JP3424020B2 - 船舶推進装置 - Google Patents

船舶推進装置

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JP3424020B2
JP3424020B2 JP11871094A JP11871094A JP3424020B2 JP 3424020 B2 JP3424020 B2 JP 3424020B2 JP 11871094 A JP11871094 A JP 11871094A JP 11871094 A JP11871094 A JP 11871094A JP 3424020 B2 JP3424020 B2 JP 3424020B2
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
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    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/34Propeller shafts; Paddle-wheel shafts; Attachment of propellers on shafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H5/00Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water
    • B63H5/07Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers
    • B63H5/08Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers of more than one propeller
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  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
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  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、前後2枚のプロペラを
互いに逆方向に回転駆動する所謂二重反転方式を採用す
る船舶推進装置に関する。 【0002】 【従来の技術】船外機等に設けられる船舶推進装置にお
いて、二重反転方式を採用すれば高い推進効率が得られ
ることは既に知られている。斯かる船舶推進装置は、一
方向に回転する入力軸と、該入力軸の端部に結着された
水平ベベルギヤと、該水平ベベルギヤに噛合する前後一
対の垂直ベベルギヤと、互いに独立して回転する内軸及
び外軸と、該内軸と外軸の各後端部に結着された前後2
枚のプロペラを含んで構成され、前記垂直ベベルギヤの
回転を前記内軸と外軸に伝達して前記プロペラを互いに
逆方向に回転駆動して高い推進効率を得るものである。 【0003】ところで、この種の二重反転方式を採用す
る船舶推進装置にあっては、前述のように前後一対のプ
ロペラが互いに逆方向に回転するため、両者の間には必
然的に隙間が形成されるが、この隙間から釣り糸や海草
等が入り込んでこれらが内部のオイルシール等に悪影響
を及ぼす等の問題が発生していた。 【0004】そこで、図7に示すように、前プロペラ1
02と後プロペラ103の間に形成された隙間δをカバ
ー部材150で内側から覆い、隙間δから内部に侵入し
た釣り糸等がオイルシール140に悪影響を及ぼさない
ような構成が提案されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案に
係る構成にあっては、カバー部材150を新たに設けな
ければならないため、部品点数及び組立工数の増加とそ
れに伴うコストアップを招くという問題があった。 【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、部品点数の増加を招くことな
く、既存の部品構成で釣り糸等によるオイルシールへの
悪影響を排除することができる船舶推進装置を提供する
ことにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、一方向に回転する入力軸と、該入力軸の端部に
結着された水平ベベルギヤと、該水平ベベルギヤに噛合
する前後一対の垂直ベベルギヤと、互いに独立して回転
する内軸及び外軸と、該内軸と外軸の各後端部に結着さ
れた前後2枚のプロペラを有し、前記外軸の後端部と前
記内軸との間にオイルシールを介設し、両プロペラの各
内筒間に前プロペラ固定用ナットと後プロペラ用スペー
サを介設するとともに、前記前プロペラ固定用ナットを
前記外軸の後端部外周に螺着し、前記垂直ベベルギヤの
回転を前記内軸と外軸に伝達して前記プロペラを互いに
逆方向に回転駆動する船舶推進装置において、前記後プ
ロペラ用スペーサの前端部外周に凹溝状の糸切り部を
成し、前記前プロペラ固定用ナットの後端部を後方に向
かって延長し、該後端部で前記後プロペラ用スペーサの
糸切り部を覆うよう構成したことを特徴とする。 【0008】 【作用】本発明によれば、両プロペラ間の隙間から釣り
糸等が内部に侵入しても、釣り糸等は後プロペラ用スペ
ーサに形成された糸切り部によってオイルシール側への
侵入を阻止されるが、この糸切り部は前プロペラ固定用
ナットの後端部によって覆われているため、釣り糸等の
オイルシール側への侵入が確実に阻止される。 【0009】このように、本発明によれば、新たに部品
を追加することなく、既存の部品構成で構造単純に釣り
糸等のオイルシール側への侵入を防ぐことができ、オイ
ルシールに高い作動安定性を確保し、その耐久性向上を
図ることができる。 【0010】 【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。 【0011】図1は本発明に係る船舶推進装置の側断面
図、図2は同船舶推進装置要部の拡大断面図、図3は図
1のA部拡大詳細図、図4は図1のB部拡大詳細図、図
5は図4のC−C線拡大断面図、図6は船外機の側面図
である。 【0012】図6に示す船外機50は、クランプブラケ
ット51によって船体60の船尾板60aに取り付けら
れており、該船外機50の上部のハウジング52内には
不図示のエンジンが収納されている。又、船外機50の
下部には本発明に係る船舶推進装置1が設けられてお
り、該船舶推進装置1は、前進時には不図示の前記エン
ジンによってその前後一対のプロペラ2、3が互いに逆
方向に回転駆動される所謂二重反転方式を採用してい
る。 【0013】ここで、本発明に係る前記船舶推進装置1
の構成の詳細を図1乃至図5に基づいて説明する。 【0014】図1において、4はロアケースであって、
このロアケース4の下部には内外二重軸を構成する中実
の内軸5と中空の外軸6が前後方向(図1の左右方向)
に水平に、且つ、回転自在に配されている。尚、内軸5
の軸中心には油孔5aが形成されている。 【0015】そして、上記外軸6のロアケース4から後
方へ延出する後端部には前記前プロペラ2がダンパ部材
7を介して結着されており、該前プロペラ2の後方であ
って、且つ、内軸5の外軸6から後方へ延出する後端部
には前記後プロペラ3がダンパ部材8を介して結着され
ている。 【0016】ところで、プロペラ2,3は、それぞれ内
筒2a,3aと外筒2b,3b、これら内筒2a,3a
と外筒2b,3bとを接続するリブ2c,3c及び外筒
2b,3bの外周に一体に形成された複数枚の羽根2
d,3dによって構成されている。そして、各内筒2
a,3aと外筒2b,3bとの間には排気通路9が形成
されており、該排気通路9は、ロアケース4に形成され
た排気通路10に連通されている。尚、排気通路10は
不図示のエンジンの排気系に接続されている。 【0017】又、図2に詳細に示すように、前記内軸5
の前端部外周と外軸6の前端部外周にはメタルベアリン
グ11,12によってそれぞれ自由回転自在に支承され
た前後一対の垂直ベベルギヤ13,14が相対向して配
されている。そして、前側の垂直ベベルギヤ13の外周
部はテーパローラベアリング15を介してロアケース4
に回転自在に支承され、後側の垂直ベベルギヤ14の外
周部はベアリングハウジング16に保持されたテーパロ
ーラベアリング17によって回転自在に支承されてい
る。 【0018】上記ベアリングハウジング16は、これに
貫通する外軸6の外周部の離間した2点をニードルベア
リング18,19を介して回転自在に支承しており、そ
の前端外周部はロアケース4に螺着され、後端部はロア
ケース4に螺着されたリングナット20によって位置決
め固定されている。尚、本実施例では、前記ニードルベ
アリング18,19は同様に構成されるが、例えば一方
のニードルベアリング18は、図3に詳細に示すよう
に、複数のニードル18aを板金製のアウターレース1
8bにて保持して構成されており、インナーレースは構
成要素に含まれていない。 【0019】ところで、外軸6の前端部外周にはフラン
ジ6aが一体に形成されており、前記テーパローラベア
リング17のインナーレース17aは前記後側の垂直ベ
ベルギヤ14とフランジ6aによって挟み込まれて位置
決めされている。ここで、外軸6と垂直ベベルギヤ14
とは同方向に一体的に回転するため、前記メタルベアリ
ング12のクリアランスを小さく抑えることができ、垂
直ベベルギヤ14の倒れを防いで該垂直ベベルギヤ14
の径方向の位置精度を高め、結果的にテーパローラベア
リング17に作用する負荷を小さく抑えることができ
る。 【0020】又、外軸6のフランジ6aとベアリングハ
ウジング16の間には、図2に詳細に示すように、スラ
ストニードルベアリング21と減摩部材22が介設され
ている。そして、これらのスラストニードルベアリング
21と減摩部材22の近傍に前記ニードルベアリング1
8が配され、該ニードルベアリング18の後方に所定距
離を隔てて他方のニードルベアリング19が配されてお
り、外軸6の両ニードルベアリング18,19の間の部
位は小径に成形されている。従って、外軸6とベアリン
グハウジング16の間には空間Sが形成され、該空間S
に、外軸6に形成された油孔6bが開口している。尚、
ベアリングハウジング16の後端部と外軸6の間にはオ
イルシール23が設けられている。 【0021】一方、前記内軸5は、その前端部と後端部
がニードルベアリング24,25によって回転自在に支
承されている。 【0022】ところで、外軸6の前端外周部であって、
且つ、前後一対の垂直ベベルギヤ13,14の内側部分
には、第1のスライダ26が外軸6に沿って前後方向に
摺動自在にスプライン嵌合されている。同様に内軸5の
前記前側の垂直ベベルギヤ13の前方の前端外周部に
は、第2のスライダ27が内軸5に沿って前後方向に摺
動自在にスプライン嵌合されている。 【0023】そして、図2に詳細に示すように、前記第
1のスライダ26の前、後端部には、垂直ベベルギヤ1
3,14の各内側に形成された爪13a,14aに対し
てそれぞれ選択的に係合する爪26a,26bが形成さ
れており、前記第2のスライダ27の後端部には、前側
の垂直ベベルギヤ13の外側に形成された爪13bに対
して係脱する爪27aが形成されている。 【0024】ところで、第1のスライダ26の外径は第
2のスライダ27のそれよりも大きく設定されており、
第1のスライダ26に形成された爪26aの数(6つ)
は該第1のスライダ26の他端に形成された爪26b及
び第2のスライダ27に形成された爪27aの数(3
つ)よりも大きく設定されている。 【0025】上述のように第1のスライダ26の外径が
第2のスライダ27のそれよりも大きく設定されている
のは、第1のスライダ26の嵌合部における内軸5の径
が第2のスライダ27の嵌合部におけるそれよりも大き
いためである。 【0026】又、第1のスライダ26に形成された爪2
6aの数が該第1のスライダ26の他端に形成された爪
26b及び第2のスライダ27に形成された爪27aの
数よりも大きく設定されているのは次の理由による。即
ち、後述のように前進時は2つのスライダ26,27を
介して入力軸31のトルクがプロペラ2,3側に伝達さ
れるため、各爪26b,27aに加わるトルクは、後進
時に爪26aに加わるトルクの約1/2となる。又、前
進時に2つのスライダ26,27の爪26b,27aを
垂直ベベルギヤ14,13に同時に噛合させるのは難し
く、操作性が悪い。従って、本実施例では、垂直ベベル
ギヤ14,13に同時に噛合する爪26b,27aの数
を減らすことによって、爪26a,26b,27aの耐
久性を損なうことなく、操作性の向上を図ることができ
る。 【0027】又、内軸5の先端部の中心には中空状のプ
ランジャ28が前後方向に摺動自在に嵌装されており、
該プランジャ28には、内軸5に貫設された長孔5b,
5cに挿通するピン29,30が軸直角方向に挿通され
ている。そして、前記第1のスライダ26はピン29に
よってプランジャ28に連結されており、前記第2のス
ライダ27はピン30によってプランジャ28に連結さ
れている。 【0028】従って、第1のスライダ26と第2のスラ
イダ27とはピン29,30によって互いに連結されて
おり、両者はピン29,30が長孔5b,5c内を移動
し得る範囲内で、前後方向に摺動可能である。 【0029】一方、ロアケース4内には、不図示のエン
ジンによって一方向に回転駆動される入力軸31と、該
入力軸31と平行に延在するシフトロッド32が垂設さ
れており、入力軸31の下端には、前記一対の垂直ベベ
ルギヤ13,14に噛合する水平ベベルギヤ33が結着
されている。 【0030】尚、本実施例では、ロアケース4に開口す
る複数の冷却水取入口34が入力軸31の前方に配され
ているため、前記通路10の流路面積を拡大することが
でき、該排気通路10を流れる排気ガスの流動抵抗を小
さく抑えることができる。又、ロアケース4の排気通路
10を形成する面4aとベアリングハウジング16の外
周面16aが滑らかな曲線で繋げられているため、これ
によっても排気ガスの流動抵抗が小さく抑えられる。 【0031】又、前記第2のスライダ27の上方に配さ
れる前記シフトロッド32の下端部にはシフトカム35
が結着されており、該シフトカム35下部には、シフト
ロッド32の軸中心(回動中心)に対して偏心した偏心
ピン32aが突設されており、該偏心ピン32aは、第
2のスライダ27の外周に形成された溝27bに嵌合す
る減摩部材36の溝に係合している。 【0032】而して、不図示のシフトレバーを操作して
シフトロッド32をその軸中心回りに回動させれば、シ
フトカム35の偏心ピン35aが回動して減摩部材36
を前後方向に移動させるため、第2のスライダ27が第
1のスライダ26と共に一体的に前後方向に摺動せしめ
られる。 【0033】ここで、本発明の要旨を図4及び図5に基
づいて説明する。 【0034】図4に示すように、前後一対のプロペラ
2,3の各内筒2a,3a間には前プロペラ固定用ナッ
ト37と後プロペラ用スペーサ38が介設されている。
前プロペラ固定用ナット37は、その外周部に不図示の
工具が嵌合すべき複数の切欠部37aが形成されてお
り、これは外軸6の後端外周部に螺着されている。そし
て、外軸6の後端部と内軸5との間にはオイルシール4
0が介設されている。 【0035】又、前記後プロペラ用スペーサ38の前端
部外周には凹溝状の糸切り部38aが形成されている。
ここで、上記後プロペラ用スペーサ38は内軸5のテー
パ面に後方から当接しており、このスペーサ38に後プ
ロペラ3の内筒3aの前端を当接させて該後プロペラ3
の位置決めがなされている。そして、図1に示すよう
に、内軸5の後端にナット50が螺着されて後プロペラ
3が内軸5に固定される。 【0036】而して、本実施例においては、前記前プロ
ペラ固定用ナット37の後端部が後方に向かって延長さ
れており、この後端部と前記後プロペラ用スペーサ38
の糸切り部38aの一部とが軸方向(前後方向)におい
てオーバーラップしている。従って、後プロペラ用スペ
ーサ38の糸切り部38aは、その一部が前プロペラ固
定用ナット37の後端部で覆われている。 【0037】ところで、後述のように、前進時には前プ
ロペラ2と後プロペラ3とは互いに逆方向に回転駆動さ
れるため、両者の外筒2b,3bの間には図4に示すよ
うに所定の隙間δ1 が形成されている。尚、図1に示す
ように、前プロペラ2とロアケース4との間にも所定の
隙間が形成されている。 【0038】一方、図4に示すように、後プロペラ3の
内筒3aと後プロペラ用スペーサ38及びワッシャ41
との間には隙間δ2 が形成されているが、この隙間δ2
は前記隙間δ1 よりも小さく(δ2 <δ1 )設定されて
いる。これは、前記ダンパ部材8の弾性変形によって後
プロペラ3が変位した場合であっても、該後プロペラ3
の内筒3aを後プロペラ用スペーサ38及びワッシャ4
1に先に当てて後プロペラ3の変位量を制限し、これに
よって両プロペラ2,3の接触を防ぐためである。尚、
ダンパ部材8が主には後プロペラ3の捩り振動を吸収す
る機能を果たすことを考慮すれば、前記隙間δ2 =0と
して後プロペラ3の内筒3aを後プロペラ用スペーサ3
8及びワッシャ41に嵌合しても良い。 【0039】次に、本実施例に係る船舶推進装置1の作
用を説明する。 【0040】不図示のエンジンが駆動され、該エンジン
によって入力軸31が一方向に回転駆動されると、該入
力軸31の回転は水平ベベルギヤ33を介して前後一対
の垂直ベベルギヤ13,14に伝達され、両垂直ベベル
ギヤ13,14が互いに逆方向に常時回転駆動される。 【0041】ここで、不図示のシフトレバーを「中立位
置」にセットすると、図1及び図2に示すように、第1
のスライダ26と第2のスライダ27は共に垂直ベベル
ギヤ13,14に噛み合わない(即ち、第1のスライダ
26の爪26a,26bが垂直ベベルギヤ13,14の
各内側に形成された爪13a,14aに係合せず、第2
のスライダ27の爪27aが垂直ベベルギヤ13の外側
に形成された爪13bに係合しない)中立状態に保た
れ、このとき、両垂直ベベルギヤ13,14は自由回転
(空転)し、入力軸31の回転は内軸5及び外軸6に伝
達されない。従って、前後のプロペラ2,3は共に回転
せず、推進力は発生しない。 【0042】次に、シフトレバーを「前進位置」にセッ
トすると、前記シフトロッド32とシフトカム35が所
定の方向に所定角度だけ回動せしめられ、第1のスライ
ダ26と第2のスライダ27が一体的に後方へ摺動せし
められ、第1のスライダ26の爪26bは後側の垂直ベ
ベルギヤ14の爪14aに噛合し、第2のスライダ27
の爪27aは前側の垂直ベベルギヤ13の爪13bに噛
合する。 【0043】尚、本実施例では、内軸5を支承する前記
ベアリングのうちメタルベアリング11が両スライダ2
6,27の間に配され、内軸5を支承するベアリング2
4が第2のスライダ27の近傍に配されるため、内軸5
と外軸6のスライダ26,27が摺動する部分の振れが
小さく抑えられ、この結果、両スライダ26,27の摺
動性が高められる。 【0044】而して、入力軸31の回転は水平ベベルギ
ヤ33と垂直ベベルギヤ14及び第1のスライダ26を
経て外軸6に伝達されるとともに、水平ベベルギヤ33
と垂直ベベルギヤ13及び第2のスライダ27を経て内
軸5に伝達され、外軸6及びこれに結着された前側プロ
ペラ2と内軸5とこれに結着された後側プロペラ3とが
互いに逆方向に回転駆動される。このように、前進時に
おいては、前後の一対のプロペラ2,3が互いに逆方向
に回転駆動される二重反転方式が実行されるため、これ
らのプロペラ2,3には高い推進効率が得られる。 【0045】尚、エンジンからの排気ガスは、ロアケー
ス4に形成された前記排気通路10及びプロペラ2,3
の外筒2b,3b内に形成された前記排気通路9を流
れ、プロペラ3の後端部から水中に排出される。 【0046】次に、不図示のシフトレバーを「後進位
置」にセットすると、前記シフトロッド32とシフトカ
ム35が所定の方向に所定角度だけ回動せしめられ、第
1のスライダ26と第2のスライダ27が一体的に前方
へ摺動せしめられ、第2のスライダ27と垂直ベベルギ
ヤ13との噛合が解除される一方、第1のスライダ26
の噛合が後側の垂直ベベルギヤ14から前側の垂直ベベ
ルギヤ13に切り換えられる。即ち、第1のスライダ2
6の爪26aが後側の垂直ベベルギヤ14の爪14aか
ら離脱して前側の垂直ベベルギヤ13の爪13aに噛合
する。 【0047】このため、入力軸31の回転は水平ベベル
ギヤ33と前側の垂直ベベルギヤ13及び第1のスライ
ダ26を経て外軸6のみに伝達され、内軸5には伝達さ
れず、外軸6とこれに結着された前側プロペラ2のみが
前進時とは逆方向に回転駆動される。 【0048】上述のように、後進時に前側プロペラ2の
みが回転駆動されると、静止している後側プロペラ3が
回転している前側プロペラ2の障害にならないため、前
側プロペラ2に高い推進効率が確保されて十分な推進力
が得られる。 【0049】以上において、本実施例においては、両プ
ロペラ2,3間の前記隙間δ1 から釣糸等が内部に侵入
しても、釣糸等は後プロペラ用スペーサ38に形成され
た糸切り部38aによってオイルシール側への侵入が阻
止されるが、この糸切り部38aは前述のように前プロ
ペラ固定用ナット37の後端部によってその一部が覆わ
れているため、釣糸等は糸切り部38aとこれを覆う前
プロペラ固定用ナット37の後端部に囲まれた空間に巻
き付き、釣糸等のオイルシール40側への侵入が確実に
阻止され、オイルシール40が破損する等してその耐久
性が低下する等の問題の発生が防がれる。 【0050】従って、本実施例によれば、新たに部品を
追加することなく、既存の部品構成で構造単純に釣糸等
のオイルシール40への侵入を確実に防ぐことができ、
オイルシール40に高い作動安定性を確保し、その耐久
性向上を図ることができる。 【0051】尚、以上の実施例では、本発明に係る船舶
推進装置を船外機に適用した場合について説明したが、
本発明に係る船舶推進装置は、エンジンを船内に、推進
装置を船外に配した所謂船内外機にも適用し得ることは
勿論である。 【0052】以上の説明で明らかなように、本発明によ
れば、一方向に回転する入力軸と、該入力軸の端部に結
着された水平ベベルギヤと、該水平ベベルギヤに噛合す
る前後一対の垂直ベベルギヤと、互いに独立して回転す
る内軸及び外軸と、該内軸と外軸の各後端部に結着され
た前後2枚のプロペラを有し、前記外軸の後端部と前記
内軸との間にオイルシールを介設し、両プロペラの各内
筒間に前プロペラ固定用ナットと後プロペラ用スペーサ
を介設するとともに、前記前プロペラ固定用ナットを前
記外軸の後端部外周に螺着し、前記垂直ベベルギヤの回
転を前記内軸と外軸に伝達して前記プロペラを互いに逆
方向に回転駆動する船舶推進装置において、前記後プロ
ペラ用スペーサの前端部外周に凹溝状の糸切り部を形成
し、前記前プロペラ固定用ナットの後端部を後方に向か
って延長し、該後端部で前記後プロペラ用スペーサの糸
切り部を覆うよう構成したため、部品点数の増加を招く
ことなく、既存の部品構成で釣り糸等によるオイルシー
ルへの悪影響を排除することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る船舶推進装置の側断面図である。 【図2】本発明に係る船舶推進装置要部の拡大断面図で
ある。 【図3】図1のA部拡大詳細図である。 【図4】図1のB部拡大詳細図である。 【図5】図4のC−C線拡大断面図である。 【図6】船外機の側面図である。 【図7】従来の船舶推進装置の部分断面図である。 【符号の説明】 1 船舶推進装置 2 前プロペラ 2a 内筒 3 外筒 3a 内筒 5 内軸 6 外軸 13,14 垂直ベベルギヤ 31 入力軸 33 水平ベベルギヤ 37 前プロペラ固定用ナット 38 後プロペラ用スペーサ 38a 糸切り部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63H 23/32 B63H 5/10 B63H 20/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一方向に回転する入力軸と、該入力軸の
    端部に結着された水平ベベルギヤと、該水平ベベルギヤ
    に噛合する前後一対の垂直ベベルギヤと、互いに独立し
    て回転する内軸及び外軸と、該内軸と外軸の各後端部に
    結着された前後2枚のプロペラを有し、前記外軸の後端
    部と前記内軸との間にオイルシールを介設し、両プロペ
    ラの各内筒間に前プロペラ固定用ナットと後プロペラ用
    スペーサを介設するとともに、前記前プロペラ固定用ナ
    ットを前記外軸の後端部外周に螺着し、前記垂直ベベル
    ギヤの回転を前記内軸と外軸に伝達して前記プロペラを
    互いに逆方向に回転駆動する船舶推進装置において、 前記後プロペラ用スペーサの前端部外周に凹溝状の糸切
    り部を形成し、前記前プロペラ固定用ナットの後端部を
    後方に向かって延長し、該後端部で前記後プロペラ用ス
    ペーサの糸切り部を覆うよう構成したことを特徴とする
    船舶推進装置。
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