JP3596140B2 - 成形用金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンダーカット部を有する成形品を成形する成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金型で成形される製品にアンダーカット部がある場合、金型はアンダーカット部に干渉しないように型開する必要があり、このため従来では、特開平5−169225号公報に示すような、型内のアンダーカット部に摺動中子を設けて成形品を成形し、成形後に傾斜ピンや油圧駆動等により摺動中子を摺動させてアンダーカット部から離型して成形するのが一般的である。これについて、図4、5を用いて説明する。
【0003】
図に示す金型成形装置は、アンダーカット部Aを備えた製品Wを鋳造するものであり、図において、101は固定型、102は可動型、103はアンダーカット成形用の中子である。キャビティー104はこれら固定型101、可動型102、中子103によって形成される。固定型101には、所定角度図示下方に傾斜したガイドピン105が穿設されている。可動型102には、ピン逃がし穴106が形成されており、このピン逃がし穴106は、型締め状態においてガイドピン105が遊挿されるようになっている。中子103は、アンダーカット形成部である突起部108が先端側に形成されるとともに、基端側にガイドピン105と同傾斜をなす傾斜孔109が形成されており、型締め時に可動型102が移動してくると、この傾斜孔109にガイドピン105が摺動自在に嵌合するようになっている。
【0004】
上記構成の金型成形装置において、図4に示す型締め状態で溶湯がキャビティー104に供給され、冷却凝固される。その後、図5に示すように型開きが開始されるが、このとき中子103はガイドピン105の傾斜に沿って図示下方に移動する。このようにして中子103とキャビティー104に形成された製品とが離型され、製品を取り出すことが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、可動型に設けられた傾斜ガイドピンにより中子を駆動させているため、アンダーカット部が大きい製品を成形する場合、ガイドピンによる摺動ストロークを大きく取らねばならず、そのため、ガイドピンの長さ自体も長くなり、装置の大型化、型構造の複雑化を招き、さらに、こじり等により作動が不安定となる。この不安定の度合いは、金型が加熱して膨張歪みが生じた場合により顕著となる。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、アンダーカット部を有する成形品を成形する成形用金型において、構造が簡単でコンパクトであり、かつ作動を安定させることを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために、本発明の請求項1において講じた技術的手段は、固定型と、前記固定型に対して開閉可能な可動型とを有し、前記可動型の開閉方向に対してアンダーカット部を有する成形品を成形する成形用金型において、前記成形用金型は、前記固定型または前記可動型に設けられた貫通孔内に配置された第1支持部材と、前記固定型または前記可動型に設けられた前記貫通孔内に配置された第2支持部材と、前記第1支持部材に支承され前記第1支持部材を中心として揺動可能な揺動コアと、型開閉方向に沿って形成され前記第2支持部材を遊嵌する長孔を有する型開閉方向に移動可能なスライドコアとを有し前記揺動コアは型締め状態において前記アンダーカット部に当接するアンダーカット当接部を有し、前記第1支持部材に対して前記アンダーカット部と反対側の端に末端部を有するものであり、前記スライドコアは型開閉方向に対して傾斜した傾斜面を備えるものであって、前記揺動コアの末端部と前記スライドコアの前記傾斜面とは係合しており、型開きが行われるにつれて前記末端部が前記傾斜面に沿って揺動するとともに前記アンダーカット当接部が前記第1支持部材を中心として前記アンダーカット部から離型する方向に揺動することを特徴とする、成形用金型としたことである。
【0008】
上記技術的手段によれば、型開き工程において揺動コアは型開き方向に移動するとともに、支持部材を中心として揺動し、この揺動動作により成形品のアンダーカット部から離型される。従来の傾斜ピンを使用するものでは、大きなアンダーカット形状を有する成形品を成形する場合、傾斜ピンの摺動ストロークを大きく取らねばならず、設備の大型化、複雑化が余儀無くされていたが、本発明のように揺動動作により成形品のアンダーカット部から離型すれば、簡単かつコンパクトな設備構成で大きなアンダーカット部を有する成形品を成形できる。
【0010】
上記技術的手段によれば、型開きが開始すると、第1支持部材に支承された揺動コアには型開き方向に移動しようとする力が生じ、この力はその末端部において係合しているスライドコアの傾斜面に伝達される。このため、揺動コアの末端部もその傾斜面に沿って回転しようとする力を生じる。この力が揺動の原動力となって揺動コアの揺動が開始され、揺動コアのアンダーカット当接部も揺動し、製品のアンダーカット部から離型される。このようにして、成形品と揺動コアとの離型が行われる。
【0011】
上記技術的課題を解決するために、本発明の請求項において講じた技術的手段は、前記揺動コアの前記アンダーカット当接部が前記アンダーカット部から離型するときの揺動速度は、型開きにおける型開き速度よりも速いことを特徴とする、請求項1に記載の成形用金型としたことである。
【0012】
本発明において、揺動コアは型開きが行われると、型開き方向に移動するとともに、第1支持部材を中心として揺動する。従って、型開き方向へ移動する速度が揺動する速度を上回った場合、揺動コアと製品の接点において揺動コアがかじりを起こしてしまう可能性がある。上記技術的手段によれば、この製品へのかじりを防止するため、型開き速度よりも揺動コアの揺動速度の方が速くなるように設定する。
【0013】
上記技術的課題を解決するために、本発明の請求項において講じた技術的手段は、前記スライドコアは、付勢部材により型締め方向に付勢されていることを特徴とする、請求項またはに記載の成形用金型としたことである。
【0014】
上記技術的手段によれば、スライドコアは、付勢部材により型締め方向に付勢されている。これは、可動型の上昇時にスライドコアが揺動コアから伝達される力によりスライドコアが型開き方向に移動することを防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明するが、一例として、インテークマニホールドを鋳造により成形する場合の鋳造用金型を例にとって説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施形態における、金型の全体を示す図である。
【0017】
図において、可動型である上型1は、上型ダイベース2に連結されており、固定型である下型16は下型ダイベース17に連結されている。上型1には、上型1の図示上面からキャビティー空間21にかけて押し出し用貫通孔3a、3bが形成され、押し出し用貫通孔3a、3b内には上型押し出し板4に固定されている上型押し出しピン5a、5bが挿入されている。又、下型16には、下型16の図示下面からキャビティー空間21にかけて貫通孔6a、6b、6cが形成され、貫通孔6a、6b、6c内には下型押し出し板7に固定されている下型押し出しピン8a、8b、8cが挿入されている。湯口フロック9は、上型1と下型16の境界であり、かつ図示左側に配設され、湯口フロック9から供給される湯は、湯道10を経由してキャビティー空間21へ連通する。また、上型1には、上型1の図示上面からキャビティー空間21にかけてコア用貫通孔11が形成されている。このコア用貫通孔11の途中には、第1支持ピン12が取り付けられており、この第1支持ピン12に揺動コア13が揺動自在に支持されている。またコア用貫通孔11の途中には、さらに第2支持ピン14が取り付けられており、この第2支持ピン14にはスライドコア15が長孔18を介してスライド可動に遊嵌されている。キャビティー空間21は、上型1、下型16、揺動コア13、スライドコア15で囲まれた空間で形成されるが、型開閉方向に対してアンダーカットとなる部分は、揺動コアのアンダーカット当接部13aにより形成される。一方、スライドコア15のキャビティー当接部15aは、キャビティー空間21の非アンダーカット部分に当接する。
【0018】
スライドコア15の図示上方には、スライドコア用押し出しピン19が配置している。スライドコア用押し出しピン19の図示上方にはストッパ20が上型ダイベース2に設けられた固定部21の図示上面にて固定配置されている。またスライドコア用押し出しピン19の途中には鍔部19aがその周方向に形成され、鍔部19aと固定部21の上面との間にスプリング22が配されている。従って、スライドコア用押し出しピン19は、スプリング22により常に図示下方向に付勢されている。
【0019】
図2は、型締め状態における、揺動コア13及びスライドコア15の拡大配置図である。
【0020】
図2において、揺動コア13は先端部13bを有し、この先端部13bは、スライドコア15の先端面15bのさらに先端部に当接している。また揺動コア13は、第1支持ピン12を中心として先端部13bと反対側に位置する端である末端部13cを有し、この末端部13cはスライドコア15の傾斜面15cの略中央に当接している。傾斜面15cは、型開閉方向(本実施形態においては図示上下方向)に対して所定角度θだけ傾斜している。スライドコア15の先端面15bと傾斜面15cとの間には中央面15dが形成されている。従って、揺動コア13が第1支持ピン12を中心として図示右側に揺動すると、スライドコアの傾斜面15cと中央面15dとに、揺動コア13の対向面13dが入り込んで対面する。このときの、揺動コア13及びスライドコア15の水平断面の最大径は、上型1に設けられた貫通孔11の径よりも小さくなるように、揺動コア13及びスライドコア15の寸法が決定される。また、型締め状態において第2支持ピン14は、スライドコア15に穿設された長孔18の型締め方向端(図示下端)に当接している。このため、可動型が型開きを開始しても、その初期の段階では第2支持ピン14が長孔内を図示上方向に移動するのみであり、スライドコア15が可動型と連動して移動することはない。長孔18のストローク分型開きが行われると、第2支持ピン14は長孔18の型開き方向端(図示上端)に当接するため、このとき初めてスライドコア15は可動型と連動して移動する。
【0021】
上記構造をもつ鋳造用金型において、以下にその作動を説明する。
【0022】
▲1▼給湯、冷却工程
湯口ブロック9より溶湯が流し込まれ、溶湯は湯道10を通ってキャビティー空間21に給湯される。一定時間冷却保持し、キャビティー内で溶湯を凝固させ、溶湯を固化させる。このときの状態は図3(a)に示す状態である。
【0023】
▲2▼型開き工程
冷却が完了すると、図3(b)に示すように、上型1が下型16に対して図示上方に相対移動し、型開きが開始される。型開きが開始されると同時に、上型押し出しピン3a、3bは、図示せぬ押し出し機構により上型押し出し板4を介して押し出される。また、スライドコア用押し出しピン19を介してスプリング22により図示下方に付勢されているスライドコア15も同様に押し出される。ここで、押し出しピン3a、3b、及びスライドコア15は、上型1からみて下型16の方向に押し出されるものであり、下型16から、または外部で作業を行う作業者からみれば、押し出しピン3a、3b、スライドコア15はその位置に留まり、上型1のみが相対的に上方に移動していく状態となる。一方、揺動コア13は、上型1に設けられたコア用貫通孔11内の第1支持ピン12に揺動自在に固定されているため、上型1が上昇開始すると同時に、揺動コア13にも上方に移動する力がかかる。このとき揺動コア13は、図2に示すように、その両端が、スライドコア15の先端面15b及び傾斜面15cに当接している。このため揺動コア13に上方に移動する力がかかると、その力は揺動コア13の末端部13cに伝達される。しかしながら、スライドコア15は、上記したように、型開きの初期段階では上型1と連動しておらず、また、スプリング22によって型締め方向(図示下方向)に付勢されているため、スライドコア15は移動しない。そのため揺動コア13の末端部13cは、スライドコア15の傾斜面15cに沿って移動する。この移動は、第1支持ピン12からみれば、図示反時計方向に揺動する動作である。このため、揺動コア13の先端部13b及びアンダーカット当接部13aも反時計方向に揺動する。この揺動の方向は、アンダーカット当接部13aを製品から離型する方向である。しかして、製品と揺動コア13との離型が開始される。尚、上記動作は、揺動コア13の上昇速度、即ち型開き速度よりも、揺動コア13のアンダーカット当接部13aの揺動速度の方が速くなるように、行われる。これは、揺動コア13の上昇ストロークよりも、揺動ストロークの方が大きくなるように、設計上の図面で揺動コア13及びスライドコア15の形状が決定されるが、主に、このように設計するときの要因となるものは、図6において、スライドコア15の傾斜角θ、揺動コア13における距離AB、距離AC、距離BC、型締め状態における揺動コア13の傾斜角φである。ここで、揺動コア13における点Aは揺動中心、点Bは末端部13c、点Cは、点Aと点Bを結んだ直線と、アンダーカット当接部13aからの水平線l(型開き方向と直交する直線)との交点である。
【0024】
図3(c)に示すように、上型1の上昇がさらに進むと、揺動コア13の先端部13bはさらに反時計方向に揺動し、ついにはその対向面13dがスライドコアに対面する状態となる。
【0025】
さらに上型1の上昇が進むと、第2支持ピン14がスライドコア15に設けられた長孔18の図示上端に当接する。このような状態となると、スライドコア15は、上型1の上昇と連動して上昇する。このとき、揺動コア13及びスライドコア15の水平断面の最大径は、コア用貫通孔11の径よりも小さく設計されているため、揺動コア13及びスライドコア15は、コア用貫通孔11に干渉せずに、上昇する。このようにして、型開き工程が完了する。
【0026】
以上、本発明の実施形態例について説明したが、本発明は、上記実施形態例に限定されるものではない。本発明は、アンダーカット部を有する製品を成形する成形用金型において、アンダーカットに当接するコアを揺動させて製品と離型する、または、型内に設けられた傾斜角及び型開き方向への力を利用してアンダーカットに当接するコアを揺動させて製品を離型するものであり、これらの趣旨から逸脱しない範囲において、適用が可能である。
【0027】
【発明の効果】
請求項1の発明は、以下の如く効果を有する。
【0028】
揺動コアの揺動により、成形品のアンダーカット形状から離型するように構成したため、従来の傾斜ピン等を使用するものと比較して、簡単かつコンパクトな型構造で、大きなアンダーカット形状を有する成形品を成形することができる。
【0029】
請求項2の発明は、以下の如く効果を有する。
【0030】
揺動コアに加えて可動型内にスライドコアを設け、型開き力とスライドコアの傾斜面を利用して揺動コアを揺動させる構成としたため、従来のものと比較して、油圧等の駆動力を必要とせず、簡単かつコンパクトな型構造で、大きなアンダーカット形状を有する成形品を成形することができる。
【0031】
請求項3の発明は、以下の如く効果を有する。
【0032】
揺動コアが揺動するときの揺動速度は、型開き速度よりも速くなるように設定されているため、揺動コアが製品にかじることなく、スムーズに製品とコアとの離型を行い、安定した作動で製品を取り出すことができる。
【0033】
請求項4の発明は、以下の如く効果を有する。
【0034】
スライドコアを付勢部材により型締め方向に付勢することにより、型開き時における揺動コアとスライドコアの相対位置が確実に変化し、揺動コアの揺動を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における、成形用金型の全体図である。
【図2】本発明の実施形態における、揺動コアとスライドコアの型締め時における配置図である。
【図3】本発明の実施形態における、成形用金型の動作を示す図であり、(a)は型締め状態を、(b)は型開き中でかつ揺動コアの揺動中の状態を、(c)は型開き中で揺動コアの揺動が完了した状態を示す。
【図4】従来技術における金型の型締め状態を示す図である。
【図5】従来技術における金型の型開き状態を示す図である。
【図6】本発明の実施形態における、揺動コアの型開き方向へのストロークよりも揺動ストロークの方が大きくなるように設計するための要因についての説明をする図である。
【符号の説明】
1 上型(可動型)
2 上型ダイベース
11 コア用貫通孔(貫通孔)
12 第1支持ピン(第1支持部材)
13 揺動コア
13a アンダーカット当接部
13b 先端部
13c 末端部
13d 対向面
14 第2支持ピン(第2支持部材)
15 スライドコア
15a キャビティー当接部
15b 先端面
15c 傾斜面
15d 中央面
16 下型(固定型)
17 下型ダイベース
18 長孔
19 スライドコア用押し出しピン(付勢部材)
19a 鍔部(付勢部材)
20 ストッパ
21 固定部(付勢部材)
22 スプリング(付勢部材)

Claims (3)

  1. 固定型と、前記固定型に対して開閉可能な可動型とを有し、前記可動型の開閉方向に対してアンダーカット部を有する成形品を成形する成形用金型において、
    前記成形用金型は、前記固定型または前記可動型に設けられた貫通孔内に配置された第1支持部材と、前記固定型または前記可動型に設けられた前記貫通孔内に配置された第2支持部材と、前記第1支持部材に支承され前記第1支持部材を中心として揺動可能な揺動コアと、型開閉方向に沿って形成され前記第2支持部材を遊嵌する長孔を有する型開閉方向に移動可能なスライドコアとを有し
    前記揺動コアは型締め状態において前記アンダーカット部に当接するアンダーカット当接部を有し、前記第1支持部材に対して前記アンダーカット部と反対側の端に末端部を有するものであり、前記スライドコアは型開閉方向に対して傾斜した傾斜面を備えるものであって、
    前記揺動コアの末端部と前記スライドコアの前記傾斜面とは係合しており、型開きが行われるにつれて前記末端部が前記傾斜面に沿って揺動するとともに前記アンダーカット当接部が前記第1支持部材を中心として前記アンダーカット部から離型する方向に揺動することを特徴とする、成形用金型。
  2. 前記揺動コアの前記アンダーカット当接部が前記アンダーカット部から離型するときの揺動速度は、型開きにおける型開き速度よりも速いことを特徴とする、請求項1に記載の成形用金型。
  3. 前記スライドコアは、付勢部材により型締め方向に付勢されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の成形用金型。
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