JP2002113911A - 印刷装置およびその制御方法 - Google Patents

印刷装置およびその制御方法

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JP2002113911A JP2000307202A JP2000307202A JP2002113911A JP 2002113911 A JP2002113911 A JP 2002113911A JP 2000307202 A JP2000307202 A JP 2000307202A JP 2000307202 A JP2000307202 A JP 2000307202A JP 2002113911 A JP2002113911 A JP 2002113911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードタイプなどに最適な非常に薄いプリン
タを提供する。 【解決手段】 プリンタ1においては、制御装置8によ
り駆動モータ6の回転数Nが制御される。制御装置8は
プラテンローラ4とラインサーマルヘッド3に感熱紙2
が挟まれない紙送りモードのときの回転数を、プラテン
ローラ4とラインサーマルヘッド3で感熱紙2が挟まれ
て紙送りされる印刷モードのときの回転数より少なくす
る。このため、プラテンローラ4は、紙送りモードのと
きには印刷モードのときの回転速度Spより遅い回転速
度Sfで回転する。このようにすることで、紙送りモー
ドのときには駆動モータ6を低回転・高トルクの条件で
使用でき、低出力で小型のモータを駆動モータとして使
用することができる。これにより、カードタイプなどに
最適な非常に薄いプリンタを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱紙を印刷するラ
インサーマルヘッドを有する印刷装置およびその制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、PDAなどのポケットに収納でき
るサイズのモバイル型のコンピュータが普及している。
これらのコンピュータは、単独あるいは携帯電話等の通
信装置を介して多種多様な情報を受信あるいは発信でき
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなモバイル型
のコンピュータを様々な用途に使用していく中で、コン
ピュータに取り込んだ電子メールやダウンロード済のコ
ンテンツなどの情報を手軽にプリントアウトできるよう
にすることが要望されている。このため、PDAや携帯
電話などのモバイル用のコンピュータの周辺機器の一つ
として非常に薄いカードタイプのプリンタの実現が待た
れている。
【0004】薄いカードタイプのプリンタとしては、印
刷機構としてラインサーマルヘッドを備えた印刷機構を
採用することが効果的である。ラインサーマルヘッドに
より印刷する印刷機構では、インクやトナーなどの消耗
品が一切不要であり、それらを収納するスペースを省く
ことができるからである。また、ヘッドを走査方向に移
動するシリアルプリンタのようにヘッド自身を移動させ
る機構およびそれを収納するスペースも省くことができ
るからである。さらに、プラテンローラを採用して感熱
紙をラインサーマルヘッドと挟んで紙送りすることによ
り、紙送りする機構とサーマルヘッドに紙を押し付ける
(加圧する)機構とをプラテンローラで兼ねることがで
きるので、部品点数を削減でき、また、印刷機構をさら
にコンパクトに纏めることができる。そして、プラテン
ローラの直径を数mm程度あるいはそれ以下まで小さく
することが可能であり、ラインサーマルヘッドとプラテ
ンローラが積層された厚みが数mm程度で収まるプリン
タを実現できる可能性がある。
【0005】しかしながら、厚みが数mm程度のプリン
タを実現するためには、プラテンローラを駆動するモー
タのサイズが問題となる。従来のプリンタにおいては、
モータサイズはプリンタ全体のサイズに比較すると非常
に小さいために、モータそのもののサイズがプリンタの
サイズを決定することはなかったのに対し、厚さが数m
m程度のプリンタを実現しようとすると、直径が数mm
程度あるいはそれ以下の非常にコンパクトなモータで駆
動できるように印刷機構を設計する必要がある。
【0006】すなわち、ラインサーマルヘッド(以降に
おいてはサーマルヘッドあるいはヘッド)を用いたプリ
ンタにおいては、プラテンローラとサーマルヘッドで感
熱紙を挟んで紙送りするときに、感熱紙をプラテンロー
ラで確実に紙送りする必要がある。このため、プラテン
ローラの表面はゴムなどの摩擦係数の高い素材により構
成される。感熱紙がプラテンローラとサーマルヘッドの
間にあるときは比較的摩擦係数の小さな感熱紙の表面が
サーマルヘッドの表面(印刷面)に接触しながら紙送り
されるのに対し、感熱紙がプラテンローラとサーマルヘ
ッドとの間にない状態では、ヘッドの表面にプラテンロ
ーラの摩擦係数の大きな表面が直にあたって回転する。
このため、摩擦力が非常に大きくなり、プラテンローラ
を回転するために非常に大きな力が要求される。したが
って、そのような状態ではプラテンローラとサーマルヘ
ッドとの間に隙間を開けることが望ましいが、そのため
には、隙間を制御する機構と、それを収納するスペー
ス、さらには、プラテンローラとサーマルヘッドの間に
隙間を確保できるだけの厚みがプリンタ全体として余分
に必要になる。一方、感熱紙の先端がプラテンローラと
サーマルヘッドの間に入るまでプラテンローラを停止す
ることも可能であるが、プラテンローラを回転させずに
サーマルヘッドに押し付けた状態で感熱紙の先端をそれ
らの間にスムーズに挿入することは不可能である。
【0007】したがって、プラテンローラが直にサーマ
ルヘッドに接触した状態でプラテンローラを回転できる
ようにするためには、印刷時に必要とされるトルクより
も大きなトルクを発生可能なモータを、プラテンローラ
を駆動するモータとして選択する必要がある。実際に
は、プラテンローラをサーマルヘッドに接触した状態で
回転駆動するためには、印刷時のほぼ倍あるいはそれ以
上のトルクが必要とされるので、モータの出力は印刷時
の2倍以上の出力を必要とし大型化する。例えば、名刺
サイズの用紙で20秒で印刷するプリンタの場合、パル
スモータの直径は10mmになり、プリンタ全体の厚み
5mmよりはるかに大きくなる。一方、紙送り時にプラ
テンローラを駆動するトルクを小さくするためにサーマ
ルヘッドとの間に隙間を設けようとすると、隙間を管理
する機構や隙間自体を確保するために厚さ数mm程度の
プリンタを実現することが難しくなることは上述したと
おりである。
【0008】そこで、本発明においては、印刷時に必要
となるトルク程度を発生可能なモータでプラテンローラ
をサーマルヘッドに接触した状態で回転駆動できるよう
にすることにより、厚さが数mm程度に纏めることが可
能な印刷装置およびその制御方法を提供することを目的
としている。そして、実際にカード程度のサイズの厚み
のプリンタを提供可能とし、PDAや携帯電話などと共
に持ち歩いていつでもどこでも使用することができる印
刷装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の印刷
装置においては、ラインサーマルヘッドとプラテンロー
ラとの間に感熱紙が挟まれない可能性がある紙送りモー
ドにおけるプラテンローラの回転速度を、ラインサーマ
ルヘッドとプラテンローラとの間に感熱紙が挟まれた状
態となる印刷モードのときよりも遅くすることにより、
紙送りモードのときに高トルクが発生できる状態でモー
タを使用し、あるいは、伝達機構の減速比を上げること
ができるようにしている。すなわち、本発明の、ライン
サーマルヘッドと、このラインサーマルヘッドとの間に
感熱紙を挟んで紙送りするプラテンローラと、このプラ
テンローラを駆動するモータと、このモータの駆動力を
プラテンローラに伝達する伝達機構と、モータの回転速
度を制御可能な制御手段とを有する印刷装置において
は、制御手段および/または伝達機構により、ラインサ
ーマルヘッドとプラテンローラとの間に感熱紙が挟まれ
た状態となる印刷モードのときにはプラテンローラが印
刷用の回転速度で回転され、ラインサーマルヘッドとプ
ラテンローラとの間に感熱紙が挟まれない可能性がある
紙送りモードのときにはプラテンローラが紙送り用の回
転速度で回転される。したがって、ラインサーマルヘッ
ドとプラテンローラの間に感熱紙を挟んで印刷および紙
送りする本発明の印刷装置の制御方法は、ラインサーマ
ルヘッドとプラテンローラとの間に感熱紙が挟まれた状
態となる印刷モードのときにプラテンローラを印刷用の
回転速度で駆動する第1の工程と、ラインサーマルヘッ
ドとプラテンローラとの間に感熱紙が挟まれない可能性
がある紙送りモードのときにプラテンローラを、印刷用
の回転速度より遅い紙送り用の回転速度で駆動する第2
の工程とを有する。
【0010】本発明の印刷装置およびその制御方法で
は、プラテンローラの紙送り用の回転速度を下げること
により、プラテンローラを駆動するモータを低回転で高
トルクが発生できる状態で使用することができる。した
がって、プラテンローラを駆動するモータを、印刷用の
回転速度で必要とされるトルクを発生するように選択す
ることができ、出力が小さくコンパクトなモータを採用
し、薄型の印刷装置を実現する際にネックであったモー
タのサイズを小さくすることができる。すなわち、紙送
り用の回転速度を印刷用の回転速度と同じあるいはそれ
以上にする場合には、高回転・高トルクの条件でモータ
を選択する必要があり、紙送り時のモータ出力は大きく
なる。本発明においては、紙送り用の回転速度を低くす
ることにより2つの条件下のモータ出力をほぼ同じと
し、小さなモータで間に合わせることができる。すなわ
ち、2つの条件がほぼ同じ出力であればそのモータの特
性曲線上の動作点を変えることで2つの条件を満足する
ことができる。モータは紙送り時ではなく、印刷時の出
力で決定され、最小のサイズを選択できる。
【0011】したがって、本発明の印刷装置において
は、上記の制御方法の第2の工程で、制御手段により紙
送り用の回転速度が印刷用の回転速度より遅くなるよう
にモータの回転速度を制御することにより、コンパクト
で非常に薄い印刷装置を提供できる。そして、ラインサ
ーマルヘッドを用いた印刷装置であるので、インク等の
消耗品を収納するスペースやヘッド自身を移動させる機
構およびそれを収納するスペースなどが不要であり、厚
さが数mm程度の非常に薄くカードタイプのようなコン
パクトなプリンタを本発明で提供することができる。
【0012】一方、減速比を落とすことによっても、低
回転・高トルクな状態は実現できる。したがって、モー
タの回転力をプラテンローラに伝達する減速比の異なる
複数の歯車列を設け、第2の工程では、制御手段により
減速比の大きな歯車列が選択されるようにしても良い。
たとえば、遊星ギアやワンウェイクラッチなどを採用
し、制御手段によりモータの回転方向を切り替えること
により減速比の異なる歯車列を選択することができる。
また、モータの回転速度を落とすと共に、減速比の大き
なギアを選択することも可能であり、本発明に含まれ
る。
【0013】プラテンローラの紙送り用の回転速度を印
刷用の回転速度に対して遅くするほど高トルクが得やす
い。したがって、紙送り用の回転速度は、印刷用の回転
速度のほぼ半分またはそれ以下にすることにより、低ト
ルク・高回転と、高トルク・低回転の条件を満足するコ
ンパクトなモータを選定しやすくなる。また、紙送り時
間は印刷時間に比較して短時間になるので、紙送り速度
を下げることはプリンタの性能低下にはならない。特
に、全体が薄い印刷装置においては、感熱紙が収納され
た紙収納スペースとプラテンローラはほぼ隣接して上下
に重ならないように配置されることが望ましい。したが
って、紙収納スペースからプラテンローラに至る紙経路
の長さは非常に短くなる。このため、紙送り速度を遅く
しても紙送りに必要とされる時間は少なく、印刷ジョブ
を実行するのに障害にならず、また、ユーザが不便に感
じることはない。
【0014】本発明の印刷装置は、上述した工程を実行
可能な命令を有する制御プログラム製品として提供可能
であり、この制御プログラムを、CD−ROMやメモリ
カードなどのコンピュータ読み取り可能な可搬型の記録
媒体に記録して提供できる。また、インターネットなど
の通信回線上を伝送される伝送媒体に埋め込んで提供す
ることも可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1(a)および(b)に本発明
にかかるプリンタ1の概略構成を断面図を用いて示して
ある。本例のプリンタ1は、全体がA7サイズ(74m
m×105mm)程度の非常に薄いハウジング10を有
しており、このハウジング10の後方1bは、紙製のパ
ッケージ2aに入れられたA8サイズ(52mm×74
mm)の感熱式のカットシート(感熱紙)2を複数枚収
納でき、それらから感熱紙2を一枚づつピックアップロ
ーラ5でピックアップして前方1aの印刷機構11に供
給される。また、ハウジング10の前方1aには、ピッ
クアップローラ5により給紙された感熱紙2を印刷可能
な印刷機構11が配置され、本例の印刷機構11はライ
ンサーマルヘッド3と、このラインサーマルヘッド3と
の間に感熱紙2を挟んで前方1aに紙送りするプラテン
ローラ4を備えている。
【0016】さらに、ピックアップローラ5とプラテン
ローラ4を駆動する駆動モータ6がハウジング10の側
方に配置され、駆動モータ6の駆動力をプラテンローラ
4およびピックアップローラ4に伝達する伝達機構7が
駆動モータ6の前方側に配置されている。また、駆動モ
ータ6が配置された後方1bには、駆動モータ6の回転
数(回転速度)を制御可能なプロセッサやROMを備え
た制御装置8が配置されている。このため、本例のプリ
ンタ1では、制御装置8の制御の下に駆動モータ6が所
定の回転数で回転され、ピックアップローラ5で感熱紙
2がピックアップされて印刷機構11の側に給紙され
る。そして、感熱紙2がラインサーマルヘッド3とプラ
テンローラ4によって挟まれた状態で紙送りされなが
ら、ラインサーマルヘッド3で印刷が施される。印刷さ
れた感熱紙2はハウジング10の前方1aに設けられた
排紙口10cから外部に出力される。
【0017】図2(a)および(b)には本例のプリン
タ1において、紙送りモードおよび印刷モードの状態を
模式的に示してある。なお、紙送りモードとは、ライン
サーマルヘッド3とプラテンローラ4との間に感熱紙2
が挟まれない可能性があるときであり、本例では、ピッ
クアップローラ5で感熱紙2がピックアップされ、その
後、感熱紙2の先端がプラテンローラ4に到達して挟み
込まれるまで、さらに、印刷されて感熱紙2の末端がプ
ラテンローラ4から送り出された後の状態を指す。ま
た、印刷モードとは、ラインサーマルヘッド3とプラテ
ンローラ4によって感熱紙2が挟まれた状態となるとき
であり、本例では、感熱紙2の先端がラインサーマルヘ
ッド3とプラテンローラ4により挟まれて紙送りされは
じめてから、感熱紙2の末端がはなれるまでを指す。
【0018】本例のプリンタ1では、プラテンローラ4
とラインサーマルヘッド3が互いに適当な圧力で接触
し、印刷モードのときには、比較的摩擦係数の小さな感
熱紙2がラインサーマルヘッド3の表面に接触しながら
紙送りされる。これに対して、紙送りモードのときに
は、プラテンローラ4はラインサーマルヘッド3に直に
あたって回転する。そして、プラテンローラ4の表面は
ゴムなどの摩擦係数の高い素材により構成し、感熱紙2
をラインサーマルヘッド3とプラテンローラ4で挟んで
紙送りするときに、感熱紙2が確実に紙送りされるよう
になっている。このため、図2に示すように、紙送りモ
ードのときにプラテンローラ4とラインサーマルヘッド
3の間で発生する摩擦力Ffは印刷モードのときにプラ
テンローラ4とラインサーマルヘッド3の間で発生する
摩擦力Fpに比べて大きくなる。したがって、プラテン
ローラ4は、印刷モードのときには摩擦力Fpに対抗で
きる十分なトルクで駆動されれば良いのに対し、紙送り
モードのときには摩擦力Ffに対抗できるトルクで駆動
されれば良いことになる。紙送りモードのときにプラテ
ンローラ4を駆動するのに必要とされるトルクTfは、
印刷モードのときにプラテンローラ4を駆動するのに必
要とされるトルクTpより大きくなり、ほぼ倍程度にな
る。したがって、紙送りモードでは、伝達機構7と駆動
モータ6によりプラテンローラ4をトルクTf以上の力
で回転駆動できるようにする必要がある。
【0019】そこで、本例のプリンタ1では、大きな摩
擦力Ffがかかり、高トルクTfが要求される紙送りモ
ードのときのプラテンローラ4の回転速度Sfを、小さ
な摩擦力Fpがかかり、低トルクTpが要求される印刷
モードのときのプラテンローラ4の回転速度Spより遅
くなるようにしている。このため、制御装置8はプロセ
ッサからなる制御部8aと、ファームウェアが格納され
たROM8bを有している。制御装置8においては、適
切な箇所に設置された紙センサ13で感熱紙2の先端あ
るいは末端を検出し、感熱紙2の先端がラインサーマル
ヘッド3とプラテンローラ4との間にはさみ込まれるま
では駆動モータ6の回転数を減らして、プラテンローラ
4がトルクTfで回るのに十分なモータトルクTmfが
出力できるようにしている。一方、感熱紙2の先端をセ
ンサ13で検出してから所定の時間が経過、または駆動
モータ6が所定の角度あるいは回数まわって感熱紙2の
先端がラインサーマルヘッド3とプラテンローラ4の間
に挟み込まれたと判断すると、駆動モータ6の回転数を
上げて所定の印刷速度が取得できるようにしている。し
たがって、本例のプリンタ1では、駆動モータ6には、
印刷モードのときには高回転(回転数Np)および低ト
ルク(トルクTmp)、紙送りモードのときには低回転
(回転数Nf)および高トルク(トルクTmf)のモー
タ6のトルクカーブ上の2点で稼動することにより、印
刷モードの条件で選択したコンパクトなモータで紙送り
することができる。
【0020】図3には本例のプリンタ1における印刷処
理の概略のフローチャートを示してある。また、図4に
は、駆動モータ6のトルク(T)−回転数(N)のトル
クカーブを示してある。まず、ステップ31において、
印刷ジョブが開始されると、ステップ32において、制
御装置8によって駆動モータ6は低回転の紙送り用の回
転数Nfで駆動される。すなわち、モータ6の回転数制
御の設定値が低速の回転数Nfにセットされる。このた
め、プラテンローラ4は低速の紙送り用の回転速度Sf
で回転する。したがって、駆動モータ6は図4に示した
トルクカーブY1の低回転(Nf)・高トルク(Tm
f)な条件で駆動され、大きな摩擦力Ffが加わるプラ
テンローラ4を確実に回転させるトルクTmfを出力す
ることができる。これにより、プラテンローラ4は回転
速度Sfでラインサーマルヘッド3に接触しながら回転
し、感熱紙2の先端が到達するのを待つ。ステップ33
において、感熱紙2がプラテンローラ4に達してプラテ
ンローラ4とラインサーマルヘッド3とで挟まれると、
ステップ34において、制御装置8によって駆動モータ
6の回転数が印刷モードのときの高速の回転数Npに変
更される。すなわち、モータ6の回転数制御の設定値が
高速の回転数Npにセットされる。このため、プラテン
ローラ4は高速の印刷用の回転速度Spで回転する。こ
のとき、プラテンローラ4に加わる摩擦力は小さな値F
pとなるので、回転速度Spで回転させるためのトルク
は小さくなり、図4に示したトルクカーブY1のトルク
Tmpで回転させることができる。したがって、紙送り
と同じモータで回転速度を高速の値Npまで上げること
ができる。このため、感熱紙2がプラテンローラ4とラ
インサーマルヘッド3とで挟まれながら所定の印刷速度
で紙送りされると共に、ラインサーマルヘッド3で印刷
が施される。これにより、高速で印刷することができ
る。
【0021】このように、本例のプリンタ1において
は、駆動モータ6が印刷モードのときには高回転(N
p)・低トルク(Tmp)な条件で駆動され、紙送りモ
ードのときには低回転(Nf)・高トルク(Tmf)な
条件で駆動される。したがって、図4に示す実線Y1か
ら分かるように、印刷速度をだす回転数Npで印刷モー
ドのときのトルクTmpを発生できる駆動モータ6で、
紙送りモードのときに要求される高いトルクTmfを出
力させることができる。すなわち、本例のプリンタ1で
は、プラテンローラ4の紙送りモードのときの回転速度
Sfを下げることにより、プラテンローラ4を駆動する
モータ6を低回転で高トルクが発生できる状態で使用で
きるようにしている。したがって、印刷モードのときの
回転数Npで必要とされるトルクTmpを発生する駆動
モータ6で紙送り可能となる出力が小さくコンパクトな
モータで紙送りおよび印刷を行うことができる。
【0022】これに対し、プラテンローラ4の紙送りモ
ードのときの回転速度を印刷用の回転速度Spと同じに
すると、印刷時の回転数Npで紙送り用のトルクTmf
を出力できるモータが必要となり、図4の一点鎖線Y2
で示すような大出力のモータが必要となる。さらに、従
来のプリンタでは、プラテンローラ4の回転速度を印刷
するときよりも速めるようにしており、高回転・高トル
クな条件で駆動できる大出力で大型の駆動モータ6が必
要になっている。従来のプリンタはコンパクトであると
いっても卓上に設置できる程度でモータに対して十分に
大きく、さらに紙経路も長いために紙送り速度を上げる
制御方法が採用されているからである。
【0023】本例のプリンタ1は、このような従来の紙
送り制御と発想が異なる制御方法を採用しており、紙送
り速度が印刷速度よりも遅い。そして、このような方法
を採用することにより、低出力でコンパクトなモータで
高トルクが要求される紙送り作業を行うことができる。
このため、本例のプリンタ1によれば、消耗品が不要な
ラインサーマルヘッド3を採用すると共に、ラインサー
マルヘッド3にプラテンローラ4を接触させることによ
り印刷機構11を非常に薄くでき、しかも、駆動モータ
6も非常にコンパクトにできる。したがって、モータ6
が占有するスペースも少なくなり、PDAや携帯電話な
どのモバイル型のコンピュータに適した周辺装置とし
て、ポケットに収納して持ち運べる数mm程度の非常に
薄くコンパクトなプリンタを実際に提供できる。また、
本例のプリンタ1はカードタイプで感熱紙2を収納した
パッケージ2aを収納するスペース10bと印刷機構1
1が隣接して配置されており、感熱紙2をプラテンロー
ラ4まで紙送りする距離は非常に短い。このため、プラ
テンローラ4の回転速度Sfを下げて、紙送りスピード
が印刷スピードより遅くなってもトータルの印刷時間に
はほとんど影響を及ぼさない。したがって、ユーザに不
便さを感じさせることもない。
【0024】図4のトルクカーブY1に示すように、モ
ータの回転数制御の設定値を下げることにより、負荷が
大きな条件でもモータを回転できる。このため、紙送り
スピードを印刷スピードよりも少しでも下げることによ
り紙送りスピードが印刷スピードと同じまたはそれ以上
のプリンタより駆動モータ6の負荷を下げてモータを小
さくすることができる。また、印刷スピードが決まって
いる場合、その印刷スピードで印刷モードのトルクTm
pを出力する必要がある。したがって、印刷スピードで
印刷モードのトルクTmpを出力する条件で駆動モータ
を選択することにより、もっと駆動モータを小さくする
ことができる。このケースでは、紙送りモードのときの
トルクTmfが印刷モードのときのトルクTmpの倍程
度になることを考えると、トルクカーブがほぼリニアに
移行するとなると、紙送りスピードは印刷スピードの1
/2あるいはそれ以下で設定することが望ましい。
【0025】また、上記の例では、制御装置8で駆動モ
ータ6の回転速度(回転数)Nを切り替えて、プラテン
ローラ4を異なる速度SfおよびSpで回転するように
しているが、この代わりに、伝達機構7に駆動モータ6
の駆動力をプラテンローラ4に伝達する減速比の異なる
複数の歯車列を設け、それらの歯車列を制御装置8で選
択することによりプラテンローラ4を異なる速度Sfお
よびSpで回転し、高トルクが出力できるようにするこ
とが可能である。図5(a)および(b)にはそのよう
なプリンタの伝達機構7のうち、駆動モータ6の駆動力
をプラテンローラ4に伝達する部分を示してある。
【0026】本例の伝達機構7は、駆動モータ6の駆動
力を、伝達機構7を構成する各輪列に最初に伝達する部
分に遊星歯車15を採用している。そして、伝達機構7
はプラテンローラ4を駆動するために、プラテンローラ
4の軸4aに固定された歯車17と、それに動力を伝達
する歯車24、23、22からなる第1の輪列31と、
歯車22に対してさらにもう一つの減速用の歯車25が
かみ合った第2の輪列32とからなる減速比の異なる2
系統の歯車列を備えている。そして、遊星歯車15は駆
動モータ6の回転方向により歯車22または歯車25に
接続される。したがって、紙送りモードでは、駆動モー
タ6を反時計方向CCWに回転すると、図5(a)に示
すように、第2の輪列32を介して動力がプラテンロー
ラ4に伝わり、印刷モードでは、駆動モータ6を時計方
向CWに回転すると、図5(b)に示すように、第1の
輪列31を介してプラテンローラ4に動力が伝達され
る。
【0027】したがって、紙送りモードでは、印刷モー
ドよりもプラテンローラ4は減速され、駆動モータ6が
同じトルクで回転されてもプラテンローラ4は高トルク
で回転する。そして、その切り替えは制御装置8で駆動
モータ6の回転方向を切り替えることによって行うこと
ができる。このため、減速比の異なる輪列31および3
2を用いることによっても、紙送り時には低回転・高ト
ルクな条件でプラテンローラ4を駆動することができ、
そのために、駆動モータ6の出力を上げなくても良い。
したがって、駆動モータ6として出力の小さなコンパク
トなモータを使用して、非常に薄いコンパクトな印刷装
置を実現できる。
【0028】なお、減速比の異なる歯車列としては、こ
れらの例に限らず、ワンウェイクラッチギアを用いた機
構や、ソレノイドなどを用いて歯車のかみ合いを強制的
に切り替える機構などを採用することが可能である。ま
た、減速比の異なる歯車列を制御装置8で切り替える方
法や、駆動モータ6の回転速度(回転数N)を切り替え
る方法を単独で使用しても良いが、これらの方法を組み
合わせることも可能である。
【0029】また、本例のプリンタ1においては、紙送
りモードから印刷モードに移行したことを検出するため
には、ラインサーマルヘッド3の手前に感熱紙2の位置
を検出するためのセンサ13を取り付けているが、その
取り付け位置は感熱紙2の位置が検出できる位置であれ
ば良い。また、駆動モータ6はDCモータでも良く、ま
た、ステッピングモータでも良い。
【0030】さらに、上述した本例のプリンタ1におけ
る処理は、図3に示した各ステップに対応する処理を実
行可能な命令を有するファームウェア、すなわち、制御
プログラム製品として提供でき、この制御プログラム製
品をROM8bに格納して使用することができる。ま
た、このようなファームウェアを実現するために、制御
プログラムをインターネットなどの通信回線上を伝送さ
れる伝送媒体に埋め込んで提供することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印刷装置
およびその制御方法においては、紙送りモードにおける
プラテンローラの回転速度を印刷モードにおける回転速
度より遅くすることにより、紙送りモータのときに高ト
ルクが発生できる状態でモータを使用し、あるいは、伝
達機構の減速比を上げることができるようにしている。
これにより、低出力で小型の駆動モータを採用でき、ラ
インサーマルヘッドとプラテンローラとで感熱紙を挟ん
で紙送りする薄い印刷装置をさらに薄く、コンパクトに
できる。したがって、PDAや携帯電話などに最適な周
辺装置としてポケットに収納して持ち運びでき、電子メ
ールやダウンロード済のカラーコンテンツなどの様々な
情報をどこでも手軽に印刷できる厚さ数mm程度の非常
に薄いカードタイプの印刷装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの概略構成を示す図であ
る。
【図2】(a)は、本例のプリンタの紙送りモードのと
きの状態を模式的に示す図、(b)は、本例のプリンタ
の印刷モードのときの状態を模式的に示す図である。
【図3】本例のプリンタにおける印刷処理の概略を示す
フローチャートである。
【図4】本例のプリンタの駆動モータに要求されるトル
ク特性を説明するためのモータのトルク−回転数のトル
クカーブである。
【図5】本例のプリンタの伝達機構の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 感熱紙 3 ラインサーマルヘッド 4 プラテンローラ 5 ピックアップローラ 6 駆動モータ 7 伝達機構 8 制御装置 8a 制御部 8b ROM 15 遊星歯車 31 第1の輪列 32 第2の輪列 Sf 回転速度(紙送りモードのとき) Sp 回転速度(印刷モードのとき)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインサーマルヘッドと、このラインサ
    ーマルヘッドとの間に感熱紙を挟んで紙送りするプラテ
    ンローラと、このプラテンローラを駆動するモータと、
    このモータの駆動力を前記プラテンローラに伝達する伝
    達機構と、前記モータの回転速度を制御可能な制御手段
    とを有し、 前記制御手段および/または伝達機構により、 前記ラインサーマルヘッドと前記プラテンローラとの間
    に感熱紙が挟まれた状態となる印刷モードのときには前
    記プラテンローラは印刷用の回転速度で回転され、前記
    ラインサーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に感
    熱紙が挟まれない可能性がある紙送りモードのときには
    前記プラテンローラは紙送り用の回転速度で回転される
    印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記紙送り用の回転
    速度は、前記印刷用の回転速度のほぼ半分またはそれ以
    下である印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記制御手段が、前
    記紙送り用の回転速度が前記印刷用の回転速度より遅く
    なるように前記モータの回転速度を制御する印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記モータの駆動力を前記プラテンローラに伝達する減
    速比の異なる複数の歯車列を備えており、前記制御手段
    により前記歯車列が選択される印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記制御手段により
    前記モータの回転方向を切り替えることにより前記歯車
    列が選択される印刷装置。
  6. 【請求項6】 ラインサーマルヘッドとプラテンローラ
    の間に感熱紙を挟んで印刷および紙送りする印刷装置の
    制御方法であって、 前記ラインサーマルヘッドと前記プラテンローラとの間
    に感熱紙が挟まれた状態となる印刷モードのときに前記
    プラテンローラを印刷用の回転速度で駆動する第1の工
    程と、 前記ラインサーマルヘッドと前記プラテンローラとの間
    に感熱紙が挟まれない可能性がある紙送りモードのとき
    に前記プラテンローラを、前記印刷用の回転速度より遅
    い紙送り用の回転速度で駆動する第2の工程とを有する
    印刷装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記紙送り用の回転
    速度は、前記印刷用の回転速度のほぼ半分またはそれ以
    下である印刷装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記第2の工程で
    は、前記紙送り用の回転速度が前記印刷用の回転速度よ
    り遅くなるように、前記プラテンローラを駆動するモー
    タの回転速度を制御する印刷装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし8のいずれかにおいて、
    前記モータの駆動力を前記プラテンローラに伝達する減
    速比の異なる複数の歯車列を備えており、 前記第2の工程では、減速比の大きな前記歯車列が選択
    される印刷装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記第2の工程で
    は、前記モータの回転方向を切り替えることにより前記
    歯車列が選択される印刷装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 ラインサーマルヘッドとプラテンロー
    ラの間に感熱紙を挟んで印刷および紙送りする印刷装置
    の制御プログラム製品であって、 前記ラインサーマルヘッドと前記プラテンローラとの間
    に感熱紙が挟まれた状態となる印刷モードのときに前記
    プラテンローラを印刷用の回転速度で駆動する第1の工
    程と、 前記ラインサーマルヘッドと前記プラテンローラとの間
    に感熱紙が挟まれない可能性がある紙送りモードのとき
    に前記プラテンローラを、前記印刷用の回転速度より遅
    い紙送り用の回転速度で駆動する第2の工程とを実行可
    能な命令を有する制御プログラム製品。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の制御プログラム製
    品が記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011206969A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Brother Industries Ltd プリンター
CN113320302A (zh) * 2021-04-30 2021-08-31 厦门汉印电子技术有限公司 打印机及其电机自适应驱动方法、装置以及可读存储介质

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