JP3533344B2 - 不揮発性磁気メモリ・セルおよび装置 - Google Patents

不揮発性磁気メモリ・セルおよび装置

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    • H10B61/20Magnetic memory devices, e.g. magnetoresistive RAM [MRAM] devices comprising components having three or more electrodes, e.g. transistors
    • H10B61/22Magnetic memory devices, e.g. magnetoresistive RAM [MRAM] devices comprising components having three or more electrodes, e.g. transistors of the field-effect transistor [FET] type

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に磁気記憶装置
に関し、より具体的には、不揮発性磁気メモリ・セルな
らびに同メモリ・セルを使用するメモリおよび論理切り
換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・メモリ用のメモリ・セル
に望まれる特性は、高速、低消費電力、不揮発性および
低コストである。低コストは一般に簡単な作製方法およ
び高いセル密度の使用によって達成される。ダイナミッ
ク・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)セルは高
速であり、電力をほとんど消費しない。しかし、DRA
Mセルの内容は揮発性であり、したがって、秒ごとに何
度もリフレッシュされなければならない。フラッシュ型
EEPROMセルは不揮発性であり、低い感知力を有
し、単一装置として構成されている。しかし、EEPR
OMセルは一般に、データ内容を書き込むのに何マイク
ロ秒をも要し、そのような内容を消去するのに何ミリ秒
をも要する。この遅いアクセス時間がEEPROMセル
を多くの用途、特にコンピュータ主メモリにおける使用
にとって望ましくないものにする。
【0003】DRAMとは違い、情報を強磁性領域の磁
化の向きとして記憶する磁気メモリ・セルは、記憶した
情報を長期間保持することができ、したがって、不揮発
性といえる。磁気状態を使用して強磁性領域の近くの材
料の電気抵抗を変化させる特定のタイプの磁気メモリ・
セルは、総称的に磁気抵抗(MR)メモリ・セルとして
知られている。このようなMRメモリ・セルのアレイが
一般に磁気RAMまたはMRAMと呼ばれている。MR
AM装置は、最初、米国特許第3,375,091号
で、MR感知を利用する双安定磁気素子の形態で発案さ
れた。MRAMのセルは、磁性金属および合金の異方向
性磁気抵抗(AMR)効果に基づいて設計されたもので
ある。MRAMセルは、論理状態0を表す「高い」抵抗
と、論理状態1を表す「低い」抵抗とを有する二つの安
定な磁気形状を有している。しかし、AMR効果の大き
さは大部分の強磁性系で一般に5%未満であり、これが
感知信号の大きさを制限している。これは、そのような
装置の非常に遅いアクセス時間に転化される。
【0004】最近、Tangらによって「Spin-Valve Ram
Cell」IEEE Trans. Magn., Vol. 31, 3206(199
5)に開示されたように、巨大磁気抵抗(GMR)を示
すスピンバルブ構造を使用する、より高感度で効率的な
プロトタイプMRAM装置が作製された。開示された基
本的記憶素子は、1対の磁性層を薄い銅のスペーサ層に
よって隔てたものからなるストライプである。一方の磁
性層の磁化が、薄い反強磁性層への交換カップリングに
より、固定された磁気方向にピン止めされ、他方の層の
磁化は自由である。自由な層の磁化がピン止めされた層
の磁化と同じであるときのセルの抵抗は、両層の磁化が
互いに反対であるときよりも低い。これら二つの磁気構
造が「0」および「1」の論理状態を表す。このような
装置は、14%もの抵抗変化を示し、その結果、以前の
MRAMセルよりも高い信号レベルおよび速いアクセス
時間が得られる。しかし、セルの内容を読み取ると、内
容は破壊される。そのうえ、スピンバルブ装置の本来低
い抵抗が高い感知力を要求し、それが、高密度メモリ装
置の製造を妨げる。
【0005】磁気トンネル接合(MTJ)は、AMRま
たはGMRセルとは実質的に異なる物理的原理に基づ
く。MTJでは、2枚の磁性層が絶縁トンネル遮断層に
よって隔てられ、2枚の強磁性層の間の電子導通のスピ
ン偏極トンネル効果から磁気抵抗が生じる。トンネル電
流は、2枚の強磁性層の磁化の相対的な向きに依存す
る。あるMTJがMooderaらによって「Large Magnetor
esistance at Room Temperature in Ferromagneti
c Thin Film Tunnel Junctions」Phy. Rev.Lett.,
Vol. 74, No. 16, April 17, 1995, pp. 327
3-3276に記載されている。
【0006】MTJの概略を図1に示す。中枢部品は、
絶縁層によって隔てられた2枚の強磁性金属層(FM1
およびFM2)を含む3枚の層を挟み合わせたものであ
る。FM1(102)およびFM2(104)の厚さ
は、数原子層から数ミクロンまでの範囲のいかなる数値
であってもよい。絶縁層106の厚さは1〜10ナノメ
ートル(nm)の範囲である。電圧108がFM層102
および104に印加されると、一方のFM層からの電子
が絶縁層106を貫通し、他方のFM層に進入して、ト
ンネル電流と呼ばれる電流Itを発生させる。トンネル
電流Itの大きさは電圧の大きさに依存する。MTJの
抵抗はR=V/Itと定義され、これはまた、印加電流
の関数である。抵抗の大きさはまた、FM層102の磁
化とFM層104の磁化との関係にも依存する。両層の
磁化が互いに対して平行であるとき、Rは小さな値R
minをとる。両層の磁化が反平行であるとき、Rの大き
さはその最大値Rmaxになる。これらの極限値の間の範
囲(0<θ<180°)では、抵抗の値は最小値と最大
値との間で変化する。
【0007】一般に、FM1(102)の磁化を特定の
方向に固定し(たとえば、より高い飽和保磁力の材料を
有することにより、または、スピンバルブの場合のよう
にそれを反強磁性交換によってピン止めすることによ
り)、一方でFM2(104)の磁化方向を印加磁場に
よって変化させると、所望の抵抗を達成することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】MTJ装置は、それを
メモリ用途に使用するのに望ましくするいくつかの特性
を有するが、これまで実施上の制限がこれらの製品の市
販化の成功を妨げてきた。したがって、商業的用途にお
けるMTJセルの使用を成功させるために、改良された
MTJセル構造およびメモリ装置アーキテクチャが求め
られる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの形態によ
ると、メモリおよび論理切り換え用途に使用するための
磁気トンネル接合セルであって、第一の強磁性層と、第
二の強磁性層と、第一および第二の強磁性層の間に介挿
されて磁気トンネル接合素子を形成する絶縁層とを有す
る磁気トンネル接合セルが形成される。セルはまた、第
一の方向に並べられ、第一の強磁性層に隣接して位置す
る第一の導体セグメントと、第一の方向に対して実質的
に直交する第二の方向に並べられ、第二の強磁性層に隣
接して位置する第二の導体セグメントとを有する書き込
み導体を含む。セルはさらに、第一および第二の導体セ
グメントを終端させ、モノポーラ書き込み電圧および唯
一の単一ポート書き込み端子を使用して双方向電流を書
き込み導体中に発生させることを可能にする回路素子を
含む。双方向電流は、第一の電流方向で高インピーダン
ス状態をセルに書き込み、第二の電流方向で低インピー
ダンス状態をセルに書き込む。
【0010】好ましくは、第一および第二の強磁性層
は、半金属強磁性材料で形成されている。そのような材
料は、CrO2、Fe34、La1-xxMnO3(Dはア
ルカリ土類元素である)の形態をとる水マンガン鉱およ
びX2MnY(Xは、Co、Ni、CuおよびPdのい
ずれかであり、Yは、Al、Sn、InおよびSbのい
ずれかである)の形態のホイスラー合金を含む。半金属
強磁性材料は、理想に近い切り換え特性を有するセルを
もたらす近全スピン偏極を特徴とする。
【0011】双方向電流を可能にする回路素子は、第一
の方向で電荷を蓄積し、第二の方向で電流を放出するコ
ンデンサ構造の形態をとることができる。回路素子はま
た、分圧回路の形態をとることもできる。バイポーラ書
き込み電圧が利用できる代替態様では、回路素子は、大
地電位に対する抵抗端子の形態をとることができる。
【0012】本発明のもう一つの実施態様によると、複
数のビット線および複数のワード線を含む磁気ランダム
・アクセス・メモリ(MRAM)装置が形成される。ビ
ット線とワード線とは、実質的に直交する方向に延び
て、複数の交差点を形成する。MRAMはさらに、一つ
一つが各交差点に対応する複数の磁気トンネル接合セル
を含む。セルは、第一の強磁性層と、第二の強磁性層
と、これらの強磁性層の間に介挿された絶縁層とで形成
されている。各セルはまた、第一の方向に並べられ、第
一の強磁性層に隣接する第一の導体セグメントと、第一
の方向に対して実質的に直交する第二の方向に並べら
れ、第二の強磁性層に隣接する第二の導体セグメントと
を有する書き込み導体を含む。各セルの書き込み導体
は、双方向電流を可能にする回路素子、たとえば容量性
構造で終端している。第一のトランジスタが書き込み導
体を対応するビット線およびワード線に結合する。第二
のトランジスタが、読み取り信号をセルに印加するた
め、対応するワード線を第一の強磁性層に結合する。各
セルは、第二の強磁性層と、対応する出力ビット線との
間に介挿された、印加された読み取り信号を検出するた
めの、対応する感度増幅器を有している。
【0013】好ましくは、第一および第二の強磁性層
は、半金属強磁性材料で形成されている。そのような材
料は、CrO2、Fe34、La1-xxMnO3(Dはア
ルカリ土類元素である)の形態をとる水マンガン鉱およ
びX2MnY(Xは、Co、Ni、CuおよびPdのい
ずれかであり、Yは、Al、Sn、InおよびSbのい
ずれかである)の形態のホイスラー合金を含む。半金属
強磁性材料は、理想に近い切り換え特性を有するセルを
もたらす近全スピン偏極を特徴とする。これが、簡単か
つ迅速に読み取られるMRAMをもたらす。
【0014】本発明のもう一つの実施態様によると、互
いに対して実質的に並行であり、第一の平面上に位置す
る複数の3値状態ビット線を含む磁気ランダム・アクセ
ス・メモリ(MRAM)装置が形成される。MRAMは
また、互いに対して実質的に並行であり、第二の平面上
に位置する複数の3値状態ワード線を含む。ワード線と
ビット線とは実質的に直交し、複数の交差点を有する行
列のアレイを設ける。各ワード線およびビット線は、双
方向電流を可能にする回路素子、たとえば容量性構造で
終端している。MRAMは、交差点に対応する複数の磁
気トンネル接合セルを含む。セルは、第一の平面と第二
の平面との間に介挿され、第一の強磁性層と、第二の強
磁性層と、それらの強磁性層の間に介挿された絶縁層と
で形成されている。
【0015】MRAMはさらに、読み取りサイクル中に
各セルを対応するワード線およびビット線に結合し、書
き込みサイクル中にセルをワード線およびビット線から
電気的に切り離すための手段を含む。セルの状態は、セ
ルを偏極させるのに十分な磁場を設ける電流を対応する
ビット線およびワード線に通すことによって書き込まれ
る。セルは、結合手段を動作可能にし、読み取り信号を
セルに提供することによって読み取られる。
【0016】好ましくは、第一および第二の強磁性層
は、半金属強磁性材料で形成されている。そのような材
料は、CrO2、Fe34、La1-xxMnO3(Dはア
ルカリ土類元素である)の形態をとる水マンガン鉱およ
びX2MnY(Xは、Co、Ni、CuおよびPdのい
ずれかであり、Yは、Al、Sn、InおよびSbのい
ずれかである)の形態のホイスラー合金を含む。半金属
強磁性材料は、理想に近い切り換え特性を有するセルを
もたらす近全スピン偏極を特徴とする。これが、簡単か
つ迅速に読み取られるMRAMをもたらす。
【0017】本発明のもう一つの態様によると、それぞ
れが入力端子、出力端子および第一の書き込み導体入力
端子を有する第一および第二の半金属磁気トンネル接合
セルを含む磁気論理装置が形成される。第一の半金属磁
気トンネル接合セルは、書き込み導体入力端子に印加さ
れる信号に応答してセットされるオン状態およびオフ状
態を有している。オン状態は、入力端子と出力端子との
間に低い抵抗を提示し、オフ状態は、入力端子と出力端
子との間に高い抵抗を提示する。第一および第二のセル
の書き込み導体入力端子が論理入力端子を形成し、入力
端子と出力端子とが相互接続されて、論理装置出力端子
と論理入力端子との間に種々の論理機能を実現する。こ
のような論理機能は、論理和、否定論理和、論理積、否
定論理積および排他的論理和の論理機能を含む。
【0018】本発明のさらに別の実施態様によると、コ
ンピュータ・プロセッサが形成されている第一の基板
と、磁気ランダム・アクセス・メモリが形成されている
第二の基板とを含む、不揮発性磁気メモリを有するコン
ピュータ集積回路が形成される。第一および第二の基板
は、好ましくは、フリップチップ集積技術を使用して結
合されて、コンピュータ・プロセッサが機能的に磁気ラ
ンダム・アクセス・メモリに結合されるようになる。
【0019】本発明の前記ならびに他の目的、特徴およ
び利点は、添付図面と関連させて参照される本発明の例
示的な実施態様の以下の詳細な説明から明らかになるで
あろう。
【0020】
【発明の実施の形態】MTJセルは、論理状態を示すた
めに使用することができる、対応する可変性の抵抗を有
している。第一および第二の強磁性層における磁化の向
きが平行であるとき、MTJセルの抵抗は低い。磁化の
向きが反平行であるとき、抵抗は高い。これら二つの抵
抗状態は、直交電流をそれぞれ第一および第二の方向で
セルに隣接する導体に印加することにより、セルに書き
込むことができる。
【0021】図2および3は、本発明のMTJセルの平
面図を示す。MTJセルは、第一の強磁性(FM)層、
第二のFM層およびそれらの強磁性層の間に介挿された
絶縁層を有する積層構造として形成されたMTJ素子2
00を含む。好ましくは、FM層と接触する従来の金属
層の上に導電トレースを形成することにより、第一の電
気端子202が第一のFM層に結合され、第二の電気端
子204が第二のFM層に結合されている。MTJセル
の抵抗は、第一および第二の電気端子202、204の
間で測定することができる。MTJセルはまた、MTJ
素子200の下を第一の方向(Y軸)に沿って延びる第
一の導体セグメント206を含む。第二の導体セグメン
ト208が、MTJ素子200の上を、第一の方向に対
して直交する第二の方向(X軸)に沿って延びている。
第一の導体セグメント206は第一の容量性構造210
で終端し、第二の導体セグメント208は第二の容量性
構造212で終端している。容量性構造210、212
は、電界効果トランジスタのゲート端子の利用をはじめ
とする、従来技術で公知のいかなる方法で形成してもよ
い。第一の導体セグメントと第二の導体セグメントとが
接続されて、書き込み信号を印加するための共通入力端
子214を形成している。
【0022】図2を参照すると、電位が入力端子214
に印加されると、電流が容量性構造210、212の中
に流れ、それにより、第一のセグメント206(+Y方
向)および第二のセグメント208(+X方向)に直交
電流を生じさせる。これらの電流は、容量性構造21
0、212が充電されるまで流れる。MTJ素子200
に隣接して流れる直交電流が積層構造の磁気偏極を反平
行方向に生じさせ、それが端子202、204の間に高
い抵抗を生じさせる。一般に、0.1〜10maの範囲の
電流が磁気状態の変化を誘発するのに十分である。
【0023】コンデンサ210、212が充電される
と、図3に示すように、入力端子214を接地すること
により、反対の直交方向の電流をセグメント206、2
08中に誘発することができる。−X、−Y方向の電流
がMTJ素子200を偏極させて積層構造の磁化を平行
方向に生じさせ、それにより、端子202、204の間
に低い抵抗を生じさせる。導体セグメントを電荷蓄積容
量性構造で終端させることにより、モノポーラ書き込み
電圧信号およびセルへの単一ポート入力端子を使用して
双方向電流を生じさせることができる。
【0024】MTJセルの書き込み導体を終端させるコ
ンデンサ210、212が、二つの状態をセルに書き込
むために必要な双方向電流をセルに隣接するところで生
じさせる簡便な方法を提供する。しかし、双方向電流を
生じさせる他の方法を用いてもよい。たとえば、書き込
み導体は、電圧を電圧中間点のあたりに維持する分圧回
路によって終端させてもよい。分圧器は、図4に示すよ
うに、トランジスタまたは抵抗素子216、218およ
び220、222で形成することができる。書き込み導
体が高インピーダンス状態にあるとき、電流は流れな
い。しかし、書き込み導体が最大電位になると、電流は
分圧器へと第一の方向に流れ、書き込み導体が大地電位
になると、電流は分圧器から第二の方向に流れる。
【0025】図5は、MTJ素子200の層構造および
導体セグメント206、208の向きをさらに示す断面
図である。MTJ素子200は、第一の強磁性(FM)
層302、第二の強磁性(FM)層304およびそれら
のFM層の間に介挿された絶縁層306を含む。第一の
導体セグメント206が第一のFM層302の下に設け
られ、電気絶縁層308がFM層302と導体セグメン
ト206との間に介挿されている。同様に、絶縁層31
0が第二の導体セグメント208を第二のFM層304
から隔てている。このようにして、導体セグメント20
6、208に印加された電流は、積層構造に隣接すると
ころで磁場を生じさせるが、MTJ素子200の中を流
れることはない。
【0026】好ましくは、第一のFM層302および第
二のFM層304は、完全に近いスピン偏極を示す半金
属強磁性材料を使用して形成されている。スピン偏極が
100%に近づくにつれ、MTJ素子200は、きわめ
て高いオフ抵抗を有する理想的なスイッチのように働
く。この抵抗は100〜10,000KΩ・μ2(キロ
オーム・ミクロン自乗)のオーダである。公知の半金属
強磁性材料は、CrO2、Fe34、La1-xxMnO3
(Dはアルカリ土類元素である)の形態をとる水マンガ
ン鉱およびX2MnY(Xは、Co、Ni、Cu、Pd
などのいずれかであり、Yは、Al、Sn、In、Sb
などのいずれかである)の形態のホイスラー合金を含
む。また、他の半金属強磁性材料が将来利用可能にな
り、本発明で使用するのに受け入れられる性質を示すも
のと期待される。
【0027】好ましくは、半金属強磁性層は、1〜10
0nmの範囲の厚さで形成される。半金属強磁性層の間に
介挿される絶縁層は、約0.5〜10nmの範囲の厚さを
有するAl23、TiO2、MgO、SiO2、AlNな
どの材料であることができる。
【0028】図6は、本発明にしたがって形成されたM
RAMアレイの一部を示す。図示するMRAMアレイの
部分は、4個のメモリ・セル400−1、400−2、
400−3、400−4を含む。しかし、有用なメモリ
装置がはるかに多くのセル(何十万個、何百万個という
オーダ)で形成され、この限定部分が単に本発明の作動
原理を説明するだけであるということが当該技術で十分
に理解されよう。各セル400は、図2、3および5に
関連して論じたように、MTJ素子402、直交書き込
み導体404、406およびコンデンサ408、410
を含む。セル400は行列に配置され、垂直方向に延び
るビット線412と、水平方向に延びるワード線414
との交差点に対応する。セル400ごとに、ワード線4
14に結合されたゲート端子と、MTJ素子402の直
交書き込み導体に結合されたドレン端子とを有する第一
のトランジスタ416がある。セル400−3および4
00−4は、簡潔に示すため、トランジスタ416およ
び対応する書き込み導体なしで示されているが、そのよ
うな部品がこれらのセルにも含まれることが理解されよ
う。
【0029】第一の抵抗状態をセル400に書き込むた
めには、電圧信号を対応するビット線412およびワー
ド線414に印加し、それにより、電流をトランジスタ
416を介してコンデンサ408、410(または、双
方向電流に対応する他の回路素子)に流れ込ませる。こ
の電流が、図2に関連して論じた方法で、MTJ素子4
02を偏極させる。第二の抵抗状態をセル400に書き
込むためには、大地レベル電位をビット線412に印加
すると同時に、正電圧を、選択されたセル400の対応
するワード線414に印加する。これがトランジスタ4
06を偏倚させて、コンデンサ408、410に蓄積さ
れた電荷がビット線412に放電され、それにより、図
3に関連して論じたように、MTJ素子402を低抵抗
状態に偏極させるために必要な逆方向電流を生じさせ
る。コンデンサ408、410が、必要な電流を生じさ
せるのに十分な電荷を含むことを保証するために、コン
デンサ408、410は、書き込みサイクルの第一の部
分で充電したのち、放電させて第二の抵抗状態を生じさ
せてもよい。
【0030】MRAMセルの書き込み導体を終端させる
コンデンサ408、410は、双方向電流を可能にする
他の回路実施態様で置き換えることができる。図7は、
このために書き込み導体を終端させるために使用される
トランジスタ回路を示す。コンデンサ408の代わり
に、Y方向書き込み導体セグメントは、第一のトランジ
スタ430および第二のトランジスタ432によって終
端されている。トランジスタ430、432は、電源V
ddと大地電位との間に直列に接続された相補形装置であ
る。トランジスタ430、432のゲートは互いに接続
され、また、対応するセル402のビット線に接続され
ている。P型装置であるトランジスタ430のソース
は、N型装置であるトランジスタ432のドレンおよび
Y方向書き込み導体404に接続されている。X方向書
き込み導体セグメント406も同様に、相補形トランジ
スタ対434、436によって終端されている。ビット
線412およびワード線414がいずれも高になると、
トランジスタ432および436がオンになり、電流
が、トランジスタ432の中を−Yから+Yの方向に流
れ、また、トランジスタ436の中を−Xから+Xの方
向に流れる。しかし、ワード線414が高であるときに
ビット線412が低になると、トランジスタ432、4
36はオフになり、同時にP型トランジスタ430、4
34がオンになる。すると、電流は、トランジスタ43
0の中を+Yから−Yの方向に流れ、また、トランジス
タ434の中を+Xから−Xの方向に流れる。このよう
にして、「1」または「0」をセル402に書き込むこ
とができる。
【0031】MRAMアレイはまた、セル400の抵抗
状態を確認するため、読み取り回路を含む。読み取り回
路は、好ましくは、対応するワード線414に結合され
たゲート端子と、読み取りイネーブル線420に結合さ
れたドレン端子と、ワード線の行の各MTJ素子402
の第一の端子に結合されたソース端子とを有する第二の
トランジスタ418を含む。電流は読み取り動作中にし
かセルに印加されないため、読み取りイネーブル信号は
MRAMの電力を節約する。各MTJ素子の第二の端子
は、対応する感度増幅器422に結合されている。ビッ
ト線の列と対応するMTJ素子402ごとの感度増幅器
422の出力は、論理和機能によって結合される。これ
は、出力どうしを配線で結合するか、各ビット線412
に対応する論理和ゲート424を使用することによって
達成することができる。
【0032】選択されたセル400の状態を読み取るた
めには、読み取りイネーブル線420および対応するワ
ード線414を正の電圧レベルにする。感度増幅器42
2は、好ましくは、印加電圧およびMTJ抵抗に応答す
る検出器を含む。感度増幅器422は、MTJ素子が低
抵抗状態にあるとき第一の信号レベルを検出し、その出
力で論理レベル「1」を示す。同様に、感度増幅器42
2は、MTJ素子が高抵抗状態にあるとき第二の信号レ
ベルを検出し、論理レベル「0」を示す。感度増幅器4
22の出力はビット線論理和ゲート424に結合され、
このゲートは適当なデコード回路(図示せず)に結合さ
れている。
【0033】図8は、本発明にしたがって形成された代
替のMRAMトポロジーを示す。図6と同様に、図8の
MRAMは、ビット線504とワード線506との交差
点に隣接する複数のMTJセル502で形成されてい
る。MTJ素子502は、素子502の下を垂直に延び
るビット線と、素子502の上を水平に延びるワード線
との間に位置している。このようにして、ワード線50
6およびビット線504は、各MTJ素子502にかか
る直交書き込み導体セグメントを直接形成する。各ビッ
ト線504および各ワード線506は、双方向電流を可
能にする回路素子、たとえば容量性素子508で終端し
ている。MRAMは、好ましくは、メモリ回路アレイに
とって従来的な方法で形成されたビット線デコーダ/ド
ライバ回路510およびワード線デコーダ/ドライバ回
路512を含む。
【0034】抵抗状態を対応するMTJ素子502に書
き込むには、電流が、対応するビット線504およびワ
ード線506の両方に流れて、素子502を偏極するの
に充分な磁場を発生させなければならない。電流がセル
のワード線またはビット線のいずれかだけを流れると
き、そのセルは半選択状態といわれ、その抵抗状態は変
わらない。図10は、第一の抵抗状態をMTJセル50
2−1に書き込む場合を示すタイミング図である。時間
0で、ビット線B0は高インピーダンス状態に保持さ
れ、同時に、書き込みラインW0が低になってコンデン
サCW0を放電させる。コンデンサCW0が時間t0で電荷
を有するならば、期間t0〜t1の間、電流がW0に流れ
る。しかし、この期間中はビット線が高インピーダンス
状態に保持されているため、電流はビット線には流れ
ず、ワード線W0に対応するセルは半選択状態にしかな
らない。
【0035】時間t1で、ワード線が高インピーダンス
状態に置かれ、ビット線b0が低になってコンデンサC
B0を放電させる。前記と同様、ビット線を流れる電流は
ビット線沿いのセルを半選択するだけであり、それらの
セルのインピーダンスを変化させない。コンデンサCB0
およびCW0が放電すると、ビット線B0およびワード線
0が高になり、それにより、磁気モーメントを第一の
抵抗状態に偏極させるのに必要な直交電流がセル502
−1に隣接するところで発生する。ビット線B0および
ワード線W0に対応するさらなるセル502は、半選択
状態でしかないため、変化のないままである。図11
は、セル502−1の抵抗状態を第二の抵抗状態に変化
させる書き込みサイクルのタイミングを例示する。この
プロセスは、図10に関連して説明したプロセスと類似
しているが、コンデンサが、はじめ時間t0〜t2の間に
充電されたのち、時間t2〜t3の間に放電される。
【0036】図8のMRAMでは、各ビット線504お
よびワード線506は、容量性構造508ではなく、分
圧構造で終端させることができる。この場合、ビット線
およびワード線が高インピーダンス状態にあるとき、電
流は流れない。しかし、両線が高になると、電流は第一
の方向に流れて分圧構造に入り、両線が低になると、電
流は分圧構造から第二の方向に流れる。この実施態様は
MRAMの零入力電流を増すが、これは、書き込み動作
の間にだけ分圧構造を動作可能にすることによって対処
することができる。分圧構造を使用することにより、容
量性構造が選択されたセルに対して書き込みを行うのに
適切な初期状態にあることを保証する必要がもはやなく
なるため、図10および11の前記書き込みサイクルが
一段階プロセスに簡素化される。さらなる代替として、
デコーダ/ドライバ回路510、512が双方向電圧出
力で形成されるならば、ビット線およびワード線を適当
な抵抗を介して大地電位に接続するだけで、求められる
双方向電流を達成することができる。
【0037】図9は、読み取り回路の例をさらに示す、
図8のMRAMのセル502を示す略図である。トラン
ジスタ520がセル502の第一のFM層を対応するワ
ード線506に結合している。トランジスタ520のゲ
ートは読み出しイネーブル信号に結合されている。セル
502の第二のFM層は、対応するビット線504に接
続されている。読み取りイネーブル信号が存在すると
き、ワード線506上で提示される信号が読み取り電流
を発生させてトランジスタ520およびセル502に通
してビット線504に入れる。各ビット線は、読み取り
電流を感度増幅器524に結合するための第二のトラン
ジスタ524と、読み取り動作中に容量性構造508を
ビット線から反結合するための第二のトランジスタ52
6とを含む。同様に、各ワード線は、読み取り動作中に
容量性構造508をワード線から反結合するための第三
のトランジスタ528を含む。トランジスタ522、5
26および528がNMOS装置であるとき、トランジ
スタ522のゲートに直接印加された読み取りイネーブ
ル信号は、インバータ530に通され、トランジスタ5
26、528のゲートに結合される。このように、1本
の制御線しか要らない。あるいはまた、トランジスタ5
22は、トランジスタ526、528に対して相補形装
置であることもでき、その場合、インバータ530なし
で共通のイネーブル信号によって駆動される。
【0038】図9の読み取り回路は、トランジスタ52
0がワード線506に結合され、感度増幅器がトランジ
スタ522を介してビット線504に結合されているよ
うに示すが、この回路は、ビット線とワード線とを互い
に逆にしても等価に設計できることが理解されよう。
【0039】図6および8のMRAM装置は、独立型メ
モリ装置に適用可能であるだけでなく、内部レジスタお
よびキャッシュ・メモリとして使用するためにマイクロ
プロセッサに集積することもできる。集積しやすくする
ため、フリップチップ実装技術を使用して二つの製作技
術を合併することが好ましい。
【0040】MTJセルが半金属強磁性材料で形成され
ているとき、改善された切り換え特性が磁気論理ゲート
の構築を可能にする。図12を参照すると、MTJセル
で形成された論理積ゲートが示されている。このゲート
は、第一のMTJセル700を第二のMTJセル702
と直列に接続したもので形成されている。第一のMTJ
セル700の書き込み導体が第一の論理入力(A)を形
成し、第二のMTJセル702の書き込み導体が第二の
論理入力(B)を形成している。ゲートはまた、第一の
MTJセル700に接続された入力端子704と、第二
のMTJセル702に結合された出力端子706とを有
している。正電圧が入力端子704に印加されると、ゲ
ートは、以下に示す論理積ゲートの真理値表にしたがっ
て作動する。
【0041】
【表1】
【0042】出力は、入力を論理低電位に接続し、出力
端子706からのプルアップ抵抗を正の電源に接続する
ことによって逆転させることができる。この設計では、
否定論理積機能が達成される。
【0043】同様に、MTJセルは、図13に示すよう
に、論理和/否定論理和ゲートを形成するように設計す
ることもできる。この実施態様では、第一のMTJセル
800と第二のMTJセル802とが並列に接続されて
いる。いずれかのMTJセルが磁化されてセルの抵抗が
低くなると、入力端子804に印加された信号が出力端
子806に通される。
【0044】図12および13のいずれでも、MTJセ
ルの書き込み導体は、各セルが論理入力端子A、Bで印
加される信号に対して同じように応答するように配置さ
れている。換言するならば、図3および2に関連してそ
れぞれ記載したように、正電圧の印加がセルを低抵抗状
態に置き、大地電位の印加がセルを高インピーダンス状
態に置く。
【0045】図14は、本発明にしたがって形成された
排他的論理和ゲートの実施態様を示す。排他的論理和ゲ
ートは、並列に接続されたMTJセル900、902の
第一の対と、互いには並列に、第一の対のセルとは直列
に接続されたMTJセル904、906の第二の対とで
形成されている。セル900および904は、論理入力
端子Aに印加される信号に応答する書き込み導体によっ
て制御され、セル902、906は、論理入力端子Bに
印加される信号に応答する。セル900および902の
書き込み導体は、高入力信号が、セルを低抵抗状態に
(+x、+y)磁化する第一の方向への電流を誘発する
ように配置されている。セル904および906中の書
き込み導体は、高入力信号が、セル904、906を高
抵抗状態に(−x、−y)磁化する第二の方向への電流
を誘発するよう、セル900、902中の書き込み導体
に対して反対の向きである。その結果、高レベル信号が
端子Aに印加されると、セル900は低抵抗状態にセッ
トされ、セル904は高抵抗状態にセットされる。同様
に、高レベル信号が端子Bに印加されると、セル902
は低抵抗状態にセットされ、セル906は高抵抗状態に
セットされる。信号を入力端子908から出力端子91
0に通すためには、セル900または902の一方が低
抵抗状態になければならず、セル904または906の
一方もまた低抵抗状態になければならず、それにより、
以下の真理値表によって定義されるような排他的論理和
機能が確立される。
【0046】
【表2】
【0047】図12〜14は、MTJセルで形成された
論理ゲートの実施例を示す。例示する各実施態様は2入
力論理機能(A、B)を表すが、入力の数は、いかなる
所望の数にも容易に拡張することができる。加えて、1
個のMTJセルをバッファ/インバータとして使用する
こともできる。MTJセルの簡単な配置によって組み合
わせ論理機能を実現することができるため、望むなら
ば、磁気メモリと、対応するデコーダ論理とを、同じ製
造工程を使用して同じ基板上に集積することもできる。
【0048】図15は、本発明にしたがって形成された
組み合わせメモリおよび論理アレイの一部を示す略図で
ある。このアレイは、図12に関連して説明した方法と
同様にして直列に接続されたMTJセル1000、10
02を含む。簡略化されたアレイは、入力端子と、セル
1000の書き込み導体に結合された第一のビット線端
子B0と、セル1002の書き込み導体に結合された第
二のビット線端子B1と、セル1000、1002の接
合に結合された第一の出力端子O0と、セル1002の
出力に結合された第二の出力端子O1とを含む。この構
成では、第一の出力は、印加されるデータおよびセル1
000の現在の状態に関連する。第二の出力端子O
1は、印加されるデータ、セル1000の状態およびセ
ル1002の状態に関連する。論理積構造を示すが、種
々の論理メモリ組み合わせを形成することができる。加
えて、アレイは、多数のセルの組み合わせにも拡張する
ことができる。
【0049】本発明の好ましい実施態様を記載したが、
当業者によると、上記教示を考慮して修正および変形を
加えうることが理解されよう。したがって、開示した発
明の具体的な実施態様に対し、請求の範囲によって定義
される本発明の範囲および真髄に該当する変更を加えう
ることが理解されよう。
【0050】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)第一の強磁性層と、第二の強磁性層と、前記第一
および第二の強磁性層の間に介挿された絶縁層と、第一
の方向に並べられ、前記第一の強磁性層に隣接する第一
の導体セグメントと、前記第一の方向に対して実質的に
直交する第二の方向に並べられ、前記第二の強磁性層に
隣接する第二の導体セグメントとを含む書き込み導体
と、前記第一および第二の導体セグメントを終端させ、
書き込み信号の存在で双方向電流を前記導体信号中に可
能にする回路構造と、を含むことを特徴とする磁気トン
ネル接合セル。 (2)前記第一および第二の強磁性層が半金属強磁性材
料で形成されている上記(1)記載の磁気トンネル接合
セル。 (3)前記回路構造が容量性素子である上記(2)記載
の磁気トンネル接合セル。 (4)前記回路構造が分圧回路であり、前記書き込み信
号が3値状態信号である上記(2)記載の磁気トンネル
接合セル。 (5)前記回路構造が、正電位に結合された第一のトラ
ンジスタと、前記第一のトランジスタおよび回路大地電
位に結合された第二のトランジスタとを含み、前記第一
および第二のトランジスタが、共通の信号によって制御
される相補形装置であり、前記信号が第一の状態にある
とき、電流が前記正電位から前記第一のトランジスタを
介して前記導体セグメントに第一の方向で流れ込み、前
記信号が第二の状態にあるとき、電流が前記導体セグメ
ントから前記第二のトランジスタを介して前記回路大地
電位に第二の方向で流れる上記(2)記載の磁気トンネ
ル接合セル。 (6)前記半金属材料が、CrO2、Fe34、La1-x
xMnO3(Dはアルカリ土類元素である)の形態をと
る水マンガン鉱およびX2MnY(Xは、Co、Ni、
CuおよびPdのいずれかであり、Yは、Al、Sn、
InおよびSbのいずれかである)の形態のホイスラー
合金を含む群より選択される上記(2)記載の磁気トン
ネル接合セル。 (7)実質的に直交する方向に延びて複数の交差点を形
成する複数のビット線および複数のワード線を有する磁
気ランダム・アクセス・メモリ装置であって、前記複数
の交差点に対応する複数の磁気トンネル接合セルを含
み、前記セルが、第一の強磁性層と、第二の強磁性層
と、前記第一および第二の強磁性層の間に介挿された絶
縁層と、第一の方向に並べられ、前記第一の強磁性層に
隣接する第一の導体セグメントと、前記第一の方向に対
して実質的に直交する第二の方向に並べられ、前記第二
の強磁性層に隣接する第二の導体セグメントとを含む書
き込み導体と、前記第一および第二の導体セグメントを
終端させ、受けた書き込み信号に応答して双方向電流を
前記導体セグメント中に可能にする回路構造と、前記書
き込み導体を対応するビット線およびワード線に結合す
る第一のトランジスタと、前記対応するワード線を前記
第一の強磁性層に結合する第二のトランジスタと、前記
第二の強磁性層と、対応する出力ビット線との間に介挿
された感度増幅器と、を含むことを特徴とする磁気メモ
リ装置。 (8)前記第一および第二の強磁性層が半金属強磁性材
料で形成されている上記(7)記載の磁気メモリ装置。 (9)前記半金属材料が、CrO2、Fe34、La1-x
xMnO3(Dはアルカリ土類元素である)の形態をと
る水マンガン鉱およびX2MnY(Xは、Co、Ni、
CuおよびPdのいずれかであり、Yは、Al、Sn、
InおよびSbのいずれかである)の形態のホイスラー
合金を含む群より選択される上記(8)記載の磁気メモ
リ装置。 (10)前記回路構造が容量性素子である上記(8)記
載の磁気メモリ装置。 (11)前記回路構造が分圧回路であり、前記書き込み
信号が3値状態信号である上記(8)記載の磁気メモリ
装置。 (12)前記回路構造が、正電位に結合された第一のト
ランジスタと、前記第一のトランジスタおよび回路大地
電位に結合された第二のトランジスタとを含み、前記第
一および第二のトランジスタが、共通の信号によって制
御される相補形装置であり、前記信号が第一の状態にあ
るとき、電流が前記正電位から前記第一のトランジスタ
を介して前記導体セグメントに第一の方向で流れ込み、
前記信号が第二の状態にあるとき、電流が前記導体セグ
メントから前記第二のトランジスタを介して前記回路大
地電位に第二の方向で流れる上記(8)記載の磁気メモ
リ装置。 (13)互いに対して実質的に並行であり、第一の平面
上に位置する複数の3値状態ビット線と、互いに対して
実質的に並行であり、第二の平面上に位置し、前記ビッ
ト線に対して実質的に直交する方向に延びて複数の交差
点を形成する複数の3値状態ワード線と、前記ワード線
および前記ビット線それぞれを終端させ、受けた書き込
み信号に応答して双方向電流を可能にする複数の回路構
造と、前記複数の交差点に対応し、前記第一の平面と前
記第二の平面との間に介挿された複数の磁気トンネル接
合セルであって、第一の強磁性層と、第二の強磁性層
と、前記第一および第二の強磁性層の間に介挿された絶
縁層と、を含むセルと、読み取りサイクル中に前記セル
を前記対応するワード線およびビット線に結合するため
の手段と、を含み、前記セルの状態が、電流を前記対応
するビット線およびワード線に通すことによって書き込
まれ、前記セルが、前記結合手段を動作可能にして前記
セルから読み取り信号を検出することによって読み取ら
れることを特徴とする磁気ランダム・アクセス・メモリ
装置。 (14)前記第一および第二の強磁性層が半金属強磁性
材料で形成されている上記(13)記載の磁気メモリ装
置。 (15)前記半金属材料が、CrO2、Fe34、La
1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素である)の形態
をとる水マンガン鉱およびX2MnY(Xは、Co、N
i、CuおよびPdのいずれかであり、Yは、Al、S
n、InおよびSbのいずれかである)の形態のホイス
ラー合金を含む群より選択される上記(14)記載の磁
気メモリ装置。 (16)前記回路構造が容量性素子である上記(14)
記載の磁気メモリ装置。 (17)前記回路構造が分圧回路である上記(14)記
載の磁気メモリ装置。 (18)前記回路構造が、正電位に結合された第一のト
ランジスタと、前記第一のトランジスタおよび回路大地
電位に結合された第二のトランジスタとを含み、前記第
一および第二のトランジスタが、共通の信号によって制
御される相補形装置であり、前記信号が第一の状態にあ
るとき、電流が前記正電位から前記第一のトランジスタ
を介して前記導体セグメントに第一の方向で流れ込み、
前記信号が第二の状態にあるとき、電流が前記導体セグ
メントから前記第二のトランジスタを介して前記回路大
地電位に第二の方向で流れる上記(14)記載の磁気メ
モリ装置。 (19)入力端子、出力端子および第一の書き込み導体
入力端子を有する第一の半金属磁気トンネル接合セルで
あって、前記書き込み導体入力端子に印加される信号に
応答してセットされるオン状態およびオフ状態を有し、
前記オン状態が、前記入力端子と前記出力端子との間に
低い抵抗を提示し、前記オフ状態が、前記入力端子と前
記出力端子との間に高い抵抗を提示する第一の半金属磁
気トンネル接合セルと、入力端子、出力端子および第二
の書き込み導体入力端子を有する第二の半金属磁気トン
ネル接合セルであって、前記書き込み導体入力端子に印
加される信号に応答してセットされるオン状態およびオ
フ状態を有し、前記オン状態が、前記入力端子と前記出
力端子との間に低い抵抗を提示し、前記オフ状態が、前
記入力端子と前記出力端子との間に高い抵抗を提示する
第二の半金属磁気トンネル接合セルと、を含み、前記第
一および第二の書き込み導体入力端子が論理入力端子を
形成し、前記入力端子と前記出力端子とが結合されて、
論理装置出力端子と前記論理入力端子との間に論理機能
を実現することを特徴とする磁気論理装置。 (20)前記入力端子どうしが接続され、さらに正電位
に接続され、前記出力端子どうしが接続されて前記論理
装置出力端子を形成し、それにより、前記論理機能が論
理和機能である上記(19)記載の磁気論理装置。 (21)前記第一のセルの前記入力端子が正電位に接続
され、前記第一のセルの前記出力端子が前記第二のセル
の前記入力端子に結合され、前記第二のセルの前記出力
端子が前記論理装置出力端子であり、それにより、前記
論理機能が論理積機能である上記(19)記載の磁気論
理装置。 (22)正電位から前記論理装置出力端子に結合された
プルアップ抵抗をさらに含み、前記入力端子どうしが接
続され、さらに大地電位に接続され、前記出力端子どう
しが接続されて前記論理装置出力端子を形成し、それに
より、前記論理機能が否定論理和機能である上記(1
9)記載の磁気論理装置。 (23)正電位から前記論理装置出力端子に結合された
プルアップ抵抗をさらに含み、前記第一のセルの前記入
力端子が大地電位に結合され、前記第一のセルの前記出
力端子が前記第二のセルの前記入力端子に結合され、前
記第二のセルの前記出力端子が前記論理装置出力端子で
あり、それにより、前記論理機能が否定論理積機能であ
る上記(19)記載の磁気論理装置。 (24)入力端子、出力端子および第三の書き込み導体
入力端子を有する第三の半金属磁気トンネル接合セルで
あって、前記第一および第二のセルに対して前記書き込
み導体入力端子に印加される信号に応答してセットされ
るオン状態およびオフ状態を有し、前記オン状態が、前
記入力端子と前記出力端子との間に低い抵抗を提示し、
前記オフ状態が、前記入力端子と前記出力端子との間に
高い抵抗を提示する第三の半金属磁気トンネル接合セル
と、入力端子、出力端子および第四の書き込み導体入力
端子を有する第四の半金属磁気トンネル接合セルであっ
て、前記書き込み導体入力端子に印加される信号に応答
してセットされるオン状態およびオフ状態を有し、前記
オン状態が、前記入力端子と前記出力端子との間に低い
抵抗を提示し、前記オフ状態が、前記入力端子と前記出
力端子との間に高い抵抗を提示する第四の半金属磁気ト
ンネル接合セルと、をさらに含み、前記第一および第二
のセルの前記入力端子どうしが結合されて装置入力端子
を形成し、前記第一および第二のセルの前記出力端子が
互いに、また、前記第三および第四のセルの前記入力端
子に結合され、前記第三および第四のセルの前記入力端
子どうしが結合されて前記論理入力端子を形成し、前記
第一のセルの前記書き込み導体と、前記第三のセルの前
記書き込み導体とが結合されて第一の論理入力端子を形
成し、前記第一のセルの前記書き込み導体が、前記第三
のセルの前記書き込み導体に対して反対の向きに配置さ
れ、それにより、前記第一の論理端子に印加される信号
が前記第一および第三のセルの状態を反対の状態にセッ
トし、前記第二のセルの前記書き込み導体と、前記第四
のセルの前記書き込み導体とが結合されて第二の論理入
力端子を形成し、前記第二のセルの前記書き込み導体
が、前記第四のセルの前記書き込み導体に対して反対の
向きに配置され、それにより、前記第二の論理端子に印
加される信号が前記第一および第三のセルの状態を反対
の状態にセットする上記(19)記載の磁気論理装置。 (25)前記装置出力端子が正電位に結合され、それに
より、前記論理機能が排他的論理和機能である上記(2
4)記載の磁気論理装置。 (26)正電位と前記論理出力端子との間にプルアップ
抵抗をさらに含み、前記装置入力端子が大地電位に結合
され、それにより、前記論理機能が排他的否定論理和機
能である上記(24)記載の磁気論理装置。 (27)コンピュータ・プロセッサが形成されている第
一の基板と、磁気ランダム・アクセス・メモリが形成さ
れている第二の基板と、を含み、前記第一の基板と前記
第二の基板とがフリップチップ集積技術によって結合さ
れ、それにより、前記コンピュータ・プロセッサが前記
磁気ランダム・アクセス・メモリに機能的に結合されて
いることを特徴とする不揮発性磁気メモリを有するコン
ピュータ集積回路。 (28)前記磁気ランダム・アクセス・メモリが、実質
的に直交する方向に延びて複数の交差点を形成する複数
のビット線および複数のワード線を含み、前記磁気メモ
リが、前記複数の交差点に対応する複数の磁気トンネル
接合セルを含み、前記セルが、第一の強磁性層と、第二
の強磁性層と、前記第一および第二の強磁性層の間に介
挿された絶縁層と、第一の方向に並べられ、前記第一の
強磁性層に隣接する第一の導体セグメントと、前記第一
の方向に対して実質的に直交する第二の方向に並べら
れ、前記第二の強磁性層に隣接する第二の導体セグメン
トとを含む書き込み導体と、前記第一および第二の導体
セグメントを終端させ、受けた書き込み信号に応答して
双方向電流を前記導体セグメント中に可能にする回路構
造と、前記書き込み導体を対応するビット線およびワー
ド線に結合する第一のトランジスタと、前記対応するワ
ード線を前記第一の強磁性層に結合する第二のトランジ
スタと、前記第二の強磁性層と、対応する出力ビット線
との間に介挿された感度増幅器と、を含む上記(27)
記載のコンピュータ集積回路。 (29)前記第一および第二の強磁性層が半金属強磁性
材料で形成されている上記(28)記載のコンピュータ
集積回路。 (30)前記半金属材料が、CrO2、Fe34、La
1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素である)の形態
をとる水マンガン鉱およびX2MnY(Xは、Co、N
i、CuおよびPdのいずれかであり、Yは、Al、S
n、InおよびSbのいずれかである)の形態のホイス
ラー合金を含む群より選択される上記(29)記載のコ
ンピュータ集積回路。 (31)前記回路構造が容量性素子である上記(29)
記載のコンピュータ集積回路。 (32)前記回路構造が分圧回路であり、前記書き込み
信号が3値状態信号である上記(29)記載のコンピュ
ータ集積回路。 (33)前記磁気ランダム・アクセス・メモリが、互い
に実質的に並行であり、第一の平面上に位置する複数の
3値状態ビット線と、互いに実質的に並行であり、第二
の平面上に位置し、前記ビット線に対して実質的に直交
する方向に延びて複数の交差点を形成する複数の3値状
態ワード線と、前記ワード線および前記ビット線それぞ
れを終端させ、受けた書き込み信号に応答して双方向電
流を可能にする複数の回路構造と、前記複数の交差点に
対応し、前記第一の平面と前記第二の平面との間に介挿
された複数の磁気トンネル接合セルであって、第一の強
磁性層と、第二の強磁性層と、前記第一および第二の強
磁性層の間に介挿された絶縁層と、を含むセルと、読み
取りサイクル中に前記セルを前記対応するワード線およ
びビット線に結合するための手段とをさらに含み、前記
セルの状態が、電流を前記対応するビット線およびワー
ド線に通すことによって書き込まれ、前記セルが、前記
結合手段を動作可能にして前記セルから読み取り信号を
検出することによって読み取られる上記(29)記載の
コンピュータ集積回路。 (34)前記第一および第二の強磁性層が半金属強磁性
材料で形成されている上記(33)記載のコンピュータ
集積回路。 (35)前記半金属材料が、CrO2、Fe34、La
1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素である)の形態
をとる水マンガン鉱およびX2MnY(Xは、Co、N
i、CuおよびPdのいずれかであり、Yは、Al、S
n、InおよびSbのいずれかである)の形態のホイス
ラー合金を含む群より選択される上記(34)記載のコ
ンピュータ集積回路。 (36)前記回路構造が容量性素子である上記(33)
記載のコンピュータ集積回路。 (37)前記回路構造が分圧回路である上記(33)記
載のコンピュータ集積回路。 (38)前記回路構造が、正電位に結合された第一のト
ランジスタと、前記第一のトランジスタおよび回路大地
電位に結合された第二のトランジスタとを含み、前記第
一および第二のトランジスタが、共通の信号によって制
御される相補形装置であり、前記信号が第一の状態にあ
るとき、電流が前記正電位から前記第一のトランジスタ
を介して前記導体セグメントに第一の方向で流れ込み、
前記信号が第二の状態にあるとき、電流が前記導体セグ
メントから前記第二のトランジスタを介して前記回路大
地電位に第二の方向で流れる上記(33)記載のコンピ
ュータ集積回路。 (39)実質的に直交する方向に延びて複数の交差点を
形成する複数のビット線および複数のワード線を有する
磁気ランダム・アクセス・メモリ論理アレイであって、
前記複数の交差点に対応する複数の磁気トンネル接合セ
ルを含み、前記セルが、第一の強磁性層と、第二の強磁
性層と、前記第一および第二の強磁性層の間に介挿され
た絶縁層と、第一の方向に並べられ、前記第一の強磁性
層に隣接する第一の導体セグメントと、前記第一の方向
に対して実質的に直交する第二の方向に並べられ、前記
第二の強磁性層に隣接する第二の導体セグメントとを含
む書き込み導体と、前記第一および第二の導体セグメン
トを終端させ、受けた書き込み信号に応答して双方向電
流を前記導体セグメント中に可能にして、対応するセル
を低抵抗状態および高抵抗状態のいずれかにセットする
回路構造と、を含み、前記複数の磁気トンネル接合セル
の少なくとも一部が相互接続されて組み合わせ論理機能
を実現し、前記アレイが、セルの前記少なくとも一部の
状態および前記組み合わせ論理機能に関連する少なくと
も一つの出力信号を有することを特徴とする磁気ランダ
ム・アクセス・メモリ論理アレイ。 (40)前記第一および第二の強磁性層が半金属強磁性
材料で形成されている上記(39)記載の磁気ランダム
・アクセス・メモリ論理アレイ。 (41)前記半金属材料が、CrO2、Fe34、La
1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素である)の形態
をとる水マンガン鉱およびX2MnY(Xは、Co、N
i、CuおよびPdのいずれかであり、Yは、Al、S
n、InおよびSbのいずれかである)の形態のホイス
ラー合金を含む群より選択される上記(40)記載の磁
気ランダム・アクセス・メモリ論理アレイ。 (42)前記回路構造が容量性素子である上記(40)
記載の磁気ランダム・アクセス・メモリ論理アレイ。 (43)前記回路構造が分圧回路であり、前記書き込み
信号が3値状態信号である上記(40)記載の磁気ラン
ダム・アクセス・メモリ論理アレイ。 (44)前記回路構造が、正電位に結合された第一のト
ランジスタと、前記第一のトランジスタおよび回路大地
電位に結合された第二のトランジスタとを含み、前記第
一および第二のトランジスタが、共通の信号によって制
御される相補形装置であり、前記信号が第一の状態にあ
るとき、電流が前記正電位から前記第一のトランジスタ
を介して前記導体セグメントに第一の方向で流れ込み、
前記信号が第二の状態にあるとき、電流が前記導体セグ
メントから前記第二のトランジスタを介して前記回路大
地電位に第二の方向で流れる上記(40)記載の磁気ラ
ンダム・アクセス・メモリ論理アレイ。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術で公知の磁気トンネル接合セルの断面
図である。
【図2】本発明にしたがってMTJセルに書き込まれる
第一の状態を示す平面図である。
【図3】本発明にしたがってMTJセルに書き込まれる
第二の状態を示す平面図である。
【図4】本発明にしたがって双方向電流を生じさせるた
めの分圧器を使用したMTJセルの平面図である。
【図5】本発明にしたがって形成されたMTJセルの断
面図である。
【図6】本発明にしたがって形成されたMRAMアレイ
を部分的に示す略図である。
【図7】本発明のMRAMセルの書き込み導体を終端せ
るために使用されるトランジスタ回路を示す図である。
【図8】本発明にしたがって形成されたMRAM装置の
代替態様を示すブロック図である。
【図9】図8のMRAM中のMTJセルに対応する読み
取り回路の例を示す略図である。
【図10】図8に示すMRAM実施態様に関して論理状
態「1」の書き込みサイクルを示すタイミング図であ
る。
【図11】図8に示すMRAM実施態様に関して論理状
態「0」の書き込みサイクルを示すタイミング図であ
る。
【図12】本発明にしたがってMTJセルで形成された
論理積ゲートの略図である。
【図13】本発明にしたがってMTJセルで形成された
論理和ゲートの略図である。
【図14】本発明にしたがってMTJセルで形成された
排他的論理和ゲートの略図である。
【図15】本発明にしたがってMTJセルで形成された
磁気ランダム・メモリ論理装置の略図である。
【符号の説明】
200 MTJ素子 206、208 導体セグメント 302、304 強磁性層 306、308、310 絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラジヴィ・ヴイ・ジョシ アメリカ合衆国10598 ニューヨーク州、 ヨークタウン・ハイツ、 パインブロ ック・コート 1418 (56)参考文献 特開 昭57−71171(JP,A) 特開 昭63−164261(JP,A) 特開 平9−320257(JP,A) 米国特許5640343(US,A) 米国特許6034887(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/105 G11C 11/15 H01L 43/08 JICSTファイル(JOIS)

Claims (35)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の強磁性層と、 第二の強磁性層と、 前記第一および第二の強磁性層の間に介挿された絶縁層
    と、 第一の方向に並べられ、前記第一の強磁性層に絶縁層を
    介して接続する第一の導体セグメントと、前記第一の方
    向に対して実質的に直交する第二の方向に並べられ、前
    記第二の強磁性層に絶縁層を介して接続する第二の導体
    セグメントとを含む導体と、 前記第一および第二の導体セグメントを終端させ、前記
    導体への印加電位に応じて、双方向電流を前記導体中に
    生じさせる回路構造と、 を含むことを特徴とする磁気トンネル接合セル。
  2. 【請求項2】 前記第一および第二の強磁性層が半金属
    強磁性材料で形成されている請求項1記載の磁気トンネ
    ル接合セル。
  3. 【請求項3】 前記回路構造が容量性素子である請求項
    2記載の磁気トンネル接合セル。
  4. 【請求項4】 前記回路構造が分圧回路であり、前記
    加電位が3つの電位からなる請求項2記載の磁気トンネ
    ル接合セル。
  5. 【請求項5】 前記回路構造が、 正電位に結合された第一のトランジスタと、 前記第一のトランジスタおよび回路大地電位に結合され
    た第二のトランジスタとを含み、前記第一および第二の
    トランジスタが、共通の信号によって制御される相補形
    装置であり、前記信号が第一の状態にあるとき、電流が
    前記正電位から前記第一のトランジスタを介して前記
    一の導体セグメント流れ込み、前記信号が第二の状態
    にあるとき、電流が前記第一の導体セグメントから前記
    第二のトランジスタを介して前記回路大地電位流れる
    請求項2記載の磁気トンネル接合セル。
  6. 【請求項6】 前記半金属強磁性材料が、CrO2、F
    34、La1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素で
    ある)の形態をとる水マンガン鉱およびX2MnY(X
    は、Co、Ni、CuおよびPdのいずれかであり、Y
    は、Al、Sn、InおよびSbのいずれかである)の
    形態のホイスラー合金を含む群より選択される請求項2
    記載の磁気トンネル接合セル。
  7. 【請求項7】 実質的に直交する方向に延びて複数の交
    差点を形成する複数のビット線および複数のワード線を
    有する磁気ランダム・アクセス・メモリ装置であって、 前記複数の交差点に対応する複数の磁気トンネル接合セ
    ルを含み、 前記セルが、 第一の強磁性層と、 第二の強磁性層と、 前記第一および第二の強磁性層の間に介挿された絶縁層
    と、 第一の方向に並べられ、前記第一の強磁性層に絶縁層を
    介して接続する第一の導体セグメントと、前記第一の方
    向に対して実質的に直交する第二の方向に並べられ、前
    記第二の強磁性層に絶縁層を介して接続する第二の導体
    セグメントとを含む導体と、 前記第一および第二の導体セグメントを終端させ、前記
    導体への印加電位に応じて、双方向電流を前記導体中に
    生じさせる回路構造と、 前記導体を対応するビット線に接続する第一のトランジ
    スタと、前記第一の強磁性層に接続する 第二のトランジスタと、 前記第二の強磁性層と、対応する出力ビット線との間に
    介挿された感度増幅器と、 を含むことを特徴とする磁気メモリ装置。
  8. 【請求項8】 前記第一および第二の強磁性層が半金属
    強磁性材料で形成されている請求項7記載の磁気メモリ
    装置。
  9. 【請求項9】 前記半金属強磁性材料が、CrO2、F
    34、La1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素で
    ある)の形態をとる水マンガン鉱およびX2MnY(X
    は、Co、Ni、CuおよびPdのいずれかであり、Y
    は、Al、Sn、InおよびSbのいずれかである)の
    形態のホイスラー合金を含む群より選択される請求項8
    記載の磁気メモリ装置。
  10. 【請求項10】 前記回路構造が容量性素子である請求
    項8記載の磁気メモリ装置。
  11. 【請求項11】 前記回路構造が分圧回路であり、前記
    印加電位が3つの電位からなる請求項8記載の磁気メモ
    リ装置。
  12. 【請求項12】 前記回路構造が、 正電位に結合された第一のトランジスタと、 前記第一のトランジスタおよび回路大地電位に結合され
    た第二のトランジスタとを含み、前記第一および第二の
    トランジスタが、共通の信号によって制御される相補形
    装置であり、前記信号が第一の状態にあるとき、電流が
    前記正電位から前記第一のトランジスタを介して前記
    一の導体セグメント流れ込み、前記信号が第二の状態
    にあるとき、電流が前記第一の導体セグメントから前記
    第二のトランジスタを介して前記回路大地電位流れる
    請求項8記載の磁気メモリ装置。
  13. 【請求項13】 互いに対して実質的に並行であり、第
    一の平面上に位置する複数の3値状態ビット線と、 互いに対して実質的に並行であり、第二の平面上に位置
    し、前記ビット線に対して実質的に直交する方向に延び
    て複数の交差点を形成する複数の3値状態ワード線と、 前記ワード線および前記ビット線それぞれを終端させ、
    データの書き込み信号に応答して双方向電流を生じさせ
    る複数の回路構造と、 前記複数の交差点に対応し、前記第一の平面と前記第二
    の平面との間に介挿された複数の磁気トンネル接合セル
    であって、 第一の強磁性層と、 第二の強磁性層と、 前記第一および第二の強磁性層の間に介挿された絶縁層
    と、 を含むセルと、 読み取りサイクル中に前記セルを対応するビット線に接
    するための手段と、 を含み、前記データ書き込み信号に応じて、電流を前記
    対応するビット線およびワード線に通すことによって、
    および前記双方向電流を当該セルに流すことによって、
    前記セルへのデータ書込みがおこなわれ、前記セルの書
    込みデータが、前記接続手段を動作可能にして前記セル
    から読み取り信号を検出することによって読み取られる
    ことを特徴とする磁気ランダム・アクセス・メモリ装
    置。
  14. 【請求項14】前記第一および第二の強磁性層が半金属
    強磁性材料で形成されている請求項13記載の磁気メモ
    リ装置。
  15. 【請求項15】 前記半金属強磁性材料が、CrO2
    Fe34、La1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素
    である)の形態をとる水マンガン鉱およびX2MnY
    (Xは、Co、Ni、CuおよびPdのいずれかであ
    り、Yは、Al、Sn、InおよびSbのいずれかであ
    る)の形態のホイスラー合金を含む群より選択される請
    求項14記載の磁気メモリ装置。
  16. 【請求項16】 前記回路構造が容量性素子である請求
    項14記載の磁気メモリ装置。
  17. 【請求項17】 前記回路構造が分圧回路である請求項
    14記載の磁気メモリ装置。
  18. 【請求項18】 前記回路構造が、正電位に結合された
    第一のトランジスタと、 前記第一のトランジスタおよび回路大地電位に結合され
    た第二のトランジスタとを含み、前記第一および第二の
    トランジスタが、共通の信号によって制御される相補形
    装置であり、前記信号が第一の状態にあるとき、電流が
    前記正電位から前記第一のトランジスタを介して前記
    一の導体セグメント流れ込み、前記信号が第二の状態
    にあるとき、電流が前記第一の導体セグメントから前記
    第二のトランジスタを介して前記回路大地電位流れる
    請求項14記載の磁気メモリ装置。
  19. 【請求項19】 コンピュータ・プロセッサが形成され
    ている第一の基板と、 磁気ランダム・アクセス・メモリが形成されている第二
    の基板と、 を含み、前記第一の基板と前記第二の基板とがフリップ
    チップ集積技術によって結合され、それにより、前記コ
    ンピュータ・プロセッサが前記磁気ランダム・アクセス
    ・メモリに機能的に結合されていることを特徴とする不
    揮発性磁気メモリを有するコンピュータ集積回路であっ
    て、 前記磁気ランダム・アクセス・メモリが、実質的に直交
    する方向に延びて複数の交差点を形成する複数のビット
    線および複数のワード線を含み、前記磁気メモリが、 前記複数の交差点に対応する複数の磁気トンネル接合セ
    ルを含み、 前記セルが、 第一の強磁性層と、 第二の強磁性層と、 前記第一および第二の強磁性層の間に介挿された絶縁層
    と、 第一の方向に並べられ、前記第一の強磁性層に絶縁層を
    介して接続する第一の導体セグメントと、前記第一の方
    向に対して実質的に直交する第二の方向に並べられ、前
    記第二の強磁性層に絶縁層を介して接続する第二の導体
    セグメントとを含む導体と、 前記第一および第二の導体セグメントを終端させ、前記
    導体への印加電位に応じて、双方向電流を前記導体中に
    生じさせる回路構造と、 前記導体を対応するビット線に接続する第一のトランジ
    スタと、前記第一の強磁性層に接続する 第二のトランジスタと、 前記第二の強磁性層と、対応する出力ビット線との間に
    介挿された感度増幅器と、 を含むコンピュータ集積回路。
  20. 【請求項20】 前記第一および第二の強磁性層が半金
    属強磁性材料で形成されている請求項19記載のコンピ
    ュータ集積回路。
  21. 【請求項21】 前記半金属強磁性材料が、CrO2
    Fe34、La1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素
    である)の形態をとる水マンガン鉱およびX2MnY
    (Xは、Co、Ni、CuおよびPdのいずれかであ
    り、Yは、Al、Sn、InおよびSbのいずれかであ
    る)の形態のホイスラー合金を含む群より選択される請
    求項20記載のコンピュータ集積回路。
  22. 【請求項22】 前記回路構造が容量性素子である請求
    20記載のコンピュータ集積回路。
  23. 【請求項23】 前記回路構造が分圧回路であり、前記
    印加電位が3つの電位からなる請求項20記載のコンピ
    ュータ集積回路。
  24. 【請求項24】 コンピュータ・プロセッサが形成され
    ている第一の基板と、 磁気ランダム・アクセス・メモリが形成されている第二
    の基板と、 を含み、前記第一の基板と前記第二の基板とがフリップ
    チップ集積技術によって結合され、それにより、前記コ
    ンピュータ・プロセッサが前記磁気ランダム・アクセス
    ・メモリに機能的に結合されていることを特徴とする不
    揮発性磁気メモリを有するコンピュータ集積回路であっ
    て、 前記磁気ランダム・アクセス・メモリが、 互いに対して実質的に並行であり、第一の平面上に位置
    する複数の3値状態ビット線と、 互いに対して実質的に並行であり、第二の平面上に位置
    し、前記ビット線に対して実質的に直交する方向に延び
    て複数の交差点を形成する複数の3値状態ワード線と、 前記ワード線および前記ビット線それぞれを終端させ、
    データの書き込み信号に応答して双方向電流を生じさせ
    る複数の回路構造と、 前記複数の交差点に対応し、前記第一の平面と前記第二
    の平面との間に介挿された複数の磁気トンネル接合セル
    であって、 第一の強磁性層と、 第二の強磁性層と、 前記第一および第二の強磁性層の間に介挿された絶縁層
    と、 を含むセルと、 読み取りサイクル中に前記セルを対応するビット線に接
    するための手段と、 を含み、前記データ書き込み信号に応じて、電流を前記
    対応するビット線およびワード線に通すことによって、
    および前記双方向電流を当該セルに流すことによって、
    前記セルへのデータ書込みがおこなわれ、前記セルの書
    込みデータが、前記接続手段を動作可能にして前記セル
    から読み取り信号を検出することによって読み取られる
    ことを特徴とするコンピュータ集積回路。
  25. 【請求項25】 前記第一および第二の強磁性層が半金
    属強磁性材料で形成されている請求項24記載のコンピ
    ュータ集積回路。
  26. 【請求項26】 前記半金属強磁性材料が、CrO2
    Fe34、La1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素
    である)の形態をとる水マンガン鉱およびX2MnY
    (Xは、Co、Ni、CuおよびPdのいずれかであ
    り、Yは、Al、Sn、InおよびSbのいずれかであ
    る)の形態のホイスラー合金を含む群より選択される請
    求項25記載のコンピュータ集積回路。
  27. 【請求項27】 前記回路構造が容量性素子である請求
    24記載のコンピュータ集積回路。
  28. 【請求項28】 前記回路構造が分圧回路である請求項
    24記載のコンピュータ集積回路。
  29. 【請求項29】 前記回路構造が、正電位に結合された
    第一のトランジスタと、 前記第一のトランジスタおよび回路大地電位に結合され
    た第二のトランジスタとを含み、前記第一および第二の
    トランジスタが、共通の信号によって制御される相補形
    装置であり、前記信号が第一の状態にあるとき、電流が
    前記正電位から前記第一のトランジスタを介して前記
    一の導体セグメント流れ込み、前記信号が第二の状態
    にあるとき、電流が前記第一の導体セグメントから前記
    第二のトランジスタを介して前記回路大地電位流れる
    請求項24記載のコンピュータ集積回路。
  30. 【請求項30】 実質的に直交する方向に延びて複数の
    交差点を形成する複数のビット線および複数のワード線
    を有する磁気ランダム・アクセス・メモリ論理アレイで
    あって、 前記複数の交差点に対応する複数の磁気トンネル接合セ
    ルを含み、 前記セルが、 第一の強磁性層と、 第二の強磁性層と、 前記第一および第二の強磁性層の間に介挿された絶縁層
    と、 第一の方向に並べられ、前記第一の強磁性層に絶縁層を
    介して接続する第一の導体セグメントと、前記第一の方
    向に対して実質的に直交する第二の方向に並べられ、前
    記第二の強磁性層に絶縁層を介して接続する第二の導体
    セグメントとを含む導体と、 前記第一および第二の導
    体セグメントを終端させ、前記導体への印加電位に応じ
    て、双方向電流を前記導体中に生じさせて、対応するセ
    ルを低抵抗状態および高抵抗状態のいずれかにセットす
    る回路構造と、を含み、 前記複数の磁気トンネル接合セルの少なくとも一部が相
    互接続されて組み合わせ論理機能を実現し、前記アレイ
    が、セルの前記少なくとも一部の状態および前記組み合
    わせ論理機能に関連する少なくとも一つの出力信号を有
    することを特徴とする磁気ランダム・アクセス・メモリ
    論理アレイ。
  31. 【請求項31】 前記第一および第二の強磁性層が半金
    属強磁性材料で形成されている請求項30記載の磁気ラ
    ンダム・アクセス・メモリ論理アレイ。
  32. 【請求項32】 前記半金属強磁性材料が、CrO2
    Fe34、La1-xxMnO3(Dはアルカリ土類元素
    である)の形態をとる水マンガン鉱およびX2MnY
    (Xは、Co、Ni、CuおよびPdのいずれかであ
    り、Yは、Al、Sn、InおよびSbのいずれかであ
    る)の形態のホイスラー合金を含む群より選択される請
    求項31記載の磁気ランダム・アクセス・メモリ論理ア
    レイ。
  33. 【請求項33】 前記回路構造が容量性素子である請求
    31記載の磁気ランダム・アクセス・メモリ論理アレ
    イ。
  34. 【請求項34】 前記回路構造が分圧回路であり、前記
    印加電位が3つの電位からなる請求項31記載の磁気ラ
    ンダム・アクセス・メモリ論理アレイ。
  35. 【請求項35】 前記回路構造が、 正電位に結合された第一のトランジスタと、 前記第一のトランジスタおよび回路大地電位に結合され
    た第二のトランジスタとを含み、前記第一および第二の
    トランジスタが、共通の信号によって制御される相補形
    装置であり、前記信号が第一の状態にあるとき、電流が
    前記正電位から前記第一のトランジスタを介して前記
    一の導体セグメント流れ込み、前記信号が第二の状態
    にあるとき、電流が前記第一の導体セグメントから前記
    第二のトランジスタを介して前記回路大地電位流れる
    請求項31記載の磁気ランダム・アクセス・メモリ論理
    アレイ。
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