JP3530754B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP3530754B2 JP32130698A JP32130698A JP3530754B2 JP 3530754 B2 JP3530754 B2 JP 3530754B2 JP 32130698 A JP32130698 A JP 32130698A JP 32130698 A JP32130698 A JP 32130698A JP 3530754 B2 JP3530754 B2 JP 3530754B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/36Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
    • B41J11/42Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering

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  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクチュエータとしてス
テッピングモータを有する記録装置に関し、特にソフト
パワーオフ時に消費電力を抑えるスリープモードを搭載
した記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の消費電力の低減の要求が高まるな
か、ソフトパワーオフの状態では不必要な回路は作動さ
せず、更にCPUクロックも低下させて消費電力を抑え
るスリープモードを搭載する機械が作られている。な
お、ソフトパワーオフとは言うもののユーザに知らせる
パイロットランプのみ消灯し、消費電力はほとんど変わ
らない状態で待機する機械も存在したがこれはスリープ
モードに入っているとは言えない。
【0003】アクチュエータとしてステッピングモータ
を使用する記録装置において、ハードパワーオンからの
起動やスリープモードからの起動に関わらず、モータの
機械相(角)(ロータ位置)がどの相にあるか分からな
いため、モータの電気相(角)(励磁相)と機械相を等
しくするために自起動領域内の低周波数で少なくとも電
気相で1周以上のパルスを入力し相合わせを行ってい
た。
【0004】起動時の電気相と機械相の状態を図10に
示す。同図において、説明のため、2相励磁駆動、停止
位置はディテントを考慮せず2相の位置に止まると仮定
する。矢印が電気相(励磁相)、▽印が機械相を表す。
図10−1は電気相と機械相が等しいため、起動時に位
置ずれを起さずスムーズに立ち上がるが、図10−2、
10−4は電気相と機械相の位相が90度ずれているた
め起動時にこの位相差分だけ位置ずれ生じ、さらにスル
ーアップが急峻すぎる場合には最悪脱調する場合もあ
る。図10−3は位相差が180度となり、位置ずれは
もちろんのこと脱調する可能性が高い。脱調という最悪
の事態を避けるため、上で述べたようにトルクの十分あ
る自起動領域内の低周波数で少なくとも電気相で1周以
上のパルスを入力し電気相と機械相が等しくする相合わ
せを実行していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、実際にステップモータの電気相と機械相が異
なる場合には狙った効果が得られているが、図10−1
の状態(電気相と機械相が等しい状態)からの起動時に
も相合わせを行うため、トルクの十分ある自起動領域内
の低周波数を数パルス入力することで騒音や微振動が発
生し不快なものであった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するため、ス
テッピングモータと、前記ステッピングモータを駆動す
るためのモータドライバと、ソフトパワーオフ時に前記
ステッピングモータの最終励磁相を記憶する記憶手段
と、ソフトパワーオフ時の異常の有無を記憶する終了ス
テイタスと、を備える記録装置であって、ソフトパワー
オフ状態から再起動する際に、前記終了ステイタスが正
常であれば前記ステッピングモータの相合わせを行わ
ず、前記終了ステイタスが異常であれば前記ステッピン
グモータの相合わせを行うことを特徴とする。
【0007】
【実施例】(実施例1)本実施例ではインクタンク付き
記録ヘッドを搭載したシリアル式インクジェットプリン
タを例として述べる。図1は本発明のメカ構成を表すシ
リアル式インクジェットプリンタの概略図である。同図
において、101はインクタンクを有する記録ヘッド兼
キャリッジである。キャリッジ101に固定された軸受
101−aには潤滑油が含浸され、更に主走査方向に摺
動可能な状態でガイド軸102が挿入されており、ガイ
ド軸102の両端はシャーシ103に固定されている。
このキャリッジ101に係合したキャリッジ駆動伝達手
段であるベルト104を介して、キャリッジ駆動モータ
(以下CRモータと呼ぶ)105の駆動が伝達され、キ
ャリッジ101が主走査方向に移動可能である。ここで
ベルト104を介してCRモータ105と反対側にはア
イドルプーリ106が設けてある。
【0008】印字待機中において印字媒体111は、給
紙手段110にスタックされており、印字開始時には、
ピックアップ手段(不図示)により印字媒体111が給
紙され、その後、搬送ローラ107によりキャリッジ1
01の往復運動と同期して随時適切な送り量だけ副走査
方向に搬送され、印字が行われる。搬送ローラ107は
圧入された搬送駆動ギア108を介して搬送モータ(以
下LFモータと呼ぶ)109の駆動力により回転運動す
る。印字媒体は印字終了後、搬送ローラ107と不図示
の排紙手段により排紙される。
【0009】ここで、上記のキャリッジモータ105、
LFモータ109、ピックアップ手段(不図示)、そし
てキャリッジ101内の記録ヘッドの駆動はコントロー
ラ112によって制御される。
【0010】図2にコントローラ112のブロック図を
示す。213は記録装置を稼働させるための電源、20
1は中央処理演算回路であるCPU、202はゲートア
レイであり、インターフェースから入力した画像データ
をDRAM210内で展開、処理し、CRモータ105
とLFモータドライバ208を介して駆動し、ヘッドド
ライバ206を介してヘッド209を制御して印字を行
う。ROM211にはプリンタを制御するプログラムが
格納されており、CPU201、ゲートアレイ202は
このプログラムの指示のもと動作を行う。212はハー
ドパワーオフの状態でも書き込んだ情報を保持するEE
−PROMであり、累積印字枚数などのプリンタのステ
イタス情報が格納されている。204はCPU201の
内部に設けられたSRAMであり、この中にはCRモー
タ105とLFモータの相データであるCR相データ2
04、LF相データ205、そしてプリンタがソフトパ
ワーオフされた時に正常終了したのかエラー終了したの
かの情報を示す終了ステイタス213が格納されてい
る。このSRAMは必ずしもCPU内部に存在する必要
はなく、スリープモードでも記憶を保持できるメモリで
あれば良い。
【0011】本プリンタは消費電力を低減するため、ユ
ーザーがソフトパワーオフした場合にスリープモードに
入り(連続不使用時間等をタイマーカウントし、自動的
にスリープモードに入ってもかまわない)、ロジック信
号のみをイネイブルとし、ヘッド209、CRモータ1
05、LFモータ109への電力供給をカットし、更に
クロックダウンを行っている。このスリープモード状態
ではCPU201内部に搭載したSRAM203以外の
RAM情報はすべて消去される。ソフトパワーオフ時に
CRモータ105とLFモータ109を停止させた励磁
相の情報がそれぞれCR相データ204、LF相データ
205に、ソフトパワーオフ時のエラーの有無が終了ス
テイタス213に書き込まれる。
【0012】次に、スリープモードからの復帰の手順を
図3のフローに沿って説明する。ユーザがパワーオンキ
ー(不図示)を押すことで本復帰シーケンスが起動す
る。手順S301でスリープ状態に終了ステイタス21
3を確認する。正常終了した場合(手順S302)、ソ
フトパワーオフ時にSRAM203に書き込んだCR相
データ204とLF相データ205を読み込む(手順S
303)。起動開始励磁相データ領域に、読み込んだC
R相データ204とLF相データ205をセットし(手
順S304)、各々のモータを起動する(手順S30
5)。ユーザはハードパワーオフしておらず、エラー終
了もしていないことからモータのロータはスリープ状態
でソフトパワーオフ時の状態から変化する確率は0に近
い。そのため、電気相と機械相が等しい状態で(図10
−1の状態)ソフトパワーオフされ、ソフトパワーオン
時も両者が等しい状態からモータが起動されるため、相
合わせが必要なくトルクの大きな低周波数領域駆動を少
なく出来るため、騒音や振動の少ない起動が可能とな
る。
【0013】手順S302でエラー終了と判断された場
合にはモータの脱調にためエラーが発生したことも十分
考えられるため、それぞれのモータの機械相が記憶され
たモータ相データと異なる可能性が高い。そこで機械相
と電気相を合わせるためモータ相合わせを行う(手順S
306)。なお、モータの脱調無しにエラーが発生した
可能性も十分あるため、起動時の位置ずれにより発生す
る騒音や振動を極力避けるためにこの相合わせの起動励
磁相もSRAM203に格納された相データから開始す
るのが好ましい。
【0014】以上述べたようにソフトパワーオフ時に記
憶したモータ相から立ち上げることで、静かで振動の少
ない起動が可能となる。
【0015】本実施例ではソフトパワーオフ時の相デー
タをSRAM201に格納しているため、ハードパワー
オフ時にはデータが消去される。ハードパワーオフ時に
は移動、もしくは輸送が主に考えられるためモータ相は
ずれると予想され、モータ相合わせを必要とするという
考えから相データは不要であると判断したためである
が、相データをハードパワーオフ時にも保持される不揮
発性のEE−PROM212に格納してもよい。
【0016】また、対象となるモータはステッピングモ
ータであれば同様に対応可能で、不図示の印字媒体給紙
手段、ヘッドメンテナンス機構駆動手段などに適用して
もよい。
【0017】(実施例2)図4は本発明の実施例2のメ
カ構成を表すシリアル式インクジェットプリンタの概略
図であり、ここで用いる符号で実施例1と同一のものは
特に記載のない場合、同じ要素同じ構成同じ働きをする
ものとする。
【0018】同図において、401はキャリッジ101
に搭載されたCRセンサ(フォトセンサ)でCRへの遮
蔽板402を遮るかどうかでキャリッジ101の位置を
判断する。このCR遮蔽板402はホームポジション側
(スリープモードでキャリッジが待機している側)に設
けられ、スリープ状態ではCRセンサ401は遮られて
いる(OFF状態)。スリープ状態から復帰して規定さ
れたパルス数だけ(図中右方向に)移動するCRセンサ
401は透過する(ON状態)。
【0019】403は搬送ローラの回転位相を検知する
ためのLFセンサ(フォトセンサ)で、搬送ローラ10
7に圧入されたLF遮蔽板404がLFセンサを遮るこ
とで判断する。スリープ状態ではホームポジションとし
てLF遮蔽板を遮った状態で待機する(OFF状態)。
スリープ状態から復帰して規定されたパルス数だけ(L
F遮蔽板1周分)移動すると回転途中でLFセンサ40
1は透過し(ON状態)、再び遮蔽される(OFF状
態)。
【0020】図5に本実施例のコントローラ112のブ
ロック図を示す。ここで用いる符号で実施例1と同一の
ものは特に記載のない場合、同じ要素同じ構成同じ働き
をするものとする。図4のCRセンサ401とLFセン
サ403の状態をCPU201がモニタしている。
【0021】実施例1と同様にスリープモードに入る
時、即ち、ソフトパワーオフ時にCRモータ105とL
Fモータ109を停止させた励磁相の情報がそれぞれC
R相データ204、LF相データ205に書き込まれ
る。
【0022】スリープ状態から復帰の手順を図6のフロ
ーに沿って説明する。本シーケンスが起動するとまず、
ソフトパワーオフ時に書き込んだCR相データ204、
LF相データ205を読み込む(手順S601)。起動
開始励磁相データ領域に、読み込んだCR相データ20
4、LF相データ205をセットし(手順S602)、
各々のモータを起動する。CRモータ105をちょうど
CR遮蔽板402からCRセンサ401が解除されると
ころまで駆動し、LFモータ109をLF遮蔽板404
の1周分だけ駆動する(もちろんLF遮蔽領域を規定し
て1周より小さな送りで判断可能な構成としても構わな
い)。駆動途中にCRセンサ401としLFセンサ40
3の出力をモニタし、各々のモータが脱調すること無く
駆動されているかをチェックする(CRセンサ401が
規定のタイミングでCR遮蔽板を抜けたか、LFセンサ
403がLF遮蔽板に対応した出力を出しているか)
(手順S603)。この駆動チェックに異常がない場合
(手順S604)にはモータ起動を終了する。異常と判
断された場合(手順S604)、脱調していると見なし
モータ相合わせを実行する(手順S606)。
【0023】本実施例によって、モータ機械相と電気相
が一致している場合だけでなく(図10−1の状態)初
期の位置ずれ回復はあるものの脱調しない場合(例えば
図10−2、4のような状態)においても相合わせを行
わずに静かに起動が可能である(初期位置ずれ回復時に
は多少の騒音が出るが、相合わせ時よりも静かであ
る)。更に、脱調したかどうか確認を入れ(手順S60
4)、フォローされるため(手順S606)、起動時に
脱調してエラー終了することもない。
【0024】また、本実施例においても相データをSR
AM201ではなくEE−PROM212に格納しても
よい。
【0025】また、対象となるモータはステッピングモ
ータであれば同様に対応可能で、ふ図示の印字媒体給紙
手段、ヘッドメンテナンス機構駆動手段などに適用して
もよい。
【0026】(実施例3)図7は本発明の実施例3のメ
カ構成を表すシリアル式インクジェットプリンタの概略
図であり、ここで用いる符号で実施例1と同一のものは
特に記載のない場合、同じ要素同じ構成同じ働きをする
ものとする。
【0027】同図において、702の光学式リニアエン
コーダスケールをキャリッジ101に記載されたCRエ
ンコーダセンサ701で読み取り、CRモータ105に
回転量に相当するキャリッジ101の位置をモニタす
る。704の光学式ロータリーエンコーダスケールをL
Fエンコーダセンサ703で読み取り、LFモータ10
9の回転量に相当する搬送ローラ107の回転量をモニ
タする。
【0028】図8に本実施例のコントローラ112のブ
ロック図を示す。ここで用いる符号で実施例1と同一の
ものは特に記載のない場合、同じ要素同じ構成同じ働き
をするものとする。
【0029】図7のCRエンコーダセンサ701とLF
エンコーダセンサ703の状態をCPU201がモニタ
することによりキャリッジ位置と搬送ローラ回転量が把
握される。CR位置データ801、LF位置データ80
2はそれぞれCRエンコーダセンサ701とLFエンコ
ーダセンサ703から得られたキャリッジ位置と搬送ロ
ーラ回転量のデータであり、SRAM203に格納され
ている。
【0030】実施例1と同様にスリープモードに入る時
すなわちソフトパワーオフ時にCRモータ105とLF
モータ109を停止させた励磁相の情報がそれぞれCR
相データ204、LF相データ205に書き込まれる。
これに加えスリープ状態の間CRエンコーダセンサ70
1とLFエンコーダセンサ703の状態をモニタし続
け、キャリッジ101と搬送ローラの位置(回転量)を
CR位置データ801、LF位置データ802に書き込
み続けている。
【0031】スリープ状態からの復帰野手順を図9のフ
ローに沿って説明する。まず、スリープ状態において、
上述のようにCRエンコーダセンサ701とLFエンコ
ーダセンサ703のパルスをカウントし、CR位置デー
タ801、LF位置データ802をSRAM203に書
き込み続ける(手順S901)。ソフトパワーオンのト
リガがかかると(手順S902)、その時のCR位置デ
ータ801、LF位置データ802をそれぞれCRモー
タ105とLFモータ109の励磁相データに変換し、
その時のモータのロータの位置(機械相)に合致したC
R相データ204、LF相データ205をSRAM20
3に書き込む(手順S903)。このデータを起動開始
励磁相のデー他領域にセットし(手順S602)、各々
のモータを起動する。
【0032】以上の手順により常にキャリッジ101と
搬送ローラ107の位置(回転)をモニタし、モータ起
動時にはその位置(回転量)に対応した励磁相から励磁
を行うため、たとえスリープ状態にキャリッジ101や
搬送ローラ107が移動(回動)したとしても、起動初
期の位置ずれや脱調は発生せず(図10−1の状態)、
常に静かなモータ起動が可能となる。
【0033】キャリッジ101の位置検知用にリニアエ
ンコーダを用いたが、直接CRモータ105にロータリ
ーエンコーダを取り付け、モータ相を直にモニタしても
かまわないし、同様にLFモータにロータリーエンコー
ダを取り付けてもかまわない。
【0034】また、本実施例においても相データをSR
AM201ではなくEE−PROM212に格納しても
よい。
【0035】また、対象となるモータはステッピングモ
ータであれば同様に対応可能で、不図示の印字媒体給紙
手段、ヘッドメンテナンス機構駆動手段などに適用して
もよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり、アクチュエータと
してステッピングモータを有する記録装置において、記
録装置がソフトパワーオフされたスリープモードの状態
で、モータ停止時の相データを保持し、モータ起動時に
この記憶してある相から立ち上げることで、相合わせ時
に発生する位置ずれや過大トルクによる振動や騒音を回
避できる。また、モータ相がずれている可能性がある場
合においてのみ適宜相合わせを行う事により、上記振動
や騒音の発生確率を低減できると共に、安定したモータ
起動を行う事ができる。更に、エンコーダなどの位置検
知手段を併用し、スリープ状態でモータ回転量を直接も
しくは間接的にモニタすることで、相合わせを必要とし
ないモータ起動も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1の記録装置の特徴を
最も良く表す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施例1に係るコントローラ
の回路ブロック図である。
【図3】図3は、本発明の実施例1に係る動作手順を示
すフローチャートである。
【図4】図4は、本発明の実施例1の記録装置の特徴を
最も良く表す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の実施例2に係るコントローラ
の回路ブロック図である。
【図6】図6は、本発明の実施例2に係る動作手順を示
すフローチャートである。
【図7】図7は、本発明の実施例3の記録装置の特徴を
最も良く表す斜視図である。
【図8】図8は、本発明の実施例3に係るコントローラ
の回路ブロック図である。
【図9】図9は、本発明の実施例3に係る動作手順を示
すフローチャートである。
【図10】図10は、ステッピングモータに機械相
(角)と電気相(角)の状態を表す模式図である。
【符号の説明】
101 キャリッジ(記録ヘッド) 105 CRモータ 109 LFモータ 204 CR相データ 205 LF相データ 213 終了ステイタス 401 CRセンサ 403 LFセンサ 701 CRエンコーダセンサ 703 LFエンコーダセンサ 801 CR位置データ 802 LF位置データ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータと、 前記ステッピングモータを駆動するためのモータドライ
    バと、 ソフトパワーオフ時に前記ステッピングモータの最終励
    磁相を記憶する記憶手段と、 ソフトパワーオフ時の異常の有無を記憶する終了ステイ
    タスと、 を備え、 ソフトパワーオフ状態から再起動する際に、前記終了ス
    テイタスが正常であれば前記ステッピングモータの相合
    わせを行わず、前記終了ステイタスが異常であれば前記
    ステッピングモータの相合わせを行うことを特徴とする
    記録装置。
  2. 【請求項2】前記終了ステイタスが異常であれば前記最
    終励磁相から前記ステッピングモータの相合わせを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】記録ヘッドを搭載して往復移動するための
    キヤリッジを備え、前記ステッピングモータは前記キャ
    リッジを駆動するためのキャリッジモータであることを
    特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】印字媒体を搬送する撤送ローラを備え、前
    記ステッピングモータは前記搬送ローラを駆動するため
    のLFモータであることを特徴とする請求項1または2に記
    載の記録装置。
  5. 【請求項5】前記ステッピングモータの脱調を検出する
    センサを備えることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1項に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】ソフトパワーオン時に前記センサにより前
    記ステッピングモータの機械相を検出することを特徴と
    する請求項5に記載の記録装置。
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