JP2010043973A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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Abstract

【課題】IDDQ試験の全体に要する時間を短縮することができる半導体試験装置を提供する。
【解決手段】半導体試験装置1は、半導体デバイスの試験に用いられる試験パターンP1を発生するパターン発生部10と、半導体デバイスの電源電流を測定する測定部20とを備える。パターン発生部10は、試験パターンP1の発生を停止した場合にその旨を示すトリガ信号Tr1を発生するトリガ発生回路14を備えており、測定部10は、半導体デバイスの静止電源電流を測定するために行うべき処理を示す処理情報であるデータパターンを記憶するシーケンスメモリ32と、パターン発生部10からトリガ信号Tr1を受信した場合にシーケンスメモリ32に記憶されたデータパターンに応じた処理の実行を制御するシーケンス制御回路31とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体デバイスの試験を行う半導体試験装置に関する。
半導体試験装置が行う試験の一種にIDDQ試験がある。このIDDQ試験は、半導体デバイスの静止電源電流(Iddq)を測定して半導体デバイスの故障解析を行う試験である。例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補性金属酸化膜半導体)回路を備える半導体デバイスは、内部の論理状態が切り替わる瞬間に電源電流(Idd)が増加するが、論理状態が固定されているときには電源電流が殆ど流れないという性質を有する。かかる性質に着目し、IDDQ試験では、試験パターンの発生を停止して半導体デバイスの内部の論理状態を固定したときの静止電源電流を測定し、測定結果が所定の電流値以上であるか否かを判定することにより半導体デバイスの良/不良の試験を行っている。
IDDQ試験を開始するときには、半導体デバイスの内部の論理状態を固定するためにパターン発生部からの試験パターンの発生を停止し、測定部の測定レンジを切り替えた上で測定を行う必要がある。ここで、測定レンジの切り替えが必要になるのは、試験パターンを印加したときに流れる電源電流に比べて静止電源電流が極めて微小だからである。また、IDDQ試験を終了するときには、測定部の測定レンジを元に戻すとともにパターン発生部からの試験パターンの発生を再開する必要がある。
尚、従来のIDDQ試験が可能な半導体試験装置の詳細については、例えば以下の特許文献1を参照されたい。
特開2007−255961号公報
ところで、上述したIDDQ試験を実現するためには、パターン発生部から測定部に対して試験パターンの発生を停止した旨を通知する第1処理、測定部の測定レンジを変更する第2処理、測定部で静止電源電流を測定する第3処理、測定部の測定レンジを元に戻す第4処理、測定部からパターン発生部に対して静止電源電流の測定が完了した旨を通知する第5処理、及びパターン発生部で試験パターンの発生を再開する第6処理を順に行う必要がある。以上の処理をソフトウェア制御の下で行うと、第1〜第6処理の各々の処理時間が長くなるため、IDDQ試験の全体に要する時間が長くなるという問題があった。
以上の処理をハードウェア制御により行えばIDDQ試験の全体に要する時間を短縮することができるとも考えられる。しかしながら、半導体デバイスの電源電流は試験パターンの発生を停止したときに瞬時に一定の電源電流(静止電源電流)になる訳ではなく、過渡状態を経た後に一定の電源電流(静止電源電流)になる。このため、上述の処理を単純にハードウェア制御で行っても、静止電源電流の測定タイミングが早すぎると正確な静止電源電流を測定することはできない。
ここで、試験パターンの発生を停止してから十分な待ち時間が経過した後に測定を行えば、静止電源電流を正確に測定することができる。しかしながら、このような待ち時間を設けてしまうと、IDDQ試験に要する時間を短縮するためにIDDQ試験で必要な処理をハードウェア制御により行った意味が無くなってしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、IDDQ試験の全体に要する時間を短縮することができる半導体試験装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の半導体試験装置は、半導体デバイスの試験に用いられる試験パターン(P1)を発生するパターン発生部(10)と、前記半導体デバイスの電源電流を測定する測定部(20)とを備える半導体試験装置(1、2)において、前記パターン発生部は、前記試験パターンの発生を停止した場合にその旨を示す第1トリガ信号(Tr1)を発生する第1トリガ発生回路(14)を備えており、前記測定部は、前記半導体デバイスの静止電源電流を測定するために行うべき処理を示す処理情報を記憶するメモリ(32)と、前記パターン発生部から前記第1トリガ信号を受信した場合に前記メモリに記憶された前記処理情報に応じた処理の実行を制御する制御回路(31)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、パターン発生部で試験パターンの発生が停止されるとその旨を示す第1トリガ信号が第1トリガ発生回路から発生され、この第1トリガ信号が測定部で受信されるとメモリに記憶された半導体デバイスの静止電源電流を測定するために行うべき処理を示す処理情報に応じた処理の実行が制御回路によって制御される。
また、本発明の半導体試験装置は、前記測定部が、前記半導体デバイスの静止電源電流の測定を完了した場合にその旨を示す第2トリガ信号(Tr2)を発生する第2トリガ発生回路(22)を備えており、前記パターン発生部は、前記測定部から前記第2トリガ信号を受信した場合に前記試験パターンの発生を再開することを特徴としている。
また、本発明の半導体試験装置は、前記測定部が、前記半導体デバイスの電源電流の測定レンジを制御する電流測定レンジ制御回路(33)と、前記半導体デバイスの静止電源電流を測定する電流測定回路(34)とを備えており、前記メモリに記憶される前記処理情報には、前記半導体デバイスの静止電源電流を測定するために行うべき処理として、前記電流測定レンジ制御回路での測定レンジの制御処理、及び前記電流測定回路での測定を所定のタイミングで実行させる測定処理が含まれることを特徴としている。
また、本発明の半導体試験装置は、前記測定処理が、前記電流測定回路での測定を所定の時間間隔で複数回に亘って行わせる処理であることを特徴としている。
また、本発明の半導体試験装置は、前記測定部が、測定された静止電源電流の判定を行う判定回路(41)と、当該判定回路で異常判定された場合にその旨を示す第3トリガ信号(Tr3)を発生する第3トリガ発生回路(42)とを備えており、前記パターン発生部は、前記測定部からの前記第3トリガ信号を受信した場合に、発生すべき試験パターンの初期化を行うことを特徴としている。
更に、本発明の半導体試験装置は、前記パターン発生部と前記測定部とを接続し、前記パターン発生部から前記測定部に前記第1トリガ信号を伝達する第1バス(B1)と、前記測定部と前記パターン発生部とを接続し、前記測定部から前記パターン発生部に前記第2トリガ信号を伝達する第2バス(B2)と、前記測定部と前記パターン発生部とを接続し、前記測定部から前記パターン発生部に前記第3トリガ信号を伝達する第3バス(B3)とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、パターン発生部で試験パターンの発生を停止した場合にその旨を示す第1トリガ信号を第1トリガ発生回路で発生させ、この第1トリガ信号が測定部で受信された場合に、メモリに記憶された処理情報に応じた処理の実行を制御回路が制御しており、静止電源電流を測定するために行うべき処理がハードウェア処理のみによって順次実行されるため、上記の処理をソフトウェア処理により行う場合に比べてIDDQ試験の全体に要する時間を短縮することができるという効果がある。
また、半導体デバイスの静止電源電流の最適な測定タイミングを求めることができるため、余計な待ち時間を省くことができ、IDDQ試験の全体に要する時間を更に短縮することができるという効果がある。
更に、静止電源電流を測定した結果に基づいて半導体デバイスの故障が検出された場合には、半導体デバイスの試験が速やかに終了し、故障の半導体デバイスに対して余計な試験が行われるのを防止することができるため、IDDQ試験の全体に要する時間を更に短縮することができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による半導体試験装置について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態による半導体試験装置の要部構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施形態の半導体試験装置1は、バスB1(第1バス)及びバスB2(第2バス)を介して相互に接続されたパターン発生部10と測定部20とを備えており、パターン発生部10からの試験パターンP1の発生を一時的に中断している間に測定部20で半導体デバイス(図示省略)の静止電源電流(Iddq)を測定してIDDQ試験を行う。
パターン発生部10は、アドレス制御回路11、試験パターンメモリ12、アドレス比較回路13、トリガ発生回路14(第1トリガ発生回路)、及びトリガ検出回路15を備えており、半導体デバイスの試験に用いる試験パターンP1を発生する。尚、試験パターンP1は、半導体デバイスに対するインターフェイスとして機能するピンエレクトロニクス(図示省略)に入力され、半導体デバイスに印加される試験信号を生成するために用いられる。
アドレス制御回路11は、試験パターンメモリ12に対してアドレスA1を出力し、試験パターンP1の発生及び停止を制御する。ここで、アドレス制御回路11は、半導体試験装置1の動作を統括的に制御するテスタコントローラ(図示省略)からの制御信号に基づいてアドレスA1の出力又は停止を行う。また、アドレス比較回路13から検出信号D1が出力された場合にはアドレスA1を停止し、トリガ検出回路15から検出信号D2が出力された場合にはアドレスA1の発生を再開する。
試験パターンメモリ12は、異なるアドレスが割り当てられた複数の記憶領域を有しており、試験パターンP1を発生するためのパターンを各々の記憶領域に記憶する。尚、試験パターンメモリ12に記憶されるパターンは、不図示のテスタコントローラの制御の下で予め記憶される。アドレス比較回路13は、不図示のテスタコントローラの制御の下で予め設定されたアドレス(試験パターンP1の発生を停止させるべきアドレス)とアドレス制御回路11から出力されるアドレスA1とを比較し、これらが一致した場合に検出信号D1を出力する。
トリガ発生回路14は、バスB1に接続されており、アドレス比較回路13から検出信号D1が出力された場合にバスB1に対してトリガ信号Tr1(第1トリガ信号)を発生する。このトリガ信号Tr1は、パターン発生部10において試験パターンP1の発生を停止した旨を示す信号である。トリガ検出回路15は、バスB2に接続されており、バスB2を介して送信されてくるトリガ信号Tr2(詳細は後述する)を検出し、トリガ信号Tr2を検出した場合には、アドレス制御回路11に対して検出信号D2を出力する。
測定部20は、測定制御回路21、トリガ発生回路22(第2トリガ発生回路)、及びトリガ検出回路23を備えており、不図示の半導体デバイスの電源電流を測定する。測定制御回路21は、シーケンス制御回路31(制御回路)、シーケンスメモリ32(メモリ)、電流測定レンジ制御回路33、電流測定回路34、及び測定結果メモリ35を備えており、半導体デバイスの静止電源電流を測定する上で必要な前処理、静止電源電流の測定処理、及び後処理の実行を制御する。ここで、上記の前処理及び後処理としては、例えば電源電流の測定レンジを変更する処理等が挙げられる。
シーケンス制御回路31は、トリガ検出回路23から検出信号D3が出力された場合に、シーケンスメモリ32に記憶されたデータパターンに応じて、半導体デバイスの静止電源電流を測定するために行うべき処理(上述した前処理、測定処理、後処理等)の実行を制御する。尚、シーケンス制御回路31は、シーケンスメモリ32に対してアドレスA2を出力してデータパターンの読み出し制御を行う。シーケンスメモリ23は、半導体デバイスの静止電源電流を測定するために行うべき情報(処理情報)であるデータパターンを記憶する。尚、テストパターンは、不図示のテスタコントローラの制御の下で予め記憶される。
図2は、本発明の第1実施形態において、シーケンスメモリ32に記憶されるデータパターンの一例を示す図である。図2に示す通り、データパターンは複数のフィールドF1〜F3からなるデータであり、シーケンス制御回路31に読み出される順(シーケンス制御回路31で行われる制御順)にシーケンスメモリ32に記憶される。データパターンのフィールドF1には測定部20で行われるべき処理を示す情報が格納され、フィールドF2にはその処理で用いられる処理パラメータが格納され、フィールドF3には必要に応じてその処理の処理オプションが格納される。尚、図2に示す通り、フィールドF3には複数の処理オプションを格納することができる。
図2に示す例において、シーケンスメモリ32のアドレス「0x00」に記憶されたデータパターンのフィールドF1には、電流測定レンジを変更すべき処理であることを示す情報である「電流測定レンジ変更処理」が格納されている。また、同アドレスのフィールドF2には、電流測定レンジをr1からr2に変更すべきことを示す処理パラメータである「r1→r2」が格納されている。更に、同アドレスのフィールドF3には、バスB1を介してトリガ信号Tr1が入力されたときに電流測定レンジの変更を行うべきことを示す処理オプションである「トリガ信号Tr1により実行」が格納されている。
電流測定レンジ制御回路33は、シーケンス制御回路31から出力される制御信号C1に基づいて、不図示のピンエレクトロニクスにおける電流測定レンジを制御する電流測定レンジ制御信号R1を出力する。電流測定回路34は、シーケンス制御回路31から出力される制御信号C2に基づいて、不図示のピンエレクトロニクスから出力される電流測定値M1を測定(サンプリング)する。測定結果メモリ35は、電流測定回路34で測定された測定結果を記憶するものであり、例えばリングバッファを用いることができる。
トリガ発生回路22は、バスB2に接続されており、シーケンス制御回路31から終了信号E1が出力された場合に、バスB2に対してトリガ信号Tr2(第2トリガ信号)を発生する。このトリガ信号Tr2は、測定部20において静止電源電流の測定が完了した旨を示す信号である。トリガ検出回路23は、バスB1に接続されており、バスB1を介して送信されてくるトリガ信号Tr1を検出し、トリガ信号Tr1を検出した場合にはシーケンス制御回路31に対して検出信号D3を出力する。
次に、上記構成における半導体試験装置1の動作について説明する。図3は、本発明の第1実施形態による半導体試験装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。半導体デバイスの試験の開始に先立ち、まず不図示のテスタコントローラの制御の下で、パターン発生部10及び測定部20の各々に対して初期設定が行われる。具体的には、パターン発生部10については、試験パターンP1を発生するためのパターンが試験パターンメモリ12に記憶されるとともに、試験パターンP1の発生を停止させるべきアドレスがアドレス比較回路13に設定される。尚、ここでアドレス比較回路13にはアドレス「a5」が設定されたとする。
また、測定部20については、データパターンがシーケンスメモリ32に記憶される。ここで、図2に示すデータパターンがシーケンスメモリ32に記憶されると、シーケンス制御回路32は、アドレスA2として最初のアドレス「0x00」を出力し、このアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンを読み出して解析を行う。かかる解析によって、シーケンス制御回路31は、最初に行うべき制御が、トリガ信号Tr1が入力されたときに電流測定レンジを「r1」から「r2」に変更させる制御であると判定する。
以上の初期設定が終了すると、不図示のテスタコントローラからパターン発生部10のアドレス制御回路11に対して制御信号が出力されて半導体デバイスの試験が開始される。テスタコントローラからの制御信号により、アドレス制御回路11からアドレスA1の出力が開始される。アドレス制御回路11から出力されたアドレスA1は試験パターンメモリ12に入力され、そのアドレスA1で特定される記憶領域に記憶されたパターンが読み出されて試験パターンP1として不図示のピンエレクトロニクスに出力される。
また、アドレス制御回路11から出力されたアドレスA1はアドレス比較回路13にも入力され、アドレス比較回路13において予め設定されたアドレス「a5」との比較が行われる。この比較結果が不一致の間は、アドレス制御回路11から順次インクリメントされたアドレスA1が出力され、その度に試験パターンメモリ12からは試験パターンP1が出力される。
いま、図3に示す通り、アドレス制御回路11からアドレスA1としてアドレス「a5」が出力されたとすると(時刻t1)、アドレス比較回路13の比較結果が一致してアドレス比較回路13からは検出信号D1が出力される。この検出信号D1はアドレス制御回路11に入力されてアドレス制御回路11からのアドレスA1の出力が停止され、試験パターンメモリ12からの試験パターンP1が停止状態になる(時刻t2)。これにより、半導体デバイスの内部の論理状態が固定されて電源電流が減少する。
また、アドレス比較回路13からの検出信号D1はトリガ発生回路14にも入力されてトリガ発生回路14からはトリガ信号Tr1が出力される(時刻t3)。このトリガ信号Tr1はバスB1を介して測定部20のトリガ検出回路23に入力され、トリガ検出回路23からシーケンス制御回路31に対して検出信号D3が出力される。検出信号D3が入力されると、シーケンス制御回路31は、先に解析を行って得ている最初に行うべき制御を実行する。具体的には、電流測定レンジ制御回路33に対して制御信号C1を出力して電流測定レンジを「r1」から「r2」に変更させる制御を実行する(時刻t4)。
上記の電流測定レンジ制御回路33に対する制御信号C1の出力と同時に、シーケンス制御回路31からシーケンスメモリ32に対してインクリメントされたアドレス「0x01」がアドレスA2として出力される。これにより、そのアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンが読み出されて解析が行われる。図2に示す例においては、シーケンス制御回路31は、次に行うべき処理が時間T3の間の待ち処理(ウェイト)であると判定する。
上記の待ち処理を開始してから時間T3が経過すると、シーケンス制御回路31からシーケンスメモリ32に対してインクリメントされたアドレス「0x02」がアドレスA2として出力される(時刻t5)。これにより、そのアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンが読み出されて解析が行われる。図2に示す例では、シーケンス制御回路31は、次に行うべき処理が静止源原電流の測定を1回実行する処理であると判定する。これにより、シーケンス制御回路31から電流測定回路34に対して制御信号C2が出力され、不図示のピンエレクトロニクスから出力される電流測定値M1が測定(サンプリング)される(時刻t6)。電流測定回路34で測定された測定結果は測定結果メモリ35に記憶される。
以上の処理を終えると、シーケンス制御回路31からシーケンスメモリ32に対してインクリメントされたアドレス「0x03」がアドレスA2として出力される(時刻t7)。これにより、そのアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンが読み出されて解析が行われる。図2に示す例では、シーケンス制御回路31は、次に行うべき処理が電流測定レンジを「r2」から「r1」に変更させる処理であり、その処理を実行した後にトリガ信号Tr2を出力すれば処理終了であると判定する。
これにより、シーケンス制御回路31から電流測定レンジ制御回路33に対して制御信号C1が出力されて電流測定レンジが「r2」から「r1」に変更される(時刻t8)。その後に、シーケンス制御回路31からトリガ発生回路22に対して終了信号E1が出力されてトリガ発生回路22からトリガ信号Tr2が出力される(時刻t9)。尚、シーケンスメモリ32から処理終了を含むデータパターンが読み出されているため、シーケンス制御回路31からシーケンスメモリ32に出力されるアドレスA2は「0x00」に初期化される。
上記のトリガ信号Tr2はバスB2を介してパターン発生部10のトリガ検出回路15に入力され、トリガ検出回路15からアドレス制御回路11に対して検出信号D2が出力される。これにより、アドレス制御回路11からアドレスA1の出力が再開されて試験パターンメモリ12からの試験パターンP1の発生が再開される(時刻t10)。尚、アドレス制御回路11から出力されるアドレスA1が、アドレス比較回路13に設定されたアドレス「a5」になる度に以上の動作が繰り返される。
以上の通り、本実施形態では、試験パターンP1の発生を停止した旨を示すトリガ信号Tr1を出力するトリガ発生回路14をパターン発生部10に設けるとともに、半導体デバイスの静止電源電流を測定するために行うべき処理を示すデータパターンを記憶するシーケンスメモリ32と、パターン発生部10からのトリガ信号Tr1を受信した場合にシーケンスメモリ32に記憶されたデータパターンに応じた処理の実行を制御するシーケンス制御回路31とを測定部20に設けており、パターン発生部10における試験パターンP1の停止後のIDDQ試験のための一連の処理がハードウェア処理のみによって順次実行される。このため、IDDQ試験のための一連の処理をソフトウェア処理により行う場合に比べてIDDQ試験の全体に要する時間を短縮することができる。
また、IDDQ試験を完了した場合にその旨を示すトリガ信号Tr2を発生するトリガ発生回路22を測定部20に設け、測定部20からのトリガ信号Tr2を受信した場合にパターン発生部10が試験パターンP1の発生を再開しており、IDDQ試験後の処理もハードウェア処理のみによって実行される。このため、IDDQ試験後の処理をソフトウェア処理により行う場合に比べてIDDQ試験の全体に要する時間を短縮することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態による半導体試験装置について説明する。本実施形態の半導体試験装置は、図1に示す第1実施形態による半導体試験装置1と同じ構成であるが、シーケンスメモリ32に記憶されるデータパターンが図2に示すものとは相違しており、半導体デバイスの静止電源電流の最適な測定タイミングを求めてIDDQ試験の全体に要する時間を更に短縮するものである。
図4は、本発明の第2実施形態において、シーケンスメモリ32に記憶されるデータパターンの一例を示す図である。図4に示す通り、本実施形態で用いられるデータパターンも3つのフィールドF1〜F3からなり、シーケンス制御回路31に読み出される順(シーケンス制御回路31で行われる制御順)にシーケンスメモリ32に記憶される。図4に示すデータパターンは、図2中のアドレス「0x00」,「0x01」,「0x03」に記憶されていたデータパターンをそれぞれ「0x01」,「0x02」,「0x04」に記憶し、新たなデータパターンをシーケンスメモリ32のアドレス「0x00」,「0x03」,「0x05」に記憶したものである。尚、図4中のアドレス「0x04」に記憶されたデータパターンでは、図2中のアドレス「0x03」に記憶されたデータパターンのフィールドF3に格納された「処理終了」が省略されている。
シーケンスメモリ32のアドレス「0x00」に記憶された新たなデータパターンのフィールドF1には、電流測定を実行すべき旨を示す情報である「電流測定実行」が格納されており、フィールドF2には測定回数が無限であり、測定間隔がT1であることを示す処理パラメータである「測定回数:エンドレス」及び「測定間隔:T1」が格納されている。また、アドレス「0x03」に記憶された新たなデータパターンのフィールドF1には、電流測定を停止すべき旨を示す情報である「電流測定停止」が格納されている。更に、アドレス「0x05」に記憶された新たなデータパターンのフィールドF1には、測定部20で行われるべき処理を示す情報は格納されていない(エンプティ)。
次に、本発明の第2実施形態による半導体試験装置の動作について説明する。図5は、本発明の第2実施形態による半導体試験装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。半導体デバイスの試験の開始に先立ち、不図示のテスタコントローラの制御の下で、第1実施形態と同様の初期設定がパターン発生部10及び測定部20の各々に対して行われる。
つまり、パターン発生部10については、試験パターンP1を発生するためのパターンが試験パターンメモリ12に記憶されるとともに、試験パターンP1の発生を停止させるべきアドレスがアドレス比較回路13に設定される。尚、アドレス比較回路13には、第1実施形態と同様に、アドレス「a5」が設定されたとする。また、測定部20については、データパターンがシーケンスメモリ32に記憶される。
ここで、図5に示すデータパターンがシーケンスメモリ32に記憶されると、シーケンス制御回路32は、アドレスA2として最初のアドレス「0x00」を出力し、このアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンを読み出して解析を行う。かかる解析によって、シーケンス制御回路31は、最初に行うべき制御が、測定間隔T1で電源電流の測定を繰り返し実行する処理であると判断する。
図4に示す通り、アドレス「0x00」に格納されたデータパターンにはフィールドF3に処理オプションが格納されていない。このため、シーケンス制御回路31から電流測定回路34に対して即座に制御信号C2が出力され、不図示のピンエレクトロニクスから出力される電流測定値M1の測定(サンプリング)が開始される。以後、時間T1が経過する度に制御信号C2が出力されて順次電流測定値M1の測定が行われる。尚、電流測定回路34で測定された測定結果は測定結果メモリ35に記憶される。
次に、シーケンス制御回路31からシーケンスメモリ32に対してインクリメントされたアドレス「0x01」がアドレスA2として出力される。これにより、そのアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンが読み出されて解析が行われる。図4に示す例では、シーケンス制御回路31は、次に行うべき処理が、トリガ信号Tr1が入力されたときに電流測定レンジを「r1」から「r2」に変更させる制御であると判定する。
以上の初期設定が終了すると、不図示のテスタコントローラからパターン発生部10のアドレス制御回路11に対して制御信号が出力されて半導体デバイスの試験が開始される。つまり、テスタコントローラからの制御信号によって、アドレス制御回路11からアドレスA1の出力が開始され、そのアドレスA1に応じた試験パターンP1が試験パターンメモリ12から出力されるとともに、アドレス比較回路13においてアドレス制御回路11からのアドレスA1と予め設定されたアドレス「a5」との比較が行われる。
いま、アドレス制御回路11からアドレスA1としてアドレス「a5」が出力されたとすると、アドレス比較回路13から検出信号D1が出力されてアドレス制御回路11からのアドレスA1の出力が停止されて試験パターンメモリ12からの試験パターンP1が停止状態になる(時刻t11)。これにより、半導体デバイスの内部の論理状態が固定され、電源電流が減少する(過渡状態)。
また、アドレス比較回路13からの検出信号D1はトリガ発生回路14にも入力されてトリガ発生回路14からはトリガ信号Tr1が出力される(時刻t12)。このトリガ信号Tr1はバスB1を介して測定部20のトリガ検出回路23に入力され、トリガ検出回路23からシーケンス制御回路31に対して検出信号D3が出力される。検出信号D3が入力されると、シーケンス制御回路31は、先に解析を行って得ている次に行うべき制御を実行する。具体的には、電流測定レンジ制御回路33に対して制御信号C1を出力して電流測定レンジを「r1」から「r2」に変更させる制御を実行する(時刻t13)。
上記の電流測定レンジ制御回路33に対する制御信号C1の出力と同時に、シーケンス制御回路31からシーケンスメモリ32に対してインクリメントされたアドレス「0x02」がアドレスA2として出力される。これにより、そのアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンが読み出されて解析が行われる。図4に示す例においては、シーケンス制御回路31は、次に行うべき処理が時間T3の間の待ち処理(ウェイト)であると判定する。
上記の待ち処理を開始してから時間T3が経過すると、シーケンス制御回路31からシーケンスメモリ32に対してインクリメントされたアドレス「0x03」がアドレスA2として出力される。これにより、そのアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンが読み出されて解析が行われる。図4に示す例では、シーケンス制御回路31は、次に行うべき処理が静止源原電流の測定を停止させる処理であると判定する。これにより、シーケンス制御回路31から電流測定回路34に対する制御信号C2が停止されて電流測定回路34での測定が停止される(時刻t14)。
以上の処理を終えると、シーケンス制御回路31からシーケンスメモリ32に対してインクリメントされたアドレス「0x04」がアドレスA2として出力される。これにより、そのアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンが読み出されて解析が行われる。図4に示す例では、シーケンス制御回路31は、次に行うべき処理が電流測定レンジを「r2」から「r1」に変更させる処理であり、その制御を実行した後にトリガ信号Tr2を出力する処理であると判定する。
これにより、シーケンス制御回路31から電流測定レンジ制御回路33に対して制御信号C1が出力されて電流測定レンジが「r2」から「r1」に変更される(時刻t15)。その後に、シーケンス制御回路31からトリガ発生回路22に対して終了信号E1が出力されてトリガ発生回路22からトリガ信号Tr2が出力される(時刻t16)。次いで、シーケンス制御回路31からシーケンスメモリ32に対してインクリメントされたアドレス「0x05」がアドレスA2として出力される。
これにより、そのアドレスで特定されるシーケンスメモリ32の記憶領域に記憶されたデータパターンが読み出されて解析が行われる。図4に示す例では、アドレス「0x05」に記憶されたデータパターンのフィールドF1には測定部20で行われるべき処理を示す情報が格納されていないため、シーケンス制御回路31は、シーケンスメモリ32のアドレス「0x05」にデータパターンが格納されるのを待つ。
上記のトリガ信号Tr2はバスB2を介してパターン発生部10のトリガ検出回路15に入力され、トリガ検出回路15からアドレス制御回路11に対して検出信号D2が出力される。これにより、アドレス制御回路11からアドレスA1の出力が再開されて試験パターンメモリ12からの試験パターンP1の発生が再開される(時刻t17)。
以上の処理によって得られた測定結果を測定結果メモリ35から読み出すと、図5に示す測定値が得られる。この測定値を参照すると、試験パターンP1が停止された時刻t11以降から一定の期間(過渡状態の期間)は測定値が徐々に減少しており、その期間が経過すると値が一定になることが分かる。測定値が一定になった定常状態においてはどのタイミングで測定してもほぼ同じ値が得られる。このため、測定値が減少が収まって一定の値になるタイミングに極力近いタイミングを半導体デバイスの静止電源電流の最適な測定タイミングとして求めることができる。かかる測定タイミングで測定を行えば、余計な待ち時間がないため、IDDQ試験の全体に要する時間を更に短縮することができる。
尚、上述した最適な測定タイミングは、例えばテスタコントローラが測定結果メモリ35に記憶された測定値を読み出して自動的に求めても良く、或いはユーザの指示によって測定結果メモリ35に記憶された測定値を読み出し、ユーザの判断で求めても良い。また、最適な測定タイミングが得られた場合には、例えばテスタコントローラがデータパターンを自動的に更新しても良く、或いはユーザが試験プログラムの書き換えを行うことで更新しても良い。
〔第3実施形態〕
図6は、本発明の第3実施形態による半導体試験装置の要部構成を示すブロック図である。図6に示す通り、本実施形態の半導体試験装置2は、パターン発生部10と測定部29とを相互に接続する新たなバスB3(第3バス)が追加されて、パターン発生部10にトリガ検出回路40が追加され、測定部20に測定結果判定回路41(判定回路)及びトリガ発生回路42(第3トリガ発生回路)が追加された構成であり、IDDQ試験結果から半導体デバイスの故障を検出した場合には、試験を速やかに終了させることによりIDDQ試験の全体に要する時間を更に短縮するものである。
パターン発生部10に新たに設けられたトリガ検出回路40は、バスB3に接続されており、バスB3を介して送信されてくるトリガ信号Tr3(詳細は後述する)を検出し、トリガ信号Tr3を検出した場合には、アドレス制御回路11に対して検出信号D4を出力する。尚、この検出信号D4が入力された場合には、アドレス制御回路11は、初期化を行った上でアドレスA1を出力する。
測定部20の測定制御回路21内に設けられた測定結果判定回路41は、電流測定回路34から出力される測定結果から半導体デバイスが故障しているか否かを判定する。具体的には、測定結果を所定の閾値とを比較して測定結果が閾値よりも大きければ、故障を示す判定信号J1を出力する。この判定信号J1はシーケンス制御回路31及びトリガ発生回路42に出力される。トリガ発生回路42は、バスB3に接続されており、測定結果判定回路41から判定信号J1が出力された場合にバスB3に対してトリガ信号Tr3(第3トリガ信号)を発生する。このトリガ信号Tr3は、半導体デバイスの故障を検出した旨を示す信号である。
次に、上記構成における半導体試験装置2の動作について説明する。半導体デバイスの試験の開始に先立ち、不図示のテスタコントローラの制御の下で、第1実施形態と同様の初期設定がパターン発生部10及び測定部20の各々に対して行われる。つまり、パターン発生部10については、試験パターンP1を発生するためのパターンが試験パターンメモリ12に記憶されるとともに、試験パターンP1の発生を停止させるべきアドレスがアドレス比較回路13に設定される。測定部20については、データパターンがシーケンスメモリ32に記憶される。ここで、シーケンスメモリ32には図2に示すデータパターンが記憶されるものとする。本実施形態では、以上の初期設定に加えて、不図示のテスタコントローラの制御の下で、半導体デバイスが故障しているか否かを判定する閾値が測定結果判定回路41に設定される。
以上の初期設定が終了すると、不図示のテスタコントローラからパターン発生部10のアドレス制御回路11に対して制御信号が出力されて、第1実施形態と同様に半導体デバイスの試験が開始される。第1実施形態と同様に、試験パターンP1が停止状態になってパターン発生部10からのトリガ信号Tr1がバスB1を介して測定部20に入力されると、シーケンスメモリ32に記憶されたデータパターンに基づいてシーケンス制御回路21により電流測定レンジが変更された上で、電流測定回路34により電流測定値M1の測定が行われる。
この測定結果は、測定結果メモリ32に記憶されるとともに測定結果判定回路41に出力され、測定結果判定回路41に設定された閾値と比較される。ここで、測定結果が閾値よりも大きい場合には、測定結果判定回路41からシーケンス制御回路31及びトリガ発生回路42に対して判定信号J1が出力される。この判定信号J1が入力されると、シーケンス制御回路31は、アドレスA2及び制御信号C1,C2を停止し、一連の静止電源測定に係る処理を停止する。
また、判定信号J1がトリガ発生回路42に入力されるとトリガ発生回路42からはトリガ信号Tr3が出力される。このトリガ信号Tr3はバスB3を介してパターン発生部10のトリガ検出回路40に入力され、トリガ検出回路40からアドレス制御回路11に対して検出信号D4が出力される。検出信号D4が入力されると、アドレス制御回路11は初期化を行った上でアドレスA1を出力する。これにより、パターン発生部10からは初期状態の試験パターンP1が出力される。
以上の通り、本実施形態では、半導体デバイスの静止電源電流の測定を行っている最中に、得られた測定結果に基づいて半導体デバイスが故障しているか否かを判定し、故障していると判定した場合には、バスB3を介してその旨をパターン発生部10に通知して試験を速やかに終了させている。これにより、故障の半導体デバイスに対して余計な試験が行われるのを防止することができるため、IDDQ試験の全体に要する時間を更に短縮することができる。
以上、本発明の一実施形態による半導体試験装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、パターン発生部10と測定部20との間でバスB1〜B3を介してトリガ信号Tr1〜Tr3の通知を行っていたが、トリガ信号Tr1〜Tr3の通知はバス以外の信号線によって行うことも可能である。また、本発明は、半導体メモリを試験するメモリテスタ、半導体論理回路を試験するロジックテスタ、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示ディスプレイ)の駆動ドライバを試験するトライバテスタ等の各種の半導体試験装置に適用することも可能である。
本発明の第1実施形態による半導体試験装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態において、シーケンスメモリ32に記憶されるデータパターンの一例を示す図である。 本発明の第1実施形態による半導体試験装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態において、シーケンスメモリ32に記憶されるデータパターンの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態による半導体試験装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第3実施形態による半導体試験装置の要部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,2 半導体試験装置
10 パターン発生部
14 トリガ発生回路
20 測定部
22 トリガ発生回路
31 シーケンス制御回路
32 シーケンスメモリ
33 電流測定レンジ制御回路
34 電流測定回路
41 測定結果判定回路
42 トリガ発生回路
B1〜B3 バス
P1 試験パターン
Tr1 トリガ信号
Tr2 トリガ信号
Tr3 トリガ信号

Claims (6)

  1. 半導体デバイスの試験に用いられる試験パターンを発生するパターン発生部と、前記半導体デバイスの電源電流を測定する測定部とを備える半導体試験装置において、
    前記パターン発生部は、前記試験パターンの発生を停止した場合にその旨を示す第1トリガ信号を発生する第1トリガ発生回路を備えており、
    前記測定部は、前記半導体デバイスの静止電源電流を測定するために行うべき処理を示す処理情報を記憶するメモリと、前記パターン発生部から前記第1トリガ信号を受信した場合に前記メモリに記憶された前記処理情報に応じた処理の実行を制御する制御回路とを備える
    ことを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記測定部は、前記半導体デバイスの静止電源電流の測定を完了した場合にその旨を示す第2トリガ信号を発生する第2トリガ発生回路を備えており、
    前記パターン発生部は、前記測定部から前記第2トリガ信号を受信した場合に前記試験パターンの発生を再開する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 前記測定部は、前記半導体デバイスの電源電流の測定レンジを制御する電流測定レンジ制御回路と、
    前記半導体デバイスの静止電源電流を測定する電流測定回路とを備えており、
    前記メモリに記憶される前記処理情報には、前記半導体デバイスの静止電源電流を測定するために行うべき処理として、前記電流測定レンジ制御回路での測定レンジの制御処理、及び前記電流測定回路での測定を所定のタイミングで実行させる測定処理が含まれる
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体試験装置。
  4. 前記測定処理は、前記電流測定回路での測定を所定の時間間隔で複数回に亘って行わせる処理であることを特徴とする請求項3記載の半導体試験装置。
  5. 前記測定部は、測定された静止電源電流の判定を行う判定回路と、当該判定回路で異常判定された場合にその旨を示す第3トリガ信号を発生する第3トリガ発生回路とを備えており、
    前記パターン発生部は、前記測定部からの前記第3トリガ信号を受信した場合に、発生すべき試験パターンの初期化を行う
    ことを特徴とする請求項2から請求項4の何れか一項に記載の半導体試験装置。
  6. 前記パターン発生部と前記測定部とを接続し、前記パターン発生部から前記測定部に前記第1トリガ信号を伝達する第1バスと、
    前記測定部と前記パターン発生部とを接続し、前記測定部から前記パターン発生部に前記第2トリガ信号を伝達する第2バスと、
    前記測定部と前記パターン発生部とを接続し、前記測定部から前記パターン発生部に前記第3トリガ信号を伝達する第3バスと
    を備えることを特徴とする請求項5記載の半導体試験装置。
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