JPH11260872A - スクリーニングプローバ - Google Patents

スクリーニングプローバ

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JPH11260872A
JPH11260872A JP10082646A JP8264698A JPH11260872A JP H11260872 A JPH11260872 A JP H11260872A JP 10082646 A JP10082646 A JP 10082646A JP 8264698 A JP8264698 A JP 8264698A JP H11260872 A JPH11260872 A JP H11260872A
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JP
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current
prober
test
screening
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Shinji Iino
伸治 飯野
Itaru Iida
到 飯田
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
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    • GPHYSICS
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    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
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    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/01Subjecting similar articles in turn to test, e.g. "go/no-go" tests in mass production; Testing objects at points as they pass through a testing station

Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDDQテストにはDCテスト、ACテスト
及び機能テスト等の電気的特性検査を行う汎用テスタが
用いられるため、検査速度が遅く検査コストが高くテス
トの再現性が悪い。また、従来のテスタはIDDQテス
ト用としてはテスタ自体が極めて高価でプローバとの配
線数が極めて多く、装置として大型化する。 【解決手段】 本発明のスクリーニングプローバは、ウ
エハWに多数形成されたデバイスにI/Fボード16を
電源電圧を印加し、静止時のデバイスの電源電流を静止
電源電流として測定し、この測定値が設定値より大きい
デバイスを不良品とするスクリーニングプローバであっ
て、静止電源電流とその設定値の大小を比較すると共に
測定値が設定値より大きい時にそのデバイスを不良品と
判定する電流モニタ23と、この電流モニタ23が不良
品と判定したデバイスへの静止電源電流を遮断する電流
遮断回路24とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーニングプ
ローバに関し、更に詳しくはウエハ状態で各半導体素子
(以下、「デバイス」と称す。)の各種の電気的特性検
査を行う前の段階で不良デバイスを除去するスクリーニ
ングプローバに関する。
【0002】
【従来の技術】デバイスはパッケージングする前にウエ
ハ段階で電気的特性検査が行われ、良品のみがパッケー
ジングされている。ウエハ段階の電気的特性検査は大別
してDCテスト、ACテスト及び機能テストがあり、こ
れらのテストにより良品デバイスをスクリーニングして
いる。そして、これらの検査にはプローバ及びテスタが
用いられ、テスタの信号をプローバを介してウエハ状態
の各デバイスに送信し、各デバイスからテスタへ送信さ
れる信号に基づいて不良品をスクリーニングしている。
【0003】ところが、最近、微細加工技術の急速な進
歩により、デバイスの集積度が急激に高くなってデバイ
スが高機能化している。デバイスが大規模、高機能化し
ているため、製造工程で発生した欠陥を持つ不良品をス
クリーニングするための検査の検査効率が益々低下して
検査時間が急激に増大し、検査コストが高コスト化して
いる。しかも、機能テストでは発見し難いタイプの故障
が増加する傾向にあり、現実に出荷テストをパスしてい
る半導体製品でもデバイス自体の欠陥による不良品が多
く認められる。更に、デバイスの高機能化に伴って機能
テスト等におけるテストパターンが複雑になりその設計
が益々難しくなる傾向にある。
【0004】そこで、最近では、検査コストの低減及び
故障検出率の向上を目指し、IDDQテスト、BIS
T、BISE等のテスト容易化技術が着目されている。
例えば、IDDQテストは、静止状態にある時のデバイ
スの微小な電源電流をテストパターンを変化させながら
検出し、その電源電流の大小で故障の有無を検出する手
法で、デバイスの内部ノードにテストパターンを書き込
み、パターン毎に判定する電流値を設定するだけで済む
ため、少ないテストパターンでDCテストや機能テスト
で検出できない欠陥、例えば短絡故障、開放故障、絶縁
不良等を検出することができ、最近では機能テストを補
完するテスト手法として注目されている。しかも、ID
DQテストはBIST、BISE等のようにデバイス内
にテスト用回路を組み込むことなく外部から検査できる
ため、デバイス面積の増大やデバイス機能低下がなく有
効なテスト手段と考えられる。従って、IDDQテスト
をテスト工程の早期段階で実施することにより不良品を
スクリーニングすることができ、その後のDCテスト、
ACテスト及び機能テスト等の検査コストの大幅な低減
を実現することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、IDD
QテストにはDCテスト、ACテスト及び機能テスト等
の電気的特性検査を行う汎用テスタを用いて行われてい
るため、検査速度が遅く検査コストが高くなり、テスタ
側の漏れ電流によりデバイスの電源電圧が変動しテスト
の再現性が悪くなるという課題があった。しかも、従来
のテスタはIDDQテスト用としてはテスタ自体が極め
て高価でプローバとの配線数が極めて多く、装置として
大型化するという課題があった。尚、IDDQテストの
高速化については高速充電回路等により改善されている
との報告がある(「日経エレクトロニクス」,1997
年7月7日号,第85〜第97頁)。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、DCテスト、ACテスト、機能テスト等の
半導体素子の電気的特性検査に先立ってプローバ側でI
DDQテストを行い、検査工程の早期の段階で半導体素
子の不良品をより確実に検出することができ、しかもコ
ンパクトで制御側との配線数が格段に少なく低コストで
製造することができるスクリーニングプローバを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のスクリーニングプローバは、半導体ウエハに多数形成
された半導体素子にコンタクタを介して電源電圧を印加
し、静止時の半導体素子の電源電流を静止電源電流とし
て測定し、この測定値が設定値より大きい半導体素子を
不良品とするスクリーニングプローバであって、上記静
止電源電流とその設定値の大小を比較すると共に上記測
定値が上記設定値より大きい時にその半導体素子を不良
品と判定する電流モニタと、この電流モニタが不良品と
判定した半導体素子への静止電源電流の通電を遮断する
電流遮断手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2に記載のスクリー
ニングプローバは、請求項1に記載の発明において、上
記静止電源電流測定用のテストパターンを上記半導体素
子に印加するパターンドライバを設けたことを特徴とす
るものである。
【0009】また、本発明の請求項3に記載のスクリー
ニングプローバは、半導体ウエハに多数形成された半導
体素子にコンタクタを介して電源電圧を印加し、静止時
の半導体素子の電源電流を静止電源電流として測定し、
この測定値が設定値より大きい半導体素子を不良品とす
るスクリーニングプローバであって、上記半導体素子の
測定順序を制御する制御手段と、この制御手段に基づい
て上記半導体素子を順次切り換えるマルチプレクサと、
このマルチプレクサにより切り換えられた半導体素子の
静止電源電流とその設定値の大小を比較すると共に上記
測定値が上記設定値より大きい時にその半導体素子を不
良品と判定する電流モニタと、この電流モニタが不良品
と判定した半導体素子への静止電源電流の通電を遮断す
る電流遮断手段とを備え、且つ、上記制御手段は上記電
流モニタの監視結果を記憶する測定結果記憶手段を有
し、上記電流遮断手段は上記半導体素子の良品を記憶す
る良品記憶手段を有することを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項4に記載のスクリー
ニングプローバは、請求項3に記載の発明において、上
記全半導体素子の静止電源電流測定用のテストパターン
を記憶するパターン記憶手段を上記制御手段に設け、且
つ、上記パターン記憶手段のテストパターンを印加する
パターンドライバを設けると共にこのパターンドライバ
で印加する半導体素子を順次切り換えるマルチプレクサ
を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6に示す実施形態
に基づいて本発明を説明する。本実施形態のスクリーニ
ングプローバ10は、図1、図2に示すように、プロー
バ本体11と、このプローバ本体11に隣接する制御ス
テーション12と、この制御ステーション12の制御下
で作動する印加/測定モジュール13とを備え、印加/
測定モジュール13はプローバ本体11上に配置されて
いる。
【0012】上記プローバ本体11は、図1、図2に示
すように、ウエハWをキャリア単位で収納するローダ部
14と、このローダ部14に連設されたプローバ部15
とを備えている。ローダ部14内には搬送機構としてピ
ンセット(図示せず)が配設され、このピンセットを介
してプローバ部15に配設されたX、Y、Z及びθ方向
に移動可能なプローバチャック16上へウエハWを搬送
するようにしてある。プローバチャック16の上方には
コンタクタ(I/Fボード)17が配設され、図示しな
い位置合わせ機構を介してI/Fボード17の接触子
(図示せず)に対してプローバチャック16上のウエハ
Wの電極パッドを位置合わせし、I/Fボード17の接
触子がウエハWの全デバイスの検査用電極パッドと一括
して接触するようにしてある。
【0013】上記制御ステーション12は、上記印加/
測定モジュール13を制御するシステムコントローラ1
8と、このシステムコントローラ18の制御下で作動す
る電源19及びパルスジェネレータ20とを備え、ウエ
ハWの各デバイスのIDDQテストを行う際に電源19
からデバイスに対して電源電圧を印加し、また、パルス
ジェネレータ20においてIDDQテスト用のテストパ
ターンを発生するようにしてある。
【0014】上記印加/計測モジュール13は、上記シ
ステムコントローラ18に接続されたテストシーケンサ
21と、このテストシーケンサ21の制御下でデバイス
を一個ずつあるいは複数個ずつ切り換えるマルチプレク
サ22と、このマルチプレクサ22を介して選択された
デバイスの静止電源電流を監視する電流モニタ23と、
この電流モニタ23の監視結果に基づいて電源19から
デバイスに電源電圧が印加された時に流れる静止電源電
流を遮断する電流遮断回路24とを備えている。電流遮
断回路24は複数のデバイスに対応した遮断機構を有
し、各デバイスの良否に即して静止電源電流を遮断し、
通電するようにしてある。また、テストシーケンサ21
は制御メモリ21Aを有し、制御メモリ21Aでシステ
ムコントローラ18の制御内容を記憶し、この記憶内容
に基づいて印加/計測モジュール13の各機器を制御ス
テーション12から分離することにより高速で制御する
ようにしてある。
【0015】また、上記テストシーケンサ21と電流モ
ニタ23との間にはD/A変換器25が介在し、制御メ
モリ21Aで記憶された静止電源電流の制限値をD/A
変換器25を介して電流モニタ23に設定するようにし
てある。この制限値はデバイスに種類に応じて複数の値
を設定できるようにしてある。そして、電流モニタ23
では、マルチプレクサ22によって選択されたデバイス
からI/Fボード17を経由して流入する静止電源電流
の値と設定された制限値の大小を比較し、静止電源電流
値が制限値より大きい時にはそのデバイスが不良品と判
定し、逆の場合には良品と判定するようにしてある。電
流モニタ23において不良品を検出した時には電流遮断
回路24を作動させて電源19を遮断し、測定系に制限
値を超える異常電流が流れるのを防止し、良品と判定し
た時には電流遮断回路24を遮断することなく静止電源
電流を通電するようにしてある。
【0016】更に、上記電流モニタ23とテストシーケ
ンサ21の間にはA/D変換器26及びテスト結果メモ
リ27がそれぞれ介在し、電流モニタ23の測定値をA
/D変換器26を介してテスト結果メモリ27にデータ
として記録すると共に、テストシーケンサ21がテスト
結果メモリ27のデータを読み込んで良品のみIDDQ
テストを実施するようにしてある。また、テスト結果メ
モリ27は電流モニタ23から良、不良品データを受信
し、記憶するようにしてある。テスト結果メモリ27と
電流遮断回路24の間にはテストチップレジスタ28が
介在し、テストチップレジスタ28がテスト結果メモリ
27の良品データ(被検査チップアドレス)を記憶し、
IDDQテストを行う時に電流遮断回路24を開放して
静止電源電流をデバイスに通電するようにしてある。
【0017】上記パルスジェネレータ20及びテストシ
ーケンサ21にはパターンメモリ29が接続され、パタ
ーンメモリ29においてパルスジェネレータ20で生成
したテストパターンを記憶するようにしてある。テスト
パターンがBIST用パターン等のように複数のビット
のパターンの場合には、各ビット毎にパターンメモリを
設ければ良い。そして、テストシーケンサ21はパター
ンメモリ29のテストパターンを読み込み、このテスト
パターンに即して静止電源電流の制限値を電流モニタ2
3に設定するようにしてある。従って、本実施形態のス
クリーニングプローバ10はテストパターンをパターン
メモリ29の記録した後は印加/測定モジュール13の
みで測定することができるようになっている。また、パ
ターンメモリ29にはパターンドライバ30及びマルチ
プレクサ31が順次接続され、パターンドライバ30は
パターンメモリ29で記憶されたテストパターンをマル
チプレクサ31で選択されたデバイスに対して印加する
ようにしてある。そして、テストパターンを印加した時
の静止電源電流を電流モニタ23で監視するようにして
ある。
【0018】次に、IDDQテストを実施する場合の動
作について図3、図4を参照しながら説明する。まず、
IDDQテストに先立って測定デバイスに対して異常電
流が流れるか否かを判定し、異常電流が流れる不良品を
スクリーニングする。この判定は図3に示す手順に従っ
て行われる。デバイスに即した静止電源電流の制限値を
制御ステーション12のシステムコントローラ18から
印加/測定モジュール13のテストシーケンサ21を介
して電流モニタ23に設定すると共に(ステップS
1)、パルスジェネレータ20で発生したテストパター
ンをパターンメモリ29に記録する。この操作により以
下で説明するデバイスのIDDQテストは印加/測定モ
ジュール13において行うことができる。尚、検査に先
立ってプローバチャック16を駆動させて位置合わせ機
構を介してウエハWとI/Fボード17の位置合わせを
行い、ウエハWの全デバイスとI/Fボード17とを図
2に示すように電気的に一括接触させておく。
【0019】その後、制御ステーション12の電源19
から電源電圧を印加すると共にテストシーケンサ21が
作動すると、マルチプレクサ22が例えば複数個のデバ
イスを選択すると(ステップS2)、静止電源電流が電
流遮断回路24からI/Fボード17を介して選択され
た複数のデバイスに流入する(ステップS3)。この電
源電流はI/Fボード17を介して電流モニタ23へ流
れ込み、電流モニタ23で複数個のデバイスの静止電源
電流を測定する。デバイスの中に静止電源電流が制限値
を超えたものがあれば、ステップS4においてそのデバ
イスは不良品であると判定して電流遮断回路24を遮断
し(ステップS5)、制限値を超えた異常電流が測定系
内へ流れ込むことによる測定系の焼損を防止すると共に
そのデバイスをA/D変換器26を介してテスト結果メ
モリ27に不良品として記録する。また、電流モニタ2
3による測定値が制限値内であれば、ステップS4にお
いてそのデバイスは良品であると判定し、電流遮断回路
24を遮断することなく静止電源電流を流すと共に、そ
のデバイスをA/D変換器26を介してテスト結果メモ
リ27に良品として記録する(ステップS6)。これら
のデータ記録が終了したら次に測定すべきデバイスが存
在するか否かを判断し(ステップS7)、測定すべきデ
バイスが存在する時にはステップS1へ戻り、ステップ
S1からステップS7までを繰り返す。ステップS7に
おいて次のデバイスが存在しない時には、測定したデバ
イスの良品、不良品マップを作成し(ステップS8)、
良品と判定されたデバイスはテスト結果メモリ27を介
してテストチップレジスタ28に記録する(ステップS
9)。
【0020】上述の測定デバイスの判定手順が終了した
後、図4に示す手順でテスト電圧を印加してIDDQテ
ストを実施する。この段階では既に不良品がスクリーニ
ングされているため、テスト結果メモリ27に記録され
た良品データをテストシーケンサ21によって読み込
み、テストシーケンサ21が良品データに基づいてマル
チプレクサ22、31を制御してデバイスの静止電源電
流を測定する。
【0021】即ち、電源19からテスト電圧を電流遮断
回路24を介してテストチップレジスタ28に記録され
た良品デバイスに対して同時に印加した後(ステップS
11)、テストシーケンサ21においてテストパターン
を選択し(ステップS12)、静止電源電流の制限値を
電流モニタ23に設定する(ステップS13)。この制
限値を設定する時に制限値がテストパターン毎に異なる
時にはテストシーケンサ21を介してその都度制限値を
設定する。
【0022】引き続き、パターンドライバ30からマル
チプレクサ31で選択されたデバイスにテストパターン
を印加すると(ステップS14)、このテストパターン
に合ったデバイスのノードに静止電源電流が流れ、この
電流を電流モニタ23で測定し(ステップS15)、測
定値を制限値と比較しデバイスの良否を判定し、測定値
が制限値を超えたデバイスは不良品と判定する。そし
て、この測定データをテスト結果メモリ27に記録する
(ステップS16)。次いで、測定したデバイスが最後
のデバイスか否かを判断し(ステップS17)、最後の
デバイスでなければステップS12へ戻りステップS1
1からステップS16の動作を繰り返す、最後のデバイ
スであれば、電源電圧を遮断し(ステップS18)、テ
スト結果を記録する(ステップS19)。このIDDQ
テストにより短絡故障、開放故障、絶縁不良等の製造段
階の欠陥を検出し、不良品を確実にスクリーニングす
る。尚、テスト結果を不良品には電流遮断回路24が作
動して静止電源電流は流れない。引き続きマルチプレク
サ22、31によってデバイスを順次切り換えて同様の
【0023】以上説明したように本実施形態によれば、
プローバ側に静止電源電圧を監視する電流モニタ23を
設けると共に静止電源電流が制限値を超えた時に電源電
圧を遮断する電流遮断回路24を設けたため、プローバ
側で電流モニタ23によってデバイスの良否をスクリー
ニングすることができると共に不良品の時には電流遮断
回路24が働いて電源電圧を遮断して異常電流による測
定系の焼損を防止することができる。また、電流モニタ
23及び電流遮断回路24等の測定系を印加/測定モジ
ュール13としてプローバ本体11側に纏めたため、制
御ステーション12との配線数が従来と比較して格段に
少なく、配線長も短いためノイズに強い構造になり、し
かも従来のように大型の汎用テスタを用いる必要がな
く、IDDQテスタとして装置のコンパクト化及び低コ
スト化を実現することができる。また、IDDQテスト
を行う時にはスクリーニングされたデバイスのみのテス
トを行うため、テスト個数が削減されてIDDQテスト
の効率良く確実に行うことができる。また、ウエハWと
I/Fボード17を一括接触させ、マルチプレクサ2
2、31を介してデバイスを一個ずつあるいは複数個ず
つ検査することができ、スループットを高めることがで
きる。
【0024】また、図5は本発明の他の実施形態のスク
リーニングプローバを示す構成図である。本実施形態の
スクリーニングプローバ100は、ウエハWをインデッ
クス送りしながら前述の検査を行うもので、外観は上記
実施形態のスクリーニングプローバ10とほぼ同様であ
る。そこで、本実施形態のスクリーニングプローバを図
5、図6を参照しながら説明する。
【0025】本実施形態のスクリーニングプローバ10
0は、制御ステーション101、印加/計測モジュール
102、プローバ本体(図示せず)内に配設されたプロ
ーバチャック103及びプローブカード104を備えて
いる。制御ステーション101は、図5に示すように、
システムコントローラ105、電源106及びパルスジ
ェネレータ107を備え、上記実施形態に準じて構成さ
れている。また、印加/測定モジュール102は、図5
に示すように、デバイスの静止電源電流を監視する電流
モニタ108と、この電流モニタ108の監視結果に基
づいて電源106からデバイスに電源電圧が印加された
時に流れる電源電流を遮断する電流遮断回路109とを
備えている。電流モニタ108にはD/A変換器110
を介してシステムコントローラ105が接続され、この
D/A変換器110を介して電流モニタ108に制限値
を設定するようにしてある。そして、電流モニタ108
では、デバイスからプローブカード104を経由して流
入する静止電源電流の値とD/A変換器110を介して
設定された制限値の大小を比較し、静止電源電流値が制
限値より大きい時にはそのデバイスが不良品と判定し、
逆の場合には良品と判定するようにしてある。この電流
モニタ108には電流遮断回路109が接続され、電流
モニタ108において不良品を検出した時には電流遮断
回路109を介して電源106を遮断し、測定系に制限
値を超える異常電流が流れるのを防止し、良品と判定し
た時には電流遮断回路109を遮断することなく静止電
源電流を通電するようにしてある。更に、電流モニタ1
08にはA/D変換器111を介してシステムコントロ
ーラ105が接続され、電流モニタ108によって検出
された静止電源電流をA/D変換器111を介してシス
テムコントローラ105へ送信し、システムコントロー
ラ105内のメモリへ静止電源電流データとして記憶さ
せるようにしてある。また、この印加/計測モジュール
102にはパルスジェネレータ107に接続されたパタ
ーンドライバ112が配設され、パルスジェネレータ1
07で生成したテストパターンをパターンドライバ11
2からプローブカード104を介してデバイスに印加す
るようにしてある。
【0026】また、上記プローブカード104は例えば
図6に示すようにメンブレンタイプのカードとして構成
されている。このプローブカード104は、例えばバン
プ状の接触子104Aが複数形成されたメンブレン10
4Bと、このメンブレン104Bを裏面から押さえる押
さえ部材104Cと、この押さえ部材104Cの周囲で
メンブレン104Bと接続された接続されたプリント配
線基板からなる支持体104Dと、この支持体104D
とでメンブレン104Bの周縁部を挟持する枠体104
Eとを備えている。枠体104Eの内面には全周に亘っ
てシール部材104Fが取り付けられ、検査時にウエハ
Wとメンブレン104B間に気密空間104Gを形成す
るようにしてる。また、枠体104Eには排気ポンプ
(図示せず)に接続された貫通孔104Hが形成され、
排気ポンプを介して同図の矢印で示すように気密空間1
04Gを減圧するようにしてある。更に、支持体104
Dの中央には開口部104Iが形成され、この支持体1
04Dは開口部104Iの周囲でベローズ104Jを介
して押さえ部材104Cと連結されている。従って、検
査時に、排気ポンプで気密空間104G内を減圧する
と、大気圧が押さえ部材104Cに働いてメンブレン1
04Bの接触子104AをウエハWに押圧する。このよ
うに大気圧を利用して接触子104AをウエハWに押圧
することにより、接触子104Aが多ピン化して接触子
104Aによるプローバチャック103の耐荷重を改善
することができる。
【0027】本実施形態のスクリーニングプローバ10
0の場合には、プローバチャック103をインデックス
送りしながら各デバイスのIDDQテストを行う以外
は、上記実施形態のスクリーニングプローバ10と同様
の作用効果を期することができる。
【0028】尚、本発明は上記各実施形態に何等制限さ
れるものでないことは云うまでもない。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項4に記載の発
明によれば、DCテスト、ACテスト、機能テスト等の
半導体素子の電気的特性検査に先立ってプローバ側でI
DDQテストを行い、検査工程の早期の段階で半導体素
子の不良品をより確実に検出することができ、しかもコ
ンパクトで低コストで製造することができるスクリーニ
ングプローバを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクリーニングプローバの一実施形態
を示す外観図である。
【図2】図1に示すスクリーニングプローバの構成を示
すブロック図である。
【図3】図1に示すスクリーニングプローバを用いてウ
エハ内の不良品デバイスを判定する手順を示すフロー図
である。
【図4】図3に示す手順で良品と判定されたデバイスの
IDDQテストを行う手順を示すフロー図である。
【図5】本発明のスクリーニングプローバの他の実施形
態を示すブロック図である。
【図6】図5に示すスクリーニングプローバに用いられ
たプローブカードを具体的に示す断面図である。
【符号の説明】
10、100 スクリーニングプローバ 17 I/Fボード(コンタクタ) 21 テストシーケンサ(制御手段) 22、31 マルチプレクサ 23、108 電流モニタ 24、109 電流遮断回路(電流遮断手段) 27 テスト結果メモリ(測定結果記憶手
段) 28 テストチップレジスタ(良品記憶手
段) 29 パターンメモリ(パターン記憶手段) 30、112 パターンドライバ 104 プローブカード(コンタクタ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハに多数形成された半導体素
    子にコンタクタを介して電源電圧を印加し、静止時の半
    導体素子の電源電流を静止電源電流として測定し、この
    測定値が設定値より大きい半導体素子を不良品とするス
    クリーニングプローバであって、上記静止電源電流とそ
    の設定値の大小を比較すると共に上記測定値が上記設定
    値より大きい時にその半導体素子を不良品と判定する電
    流モニタと、この電流モニタが不良品と判定した半導体
    素子への静止電源電流の通電を遮断する電流遮断手段と
    を備えたことを特徴とするスクリーニングプローバ。
  2. 【請求項2】 上記静止電源電流測定用のテストパター
    ンを上記半導体素子に印加するパターンドライバを設け
    たことを特徴とする請求項1に記載のスクリーニングプ
    ローバ。
  3. 【請求項3】 半導体ウエハに多数形成された半導体素
    子にコンタクタを介して電源電圧を印加し、静止時の半
    導体素子の電源電流を静止電源電流として測定し、この
    測定値が設定値より大きい半導体素子を不良品とするス
    クリーニングプローバであって、上記半導体素子の測定
    順序を制御する制御手段と、この制御手段に基づいて上
    記半導体素子を順次切り換えるマルチプレクサと、この
    マルチプレクサにより切り換えられた半導体素子の静止
    電源電流とその設定値の大小を比較すると共に上記測定
    値が上記設定値より大きい時にその半導体素子を不良品
    と判定する電流モニタと、この電流モニタが不良品と判
    定した半導体素子への静止電源電流の通電を遮断する電
    流遮断手段とを備え、且つ、上記制御手段は上記電流モ
    ニタの監視結果を記憶する測定結果記憶手段を有し、上
    記電流遮断手段は上記半導体素子の良品を記憶する良品
    記憶手段を有することを特徴とするスクリーニングプロ
    ーバ。
  4. 【請求項4】 上記全半導体素子の静止電源電流測定用
    のテストパターンを記憶するパターン記憶手段を上記制
    御手段に設け、且つ、上記パターン記憶手段のテストパ
    ターンを印加するパターンドライバを設けると共にこの
    パターンドライバで印加する半導体素子を順次切り換え
    るマルチプレクサを設けたことを特徴とする請求項3に
    記載のスクリーニングプローバ。
JP10082646A 1998-03-14 1998-03-14 スクリーニングプローバ Pending JPH11260872A (ja)

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