JPH0766949A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0766949A
JPH0766949A JP5209396A JP20939693A JPH0766949A JP H0766949 A JPH0766949 A JP H0766949A JP 5209396 A JP5209396 A JP 5209396A JP 20939693 A JP20939693 A JP 20939693A JP H0766949 A JPH0766949 A JP H0766949A
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carriage
recording head
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Takeshi Ono
健 小野
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/327Initiating, continuing or ending a single-mode communication; Handshaking therefor
    • H04N1/32793Controlling a receiver or transmitter non-communication function in response to a communication control signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/327Initiating, continuing or ending a single-mode communication; Handshaking therefor
    • H04N1/32702Initiating, continuing or ending a single-mode communication; Handshaking therefor using digital control signals

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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動受信画像記録動作などのようにやり直しが
利かないファクシミリ装置に特有な操作モードがあるフ
ァクシミリ装置において、シリアル記録方式の記録部を
用いた正確な記録動作を可能にする。 【構成】待機状態において記録ヘッド9を待機位置に保
持し、記録動作時に記録ヘッド9を主走査方向に移動1
1させるシリアル記録部100を備えたファクシミリ装
置であって、記録ヘッド9の待機位置おける有無検出を
行う検出部12と記記録動作開始の開始信号を受け取る
受信部1と、受信部が開始信号を受け取ると検出部12
の検出結果を用いて記録ヘッド9の位置補正のための初
期化を行う制御部8とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアル記録ヘッドを
主走査方向に走査しつつ、記録シートを副走査方向に移
動しつつ記録動作を行う記録装置を、その記録部に用い
るファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、所謂シリアル記録方式の記録
部を内蔵したファクシリミ装置が種々提案されている。
このようなファクシミリ装置において、シリアル記録部
にインクジェット記録方式のヘッドを用いた場合には、
一定時間毎に記録部の清掃回復動作を行っているが、こ
の主目的はヘッドからインクが不吐状態になることを防
ぐものであった。また、この清掃回復動作の周期は、数
日に1回ときわめて長い時間間隔で行っている。
【0003】また、一定時間毎にファクシミリ装置の記
録部のヘッドを搭載したキャリッジを移動させること
で、いつでも記録部が正常動作できるようにする制御は
行っていなかった。また、指定時刻にキャリッジを移動
させるような制御も行っていなかった。
【0004】一方、シリアル記録方式の記録装置におい
て、キャリッジをステップモータで駆動する場合に、ホ
ームポジションに停止されたキャリッジを起動する際
に、負荷が最大となることが知られており、この結果、
ステップモータのトルク不足を招き、特に保持されてい
る時間が長いと、起動不能の状態になることが知られて
いる。
【0005】このように起動不能になる原因の一つとし
て長時間放置することで、ステップモータの相励磁信号
に対し、ステップモータ内のステータに対するロータの
位置が停止時の励磁相からズレてしまうことがあげられ
る。通常、長時間に渡り、ステップモータを停止すると
きは安全性を考慮して励磁信号をオフにするが、ステッ
ピングモータは基本的には次の励磁信号が印加されるま
ではその最後の励磁相を保って停止する。ただし、この
励磁信号がオフの状態が長時間続くと、何らかの原因で
モータの相がズレてしまい、次の動かし始めの励磁信号
と合わなくなり、ステップモータの脱調を招く場合があ
る。
【0006】また、純機械的な理由として、キャリッジ
を搬送案内するガイドシャフトや、キャリッジとガイド
シャフトの接触部において微妙な歪みや、バリ等が有る
場合に、長時間放置されることによりキャリッジが最も
納まりの良い位置に停止してしまうことから、より大き
なトルクが必要となる場合が考えられる。
【0007】さらにまた、キャリッジに搭載される記録
ヘッドがインクを吐出させるインクジェットヘッドであ
る場合には、キャリッジの待機位置でキャッピング等の
動作が必要となるが、この場合には、長時間放置による
インクの乾燥・固着や、インク蒸発による負圧の増加に
より、キャップを外すための負荷や、キャリッジ移動の
負荷が大きくなることも考えられる。
【0008】また、キャリッジがホームポジションに長
時間停止していることにより、その装置の置かれている
環境や、環境変化の影響も大きくなる。例えば、温度や
湿度の影響で、メカの変形量や、インクの乾燥・蒸発量
が変わったり、キャリッジ移動部のグリスの乾燥や、水
滴の付着等による負荷の増大等の影響が増大することが
あり、特に無人運転されることが多いファクシリミ装置
においては、問題が顕在化して、シリアル記録装置乃至
シリアルインクジェット記録装置を用いるには問題であ
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】即ち、上記の原因によ
る負荷の増大等により、長時間停止後のプリント動作開
始時に、トルク不足によるキャリッジ搬送のステップモ
ータなどに脱調を引き起す結果、記録位置がズレたり、
記録不可能になる事態発生がある。
【0010】このように記録不可や記録画像不良は、プ
リンタ動作やコピー動作のようにオペレータが近くにお
り、簡単にやり直しができる場合には記録紙の無駄使い
程度ですむことになるが、ファクシミリ装置の自動受信
画像記録のように、やり直しが利かない場合は大きな問
題となる。
【0011】また、従来のプリンタ装置においては、電
源立ち上げ時にキャリッジイニシャル動作を実行し、ホ
ームポジションエラーがある場合にはこの旨を警告表示
し、オペレータにこのエラーの解除操作を指示している
機種もあるが、ファクシミリ装置の記録部として用いら
れている場合には、ファクシミリ装置の電源は常にオン
(スタンバイ)状態であり、オペレータが側にいない状
態で記録開始する場合が多いため、このようなエラー表
示も意味がなくなってしまう。
【0012】さらにまた、シリアル記録方式のプリンタ
装置においては、使用する毎に電源の投入があるので、
この電源投入の度に微妙なキャリッジのズレが矯正され
ることになるが、ファクシミリ装置は上述のように、常
に電源オンのスタンバイ状態で使用するのでキャリッジ
の微妙なズレの矯正ができず、このズレが無視できなく
なる程蓄積するという欠点がある。
【0013】したがって、本発明は上述した各問題点に
鑑みてなされたものであり、自動受信画像記録動作など
のようにやり直しが利かないファクシミリ装置に特有な
操作モードがあるファクシミリ装置において、シリアル
記録方式の記録部を用いた場合において記録動作を正確
確実に行うことを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記の課題を解決し、目的を達成するために、
本発明のファクシミリ装置によれば、キャリッジ位置を
検知するホームポジションセンサを持ち、そのファクシ
ミリ装置が記録開始の信号を受けると同時に、ヘッドま
たはヘッドを載せたキャリッジを移動させる動作を行う
ことにより、キャリッジの起動不能を防ぐとともに正確
な記録開始位置を保証するように働く。
【0015】
【実施例】以下に本発明の好適な実施例につき、添付図
面を参照して述べる。
【0016】先ず、図1は実施例のファクシミリ装置の
ブロック図である。本図において、図中の破線で囲って
示した部分がシリアル記録装置100を構成する部分で
あり、このシリアル記録装置100は装置全体の動作を
制御するCPU等で構成される主制御部1に対して記録
制御部8を介して接続されている。また、主制御部1に
は、ROM/RAM及び入力画像メモリ2と、LCD/
LED等から構成される表示部と、キースイッチ等の入
力手段を有する操作・表示部3が接続されている。
【0017】この主制御部1には、さらに、CCD,C
S等のデバイスを用いた読み取り部と、原稿搬送手段を
制御する読み取り制御部4とが接続されており、本装置
の送信動作時や、コピー動作時はこの読み取り制御部で
読み取った画像データを蓄積する入力画像メモリ2に蓄
積するように構成されている。また、主制御部1にはモ
デム等で構成される通信制御部5であってNCU6に接
続される制御部が接続されており、NCU6が回線7に
接続されており、外部との通信を可能にしてファクシミ
リ装置を構成している。
【0018】以上の構成において、ファクシミリの送信
動作時は、読み取った画像データを通信制御部5−NC
U6−回線7の経路で送信する一方、受信動作時には、
回線7−NCU6−通信制御部5の経路を経て、画像デ
ータを画像メモリ2に蓄積する。
【0019】次に、シリアル記録装置100のメカ部分
を除いた構成は、記録制御部8に接続される記録手段の
記録ヘッド9と、記録媒体の搬送手段であるペーパーフ
ィードモータ10とキャリッジ搬送モータ11と、キャ
リッジのホームポジションを検出するホームポジション
センサ12が夫々図示のように接続されている。
【0020】記録ヘッド9は主走査方向に略垂直に複数
のインク噴射穴を設けたインクジェットヘッドであり、
主走査方向に走査を繰り返す記録方式であることから、
そのヘッドを搬送するキャリッジモータ11の駆動制御
により主走査を行うように構成されている。
【0021】また、ホームポジションセンサ12は、フ
ォトインタラプタ乃至反射型フォトセンサ等から構成さ
れており、キャリッジが待機位置にあればオン状態とな
り、待機位置から外れていればオフ状態となるものであ
り、このセンサにより後述のキャリッジ初期化動作を行
うようにしている。
【0022】続いて、図2はシリアル記録装置100の
メカ部分の外観斜視図であって、図1において説明済の
構成部分には同一の符号を付して説明を割愛して、特徴
部分に限定して述べると、記録ヘッド9であるカートリ
ッジを搭載するキャリッジ16は図示のような矢印A、
B方向にベルト駆動されるように構成されている。
【0023】このために、キャリッジモータ11の出力
軸に設けられているプーリとアイドラプーリ間にタイミ
ングベルト18が張設されており、このベルトの途中に
おいてキャリッジ16を固定している。また、キャリッ
ジ16は図示のように、キャリッジのガイドシャフト1
9A,19Bにおいて矢印A、B方向に摺動自在に保持
されており、所謂シリアル記録ヘッド部を構成してい
る。
【0024】次に、記録紙Kを搬送するモータ10は伝
導機構23を介して搬送ローラに連結されており、記録
紙Kの副走査を矢印C方向にするように構成されてい
る。
【0025】また、このように搬送される記録紙Kは記
録ヘッド9に対向する部位に配設されており、記録紙K
を支えるプラテン24により保持される。
【0026】一方、記録ヘッド9はインクヘッドである
ことから、回復部26と、この部分に設けられるヘッド
キャップ26Aと、過剰インクのふき取りをするワイピ
ングブレード31が図示の位置に設けられている。この
回復部26は、インクジェットヘッド特有の回復動作を
行うところであり、インクの乾燥を防ぐキャッピング動
作や、インクのめづまりを防ぐ空吐・吸引や、その後の
ワイピング動作を行うようにしている。
【0027】以上の構成において、記録動作はヘッド9
を図中の矢印A,Bの主走査方向に往復させ、記録紙K
を矢印C方向にステップ駆動させながら行うものである
が、長時間に渡り、記録動作が行われない時のヘッド9
の待機位置(ホームポジション)は、このキャップ26
Aが設けられた回復部26の位置となるように設定され
ている。この回復部26の近くには、フォトインタラプ
タで構成されるホームポジションセンサ12が配設され
ており、キャリッジ16が待機位置にある状態ではこの
ホームポジションセンサ12をオンさせるようにして判
断するようにしている。
【0028】尚、この実施例においては、タイミングベ
ルトを用いたキャリッジ搬送の例を示したが、リードス
クリューによるキャリッジ駆動でも良く、この場合に
は、ガイドシャフト19Aに代えて外周面に螺旋状の溝
を付けたリードスクリューを用い、これを直接のキャリ
ッジモータ11により回転駆動させることによりキャリ
ッジを、矢印A,Bの方向に移動させるようにすれば良
い。
【0029】次に、図3はメカ的な相互位置関係の一例
を示した説明図であり、本図において、キャリッジモー
タ11のステップ「0」の位置をキャップ位置とし、こ
こにホームポジションセンサ12を配置する。このホー
ムポジションセンサ12は、この「0」ステップの位置
から「±5」ステップの位置にキャリッジ16がある場
合において、ホームポジションセンサ12を「オン」と
判断するようにマージンを取ってある。この「0」ステ
ップの位置がキャリッジ16が移動できる左端となる。
【0030】また、「30」ステップの位置がワイピン
グブレード31の配設位置であって、その「±5」ステ
ップの位置がワイピング領域(過剰なインクをふき取
る)である。続いて、「50」ステップの位置が予備吐
出位置でありヘッド9のインク吐出面に対向してインク
吸収体が配置されている。また、「70」ステップの位
置が記録開始位置であり、この位置から+方向が記録領
域である。この図において、矢印Aの方向を+方向、矢
印Bの方向を−方向とする。
【0031】図4は以上のように構成されるファクシミ
リ装置において、キャリッジ移動を記録動作に先立って
行うフローチヤートであり、基本的にはこの動作は、ホ
ームポジションセンサが一度「オフ」になる所定のステ
ップ数分のキャリッジモータ駆動を行い、その後おなじ
ステップ数モータを逆回転させ、ホームポジションセン
サが「オン」になることを確認する動作である。
【0032】本図において、ファクシミリ装置の電源が
オン状態になると、ステップS1においてスタンバイ状
態になる。その後、ステップS2において、CI(Comm
unication Information 信号)が着信したか、DCS(D
ata Communicaton Signal)が有るか、装置の操作表示部
3からのキー入力が有るか、またファクシミリ装置を単
なるプリンタ装置として用いいるために発生される初期
化信号が有るかどうかの判定がなされて、いづれかが有
る場合にはステップS3に進む。このステップS3で
は、キャリッジを駆動して起動の不具合を解消するサブ
ルーチンを実行する。
【0033】また、ステップS2において、いづれの入
力も無い場合には、スタンバイ状態(ステップS1)に
戻る。
【0034】次に、図5はキャリッジ移動動作のキャリ
ッジを駆動して起動の不具合を解消するサブルーチン例
を示したフローチヤートである。本図において、上述の
ようにして、キャリッジ移動動作のサブルーチンに入る
と、ステップS11においてホームポジションセンサ
(HPS)12が「オン」かどうかの判断を行う。
【0035】基本的には、このステップS11ではホー
ムポジションセンサ12は「オン」のはずであるが、何
らかの原因でキャリッジ16の位置がズレている場合に
は、ステップS12に進み、「−1」ステップ分キャリ
ッジモータ11を駆動する。このようにして、ホームポ
ジションセンサ12を確認する動作を繰り返しホームポ
ジションセンサ12が「オン」となると、ステップS1
3に進む。即ち、ホームポジションセンサ12の位置は
左端であるので一方向にキャリッジを移動させることで
必ず「オン」となる。
【0036】このステップS11でホームポジションセ
ンサ12が「オン」となったらステップS13に進みキ
ャリッジモータ11を+方向に、100ステップ分移動
してからステップS14に進み、このステップS14に
おいてホームポジションセンサ12が「オフ」になるこ
とを確認する。ここで、「オフ」でなければ、ステップ
モータの脱調等の誤動作であることが考えられるので、
ステップS15において、1ステップ分を加えて励磁開
始相を変えてからステップS13に戻る動作を繰り返
す。ステップS14でホームポジションセンサ12が
「オフ」となったらステップS16において、マイナス
方向にキャリッジモータ11を100ステップ分回転さ
せて、キャリッジ16をホームポジションに戻す。
【0037】この後に、ステップS17において、ホー
ムポジションセンサ12が「オン」になったことを確認
すれば、ステップS19でサブルーチンを抜けてリター
ンする。一方、ステップS17でホームポジションセン
サ12が「オン」でなければ、ホームポジションセンサ
12を監視しながらキャリッジモータ11を1ステップ
づつマイナス方向に回転し、これをホームポジションセ
ンサ12が「オン」となるまで繰り返す。
【0038】ここに示すキャリッジモータ11移動のス
テップ数や、図3に示すメカ的位置関係のステップ数は
ほんの一例であり、これらの値は任意であることは言う
までもない。
【0039】また、図5に示したキャリッジ移動動作の
フローはサブルーチンであるが、このサブルーチンをコ
ールする判断条件として、図4の条件以外にコピー動作
開始のキー入力信号。これは、コピーキー押下やスター
トキー押下を主制御部が検知したときである。また、原
稿有無センサが、原稿有りを検知したときも考えられ
る。
【0040】これらの条件は、本ファクシミリ装置が、
記録動作を行う直前、または記録動作がある可能性があ
ると判断されると同時にキャリッジ移動動作を行うため
の条件である。また、電源を常に立ち上げた状態で使用
し、キャリッジイニシャル動作が行われないことによる
キャリッジ停止位置のズレの蓄積を防止する他の方法と
して、記録動作終了毎のキャリッジ補正動作を行うよう
にしても効果がある。 [他の実施例]上記の実施例では主制御部と記録制御部
を分けているが、主制御部がホームポジションセンサ1
2や、キャリッジ移動を含めたすべての制御を行うこと
も可能である。
【0041】また、メカ構成図は、タイミングベルト駆
動の例を示したが、この駆動はリードスクリュー等他の
方式も考えられ、要はキャリッジ(ヘッド)待機位置を
持ち主走査方向に走査しながら記録するシリアル記録機
構であれば何でもよい。また上記の実施例では、ヘッド
としてキャッピング動作や、予備吐出動作が必要な、イ
ンクジェットヘッドを例にあげたが、本発明はこれに限
定されず、サーマルヘッドなどがある。
【0042】さらに、本実施例ではヘッド9のキャップ
位置にホームポジションセンサ12を配置した例を示し
たが、このホームポジションセンサ12は記録領域以外
のどの位置でもよく、キャップ位置から何ステップの位
置かが既知であればよい。さらに、キャップ位置、ワイ
ピング位置、予備吐出位置、記録位置等の位置関係も任
意である。また、ホームポジションセンサ12の位置を
プリンタ本体側に配置した例を示しているが、これもキ
ャリッジ側や、ヘッド、ヘッドを搭載しているカートリ
ッジ側に配置する構成も考えられる。このホームポジシ
ョンセンサ12の配置を変えることで、キャリッジ移動
動作の流れも変わるし、キャリッジを移動させるステッ
プ数も任意となる。
【0043】以上説明したように、ファクシミリ装置の
記録開始、または記録開始が予想される信号を受けると
同時にキャリッジ移動動作をおこなうことにより、キャ
リッジが長時間ホームポジション位置やキャッピング位
置に停止した後の、次の記録開始時のキャリッジモータ
の脱調を防ぐことができる。また、記録開始の信号か
ら、実際に記録動作を行うまでの間にキャリッジ移動動
作を行うので、記録時間のロスにもならない。
【0044】また、このキャリッジ移動動作を記録後毎
に行っても、電源を常に立ち上げた状態で使用するファ
クシミリ装置においては、微妙なキャリッジ待機位置の
ズレの蓄積を防ぎ、記録開始位置のズレや、ホームポジ
ションエラーの発生を防ぐ効果がある。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ装置に特有な操作モードがあるファクシミ
リ装置において、シリアル記録方式の記録部を用いる場
合に正確確実な記録動作を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るファクシミリ装置のブロック図で
ある。
【図2】実施例の記録部のメカ構成例を示した外観斜視
図である。
【図3】実施例の記録部の相互関係を示した図である。
【図4】実施例の動作説明のフローチヤートである。
【図5】キャリッジ初期化例のサブルーチン例を示した
フローチヤートである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 メモリ 3 操作・表示部 4 読み取り制御部 5 通信制御部 6 NCU 7 回線 8 記録制御部 9 記録ヘッド 10 ペーパーフィードモータ 11 キャリッジ搬送モータ 12 ホームポジションセンサ 16 キャリッジ 24 プラテン 26 回復部 31 ワイピングブレード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待機状態において記録ヘッドを待機位置
    に保持し、記録動作時に前記記録ヘッドを主走査方向に
    移動させるシリアル記録部を備えたファクシミリ装置で
    あって、 前記記録ヘッドの前記待機位置おける有無検出を行う検
    出部と、 前記記録動作開始の開始信号を受け取る受信部と、 該受信部が前記開始信号を受け取ると前記検出部の検出
    結果を用いて前記記録ヘッドの位置補正のための初期化
    を行う制御部とを具備することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 前記シリアル記録部は前記記録ヘッドを
    ステップモータ駆動するように構成されてなり、 前記記録ヘッドが前記検出部から外れる所定のステップ
    数分の前記ステップモータ駆動を行い、その後に同一ス
    テップ数分の逆方向駆動を行い前記初期化を行うことを
    特徴とする請求項第1項に記載のファクリミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記開始信号は、ファクシミリ装置のC
    I着信であることを特徴とする請求項第1項に記載のフ
    ァクリミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記開始信号は、ファクシミリ識別信号
    のDCS信号であることを特徴とする請求項第1項に記
    載のファクリミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記開始信号は、ファクシミリ装置自体
    のコピー動作開始のキー入力信号であることを特徴とす
    る請求項第1項に記載のファクリミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記開始信号は、ファクシミリ装置自体
    のプリンタI/Fからのイニシャル信号であることを特
    徴とする請求項第1項に記載のファクリミリ装置。
  7. 【請求項7】 待機状態において記録ヘッドを待機位置
    に保持し、記録動作時に前記記録ヘッドを主走査方向に
    移動させるシリアル記録部を備えたファクシミリ装置で
    あって、 前記記録ヘッドの前記待機位置おける有無検出を行う検
    出部と、 前記記録動作開始の開始信号を受け取る受信部と、 該受信部が前記信号を受け取ると前記検出部の検出結果
    を用いて前記記録ヘッドの位置補正のための初期化い、
    所定記録動作終了の後に、前記初期化を行う制御部とを
    具備することを特徴とするファクシミリ装置。
JP5209396A 1993-08-24 1993-08-24 ファクシミリ装置 Pending JPH0766949A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5209396A JPH0766949A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 ファクシミリ装置
US08/287,415 US5604599A (en) 1993-08-24 1994-08-09 Serial printing facsimile apparatus
DE69418950T DE69418950T2 (de) 1993-08-24 1994-08-10 Faksimilegerät
ES94112531T ES2131609T3 (es) 1993-08-24 1994-08-10 Aparato facsimil.
EP94112531A EP0641117B1 (en) 1993-08-24 1994-08-10 Facsimile apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5209396A JPH0766949A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 ファクシミリ装置

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ID=16572209

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Country Link
US (1) US5604599A (ja)
EP (1) EP0641117B1 (ja)
JP (1) JPH0766949A (ja)
DE (1) DE69418950T2 (ja)
ES (1) ES2131609T3 (ja)

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