JP3539592B2 - 船舶推進装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前後2枚のプロペラを互いに逆方向に回転駆動する所謂二重反転方式を採用する船舶推進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
船外機等に設けられる船舶推進装置において、二重反転方式を採用すれば高い推進効率が得られることは既に知られている。斯かる船舶推進装置は、一方向に回転する入力軸と、該入力軸の端部に結着された水平ベベルギヤと、該水平ベベルギヤに噛合する前後一対の垂直ベベルギヤと、互いに独立して回転する内軸及び外軸と、該内軸と外軸の各後端部に結着された前後2枚のプロペラを含んで構成され、前記垂直ベベルギヤの回転を前記内軸と外軸に伝達して前記2枚のプロペラを互いに逆方向に回転駆動して高い推進効率を得るものである。
【0003】
ところで、一般に船舶推進装置においては、エンジンからの排気ガスはプロペラのボス部内に形成された排気通路を経て水中に排出されているが、この排気ガスをプロペラに積極的に巻き込ませることはプロペラの摩擦抵抗を低減する上からむしろ望ましいことが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、二重反転方式を採用する船舶推進装置においては、互いに逆方向に回転する前後2枚のプロペラに排気ガスを適当な割合で巻き込ませて両プロペラの摩擦抵抗を最小に抑えることが必要であり、そのための工夫を要する。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、二重反転プロペラに排気ガスを適当な割合で巻き込ませて該プロペラの摩擦抵抗を最小限に抑えるようにした船舶推進装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載発明は、ロアケース後方に配される前後2枚のプロペラを互いに逆方向に回転駆動する二重反転機構をロアケースに内蔵するとともに、同ロアケース内に排気通路を形成して成る船舶推進装置において、少なくとも前プロペラのボス部内に排気通路を形成するとともに、該排気通路を前記ロアケースに形成された排気通路に連通せしめ、前プロペラとロアケースの間に軸方向隙間を形成し、前プロペラのボス部の羽根の間に、排気ガスを水中に排出するための排気口を形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記2枚のプロペラの各ボス部内に排気通路を形成するとともに、各ボス部に前記排気口を形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前プロペラの各羽根の圧力面にリブを突設したことを特徴とする。
【0010】
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前プロペラの各羽根の背面にリブを突設したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る船舶推進装置の側断面図、図2は船外機の側断面図である。
【0013】
図2に示す船外機50は、クランプブラケット51によって船体60の船尾板60aに取り付けられており、該船外機50の上部のカウリング52内には不図示のエンジンが収納されている。又、船外機50の下部には本発明に係る船舶推進装置1が設けられており、該船舶推進装置1は、前進時には不図示の前記エンジンによってその前後一対のプロペラ2,3が互いに逆方向に回転駆動される所謂二重反転方式を採用している。
【0014】
ここで、本発明に係る前記船舶推進装置1の構成の詳細を図1に基づいて説明する。
【0015】
図1において、4はロアケースであって、このロアケース4の下部には内外二重軸を構成する中実の内軸5と中空の外軸6が前後方向(図1の左右方向)に水平に、且つ、回転自在に配されている。
【0016】
そして、上記外軸6のロアケース4から後方へ延出する後端部には前記前プロペラ2がダンパ部材7を介して結着されており、該前プロペラ2の後方であって、且つ、内軸5の外軸6から後方へ延出する後端部には前記後プロペラ3がダンパ部材8を介して結着されている。
【0017】
ところで、プロペラ2,3は、それぞれボス部2a,3aと、各ボス部2a,3aの外周に一体に形成された複数枚の羽根2b,3bによって構成されている。そして、前プロペラ2のボス部2a内には円筒状の排気通路9が形成されており、該排気通路9の前端部は、ロアケース4に形成された排気通路10に対向しており、両排気通路9,10の間(つまり、前プロペラ2とロアケース4の間)には軸方向隙間11が形成されている。又、排気通路9の後端部は、図示のように後プロペラ3の上流に向かって開口している。尚、排気通路10は不図示のエンジンの排気系に接続されている。
【0018】
而して、本実施の形態においては、前プロペラ2のボス部2aの羽根2bの間には、排気通路9を流れる排気ガスを水中に排出するための排気口12が形成されている。
【0019】
他方、前記内軸5の前端部外周と外軸6の前端部外周には、回転自在に支承された前後一対の垂直ベベルギヤ13,14が相対向して配されており、前側の垂直ベベルギヤ13の外周部はテーパローラベアリング15を介してロアケース4に回転自在に支承され、後側の垂直ベベルギヤ14の外周部はベアリングハウジング16に保持されたテーパローラベアリング17によって回転自在に支承されている。尚、内軸5は、その前端部と後端部が回転自在に支承されている。
【0020】
ところで、外軸6の前端外周部であって、且つ、前後一対の垂直ベベルギヤ13,14の内側部分には、第1のスライダ18が外軸6に沿って前後方向に摺動自在にスプライン嵌合されている。同様に、内軸5の前記前側の垂直ベベルギヤ13の前方の前端外周部には、第2のスライダ19が内軸5に沿って前後方向に摺動自在にスプライン嵌合されている。
【0021】
又、内軸5の先端部の中心には中空状のプランジャ20が前後方向に摺動自在に嵌装されており、該プランジャ20には、内軸5に貫設された長孔5a,5bに挿通するピン21,22が軸直角方向に挿通されている。そして、前記第1のスライダ18はピン21によってプランジャ20に連結されており、前記第2のスライダ19はピン22によってプランジャ20に連結されている。
【0022】
従って、第1のスライダ18と第2のスライダ19とはピン21,22によって互いに連結されており、両者はピン21,22が長孔5a,5b内を移動し得る範囲内で、前後方向に摺動可能である。
【0023】
一方、ロアケース4内には、不図示のエンジンによって一方向に回転駆動される入力軸23と、該入力軸23と平行に延在するシフトロッド24が垂設されており、入力軸23の下端には、前記一対の垂直ベベルギヤ13,14に噛合する水平ベベルギヤ25が結着されている。
【0024】
而して、不図示のシフトレバーを操作してシフトロッド24をその軸中心回りに回動させれば、該シフトロッド24の回動はシフトカム26によって第2のスライダ19の軸方向移動に変換されるため、該第2のスライダ19が第1のスライダ18と共に一体的に前後方向に摺動せしめられる。
【0025】
次に、本船舶推進装置1の作用を説明する。
【0026】
不図示のエンジンが駆動され、該エンジンによって入力軸23が一方向に回転駆動されると、該入力軸23の回転は水平ベベルギヤ25を介して前後一対の垂直ベベルギヤ13,14に伝達され、両垂直ベベルギヤ13,14が互いに逆方向に常時回転駆動される。
【0027】
ここで、不図示のシフトレバーを「中立位置」にセットすると、図1に示すように、第1のスライダ18と第2のスライダ19は共に垂直ベベルギヤ13,14に噛み合わない中立状態に保たれ、このとき、両垂直ベベルギヤ13,14は自由回転(空転)し、入力軸23の回転は内軸5及び外軸6に伝達されない。従って、前後のプロペラ2,3は共に回転せず、推進力は発生しない。
【0028】
次に、不図示のシフトレバーを「前進位置」にセットすると、前記シフトロッド24とシフトカム26が所定の方向に所定角度だけ回動せしめられ、第1のスライダ18と第2のスライダ19が一体的に後方へ摺動せしめられ、第1のスライダ19は後側の垂直ベベルギヤ14に噛合し、第2のスライダ19は前側の垂直ベベルギヤ13に噛合する。
【0029】
而して、入力軸23の回転は水平ベベルギヤ25と垂直ベベルギヤ14及び第1のスライダ18を経て外軸6に伝達されるとともに、水平ベベルギヤ25と垂直ベベルギヤ13及び第2のスライダ19を経て内軸5に伝達され、外軸6及びこれに結着された前側プロペラ2と内軸5とこれに結着された後側プロペラ3とが互いに逆方向に回転駆動される。このように、前進時においては、前後の一対のプロペラ2,3が互いに逆方向に回転駆動される二重反転方式が実行されるため、これらのプロペラ2,3には高い推進効率が得られる。
【0030】
ところで、エンジンからの排気ガスは、ロアケース4に形成された前記排気通路10を通って流れ、その一部は隙間11から水中に排出されて前プロペラ2に巻き込まれ、残りの排気ガスは前プロペラ2内の排気通路9を流れてその一部は前プロペラ2のボス部2aに形成された前記排気口12から水中に排出されて同じく前プロペラ2に巻き込まれ、残りの排気ガスは排気通路9を後方に向かって流れ、排気通路9の後端開口部から水中に排出されて後プロペラ3に巻き込まれる。
【0031】
而して、上述のようにエンジンからの排気ガスが前プロペラ2と後プロペラ3に適当な割合で分配されて巻き込まれると、互いに逆方向に回転する前後2枚のプロペラ2,3の水中での摩擦抵抗が排気ガスの泡によって低減され、エンジンへの負荷が減って燃費の改善等が図られる。
【0032】
尚、不図示のシフトレバーを「後進位置」にセットすると、前記シフトロッド24とシフトカム26が所定の方向に所定角度だけ回動せしめられ、第1のスライダ18と第2のスライダ19が一体的に前方へ摺動せしめられ、第2のスライダ19と垂直ベベルギヤ13との噛合が解除される一方、第1のスライダ18の噛合が後側の垂直ベベルギヤ14から前側の垂直ベベルギヤ13に切り換えられる。
【0033】
このため、入力軸23の回転は水平ベベルギヤ25と前側の垂直ベベルギヤ13及び第1のスライダ18を経て外軸6のみに伝達され、内軸5には伝達されず、外軸6とこれに結着された前プロペラ2のみが前進時とは逆方向に回転駆動される。このように、後進時に前プロペラ2のみが回転駆動されると、静止している後プロペラ3が前プロペラ2の回転の障害にならないため、前プロペラ2に高い推進効率が確保されて十分な推進力が得られる。
【0034】
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図3に基づいて説明する。尚、図3は本発明の実施の形態2に係る船舶推進装置の破断側面図であり、本図においては図1にて示したと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての説明は省略する。
【0035】
本実施の形態では、前後のプロペラ2,3の各ボス部2a,3a内に1つの連続した円筒状の排気通路9が形成されており、該排気通路9の前端部はロアケース4に形成された排気通路10に連通しており、同排気通路9の後端部は水中に開口している。尚、本実施の形態においては、両排気通路9,10の間(前プロペラ2とロアケース4との間)には軸方向隙間は形成されていない。
【0036】
そして、前プロペラ2のボス部2aの羽根2bの間及び後プロペラ3のボス部3aと羽根3bの間には、排気通路9を流れる排気ガスの一部を水中に排出するための排気口12,27がそれぞれ形成されている。
【0037】
而して、プロペラ2,3が互いに逆方向に回転駆動される前進時においては、エンジンからの排気ガスは、ロアケース4に形成された前記排気通路10を経て前後のプロペラ2,3内に形成された排気通路9を流れ、その途中で一部は前プロペラ2に形成された前記排気口12から水中に排出されて前プロペラ2に巻き込まれ、残りの排気ガスは排気通路9を後方に向かって流れてその一部は後プロペラ3に形成された前記排気口27から水中に排出されて後プロペラ3に巻き込まれ、残りの排気ガスは排気通路9を後方に向かって流れて排気通路9の後端開口部から水中に排出される。
【0038】
以上のように、本実施の形態においても、エンジンからの排気ガスが前プロペラ2と後プロペラ3に適当な割合で分配されて巻き込まれるため、互いに逆方向に回転する前後2枚のプロペラ2,3の水中での摩擦抵抗が排気ガスの泡によって低減されるという効果が得られる。
【0039】
尚、本実施の形態では、前後のプロペラ2,3の各ボス部2a,3aには、羽根2b,3bの間に各1つの排気口12,27をそれぞれ形成したが、図4に示すように例えば後プロペラ3のボス部3aの羽根3bの間に複数(図示例では、3つ)の円孔状の排気口27aを前後方向に並設しても良く、或は図5に示すように切欠き状の排気口27bを形成しても良い。これは前プロペラ2についても同様である。
【0040】
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3を図6及び図7に基づいて説明する。尚、図6は本発明の実施の形態3に係る船舶推進装置の二重反転プロペラ部の側面図、図7は図6の矢視A−A線方向の図である。
【0041】
本実施の形態においては、前プロペラ2の各羽根2bの圧力面に、前後方向に長い三次元形状のリブ28を突設している。
【0042】
而して、ロアケース4内に形成された不図示の排気通路から水中に排出された排気ガスは泡状となって前プロペラ2に巻き込まれるが、この巻き込まれた排気ガスは前プロペラ2の各羽根2bに突設された前記リブ28に沿って流れて後プロペラ3に導入され、後プロペラ3にも巻き込まれて前後のプロペラ2,3の水中での摩擦抵抗の低減に供される。
【0043】
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4を図8及び図9に基づいて説明する。尚、図8は本発明の実施の形態4に係る船舶推進装置の二重反転プロペラ部の側面図、図9は図8の矢視B−B線方向の図である。
【0044】
本実施の形態においては、前記実施の形態3とは異なり、前プロペラ2の各羽根2bの背面側に、前後方向に長い三次元形状のリブ29を突設している。
【0045】
而して、本実施の形態においても、ロアケース4内に形成された不図示の排気通路から水中に排出された排気ガスは泡状となって前プロペラ2に巻き込まれた後、後プロペラ3にも巻き込まれて前後のプロペラ2,3の水中での摩擦抵抗の低減に供せられるが、前プロペラ2においては、排気ガスが各羽根2bの背面側に廻り込もうとする動作がリブ29によって抑えられるため、排気ガスは各羽根2bの圧力面側を積極的に流れて前プロペラ2の水中での摩擦抵抗を効果的に低減する機能を果たす。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、ロアケース後方に配される前後2枚のプロペラを互いに逆方向に回転駆動する二重反転機構をロアケースに内蔵するとともに、同ロアケース内に排気通路を形成して成る船舶推進装置において、少なくとも前プロペラのボス部内に排気通路を形成するとともに、該排気通路を前記ロアケースに形成された排気通路に連通せしめ、前プロペラとロアケースの間に軸方向隙間を形成し、前プロペラのボス部の羽根の間に、排気ガスを水中に排出するための排気口を形成したため、二重反転プロペラに排気ガスを適当な割合で巻き込ませて該プロペラの抵抗を最小限に抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る船舶推進装置の側断面図である。
【図2】船外機の側断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る船舶推進装置の破断側面図である。
【図4】排気口の形状及び配置の変形例を示すプロペラの斜視図である。
【図5】排気口の形状及び配置の変形例を示すプロペラの斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係る船舶推進装置の二重反転プロペラ部の側面図である。
【図7】図6の矢視A−A線方向の図である。
【図8】本発明の実施の形態4に係る船舶推進装置の二重反転プロペラ部の側面図である。
【図9】図8の矢視B−B線方向の図である。
【符号の説明】
1 船舶推進装置
2 前プロペラ
3 後プロペラ
2a,3a ボス部
2b,3b 羽根
5 内軸
6 外軸
9 排気通路
12,27 排気口
13,14 垂直ベベルギヤ
23 入力軸
25 水平ベベルギヤ
27a,27b 排気口
28,29 リブ

Claims (4)

  1. ロアケース後方に配される前後2枚のプロペラを互いに逆方向に回転駆動する二重反転機構をロアケースに内蔵するとともに、同ロアケース内に排気通路を形成して成る船舶推進装置において、
    少なくとも前プロペラのボス部内に排気通路を形成するとともに、該排気通路を前記ロアケースに形成された排気通路に連通せしめ、前プロペラとロアケースの間に軸方向隙間を形成し、前プロペラのボス部の羽根の間に、排気ガスを水中に排出するための排気口を形成したことを特徴とする船舶推進装置。
  2. 前記2枚のプロペラの各ボス部内に排気通路を形成するとともに、各ボス部に前記排気口を形成したことを特徴とする請求項記載の船舶推進装置。
  3. 前プロペラの各羽根の圧力面にリブを突設したことを特徴とする請求項1又は2記載の船舶推進装置。
  4. 前プロペラの各羽根の背面にリブを突設したことを特徴とする請求項1又は2記載の船舶推進装置。
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