JPH0558249U - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JPH0558249U
JPH0558249U JP186392U JP186392U JPH0558249U JP H0558249 U JPH0558249 U JP H0558249U JP 186392 U JP186392 U JP 186392U JP 186392 U JP186392 U JP 186392U JP H0558249 U JPH0558249 U JP H0558249U
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push
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清治 高田
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】成形品の形状が押上カムの移動方向に対して干
渉する形状であっても、成形品を損傷させることなく確
実に離型させることを可能とする。 【構成】可動型3と可動取付板5との間に第1〜第4の
押上板8A〜8Dを配置する。可動型3内には、第2の
押上板8Bに支持され、係合部10c及び一対の傾斜部
10a,10bを有する第1の押上カム10と、第4の
押上板8Dに支持された第2の押上カム14を出没可能
に設ける。また、第2の押上板8Bの一側に揚高アーム
16を設け、可動型3下面にストッパ18を固定する。
そして、押上板8A〜8Dが上動され、第1の押上カム
10の傾斜部10aが当て板11に当接するのと同時
に、揚高アーム16がストッパ18に当接するように設
定する。すると、それ以降は、押上げによって前記第
1、第2の押上板8A,8Bが上動される際の倍の速度
で第3及び第4の押上板8C,8Dが上動される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば樹脂成形品を成形するための射出成形用金型に係り、詳しくは アンダーカット部が形成された突起部を有する成形品を成形する射出成形用金型 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、成形品の突起に設けられたアンダーカットを処理する射出成形金型が例 えば実開平2−73322号公報に開示されている。この金型は、突起のアンダ ーカットを処理するために、押上板に軸支された回動可能な押上カムを有してい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の射出成形用金型では、成形品本体部が押上カムの押 上方向に対し直交しない成形品を成形しようとした場合には、うまく離型させる ことができなかった。すなわち、離型時において、押上カムは、その押上方向と 、押上方向とほぼ直交する方向にしか移動させることができない。そのため、押 上カムをその押上方向に直交する方向に移動させた場合には、押上カムと成形品 とが干渉し合い、成形品の本体や突起等を損傷させてしまうおそれがあった。
【0004】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は成形 品の形状が押上カムの移動方向に対して干渉する形状であっても、成形品を損傷 させることなく確実に離型させることの可能な射出成形用金型を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案では、アンダーカット部が形成された突起部 を有する成形品を成形するための射出成形用金型であって、固定型と、同固定型 に対し接離可能に配設され、その固定型との間で前記成形品を成形するためのキ ャビティを構成する可動型と、前記固定型又は可動型に出没可能に設けられ、前 記成形品のアンダーカット部を形成するための形成部を有し、前記可動型の移動 方向とほぼ同一方向へ移動することにより、前記固定型又は可動型から成形品を 押出す第1の押出部材と、前記第1の押出部材により成形品が押し出される際に 前記アンダーカット部から第1の押出部材の形成部を抜き出すべく、前記可動型 の移動方向とほぼ直交する方向へ前記第1の押出部材を移動させる移動手段と、 前記第1の押出部材が設けられた型と同じ型に出没可能に設けられ、前記可動型 の移動方向とほぼ同一方向へ移動することにより、前記第1の押出部材とともに 前記成形品を固定型又は可動型から押出す第2の押出部材と、前記移動手段によ る前記第1の押出部材の移動が開始されたときに、前記第2の押出部材の押出速 度を、前記第1の押出部材の押出速度よりも大きくする増速手段とを備えたこと をその要旨とする。
【0006】
【作用】
固定型及び可動型間のキャビティに溶融樹脂が射出、冷却されると、アンダー カット部の形成された突起部を有する成形品が形成される。この成形品を射出成 形用金型から取出す際には、まず、固定型から可動型を離間させる。この状態で は、成形品が固定型及び可動型のいずれかの型に密着している。続いて、可動型 の移動方向へ第1及び第2の押出部材が移動すると、両押出部材によって成形品 が押圧され、密着していた型から離間する。このときには、第1の押出部材の形 成部が成形品のアンダーカット部に係合している。
【0007】 成形品が押出される過程で、第1の押出部材が移動手段により可動型の移動方 向とほぼ直交する方向、すなわち、前記アンダーカット部から形成部を抜き出す 方向へ動かされはじめる。このとき、第2の押出部材は、増速手段によって第1 の押出部材の押出速度よりも大きな速度で可動型の移動方向とほぼ同一方向へ移 動される。従って、成形品の形状が第1の押出部材の移動方向に対して干渉する ような形状であっても、前述のように増速された第2の押出部材の押出しによっ て、成形品は、第1の押出部材に対して、第2の押出部材の移動方向とその直交 方向との間の中間の方向に相対的に移動する。このため、第1の押上部材が可動 型の移動方向に対し直交する方向に移動しても、成形品と干渉し合うことなく、 第1の押上部材の形成部は、成形品のアンダーカット部から滑らかに抜き出され る。
【0008】
【考案の効果】
従って、本考案の射出成形用金型によれば、成形品の形状が押上部材自身の移 動方向に対して干渉する形状であっても、成形品を損傷することなく確実に離型 させることができるという優れた効果を奏する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の射出成形用金型を具体化した実施例を図1〜6に基づいて説明 する。
【0010】 図4に示すように、本実施例の射出成形用金型を用いて成形される成形品P1 は、成形品本体Paと、同本体Paから垂下する突起Pbとからなる。成形品本 体Paは水平面Fに対し所定角度βで傾斜する面Mを備えている。また、突起P bにおいて、成形品本体Paとの境界部分には、透孔が開けられ、ここがアンダ ーカット部Pcとなっている。
【0011】 図1で示すように、本実施例における射出成形用金型は、固定取付板1と、同 固定取付板1に取付けられた固定型2とを備えている。固定型2の下面には、成 形凹部2aが設けられている。また、この固定型2の下方には、同固定型2に対 して接離し得る可動型3が配設されている。可動型3はスペーサブロック4を介 して可動取付板5に固定されており、これらは図示しない駆動機構によって一体 的に上下動する。可動型3の上部には、成形突部3aが設けられている。また、 可動型3内には、互いに離間した状態で上下方向へ延びる第1及び第2の貫通孔 6,7が貫設され、両者の上部は前記成形突部3aの上面に開口している。
【0012】 前記可動型3と可動取付板5との間には、下から順に第1の押上板8A、第2 の押上板8B、第3の押上板8C及び第4の押上板8Dが配置されている。この うち、第1の押上板8Aと第2の押上板8Bとは互いに接合されており、両者は 図示しない駆動機構により一体で上下動する。また、第3の押上板8Cと第4の 押上板8Dとは互いに接合されており、両者は第1及び第2の押上板8A,8B の動きに従って上下動するようになっている。
【0013】 第2の押上板8Bには、第1の押出部材としての第1の押上カム10が軸9に より傾動可能に連結されている。第1の押上カム10は上方へ延び、第3及び第 4の押上板8C,8Dを貫通している。第1の押上カム10の上半部は前記第1 の貫通孔6に挿入されている。そして、第1及び第2の押上板8A,8Bが上下 動すると、第1の押上カム10は第1の貫通孔6に沿って上下動し、成形突部3 aから出没する。第1の押上カム10の上端部には、成形品P1のアンダーカッ ト部Pcを形成するための形成部としての係合部10cが形成されている。また 、前記可動型3及び第1の押上カム10には移動手段が設けられている。この移 動手段は、前記第1の押上カム10により成形品P1が押し出される際に、前記 アンダーカット部Pcから係合部10cを抜き出すべく、前記可動型の移動方向 とほぼ直交する方向(この場合、右方向)へ前記第1の押上カム10を移動させ るためのものである。より詳しくは、第1の押上カム10下部の一部が図1の左 方向へ膨らみ、この膨出部分には互いに反対方向へ傾斜する上下一対の傾斜部1 0a,10bが設けられている。また、前記両傾斜部10a,10bと対応する ように、前記第1の貫通孔6の下端左側部分には当て板11が取着されている。 同第1の貫通孔6下端において当て板11と対向する側には、前記貫通孔6に直 交する方向に延びる孔12が設けられている。同孔12内にはスプリング13が 圧縮状態で挿入され、常には前記第1の押上カム10を付勢している。これらの 両傾斜部10a,10b、当て板11及びスプリング13によって移動手段が構 成されている。
【0014】 第3及び第4の押上板8C,8Dには、第2の押出部材としての第2の押上カ ム14が固定されている。第2の押上カム14は上方へ延び、その上半部が前記 第2の貫通孔7に挿入されている。そして、第3及び第4の押上板8C,8Dが 上下動すると、第2の押上カム14は第2の貫通孔7に沿って上動し、成形突部 3aから出没するようになっている。前記固定型2の成形凹部2a、可動型3の 成形突部3a、第1の押上カム10及び第2の押上カム14によって成形品P1 を成形するためのキャビティ15が形成されている。
【0015】 さらに、この実施例では、第1の押上カム10の右方への移動が開始されたと きに、前記第2の押上げカム14の押出速度(上動速度)を、同第1の押上カム 10の押出速度(上動速度)よりも大きくする増速手段が設けられている。すな わち、前記第2の押上板8Bの一側(図1の左側)が切欠かれ、この切欠きに揚 高アーム16が軸17によって回動可能に支持されている。揚高アーム16は、 第1の押上板8A及び第2の押上板8B間に介在された作用部16aと、同作用 部16aから斜め左上方へ向けて延びる操作部16bとからなる。揚高アーム1 6に対応して、前記可動型3下面にはストッパ18が固定されている。これら揚 高アーム16及びストッパ18により増速手段が構成されている。そして、この 実施例では、前記第1〜第4の押上板8A〜8Dが上動されて、前記第1の押上 カム10の傾斜部10aが当て板11に当接するのと同時に、前記揚高アーム1 6の操作部16bが前記ストッパ18に当接するように設定されている。前記操 作部16bがストッパ18に当接した後は、前記揚高アーム16の押上げによっ て、前記第1、第2の押上板8A,8Bが上動される際の倍の速度で、前記第3 及び第4の押上板8C,8Dが上動されるように設定されている。
【0016】 次に、前記のように構成された射出成形用金型を用いて成形品P1を得る際の 作用について説明する。 先ず、図1で示すように、固定型2と可動型3とを型締めするとともに、第1 及び第2の押し上げカム10,14の各上端部を可動型3の成形突部3a内に没 入させキャビティ15を形成する。次に、溶融樹脂を前記キャビティ15内に射 出した後、これを冷却・固化させて所望の形状を有する成形品P1を成形する。
【0017】 続いて、第1、第2の押上カム10,14及び成形品P1とともに可動型3を 下動させて固定型2から離間させる。このときには、成形品P1は可動型3側に 密着している。
【0018】 この状態で、図2に示すように、第1〜第4の押上板8A〜8Dを上方へ移動 させることにより、第1及び第2の押上カム10,14が可動型3の成形突部3 aから突出する。この突出により、成形品P1が可動型3から上方へ押し出され る。そして、両押上カム10,14をそのまま押上げてゆくと、やがて、第1の 押上カム10の傾斜部10aが可動型3の当て板11に当接する。このとき、第 1の押上カム10は前記スプリング13によって左方へ押圧されているので、傾 斜部10aが当て板11に摺接する。そして、第1の押上カム10は軸9を中心 にして、傾斜部10aの傾斜角度に相当するわずかな角度だけ回動しながら斜め 右上方(成形品P1に対してはほぼ右方)へ移動する。また、これと同時に、前 記揚高アーム16の操作部16bが前記ストッパ18下端に当接する。
【0019】 そして、これ以降において、前記第3、第4の押上板8C,8Dは、前記揚高 アーム16の作用部16aの押上げによって、前記第1、第2の押上板8A,8 Bが上動される際の倍の速度で上方へ移動される。従って、第2の押上カム14 は前記第1の押上カム10の上動速度の倍の速度で上動され、成形品P1を押し 上げる。つまり、前記第1の押上カム10に対して、成形品P1は斜め左上方へ 移動し、第1の押上カム10の係合部10cは成形品P1から滑らかに抜け出て 、同成形品P1のアンダーカット部Pcが離型される。
【0020】 その後、図3に示すように、さらに第1〜第4の押上板8A〜8Dが上動した としても、上記傾斜部10aの下側の傾斜部10bが当て板11に当接するので 、第1の押上カム10はその当て板11に摺接しながら上動する。このとき、第 1の押上カム10の上端部が成形品P1の右側の角部Pdに干渉することのない 傾斜角度を有しており、すなわち、前記傾斜部10aにて成形品P1のアンダー カット部Pcを離型したときの状態で、第1の押上カム10がそのまま真っ直ぐ に上方へ移動する傾斜角度を保持しているため、第1の押上カム10の右上端部 が成形品P1の角部Pdに接触することがなく、成形品P1の離型が完了される 。
【0021】 このように、この実施例においては、第1の押上カム10とは別に、第2の押 上カム14を設け、前記第1の押上カム10の傾斜部10aが当て板11に当接 して、第1の押上カム10が斜め上方への移動が開始されてから以降は、第2の 押上カム14の上方への移動速度を第1の押上カム10の上方への移動速度に比 べて速くなるようにした。従って、アンダーカット部Pcを有する成形品P1が 水平面Fに対して傾斜した面Mを有していたとしても、前記成形品P1を第1の 押上カム10に対して斜め上方に移動させることができ、第1の押上カム10の 係合部10cを成形品P1から滑らかに抜き出し、同成形品P1を傷つけること なくアンダーカット部Pcを離型させることができる。
【0022】 また、この実施例では、可動取付板5と可動型3間にあるスペーサブロック4 付近において、前記増速手段16,18を設けるようにしたので、特に場所をと ることもなく、スペースの有効利用を図ることができる。
【0023】 さらに、この実施例では、前記第1の押上カム10の傾斜部10aの下部に、 これと反対方向へ傾斜する傾斜部10bを形成したので、第1の押上カム10が 押上げられたとき、その右上端部が成形品P1の角部Pd等に干渉することを防 止することができる。従って、成形品P1の損傷をより確実に防止することがで きる。
【0024】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しな い範囲で例えば以下のように構成してもよい。 (1)前記実施例では、揚高アーム16及びストッパ18により増速手段を構 成し、第1の押上カム10が所定量上動されたときに前記第3、第4の押上板8 C,8D(第2の押上カム14)の速度を増速させるようにしたが、その他にも 例えば次のように構成してもよい。
【0025】 すなわち、図5に示すように、第1、第2の押上板8A,8Bに、左右一対の ラック20,21及びこれらラック20,21の間に設けられたピニオン22よ りなる増速エジェクタ23を設ける。また、前記右側のラック21の下方におけ る可動取付板5には、ダンパ押えボルト24を取付け、同じく右側のラック21 の上方における可動型3の下面にはストッパボルト25を取付ける。そして、こ れら増速エジェクタ23、ストッパボルト25等により増速手段を構成する。
【0026】 離型時においては、前記実施例と同様に、第1〜第4の押上板8A〜8Dを上 方へ移動させる。するとまず、図6に示すように、第1の押上カム10の傾斜部 10aが可動型3の当て板に当接して、第1の押上カム10の斜め上方への移動 が開始されるのと同時に、前記右側のラック21がストッパボルト25下面に当 接する。そして、それ以降は、さらなる第1〜第4の押上板8A〜8Dの上昇に 伴ってピニオン22が同図右方向に回転する。この回転により左側のラック20 が上動され、この左側のラック20が第3の押上板8Cの下面に当接するととも に、同押上板8Cを押圧し、上方へさらに移動させる。すなわち、第2の押上カ ム14は、前記第1の押上カム10よりも速い(2倍の)速度で上動され、前記 実施例と同様の作用効果を奏する。
【0027】 (2)前記実施例では、第1の押上カム10の斜状部10aの下部に傾斜部1 0bを形成したが、この傾斜部10bはなくともよい。 (3)キャビティ15(成形品P1)の形状は上記実施例に示すような形状に 限定されるものではなく、さらに、リブ等を有するような形状としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した一実施例における射出成形
用金型の断面図である。
【図2】一実施例における射出成形用金型の揚高アーム
がストッパに当接した状態を示す断面図である。
【図3】一実施例における射出成形用金型によって成形
品が完全に離型された状態を示す断面図である。
【図4】一実施例における成形品を示す断面図である。
【図5】別例における射出成形用金型の増速手段を示す
断面図である。
【図6】別例における射出成形用金型の増速手段の作用
を示す断面図である。
【符号の説明】
2…固定型、3…可動型、10c…形成部としての係合
部、10…第1の押出部材としての第1の押上カム、1
0a…移動手段としての傾斜部、11…移動手段として
の当て板、13…移動手段としてのスプリング、14…
第2の押出部材としての第2の押上カム、15…キャビ
ティ、16…増速手段を構成する揚高アーム、18…増
速手段を構成するストッパ、23…増速手段を構成する
増速エジェクタ、25…増速手段を構成するストッパボ
ルト、P1…成形品、Pa…成形品本体、Pb…突起
部、Pc…アンダーカット部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンダーカット部(Pc)が形成された
    突起部(Pb)を有する成形品(P1)を成形するため
    の射出成形用金型であって、 固定型(2)と、 同固定型(2)に対し接離可能に配設され、その固定型
    (2)との間で前記成形品(P1)を成形するためのキ
    ャビティ(15)を構成する可動型(3)と、 前記固定型(2)又は可動型(3)に出没可能に設けら
    れ、前記成形品(P1)のアンダーカット部(Pc)を
    形成するための形成部(10c)を有し、前記可動型
    (3)の移動方向とほぼ同一方向へ移動することによ
    り、前記固定型(2)又は可動型(3)から成形品(P
    1)を押出す第1の押出部材(10)と、 前記第1の押出部材(10)により成形品(P1)が押
    し出される際に前記アンダーカット部(Pc)から第1
    の押出部材(10)の形成部(10c)を抜き出すべ
    く、前記可動型(3)の移動方向とほぼ直交する方向へ
    前記第1の押出部材(10)を移動させる移動手段(1
    0a,11,13)と、 前記第1の押出部材(10)が設けられた型(3)と同
    じ型(3)に出没可能に設けられ、前記可動型(3)の
    移動方向とほぼ同一方向へ移動することにより、前記第
    1の押出部材(10)とともに前記成形品(P1)を固
    定型(2)又は可動型(3)から押出す第2の押出部材
    (14)と、 前記移動手段(10a,11,13)による前記第1の
    押出部材(10)の移動が開始されたときに、前記第2
    の押出部材(14)の押出速度を、前記第1の押出部材
    (10)の押出速度よりも大きくする増速手段(16,
    18,23,25)とを備えたことを特徴とする射出成
    形用金型。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7393490B2 (en) 2004-09-28 2008-07-01 Koito Manufacturing Co., Ltd. Molding method for vehicular lamp part and molding apparatus for vehicular lamp part
KR200445760Y1 (ko) * 2007-03-14 2009-09-01 (주) 부광테크 사출금형의 언더컷 취출장치

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