第2可動
板4はフリー(分離)状態になっている。
プレス部40にて下降した際に、上側治具部1と下側治
具部2の位置関係精度が出ていなくても、位置決めガイ
ドピン11の先端部の円錐柱状部11Aが位置決めリニ
ヤブッシュ21に倣って挿入されることにより、位置決
め精度の保持が可能になる。このように、上側治具部1
の第1可動板3を検査装置Bのホルダ42に取り付けた
場合、下側治具部2との位置関係に多少のズレがあって
も位置決め精度の保持が可能になり、位置決め精度が保
持できるようになる。
に位置決めガイドピン11が容易に挿入されることで、
第2可動板4に設置してある上部プロ−ブピン16がプ
リント基板30のコンタクトポイントP1に精度の良い
接触ができる。
装置Bのホルダ43に取り付けた場合、下側治具部2と
の位置関係に多少のズレがあっても位置決め精度の保持
が可能なために、両面治具専用プレス設備や両面治具専
用の検査装置が必要なく通常使用している片面治具の検
査装置が使用できる。更に数台の同一検査装置があって
も、上、下側治具部1、2の使い回しができるし、更に
は、プリント基板検査治具としての両面治具の機構が簡
単なため製作コストが安くできる。
ント基板検査治具によれば、第2可動板は吊持手段によ
り垂直方向及び水平方向に多少の遊びを持たせてあっ
て、すなわち、垂直方向及び水平方向のクリアランスが
あるために、第1可動板に対して第2可動板はフリー
(分離)状態になっている。
より上側治具部が下降した際に、上側治具部と下側治具
部の位置関係の精度が出ていなくても、すなわち、上側
治具部の第1可動板を検査装置のホルダに取り付けた場
合、下側治具部との位置関係に多少のズレがあっても、
位置決めガイド部材の先端部の円錐柱状部が位置決め用
孔部に倣って挿入されるので、位置決め精度の保持が可
能になる。
イド部材が容易に挿入されることで、位置決め精度の保
持が可能になり、第2可動板に設置してあるプロ−ブピ
ンがプリント基板のコン夕クトポイントに精度良く接触
するようになる。
のホルダに取り付けた場合、下側治具部との位置関係に
多少のズレがあっても位置決め精度の保持が可能なため
に、両面治具専用プレス設備や両面治具専用の検査装置
が必要なく通常使用している片面治具の検査装置が使用
できる。また、数台の同一検査装置があっても、上、下
側治具部の使い回しができるし、更には、プリント基板
検査治具としての両面治具の機構が簡単なため製作コス
トが安くできる。
ある。
た状態の正面図である。
である。
ある。
トした状態の正面図である。
た状態の正面図である。
査治具の下側治具部をセットした状態の斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 検査装置のプレス部の可動側にセットさ
れる上側治具部と前記検査装置の治具セットベースにセ
ットされる下側治具部とを備え、前記上側治具部が有す
る一方の押え部材でプリント基板を押えて一方のプロ−
ブピンを前記プリント基板に実装した一方の電子部品の
コンタクトポイントに接触させ、前記上側治具部が有す
る他方の押え部材で前記プリント基板を押えて他方のプ
ロ−ブピンを前記プリント基板に実装した他方の電子部
品のコンタクトポイントに接触させるようにしたプリン
ト基板検査治具であって、 前記上側治具部を、前記検査装置の前記プレス部の可動
側に装着される第1可動板と前記一方及び他方の押え部
材を設けた第2可動板とで構成し、 前記第1可動板に対して前記第2可動板に垂直方向及び
水平方向にそれぞれ多少の遊びを持たせて前記第1可動
板に前記第2可動板を連係する吊持手段により前記第1
可動板で前記第2可動板を吊持し、 前記第2可動板に位置決めガイド部材を設けると共に、
前記下側治具部に前記位置決めガイド部材が挿入される
位置決め用孔部を設け、前記位置決めガイド部材の下端
部に、前記上側治具部の下降時に前記位置決めガイド部
材を前記位置決め用孔部に案内する円錐柱状部を設けた
ことを特徴とするプリント基板検査治具。 - 【請求項2】 吊持手段を、第1可動板に吊持部材を垂
下固定し、これらの吊持部材にストッパ部材を設けてこ
のストッパ部材で第2可動板を下から受けると共に、前
記第1可動板と前記第2可動板との間にスペーサを介在
させてこのスペーサと前記第1可動板との間に垂直方向
のクリアランスを設け、且つ前記貫通孔の周面部と前記
吊持部材の周面部との間に水平方向のクリアランスを設
けて構成した請求項1に記載のプリント基板検査治具。 - 【請求項3】 吊持手段を、第1可動板に吊持部材を垂
下固定し、これらの吊持部材に雄ねじ部を形成し、第2
可動板に貫通孔を設け、これらの貫通孔に前記吊持部材
を貫通して、前記雄ねじ部にストッパ用ねじ部材を螺合
して、このストッパ用ねじ部材で前記第2可動板を下か
ら受け、且つ前記第1、第2可動板間にスペーサを介在
させて当該スペーサの長さを前記第1、第2可動板間の
最大離間距離より短めにして垂直方向に多少のクリアラ
ンスを設け、且つ前記貫通孔の周面部と前記吊持部材の
周面部との間に水平方向のクリアランスを設けて構成し
た請求項1に記載のプリント基板検査治具。
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