JPH05254217A - プリンター - Google Patents

プリンター

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Publication number
JPH05254217A
JPH05254217A JP4051600A JP5160092A JPH05254217A JP H05254217 A JPH05254217 A JP H05254217A JP 4051600 A JP4051600 A JP 4051600A JP 5160092 A JP5160092 A JP 5160092A JP H05254217 A JPH05254217 A JP H05254217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
temperature
printer
driven
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP4051600A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoto Komuro
清人 小室
Kenjiro Murakami
憲二郎 村上
Toshikazu Odaka
俊和 小高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP4051600A priority Critical patent/JPH05254217A/ja
Publication of JPH05254217A publication Critical patent/JPH05254217A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実な作動を確保しつつ、モータを小型化し
てプリンターの小型化を図る。 【構成】 プリンター内部の温度をサーミスタ210お
よび温度検出回路211で検出し、温度が低いときには
低速でモータを駆動し、温度が高いときには高速でモー
タを駆動する。または、温度が低いときには大きな電流
でモータを駆動し、温度が高いときには小さな電流でモ
ータを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンターに関する。特
に、プリンターに用いるモータの小型化を図ることので
きるプリンターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のプリンターの一例を示す
概略側面図である。
【0003】同図において、1はヘッドであり、給紙カ
セット2から、プラテン3との間に供給される用紙4に
印字を行なう。ヘッド1はキャリッジ5に搭載されてい
る。キャリッジ5は、キャリッジモータ6の駆動によ
り、図示しないタイミングベルトを介して紙面と直交す
る方向に移動する。キャリッジ5の移動にともない、ヘ
ッド1によって1行分の印字がなされると、ステッピン
グモータからなる紙送り用モータ7の駆動により、図示
しない歯車列を介してプラテン3が回転し、用紙4が行
間分だけ送られて次の行の印字がなされる。この動作の
繰り返しにより、用紙4に所定行の印字がなされる。
【0004】このようなプリンターに用いられているキ
ャリッジモータ6や紙送り用モータ7の、潤滑油の粘度
等に起因する機械的負荷は、図6に曲線Aで示すよう
に、その使用環境温度すなわちプリンター内の温度が比
較的高いときには小さいのであるが、温度が低くなると
大きくなる。
【0005】プリンターの機械的負荷がモータの発生す
るトルクを上回ると、キャリッジや紙送りの正確な作動
が得られなくなるので、従来は、キャリッジモータ6や
紙送り用モータ7として、低温時の機械的負荷を十分に
上回るトルクT(図6参照)を発生することができるよ
うに比較的大型のモータを用いていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプリン
ターは、キャリッジモータ6や紙送り用モータ7として
大型のモータを用いていたので、プリンターの小型化を
図ることが困難であるという問題を有していた。
【0007】本発明の目的は、このような問題を解決
し、確実な作動を確保しつつ、プリンターの小型化を図
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、モータを備えたプリンター
において、プリンター内部の温度を検出する温度検出手
段と、この温度検出手段により検出された温度が低いと
きには低速でモータを駆動し、温度が高いときには高速
でモータを駆動するモータ駆動制御手段とを備えたこと
を特徴とする。また、請求項2記載の発明は、モータを
備えたプリンターにおいて、プリンター内部の温度を検
出する温度検出手段と、この温度検出手段により検出さ
れた温度が低いときには大きな電流でモータを駆動し、
温度が高いときには小さな電流でモータを駆動するモー
タ駆動制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】モータは、一般に、供給される電流が一定であ
れば、低速であるほど大きなトルクが発生し、高速にな
るほどトルクは小さくなる。
【0010】請求項1記載の発明によれば、温度検出手
段によりプリンター内部の温度が検出され、検出された
温度が低いときにはモータ駆動制御手段によって低速で
モータが駆動され、温度が高いときには高速でモータが
駆動されるので、結果として、温度が低くて機械的負荷
が大きなときには大きなトルクが得られることとなる。
【0011】すなわち、この発明によれば、小型のモー
タを用いても、温度が低くて機械的負荷が大きなときに
は、モータを低速で駆動することにより大きなトルクを
得ることができるので、正確な作動を確保することがで
き、結果としてモータの小型化を図ることができる。
【0012】また、モータは、一般に、速度が一定であ
れば、供給される電流が大きいほど大きなトルクが発生
し、電流が小さくなるほどトルクは小さくなる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、温度検出手
段によりプリンター内部の温度が検出され、検出された
温度が低いときにはモータ駆動制御手段によって大きな
電流でモータが駆動され、温度が高いときには小さな電
流でモータが駆動されるので、結果として、温度が低く
て機械的負荷が大きなときには大きなトルクが得られる
こととなる。
【0014】すなわち、この発明によれば、小型のモー
タを用いても、温度が低くて機械的負荷が大きなときに
は、モータを大きな電流で駆動することにより大きなト
ルクを得ることができるので、正確な作動を確保するこ
とができ、結果としてモータの小型化を図ることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】<第1実施例>図1は請求項1記載の発明
に係るプリンターの一実施例を示すブロック図、図2は
上ケースを分離した状態の外観斜視図、図3は断面図で
ある。
【0017】図2、3において、101はヘッドであ
り、給紙カセット102から、給紙通路152を通っ
て、プラテン103との間に供給される用紙4に印字を
行なう。ヘッド101はキャリッジ105に搭載されて
いる。キャリッジ105は、キャリッジモータ106の
駆動により、タイミングベルト150を介してプラテン
103と平行に移動する。キャリッジ105の移動にと
もない、ヘッド101によって1行分の印字がなされる
と、ステッピングモータからなる紙送り用モータ107
の駆動により、歯車列151を介してプラテン103が
回転し、用紙4が行間分だけ送られて次の行の印字がな
される。この動作の繰り返しにより、用紙4に所定行の
印字がなされる。印字済みの用紙は、排紙通路153を
通り、排紙ローラ154を経て排紙口155からスタッ
カ156へ排紙される。
【0018】このプリンターの特徴とする点は、プリン
ター内部の温度を検出する温度検出手段と、この温度検
出手段により検出された温度に基づいてキャリッジモー
タ106および紙送り用モータ107の駆動を制御する
モータ駆動制御手段とを備えている点にある。
【0019】図1に示すように、温度検出手段は、サー
ミスタ210と、温度変化によるサーミスタ210の抵
抗値に基づいて温度を検出する温度検出回路211とか
らなっている。サーミスタ210は、図2に示すよう
に、メイン基板212上に設けられている。温度検出回
路211は、A/Dコンバータ213および入出力回路
214を介してCPU220に接続されている。
【0020】モータ駆動制御手段は、CPU220と、
ROM221とで構成されている。ROM221には、
CPU220をモータ駆動制御手段として作動させるプ
ログラムを含むプリンター全体の制御用プログラムが格
納されている。
【0021】CPU220は、温度検出回路211によ
り検出されたプリンター内部の温度が低いときには、入
出力制御回路214、およびキャリッジモータ駆動回路
216または紙送り用モータ駆動回路217を介してキ
ャリッジモータ106または紙送り用モータ107を低
速で駆動し、温度が高いときには高速で駆動するように
なっている。例えば、プリンター内部の温度が15度C
以下のときには、キャリッジモータ106および紙送り
用モータ107を720PPSで駆動し、15度C以上
のときには、1000PPSで駆動するようになってい
る。
【0022】次に、以上のようなプリンターの作動につ
いて図4(a)および(c)をも参照して説明する。
【0023】図4(a)は、プリンター内温度とキャリ
ッジモータ106あるいは紙送り用モータ107の回転
速度との関係の一例を示した図、(c)はプリンター内
温度と、キャリッジモータ106あるいは紙送り用モー
タ107の機械的負荷およびモータトルクとの関係の一
例を示した図である。
【0024】CPU220は、キャリッジモータ106
あるいは紙送り用モータ107を駆動しようとした時点
で、温度検出回路211により検出されたプリンター内
温度が15度C以下のときには、キャリッジモータ10
6あるいは紙送り用モータ107を720PPSで駆動
する。これにより、図4(c)に示すように、大きなモ
ータトルクT1が得られ、プリンター内温度が低いこと
によってモータの機械的負荷Aが大きくなっていても、
確実な作動が得られる。また、プリンター内温度が15
度C以上のときには、1000PPSで駆動する。この
場合、図4(c)に示すように、モータトルクは小さな
値T2となるが、高温であることによってモータの機械
的負荷Aも小さくなっているので、確実な作動が得られ
る。また、この場合、モータ速度は大きいので、比較的
迅速なキャリッジの移動あるいは紙送り動作が得られ
る。
【0025】このように、本実施例のプリンターによれ
ば、温度が低くて機械的負荷が大きなときには、モータ
を低速で駆動することにより大きなトルクを得ることが
できるので、正確な作動を確保することができ、結果と
してキャリッジモータ106および紙送り用モータ10
7の小型化を図ることができる。
【0026】<第2実施例>この実施例が上記第1実施
例と異なる点は、モータ駆動制御手段にある。
【0027】すなわち、この実施例において、CPU2
20は、温度検出回路211により検出されたプリンタ
ー内部の温度が15度C以下のときには、入出力制御回
路214、およびキャリッジモータ駆動回路216また
は紙送り用モータ駆動回路217を介してキャリッジモ
ータ106または紙送り用モータ107を、図4(b)
に示すように大きな電流I1で駆動し、15度C以上の
ときには小さな電流I2で駆動するようになっている。
【0028】このような構成のプリンターによれば、温
度検出回路211により検出されたプリンター内温度が
15度C以下のときには、キャリッジモータ106ある
いは紙送り用モータ107が大きな電流I1で駆動され
て図4(c)に示すように大きなモータトルクT1が得
られ、プリンター内温度が低いことによってモータの機
械的負荷Aが大きくなっていても、確実な作動が得られ
る。また、プリンター内温度が15度C以上のときに
は、小さな電流I2で駆動され、図4(c)に示すよう
に、モータトルクは小さな値T2となるが、高温である
ことによってモータの機械的負荷Aも小さくなっている
ので、確実な作動が得られる。
【0029】このように、本実施例のプリンターによれ
ば、温度が低くて機械的負荷が大きなときには、モータ
を大きな電流I1で駆動することにより大きなトルクT
1を得ることができるので、正確な作動を確保すること
ができ、結果としてキャリッジモータ106および紙送
り用モータ107の小型化を図ることができる。
【0030】また、本実施例によると、モータの速度は
一定にすることができるので、常に迅速な作動を得るこ
とができる。
【0031】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、温度とモータの機械的負荷との関係線Aはモー
タの種類によって異なるので、モータ速度あるいはモー
ターに供給する電流値は、モータの種類に応じて適宜設
定する。また、モータ速度あるいはモータに供給する電
流値を変更すべきときの温度も15度Cに限らず、モー
タの種類に応じて設定することができる。さらに、上記
実施例では、モータ速度あるいはモータに供給する電流
値を変更すべきときの温度を1つ(15度C)だけ設定
して、二段階制御を行なうようにしたが、変更すべきと
きの温度を複数設定して多段階制御を行なうようにして
もよい。
【0032】なお、図2,3において、157は機構部
Aと電気部Bとを隔絶する金属製仕切板であり、金属製
ベースフレーム158の前面屈曲部159とともに電気
部Bのシールド板としての役割も果たしており、また、
キャリッジ105に搭載されるインクリボンの巻取り機
構を作動させる歯車160と噛み合うラック161が形
成されている。また、162は、用紙4をバックアウト
するための通路である。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、小型のモ
ータを用いても、温度が低くて機械的負荷が大きなとき
には、モータを低速で駆動することにより大きなトルク
を得ることができるので、正確な作動を確保することが
でき、結果としてモータの小型化を図ることができる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、小型
のモータを用いても、温度が低くて機械的負荷が大きな
ときには、モータを大きな電流で駆動することにより大
きなトルクを得ることができるので、正確な作動を確保
することができ、結果としてモータの小型化を図ること
ができる。
【0035】しかも、これらの発明によれば、モータの
小型化を図ることによって電源装置の小型化をも図るこ
とができ、一層プリンターの小型化を図ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンターの一実施例を示すブロ
ック図。
【図2】同じく上ケースを分離した状態の外観斜視図。
【図3】同じく断面図。
【図4】(a)(b)(c)はそれぞれ作用説明図。
【図5】従来のプリンターの概略説明図。
【図6】従来のプリンターの作用説明図。
【符号の説明】
106 キャリッジモータ 107 紙送り用モータ 210 サーミスタ 211 温度検出回路 220 CPU 221 ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを備えたプリンターにおいて、プ
    リンター内部の温度を検出する温度検出手段と、この温
    度検出手段により検出された温度が低いときには低速で
    モータを駆動し、温度が高いときには高速でモータを駆
    動するモータ駆動制御手段とを備えたことを特徴とする
    プリンター。
  2. 【請求項2】 モータを備えたプリンターにおいて、プ
    リンター内部の温度を検出する温度検出手段と、この温
    度検出手段により検出された温度が低いときには大きな
    電流でモータを駆動し、温度が高いときには小さな電流
    でモータを駆動するモータ駆動制御手段とを備えたこと
    を特徴とするプリンター。
JP4051600A 1992-03-10 1992-03-10 プリンター Pending JPH05254217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4051600A JPH05254217A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 プリンター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4051600A JPH05254217A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 プリンター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05254217A true JPH05254217A (ja) 1993-10-05

Family

ID=12891399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4051600A Pending JPH05254217A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 プリンター

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JP (1) JPH05254217A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11147322A (ja) * 1997-08-29 1999-06-02 Seiko Epson Corp プリンタ
US7019481B2 (en) 2003-02-04 2006-03-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Carriage driving apparatus and motor control method
US7097264B2 (en) 2002-08-29 2006-08-29 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and printing apparatus control method

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000816