JPS6036419Y2 - 射出成形用金型におけるアンダ−カツト処理機構 - Google Patents

射出成形用金型におけるアンダ−カツト処理機構

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JPS6036419Y2
JPS6036419Y2 JP5693881U JP5693881U JPS6036419Y2 JP S6036419 Y2 JPS6036419 Y2 JP S6036419Y2 JP 5693881 U JP5693881 U JP 5693881U JP 5693881 U JP5693881 U JP 5693881U JP S6036419 Y2 JPS6036419 Y2 JP S6036419Y2
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JP
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undercut
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JP5693881U
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JPS57169519U (ja
Inventor
準慈 島田
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアンダーカットを有するプラスチック製品の射
出成形用金型におけるアンダーカット処理機構に関する
ものである。
プラスチック製品において第1図〜第4図に示す様な形
状の製品50を射出成形する場合には製品の端部51a
、51b及び製品の取付部52a及び52b等にアンダ
ーカット処理機構を設けなければならない従来一般的に
使用されているアンダーカットの機構としては第5図〜
第7図に示す機構のものが実施されているが、この様な
構成てはアンダーカット機構の操作に関して大きな摩擦
力が発生し円滑な作動が出来ないという欠点があった。
本考案は摩擦力の少ない円滑な作動を行うアンダーカッ
ト処理機構の改良に関するもので、製品を突上げる際に
突上ピンにかかる大きな荷重を凸形状よりなる摺動面積
を多くした突上スライド板の下面に作用させ、面積当り
の荷重分布を大巾に少なくすることにより、突上スライ
ド板の横方向への移動をスムースにするものである。
以下実施例に基づいて説明すれは第5図〜第7図は従来
の実施例で具体的に説明すれば1は射出成形の製品で2
aは製品の端部の突上コアー、2b、2cは他の突上コ
アーである。
前記各突上コアーにおいて製品1と反対側にネジ孔3a
、3bを設は突上ピン4a、4bを螺着している。
第5図に示すように中心部へやや斜傾して取付けられた
突上ピン4a、4bの他端には段付部5a、5bがある
6は押出前板て蟻溝7a、7bがある。
8は可動金型本体である。以上の構成においてアンダー
カット機構を操作して押出前板6が第7図のことく上方
へ移動すると前記突上ピン4a、4bの段付部5a、5
bは81 at 7 bを僅かづつ摺動しなから突上
コアー2a、2bを突上げ製品1を可動金型本体8より
離なすことになるが、この場合突上コアー2a。
2bを斜めに突上げるために突上ピン4a、4bに大き
な曲は力が作用し、突上ピン4a、4bの段付部5a、
5bと押出前板6の溝?a、7bに大きな摩擦力が発生
し突上ピンが曲がるとか5av5bの摺動面が破損して
円滑な作動が出来ないという欠点があった。
本考案は前記欠点を大巾に改良した円滑な作動を行うア
ンダーカット処理機構に関するもので、以下実施例に基
づいて第8図〜第11図について説明すれば、10は製
品でllaは製品端部の突上コアーてllb、llcは
他の突上コアーである。
突上コアーは可動型金本体30と適宜の勾配面24 a
、 24 b及び25a、25bで嵌合している。
lea、12bは突上コアーのネジ部で突上ピン13a
、13bに螺着しており、突上ピンの他端はネジ14に
より突上スライド板15に固着されている。
突上スライド板15は第9図に示す如く凸形状に形成さ
れ、スライド板16に嵌合している。
スライド板16はスライド溝を形成して押出板17にネ
ジ16aにより突上スライド板15を挟着している。
バックアッププレート18の中程の孔19には突上ガイ
ドピン20が嵌合しており、突上ガイドピン20は突上
スライド板15の中央部のガイド孔21に嵌入し可動型
取付板26の段付孔23に嵌合している。
バックアッププレート18と突上ピン13a、13bと
の間には軸受ブツシュ28 a、 28 bが設けら
れている。
27は押出ロッドである。以上の構成においてその作用
を述べれば、第8図は型締状態を示し、第1図は型開き
状態を示す。
第8図において押出板17は可動型取付板26に当って
止まっている。
次に第11図の型開き状態において射出成形機の押出ロ
ッド27が押出板17を押し上げるので、突上スライド
板15は突上ピン13を突き上げバックアッププレート
18の摺動部28aを通じて突上コアー11a、11b
は突上ピン13により突き上げられる。
この場合突上ピンは突上スライド板の円滑な内側へのス
ライドによりスムースに移動を行いながら突上ピンを突
上げる。
その結果、突上ピンは傾斜状況に取付けられているため
、又突上コアーも突上ピンの傾斜に合わせて適宜勾配が
設けられているために突上コアー11a、llbは製品
10に相対して内側に移動してアンダーカットの処理機
能をなすことになる。
この結果従来の装置においてはその構造上全体の荷重が
突上ピンの端面にかかり突上ピンが湾曲するとか、端面
5aの単位面積が小さいために単位当りの荷重が大きく
なり、端面が横方向への移動する場合にカジリが生ずる
という欠点があったが、それに比較して本考案に基づく
装置の効果として (1)突上コアー11と突上ピン13及び突上スライド
板15とが一体的になっており作動中に突上ピンに大き
な曲げ力が作用しても突上ピンは撓むことがない。
(2)突上スライド板15は突上ピン13にかかる荷重
を全面積で受けるため単位当りの荷重が少なくなり、突
き上げ機構が円滑な作動をする。
(3)金型製作上押出板に特殊な蟻溝を加工する必要が
ない。
等、実用上大きな効果があり本装置は極めて特長ある射
出成形用金型におけるアンダーカット処理機構である。
【図面の簡単な説明】
第1図は射出成形品の外観図、第2図は製品の一部省略
した正面図、第3図は第2図の側面図、第4図は第2図
の下面図、第5図は従来の射出成形用金型の部分断面図
、第6図は第5図のA−A断面図、第7図は従来の射出
成形用金型の作動状態図、第8図は本考案の機構に基づ
いた射出成形用金型の断面図、第9図は第8図のB−B
断面拡大図、第10図は第8図のC−C断面拡大図、そ
して第11図は本考案の機構に基ついた作動状態図であ
る。 10:製品、lla〜11c:突上コアー、13a〜1
3c:突上ピン、15:突上スライド板、16:スライ
ド板、17:押出板、18:バックアッププレート、2
0:突上ガイドピン、27:押出ロッド、30:可動本
体金型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動型本体の端末の勾配面が、可動出来るように取付け
    た突上コアーと突上コアーを移動させるための突上ピン
    を作用させる射出成形機のアンダーカット処理機構にお
    いて、突上コアーと突上ピン及び突上スライド板を固着
    して、前記突上スライド板の断面を突形状としてスライ
    ド板を嵌合させ、突上ピンにかかる荷重を突上スライド
    板の下面の広い摺動面にかかる様にして、突上コアーの
    荷重を突上スライド板の下面全体に分散させるようにし
    たことを特徴とした、射出成形用金型におけるアンダー
    カット処理機構。
JP5693881U 1981-04-20 1981-04-20 射出成形用金型におけるアンダ−カツト処理機構 Expired JPS6036419Y2 (ja)

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JPS57169519U JPS57169519U (ja) 1982-10-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1082429C (zh) * 1997-09-29 2002-04-10 三星电子株式会社 用于塑料注模的模具

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JP2008284762A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Oshima Denki Seisakusho:Kk 射出成型体、射出成型用装置、および、その射出成型方法

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JPS57169519U (ja) 1982-10-25

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