JPH1191986A - シート搬送装置及び記録装置 - Google Patents

シート搬送装置及び記録装置

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JPH1191986A
JPH1191986A JP25835897A JP25835897A JPH1191986A JP H1191986 A JPH1191986 A JP H1191986A JP 25835897 A JP25835897 A JP 25835897A JP 25835897 A JP25835897 A JP 25835897A JP H1191986 A JPH1191986 A JP H1191986A
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JP
Japan
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sheet
conveying
recording
unit
roller
Prior art date
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JP25835897A
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English (en)
Inventor
Kenji Kawazoe
憲嗣 河添
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録シートが搬送中にジャムし、ジャム処理
が必要になった場合でも、該ジャム処理が即座に且つ容
易に行えるようにすること。 【解決手段】 シートを挟持して搬送する搬送ローラ15
及びピンチローラ16と、該搬送ローラ対15,16のシート
の挟持を解除するピンチローラリリース軸18と、前記シ
ートのジャムを検出するセンサと、該センサの信号に応
じて前記ピンチローラリリース軸18を制御する制御系と
を有し、前記ピンチローラリリース軸18は、記録シート
のジャムを検出すると、前記搬送ローラ15に対するピン
チローラ16の圧接を解除し、該シートのジャム処理終了
後、前記ピンチローラ16を搬送ローラ15に圧接して搬送
可能な状態に復帰するように制御されていることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを挟持して
搬送するシート搬送装置に関し、例えばパーソナルコン
ピュータやワードプロセッサ、或いは電子タイプライタ
ー、ファクシミリ装置等の入力情報を記録するための記
録装置に用いられるシート搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等のOA機器が一般家庭にも広く普及し、デ
ジタルカメラやフィルムスキャナ等の入力装置により写
真の取り込み、画像の加工、出力というプロセスが日常
的に行われるようになってきている。
【0003】このような背景の中で、出力手段である記
録装置においても、写真のような高画質である画像の出
力が望まれ、種々の改良が行われている。例えば、画像
品位を高める1つの改良として、記録シートの搬送精度
を向上させることがあげられる。
【0004】記録シートの搬送精度を向上させるために
は、シートを挟持搬送する搬送手段を構成する搬送ロー
ラを、従来のゴムローラから金属の表面に凹凸を施した
ブラストローラや砥石ローラ等の金属ローラに変えた
り、更に記録シートを金属ローラに圧接するピンチロー
ラの圧接力を強くして大きな搬送力で搬送するようにし
ている。
【0005】このように、表面に凹凸を有する金属ロー
ラに大きな圧接力でピンチローラを圧接しているので、
記録シートは外乱の影響を多少受けても、該ローラ対に
しっかりと保持(挟持)されつつ搬送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録中
に何らかの原因で記録シートが正しく搬送されず、記録
シートが折れたり、シワになったりするいわゆるジャム
が発生する場合がある。この場合、ジャム処理のために
記録シートを前記搬送手段を構成するローラ対から引き
抜こうとしても、前述の如き強い保持力(挟持力)があ
るため引き抜けず、最悪の場合、記録シートが破れる等
の問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、記録シートが搬
送中にジャムし、ジャム処理が必要になった場合でも、
該ジャム処理が即座に且つ容易に行えるようにすること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、シートを挟持して搬送する
搬送手段と、前記搬送手段のシートの挟持を解除する解
除手段と、前記シートのジャムを検出する検出手段と、
前記検出手段の信号に応じて前記解除手段を制御する制
御手段とを有し、前記解除手段は検出手段の信号に応じ
て搬送手段の挟持解除/挟持復帰を行うように制御され
ていることを特徴とする。
【0009】具体的には、例えば、前記解除手段は、前
記検出手段がシートのジャムを検出すると該シートを挟
持している搬送手段の挟持を解除し、該シートのジャム
処理終了後、前記挟持が解除された搬送手段を搬送可能
な状態に復帰するように制御されていることを特徴とす
る。
【0010】上記構成によれば、前記解除手段が検出手
段の信号に応じて搬送手段の挟持解除/挟持復帰を行う
ように制御されているので、具体的には例えば前記検出
手段がシートのジャムを検出すると該シートを挟持して
いる搬送手段の挟持を解除し、該シートのジャム処理終
了後、前記挟持が解除された搬送手段を搬送可能な状態
に復帰するように制御されているので、シートが搬送中
にジャムし、ジャム処理が必要になった場合でも、該ジ
ャム処理を即座に且つ容易に行うことが可能である。
【0011】また、前記搬送手段は、シート搬送方向上
流側から下流側にわたって複数配置されており、前記検
出手段がシートのジャムを検出すると、少なくともシー
トを挟持している搬送手段の挟持が解除されることを特
徴とする。
【0012】具体的には、例えば、前記搬送手段は、シ
ートを挟持して搬送する第1搬送手段と、該第1搬送手
段よりもシート搬送方向下流側に配置され、前記シート
を挟持して搬送する第2搬送手段とを有し、前記解除手
段は、前記第1搬送手段又は前記第2搬送手段のいずれ
か一方又は両方の挟持解除/挟持復帰を行うことを特徴
とする。
【0013】或いは、前記搬送手段は、積載手段に積載
されたシートを給送する給送手段と、該給送手段にシー
トを圧接する圧接手段とを有し、前記解除手段は、前記
圧接手段の圧接解除/圧接復帰を行うことを特徴とす
る。
【0014】更には、前記搬送手段は、前記給送手段と
圧接手段、第1搬送手段、第2搬送手段等の組み合わせ
よりなることを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、検出手段がシートのジ
ャムを検出すると、少なくともシートを挟持している搬
送手段の挟持が解除され、ジャム処理後、搬送可能な状
態への復帰が行われるので、シートが搬送中にジャム
し、ジャム処理が必要になった場合でも、該ジャム処理
を即座に且つ容易に行うことが可能である。
【0016】また前記検出手段として、シートの有無を
検出する検出手段、シートの端部を検出する検出手段等
を流用し、更に記録装置にあっては記録手段の位置や状
態を検出する検出手段等を流用することにより、ジャム
検出用の検出手段を別個に設けなくても良いので、装置
のコストダウンや小型化が図れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用したシート搬送装置の実施の形態について詳細に説
明する。尚、以下の実施形態では、記録装置におけるシ
ート搬送装置を例示している。
【0018】〔第1実施形態〕第1実施形態に係るシー
ト搬送装置を備えた記録装置について図面を参照して詳
細に説明する。
【0019】先ず図1及び図2を用いて本実施形態に係
るシート搬送装置を備えた記録装置の概略構成について
説明する。図1は本実施形態に係るシート搬送装置を備
えた記録装置の内部構成を示す斜視図、図2は前記記録
装置に装着された自動給送装置の断面構成図である。
【0020】図1及び図2において、1は記録手段とし
ての記録ヘッドであり、後述する搬送手段によって搬送
される記録シートに像を記録するものである。尚、本実
施形態においては、記録ヘッド1から画信号に応じてイ
ンクを吐出して記録するインクジェット記録方式を用い
ている。
【0021】2はキャリアであり、前記記録ヘッド1を
着脱自在に支持し、シート搬送方向と直交する幅方向
(図中矢印A方向)に移動可能に構成されている。3は
ガイド軸であり、前記キャリア2をシート幅方向(図中
矢印A方向)に案内するものである。4はタイミングベ
ルトであり、プーリ5,6間に張架されており、一部が
キャリア2に固着されている。更に、一方のプーリ5は
キャリアモータM1に直結されている。従って、キャリ
アモータM1を駆動することにより、キャリア2が図中
矢印A方向に走査される。
【0022】また、S1は検出手段としてのHPセンサ
であり、前記キャリア2の走査位置を検出するためのも
のである。
【0023】7は記録ヘッド1の吐出回復処理を行う回
復ユニットであり、ゴム等の弾性部材にて形成されたキ
ャップ8が配置されており、記録ヘッド1とキャップ8
が対向したときに、該キャップ8が記録ヘッド1内のイ
ンク吐出ノズルを覆うような形状になっている。更に、
前記キャップ8の近傍には、記録ヘッド1の吐出ノズル
面に付着したインク滴を拭き取るためのワイパー9が配
置されている。また、前記キャップ8はポンプ10と連結
されており、記録ヘッド1の吐出ノズルに吸引力を作用
させて、気泡や塵埃や増粘して記録に適さなくなったイ
ンク等を除去し、前記記録ヘッド1を正常な状態に保っ
ている。
【0024】11は自動給送装置であり、複数枚の記録シ
ートを積載し、該記録シートの束から一枚ずつ分離給送
するものである。この自動給送装置11において、12は給
送手段としての給送ローラであり、給送モータM3(図
8参照)によって回転駆動され、記録シートを給送する
ものである。13は圧接手段としての圧板であり、前記不
図示のバネの付勢力により前記給送ローラ12に圧接され
ている。14はサイドガイドであり、記録シートの幅方向
に移動可能になっており、該記録シートの幅方向の位置
を規制し且つ案内するものである。
【0025】S2は検出手段としてのASFセンサであ
り、前記給送ローラ12の回転位置を検出するものである
(図8参照)。
【0026】15は搬送ローラであり、搬送モータM2
(図8参照)によって回転駆動され、記録シートを搬送
するものである。16はピンチローラであり、バネ等の付
勢手段の付勢力により前記搬送ローラ15に圧接して従動
回転するものである。この搬送ローラ15とピンチローラ
16により第1搬送手段を構成している。
【0027】17はピンチローラホルダであり、前記ピン
チローラ16を回転自在に支持するものである。18は解除
手段としてのピンチローラリリース軸18であり、ピンチ
ローラリリースモータM4(図8参照)によって回転駆
動されて前記ピンチローラホルダ17を回動させ、これに
より前記ピンチローラ16を搬送ローラ15から離反(圧接
解除)させ、又は搬送可能な状態(圧接復帰)に復帰さ
せるものである。
【0028】19はプラテンであり、前記記録ヘッド1の
対向位置に所定の間隔をもって配置されており、前記記
録シートを案内支持するものである。
【0029】20は排出ローラであり、前記記録ヘッド1
により画像が記録された記録シートを排出搬送するもの
である。21は拍車ローラであり、バネ等の付勢手段の付
勢力により前記排出ローラ20に圧接して従動回転するも
のである。22は拍車ローラホルダであり、前記拍車ロー
ラ21を回転自在に支持するものである。この排出ローラ
20と拍車ローラ21により第2搬送手段を構成している。
【0030】尚、ここでいう拍車ローラ21とは、記録シ
ートとの接触面積が小さく、記録後のシート面(画像
面)に接触しても該記録シートの記録像を乱すことがな
いように構成したものである。
【0031】また、本実施形態では、前記排出ローラ20
は前記搬送モータM2の回転が不図示のギア列等で伝達
されて回転駆動されるように構成されている。
【0032】また、S3は検出手段としてのPEセンサ
であり、前記自動給送装置11から給送される記録シート
の先端及び記録中の記録シートの後端位置を検出するも
のである。
【0033】次に、図2を用いて前記自動給送装置11の
給送ローラ12及び圧板13の動作について説明する。図2
に示すように、給送ローラ12は、半月形状のローラ部12
aと、カム面を有するカム部12bとから構成されてお
り、カム部12bはローラ部12aの軸方向両端に設けられ
ている。そして、前記カム部12bのカム面により圧板13
をバネ力(バネ力の方向は図中矢印B方向)に抗して給
送ローラ12のローラ部12aから離反させている(図2
(a)参照)。また、前記カム部12bのカム面とは反対
側の面が圧板13と対向したときに、バネ力によって圧板
13が給送ローラ12のローラ部12aに圧接して、該給送ロ
ーラ12により記録シートを給送することが可能となる
(図2(b)参照)。
【0034】次に、図3〜図5を用いて、前記自動給送
装置11から記録シートが給送され、記録ヘッド1により
記録シートに記録が行われた後に、該記録シートが排出
されるまでの流れを説明する。図3〜図5は本記録装置
内の記録シートの流れを表す断面構成図である。
【0035】図3に示すように、自動給送装置11にセッ
トされた複数枚の記録シートから一枚の記録シートのみ
が分離給送され、該記録シートSの先端がPEセンサS
3を通過すると、該記録シートSが正常に給送されてい
ることを後述する制御系が判断し、斜行取りのための動
作(例えば搬送ローラ15を逆送り方向に回転させる等の
動作)を行う。
【0036】斜行取り動作が終わると、図4に示すよう
に、第1搬送手段を構成する搬送ローラ15とピンチロー
ラ16とで記録シートを挟持搬送し、キャリア2によって
シート幅方向に走査される記録ヘッド1によって記録シ
ートに画像の記録を行う。この状態では、PEセンサS
3は常に記録シートSが有ることを検出している。
【0037】更に図5に示すように、前記記録ヘッド1
による記録が終了し、PEセンサS3が記録シートSの
後端を検出(つまり記録シート有りから無しの状態に変
わった時点)すると、記録シートSの後端が排出ローラ
20と拍車ローラ21のニップを通過するまでに必要な搬送
量は予めわかっているので、その所定量分の排出動作を
行う。
【0038】ここで、図3〜図5に破線で示したよう
に、検出手段として、排出ローラ側にも記録シートの有
無を検出する排出センサS4を設けると、より検出精度
が上げられる。
【0039】例えば、図3及び図4において、自動給送
装置11から記録シートSが給送され、PEセンサS3に
よって記録シートSの先端が検出された後、該記録シー
トSの先端が排出センサS4に到達できるだけの所定量
搬送を行ったにもかかわらず、排出センサS4が記録シ
ートSの先端を検出しなかった場合は、PEセンサS3
から排出センサS4の間で記録シートSがジャムしたと
判断することができる。
【0040】また、記録シートのジャムに関しては、キ
ャリア2の走査位置を検出するHPセンサS1でも検出
できる場合がある。即ち、キャリア2は記録時に記録シ
ート上を往復動作しており、一行ごとに同じ場所に戻っ
てくるので、そのときにHPセンサS1でキャリア2が
実際に走査しているのかを検出する。
【0041】例えば、記録時にキャリア2がHPセンサ
S1のところに戻ってこなければ、記録シートのジャム
が原因でキャリア2の走査が妨害されたと判断できる。
【0042】また、キャリア2の走査は一行ごとに検出
しなくても、数行ごとでも良く、或いは1ページ分の記
録が終了すると必ずHPセンサのところに戻ってくるの
が一般的であるので、そのときに検出しても良い。
【0043】尚、本実施形態では、キャリア2の走査位
置を検出するための検出手段としてHPセンサを用いた
場合を例示したが、これに限定されるものではなく、例
えば光学式や磁気式のリニアエンコーダでキャリア2の
走査を検出して記録ヘッドの駆動タイミングを生成する
方式であっても良く、この方式によればキャリア2の位
置が常に検出できるので、より効果的にシートジャムを
検出できる。
【0044】次に、図6及び図7を用いて、第1搬送手
段を構成するピンチローラのリリース機構(解除手段)
について説明する。図6及び図7は本記録装置のピンチ
ローラリリース機構の構成説明図である。
【0045】図6において、解除手段としてのピンチロ
ーラリリース軸18は、ピンチローラホルダ17の近傍に配
設されたDカットの施された軸である。
【0046】図6に示すように、通常は、ピンチローラ
リリース軸18のDカット部18aがピンチローラホルダ17
と対向しており、該Dカット部18aとピンチローラホル
ダ17の間には隙間があるため、ピンチローラ16はバネ力
により搬送ローラ15に圧接されている。
【0047】そして、図7に示すように、ピンチローラ
リリース軸18をピンチローラリリースモータM4(図8
参照)によりギア等を介して図中矢印C方向へ回転させ
ると、該ピンチローラリリース軸18の円弧部18bがピン
チローラホルダ17に当接し、該ピンチローラホルダ17が
回転中心17aを中心に回動する。このピンチローラホル
ダ17の回動により、ピンチローラ16がバネ力に抗して搬
送ローラ15から離反(圧接解除)される。
【0048】更にピンチローラリリース軸18を回転させ
ると、該ピンチローラリリース軸18のDカット部18aが
再びピンチローラホルダ17と対向し、ピンチローラ16が
バネ力により搬送ローラ15に圧接(圧接復帰)される。
【0049】次に、図8を用いて本記録装置の制御系の
構成について説明する。図8は本記録装置の制御系の構
成を示すブロック図である。
【0050】54は記録装置全体の制御を行う制御手段と
してのMPUであり、制御上の時間管理を行うタイマ55
を備えている。56はMPU54の制御プログラム等を納め
たROMであり、57はMPU54の制御実行時ワークエリ
アやキャリア2の速度等の情報を蓄えるRAMである。
58は記録装置の電源がOFFされても情報の保持が可能
なEEPROMである。
【0051】59は吐出ヒータドライバであり、記録ヘッ
ド1において所望される記録情報等に応じてインクを吐
出するための吐出ヒータを駆動するものである。60はキ
ャリアモータドライバであり、タイミングベルト4やプ
ーリ5,6を介してキャリア2を走査させるキャリアモ
ータM1を駆動するものである。
【0052】61は搬送モータドライバであり、搬送ロー
ラ15を駆動する搬送モータM2を駆動制御するものであ
る。62は給送モータドライバであり、自動給送装置11の
給送ローラ12を駆動する給送モータM3を駆動制御する
ものである。
【0053】63はピンチローラリリースモータドライバ
であり、ピンチローラリリース軸18を回転させて、前記
ピンチローラ16を前記搬送ローラ15から離反/圧接させ
るためのピンチローラリリースモータM4を駆動制御す
るものである。
【0054】53は記録装置とホストコンピュータ等とを
接続するI/F部(インターフェイス部)であり、該I
/F部53を介して記録装置はホストコンピュータ等と情
報交換が可能に構成されている。
【0055】51は記録装置とI/F部53を介して接続さ
れるコンピュータやワードプロセッサ等の電子機器であ
り、52は記録装置に関する様々な設定を行い、該設定に
応じて記録装置に指示を行うプリンタドライバである。
【0056】尚、前述したように、S1はキャリア2の
走査位置を検出するためのHPセンサ、S2は給送ロー
ラ12の回転位置を検出するためのASFセンサ、S3は
搬送ローラ15よりもシート搬送方向上流側に配置され、
記録シートの有無や先後端の検出を行うためのPEセン
サ、S4は排出ローラ20よりもシート搬送方向下流側に
配置され、記録シートの有無や先後端の検出を行うため
の排出センサである。
【0057】次に、図9を用いてシートジャム時のピン
チローラリリース機構の動作、即ち搬送ローラとピンチ
ローラの圧接解除と圧接復帰について説明する。図9は
シートジャム時のピンチローラリリース機構の制御動作
を示すフローチャートである。
【0058】まず、step1にて記録が開始されると、給
送モータM3を駆動して給送ローラ12を回転させ、自動
給送装置11にセットされた記録シートを一枚分離して給
送する(step2)。
【0059】前記記録シートの先端がPEセンサS3に
到達するまで給送ローラ12を駆動し、該記録シートの先
端がPEセンサS3に到達したら(step3)、更に記録
シートの先端が搬送ローラ15の手前に到達するまで給送
モータM3を所定量駆動する(step4)。
【0060】次に、搬送モータM2を逆方向に駆動して
搬送ローラ15をシート搬送方向とは逆送り方向に駆動す
る(step5)。この状態から更に給送モータM3を所定
量駆動する。即ち、記録シートの先端が搬送ローラ15に
到達し、更に記録シートに所定量のたわみが生じるだけ
の量給送モータM3を駆動する(step6)。
【0061】次に、逆送り方向に回転していた搬送ロー
ラ15を正送り方向(シート搬送方向)に切り換えるべく
搬送モータM2を正方向に駆動する。この時、記録シー
トの先端は搬送ローラ15のところに位置しており、この
位置から排出センサS4の位置までの距離は予めわかっ
ているので、その分、搬送ローラ15を回転駆動する(st
ep7)。
【0062】ここで、排出センサS4が記録シートを検
出すれば(step8)、該記録シートは正常に搬送されて
いるので、記録を実行する(step9)。
【0063】step8にて排出センサS4が記録シートを
検出しなければ、ジャムエラー(step10)と判断し、ピ
ンチローラリリースモータM4を駆動してピンチローラ
リリース軸18を回転させてピンチローラ16を搬送ローラ
15より離反させ(step11)、処理終了する(step12)。
【0064】但し、この場合、ピンチローラ16が搬送ロ
ーラ15より離反した状態で終了しているので、ジャム処
理が終わり、再開命令を受けたときには、再びピンチロ
ーラリリースモータM4を駆動してピンチローラリリー
ス軸18を回転させ、ピンチローラ16を搬送ローラ15に圧
接させる、即ち搬送可能な状態に復帰するように制御さ
れている。
【0065】尚、ここでは、PEセンサS3と排出セン
サS4を用いて記録シートのジャムを検出した場合を例
示して説明したが、前述したようにHPセンサS1によ
りキャリア2の走査位置の異常を検出した場合でも同様
に制御すれば良い。
【0066】上述したように、本実施形態によれば、シ
ートのジャムを検出すると、ピンチローラリリース軸18
が搬送ローラ15からピンチローラ16を離反させて圧接解
除を行い、該シートのジャム処理終了後、ピンチローラ
16を搬送ローラ15に圧接させて搬送可能な状態に復帰さ
せるように制御しているので、シートが搬送中にジャム
し、ジャム処理が必要になった場合でも、該ジャム処理
を即座に且つ容易に行うことが可能である。
【0067】尚、本実施形態では、圧接解除/圧接復帰
が行われる第1搬送手段を搬送ローラ15とピンチローラ
16で構成した場合を例示したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば搬送ローラの代わりに回転ベルトを使
用し、またピンチローラの代わりに板等の部材を使用
し、両者を圧接して記録シートを搬送する構成の搬送手
段であっても良い。
【0068】更に、搬送ローラ15に対してピンチローラ
16を離反/圧接させる構成に限定されるものでもなく、
ピンチローラ16に対して搬送ローラ15を離反/圧接させ
る構成、或いは両ローラ15,16を離反/圧接させる構成
としても良い。
【0069】また、本実施形態では、給送ローラ12、搬
送ローラ15、ピンチローラリリース軸18それぞれに独立
の駆動用モータM3,M2,M4を設けたが、1つ或い
は2つのモータを切り換えて使用する構成としても良
い。
【0070】更に、本実施形態では、装置のコストダウ
ンや小型化を図るため、記録シートのジャムを検出する
検出手段として、HPセンサS1やPEセンサS3、排
出センサS4を流用したが、これに限定されるものでは
なく、シート搬送経路内に複数のジャム検出用センサを
専用に配置して、記録シートのジャムを検出する構成に
しても良い。
【0071】〔第2実施形態〕次に、第2実施形態に係
るシート搬送装置を備えた記録装置について図面を参照
して詳細に説明する。図10及び図11は本実施形態に係る
シート搬送装置を備えた記録装置の記録ヘッド近傍の断
面構成図である。
【0072】尚、記録装置の概略構成は、前述した実施
形態とほぼ同様であるので、ここでは詳しい説明は省略
する。また、同等の機能を有する部材には、同一符号を
付して説明は省略する。以下、本実施形態に係るシート
搬送装置の特徴について説明する。
【0073】本実施形態では、記録ヘッド1よりもシー
ト搬送方向上流側に配置された第1搬送手段としての搬
送ローラ15及びピンチローラ16の圧接解除/圧接復帰だ
けでなく、更に記録ヘッド1よりもシート搬送方向下流
側に配置された第2搬送手段としての排出ローラ20及び
拍車ローラ21の圧接解除/圧接復帰を行うように構成し
ている。
【0074】尚、ここでいう拍車ローラ21とは、前述し
たように、記録シートとの接触面積が小さく、記録後の
シート面(画像面)に接触しても該記録シートの記録像
を乱すことがないように構成したものである。また本実
施形態では、先端が鋭利であり、厚さの薄い金属製の拍
車ローラ21を使用した場合を例示している。
【0075】例えば、前記排出ローラ20と拍車ローラ21
によって挟持搬送されている記録シートがジャムした場
合、ジャム処理のために前記記録シートを引き抜こうと
し、特にシート搬送方向と直交する幅方向へ無理な力が
かかると、前記拍車ローラ21が変形又は破損してしまっ
たり、記録シート自体に傷や破れ等が発生する可能性が
ある。
【0076】そこで、本実施形態では、図10に示すよう
に、拍車ローラ21を回転自在に支持している拍車ローラ
ホルダ22を突起22aを中心に図示しない駆動手段によっ
て図中矢印D方向へ回動可能に構成している。
【0077】そして、前述した実施形態と同様に、記録
シートのジャムを検出したら、図示しない駆動手段によ
って前記拍車ローラホルダ22を回転させて拍車ローラ21
を排出ローラ20から離反させてシート挟持を解除し、こ
れによりジャム処理が即座に且つ容易に行えるだけでな
く、該ジャム処理時に拍車ローラや記録シートを傷める
ことがない。
【0078】尚、前述した第1実施形態では搬送ローラ
15とピンチローラ16からなる第1搬送手段のみの圧接力
を解除し、本実施形態では排出ローラ20と拍車ローラ21
からなる第2搬送手段のみの圧接力を解除する構成を例
示したが、これに限定されるものではなく、第1搬送手
段及び第2搬送手段の両方の圧接力を解除する構成とし
ても良く、両方解除した方がより容易にジャム処理が可
能となる。
【0079】また更に、シート搬送経路内に複数の検出
手段を配置して、記録シートのジャム状態を詳細に検出
できる構成の場合は、ジャムした箇所の搬送手段の圧接
力のみを解除する構成としても良い。
【0080】〔第3実施形態〕次に、第3実施形態に係
るシート搬送装置を備えた記録装置について図面を参照
して詳細に説明する。図12及び図13は本実施形態に係る
自動給送装置及び記録装置の断面構成図である。
【0081】尚、記録装置の概略構成は、前述した実施
形態とほぼ同様であるので、ここでは詳しい説明は省略
する。また、同等の機能を有する部材には、同一符号を
付して説明は省略する。以下、本実施形態に係るシート
搬送装置としての自動給送装置の特徴について説明す
る。
【0082】本実施形態では、検出手段の信号に応じ
て、自動給送装置11にセットされた記録シートを給送ロ
ーラ12に圧接する圧板13の圧接解除/圧接復帰を行うよ
うに構成している。
【0083】図12に示すように、自動給送装置11にセッ
トされた記録シートは、バネ等の付勢手段の付勢力によ
り付勢された圧板13により給送ローラ12に圧接されてい
るので、該給送ローラ12が回転すると搬送ローラ15の方
向へ給送される。
【0084】ここでは、給送された記録シートの先端
が、搬送ローラ15とピンチローラ16の圧接部の中に入り
込めず、更に給送ローラ12が回転され、ジャムが発生し
た状態を例示している。
【0085】このような状態の場合は、前述した実施形
態のように第1搬送手段である搬送ローラ対15,16や第
2搬送手段である排出ローラ対20,21の圧接を解除して
もジャム処理には無関係であるので、この場合、給送ロ
ーラ12に対する圧板13の圧接を解除する必要がある。
【0086】前述した実施形態では、圧板13の給送ロー
ラ12への圧接/離反は、給送ローラ12の両端に設けられ
たカム部12bで行われているので、図12に示す如き状態
で装置が停止した場合は給送ローラ12が回転しないの
で、圧板13を給送ローラ12から離反させることができな
い。
【0087】そこで、本実施形態では、圧板13の給送ロ
ーラ12への圧接/離反を前記給送ローラのカム部12aだ
けで行うのではなく、給送ローラ12の回転に関係のない
解除手段(不図示)を設け、いつでも圧板13を矢印E方
向(図13参照)へ動かすことを可能にしている。
【0088】即ち、前述した実施形態と同様に、記録シ
ートのジャムを検出すると、不図示の駆動手段によって
前記圧板13を回動させ、該圧板13を給送ローラ12より離
反させる。
【0089】図13に示す如き状態では、給送ローラ12
は、ローラ部12aの円弧部が圧板側に対向しているの
で、ジャム処理が終了して、次に再開処理を行う場合に
は、まず前記ローラ部12aの半月部が圧板13に対向する
状態、つまりカム部12bが圧板13に対向する位置まで給
送ローラ12を回転させる。
【0090】そして次に前記不図示の駆動手段により給
送ローラ12から離反されていた圧板13の圧接を復帰させ
る。ここで圧板13の圧接を復帰しても、前記給送ローラ
12のカム部12bが圧板13に対向しているので、これによ
り圧板13は給送ローラ12に当接されることなく、離反し
た状態のままで保持される。そして、この状態が記録シ
ートを給送を開始する以前の初期状態となる。
【0091】尚、図示していないが、前記解除手段とし
ては、駆動手段によって圧板13を回動させる構成の他
に、例えばレバー等によって手動で圧板13を回動させる
構成であっても良い。
【0092】上述したように、本実施形態によれば、検
出手段がシートのジャムを検出すると、該ジャムシート
を介して給送ローラ12に圧接している圧板13の圧接が解
除され、ジャム処理後、給送可能な状態への復帰が行わ
れるので、シートが給送中にジャムし、ジャム処理が必
要になった場合でも、該ジャム処理を即座に且つ容易に
行うことが可能である。
【0093】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
記録ヘッドよりもシート搬送方向上流側及び下流側に配
置された搬送ローラ対15,16、排出ローラ対20,21のい
ずれか一方又は両方の圧接、或いは給送ローラ12に対す
る圧板13の圧接を解除することにより、記録シートの挟
持を解除し、記録シートのジャム処理を即座に且つ容易
に行えるようにしたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、搬送手段をこれら給送ローラ12と圧板13、搬
送ローラ対15,16、排出ローラ対20,21、更にはその他
の搬送手段等の組み合わせにより構成し、該搬送手段の
うち少なくともジャムシートを挟持している搬送手段の
圧接解除/圧接復帰を行う構成としても同様の効果が得
られる。
【0094】また前述した実施形態では、検出手段とし
て、シートの有無を検出する検出手段、シートの端部を
検出する検出手段等を流用し、更に記録装置にあっては
記録手段の位置や状態を検出する検出手段等を流用した
が、これに限定されるものではなく、その他の検出手段
を流用しても良く、或いはシート搬送経路内にジャム検
出用の検出手段を適宜配置しても良い。
【0095】また前述した実施形態では、記録装置とし
てプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えばファクシミリ、複写機等の他の記録
装置であっても良く、該記録装置に用いられるシート搬
送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得る
ことができる。
【0096】また前述した実施形態では、記録方式とし
てインクジェット方式を例示したが、これに限定される
ものではなく、例えば電子写真方式等の他の記録方式で
あっても良い。更に、記録シートを搬送するシート搬送
装置を例示したが、原稿を搬送する原稿搬送装置に本発
明を適用しても同様の効果が得られる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
解除手段が検出手段の信号に応じて搬送手段の挟持解除
/挟持復帰を行うように制御されているので、具体的に
は例えば前記検出手段がシートのジャムを検出すると該
シートを挟持している搬送手段の挟持を解除し、該シー
トのジャム処理終了後、前記挟持が解除された搬送手段
を搬送可能な状態に復帰するように制御されているの
で、シートが搬送中にジャムし、ジャム処理が必要にな
った場合でも、該ジャム処理を即座に且つ容易に行うこ
とができる。
【0098】また、前記搬送手段は、シート搬送方向上
流側から下流側にわたって複数配置されており、前記検
出手段がシートのジャムを検出すると、少なくともシー
トを挟持している搬送手段の挟持が解除されるので、具
体的には、例えば、前記搬送手段は、シートを挟持して
搬送する第1搬送手段と、該第1搬送手段よりもシート
搬送方向下流側に配置され、前記シートを挟持して搬送
する第2搬送手段とを有し、前記解除手段は、前記第1
搬送手段又は前記第2搬送手段のいずれか一方又は両方
の挟持解除/挟持復帰を行い、或いは、前記搬送手段
は、積載手段に積載されたシートを給送する給送手段
と、該給送手段にシートを圧接する圧接手段とを有し、
前記解除手段は、前記圧接手段の圧接解除/圧接復帰を
行う構成となっているので、検出手段がシートのジャム
を検出すると、少なくともシートを挟持している搬送手
段の挟持が解除され、ジャム処理後、搬送可能な状態へ
の復帰が行われるので、シートが搬送中にジャムし、ジ
ャム処理が必要になった場合でも、該ジャム処理を即座
に且つ容易に行うことができる。
【0099】従って、本発明によれば、簡単な構造で操
作性の良いシート搬送装置及び記録装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るシート搬送装置を備えた記
録装置の構成を示す斜視図
【図2】前記記録装置に装着された自動給送装置の構成
を示す断面図
【図3】前記記録装置及び自動給送装置の構成を示す断
面図
【図4】前記記録装置及び自動給送装置の構成を示す断
面図
【図5】前記記録装置及び自動給送装置の構成を示す断
面図
【図6】前記記録装置におけるピンチローラリリース機
構の構成を示す断面図
【図7】前記記録装置におけるピンチローラリリース機
構の構成を示す断面図
【図8】前記記録装置の制御系の構成を示すブロック図
【図9】前記記録装置の動作を説明するフローチャート
【図10】第2実施形態に係るシート搬送装置を備えた
記録装置の構成を示す断面図
【図11】第2実施形態に係るシート搬送装置を備えた
記録装置の構成を示す断面図
【図12】第3実施形態に係る記録装置及び自動給送装
置の構成を示す断面図
【図13】第3実施形態に係る記録装置及び自動給送装
置の構成を示す断面図
【符号の説明】
M1 …キャリアモータ M2 …搬送モータ M3 …給送モータ M4 …ピンチローラリリースモータ S1 …HPセンサ S2 …ASFセンサ S3 …PEセンサ S4 …排出センサ 1 …記録ヘッド 2 …キャリア 3 …ガイド軸 4 …タイミングベルト 5,6…プーリ 7 …回復ユニット 8 …キャップ 9 …ワイパー 10 …ポンプ 11 …自動給送装置 12 …給送ローラ 12a …ローラ部 12b …カム部 13 …圧板 14 …サイドガイド 15 …搬送ローラ 16 …ピンチローラ 17 …ピンチローラホルダ 17a …回転中心 18 …ピンチローラリリース軸 18a …Dカット部 18b …円弧部 19 …プラテン 20 …排出ローラ 21 …拍車ローラ 22 …拍車ローラホルダ 22a …突起 51 …電子機器 52 …プリンタドライバ 53 …I/F部 54 …MPU 55 …タイマ 56 …ROM 57 …RAM 58 …EEPROM 59 …吐出ヒータドライバ 60 …キャリアモータドライバ 61 …搬送モータドライバ 62 …給送モータドライバ 63 …ピンチローラリリースモータドライバ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを挟持して搬送する搬送手段と、 前記搬送手段のシートの挟持を解除する解除手段と、 前記シートのジャムを検出する検出手段と、 前記検出手段の信号に応じて前記解除手段を制御する制
    御手段と、 を有し、 前記解除手段は検出手段の信号に応じて搬送手段の挟持
    解除/挟持復帰を行うように制御されていることを特徴
    とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記解除手段は、前記検出手段がシート
    のジャムを検出すると該シートを挟持している搬送手段
    の挟持を解除し、該シートのジャム処理終了後、前記挟
    持が解除された搬送手段を搬送可能な状態に復帰するよ
    うに制御されていることを特徴とする請求項1にシート
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、シート搬送方向上流側
    から下流側にわたって複数配置されており、前記検出手
    段がシートのジャムを検出すると、少なくともシートを
    挟持している搬送手段の挟持が解除されることを特徴と
    する請求項1又は請求項2にシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段は、シートを挟持して搬送
    する第1搬送手段と、該第1搬送手段よりもシート搬送
    方向下流側に配置され、前記シートを挟持して搬送する
    第2搬送手段とを有し、 前記解除手段は、前記第1搬送手段又は前記第2搬送手
    段のいずれか一方又は両方の挟持解除/挟持復帰を行う
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に
    記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段は、積載手段に積載された
    シートを給送する給送手段と、該給送手段にシートを圧
    接する圧接手段とを有し、 前記解除手段は、前記圧接手段の圧接解除/圧接復帰を
    行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1
    項に記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段は、前記給送手段と圧接手
    段、第1搬送手段、第2搬送手段等の組み合わせよりな
    ることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項
    に記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記シート搬送装置は、前記検出手段と
    してシートの有無を検出する検出手段、シートの端部を
    検出する検出手段等を流用していることを特徴とする請
    求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のシート搬送装
    置。
  8. 【請求項8】 画信号に応じて記録シートに画像を記録
    するための記録手段と、前記記録シートを搬送するため
    の搬送手段とを有する記録装置において、 前記搬送手段として、請求項1〜請求項7のいずれか1
    項に記載のシート搬送装置を有することを特徴とする記
    録装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送手段としての請求項7に記載の
    シート搬送装置は、前記検出手段として更に記記録手段
    の位置や状態を検出する検出手段を流用していることを
    特徴とする請求項8に記載の記録装置。
JP25835897A 1997-09-24 1997-09-24 シート搬送装置及び記録装置 Pending JPH1191986A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1683643A2 (en) * 2005-01-21 2006-07-26 Seiko Epson Corporation Read/write processing device with paper release on jam detection
JP2010253838A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute プリンター

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