JP2009231848A - 半導体ウェハのテスト装置、半導体ウェハのテスト方法及び半導体ウェハ用プローブカード - Google Patents

半導体ウェハのテスト装置、半導体ウェハのテスト方法及び半導体ウェハ用プローブカード Download PDF

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Abstract

【課題】高加重を必要とする多数のピンを有するプローブカード及びプローバ装置によるウェハ一括コンタクトに際し、確実なコンタクトを達成できる多ピン高加重の半導体ウェハのテスト装置を提供する。
【解決手段】プローブカード10の配線基板を、外側配線基板11及び内側配線基板12から構成する。内側配線基板12の周縁部にゴム材などの弾性体により形成した環状のシールリング16aを形成しておく。外側配線基板11に真空バルブ17aを搭載し、この真空バルブ17aから延びる真空導路30aを、シールリング16aの内側で外側配線基板11の内面に開口するようにしておく。
【選択図】図1

Description

本発明はプローブカードとプローバ装置を用いて半導体デバイスのウェハテストを行う技術に関するもので、特に多ピン高加重のコンタクトを行うための構造及び方法に関するものである。
半導体ウェハに形成された半導体デバイスのテスト工程では、プローブカードとプローバ装置を用いて、ウェハ上の半導体デバイスに検査電極をコンタクトさせ、信号を印加、収集してテストを実施する。従来、このテストを行うためには、プローバ装置のステージ上に置かれた半導体ウェハに対し、上方向よりタングステンなどによるプローブピンを接触させるカンチレバー方式、屈曲ピンを用いて接触させるマトリクス方式などが用いられ、プローブカードを区分的にウェハに当てて検査電極をコンタクトさせている。
図9を用いて従来のカンチレバー方式のプローブカードとプローバ装置を用いたテスト方法(例えば下記特許文献1参照)について説明する。図9において、51はプローブカードのプローブピンであり、このプローブピン51の先端のピン先52を、半導体ウェハ53上の引出し端子であるボンディングパッドにコンタクトさせてテストを実行する。プローブピン51はコンタクトする端子の数だけ準備される。54は絶縁台であり、プローブピン51を保持又は支持するものである。55は配線基板であり、プローブピン51を保持する絶縁台54はこの配線基板55に設けられるとともに、配線基板55の引出し線56によりプローブピン51の信号を引き出し、端子57により外部への信号の接続又は取り出しを行う。プローブカードは保持部58によりプローバ装置の筐体59に装着状態で支持される。
プローバ装置は、前述のように、筐体59によりプローブカード全体を保持すると共に、内部に備えるXYZ(水平垂直)駆動装置60上のステージ61にウェハ53を載置し、ウェハ53を動かしながらウェハ53をプローブカードに順次押し付ける役割を持つ。62はパフォーマンスボードであり、プローブカードからの信号線又は信号を受け取る役割を持つ。63はポゴピンであり、高さばらつきを吸収しながらプローブカード又は配線基板55の端子57からの信号をパフォーマンスボード62に接続し又は伝え、パフォーマンスボード62はさらにコネクタ64を介して半導体テスタを構成するテストヘッド65に接続し又は伝える機能を持つ。
次にこのプローブカード及びプローバ装置の動作を図9を用いて説明する。ウェハ53はプローバ装置のステージ61上に載せられ、固定されているプローブカード又は配線基板55に対し、下方からステージ61を上昇させて押し付けられる。この時、ウェハ53のボンディングパッドにプローブピン51のピン先52が当たると同時に、プローブピン51はピン先52が上昇するように曲がり、高さばらつき吸収を行うと共に、ボンディングパッドとの必要な接触圧を得る。同時にプローブピン51はボンディングパッド上を引っかきながら滑るスクライブ動作を行い、ボンディングパッドを覆っているアルミの酸化膜を破壊して安定なボンディングパッドへのコンタクトを実現している。このようなウェハ53のボンディングパッドをプローブピン51のピン先52にコンタクトさせる動作をウェハ53上の全半導体チップに対しXYZ駆動装置60によりステージ61を移動させながら順次繰り返し、ウェハ53のテストを実施する。
特開2003−43112号 特開平7−231019号 特許第2925964号 特開2004−53409号
NIKKEI MICRODEVICES 1997年7月号12 6−131頁
しかしながら、従来のプローブカードを用いたテストにおいては、プローブカードにてコンタクトできるウェハ上の半導体チップはウェハ全体の一部であり、そのため区分的にコンタクトをしながらプローバ装置にて順次ウェハを移動してウェハ全体のテストを実施するのが通常であった。また、ウェハ全体に一括してコンタクトできるワンタッチダウンのプローブカードを用いたとしても(例えば特許文献2参照)、ピン数が多くなるため必要な圧力に耐えるプローバ装置の実現が困難であった。すなわち、1ピン当たりのコンタクトに必要な圧力は10g程度であるが、1チップ当たりのピン数を40ピン、直径300mmウェハにて1000チップが形成されているとして、合計10g×40×1000=400kgの押圧力がプローバ装置のステージとプローブカード双方に加わり、この押
圧力のもとで、例えば、ピンの正確かつ確実なコンタクトに必要な距離間誤差20〜40μmに、プローブカードとステージの間隔を全面にわたって一定にするのは困難であった
。なお、特許文献3及び非特許文献1には、ウェハのすべての検査用端子にプローブ端子を同時に接触させる技術が記載されているが、この技術は、プローバ装置とプローブカードとを備えたテスト装置に関するものではない。また、特許文献4は、2つの配線基板を有するプローブカードを記載している。
そこで本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、高加重を必要とする多数のピンを有するプローブカード及びプローバ装置によるウェハ一括コンタクトに際し、確実なコンタクトを達成できる多ピン高加重の半導体ウェハのテスト装置および確実なコンタクトを達成できる多ピン高加重の半導体ウェハのテスト方法を提供することを目的としている。また、本発明は、このような半導体ウェハのテスト装置やテスト方法に用いることが可能な半導体ウェハ用プローブカードを提供することを目的としている。
この目的を達成するための本発明の半導体ウェハのテスト装置は、半導体ウェハを載せるためのステージと、このステージに向き合うように配置されるプローブカードと、を備え、前記プローブカードは、配線基板と、前記ステージ上に載せられた前記半導体ウェハの複数の集積回路端子又は多数の集積回路の端子に電気的に接触する複数のバンプ又は多数のバンプと、を有している、半導体ウェハのテスト装置であって、前記プローブカード又は前記配線基板の周縁部には、ステージ側(ステージ又は半導体ウェハ)と接触してこのステージ側及び前記プローブカード又は前記配線基板の間に閉じた空間を形成するシールリング(弾性を有するシールリング)が設けられ、閉じた前記空間内を減圧することにより、前記集積回路端子と前記バンプとの電気的コンタクトに必要な圧力を確保するものである。あるいは、半導体ウェハを載せるためのステージと、このステージに向き合うように配置されるプローブカードと、を備え、前記プローブカードは、配線基板と、前記ステージ上に載せられた前記半導体ウェハの複数の集積回路端子又は多数の集積回路の端子に電気的に接触する複数のバンプ又は多数のバンプと、を有している、半導体ウェハのテスト装置であって、前記ステージの周縁部には、前記配線基板又は前記プローブカードと接触して前記プローブカード又は前記配線基板及びステージ側の間に閉じた空間を形成するシールリングが設けられ、閉じた前記空間内を減圧することにより、前記集積回路端子と前記バンプとの電気的コンタクトに必要な圧力を確保するものである。半導体ウェハは、例えば吸引により、ステージに固定される。閉じた空間内の減圧により、プローブカード又は前記配線基板とステージ側との間隔を、全面にわたって均一に狭めることが可能となる。あるいは、プローブカード又は前記配線基板とステージ側とを均一な押圧力で接触させることができる。例えば、ステージは、閉じた空間が形成されるまでプローブカードの側に移動するよう、駆動装置により駆動され、閉じた空間が形成されたら、駆動装置によるステージのプローブカードの側への移動は停止され、この空間内が減圧される、といったように構成できる。あるいは、ステージは、閉じた空間が形成されるまでプローブカードの側に移動するよう、駆動装置により駆動され、閉じた空間が形成されたら、駆動装置によるステージのプローブカードの側への移動と、この空間内の減圧とが同時に行われるといったようにも構成できる。
ここでは、ステージを、内側ステージと、この内側ステージに取り付けられた外側ステージと、を有するようにしておき、外側ステージ上に半導体ウェハを載せた状態で、閉じた空間が形成されるまでプローブカードの側に移動するようステージを一体として駆動し、閉じた空間内を減圧するというように構成できる。減圧により外側ステージが内側ステージから離れるようにプローブカードの側に引き寄せられ、その結果、集積回路端子とバンプとの電気的コンタクトが必要な圧力下で行われることとなる。例えば、外側ステージは、プローブカードとの離接方向にスライドできるように内側ステージに取り付けられる。あるいは、プローブカードの周縁をバネ部材により支えておいて、閉じた空間内を減圧すると、例えばバネ部材が撓んで、ブローブカードがステージの側に引き寄せられ、又は、引き付けられ、その結果、集積回路端子とバンプとの電気的コンタクトが必要な圧力下で行われるというように構成できる。バネ部材は、例えば枠体から水平方向に延びてプローブカード又は配線基板の周縁を支える板バネとして形成できる。
ところで、配線基板が湾曲していたり、半導体ウェハが湾曲していたりする場合にも、すべてのプローブカードのバンプと半導体ウェハのボンディングパッドとの良好な接触が行われるためには、減圧により配線基板が好適に撓まなくてはならない。したがって、配線基板は十分な可撓性を有していることが好ましい。しかしながら、配線基板はまた、パフォーマンスボード等との安定した接続のためなどにある程度の剛性や厚さを有していることも必要である。そこで、配線基板を、外側配線基板と、この外側配線基板の内側に、導電性層を介して設けられた内側配線基板と、を有するように構成し、内側配線基板を外側配線基板よりも可撓性に優れたものとすることが効果的である。このように構成することにより、外側配線基板により必要な剛性や厚さを確保し、内側配線基板により十分な可撓性を得ることができる。
一般的に、シールリングは、外側配線基板の周縁部又は外側配線基板よりも柔軟なあるいは可撓性の大きな内側配線基板の周縁部に設けることができる。あるいは、シールリングはプローブカードのゴム弾性層(ゴム弾性を有する層、例えば異方性導電ゴム弾性シート)の周縁部に、ゴム弾性層と同一の材料を用いて一体的に形成できる。このように構成すると、シールリングの形成が容易となる。また、シールリングは、ステージ又は半導体ウェハと接触して閉じた空間を形成する。シールリングをステージの周縁部に設ける場合には、外側配線基板又は外側配線基板よりも柔軟なあるいは可撓性の大きな内側配線基板に接触して閉じた空間を形成するように構成する。ただし、特に、柔軟な内側配線基板が撓みやすくなるように、シールリングを内側配線基板の周縁部に設けておくのが好ましく、あるいは、シールリングを内側配線基板に接触するように構成するのが適当である。さらに、減圧時にシールリングに無理な変形力が加わらないようにするためには、シールリングの高さを低くしておくことが必要である。したがって、シールリングを半導体ウェハに接触するように構成するのも効果的である。さらに、プローブカードのゴム弾性層(例えば異方性導電ゴム弾性シート)にシールリングを形成し、このシールリングを半導体ウェハに接触するように構成することも効果的である。このように構成すれば、シールリングの形成が容易であり、減圧時に、シールリングの無理な変形を防止でき、かつ、プローブカードと半導体ウェハとの間隔が外周縁又は周縁部で小さくなりすぎて、プローブカードと半導体ウェハとの間の接触圧が中央部で小さくなってしまうといったことが効果的に防止される。
本発明の半導体ウェハのテスト方法は、ステージ上に載せられた半導体ウェハの複数の集積回路端子又は多数の集積回路の端子に、プローブカードの配線基板に設けられた複数のバンプ又は多数のバンプを電気的に接触させて前記半導体ウェハを検査する半導体ウェハのテスト方法であって、前記プローブカード、ステージ側及びシールリングにより閉じた空間を形成し、閉じたこの空間内を減圧することにより、前記集積回路端子と前記バンプとの電気的コンタクトに必要な圧力を確保するものである。ここでも、減圧時に、すべてのプローブカードのバンプと半導体ウェハのボンディングパッドとが良好に接触することとなる。閉じた空間は、具体的には、プローブカード、半導体ウェハ及びプローブカードに設けられたゴム弾性層(例えば異方性導電ゴム弾性シート)に、このゴム弾性層と同一の材料で一体的に形成されたシールリングにより形成することができる。
本発明の半導体ウェハのテスト装置及びテスト方法は、ステージ上に載せられた半導体ウェハとプローブカードとを減圧手段を用いて電気的に接触させ、この状態で、検査信号を半導体ウェハの集積回路端子に、例えばテストヘッドから加え、半導体ウェハの検査を行うものである。
また、本発明のプローブカードは、配線基板と、半導体ウェハに形成された複数の集積回路端子又は多数の集積回路の端子に電気的に接触する複数のバンプと、を備え、さらに、ゴム弾性層が設けられた半導体ウェハ用プローブカードであって、前記ゴム弾性層の周縁部には、このゴム弾性層と同一の材料を用いて、シールリングが一体的に形成されているものである。配線基板とバンプとの間に配置され、配線基板及びバンプを電気的に接続する異方性導電ゴム弾性シートの周縁部にシールリングを一体的に形成できる。
バンプ付きメンブレンシートによるプローブカードは、従来のカンチレバー方式のプローブカードに比べ多数ピンを容易に形成できるため、半導体ウェハ全体を一括にてコンタクトできるワンタッチダウンのプローブカードを実現できるようになってきている。しかしながら、例えば、多数ピンを同時コンタクトするには大きな加圧力が必要であり、400kgを超える加圧力を加えればステージ及びプローブカード双方が機械的に歪み、この
ため安定コンタクトに必要な双方間の距離間誤差20〜40μmの実現が困難であった。
本発明によるテスト装置及びテスト方法では、真空圧による加圧を利用しているので、加圧力が、ステージ及びプローブカード双方で、全面にわたって均一に作用する。これにより、すべての接点で確実な電気的接触が可能となるウェハ一括コンタクトが実現される。
本発明の第1の実施の形態における半導体ウェハのテスト装置を示す図であ る。 本発明の第1の実施の形態におけるプローブカードの詳細を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における内側配線基板、PCR層及びバンプ付き メンブレンシートの詳細を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における内側配線基板の撓みの状態を示す図であ る。 本発明の第2の実施の形態における半導体ウェハのテスト装置の構成を示す 図である。 本発明の半導体ウェハのテスト装置の変更例を示す図である。 本発明の半導体ウェハのテスト装置の別の変更例を示す図である。 本発明の第3の変更例を示す図である。 従来のプローブカードおよびプローバ装置の構成を示す図である。
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。
図1において、1は半導体ウェハのテスト装置、10はテスト装置1のプローブカードである。プローブカード10は配線基板を有し、この配線基板は、外側配線基板(配線基板)11と、この外側配線基板11の下方(内方)に配置された、検査対象の半導体ウェハとほぼ同一サイズの面積を有する(ここでは半導体ウェハよりも若干大きな面積を有する)内側配線基板(一次配線基板)12と、を備えていて、内側配線基板12と外側配線基板11との間には柔軟性を有する導電材料層であるIF−PCR層(インターフェース−感圧導電ゴム層又は異方性導電ゴム弾性シート)13が形成され、内側配線基板12及び外側配線基板11の間でこのIF−PCR層13を介して信号が伝えられる。内側配線基板12は、IF−PCR層13を介して伝えられた信号を、さらにその下(内側)に形成されたバンプ付きメンブレンシート15に、柔軟性を有する導電材料層であるPCR層(感圧導電ゴム層又は異方性導電ゴム弾性シート)14を介して伝える。すなわち、内側配線基板12とバンプ付きメンブレンシート15との間では、PCR層14を介して信号が伝えられる。バンプ付きメンブレンシート15は、膜(メンブレンシート)上にバンプ(検査電極)を配置して構成されている。また、内側配線基板12の周縁部には、ゴム材などの弾性体により構成された環状のシールリング16aが下向き(内向き)に形成されている。すなわち、シールリング16aの上端(外端)が内側配線基板12の周縁部に固定されている。さらに、外側配線基板11には真空バルブ17aが設けられている。
次にプローブカード10の周辺について説明を行う。外側配線基板11の周縁部は保持部18によりプローバ装置19に保持されている。プローバ装置19は、筐体(収容体又は枠体)20を有し、この筐体20中にXYZ(水平垂直)駆動装置21、およびこのXYZ駆動装置21に搭載されたステージ22を備えている。一方、プローブカード10の上方(外側)にはパフォーマンスボード23が配置され、さらにパフォーマンスボード23の上方(外側)にはテストヘッド24が配置されている。外側配線基板11とその上部に配置されたパフォーマンスボード23との間には高さばらつき誤差を吸収しながら接続(信号接続)する機能を持つポゴピン25が配置され、このポゴピン25を介して外側配線基板11とパフォーマンスボード23が接続され、外側配線基板11及びパフォーマンスボード23の間で信号が伝えられる。さらにパフォーマンスボード23とテストヘッド24との間にはコネクタ26が配置され、このコネクタ26を介してパフォーマンスボード23とテストヘッド24が接続され、パフォーマンスボード23及びテストヘッド24の間で信号が伝えられる。
プローブカード10の詳細は図2に示すとおりである。外側配線基板11は、上面(外面)にポゴピン25に接続するためのポゴピン接続電極27を有し、下面(内面)にIF−PCR層13に接続するためのIF−PCR接続電極28を備えていて、このポゴピン接続電極27は引出し線を通してIF−PCR接続電極28に接続されている。したがって、外側配線基板11からは、柔軟性を有する導電材料層であるIF−PCR層13を介して内側配線基板12に信号が伝えられる。内側配線基板12は上記信号を、PCR層14の通電部に接触するPCR接続電極29を通してPCR層14に伝える。PCR層14の下(内側)にはバンプ付きメンブレンシート15が配置され、PCR層14の通電部を介してバンプ付きメンブレンシート15に信号が伝えられる。シールリング16aは、径方向外側に湾曲しながら下側(内側)に短く延びる断面形状を有し、真空バルブ17aからは真空導路30aが内側に延びていて、この真空導路30aは、シールリング16aの径方向内側かつPCR層14及びバンプ付きメンブレンシート15の径方向外側で、内側配線基板12の外周部下面(内面)に開口している。
次に、PCR層14及びバンプ付きメンブレンシート15の詳細を図3を用いて説明する。バンプ付きメンブレンシート15の膜(メンブレンシート)の上面(外面)には背面電極31が形成されているが、この背面電極31は、メンブレンシートに貼り付けられた銅パターンをエッチングして形成する。バンプ付きメンブレンシート15のメンブレンシートの下面(内面)にはバンプ32(検査電極)が形成されていて、このバンプ32は、メッキによる背面電極31から、メンブレンシートにレーザなどを用いて開けた穴を通して成長させて形成する。バンプ32の表面は、接触するボンディングパッドの表面を覆っている酸化アルミを破壊して安定な接触を得るため、セラミックシートに押し付けるなどして表面を凸凹に粗面化している。また、PCR層14は弾性体にて構成されており、通電部又は電極部分33が圧縮されることにより、この電極部分33のみ電気を通して上下(内外)を接続すると共に、バンプ32の高さばらつき及び半導体ウェハ34上のボンディングパッドの高さばらつきを吸収する役割を持つ。IF−PCR層13もPCR層14と同一の構成を有し、弾性体(ゴム)にて構成され、通電部又は電極部分が圧縮されると、電極部分のみ電気を通して内側配線基板12の電極(接続電極)と外側配線基板11の電極(接続電極)とを接続する。
上記構造によるプローブカード10では、印刷技術を用いてバンプ32などを形成するため、精度が高く、多数のバンプ32を形成することが可能であり、半導体ウェハ34に対し一括してコンタクトできる多ピンのプローブカード10を提供できる。
テスト装置1のステージ22は、XYZ駆動装置21に固定された円盤状の下部ステージ(内側ステージ)22Aと、この下部ステージ22A上に配置された上部ステージ(外側ステージ)22Bと、を有している。上部ステージ22Bは、下部ステージ22A上に載置された円盤状の本体部22B−1と、この本体部22B−1の下面(内面)外周に一体的に形成され、下側(内側)に短く延びる環状部22B−2と、を備えて構成され、環状部22B−2が下部ステージ22Aの外周にスライド可能に嵌るように、下部ステージ22Aに取り付けられている。下部ステージ22Aの上面からは、案内ピン(くさび)35が上方に突出し、上部ステージ22Bの本体部22B−1には、この案内ピン(くさび)35がスライド可能に嵌り込む案内孔22B−3が下面(内面)に形成されている。したがって、上部ステージ22Bは、下部ステージ22Aに対してXY(水平)方向に位置決め固定されているが、下部ステージ22Aの外周及び案内ピン(くさび)35に沿って、下部ステージ22Aから離れるようにしてZ方向(上方)に移動でき、かつ、図示の状態に戻るまでZ方向(下方)に移動できるように構成されている。
以上のように構成されたテスト装置1について、図1を用いてその動作を説明する。半導体ウェハ34はプローバ装置19のウェハカセット(図示せず)より自動的に搬送されてステージ22上に配置され、減圧によりステージ22に吸着され固定される。次に、半導体ウェハ34のボンディングパッドとプローブカード10のバンプ32との位置合わせをプローバ装置19の認識装置(例えばCCDカメラ、図示せず)とXYZ駆動装置21によって行う。さらに半導体ウェハ34は、固定されているプローブカード10に対し、ステージ22全体の上昇(接近)により下方から(正面から)接近する。この時、シールリング16aがステージ22(上部ステージ22Bの本体部22B−1)の周縁部に軽く接触し、内側配線基板12又は内側配線基板12側(バンプ付きメンブレンシート15を有する内側配線基板12)、ステージ22側(半導体ウェハ34を有するステージ22)及びシールリング16aによる閉じた空間を形成する。ここで、ステージ22の上昇駆動は停止する。この状態にて真空接続バルブ17aを介して真空ポンプにて吸引すると、真空接続バルブ17aに連なる真空導路30aは、外側配線基板11、IF−PCR層13及び内側配線基板12を通って内側配線基板12又は内側配線基板12側、ステージ22側及びシールリング16aによる閉じた空間に導かれているので、この空間が減圧される。この時、上部ステージ22Bは、案内ピン(くさび)35に沿って(より詳しくは、案内ピン(くさび)35及び下部ステージ22Aの外周に沿って)下部ステージ22Aから上方向に分離移動する。すなわち、下部ステージ22Aは停止しているが、上部ステージ22Bのみが上方に移動し、半導体ウェハ34のボンディングパッドがバンプ32に当たると同時に、バンプ32はPCR層14に対して上に押し上げられ、PCR層14(電極部分33)を圧縮して電気的接続が行われ、高さばらつき吸収を行うと共に必要な接触圧を得る。また、内側配線基板12と外側配線基板11によりIF−PCR層13(電極部分)が圧縮され、内側配線基板12及び外側配線基板11の電気的接続が行われる。同時にバンプ32はバンプ表面の粗面化部分によりボンディングパッドを覆っているアルミの酸化膜を破壊し安定にボンディングパッドにコンタクトされる。この時、減圧による圧力にてバンプ32は半導体ウェハ34に押し付けられている。
ところで、内側配線基板12は、減圧により半導体ウェハ34とバンプ32との全体的なコンタクトが可能となるように、十分撓むことができる剛性の低い構成であることが必要である。例えば、図2の仮想線Aで示すように、内側配線基板12は、中央が上方(外側)に反った状態で設けられることがあるが、閉じた空間内を減圧することにより、内側配線基板12の中央部が下方向(内側)に引き寄せられて撓み、内側配線基板12が反りの少ない又は反りの無い状態で、半導体ウェハ34とバンプ32とが接触することとなるように構成するのが好ましい。ここでは、半導体ウェハ34の直径(200mm乃至300mm)に等しい長さを有する桁橋試験片の両端を支持し、1kg/cm2の圧力を加えると、中央部が100μm以上撓むこととなる場合の材料及び厚さで内側配線基板12を
形成するのが好ましい。さらに、半導体ウェハ34に形成されているチップの直径(5mm乃至10mm)に等しい長さを有する桁橋試験片に、1kg/cm2の圧力を加えると、中央部の撓み量が5μm以下となる場合の材料及び厚さで内側配線基板12を形成する
のが効果的である。これにより、バンプ32、32間で内側配線基板12が撓みすぎるといったことがないので(図4参照、図4のLはチップの直径、Wは撓み量で、Wが大きくなりすぎない)、バンプ32の間隔の差異により異なったバンプ圧が加わることはなくなる。このように、配線基板を外側配線基板11と内側配線基板12とから構成し、内側配線基板12を外側配線基板11に較べ厚みを薄くするなどして剛性の低いものとすることにより、空間内を減圧した際の適度な内側配線基板12の撓み量を得ることができ、半導体ウェハ34面内での均一な圧力印加が可能となる。外側配線基板11はガラスエポキシ基板、内側配線基板12は低熱膨張率及び微細パターンを実現できるセラミック基板とすることができ、この場合には、内側配線基板12は外側配線基板11よりも薄く形成される。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図5を参照して説明する。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態のステージ22の構成及び外側配線基板11の支持構造を変更したものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同一又は実質的に同一であるので、概略的には、同一又は実質的に同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態の半導体ウェハのテスト装置41では、ステージ42は、第1の実施の形態のステージ22と同一の大きさの円盤状体として形成されているが、ステージ22と異なり一体的に形成され、分割されてはいない。また、テスト装置41では、筐体19の周方向複数箇所に、径方向内側への突出支持部43が設けられ、それぞれの突出支持部43位置で、外端部がこの突出支持部43の上面に固定され、内端部が外側配線基板11の外周部下面に固定されてこの外周部下面を支える、水平方向に延びた板バネ44が配置されている。ここでは、ステージ42は、閉じた空間が形成されるまでプローブカード10の側に移動するよう、駆動装置21により駆動され、閉じた空間が形成されたら、駆動装置21によるステージ42のプローブカード10の側への移動は停止され、この空間内が減圧される、といったように構成できる。この場合には、減圧時に、板バネ44のバネ力に抗して外側配線基板11がステージ42側にずれることとなる。あるいは、ステージ42は、閉じた空間が形成されるまでプローブカード10の側に移動するよう、駆動装置21により駆動され、閉じた空間が形成されたら、駆動装置21によるステージ42のプローブカード10の側への移動と、この空間内の減圧とが同時に行われるといったようにも構成できる。この場合には、減圧時に、ステージ42とプローブカード10とが互いに接近することとなる。そして、空間の減圧時に、XYZ駆動装置21のZ軸を用いて更に加圧すれば、減圧による加圧の限界(例えば300mmウェハに完全真空状態で加わるおおよそ706kgの加圧)に加えてより大きい加圧を得ることが可能である。
さらに、図6及び図7を参照して半導体ウェハのテスト装置1又は41の変更例を説明する。
図6は、半導体ウェハのテスト装置1のシールリング16a周辺の変更例(第1の変更例)を示す。この変更例では、IF−PCR層13及び内側配線基板12は半導体ウェハ34と同一の面積を有するように形成され、また、シールリングとの干渉を避けるため、PCR層14及びバンプ付きメンブレンシート15は、内側配線基板12よりもさらに小さく形成されている。図1の場合と同様に、内側配線基板12の周縁部に設けられた環状のシールリング16bは、径方向外側に湾曲しながら下側(内側)に短く延びる断面形状を有しているが、シールリング16aよりもさらに短く形成されている。そして、外側配線基板11では、真空バルブ17aから真空導路30bが内側に延びていて、この真空導路30bは、シールリング16bの径方向内側かつPCR層14及びバンプ付きメンブレンシート15の径方向外側で、内側配線基板12の外周部下面(内面)に開口している。シールリング16bを備えたテスト装置1の動作は、シールリング16bが半導体ウェハ34に軽く接触し、内側配線基板12又は内側配線基板12側(バンプ付きメンブレンシート15を有する内側配線基板12)、半導体ウェハ34及びシールリング16bによる閉じた空間が形成される点以外は、シールリング16aを備えたテスト装置1と同様である。なお、ここでの変更例はテスト装置41に適用できる。
図7は、半導体ウェハのテスト装置41のシールリング16a及び真空バルブ17a周辺の変更例(第2の変更例)を示す。この変更例では、ステージ42の周縁部に、ゴム材などの弾性体により構成された環状のシールリング16cが上向き(外向き)に形成されている。すなわち、シールリング16cの下端(内端)がステージ42の周縁部に固定されている。シールリング16cは、径方向外側に湾曲しながら上側(外側)に短く延びる断面形状を有している。また、真空バルブ17bは、外側配線基板11ではなくステージ42に設けられていて、この真空バルブ17bからは真空導路30cがステージ42内を通って延び、この真空導路30cは、シールリング16cの径方向内側かつ半導体ウェハ34の径方向外側で、ステージ42の外周部上面(外面)に開口している。シールリング16c及び真空バルブ17bを備えたテスト装置41の動作は、シールリング16cが内側配線基板12の周縁部に軽く接触し、内側配線基板12又は内側配線基板12側(バンプ付きメンブレンシート15を有する内側配線基板12)、ステージ42側(半導体ウェハ34を有するステージ42)及びシールリング16cによる閉じた空間を形成する点、および、閉じた空間が真空バルブ17bにより減圧される点以外は、シールリング16a及び真空バルブ17aを備えたテスト装置41と同一である。
次に、図6に示す第1の変更例をさらに変更した第3の変更例について、図8を参照して説明する。
この第3の変更例では、IF−PCR層13、内側配線基板12及びPCR層14が半導体ウェハ34と同一の面積を有するように形成されている。PCR層(異方性導電ゴム弾性シート)14は、ゴム弾性シート(ここでは具体的にはゴムシート)の所定個所に導電材料を混入して通電部33を形成することにより構成されているが(第1及び第2の実施の形態、第1及び第2の変形例でも同様)、このPCR層14の周縁部にはゴムシートを一体的に延長するようにして、上側及び下側に膨らんだ又は突出した断面形状を有するシールリング16dが形成されている。より具体的に説明すると、PCR層又はゴムシート14の周縁部には、上方に小さく突出する断面長方形状の上側シールリング16eと下方に大きく突出する断面長方形状の下側シールリング16fが一体的に形成され、この上側シールリング16e及び下側シールリング16fによりシールリング16dが形成されている。また、外側配線基板11上に配置された真空バルブ17aから内側に延びる真空導路30dは、外側配線基板11、IF−PCR層13及び内側配線基板12を貫通して、上側シールリング16eの径方向内側で、内側配線基板12とPCR層14との間に開口する第1の真空導路30eと、PCR層14を貫通して、下側シールリング16fの径方向内側に開口する第2の真空導路30fと、を有している。すなわち、真空導路30dは、外側配線基板11、IF−PCR層13及び内側配線基板12の外周部、そしてPCR層14の外周部を貫通して形成されている。シールリング16dを備えたテスト装置1の動作は、上側シールリング16eと内側配線基板12との接触、そして下側シールリング16fと半導体ウェハ34との接触により、プローブカード10又は内側配線基板12と半導体ウェハ34との間に閉じた空間が形成される点以外は、シールリング16aを備えたテスト装置1と同様である。なお、ここでの変更例はテスト装置41に適用できる。
なお、図1、図5、図6、図7及び図8はそれぞれ、閉じた空間が形成されたとき、あるいは、閉じた空間が減圧されたときを示している。
また、実施の形態にはバンプ付メンブレンシート15によるプローブカード10について述べたが、最近のMEMS(メムス、Micro Electro Mechanical Systems)技術を応用した微小ピンを植え込んだプローブカード10でも本発明記載の減圧による加圧を応用できる。
本発明の半導体ウェハのテスト装置又は半導体ウェハのテスト方法によれば、多数ピンを備えるワンタッチダウンプローブカードを容易に使用することができ、併せて構成の簡単なプローバ装置により設備の低価格化が実現できる。したがって、半導体ウェハに形成された半導体デバイスのテストを実施するに必要なコストの削減が行える。
1、41 半導体ウェハのテスト装置
10 プローブカード
11 外側配線基板
12 内側配線基板
13 IF−PCR層
14 PCR層
15 バンプ付きメンブレンシート
16a、16b、16c、16d シールリング
17a、17b 真空バルブ
19 プローバ装置
20 プローバ装置の筐体
21 XYZ駆動装置
22、42 ステージ
23 パフォーマンスボード
24 テストヘッド
30a、30b、30c、30d 真空導路
32 バンプ
34 半導体ウェハ
35 案内ピン
44 板バネ

Claims (5)

  1. 半導体ウェハを載せるためのステージと、このステージに向き合うように配置されるプローブカードと、を備え、前記プローブカードは、配線基板と、前記ステージ上に載せられた前記半導体ウェハの複数の集積回路端子に電気的に接触する複数のバンプと、を有している、半導体ウェハのテスト装置であって、
    前記プローブカードの周縁部には、前記半導体ウェハの外周で、前記ステージと接触してこのステージ及び前記プローブカードの間に閉じた空間を形成するシールリングが設けられ、閉じた前記空間内を減圧することにより、前記集積回路端子と前記バンプとの電気的コンタクトに必要な圧力を確保する、ことを特徴とする半導体ウェハのテスト装置。
  2. 前記ステージは、内側ステージと、この内側ステージ上に配置された外側ステージと、を備え、前記シールリングは、前記外側ステージと接触してこの外側ステージ及び前記プローブカードの間に閉じた空間を形成するように構成されていて、前記ステージは、前記外側ステージ上に前記半導体ウェハを載せた状態で、閉じた前記空間が形成されるまでプローブカード側に移動するよう駆動され、閉じた前記空間内を減圧すると、前記外側ステージが前記内側ステージから離れるように前記プローブカードの側に引き寄せられる、ことを特徴とする請求項1記載の半導体ウェハのテスト装置。
  3. 前記配線基板は、外側配線基板と、この外側配線基板の内側に、導電性層を介して設けられた内側配線基板と、を有し、この内側配線基板は、前記外側配線基板よりも可撓性が大きくなるように形成されている、ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体ウェハのテスト装置。
  4. 前記シールリングは、前記内側配線基板の周縁部に設けられている、ことを特徴とする請求項3記載の半導体ウェハのテスト装置。
  5. ステージ上に載せられた半導体ウェハの複数の集積回路端子に、プローブカードの配線基板に設けられた複数のバンプを電気的に接触させて前記半導体ウェハを検査する半導体ウェハのテスト方法であって、
    前記プローブカード、前記ステージ及び前記プローブカードの周縁部に設けられた、前記半導体ウェハの外周のシールリングにより閉じた空間を形成し、閉じたこの空間内を減圧することにより、前記集積回路端子と前記バンプとの電気的コンタクトに必要な圧力を確保する、ことを特徴とする半導体ウェハのテスト方法。
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